JPH02261839A - 貯蔵安定性非沈降性エマルジョン及びその製造方法 - Google Patents

貯蔵安定性非沈降性エマルジョン及びその製造方法

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JPH02261839A
JPH02261839A JP8022889A JP8022889A JPH02261839A JP H02261839 A JPH02261839 A JP H02261839A JP 8022889 A JP8022889 A JP 8022889A JP 8022889 A JP8022889 A JP 8022889A JP H02261839 A JPH02261839 A JP H02261839A
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carbon atoms
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formula
alkyl group
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Molet Hans
ハンス モレット
Holler Martin
マルチン ホレル
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Ciba Geigy AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酸化防止剤を含む貯蔵安定性、非沈降性エマ
ルジョン及び乳化重合されたポリマー及の上記エマルジ
ョンの用途に関する。フェノール系酸化防止剤を含む貯
蔵安定性分散液を製造することは米国特許第3,962
.123号明細書から公知である。この種の分散液は、
自体固体のフェノール系酸化防止剤の他に脂肪酸石けん
又は非イオン性あるいはアニオン性表面活性剤及び水を
含む。このような分散液の製造は、種々の成分を混合す
ることによって行われる。混合は、不都合にも高速攪拌
機を用いて実施しなければならない。したがって、分散
液の製造に高いエネルギー消費とともに高い装置費を必
要とする。
ところで、手作業でも簡単に、また、利用しうるエネル
ギー源を穏和に取り扱って製造することのできる新規貯
蔵安定性酸化防止剤含有エマルジョンを見出した。
本発明によるエマルジョンは、 a)エマルジョンに対して10〜80重量%の酸化防止
剤、 b)エマルジョンに対して0.25〜10重量%の一般
式:  R−COOY 〔式中Rは炭素原子数3〜1日の直鎖若しくは分岐鎖ア
ルキル基、炭素原子数3〜1日の直鎖若しくは分岐鎖ア
ルケニル基又はアルキル部分に3〜18個の炭素原子を
有するフェニル−アルキル基牽表わし、Yはアルカリ金
属を表す〕のその場でけん化される脂肪酸の形の表面活
性剤、C)エマルジョンに対して0.25〜10重量%
の一般式:  R’−OH 〔式中R′は炭素原子数4〜19の直鎖若しくは分岐鎖
アルキル基、炭素原子数4〜19の直鎖若しくは分岐鎖
アルケニル基又はアルキル部分に4〜19個の炭素原子
を有するフェニル−アルキル基を表わす〕のアルコール
の形の共表面活性剤及び d)全量100重量%にする残りの量の水を含む。
本発明において、前記のような酸化防止剤及び水を含む
貯蔵安定性非沈降性エマルジョンの製造方法は、液状又
は加温すると液化する酸化防止剤を一般弐F3−COO
H(式中Rは炭素原子数3〜18の直鎖若しくは分岐鎖
アルキル基、炭素原子数3〜18の直鎖若しくは分岐鎖
アルケニル基又はアルキル部分に3〜18個の炭素原子
を有するフェニル−アルキル基を表わす)の酸及び一般
式R’ −OH(式中R′は炭素原子数4〜19の直鎖
若しくは分岐鎖アルキル基、炭素原子数4〜19の直鎖
若しくは分岐鎖アルケニル基又はアルキル部分に4〜1
9個の炭素原子を有するフェニル−アルキル基を表わす
)のアルコールと一緒に加熱し、続いてアルカリ金属水
酸化物の水溶液を、酸が中和するまで溶融液に添加し、
場合によりさらに水を添加してエマルジョンを希釈する
ことを特徴とする。
本発明は、さらに、前記方法によって得られる前記のよ
うな酸化防止剤及び水を含む貯蔵安定性非沈降性エマル
ジョンを包含する。
・使用する酸化防止剤自体は、液状又は固定であってよ
い、特に、本発明は、室温で固体の酸化防止剤に関する
酸化防止剤は、一連のフェノール系酸化防止剤から選択
するのが好ましい。
好適な酸化防止剤としては、例えば、一般式(): 〔式中R1は炭素原子数1〜18のアルキル基、炭素原
子数5〜12のシクロアルキル基、炭素原子数1〜4の
アルキル基で置換された炭素原子数5〜12のシクロア
ルキル基、フェニル基又は炭素原子数7〜9のアラルキ
ル基を表わし、R2は水素原子、炭素原子数1〜18の
アルキル基、炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、
炭素原子数1〜4のアルキル基で置換された炭素原子数
5〜12のシクロアルキル基、フェニル基又は炭素原子
数7〜9のアラルキル基を表わし、R3は水素原子又は
メチル基を表わし、nは1又は2であり、nが1のとき
、Aは −(C,H!、)−C−00Rh (式中XはO〜6を表わし、R6は水素原子、炭素原子
数1〜23のアルキル基、炭素原子数5〜12のシクロ
アルキル基又は炭素原子数1〜4のアルキル基で置換さ
れた炭素原子数5〜12のシクロアルキル基を表わす)
であり、R4は−OHを表わし、R5は水素原子を表わ
し、nが2のとき、Aは (式中Xは0〜6を表わし、Xは酸素又は硫黄を表わし
、aは2〜6を表わし、bは3〜40を表わす)であり
、R4は−OHを表わし、R5は水素原子を表わし、n
が2のとき、Aは−S−−0−CHz  S  CHz
    CHz  N  CH2−Rフ (式中R’lは炭素原子数1〜18のアルキル基、未置
換フェニル基、ヒドロキシ基で置換されたフェニル基、
炭素原子数1〜18のアルキル基で置換されたフェニル
基、フェニル基で置換された炭素原子数1〜18のアル
キル基又はヒドロキシフェニル基で置換された炭素原子
数1〜18のアルキルを表わす)又は炭素原子数1〜2
0の未置換アルキレン基又は炭素原子数1〜20のアル
キル基で置換された炭素原子数1〜20のアルキレン基
を表わし、R4が−OHで、R5は水素原子を表わすか
又はR5が−OHで、R4は水素原子又は炭素原子数1
〜4のアルキル基を表わす〕の化合物がある。
酸化防止剤としては、一般式(Ia):〔式中計、R2
、R3及びR6は前記のものを表わし、Xは2又は3の
数を表わす〕の化合物が好ましい。
前記一般式(Ia)の化合物は、基−(CxH2x)−
CH。
が−CH,−CH2−又は−CH2−CH−を表わす場
合に特に好ましい。
さらに、R1がメチル基又はtert−ブチル基、R2
がter t−ブチル基、R3が水素を表わす一般式(
Ia)の化合物が好ましい。また、R6が炭素原子数4
〜18のアルキル基、特に、炭素原子数12〜18のア
ルキル基を表わす一般式(Ia)の化合物が好ましく、
Rhについては炭素原子数12又は18のアルキル基が
殊に好ましい。
一般式(Ia)の殊に好ましい化合物は、式:の化合物
である。
一般式(Ia)の化合物は、米国特許第3,644.4
82号明細書から自体公知であり、例えば該明細書に記
載されている方法で製造することができる。
さらに、一般式(Ib): 〔式中X、R’、R”及びR3は前記のものを表わし、
Xは2又は3であり、aは2〜4であり、bは3〜28
である〕の化合物も好ましい。
R′がメチル基又はter t−ブチル基、Rtがte
rt−ブチル基、R3が水素を表わす一般式(I b)
の化合物が好ましい。また、Xが酸素を表わす一般式(
Ib)の化合物が好ましい。さらに、基−(C,H!、
)−が−CH,−CH,−又はCH。
−CH2−CH−を表わす一般式(Ib)の化合物も好
ましい。
さらに、aが2を表わす一般式(I b)の化合物が好
ましい。この他に、bが3を表わす一般式(Ib)の化
合物が好適である。
殊に、式(Ib)の化合物は、 であるのが好適である。
一般式(Ib)の化合物は、ドイツ連邦共和国特許出願
公開第2,133,374号公報から自体公知であり、
例えば、該公報に記載されている方法で製造することが
できる。
さらに別の好ましい化合物群は、一般式(Ic):を表
わし、Aは−S−−CH,−3−CH2−−CH2−−
CH−又は−CH2−N−CH2n C2Hq    
        CHxを表わす〕を有するものである
R1及びR2がそれぞれ独立に水素又は炭素原子数1〜
4のアルキル基、特に好ましくはメチル基又はter 
t−ブチル基を表わす一般式(Ic)の化合物が好まし
い。
特に、RIがtert−ブチル基、R2が水素、R3が
水素、R4が−OH,R’がメチル基であるか又はR1
がter t−ブチル基、R2がメチル基、R3が水素
、R4が−OH,R’が水素である一般式(Ic)の化
合物が好ましい。その他、一般式(I c)の化合物の
うち特に好ましいものは、RI及びR2がtert−ブ
チル基を表わし、R3及びR5が水素、R4が−OHを
表す化合物である。
一般式(I c)の化合物は、式: 〔式中R1,R1,R3、R4及びR’は前記のものの
化合物であるのが殊に好ましい。
一般式(I a)の化合物自体は、例えば英国特許第1
,349,669号明細書から公知である。
上記の説明において、RI、R2及びR7がアルキル基
又は炭素原子数1〜18のアルキル基を表わす場合、例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基、2−ブチル基、t−
ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ヘキシル基、
ヘプチル基、3−ヘプチル基、オクチル基、2−エチル
ヘキシル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデ
シル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル
基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基又はオクタデシル
基、2−エチルブチル基、1−メチルペンチル基、」、
3−ジメチルブチル基、1゜1.3.3−テトラメチル
ブチル基、1−メチルヘキシル基、イソヘプチル基、l
−メチルヘプチル基、1,1.3−)リメチルヘキシル
基又は1−メチルウンデシル基が挙げられる。
R6は、炭素原子数1〜23のアルキル基を表すごとが
できる。例えば、上に列挙したアルキル基があり、その
他に例えばエイコシル基、ヘンエイコシル基又はトコシ
ル基が挙げられる。
R4については一般的に、また、R1及びR2、につい
ては好ましいものに、炭素原子数1〜4のアルキル基、
例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基、2−ブチル基及びt
−ブチル基が挙げられ、これらのうちメチル基及びn−
ブチル基が殊に好ましい。
R6は、炭素原子数8〜1日のアルキル基であるのが好
ましく、炭素原子数12〜18のアルキル基が殊に好ま
しく、特に、ラウリル基及びステアリル基が好ましい。
R7の好適な例は、R1及びR2について上記したよう
な炭素原子数1〜4のアルキル基であり、殊にメチル基
及びn−プロピル基が好ましい。
R1,R2又はRhが炭素原子数5〜12のシクロアル
キル基を表わす場合、例えばシクロペンチル基、シクロ
ヘキシル基、シクロオクチル基又はシクロドデシル基を
挙げることができる。炭素原子数1〜4のアルキル基で
置換された炭素原子数5〜12のシクロアルキル基は、
例えば、2−又は4−メチルシクロヘキシル基、ジメチ
ルシクロヘキシル基、トリメチルシクロヘキシル基及び
n−ブチルシクロへキシル基である。
R1又はR2が炭素原子数7〜9のアラルキル基を表わ
す場合、例えばベンジル基及びメチルベンジル基がある
R7は炭素原子数1〜18のアルキル基で置換されたフ
ェニル基、例えばメチルフェニル基、ジメチルフェニル
基、トリメチルフェニル基、エチルフェニル基、イソプ
ロピルフェニル基、む−メチルフェニル基、ジーし一ブ
チルフェニル基又は26−ジーt−ブチル−4−メチル
フェニル基を表すことができる。
Aは、炭素原子数1〜20の未置換アルキレン基又は炭
素原子数1〜20のアルキル基で置換された炭素原子数
1〜20のアルキレン基を表す場合、その具体例として
は、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、トリメチ
レン基、2.2−ジメチル−1,3−プロパンジイル基
、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレ
ン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、デカメチ
レン基又はドデカメチレン基があり、このうちメチレン
基が好ましい。
前記の酸化防止剤は、単独で又は混合物として使用する
ことができる。エマルジョンは、さらに製品エマルジョ
ンにおいて、その場でけん化される式R−COOYの脂
肪酸である表面活性剤を含む。
式R−COOHの脂肪酸から出発してその場で式Y−O
Hのアルカリ金属水酸化物を用いて、対応する式R−C
OOYの脂肪酸塩を生成させる。
この脂肪酸塩がエマルジョン系における表面活性剤であ
る。
脂肪酸としては、例えば、Rが炭素原子数3〜18のア
ルキル基を表すものがある。このような脂肪酸は、醋酸
(ブタン酸)、イソ酪酸(2−メチルプロパン酸)、吉
草酸(ペンタン酸)、イソ吉草酸(3−メチルブタン酸
)、ピバリン酸(2゜2−ジメチルプロパン酸)、ラウ
リン酸(ドデカン酸)、ミリスチン酸(テトラデカン酸
)、パルミチン酸(ヘキサデカン酸)、ステアリン酸(
オクタデカン酸)及びエイコサン酸である。
炭素原子数12〜18の酸、例えば、ラウリン酸、パル
ミチン酸及びステアリン酸が好ましい。
また、ラウリン酸及びステアリン酸が特に好ましい 前記の酸は、好ましくは末端位置で、フェニル基で置換
されていてもよい。
Rが炭素原子数3〜18の直鎖又は分岐鎖アルケニル基
を表す場合、例えば、メタクリル酸(2メチルプロペン
酸)、クロトン酸(トランス2−ブテン酸)、イソクロ
トン酸(シス−2−フテン酸)、油酸(シス−9−オク
タデセン酸)、エライジン酸(トランス−9−オクタデ
セン酸)、ソルビン酸()ランス、トランス−2,4−
へキサジエン酸)、リノール酸(シス、シス−9,12
オクタデカジエン酸)又はリルン酸(シス。
シス、シス−9,12,15−オクタデカトリエン酸)
が挙げられる。
前記の酸自体の混合物又は市場で得られる酸混合物、例
えばトール油として知られている酸混合物も同様に好適
である。
一般式Y−OHのアルカリ金属水酸化物において、Yは
Li、Na、に、Rb及びCsを表わし、このうちNa
及びKが好ましく、Kが特に好ましい。アルカリ金属水
酸化物の混合物を使用することもできる。
脂肪酸の形の表面活性剤は一般式R−COOYを有し、
この式中R−Cooは炭素原子数12〜18の脂肪酸残
基を表わし、YはNa又はKを表わすのが好ましい。
本発明によるエマルジョンは、さらに、共表面活性剤の
作用を及ぼす一般式R’ −OHのアルコール又はアル
コール混合物を含む。記号R′は、例えば炭素原子数4
〜18の直鎖又は分岐鎖アルキル基、好ましくは炭素原
子数4〜18の直鎖アルキル基を表す。アルコールは、
例えば、R′がn−ブチル基、イソブチル基、2−ブチ
ル基、ペンチル基、イソペンチル基、ヘキシル基、ヘプ
チル基、3−ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキ
シル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル
基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、
ヘキサデシル基、ヘプタデシル基又はオクタデシル基及
び場合により、2−エチルブチル基、1−メチルペンチ
ル基、1,3−ジメチルブチル基、!、1,3.3−テ
トラメチルブチル基、1−メチルヘキシル基、イソヘプ
チル基、1−メチルへブチル基、1,1.3−1−ジメ
チルへキシル基又は1−メチルウンデシル基を表わすも
のである。R′の好ましいものは、炭素原子数12〜1
日の直鎖アルキル基であり、R’ −OHが特にラウリ
ルアルコール及びステアリルアルコールである。
R′が炭素原子数4〜18の直鎖又は分岐鎖アルケニル
基を表わす場合、例えば2−メチルプロパン基、トラン
ス−2−ブテン基、シス−9−オクタデセン基、トラン
ス−9−オクタデセン基、トランス、トランス−2,4
−へキサジエン基、シス、シス−9,12−オクタデカ
ジエン基又はシス、シス、シス−9,12,15−オク
タデカトリエン基が挙げられる。
式R’−OHのアルコールの例としては、さらに、1−
ドデカノール、1−トリデカノール、1−テトラデカノ
ール、1−ペンタデカノール、1ヘキサデカノール、1
−ヘプタデカノール、■−オクタデカノール、2−メチ
ル−1−ウンデカノール、2−プロピル−1−ノナノー
ル、2−ブチル−ニーオクタツール、2−メチル−1−
トリデカノール、2−エチル−1−ドデカノール、2プ
ロピル−1−ウンデカノール、2−ブチル−1−デカノ
ール、2−ペンチル−1−ノナノール、2−へキシル−
1−オクタツール、2−メチル1−ペンタデカノール、
2−エチル−1−テトラデカノール、2−プロピル−1
−トリデカノール、2−ブチル−1−ドデカノール、2
−ペンチル−1−ウンデカノール、2−へキシル−1−
デカノール、2−へブチル−1−デカノール、2−ヘキ
シル−1−ノナノール、2−オクチル−1−オクタツー
ル、2−メチル−1−ヘプタデカノール、2−エチル−
1−ヘキサデカノール、2−プロピ/l/−1−ペンタ
デカノール、2−ブチル−1−テトラデカノール、1−
ペンチルー1−トリデカノール、2−へキシル−1−ド
デカノール、2−オクチル−1−デカノール、2−ノニ
ル−1−ノナノール、2−ドデカノール、3−ドデカノ
ール、4−ドデカノール、5−ドデカノール、6−ドデ
カノール、2−テトラデカノール、3−テトラデカノー
ル、4−テトラデカノール、5−テトラデカノール、6
−テトラデカノール、7−テトラデカノール、2−ヘキ
サデカノール、3−ヘキサデカノール、4−ヘキサデカ
ノール、5−ヘキサデカノール、6−ヘキサデカノール
、7−ヘキサデカノール、8−ヘキサデカノール、2−
オクタデカノール、3−オクタデカノール、4−オクタ
デカノール、5−オクタデカノール、6−オクタデカノ
ール、7−オクタデカノール、8−オクタデカノール、
9−オクタデカノール、9−オクタデカノール−1,2
,4,6−ドリメチルー1−ヘプタツール、2,4,6
.8−テトラメチル−1ノナノール、3,5.5−1−
ジメチル−1−ヘキサノール、3,5.5,7.7−ペ
ンタメチル1−オクタツール、3−ブチル−1−ノナノ
ール、3−ブチル−1−ウンデカノール、3−へキシル
−1−ウンデカノール、3−へキシル−1−トリデカノ
ール、3−オクチル−1−トリデカノール、2−メチル
−2−ウンデカノール、3−メチル−3−ウンデカノー
ル、4−メチル−4−ウンデカノール、2−メチル−2
−トリデカノール、3−メチル−3−トリデカノール、
4−メチル3−トリデカノール、4−メチル−4−トリ
デカノール、3−エチル−3−デカノール、3−エチル
−3−ドデカノール、2,4,6.8−テトラメチル−
2−ノナノール、2−メチル−3−ウンデカノール、2
−メチル−4−ウンデカノール、4−メチル−2−ウン
デカノール、5−メチル−2−ウンデカノール、4−エ
チル−2−デカノール、4−エチル−3−デカノール、
1−ヘキシン−3−オール及びオレイルアルコールがあ
る。
R1がアルキル部分に4〜18個の炭素原子を有するフ
ェニル−アルキル基を表す場合、好ましくは末端位置で
、フェニル基で置換された前記アルキル基が該当する。
本発明によるエマルジョンの冒頭に記載した製造方法は
、前記の酸化防止剤又は酸化防止剤混合物、表面活性剤
としての酸及び共表面活性剤としてのアルコールを加熱
し、室温で固体の物質に関する限り、温度上昇によって
一緒に溶融し、相互に混合する方法で実施する。必要に
応じて、溶融液又は混合物を100 ’C以下に冷却し
、続いてアルカリ金属水酸化物の水溶液を添加する。そ
の際、アルカリ金属水酸化物の濃度は、例えば、0.1
〜15重量%、通常1〜5重量%、好ましくは1〜3重
量%とする。温度は、アルカリ金属水酸化物溶液の添加
中は60〜100°Cに保持しなければならず、したが
ってアルカリ金属水酸化物溶液を加温状態で溶融液又は
混合物に添加する。各成分を完全に均一に混合するため
、攪拌するのが好ましい、そのため、好ましくは加熱し
うる自体公知の攪拌容器及び攪拌装置を使用することが
できる。
アルカリ金属水酸化物の量は、酸の量に依存し、1当量
の酸に対しては約1当量のアルカリ金属水酸化物を使用
するように、簡単に計算することができる。化学量論的
量より約±5%の変動は乳化作用に影響しない。保持し
なければならない温度は、通常60〜100°C1好ま
しくは70〜90°Cである。アルカリ金属水酸化物水
溶液を徐々に流入させるのが好ましい。一般に、油中水
型エマルジョンが形成される。このエマルジョン中にさ
らに水を所望の酸化防止剤濃度に達するまで添加するが
、その際、エマルジョンは目的とする水中油型エマルジ
ョンに逆転する。前記のように、全乳化工程の間、攪拌
すべきであり、その場合、相を良好に混合するには、簡
単な攪拌機で緩徐に、また、極めて弱い機械的力を作用
させて攪拌すれば全く充分である。この方法は、殊に発
泡が起こらないという利点を有する。
冷却後、直径約1〜3μmの平均液滴径を有する水中油
型エマルジョンが得られる。
エマルジョンは、酸化防止剤20〜40重量%、式R−
COOHの酸のアルカリ金属塩の形の表面活性剤と式R
’ −OHのアルコールの形の共表面活性剤の混合物0
.5〜20重量%を含むのが好ましい。表面活性剤:共
表面活性剤の重量比は、少なくとも1:1、好ましくは
1:1〜l:4、さらに好ましくは1:1〜1:3、特
に好ましくは1:1〜1:2である。
エマルジョン中の水の総量は、10重量%から90重量
%未満であってよい。35〜75重量%の水分量が好ま
しい。アルカリ金属塩の前記溶液に対して必要な水の量
を計算し、水の総量からアルカリ金属水酸化物溶液の製
造に必要な量を算出することは容易である。残りの水は
、エマルシヨンを100重量%にする残量であり、前記
のように、エマルジョンの製造工程の最後に添加する。
このようなエマルジョンは、直接さらに使用するか又は
濃縮物を作り、これをその使用目的に応じてさらに希釈
することができる。
a)酸化防止剤30〜35重量%、 b)式R−COOY (式中R及びYは前記のものを表
す)の酸のアルカリ金属塩の形の表面活性剤0.8〜3
.5重量%、 c)9式R’ −OH(式中R′は前記のものを表わす
)のアルコールの形の共表面活性剤0.8〜7重量%及
び d)水54.5〜68.4重量% を含む本発明によるエマルジョンが特に好ましい。
本発明はさらに、乳化重合されたポリマー及びコポリマ
ーの安定化のための本発明のエマルジョン及び/又は本
発明により製造されたエマルジョンの使用に関する。本
発明によるエマルジョンは、製造方法が乳化重合又は共
重合法であって、水中で乳化可能な酸化防止剤が求めら
れるか又はその実施中に酸化防止剤が混合されうる方法
である限り、後記のポリマー及びコポリマーの製造工程
で使用することができる。
ポリマー及びコポリマーの例を以下に列挙する:1)七
ノー及びジオレフィンのポリマー、例えばポリプロピレ
ン、ポリイソブチレン、ポリブテン−1、ポリメチルペ
ンテン−1、ポリイソプレン又はポリブタジェン及びシ
クロオレフィン、例えばシクロペンテン若しくはノルボ
ルネンの重合物、さらにポリエチレン(場合により網状
化されていてもよい)、例えば高密度ポリエチレン(H
DPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、低密度線
状ポリエチレン(LLDPE)。
2)1)に挙げたポリマーの混合物、例えばポリプロピ
レンとポリイソブチレンとの混合物、ポリプロピレンと
ポリエチレンとの混合物(例えばPP/HDPE、PP
/LDPE)及び種々の型のポリエチレンの混合物(例
えばL D P E/HD PE)。
3)モノ−及びジオレフィン相互又は他のビニルモノマ
ーとのコポリマー、例えばエチレン−プロピレン−コポ
リマー、低密度線状ポリエチレン(LLDPE)及びこ
れと低密度ポリエチレン(LDPE)との混合物、プロ
ピレン−ブテン1−コポリマー、プロピレン−イソブチ
レン−コポリマー、エチレン−ブテン−1−コポリマー
エチレン−ヘキセン−コポリマー、エチレン−メチルペ
ンテン−コポリマー、エチレン−へブテン−コポリマー
、エチレン−オクテン−コポリマー、プロピレンーブタ
ジエンーコボリマー、イソブチレン−イソプレン−コポ
リマー、エチレン−アルキルアクリレート−コポリマー
、エチレン−アルキルメタクリレート−コポリマー、エ
チレン酢酸ビニル−コポリマー又はエチレン−アクリル
酸−コポリマー及びその塩(イオノマー)、並びにエチ
レンとプロピレン及びジエン、例えばヘキサジエン、ジ
シクロペンタジェン又はエチリデンノルボルネンとのク
ーポリマー、さらにこのようなコポリマー相互及び1)
に挙げたポリマーとの混合物、例えばポリプロピレン/
エチレン−プロピレン−コポリマー、L D P E/
エチレン−酢酸ビニル−コポリマー LDPE/エチレ
ン−アクリル酸−コポリマー LLDPE/エチレン−
酢酸ビニル−コポリマー及びL L D P E/エチ
レン−アクリル酸−コポリマー 3a)炭化水素樹脂(例えば炭素原子数5〜9のもの)
及びその水素添加変性物(例えば粘着性化樹脂)。
4)ポリスチレン、ポリ−(p−メチルスチレン)、ポ
リ−(α−メチルスチレン)。
5)スチレン又はα−メチルスチレンとジエン又はアク
リル誘導体とのコポリマー、例えばスチレン−ブタジェ
ン−コポリマー、スチレン−アクリロニトリル−コポリ
マー、スチレン−アルキルメタ・クリレート−コポリマ
ー、スチレン−ブタジェン−アルキルアクリレート−コ
ポリマー、スチレン−マレイン酸無水物−コポリマー、
スチレンアクリロニトリル−メチルアクリレート−コポ
リマー;スチレン−コポリマー及び他のポリマー例えば
ポリアクリレート、ジエン−ポリマー又はエチレンープ
ロピレンージエンーターポリマーから成る衝撃強度の高
い混合物;並びにスチレンのブロックコポリマー、例え
ばスチレン−ブタジェン−スチレン、スチレン−イソプ
レン−スチレン、スチレン−エチレン/ブチレン−スチ
レン又はスチレン−エチレン/プロピレン−スチレンの
ブロックコポリマー 6)スチレン又はα−メチルスチレンのグラフトコポリ
マー、例えばポリブタジェンにスチレンをグラフトした
グラフトコポリマー、ポリブタジェン−スチレン−コポ
リマーあるいは、ポリブタジェン−アクリロニトリル−
コポリマーにスチレンをグラフトしたグラフトコポリマ
ー、ポリブタジェンにスチレン及びアクリロニトリル(
あるいはメタクリレートリル)をグラフトしたグラフト
コポリマー、ポリブタジェンにスチレン、アクリロニト
リル及びメチルメタクリレート・をグラフトしたグラフ
トコポリマー、ポリブタジェンにスチレン及びマレイン
酸無水物をグラフトしたグラフトコポリマー、ポリブタ
ジェンにスチレン、アクリロニトリル及びマレイン酸無
水物又はマレイン酸イミドをグラフトしたグラフトコポ
リマー、ポリブタジェンにスチレン及びマレイン酸イミ
ドをグラ、フトしたグラフトコポリマー、ポリブタジェ
ンにスチレン及びアルキルアクリレートあるいはアルキ
ルメタクリレートをグラフトしたグラフトコポリマー、
エチレンープロピレンージエンーターポリマーにスチレ
ン及びアクリロニトリルをグラフトしたグラフトコポリ
マー、ポリアルキルアクリレート又はポリアルキルメタ
クリレートにスチレン及びアクリロニトリルをグラフト
したグラフトコポリマー、アクリレート−ブタジェン−
コポリマーにスチレン及びアクリロニトリルをグラフト
したグラフトコポリマー、並びにこれらと5)に挙げた
コポリマー(例えばいわゆるABS−1MBS−1AS
A−又はAES−ポリマーとして知られているもの)と
の混合物。
7)ハロゲン含有ポリマー、例えばポリクロロプレン、
塩化ゴム、塩素化若しくはクロロスルホン化ポリエチレ
ン、エピクロルヒドリンホモポリマー及びコポリマー、
特にハロゲン含有ビニル化合物から成るポリマー、例え
はポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビ
ニル、ポリフッ化ビニリデン;並びにそのコポリマー、
例えば塩化ヒニルー塩化ビニリデンーコポリマー、塩化
ビニル−酢酸ビニル−コポリマー又は塩化ビニリデン−
酢酸ビニル−コポリマー 8)α、β−不飽和酸及びその誘導体から誘導されるポ
リマー、例えばポリアクリレート及びポリメタクリレー
ト、ポリアクリルアミド及びポリアクリロニトリル。
9)8)に挙げたモノマー相互又は他の不飽和モノマー
とのコポリマー、例えばアクリロニトリル−ブタジェン
−コポリマー、アクリロニトリル−アルキルアクリレー
ト−コポリマー、アクリロニトリル−アルコキシアルキ
ルアクリレート−コポリマー、アクリロニトリル−ハロ
ゲン化ビニル−コポリマー又はアクリロニトリル−アル
キルメタクリレート−ブタジェン−ターポリマー10)
不飽和アルコール及びアミンあるいはそのアシル誘導体
又はアセタールから誘導されるポリマー、例えばポリビ
ニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリステアリン酸ビ
ニル、ポリ安息香酸ビニル、ポリマレイン酸ビニル、ポ
リビニルブチラール、ポリアリルフタレート、ポリアリ
ルメラミン及びこれらと1)に挙げたオレフィンとのコ
ポリマー 11)環状エーテルのホモポリマー及びコポリマ、例え
ばポリアルキレングリコール、ポリエチレンオキシド、
ポリプロピレンオキシド又はこれらとビスグリシジルエ
ーテルとのコポリマー12)ポリアセタール、例えばポ
リオキシメチレン及び例えばエチレンオキシドのような
コモノマーを含むポリオキシメチレン;熱可塑性ポリウ
レタン、アクリレート又はMBSで変性されたポリアセ
タール。
13)ポリフェニレンオキシド及び−スルフィド及びこ
れらとスチレンポリマー又はポリアミドとの混合物。
14)一方が末端にヒドロキシル基を有するポリエーテ
ル、ポリエステル及びポリブタジェンと他方が脂肪族又
は芳香族ポリイソシアネートとから誘導されたポリウレ
タン及びその予備生成物。
15)ジアミン及びジカルボン酸及び/又はアミノカル
ボン酸若しくは対応するラクタムから誘導されたポリア
ミド及びコポリアミド、例えばポリアミド4、ポリアミ
ド6、ポリアミド6/6.6/10.6/9.6/12
.4/6、ポリアミド11、ポリアミド12、m−キシ
レン、ジアミン及びアジピン酸から成る芳香族ポリアミ
ド;ヘキサメチレンジアミン及びイソフタル酸及び/又
はテレフタル酸及び場合により変性剤としてエラストマ
ーから製造されたポリアミド、例えば、ポリ2.4.4
−)リメチルへキサメチレンテレフタルアミド、ポリ−
m−フェニレン−イソフタルアミド。前記のポリアミド
とポリオレフィン、オレフィン−コポリマー、イオノマ
ーあるいは化学結合したか若しくはグラフトされたエラ
ストマーとのブロックコポリマー;又はポリエーテル、
例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール又はポリテトラメチレングリコールとのブロックコ
ポリマー。さらに、EPDM又はABSで変性されたポ
リアミド又はコポリアミド;並びに処理の間に縮合され
たポリアミド(“RIM−ポリアミド系°”)。
16)ポリ尿素、ポリイミド、ポリアミド−イミド及び
ポリベンズイミダゾール。
17)ジカルボン酸及びジアルコール及び/又はヒドロ
キシカルボン酸若しくは対応するラクトンから誘導され
たポリエステル、例えばポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリ−1,4−ジメチロ
ールシクロヘキサンテレフタレート、ポリヒドロキシベ
ンゾエート、及びヒドロキシル末端基を有するポリエー
テルから誘導されたブロック−ポリエーテル−エステル
;さらにポリカーボネート又はMBSで変性されたポリ
エステル。
1日)ポリカーボネート及びポリエステルカーボネート
19)ポリスルホン、ポリエーテルスルホン及びポリエ
ーテルケトン。
20)アルデヒドとフェノール、尿素又はメラミンとか
ら誘導された網状化ポリマー、例えばフェノール−ホル
ムアルデヒド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂及びメ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂。
21)乾性及び非乾性アルキド樹脂。
22)飽和及び不飽和ジカルボン酸と多価アルコールの
コポリエステル及び網状化剤としてビニル化合物から誘
導された不飽和ポリエステル樹脂並びにそのハロゲン含
有難燃性変性物。
23)置換アクリル酸エステル、例えばエポキシアクリ
レート、ウレタン−アクリレート又はポリエステル−ア
クリレートから誘導された網状化アクリル樹脂。
24)メラミン樹脂、尿素樹脂、ポリイソシアネート又
はエポキシド樹脂で網状化されたアルキド樹脂、ポリエ
ステル樹脂及びアクリレート樹脂。
25)ポリエポキシド、例えばビス−グリシジルエーテ
ル又は脂環式ジエポキシドから誘導された網状化エポキ
シド樹脂。
26)天然ポリマー、例えばセルロース、天然ゴム、ゼ
ラチン並びにその重合同族体に化学的に変形された誘導
体、例えば酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース及
び酪酸セルロースあるいはセルロースエーテル、例えば
メチルセルロース;並びにコロホニウム樹脂及び誘導体
27)前記のポリマーの混合物(ポリブレンド)、例え
ばP P/E P DM、ポリアミド/EPDM又はA
BS、PVC/EVA、、PVC/ABS、PVC/M
BS、PC/ABS、PBTP/ABS、PC/ASA
、PC/PBT、PVC/CPE。
PVC/アクリレート、POM/熱可塑性PUR。
PC/熱可塑性PURSPOM/アクリレート、POM
/MBS、PPO/HIPS、PPO/PA6.6及び
コポリマー、PA/HDPESPA/PP、PA/PP
0゜ 28)天然及び合成有機物質(純粋なモノマー化合物又
はその混合物)、例えば鉱油、動物性若しくは植物性脂
肪、油及びロウ、又は合成エステル(フタレート、アジ
ペート、ホスフェート又はトリメリテート)を基質とす
る油、ロウ及び脂肪、並びに合成エステルと鉱油との任
意の混合比の混合物(例えば、紡糸調合物)並びにその
水性エマルジョン。
29)天然ゴム又は合成ゴムの水性エマルジョン、天然
ゴムラテックス又はカルボキシル化スチレン−ブタジェ
ン−コポリマーのラテックス。
本発明によるエマルジョンは、乳化重合されたポリマー
及びコポリマー、例えばABS、MBS、SB−及び5
BR−ラテックスの安定化に好適に使用される。
一般に、本発明による乳化剤の量は、最終生成物である
重合物又は共重合物中に酸化防止剤が0.001〜10
重量%、好ましくは0,01〜5重量%、より好ましく
は0.1〜3重量%存在するように選択する。
乳化重合反応には、本発明によるエマルジョンを通常の
量で添加する。例えば、乳化重合系に対して0.01〜
10重量%、好ましくは0.1〜5重量%、より好まし
くは0.5〜2.5重量%の酸化防止剤が系中に存在す
るように割合を選択することができる。
本発明によるエマルジョンは、重合系及び特に乳化重合
系に反応前、始めから又は重合段階が進行してから添加
することができるが、通常、生成するポリマーの凝固前
に添加する。さらに、本発明によるエマルジョンをポリ
マーラテックスに添加し、ラテックスがその最終的形、
例えばフィルム、繊維又は皮膜として施されるまで、組
成物を水に分散された形で保持することができる。
次に、実施例に基づいて本発明を説明する。%及び部に
関する記載は、すべて、特に断らない限り、重量に基づ
くものである。
実施例1 トリエチレングリコール−ビス−3(3tert−フチ
ルー4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−プロピオ
ホードの化学構造の酸化防止剤100gをステアリン酸
2.5−g及びステアリルアルコール2.5gと共に約
100°Cで溶融する。この溶融液に、約85゛Cに冷
却した後、KOHo、49gを溶解した水50−を80
〜85°Cで半馬蹄形攪拌機で緩和に攪拌しながら15
分間に添加する。続いて、さらに約80°Cの脱イオン
水150gを約30分かけて80〜85゛Cで攪拌下に
流入する。
室温に冷却した後、平均液滴径約1〜3μmの水中油型
のクリーム状で、なお良好に流動するエマルジョンが得
られる。このエマルジョンは、室温で数週間安定である
実施例2 3−(3,5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシ
フェニル)−プロピオン酸オクタデシルエステルの化学
構造の酸化防止剤100gをステアリン酸5.0g及び
ステアリルアルコール5.0gと共に約100°Cで溶
融する。この溶融液に、約85°Cに冷却した後、KO
Hl、0gを溶解した水50威を80〜85°Cで穏や
かに攪拌しながら15分間に添加する。次に、さらに脱
イオン水145Inf!。
を約30分かけて80〜85°Cで攪拌下に流入させる
。室温に冷却した後、平均液滴径約1〜3μmの水中油
型のクリーム状で、なお良好に流動するエマルジョンが
得られる。pH9,3実施例3 2.2′−チオビス(4−メチル−5−tert−ブチ
ル−フェノール)の化学構造の酸化防止剤100gをス
テアリン酸2.5g及びステアリルアルコール2.5g
と共に約100℃で溶融する。この溶融液に、約85℃
に冷却した後、K OH0,5gを溶解した水50dを
80〜85°Cで穏やかに攪拌しながら約15分間に添
加する。その後、さらに約80°Cの水150gを弱く
攪拌しながら約30分間に流入させる。室温に冷却した
後、平均液滴径約I〜3μmの水中油型のクリーム状で
、なお良好に流動するエマルジョンが得られる。pl(
9,5 応用例 乳化重合により製造した、乾燥固形分32%のABS−
ラテックスに50°Cの温度で攪拌しながらエマルジョ
ンの形の酸化防止剤0.7重量%を添加する。酸化防止
剤と混合したラテックス200dを激しく攪拌しながら
、HzSo、1.28 g(ABSの乾燥重量に対して
H!5o42重量%に相当)を含む水300dに添加し
て、ラテックスを凝固させる。これを90°Cに加熱し
、この温度に2分間保持し、次いで濾過する。濾過残渣
を脱イオン水で洗浄し、150 mmHgの真空で60
°Cで6時間乾燥する。
ラテックスを乾燥する際の酸化防止剤の保護作用を測定
するため、ラテックスから採取した乾燥粉末5mgをア
ルミニウム製試料ホールグーに秤取し、これを示差熱分
析装置に入れる。試料を空気中で示差熱分析装置中に1
90 ’Cに加熱し、分解が始まるまでの時間を測定す
る。分解は、発熱反応の最高のところで顕著になる。
この時間は、試料1(ステアリルアルコールを含む酸化
防止剤−エマルジョン0.7%を添加したもの)で15
.4分、比較試料2(ステアリルアルコールを含まない
酸化防止剤−エマルジョン0.7%を添加したもの)で
12.6分である。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)エマルジョンに対して1.0〜80重量%の
    酸化防止剤、 b)エマルジョンに対して0.25〜10重量%の一般
    式:R−COOY 〔式中Rは炭素原子数3〜18の直鎖若しくは分岐鎖ア
    ルキル基、炭素原子数3〜18の直鎖若しくは分岐鎖ア
    ルケニル基又はアルキル部分に3〜18個の炭素原子を
    有するフェニル−アルキル基を表わし、Yはアルカリ金
    属を表す〕のその場でけん化される脂肪酸の形の表面活
    性剤、 c)エマルジョンに対して0.25〜10重量%の一般
    式:R′−OH 〔式中R′は炭素原子数4〜19の直鎖若しくは分岐鎖
    アルキル基、炭素原子数4〜19の直鎖若しくは分岐鎖
    アルケニル基又はアルキル部分に4〜19個の炭素原子
    を有するフェニル−アルキル基を表わす〕のアルコール
    の形の共表面活性剤及び d)全量100重量%にする残りの量の水 を含む貯蔵安定性非沈降性エマルジョン。
  2. (2)酸化防止剤として、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1は炭素原子数1〜18のアルキル基、炭素
    原子数5〜12のシクロアルキル基、炭素原子数1〜4
    のアルキル基で置換された炭素原子数5〜12のシクロ
    アルキル基、フェニル基又は炭素原子数7〜9のアラル
    キル基を表わし、R^2は水素原子、炭素原子数1〜1
    8のアルキル基、炭素原子数5〜12のシクロアルキル
    基、炭素原子数1〜4のアルキル基で置換された炭素原
    子数5〜12のシクロアルキル基、フェニル基又は炭素
    原子数7〜9のアラルキル基を表わし、R^3は水素原
    子又はメチル基を表わし、nは1又は2であり、nが1
    のとき、Aは ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中xは0〜6を表わし、R^6は水素原子、炭素原
    子数1〜23のアルキル基、炭素原子数5〜12のシク
    ロアルキル基又は炭素原子数1〜4のアルキル基で置換
    された炭素原子数5〜12のシクロアルキル基を表わす
    )であり、R^4は−OHを表わし、R^5は水素原子
    を表わし、nが2のとき、Aは ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中xは0〜6を表わし、Xは酸素又は硫黄を表わし
    、aは2〜6を表わし、bは3〜40を表わす)であり
    、R^4は−OHを表わし、R^5は水素原子を表わし
    、nが2のとき、Aは−S−、−O−、−CH_2−S
    −CH_2−、▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^7は炭素原子数1〜18のアルキル基、未置
    換フェニル基、ヒドロキシ基で置換されたフェニル基、
    炭素原子数1〜18のアルキル基で置換されたフェニル
    基、フェニル基で置換された炭素原子数1〜18のアル
    キル基又はヒドロキシフェニル基で置換された炭素原子
    数1〜18のアルキルを表わす)又は炭素原子数1〜2
    0の未置換アルキレン基又は炭素原子数1〜20のアル
    キル基で置換された炭素原子数1〜20のアルキレン基
    を表わし、R^4が−OHで、R^5は水素原子を表わ
    すか又はR^5が−OHで、R^4は水素原子又は炭素
    原子数1〜4のアルキル基を表わす〕の化合物を含む請
    求項1記載のエマルジョン。
  3. (3)酸化防止剤として、一般式( I a):▲数式、
    化学式、表等があります▼( I a) 〔式中R^1、R^2、R^3及びR^6は前記のもの
    を表わし、xは2又は3の数を表わす〕の化合物を含む
    請求項2記載のエマルジョン。
  4. (4)基−(C_xH_2_x)−が−CH_2−CH
    _2−又は▲数式、化学式、表等があります▼を表わす
    一般式( I a)の化合物 を含む請求項3記載のエマルジョン。
  5. (5)R^1がメチル基又はtert−ブチル基、R^
    2がtert−ブチル基、R^3が水素を表わす一般式
    ( I a)の化合物を含む請求項3記載のエマルジョン
  6. (6)R^6が炭素原子数4〜18のアルキル基を表わ
    す一般式( I a)の化合物を含む請求項3記載のエマ
    ルジョン。
  7. (7)R^6が炭素原子数12〜18のアルキル基を表
    わす一般式( I a)の化合物を含む請求項3記載のエ
    マルジョン。
  8. (8)R^6が炭素原子数12又は18のアルキル基を
    表わす一般式( I a)の化合物を含む請求項3記載の
    エマルジョン。
  9. (9)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物を含む請求項3記載のエマルジョン。
  10. (10)酸化防止剤として、一般式( I b):▲数式
    、化学式、表等があります▼ 〔式中X、R^1、R^2及びR^3は前記のものを表
    わし、xは2又は3であり、aは2〜4であり、bは3
    〜28である〕の化合物を含む請求項2記載のエマルジ
    ョン。
  11. (11)R^1がメチル基又はtert−ブチル基、R
    ^2がtert−ブチル基、R^3が水素を表わす一般
    式( I b)の化合物を含む請求項10記載のエマルジ
    ョン。
  12. (12)Xが酸素を表わす一般式( I b)の化合物を
    含む請求項10記載のエマルジョン。
  13. (13)基−(C_xH_2_x)−が−CH_2−C
    H_2−又は▲数式、化学式、表等があります▼を表わ
    す一般式( I b)の化合 物を含む請求項10記載のエマルジョン。
  14. (14)aが2を表わす一般式( I b)の化合物を含
    む請求項10記載のエマルジョン。
  15. (15)bが3を表わす一般式( I b)の化合物を含
    む請求項10記載のエマルジョン。
  16. (16)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物を含む請求項10記載のエマルジョン。
  17. (17)酸化防止剤として、一般式( I c):▲数式
    、化学式、表等があります▼( I c) 〔式中R^1、R^2、R^3、R^4及びR^5は前
    記のものを表わし、Aは−S−、−CH_2−S−CH
    _2−、−CH_2−、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼又は▲数式、化学式、表等があります▼ を表わす〕の化合物を含む請求項2記載のエマルジョン
  18. (18)Aが−S−を表す一般式( I c)の化合物を
    含む請求項17記載のエマルジョン。
  19. (19)R^1及びR^2がそれぞれ独立に水素又は炭
    素原子数1〜4のアルキル基を表わす一般式( I c)
    の化合物を含む請求項17記載のエマルジョン。
  20. (20)R^1及びR^2がそれぞれ独立にメチル基又
    はtert−ブチル基を表わす一般式( I c)の化合
    物を含む請求項17記載のエマルジョン。
  21. (21)R^1がtert−ブチル基、R^2が水素、
    R^3が水素、R^4が−OH、R^5がメチル基であ
    るか又はR^1がtert−ブチル基、R^2がメチル
    基、R^3が水素、R^4が−OH、R^5が水素であ
    るか又はR^1及びR^2がtert−ブチル基を表わ
    し、R^3及びR^4が水素を表わし、R^4が−OH
    を表わすか又はR^1がメチル基、R^2がtert−
    ブチル基、R^3及びR^4が水素、R^5が−OHを
    表す一般式( I c)の化合物を含む請求項17記載の
    エマルジョン。
  22. (22)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の化合物を含む請求項17記載のエマルジョン。
  23. (23)一般式:R−COOY 〔式中R−COO−は炭素原子数12〜18の脂肪酸残
    基を表わし、YはNa又はKを表す〕の脂肪酸の形の表
    面活性剤を含む請求項1記載のエマルジョン。
  24. (24)式C_1_1H_2_3COOK及びC_1_
    7H_3_5COOKの脂肪酸の形の表面活性剤を含む
    請求項23記載のエマルジョン。
  25. (25)一般式:R′−OH 〔式中R′は炭素原子数12〜18の直鎖アルキル基を
    表す〕のアルコールの形の共表面活性剤を含む請求項1
    記載のエマルジョン。
  26. (26)式C_1_2H_2_5OH又はC_1_8H
    _3_7OHのアルコールの形の共表面活性剤を含む請
    求項25記載のエマルジョン。
  27. (27)b)一般式R−COOYのその場でけん化され
    る脂肪酸の形の表面活性剤及びc)一般式R′−OHの
    アルコールの形の共表面活性剤を含み、表面活性剤:共
    表面活性剤の重量比が1:1〜1:4である請求項1記
    載のエマルジョン。
  28. (28)b)表面活性剤及びc)共表面活性剤を含み、
    表面活性剤:共表面活性剤の重量比が1:1〜1:2で
    ある請求項27記載のエマルジョン。
  29. (29)酸化防止剤及び水を含む請求項1記載の貯蔵安
    定性非沈降性エマルジョンを製造するため、液状又は加
    温すると液化する酸化防止剤を一般式R−COOH(式
    中Rは炭素原子数3〜18の直鎖若しくは分岐鎖アルキ
    ル基、炭素原子数3〜18の直鎖若しくは分岐鎖アルケ
    ニル基又はアルキル部分に3〜18個の炭素原子を有す
    るフェニル−アルキル基を表わす)の酸及び一般式 R′−OH(式中R′は炭素原子数4〜19の直鎖若し
    くは分岐鎖アルキル基、炭素原子数4〜19の直鎖若し
    くは分岐鎖アルケニル基又はアルキル部分に4〜19個
    の炭素原子を有するフェニル−アルキル基を表わす)の
    アルコールと一緒に加熱し、続いてアルカリ金属水酸化
    物の水溶液を、酸が中和するまで溶融液に添加し、場合
    によりさらに水を添加してエマルジョンを希釈すること
    を特徴とする貯蔵安定性、非沈降性エマルジョンの製造
    方法。
  30. (30)請求項29記載の方法によって得られる請求項
    1記載の酸化防止剤及び水を含む貯蔵安定性非沈降性エ
    マルジョン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160327A (ja) * 1982-03-17 1983-09-22 Jiyuuzen Kagaku Kk 水性樹脂エマルジヨンの安定剤およびこれを用いたエマルジヨンの安定化法
JPS59501368A (ja) * 1982-08-06 1984-08-02 ザ ダウ ケミカル カンパニ− コロイド状の大きさのポリマ−粒子と添加剤とから成る水性分散液およびその製造法

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