JPH02260618A

JPH02260618A - 定電圧発生装置

Info

Publication number: JPH02260618A
Application number: JP1082011A
Authority: JP
Inventors: Hisao Suzuki; 久夫鈴木
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1989-03-31
Filing date: 1989-03-31
Publication date: 1990-10-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本考案は、電源電圧に拘らず常に一定の電圧が得られる
定電圧発生装置に関する。

［従来の技術〕例えば、電子機器などを商用電源電圧が異なる国に輸出
しようとした場合、その電源電圧を電子機器が必要とす
る電圧に切換えるための装置が必要である。

従来、この種の装置では、第３図に示す如く、電源トラ
ンス１の１次側巻線２Ｉに３つ以上のタップ３８．３□
、３３を設け、タップ３１とインレット４と−の間にヒ
ユーズ５を、タップ３□、３３とインレット４との間に
それぞれスイッチ６゜７を挿入しである。また、インレ
ット４に対して、一端に電源電圧に対応した形状のプラ
グ８を有する電源コード９を選択的に接続するようにし
である。なお、１０は電源コード９の他端に設けられた
ソケットである。

電源電圧が異なる場合、その電源電圧に対応したプラグ
８を有する電源コード９を選択し、この電源コード９の
ソケット１０をインレット４に差込む、また、電源電圧
、つまり使用する電源コード９に対応するスイッチ６ま
たは７をオンさせる。

これにより、電源電圧に拘らず、電源トランス１の２次
側巻線２□間には常に一定電圧を得ることができる。

［発明が解決しようとする課題］従来の装置では、電源電圧が異なる場合、その電源電圧
に合った電源コード９を選択しなければならないほか、
使用する電源コード９に対応するいずれかのスイッチ６
．７を操作しなければならない。

また、スイッチ６．７の操作を間違えると、電子機器の
故障や事故に結びつく場合がある。

ここに、本発明の目的は、このような従来の問題を解決
し、切換作業が簡単で、しかも、安全確実に一定電圧を
得ることかできる定電圧発生装置を提供することにある
。

［課題を解決するための手段］請求項第１項記載の発明では、１次側にその基準端から
の巻線数か異なる位置に３つ以上のタップを設けた電源
トランスと、この電源トランスの各タップに接続された
複数の接続端子を有する一方の接続子と、一端に電源電
圧に対応する形状のプラグを有するとともに、他端に前
記一方の接続子と着脱自在に係合しかつ前記いずれか２
つの接続端子と接続される接続端子を含んで構成された
他方の接続子を有する複数本の電源コードとを備え、電
源電圧に対応する電源コードに交換しても、電源電圧に
拘らず電源トランスの２次側が一定電圧となるように構
成した、を具備したことを特徴とする。

また、請求項第２項記載の発明では、請求項第１項記載
の発明において、前記電源トランスの各タップと前記一
方の接続子の各接続端子とを接続する配線のうち、−の
配線を共通とし、他の配線の途中に電源電圧に応じたヒ
ユーズを挿入した、ことを特徴とする。

［作　用］請求項第１項記載の発明では、電源電圧が異なる場合、
その電源電圧に対応した形状のプラグを選択し、その選
択したプラグを有する電源コードを接続する。すると、
両接続子の接続端子により電源トランスの１次側タップ
の接続が切換えられ、電源電圧に拘らず電源トランスの
２次側に一定電圧が得られる。従って、従来のようにス
イッチの操作が必要ないので、切換作業を簡単に、しか
も、安全確実に行うことができる。

また、請求項第２項記載の発明では、電源電圧に応じた
ヒユーズが挿入されているので、より安全を確保できる
。

［実施例］以下、本発明の一実施例を第１図および第２図に基づい
て説明する。

第２図に本実組例の回路構成を示す。同回路は、大きく
分けて、電源トランス１１と、一方の接続子を構成する
インレット２１と、電源コード３１とから構成されてい
る。

電源トランス１１の１次側巻線１２１には、その基準端
からの巻線数が異なる位置に４つのタップ１３．〜１３
．が設けられている。ここでは、タップ１３１を基準端
とし、タップ１３、とタップ１３□との間に１００ｖ、
タップ１３１とタップ１３３との間に１２０ｖ、タップ
１３、とタップ１３４との間に２２０ｖが印加された場
合、２次側巻線１２□には常に一定電圧が得られるよう
に、タップ１３．に対してタップ１３２〜１３゜までの
巻線数が定められている。

インレット２１には、第１図にも示す如く、前記電源ト
ランス１１の各タップ１３．〜１３４に配線２２１〜２
２．を介して接続された接続端子２３＋〜２３．が一定
ピツチ間隔で直線状に配列されている。配線２２．は共
通配線である。他の配線２２□〜２２４の途中には、電
源電圧に対応したヒユーズ２４２〜２４４が挿入されて
いる。

なお、各接続端子２３１〜２３４は、ピン状の端子が着
脱自在に挿入できる穴形状に形成されている。

電源コード３１は、異なる電源電圧に対応して複数本用
意されている。ここでは、第１図に示す如く、１００ｖ
の電源電圧に対応する電源コード３１１と、１２０Ｖの
電源電圧に対応する電源コード３１２と、２２０ｖの電
源電圧に対応する電源コード３１．とが用意されている
。

各電源コード３１．，３１２．３１．の一端には、電源
電圧に対応する互いに異なる形状のプラグ３２．．３２
□、３２３がそれぞれ取付けられている。

また、各電源コード３１１．３１□、３１ｓの他端には
、電源電圧に拘らず前記電源トランス１１の２次側巻線
１２．の電圧が一定電圧となるように、前記インレット
２１のいずれが２つの接続端子２３．〜２３４と接続さ
れる位置に接続端子としてのピン人３Ｉ〜３３４を有す
るソケット３４１〜３４４が取付けられている。ここで
、ソケット３４．〜３４４は、前記一方の接続子をイン
レット２１に対して着脱自在に係合する他方の接続子を
構成している。

つまり、電源コード３１．のソケット３４．には、イン
レット２１の接続端子２３１．２３□と接続される位置
にピン３３．．３３□が突設されている。また、電源コ
ード３１□のソケット３４２には、インレット２１の接
続端子２３．．２３、と接続される位置にピン３３＋　
、３３Ｂが突設されている。さらに、電源コード３３．
のソケット３４．には、インレット２１の接続端子２３
１゜２３４と接続される位置にピン３３＋　、３３−が
突設されている。

各ピン３３．〜３３．は、前記インレット２１の各接続
端子２３．〜２３．に対して抜差自在な形状に形成され
ている。つまり、各ソケット３４、〜３４．は、接続端
子２３１〜２３４とピン３３、〜３３４とより、インレ
ット２１に対して着脱自在に構成されている。

次に、本実施例の作用を説明する。

例えば、ｔｏｏｖの電源電圧の場合には、その１００ｖ
の電源電圧に対応した形状の１ラグ３２１を有する電源
コード３１．を選択し、この電源コード３１１のソケッ
ト３４１をインレット２３１に差込む、すると、ピン３
３．．３３２および接続端子２３．．２３．を通じて電
源トランス１１のタッグ１３１．１３□間に１００ｖが
与えられるので、２次側巻線１２２には一定電圧が得ら
れる。

同様にして、１２０ｖの電源電圧の場合には、電源コー
ド３１２に、２２０ｖの電源電圧の場合には電圧コード
３１．にそれぞれ交換すれば、電源電圧に拘らず電源ト
ランス１１の２次側巻線１２□には一定電圧が得られる
。

従って、本実施例によれば、電源電圧が異なる場合、そ
の電源電圧に対応した形状のプラグ３２、〜３２．を有
する電源コード３１．〜３１．を選択し使用するだけで
、電源電圧に拘らず電源トランス１１の２次側巻線１２
□には一定電圧を得ることができる。よって、従来のよ
うに、スイッチの操作を必要としないので、切換作業を
簡単に、しかも、安全確実に行うことができる。

また、各電源電圧に対応して選択的に接続される配線２
２２〜２２．の途中にその電源電圧に対応するヒユーズ
２４□〜２４．を挿入しであるので、電源電圧によって
流れる電流か変っても、安全を確保することができる。

なお、上記実施例では、インレット２１側の接続端子２
３．〜２３．を穴形状とし、ソケット３４１〜３４．に
ピン３３、〜３３．を突設したが、これとは逆でもよい
、つまり、インレット２１側にピン形状の接続端子を突
設し、ソケット３４１〜３４４に穴形状の接続端子を設
けるようにしてもよい。

また、上記実施例では、インレット２１の接続端子２３
１〜２３．を直線状に配列したが、これを環状に配列す
るようにしてもよい。

また、上記実施例では、タップ１３１を共通とし、この
タッグ１３、とタッグ１３２との間、タップ１３．とタ
ップ１３３との間、タップ１３１とタップ１３４との間
にそれぞれ異なる電圧が印加された場合、２次側巻線１
２□には常に一定電圧が得られるように、タップ１３、
に対してタッグ１３２〜１３．までの巻線数を定めたが
、いずれか２つのタッグ、例えばタップ１３２とタップ
１３３との間、タップ１３３とタップ１３．との間にそ
れぞれ異なる電圧が印加された場合に、２次側巻線１２
□に一定電圧が得られるように、各タップ間の巻線数を
定めておけば、電源コードのソケットには、それらのタ
ップに接続された接続端子に対して接続するピンを設け
ればよい、つまり、−の電源コードのソケットにはピン
３３□。

３３、を、他の電源コードのソケットにはピン３３３．
３３．を設ければよい。

また、上記実施例では、配線２２□〜２２４の途中に電
源電圧に対応したヒユーズ２４□〜２４４を挿入したが
、これらのヒユーズ２４□〜２４、を各電源コード３１
．〜３１．内に挿入するようにしてもＪい。

［発明の効果］請求項第１項記載の発明によれば、電源電圧に対応する
形状のプラグを有する電源コードを選択し使用するだけ
で、一定電圧を得ることができる。

よって、切換作業を簡単に、しかも、安全確実に行うこ
とができる。

また、請求項第２項記載の発明によれば、第１項記載の
発明で述べた効果のほかに、電源電圧に応じたヒユーズ
か挿入されているので、より安全を確保できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部を示ず図、第２図は全
体の回路図である。第３図は従来の定電圧発生装置を示
す回路図である。１１・・・電源トランス、１２□・・・１次側巻線、１２２・・・２次側巻線、１３１〜１３．・・・タップ、２１・・・インレット（一方の接続子）、２２１〜２２
４・・・配線、２３、〜２３４・・・接続端子、２４２〜２４４・・・ヒユーズ、３１、〜３１．・・・電源コード、３２１〜３２２・・・プラグ、３３、〜３３４・・・ピン（接続端子）、３４、〜３４
．・・・ソケット（他方の接続子）。第３図出跋人　東京電気株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）１次側にその基準端からの巻線数が異なる位置に
３つ以上のタップを設けた電源トランスと、この電源ト
ランスの各タップに接続された複数の接続端子を有する
一方の接続子と、一端に電源電圧に対応する形状のプラグを有するととも
に、他端に前記一方の接続子と着脱自在に係合しかつ前
記いずれか２つの接続端子と接続される接続端子を含ん
で構成された他方の接続子を有する複数本の電源コード
とを備え、電源電圧に対応する電源コードに交換しても、電源電圧
に拘らず電源トランスの２次側が一定電圧となるように
構成した、ことを特徴とする定電圧発生装置。
（２）前記電源トランスの各タップと前記一方の接続子
の各接続端子とを接続する配線のうち、一の配線を共通
とし、他の配線の途中に電源電圧に応じたヒューズを挿
入した、ことを特徴とする請求項第１項記載の定電圧発
生装置。