JPH0225995A - 多目的非接触型ｉｃカード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ＦＡ、セキュリティー、個人情報器等のシ
ステムにおいて、ｔｍ波を利用し、非接触で情報の読み
出し、書き込みを行い、返信用電磁波エネルギーとして
受信電磁波の一部を再送出することで、電磁波送出専用
電源を内蔵して〜１ないＩＣカードにおｃする多目的非
接触型ＩＣカードに関する。

〔発明のａ要〕

本発明は、電磁波を利用した情報の読み出し、書き込み
を行うことを目的としたＩＣカードにおいて、水平偏波
、垂直偏波の異なる偏波面を持ったアンテナと、それに
接続される電力分配器と、検波器と、変調器及び各種フ
ィルターから成る高周波部と、ロジックコントローラ、
メモリーから成り立つロジック部から構成し、アナテリ
′の一方の１閏波面より受信した電磁波エネルギーを電
力分配器で２分割する。２分割された電磁波エネルギー
の一方は、検波器で検波されロジックコントローラを制
御する。また、他方の電磁波エネルギーは、変調器によ
りＩＣカード内部の情報を変、ａ　Ｌアンテナのもう一
方の偏波面より返信することにより、返信用電磁波の発
振器とそれの電源装置を内蔵せずに非接触で情報の読み
出し、書き込みができるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、ＩＣカードによる情報の読み出し、書き込みを行
う方法としては、電気的接点を用いる接触方式があり、
接触に伴う不具合がある。それを改善するものとして第
２図に示すブロック線図の方式があり、電磁誘導又は、
電磁波を用いることで非接触方式を実現していた。

その代表的な例として、第２図は、従来方式のうち電磁
誘導方式によるものを説明したものである。読み出し書
き込み装置より送出された情報は受信コイル１に誘起電
圧を発生させ情報信号としてＩＣカード内に取り込まれ
搬送波と信号波を分離する検波器３に導かれその出力１
８号に従ってロジックコントローラ６を作動させプロト
コルに従って記憶回路に書き込んだり読み出したりする
。

読み出した情報を送出する場合には、変調器５により発
振電力増幅器４で発生した高周波エネルギーに変調をか
け送出コイル２より読み出し書き込み装置へ向って送出
する。これらの検出器３、発振電力増幅器４、変調器５
、ロジックコントローラ６及び、記憶回路７に対し、電
源装置８より電源がＩノ（給される０通常のＩＣカード
において電源装置８は乾電池等が使用される。接触方式
の場合には、前記説明中の受信コイル１及び、送出コイ
ル２の各部が電気接点に置き変わり、読み出し１シさ込
み装置の電気接点と接合され、＋７！報の伝達が行なわ
れる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した、従来の方式における問題の原因は、電気的接
点を用いる接触方式では、接点の信顆性の０−を下、接
点接合部に高精度な加工が必要であるという問題点があ
る。また、電気的接点及び、電磁誘導方式に共通の問題
点として、情報の読み出し、書き込み時に、ＩＣカード
を、読み出し書き込み装置に高精度で接触又は、近接さ
せなければならないという問題点がある。さらに、第２
図のような電磁誘導及び、電磁波を用いる方式では、返
信用信号を発生する変調器５や発振電力増幅器４及びそ
れらを駆動するための電源８（例えば電池等）装置を内
蔵しなければならないなどの問題点がある。

〔課題を解決するための手段〕

前述の問題点を解決するためにこの発明は、水平偏波、
垂直偏波の異なる喝波面を持つアンテナと、それに接続
される電力分配器と、検波器及び、各種フィルターから
成る高周波部と、信号を制御するロジックコントローラ
、メモリから成りたつロジック部から多目的非接触型Ｉ
Ｃカードを構成する。水平又は、垂直１η波面のいずれ
かにより受信した電磁波エネルギーを電力分配器に導き
一方は、受信情報とし、他方は、再送出用電磁波エネル
ギーとして利用する。これにより発振器及び、返信送出
用の電源装置は不用となる。

〔作用〕

上記のように構成された多目的非接触型ＩＣカードは、
読み出し書き込み器より電磁波に情報を重畳した信号波
をアンテナで受信し、電力分配器により、分配の片方を
検波器で情報信号として取りだし、制御コードにより記
憶部へ情報を書き込み又は、読み出しを行う０分配の他
方の信号に変調器を設はロジック部よりの情報信号によ
り変調し、空中線の受信（（−波面とは異なる一方より
読み出し送出電磁波とし空中線より読み出し書き込み器
へ向って送出できるのである。

〔実施例〕

以下に、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図は、本発明に関するものを説明したｉ略ブロック
図である。読み出し書き込み装置より送出された情報は
、アンテナ１１で受信され、その電ｒｊ＆波同波面と同
一なボートＡより取り出される。

さらに取り出された信号は電力分配器１２により分割さ
れ、一方は、信号の取り込みとし検波Ｂ１３に導かれ情
報信号としてロジックコン１〜ローラ】７にて制御信号
、記憶データー、送出データーとして取り扱われ、記憶
データーはメモリー１８へ取り込まれる。電力分配器で
分割されたもう一方の信号はフィルター１５を経由し不
用信号を除去される。さらに、送出情報信号があれば、
フィルター１５と空中線１１の間に接続された変調器１
６により、メモリー１８内のノｆｆｉ報をロジックコン
１−ローラー１７を経由して変か１される。変調信号は
、空中線１１の受信ポートＡとは異なる偏波面の送出用
ボートＢより読み出し書き込み装置へ送出される。

前述の通り、本発明は、従来の手法のような信号送出の
ためのエネルギー源となる乾電池等の電源装置は一切必
要としない。

本発明の実施にあたっての具体的手法は、電磁波はマイ
クロ波帯を使用し、空中線は、方型バッチアンテナ、回
路網はマイクロスリップラインを使用し、部品について
はチップ部品を使用することで、小型、薄型な多目的非
接触型ＩＣカードを実現した。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したように、受信電磁波の一部を送
出用エネルギーとしてさらに空中線の受信偏波面と送出
偏波面をかえるという構造、さらに、マイクロストリッ
プラインとチップ部品を使用することにより、小型、薄
型、長期間稼動な多目的非接触型ＩＣカードとなり、Ｆ
Ａ、セキュリティー、個人情報器等において効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明にかかわる多目的非接触型ＩＣカード
のブロック図である。 第２図は、従来手法のＩＣカードにおける概略ブロック
を人わず。 受信コイル 送出コイル 検波器 発Ｊ！Ａ電力増幅器 変調器 ロジックコントローラ 記憶回路 空中線 電力分配器 検波器 フィルター フィルター １６・・・変調器 １７・・・ロジックコントローラ １８・・・メモリー 以上 出願人　セイコー電子工業株式会社 代４Ｈ人　弁理士　　林　　　敬　之　助本兜明に０ソ
１わるセ目閉ハＬ接触ＩＣカードの７゛口・・７図第１
図 ｊ足来手犬のＩＣカート１−お１↑ろホー路フ゛口・・
７図第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　電磁波を媒体として情報の読み出し、書き込みを行う
   ＩＣカードであって、前記電磁波の受信電磁波エネルギ
   ーを２分割し、一方を情報の取り出し、他の一方を返信
   用情報として再送出するものにおいて、前記受信用と前
   記再送出用に水平偏波と垂直偏波のいづれかが対応する
   アンテナを設けたことを特徴とする多目的非接触型ＩＣ
   カード。