JPH02259725A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH02259725A
JPH02259725A JP8118689A JP8118689A JPH02259725A JP H02259725 A JPH02259725 A JP H02259725A JP 8118689 A JP8118689 A JP 8118689A JP 8118689 A JP8118689 A JP 8118689A JP H02259725 A JPH02259725 A JP H02259725A
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JP
Japan
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liquid crystal
film
hard carbon
carbon film
ion beam
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Pending
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JP8118689A
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English (en)
Inventor
Yuji Kimura
裕治 木村
Hitoshi Kondo
均 近藤
Hidekazu Ota
英一 太田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は液晶表示デイスプレーに関するものであり、コ
ンピュータ一端末等のデイスプレーに応用される。
〔従来技術〕
液晶セルを構成する主要な材料には、液晶、透明導電膜
付きガラス基板、偏光板、配向膜。
スペーサー、シール材、導電ペースト、異方導電ゴムコ
ネクター等があるが、中でも配向膜は液晶に直接接触し
表示特性を左右する重要な材料である。
多くに高分子材料がその表面を一定方向にラビングする
ことにより液晶を配向させる能力を持ち、またSin、
の斜方蒸着や両親媒性の界面活性剤を基板に塗布する手
法でも液晶を特定の方向に配向させ得るが、配向の安定
性、耐久性、量産性の総合判断より現在はとんどの液晶
表示素子にはポリイミド系の配向膜が使用されている。
しかし、ポリイミド系はキュアー温度が150〜350
℃と比較的高温であり、アクティブマトリックス基板で
は能動素子の特性に影響がある。
さらにラビング時に能動素子に機械的損傷を与えたり、
ラビング時に発生する静電気により能動素子を破壊する
という欠点がある。さらには。
ポリイミド中に不純物が含まれており、能動素子の活性
層に不純物が混入し、特性への影響が生じる恐れがある
〔目  的〕
本発明は従来の欠点を克服し、能動素子への悪影響がな
く、低温で均一に大面積に形成可能な硬質炭素膜を配向
膜として使用した液晶表示装置を提供することを目的と
する。
〔構  成〕
本発明は、一対の透明基板間に液晶層を持つ液晶表示装
置において、液晶配向膜として硬質炭素膜を用いたこと
を特徴とする液晶表示装置に関する。
配向膜として硬質炭素膜を使用することにより、比較的
低温で、且つ均一に配向膜が形成可能であり、歩留りの
良い液晶表示装置の作製が可能となる。
本発明の好ましい実施態様では、前記液晶表示装置が、
少なくとも1つの画素に少なくとも1つの金属−絶縁体
−金属(M I M)素子を有し、前記MIM素子の絶
縁体が硬質炭素膜からなることを特徴とする。このよう
に配向膜とMIM素子との絶縁層を同一材料とすること
により、配向膜の作製工程が減り、工程の短縮ができ、
コストダウンにつながり、且つ表示品質の良好な液晶表
示装置が得られる。
本発明の別の好ましい実施態様では、前記液晶表示装置
の配向膜としての硬質炭素膜の配向処理がイオンビーム
エツチングにより行なわれることを特徴とする。このよ
うに配向処理として機械的なラビング処理を行わないの
で素子へのダメージがなく、素子が破壊されて起こる表
示欠陥が防止でき1表示品質1歩留りが向上し。
且つ上部電極材料のドライエツチングと配向処理とを連
続的に行うことができる。
以上述べたように1本発明は、従来湿式法で形成されて
いた配向膜を気相成長法で作製した硬質炭素膜を用いた
ところに特徴があり、従来に比べ低温でかつ均一に大面
積が得られるという利点がある1本発明における配向膜
に用いる硬質炭素膜は、一般に室温〜950℃、好まし
くは室温〜300℃の温度で形成される。しかし。
能動素子として硬質炭素膜を用いたMIM素子を使った
場合、硬質炭素膜の形成温度はこの範囲に限られるもの
ではない。
以下にこの装置の作製方法について述べる。
本発明において硬質炭素膜とは、炭素原子及び水素原子
を主要な組織形成元素として、非晶質及び微結晶質の少
なくとも一方を含む硬質炭素膜(i−C膜、ダイヤモン
ド状炭素膜、アモルファスダイヤモンド膜、ダイヤモン
ド薄膜とも呼ばれる)である。
次に本発明の作製方法及び構成について添付図面に従っ
て具体的に説明する。
第1図は本発明の液晶表示装置の形態を示す説明図であ
る。
まず、絶縁透明基板1としては、ガラス板、プラスチッ
ク板又はフレキシブルなプラスチックフィルム等が使用
される0次にこの透明基板1上に液晶表示用透明電極材
料として、ITO。
ZnO:Aρ、 ZnO:Siのような透明電極材料を
スパッタリング、蒸着、CVD法等の方法で数百人から
数US堆積させ、次に所定のパターンにパターニングす
る。このとき単純マトリックス用基板であれば透明電極
をストライブ状にパターニングして液晶表示用基板とな
る。アクティブマトリックス用基板にするには透明電極
をパターニング後、各画素子2ごとに能動素子3と共通
電極4を設ける。能動素子3としては、a−3i 、 
PoΩy−Si等を用いたTPT素子や絶縁層に硬質炭
素膜5′SiNx、SiC,Ta、Os、AQ、O,な
どを用いたMIM素子1M5I素子やPINダイオード
、バックトウバックダイオード、バリスタ等を用いる。
共通電極配線。
には先に用いた透明電極材料や、Aρ、 Nj、 、 
Cr 、 Ni−Cr、Mo、Ta、Ti、Au、Ag
、Pt、Cu等の高導電材料を用い、スパッタリング、
蒸着、CVD法等の方法により数百人から数um堆積さ
せパターニングする。
このようにしてアクティブマトリックス基板が得られる
。これらの基板の対向基板には、同様に作製された透明
基板を用い、開基板に硬質炭素を配向膜5として設け、
ラビングやイオンビームエツチングにより配向処理を行
なう0次にシール材を付け、ギャップ材6を入れ、ギャ
ップを一定にし、液晶材料7を封入して液晶表示装置を
得る。このとき、能動素子に硬質炭素膜を使用した場合
、能動素子3を作製する時に配向膜5が同時に作製でき
るため工程の短縮となる、さらに配向処理としてイオン
ビームスパッタを用いることにより、能動素子に機械的
ダメージを与えず、高信頼性の液晶表示装置の作製が可
能となる。硬質炭素膜を用いたMIM素子は、普通バタ
ーニングのためドライエツチング等で必要部以外は除か
なければならない、しかし1本発明では硬質炭素膜を除
く工程を使用して配向膜の作製ができるため、装置は同
じで良く、液晶素子装置作製にとても有利である。この
時配向膜としての硬質炭素膜は数10人から数千人の厚
さが必要である。
次に硬質炭素をMIM素子の絶縁層に用いた素子につい
て第2図に従って説明する。
透明基板l上に透明電極材料を堆積後、パタニングする
次に、蒸着、スパッタリング等の方法で下部電極用金属
薄膜を形成し、ウェット又はドライエツチングにより所
定のパターンにバターニングして下部電極8とし、その
上にプラズマCvD法、イオンビーム法等により硬質炭
素膜5′を被覆する0次にその上に蒸着、スパッタリン
グ等の方法により上部電極用金属薄膜を被覆し。
所定のパターンにバターニングして上部電極(共通電極
)4を形成し、MIM素子3とした。
また、下部電極8の不必要部分を除去し、透明電極パタ
ーンを露出させ、画素電極2とする。
この次にMIM素子以外の硬質炭素膜をドライエツチン
グにより素子部より薄くし、ラビング処理をして配向さ
せ、液晶素子基板とする。又は、ドライエツチングの際
、イオンビームエツチングによりエツチングしなから配
向処理を行なう。
次に本発明で使用されるMIM素子の材料について更に
詳しく説明する。
下部電極8の材料としては、AQ 、 Ta、 Cr。
W、 Mo、 Pt、 Ni、透明導電体等種々の導電
体が使用される。
次に上部電極(共通電極)4の材料としては、All 
、 Cr、 Ni、 Mo、 Pt、 Ag、透明導電
体等種々の導電体が使用されるが、I−V特性の安定性
及び信頼性が特に優れている点からNi、 Pt、 A
gが好ましい、絶縁膜として硬質炭素膜5′を用いたM
IM素子は電極の種類を変えても対称性が変化せず、ま
たQ n工ocJyの関係からプールフレンケル型の伝
導をしていることが判る。
またこの事からこの種のMIM素子の場合、上部電極と
下部電極との組合せをどのようにしてもよいことが判る
。しかし硬質炭素膜と電極との密着力や界面状態により
素子特性(I−V特性)の劣化及び変化が生じる。これ
らを考慮すると、Ni、 Pt、 Agが良いことがわ
かった。
本発明のMIM素子の電流−電圧特性は第3図のように
示され、近似的には以下に示すような伝導式で表わされ
る。
I=zaxp(βv41 り   ・、、(1)工:電
流 V:印加電圧 χ:導電係数 β:プールフレンケ
ル係数n:キャリャ密度 μ:キャリャモビリテイ q
:電子の電荷量Φニドラップ深さ ρ:比抵抗 d:硬
質炭素の膜厚に:ボルツマン定数 T:雰囲気温度 C
1:硬質炭素の誘電率E0:真空誘電率 本発、明における硬質炭素膜について詳しく説明する。
硬質炭素膜を形成するためには有機化合物ガス、特に炭
化水素ガスが用いられる。これら原料における相状態は
常温常圧において必ずしも気相である必要はなく、加熱
或は減圧等により溶融、蒸発、昇華等を経て気化し得る
ものであれば、液相でも面相でも使用可能である。
原料ガスとしての炭化水素ガスについては、例えばCH
4、CJs 、 CJ、C4Hzo等のパラフィン系炭
化水素、C,H,等のアセチレン系炭化水素、オレフィ
ン系炭化水素、アセチレン系炭化水素、ジオレフィン系
炭化水素、さらには芳香族炭化水素などすべての炭化水
素を少なくとも含むガスが使用可能である。
さらに、炭化水素以外でも1例えば、アルコール類、ケ
トン類、エーテル類、エステル類、co、 co、等、
少なくとも炭素元素を含む化合物であれば使用可能であ
る。
本発明における原料ガスからの硬質炭素膜の形成方法と
しては、成膜活性種が、直流、低周波、高周波、或いは
マイクロ波等を用いたプラズマ法により生成されるプラ
ズマ状態を経て形成される方法が好ましいが、より大面
積化、均一性向上、低温製膜の目的で、低圧下で堆積を
行なうため、磁界効果を利用する方法がさらに好ましい
、また高温における熱分解によっても活性種を形成でき
る。その他にも、イオン化蒸着法、或いはイオンビーム
蒸着法等により生成されるイオン状態を経て形成されて
もよいし、真空蒸着法、或いはスパッタリング法等によ
り生成される中性粒子から形成されてもよいし、さらに
は、これらの組み合わせにより形成されてもよい。
こうして作製される硬質炭素膜の堆積条件の一例はプラ
ズマCVD法の場合、次の通りである。
RF出カニ 0.1〜50W/d 圧   カニ 10−” 〜1OTorr堆積温度:室
温〜950℃ このプラズマ状態により原料ガスがラジカルとイオンと
に分解され反応することによって。
基板上に炭素原子Cと水素原子Hとからなるアモルファ
ス(非晶質)及び微結晶質(結晶の大きさは数10〜数
μ履)の少くとも一方を含む硬質炭素膜が堆積する。ま
た、硬質炭素膜の諸特性を第1表に示す。
第1表 注)測定法; 比 抵 抗(ρ):コプレナー型セルによるI−V特性
より求める。
光学的′ゞンドギャップ(Egopt) :分光特性か
ら吸収係数(α)を求め、 (cchy)   =B(hv−Egopt)の関係よ
り決定。
膜中水素量(C+□):赤外吸収スペクトルから290
0C!l−”付近のピークを積分し、吸収断面 積Aをかけて求める。すなわち、 CM=Ajfα(w)/v・dv S P”/S P”比:赤外吸収スペクトルを、sp3
.sp”にそれぞれ帰属されるガウス関数 に分解し、その面積比より求める。
ビッカース硬度(H):マイクロビッカース計による。
屈  折  率(n):エリプソメーターによる。 ′
欠 陥 密 度:ESRによる。
こうして形成される硬質炭素膜はラマン分光法及びIR
吸収法による分析の結果、夫々、第4図及び第5図に示
すように炭素原子がSPlの混成軌道とSP2の混成軌
道とを形成した原子間結合が混在していることが明らか
になっている。sp”結合とsp”結合の比率は、IR
スペクトルをピーク分離することで概ね推定できる。I
Rスペクトルには、2800〜3150am−1に多く
のモードのスペクトルが重なって測定されるが、夫々の
波数に対応するピークの帰属は明らかになっており、第
6図の如くガウス分布によってピーク分離を行ない、夫
々のピーク面積を算出し、その比率を求めればSP” 
/SP”を知ることができる。
また、X線及び電子回折分析によればアモルファス状態
(a−C: H)、及び/又は約50人〜数μ閣程度の
微結晶粒を含むアモルファス状態にあることが判ってい
る。
一般に量産に適しているプラズマCVD法の場合には、
RF出力が小さいほど膜の比抵抗値および硬度が増加し
、低圧力なほど活性種の寿命が増加するために基板温度
の低温化、大面積での均一化が図れ、かつ比抵抗、硬度
が増加する傾向にある。更に、低圧力ではプラズマ密度
が現象するため、磁場閉じ込め効果を利用する方法は、
比抵抗の増加には特に効果的である。
さらに、この方法は常温〜150℃程度の比較的低い温
度条件でも同様に良質の硬質炭素膜を形成できるという
特徴を有しているため、配向膜製造プロセス及びMIM
素子製造プロセスの低態化には最適である。従って、使
用する基板材料の選択自由度が広がり、基板温度をコン
トロールし易いために大面積に均一な膜が得られるとい
う特徴をもっている。また硬質炭素膜の構造、物性は第
1表に示したように、広範囲に制御可能であるため、デ
バイス特性を自由に設計できる利点もある。さらには、
膜の誘電率も3〜5と従来MIMに使用されていた、T
a2O,、A” zoa t 5INXと比較して小さ
いため、同じ電気容量をもった素子を作る場合、素子サ
イズが大きくてすむので、それほど微細加工を必要とせ
ず、歩留まりが向上する。
(駆動条件の関係からLCDとMIM素子の容量比はC
C−10:1程度必要である)LCD’  MIM’− であるため、誘電率Eが小さければ急峻性は大きくなり
、オン電流Ionとオフ電流I OFFの比が大きくと
れるようになる。このためより低デユーティ比でのLC
D駆動が可能となり、高密度のLCDが実現できる。さ
らに膜の硬度が高いため、液晶材料封入時のラビング工
程による損傷が少なくこの点からも歩留まりが向上する
以上の点を鑑みるに、硬質炭素膜を使用することで低コ
スト、階調性(カラー化)、高密度LCDが実現できる
さらにこの硬質炭素膜が炭素原子及び水素原子の他に、
周期律表第■族元素、同第■族元素、同第V族元素、ア
ルカリ金属元素、アルカリ土類金属元素、窒素原子、酸
素元素、カルコゲン系元素又はハロゲン原子を構成元素
として含んでもよい、構成元素の1つとして周期律表第
■族元素、同じく第V族元素、アルカリ金属元素、アル
カリ土類金属元素、窒素原子又は酸素原子を導入したも
のは硬質炭素膜の膜厚をノンドープのものに比べて約2
〜3倍に厚くすることができ、またこれにより素子作製
時のピンホールの発生を防止すると共に、素子の機械的
強度を飛躍的に向上することができる。更に窒素原子又
は酸素原子の場合は以下に述べるような周期律表第■族
元素等の場合と同様な効果がある。
同様に周期律表第■族元素、カルコゲン系元素又はハロ
ゲン元素を導入したものは硬質炭素膜の安定性が飛躍的
に向上すると共に、膜の硬度も改善されることも相まっ
て高信頼性の素子が作製できる。これらの効果が得られ
るのは第■族元素芝びカルコゲン系元素の場合は硬質炭
素膜中に存在する活性な2重結合を減少させるからであ
り、またハロゲン元素の場合は、1)水素に対する引抜
き反応により原料ガスの分解を促進して膜中のダングリ
ングボンドを減少させ。
2)成膜過程でハロゲン元素XがC−H結合中の水素を
引抜いてこれと置換し、C−X結合として膜中に入り、
結合エネルギーが増大する(C−H間及びC−X間の結
合エネルギーはC−X間の方が大きい)からである。
これらの元素を膜の構成元素とする為には、原料ガスと
しては炭化水素ガス及び水素の他に、膜中に周期律表第
■族元素、同第■族元素、同第■族元素、アルカリ金属
元素、アルカリ土類金属元素、窒素原子、酸素原子、カ
ルコゲン系元素又はハロゲン元素を含有させるために、
これらの元素又は原子を含む化合物(又は分子)(以下
、これらを「他の化合物」ということもある)のガスが
用いられる。
こ\で周期律表第■族元素を含む化合物としては1例え
ば5(oczos )i −B、H,、ac Q2 、
BBr、 。
BF3.AΩ(0−i−C3)1t)s +’ (C1
li)iA Q t (CzHs)+A Q +(i−
C4H,)、A Q 、 A I2CA ) l Ga
(0−i−Cm)IT)ff T (C)+3)mGa
v (C2Hs)mGav GaC(1a t GaB
r3 + (0−fi−C3Ht)*In、 (egH
s)4n等がある。
周期律表第■族元素を含む化合物としては。
例えばSi、)l、、 (C,)I、)3SiH,Si
F4.5i)I、Cn、、 SIc +1415i(o
coaL + 5i(QC,H,)、 t 5i(Oc
iHl)4tGaCQ 41 GaH41Ge(OCJ
s)4r Go(CJs)+ + (CHa)4Sn、
 (C,H,)、Sn、 5n(11,等がある。
周期律表第■族元素を含む化合物としては、例えば、P
H,、PF、、 PF、、 PCQ、F、、 PCl3
.F。
PCQ、、 PBr3. PO(OCR,)、、 P(
C2)1.)3. POCQ3゜AsH,、AsCQ、
’、 AsBr、、 AsF、、 AsF、、 AsC
Q、。
5b)I、 、 SbF、 、 SbCQ 、 、 5
b(QC,)I、)3等がある。
アルカリ金属原子を含む化合物としては、例えばLjO
−i−C,H,、Na0−i−C3H,+KO−i−C
,H,等がある。
アルカリ土類金属原子を含む化合物としては。
例えばCa(OCzH,)3? Mg(OC,H,)、
 l (CJG)Jg等がある。
窒素原子を含む化合物としては例えば窒素ガス、アンモ
ニア等の無機化合物、アミノ基、シアノ基等の官能基を
有する有機化合物及び窒素を含む複素環等がある。
酸素原子を含む化合物としては、例えば酸素ガス、オゾ
ン、水(水蒸気)、過酸化水素、−酸化炭素、二酸化炭
素、亜酸化炭素、−酸化窒素、二酸化窒素、三酸化二窒
素、五酸化二窒素、三酸化窒素等の無機化合物、水酸基
、アルデヒド基、アシル基、ケトン基、ニトロ基、ニト
ロソ基、スルホン基、エーテル結合、エステル結合、ペ
プチド結合、酸素を含む複素環等の官能基或いは結合を
有する有機化合物、更には金属アルコキシド等が挙げら
れる。
カルコゲン系元素を含む化合物としては、例えばH,S
、 (CHI)(CHI)、5(CH,)、CH,、C
)I、=CHCH。
5C)1.CH=CH,、C,H,5C2H1、CzH
sSCHx 、チオフェン、It、Se、 (C,H,
)、Se、 It□Te等がある。
またハロゲン元素を含む化合物としては、例えば弗素、
塩素、臭素、沃素、弗化水素、弗化塩素、弗化臭素、弗
化沃素、塩化水素、塩化臭素、塩化沃素、臭化水素、臭
化沃素、沃化水素等の無機化合物、ハロゲン化アルキル
、ハロゲン化アリール、ハロゲン化スチレン、ハロゲン
化ポリメチレン、ハロホルム等の有機化合物が用いられ
る。
配向処理に使用されるイオンビームスパッタは第7図に
示すようにイオンビーム(I=B)を基板1面に水平方
向に入れるのがよい、さらにイオン源(1,S)として
は、通常Arなどの不活性ガスのイオンを用いるが、水
素、酸素等のイオン源を使用してもよい。
イオンビームスパッタを行なうと配向にラビング処理を
行なわず、素子に機械的負荷を加えない為、ラビング時
に発生する素子の破壊がなくなり、歩留りが向上する。
さらに、イオンビームスパッタにより配向処理を行なう
前に上部電極材料をドライエツチングし、続いて、サン
プルの方向を変えて、イオンビームスパッタによる配向
処理を行えば、同一装置で連続的にパターニング配向処
理ができる為、工程短縮となる。
このときイオンビームエツチングの装置、条件は、従来
のイオンビームエツチングとなんらかわりがない1例え
ば反応室の圧力は5XlO−’〜5 X 10−’To
rr程度であり、加速電圧は、0.1に〜l0KVであ
る。
装置や方法には変化がなく基板が第7図に示すようにイ
オンビームに対してほぼ平行に入っているところに特徴
がある。
以下1本発明を下記の実施例によってさらに具体的に説
明するが1本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 ガラス基板にZnOをE、B、蒸着により1000人堆
積後、ストライブ状にバターニングし、共通画素電極を
形成した。引き続きこの上に配向膜として硬質炭素膜を
200人堆積させた後、ラビング処理を行なった。
次にこれらの基板を各画素電極側を内側にして対向させ
、5μm径のギャップ材を介して貼合せ、更にこうして
形成されたセル内に市販の液晶材料を封入することによ
り液晶表示装置を作った・ この時、硬質炭素膜の成膜条件は、例えば。
圧力  : 0.05Torr CH,流量 :5SCCM RFパワー: I W/cm” 温度  :室温 である。
実施例2 透明基板としてプラスチック基板を用い、この基板上に
1000人のZnOを堆積させ、次にパタ−ニングし、
画素電極を形成した基板の画素電極上にAQを蒸着法に
より1000人厚に堆積後、パターン化して下部電極を
形成した。その上に絶縁膜として硬質炭素膜をプラズマ
CVD法により900人厚堆積積した。
更に各硬質炭素絶縁上にNiを蒸着法により1000人
厚に堆積後、パターン化して上部電極を形成した。
次にドライエツチングによりにIM素子部以外の硬質炭
素膜の膜厚を300人まで薄くした。
次に他方の透明基板(対向基板)としてフレキシブルプ
ラスチックフィルム基板上にITOをスパッタリング法
により1000人厚に堆積し、ストライブ状にパターン
化して共通画素電極を形成した0次にこの上に硬質素膜
を300人堆積させた。さらに共通画素電極を設けた面
と逆の表面にカラーフィルタを設けた。
次に両基板のラビング処理を行なった。
次にこれらの基板を各画素電極側を内側にして対向させ
、ギャップ材を介して貼合せ、更にこうして形成された
セル内に市販の液晶材料を封入することによりカラー液
晶表示装置を作った。
この時、硬質炭素膜の成膜条件は1例えば、圧力  :
 0.035Torr CH4流量 : IO9CCM RFパワー: 0.2W/c+++2 温度  :室温 である。
実施例3 透明基板にはパイレックス基板を用い画素電極としてI
TOを1000人E、B、蒸着により堆積させた後、バ
ターニングを行なった0次に下部電極としてAQを蒸着
法により1500人堆積させた後、パターニングした0
次に硬質炭素膜をプラズマCVD法により800人厚堆
積積させた。
更に上部電極としてNiをE、B、蒸着法により150
0人堆積後バターニングした。
次に他方の透明基板(対向基板)としてパイレックス基
板上にITOをスパッタリング法により1000人厚に
堆積後、ストライブ状にパターン化して共通画素電極を
形成した8次に硬質炭素膜を設けた0次に両基板をAr
のイオンビームスパッタにより150人の薄さにし、イ
オンビームスパッタにより配向処理を行なった。この時
圧力は2 X 10−’Torrとし、加速電圧は3K
Vとした。
次にこれらの基板を各画素電極側を内側にして対向させ
、ギャップ材を介して貼合せ、更にこうして形成された
セル内に市販の液晶材料を封入することにより図に示す
ような液晶表示装置を作った。
この時、硬質炭素膜の成膜条件は、例えば、圧力  :
 0.02Torr CH4流量 : 20SCCM RFパワー: 0.8V/cm” 温度  :100℃ である。
実施例4 一方の透明基板としてパイレックスガラス基板上に次の
ようにしてMIM素子を設けた。まず、Crをスパッタ
リング法により1000人厚に堆積後、パターン化して
下部共通電極を形成した。
次にその上にSi)!、及びNH,からP−CVD法に
より800人厚堆積iNx膜を形成後、パターン化して
絶縁膜を形成した。更にその上にCrを2000人厚に
蒸着後、パターン化して上部電極とした0次にこうして
形成されたMIM素子上にITOをスパッタリング法で
500人厚堆積積後、パターン化して画素電極を形成し
た。次に硬質炭素膜を400人堆積した。
次に、対向基板としてパイレックス基板を用いこの上に
ITOをスパッタリング法により500人厚堆積積後、
ストライブ状にパターン化して共通画素電極を形成した
0次に硬質炭素膜を400人堆積した。
次に水素Arのイオンビームを用いイオンビームスパッ
タにより配向処理を行なった。この時圧力は、4X10
−’丁orrとし、加速電圧はIKVとした。
更にこれら2枚の基板を実施例1と同様にギギツプ材を
介して貼合せた後、市販の液晶材料を封入することによ
り液晶表示装置を作った。
実施例5 一方の透明基板にパイレックスガラスを用い、透明画素
電極としてITOを1000人マグネトロンスパッタ法
を用い堆積させた後パターニングした1次に下部電極と
してAQを蒸着法を用い、1000人堆11&バターニ
ングした0次に硬質炭素と。
上部電極材料Niをそれぞれ、1000人連続的に堆積
した1次にイオンビームスパッタによりNiをエツチン
グした。この時入射角は面垂線に対して60゛ とした
。次に入射角を88’にし、イオンビームエツチングに
より硬質炭素膜に200人にし、配向膜とした。
この時圧力は、 10−’Torrとした。加速電圧2
KVとした。対向基板としては、パイレックス基板とし
、 ITOをマグネトロンスパッタ法を用い1000人
堆積しストライブ状にバターニングした。
次に硬質炭素膜を300人堆積し、イオンビームスパッ
タにより配向処理をした。この周基板を電極側を内側に
し、対向させ、ギツプ材を介して貼合せ、こうして形成
されたセル内に液晶材料を封入し、液晶表示装置とした
この時、硬質炭素膜の成膜条件は、例えば、圧力  :
 0.0ITorr CH,流量 : 8SCCM RFパワー: 0.IW/cm” 温度  :150℃ であった。
〔効  果〕
配向膜に硬質炭素膜を用いたことにより、(i)比較的
低温で且つ均一に配向膜が作製でき、歩留りの良い液晶
表示装置の作製が可能となる。
(ii)配向膜とにIM素子の絶縁層を同一材料にする
ことにより配向膜の作製工程が減り、工程短縮ができ、
コストダウンが可能となり、且つ表示品質の良い液晶表
示装置の作製が可能となる。
(iii)配向処理として機械的なラビング処理を行わ
ないので素子へのダメージがなく、素子が破壊されて起
こる表示欠陥が減少でき。
表示品質1歩留りが向上し、且つ上部電極材料のドライ
エツチングとラビング処理とを連続的に行なうことがで
き、生産効率が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液晶表示装置の説明図であり、第2図
はMIM素子(能動素子)の説明図である。 第3図はMIM素子の電流−電圧(I−V)特性を示す
。 第4図、第5図及び第6図は硬質炭素膜の特性を示す。 第7図はイオンビームスパッタによる配向処理装置の説
明図である。 1・・・透明基板     2・・・画素電極3・・・
能動素子 4・・・共通電極(上部電極) 5・・・硬質炭素配向膜  5′・・・硬質炭素線B膜
6・・・ギャップ材 8・・・下部電極 ■。B、・・・イオンビーム 7・・・液晶材料 1、S、・・・イオン源 第4図 第5図 TRスペクトル (波数) 第3 図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、一対の透明基板間に液晶層を持つ液晶表示装置にお
    いて、液晶配向膜として硬質炭素膜を用いたことを特徴
    とする液晶表示装置。
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