JPH02259457A - 漏洩検出装置 - Google Patents

漏洩検出装置

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Publication number
JPH02259457A
JPH02259457A JP8083989A JP8083989A JPH02259457A JP H02259457 A JPH02259457 A JP H02259457A JP 8083989 A JP8083989 A JP 8083989A JP 8083989 A JP8083989 A JP 8083989A JP H02259457 A JPH02259457 A JP H02259457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
electrodes
resistance value
tube
electrical resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP8083989A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Kojima
一幸 小島
Shigeji Akiba
秋葉 重二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Junkosha Co Ltd
Original Assignee
Junkosha Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02259457A publication Critical patent/JPH02259457A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、液体タンク等の漏洩を検出する装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、液体タン等の漏洩の検出は、タンク内の液体の量
を測定するレベルセンサ等によって行うのが一般的であ
り、レベルセンサの測定値の変動と液体の実際の使用量
とを比較し、測定値の変動が実際の使用量に合致しない
(測定値の変動が使用量に比べて著しく大きい)場合に
は、液体タンクに漏洩があると判断するようにしていた
しかしながら、タンク内の液量に基づいて漏洩を検出す
るような方法では、タンク内へ水等が侵入してしまうと
、正確な検出が行えないという欠点がある。
そこで、従来は、タンク近傍の排水ビット等に電気抵抗
値を測定するセンサを配置し、そのセンサが測定した電
気抵抗値が異常な値を示した場合には、排水ビットにタ
ンク内の液体が混入している、即ち、タンクから漏洩が
生じていると判断するようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のように電気抵抗値に基づいて漏洩
を検出する従来の技術では、漏洩の有無は判断可能であ
るが、漏洩している液体の種類については判定不可能で
あった。このため、多種の液体タンクを設置した場所で
はどのタンクからの漏洩なのかを判断することができな
かった。
この発明は、このような従来の技術が有する未解決の課
題に着目してなされたものであり、漏洩の有無と共に、
漏洩している液体の種類をも判定することができる漏洩
検出装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の漏洩検出装置は、
相互に離間した複数の電極を有し且つこれら電極間に介
在する液体の電気抵抗値を測定する電気抵抗値測定手段
と、液体種類と電気抵抗値との対応関係を記憶した記憶
手段と、前記電気抵抗値測定手段が測定した電気抵抗値
と前記記憶手段の記憶内容とを照合して前記電極間に介
在する液体の種類を判定する判定手段と、を備えた。
[作用] 電気抵抗値測定手段の相互に離間した複数の電極は、液
体タンク等から漏洩した液体が混入する場所(例えば、
排水ピット等)に配置するものであり、電気抵抗値測定
手段は、それら電極間に介在する液体の電気抵抗値を測
定する。
そして、液体は、その種類(濃度も含む)に応じた電気
抵抗値を示すものであるから、判定手段が、その測定さ
れた電気抵抗値と記憶手段の記憶内容(液体種類と電気
抵抗値との対応関係)とを照合すると、電極間に介在す
る液体、即ち、漏洩している液体の種類が判定される。
(実施例〕 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は、本発明の一実施例を示していて、
第1図は漏洩検出装置1の全体の構成図であり、この漏
洩検出装置1は、センサ2と、抵抗測定器3と、処理装
置4と、表示装置5とから構成されている。
これらの内、センサ2は、円柱形のモールド部2aの一
端面に保持部材2bを固定し、この保持部材2bの先端
に一対の電極(SO3)6a及び6bを互いが離間した
状態で保持し、さらに、これら保持部材2b、電極6a
及び6bを、モールド部2aに固定されたチューブ2c
で包囲したものである。また、チューブ2cは、モール
ド部2aに固定された側とは逆側の開口部は未封止であ
ると共に、モールド部2aの近傍に内外を連通ずる複数
の空気穴2dが穿設されている。従って、このセンサ2
を、電極6a及び6bを下に向けた状態で液体内に入れ
ると、チエニブ2c内に液体が流入し、画電極6a及び
6b間に液体が介在するようになる。
そして、画電極6a及び6bが、電線7a及び7bを介
して抵抗測定器3に接続されている。
抵抗測定器3は、例えば画電極6a及び6b間に所定の
電圧を加えて、その時の電流値に基づいて画電極6a及
び6b間の電気抵抗値を測定するものであり、センサ2
及び抵抗測定器3によって、本発明における電気抵抗値
測定手段が構成されている。
さらに、抵抗測定器3が測定した画電極6a及び6b間
の電気抵抗値は、処理装置4に供給される。
処理装置4は、第2図に示すように、抵抗測定器3が測
定し出力した電気抵抗値(アナログりをディジタル量に
変換するA/D変換器8と、供給される電気抵抗値に基
づいて所定の演算処理を実行してチューブ2c内の液体
の種類を判定し、その判定結果をCRT等の表示装置5
に表示させるマイクロコンピュータ9とを備えている。
また、マイクロコンピュータ9は、A/D変換器8から
の入力及び表示装置5への出力を行うインタフェース回
路10と、ROM、RAM等から構成される装置 された処理プログラムに従って演算処理を行う演算処理
装置12と、を備えている。
そして、演算処理装置12は、抵抗測定器3から供給さ
れる電気抵抗値を読み込み、その読み込んだ電気抵抗値
と、記憶装置11に記憶してある液体種類及び電気抵抗
値の対応関係を表す記憶テーブルとを照合して、センサ
2のチューブ2cに内在する液体の種類を判定し、その
判定結果を、インタフェース回路10を介して表示装置
5に出カする演算処理を実行するものであり、記憶装置
11が記憶手段に対応し、演算処理装置12が判定手段
に対応する。
ここで、本発明者が、下記に示すような試料の原液、及
び原液を適度に希釈した液体の電気抵抗値を測定する実
験を常温21°Cにおいて行ったところ、第3図に示す
ような結果が得られた。
■塩酸(35容量%)、■硫酸(95容量%)■硝酸(
61容量%) ■水酸化ナトリウム(50重量%) ■精製水、■雨水、■水道水、■水道水+泥水この実験
結果によれば、試料及び希釈濃度に応じて異なった電気
抵抗値を示すことが判る。特に、試料■〜■と、試料■
〜■との間には、1ケタから2ケタの差があるから、容
易に判別することができる。
さらに、試料■〜■は、測定値と共に、その濃度に対す
る傾きも異なるから、充分に判別が可能である。
そして、上記のような漏洩検出装置1は、そのセンサ2
を、漏洩を監視する液体タンク(図示せず)近傍の排水
ビット等(図示せず)の内側に配置して使用する。
つまり、液体タンクで漏洩が生じると、その漏洩された
液体が雨水等と共に排水ビットに流れ込み、センサ2の
チューブ2c内に流入するから、第3図に示すようなグ
ラフを予め記憶テーブルとして記憶装置11に記憶させ
ておけば、抵抗測定器3が測定した電気抵抗値に基づき
、演算処理装置12が漏洩している液体の種類を判定す
ることができる。
そして、その判定結果を表示装置5に表示すれば、監視
者は、容易に漏洩の有無及び漏洩している液体の種類を
知ることができる。
このため、多種の液体タンクが設置されているような場
所であっても、監視者等は、適切且つ迅速な対処を行う
ことができる。
なお、漏洩検出装置1で判定できる液体は、上記試料に
限定されるものではない。即ち、必要があれば、他の液
体に対して上記と同様の実験を行い、第3図に示すよう
な実験結果を得、それを記憶テーブルとして記憶装置1
1に記憶させておけばよい。
また、センサ2は、一つである必要はなく、複数備えて
いてもよい。複数備えていれば、漏洩している液体の濃
度が異なった複数地点の電気抵抗値を同時に測定できる
から、それら測定値を処理装置4に順次供給して演算処
理を行えば、上記試料■〜■のような比較的イ以通った
抵抗値を示す液体を、精度良く且つ容易に判別すること
が可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の漏洩検出装置によれば
、相互に離間した複数の電極を存し且つこれら電極間に
介在する液体の電気抵抗値を測定する電気抵抗値測定手
段と、液体種類と電気抵抗値との対応関係を記憶した記
憶手段と、前記電気抵抗値測定手段が測定した電気抵抗
値と前記記憶手段の記憶内容とを照合して前記電極間に
介在する液体の種類を判定する判定手段と、を備えたた
め、漏洩の有無のみならず、漏洩している液体の種類を
も知ることができるから、多種の液体タンクが設置され
ているような場所であっても、適切且つ迅速な対処を行
うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した構成図、第2図はこ
の実施例に用いた処理装置の構成例を示したブロック図
、第3図は本発明者が行った実験結果を示したグラフで
ある。 1・・・漏洩検出装置、2・・・センサ、3・・・抵抗
測定器、4・・・処理装置、5・・・表示装置、6a、
6b・・・電極、9・・・マイクロコンピュータ、11
・・・記憶装置、12・・・演算処理装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相互に離間した複数の電極を有し且つこれら電極
    間に介在する液体の電気抵抗値を測定する電気抵抗値測
    定手段と、液体種類と電気抵抗値との対応関係を記憶し
    た記憶手段と、前記電気抵抗値測定手段が測定した電気
    抵抗値と前記記憶手段の記憶内容とを照合して前記電極
    間に介在する液体の種類を判定する判定手段と、を備え
    たことを特徴とする漏洩検出装置。
JP8083989A 1989-03-31 1989-03-31 漏洩検出装置 Pending JPH02259457A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07209232A (ja) * 1994-01-24 1995-08-11 Fume Tec:Kk 濃度センサ及びこれを用いた濃度測定装置
JP2006308422A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Akebono Brake Ind Co Ltd 車載用半導体センサ
KR101350414B1 (ko) * 2012-07-04 2014-01-15 한국전력기술 주식회사 사이펀의 원리를 이용한 누설감지 장치

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