JPH02259147A - 編組構造体およびその製造方法 - Google Patents
編組構造体およびその製造方法Info
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- JPH02259147A JPH02259147A JP7568089A JP7568089A JPH02259147A JP H02259147 A JPH02259147 A JP H02259147A JP 7568089 A JP7568089 A JP 7568089A JP 7568089 A JP7568089 A JP 7568089A JP H02259147 A JPH02259147 A JP H02259147A
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Landscapes
- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野]
本発明は、軸受、耐圧ホース、繊維強化プラスチツクボ
ルト、構築補強材およびグランドパツキンなどに好適に
使用される編組構造体およびその製造方法に関する。
ルト、構築補強材およびグランドパツキンなどに好適に
使用される編組構造体およびその製造方法に関する。
[従来の技術]
従来より、ナイロン、ポリエステル、アラミド、PTF
Bなどの有機繊維、ガラス、セラミック、炭素繊維など
の無機繊維および線材を含む金属繊維などを単味もしく
は複合して編組した複数の編組層が、同心状に重ねられ
た多重編み構造体は、例えば第7図に示すように、同心
状に上下に分離して配置された1対の編み機A、Bによ
って編組される。即ち、各編み機A、Bは2つの糸ボビ
ンdi 、d2を1組とした複数組(例えば12組)D
A−DLそれぞれの糸ボビンd1とd2とを、互いに異
なる方向性(例えば糸ポビンd1を矢印X1で示す左ま
わり、また糸ボビ・ンd2を矢印X2で示す右まわり)
で周方向に移動させながら編み糸Cを繰り出して、丸編
み編組した編組層el、e2を同心状に重ねることで第
8図に示す多重編み構造体(図示例では二重編み構造体
)Eが編組される。
Bなどの有機繊維、ガラス、セラミック、炭素繊維など
の無機繊維および線材を含む金属繊維などを単味もしく
は複合して編組した複数の編組層が、同心状に重ねられ
た多重編み構造体は、例えば第7図に示すように、同心
状に上下に分離して配置された1対の編み機A、Bによ
って編組される。即ち、各編み機A、Bは2つの糸ボビ
ンdi 、d2を1組とした複数組(例えば12組)D
A−DLそれぞれの糸ボビンd1とd2とを、互いに異
なる方向性(例えば糸ポビンd1を矢印X1で示す左ま
わり、また糸ボビ・ンd2を矢印X2で示す右まわり)
で周方向に移動させながら編み糸Cを繰り出して、丸編
み編組した編組層el、e2を同心状に重ねることで第
8図に示す多重編み構造体(図示例では二重編み構造体
)Eが編組される。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、前記従来の多重編み構造体では、編組層el、
e2が独立して存在している構成であるから、層間に軸
方向ならびに円周方向のすべりによる相対変位が生じ易
く、使用時に悪影響をおよぼして使用性を低下させるこ
とになる。しかも、編組層el、e2が独立して存在し
ていることで、編組層el、e2の相乗作用によって全
体強度を向上させることができないため、強度的にも不
十分で耐久性に劣るといえる。
e2が独立して存在している構成であるから、層間に軸
方向ならびに円周方向のすべりによる相対変位が生じ易
く、使用時に悪影響をおよぼして使用性を低下させるこ
とになる。しかも、編組層el、e2が独立して存在し
ていることで、編組層el、e2の相乗作用によって全
体強度を向上させることができないため、強度的にも不
十分で耐久性に劣るといえる。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、層間の
相対変位を防止して使用性の向上を図るとともに、内外
に隣接する編組層を互いに交絡編組して一体に結合する
ことによって強度を高め、耐久性の向上を実現できる編
組構造体およびその製造方法の提供を目的としている。
相対変位を防止して使用性の向上を図るとともに、内外
に隣接する編組層を互いに交絡編組して一体に結合する
ことによって強度を高め、耐久性の向上を実現できる編
組構造体およびその製造方法の提供を目的としている。
[課題を解決するための手段コ
前記目的を達成するために、本発明にかかる編組構造体
は、丸編み多重編組法により複数の編組層が同心状に重
ねられた多重編み構造体において、内外に隣接する2つ
の編組層が、これらの編組に同期して層間を往復する補
強糸により互いに交絡編組されているものである。
は、丸編み多重編組法により複数の編組層が同心状に重
ねられた多重編み構造体において、内外に隣接する2つ
の編組層が、これらの編組に同期して層間を往復する補
強糸により互いに交絡編組されているものである。
また、前記目的を達成するために、本発明にかかる編組
構造体の製造方法は、少なくとも2つの糸ボビンを1組
とした、複数組の糸ボビンを有し、各組の糸ボビンが互
いに異なる方向性で編組経路に沿って周方向に移動しな
がら編み糸を繰り出して、丸編み編組した編組層を同心
状に複数重ねる多重編み構造体の製造方法において、内
外に隣接する2つの編組層の編組用編み糸を繰り出す各
組の糸ボビンから少なくとも1つの方向性で周方向に移
動する糸ボビンを選択し、この選択された糸ボビンの間
で補強糸を繰り出す補強糸ボビンを内外層交互に受け渡
しながら移動させ、移動させられる補強糸ボビンから繰
り出された補強糸で前記内外に隣接する2つの編組層を
互いに交絡編組するものである。
構造体の製造方法は、少なくとも2つの糸ボビンを1組
とした、複数組の糸ボビンを有し、各組の糸ボビンが互
いに異なる方向性で編組経路に沿って周方向に移動しな
がら編み糸を繰り出して、丸編み編組した編組層を同心
状に複数重ねる多重編み構造体の製造方法において、内
外に隣接する2つの編組層の編組用編み糸を繰り出す各
組の糸ボビンから少なくとも1つの方向性で周方向に移
動する糸ボビンを選択し、この選択された糸ボビンの間
で補強糸を繰り出す補強糸ボビンを内外層交互に受け渡
しながら移動させ、移動させられる補強糸ボビンから繰
り出された補強糸で前記内外に隣接する2つの編組層を
互いに交絡編組するものである。
[作用]
本発明にかかる編組構造体によれば、内外に隣接する2
つの編組層が補強糸によって互いに交絡編組されて、一
体結合されているから、両編組層の相対変位を防止でき
る。しかも、編組層同士の合乗作用によって、編組構造
体の全体強度を向上させることができる。
つの編組層が補強糸によって互いに交絡編組されて、一
体結合されているから、両編組層の相対変位を防止でき
る。しかも、編組層同士の合乗作用によって、編組構造
体の全体強度を向上させることができる。
また、本発明にかかる編組構造体の製造方法によれば、
隣接する編組層の相対変位を防止し、かつ編組層同士の
相乗作用によって全体強度を高められた編組構造体が容
易に得られる。
隣接する編組層の相対変位を防止し、かつ編組層同士の
相乗作用によって全体強度を高められた編組構造体が容
易に得られる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明にかかる編組構造体の一実施例を示す斜
視図であり、図において、編組構造体1は内外周2つの
編組層2,3が同心状に重ねられた、所謂多重編み構造
体になっており、前記2つの編組層2,3が、これらの
編組に同期して編組層2.3の間を往復移動する補強糸
4により、互いに交絡編組されて一体結合されるととも
に、成形型によって、三角形断面に成形され、3つの角
部に補強糸4を露出させである。
視図であり、図において、編組構造体1は内外周2つの
編組層2,3が同心状に重ねられた、所謂多重編み構造
体になっており、前記2つの編組層2,3が、これらの
編組に同期して編組層2.3の間を往復移動する補強糸
4により、互いに交絡編組されて一体結合されるととも
に、成形型によって、三角形断面に成形され、3つの角
部に補強糸4を露出させである。
前記編組構造体1は、例えば第2図に示す編み機5によ
って製造される。
って製造される。
編み機5は同一平面上で同心状に内外2層に分離して配
置された内周編組層の編組経路51と、外周編組層の編
組経路52を有し、各経路51゜52には2つのポビン
6a、6bを1組とした、12組6A〜6Lの糸ボビン
を配置している(但し、図面には一部の糸ポビン6a、
6bのみを示している)。そして、これら糸ポビン6a
、6bは互いに異なる方向性、つまり糸ポビン6aが矢
印xiで示す左まわりの方向性を有し、また糸ポビン6
bが矢印x2で示す右まわりの方向性を有して前記経路
51.52に沿って周方向に移動するようになっており
、それぞれから編み糸7A。
置された内周編組層の編組経路51と、外周編組層の編
組経路52を有し、各経路51゜52には2つのポビン
6a、6bを1組とした、12組6A〜6Lの糸ボビン
を配置している(但し、図面には一部の糸ポビン6a、
6bのみを示している)。そして、これら糸ポビン6a
、6bは互いに異なる方向性、つまり糸ポビン6aが矢
印xiで示す左まわりの方向性を有し、また糸ポビン6
bが矢印x2で示す右まわりの方向性を有して前記経路
51.52に沿って周方向に移動するようになっており
、それぞれから編み糸7A。
7B、7C,7Dを繰り出して、丸編み編組した内周編
組層2と外周編組層3を同心状に重ねることで、二重編
み構造体8を編組するようになっている。
組層2と外周編組層3を同心状に重ねることで、二重編
み構造体8を編組するようになっている。
即ち、内周各組6A〜6Lそれぞれの糸ボビン6a、6
bを所定の方向性を有して内周編組層の編組経路51に
沿って周方向に移動させながら編み糸7A 、7Bを繰
り出すことによって、第3図に示す内周編組層2が編組
され、また、第2図における外周各組6A〜6Lそれぞ
れの糸ポビン6a、6bを所定の方向性を有して外周編
組層の編組経路52に沿って周方向に移動さぜながら、
編み糸7C,7Dを繰り出すことによって、第3図に示
す外周編組層3が編組される。
bを所定の方向性を有して内周編組層の編組経路51に
沿って周方向に移動させながら編み糸7A 、7Bを繰
り出すことによって、第3図に示す内周編組層2が編組
され、また、第2図における外周各組6A〜6Lそれぞ
れの糸ポビン6a、6bを所定の方向性を有して外周編
組層の編組経路52に沿って周方向に移動さぜながら、
編み糸7C,7Dを繰り出すことによって、第3図に示
す外周編組層3が編組される。
そして、第2図の内外周編組経路51.52にそれぞれ
配置されている12組の糸ボビンにおいて、例えば矢印
X1で示す左まわりの方向性を有して移動する糸ボビン
6aの隔数毎に、例えば周知の爪体もしくは電磁石など
の保持手段(図示省略)が取伺けられており、この保持
手段を有する内外周経路51.52の糸ボビン6aにお
ける一方の経路(例えば外周の編組経路52)に配置さ
れた糸ボビン6aに補強糸4を繰り出す補強糸ボビン9
が予め着脱可能に保持されている。したがって、各補強
糸ボビン9は、編組経路51.52を同じ方向性で移動
する糸ボビン6a同士が接近する第3図のP1〜P6位
置において、相手側の経路に配置されている糸ボビン6
aに受け渡されて周方向に移動することになり、これに
よって円周6箇所で内周編組層2と外周編組層3が補強
糸4により、部分的に互いに交絡編組されて一体結合さ
れた二重編み構造体(多重編み構造体)8が製造される
ことになる。つまり、二重編み構造体8は、内周編組層
の編組経路51に配置された12組6A〜6Lそれぞれ
のボビン6a、6bから繰り出される編み糸7A、7B
を編組した内周編組層2と、該内周編組層2の外周に隣
接して同心状に重ねられ、外周編組層の編組経路52に
配置された12組6A〜6Lそれぞれのボビン6a6b
から繰り出される編み糸7C,7Dを編組した外周編組
層3とが、6木の補強糸4により円周方向6箇所で部分
的に互いに交/l18編組されて一体結合された構造に
なっている。
配置されている12組の糸ボビンにおいて、例えば矢印
X1で示す左まわりの方向性を有して移動する糸ボビン
6aの隔数毎に、例えば周知の爪体もしくは電磁石など
の保持手段(図示省略)が取伺けられており、この保持
手段を有する内外周経路51.52の糸ボビン6aにお
ける一方の経路(例えば外周の編組経路52)に配置さ
れた糸ボビン6aに補強糸4を繰り出す補強糸ボビン9
が予め着脱可能に保持されている。したがって、各補強
糸ボビン9は、編組経路51.52を同じ方向性で移動
する糸ボビン6a同士が接近する第3図のP1〜P6位
置において、相手側の経路に配置されている糸ボビン6
aに受け渡されて周方向に移動することになり、これに
よって円周6箇所で内周編組層2と外周編組層3が補強
糸4により、部分的に互いに交絡編組されて一体結合さ
れた二重編み構造体(多重編み構造体)8が製造される
ことになる。つまり、二重編み構造体8は、内周編組層
の編組経路51に配置された12組6A〜6Lそれぞれ
のボビン6a、6bから繰り出される編み糸7A、7B
を編組した内周編組層2と、該内周編組層2の外周に隣
接して同心状に重ねられ、外周編組層の編組経路52に
配置された12組6A〜6Lそれぞれのボビン6a6b
から繰り出される編み糸7C,7Dを編組した外周編組
層3とが、6木の補強糸4により円周方向6箇所で部分
的に互いに交/l18編組されて一体結合された構造に
なっている。
前記編み糸7A〜7Dおよび補強糸4としては、ナイロ
ン、ポリエステル、アラミド、PTFEなどの有機繊維
、ガラス、セラミック、炭素繊維などの無機繊維および
線材を含む金属繊維などが弔味もしくは複合して使用さ
れる。
ン、ポリエステル、アラミド、PTFEなどの有機繊維
、ガラス、セラミック、炭素繊維などの無機繊維および
線材を含む金属繊維などが弔味もしくは複合して使用さ
れる。
前記構成によれば、内外に隣接する2つの編組層2,3
が補強糸4によって互いに交絡編組されて、一体結合さ
れているから、両編組層2,3の相対変位阻止力が確保
される。即ち、両編組層23は、周方向にもまた軸方向
にも相対変位しないので、使用時におよぶ悪影響が回避
され、使用性が大幅に向」ニする。しかも、補強糸4に
よって内外の編組層2,3を互いに交絡編組することで
、両編組層2,3の相乗作用によって二重編み構造体8
の全体強度が著しく高められるから、耐久性の向上を実
現できる。
が補強糸4によって互いに交絡編組されて、一体結合さ
れているから、両編組層2,3の相対変位阻止力が確保
される。即ち、両編組層23は、周方向にもまた軸方向
にも相対変位しないので、使用時におよぶ悪影響が回避
され、使用性が大幅に向」ニする。しかも、補強糸4に
よって内外の編組層2,3を互いに交絡編組することで
、両編組層2,3の相乗作用によって二重編み構造体8
の全体強度が著しく高められるから、耐久性の向上を実
現できる。
第4図は本発明の他の実施例を示し、この実施例の編組
構造体における内外周2つの編組層23は、それぞれ2
つのボビン6a、6bを1組とした16組(図示省略)
の糸ボビンを前記内外周経路51.52に配置しかつ各
ボビン6a、6bを前述と同様に互いに異なる方向性を
有して経路51.52に沿って周方向に移動させながら
編み糸を繰り出すことによって編組され、また、補強糸
4は両編組経路51.52に配置されている糸ボビン6
a、6bの隔数毎に取伺けられた保持手段によって着脱
可能に保持され、かつ編組経路51.52を同じ方向性
で移動する糸ボビン6a同士が接近する第5図のP1〜
P8位置において、相手側の経路に配置されている糸ボ
ビン6aに受け渡されて周方向に移動する補強糸ボビン
9から繰り出され、この8木の補強糸4によって円周方
向8箇所で部分的に互いに交絡編組されて一体結合した
構成になっている。そして成形型によって四角断面に形
成され4つの角部に補強糸4を露出させである。
構造体における内外周2つの編組層23は、それぞれ2
つのボビン6a、6bを1組とした16組(図示省略)
の糸ボビンを前記内外周経路51.52に配置しかつ各
ボビン6a、6bを前述と同様に互いに異なる方向性を
有して経路51.52に沿って周方向に移動させながら
編み糸を繰り出すことによって編組され、また、補強糸
4は両編組経路51.52に配置されている糸ボビン6
a、6bの隔数毎に取伺けられた保持手段によって着脱
可能に保持され、かつ編組経路51.52を同じ方向性
で移動する糸ボビン6a同士が接近する第5図のP1〜
P8位置において、相手側の経路に配置されている糸ボ
ビン6aに受け渡されて周方向に移動する補強糸ボビン
9から繰り出され、この8木の補強糸4によって円周方
向8箇所で部分的に互いに交絡編組されて一体結合した
構成になっている。そして成形型によって四角断面に形
成され4つの角部に補強糸4を露出させである。
このような構成の編組構造体1では、前記実施例で述べ
た編組構造体1よりも両編組層2,3の相対変位阻止力
および全体強度が若干向」−するどともに、前記実施例
と同様の製造方法によって容易に編組できる。
た編組構造体1よりも両編組層2,3の相対変位阻止力
および全体強度が若干向」−するどともに、前記実施例
と同様の製造方法によって容易に編組できる。
第6図は本発明のさらに他の実施例を示し、この実施例
では、第1図ないし第3図で述べた実施例の糸ボビンに
おいて、左右両まわりの方向性X1、x2を有して移動
する両方の糸ポビン6a。
では、第1図ないし第3図で述べた実施例の糸ボビンに
おいて、左右両まわりの方向性X1、x2を有して移動
する両方の糸ポビン6a。
6bそれぞれの階数毎に爪体もしくは電磁石などの保持
手段を取付け、この保持手段を有する内外経路52.5
3の糸ボビン6a、6bにおける方の経路(例えば外周
の編組経路52)に配置された糸ボビン6a、6bのそ
れぞれに、補強糸4A、4Bの繰り出される補強糸ボビ
ン9を予め着脱可能に保持しておき、前述と同様の左ま
わりの糸ポビン6a同士が接近する位置で相手側の経路
に配置されている糸ボビン6aに補強糸ボビン9を受け
渡すとともに、右まわりの糸ボビン6b同十が接近する
位置で相手側の経路に配置されている糸ポビン6bに補
強糸ボビン9を受け渡すことで、円周方向8箇所で内周
編組層2と外周編組層3が6木の補強糸4Aおよび4B
によって部分的に互いに交M編組されて一体結合した構
成になっている。
手段を取付け、この保持手段を有する内外経路52.5
3の糸ボビン6a、6bにおける方の経路(例えば外周
の編組経路52)に配置された糸ボビン6a、6bのそ
れぞれに、補強糸4A、4Bの繰り出される補強糸ボビ
ン9を予め着脱可能に保持しておき、前述と同様の左ま
わりの糸ポビン6a同士が接近する位置で相手側の経路
に配置されている糸ボビン6aに補強糸ボビン9を受け
渡すとともに、右まわりの糸ボビン6b同十が接近する
位置で相手側の経路に配置されている糸ポビン6bに補
強糸ボビン9を受け渡すことで、円周方向8箇所で内周
編組層2と外周編組層3が6木の補強糸4Aおよび4B
によって部分的に互いに交M編組されて一体結合した構
成になっている。
このような構成の編組構造体1では、前記各実施例で述
べた編組構造体1(第1図および第4図参照)よりも、
さらに−層、両編組N2,3の相対変位阻止力と全体強
度が向上することになる。
べた編組構造体1(第1図および第4図参照)よりも、
さらに−層、両編組N2,3の相対変位阻止力と全体強
度が向上することになる。
下記表1に、内外周編組層2,3および補強糸4の使用
例と、これらを複合して編組された編組構造体1の好適
な用途例を示す。
例と、これらを複合して編組された編組構造体1の好適
な用途例を示す。
(以下余白)
表 1
[発明の効果]
本発明は、以」二説明したように構成されているので、
以下に記載されるような効果を奏する。
以下に記載されるような効果を奏する。
請求項(1)の編組構造体においては、内外に隣接する
2つの編組層が補強糸によって互いに交絡編組されて、
一体結合されているから、両編組層の相対変位阻止力が
向上して、両編組層の相対変移確実に防止できる。しか
も、編組層同士の相乗作用によって、編組構造体の全体
強度を向上させることができるので、その結果、耐久性
が向上する。
2つの編組層が補強糸によって互いに交絡編組されて、
一体結合されているから、両編組層の相対変位阻止力が
向上して、両編組層の相対変移確実に防止できる。しか
も、編組層同士の相乗作用によって、編組構造体の全体
強度を向上させることができるので、その結果、耐久性
が向上する。
また、請求項(2)の編組構造体の製造方法によれば、
従来、不可能とされていた編組構造体の製造、即ち、隣
接する編組層の相対変位を防止し、かつ編組層同士の相
乗作用によって全体強度を高められた編組構造体をきわ
めて容易に製造できる。
従来、不可能とされていた編組構造体の製造、即ち、隣
接する編組層の相対変位を防止し、かつ編組層同士の相
乗作用によって全体強度を高められた編組構造体をきわ
めて容易に製造できる。
第1図ないし第6図は本発明の実施例を示し、第1図は
一実施例の斜視図、第2図は編み機の一例を示す概略斜
視図、第3図は第1図の実施例に相当する編組状態の説
明図、第4図は他の実施例の斜視図、第5図は第4図の
実施例に相当する編組状態の説明図、第6図はさらに他
の実施例を示す斜視図、第7図は従来の編み機を示す概
略斜視図、第8図は従来の編組構造体の編組状態を示す
説明図である。 1・・・編組構造体 2・・・内周編組層 3・・・外周編組層 4.4A 、4B・・・補強糸 6a、6b・・・糸ボビン 7A〜7D・・・編み糸 8・・・多重編み構造体 9・・・補強糸ボビン 51・・・内周編組層の編組経路 52・・・外周編組層の編組経路 (二重編み構造体)
一実施例の斜視図、第2図は編み機の一例を示す概略斜
視図、第3図は第1図の実施例に相当する編組状態の説
明図、第4図は他の実施例の斜視図、第5図は第4図の
実施例に相当する編組状態の説明図、第6図はさらに他
の実施例を示す斜視図、第7図は従来の編み機を示す概
略斜視図、第8図は従来の編組構造体の編組状態を示す
説明図である。 1・・・編組構造体 2・・・内周編組層 3・・・外周編組層 4.4A 、4B・・・補強糸 6a、6b・・・糸ボビン 7A〜7D・・・編み糸 8・・・多重編み構造体 9・・・補強糸ボビン 51・・・内周編組層の編組経路 52・・・外周編組層の編組経路 (二重編み構造体)
Claims (2)
- (1)丸編み多重編組法により複数の編組層が同心状に
重ねられた多重編み構造体において、内外に隣接する2
つの編組層がこれらの編組に同期して層間を往復する補
強糸により互いに交絡編組されていることを特徴とする
編組構造体。 - (2)少なくとも2つの糸ボビンを1組とした、複数組
の糸ボビンを有し、各組の糸ボビンが互いに異なる方向
性で編組経路に沿って周方向に移動しながら編み糸を繰
り出して、丸編み編組した編組層を同心状に複数重ねる
多重編み構造体の製造方法において、内外に隣接する2
つの編組層の編組用編み糸を繰り出す各組の糸ボビンか
ら、少なくとも1つの方向性で周方向に移動する糸ボビ
ンを選択し、この選択された糸ボビンの間で補強糸を繰
り出す補強糸ボビンを内外層交互に受け渡しながら移動
させ、移動させられる補強糸ボビンから繰り出された補
強糸で前記内外に隣接する2つの編組層を互いに交絡編
組させることを特徴とする編組構造体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7568089A JPH02259147A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 編組構造体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7568089A JPH02259147A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 編組構造体およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02259147A true JPH02259147A (ja) | 1990-10-19 |
JPH0379462B2 JPH0379462B2 (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=13583156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7568089A Granted JPH02259147A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 編組構造体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02259147A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04174749A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-22 | Murata Mach Ltd | 多層構造筒状組紐の組成方法 |
JPH0510490U (ja) * | 1991-07-25 | 1993-02-09 | 有限会社円山 | 組 紐 |
JPH05117947A (ja) * | 1991-10-18 | 1993-05-14 | Murata Mach Ltd | 中実組紐 |
JPH05117948A (ja) * | 1991-10-18 | 1993-05-14 | Murata Mach Ltd | 多層構造組紐の組成装置 |
JPH05148747A (ja) * | 1991-11-28 | 1993-06-15 | Murata Mach Ltd | 組紐の組成方法 |
US5388498A (en) * | 1990-07-12 | 1995-02-14 | Albany International Corp. | Apparatus for braiding a three-dimensional braid structure |
JPH0744761U (ja) * | 1995-07-07 | 1995-11-28 | 村田機械株式会社 | 多層構造組紐の組成装置 |
CN104760099A (zh) * | 2015-04-21 | 2015-07-08 | 张志和 | 塔形编织物及编织方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2150199A4 (en) * | 2007-05-09 | 2012-03-28 | Amiram Vizanski | METHOD FOR DENTAL RESTORATION AND DENTAL MATRIX |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP7568089A patent/JPH02259147A/ja active Granted
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5388498A (en) * | 1990-07-12 | 1995-02-14 | Albany International Corp. | Apparatus for braiding a three-dimensional braid structure |
JPH04174749A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-22 | Murata Mach Ltd | 多層構造筒状組紐の組成方法 |
JPH0510490U (ja) * | 1991-07-25 | 1993-02-09 | 有限会社円山 | 組 紐 |
JPH05117947A (ja) * | 1991-10-18 | 1993-05-14 | Murata Mach Ltd | 中実組紐 |
JPH05117948A (ja) * | 1991-10-18 | 1993-05-14 | Murata Mach Ltd | 多層構造組紐の組成装置 |
JPH05148747A (ja) * | 1991-11-28 | 1993-06-15 | Murata Mach Ltd | 組紐の組成方法 |
JPH0744761U (ja) * | 1995-07-07 | 1995-11-28 | 村田機械株式会社 | 多層構造組紐の組成装置 |
CN104760099A (zh) * | 2015-04-21 | 2015-07-08 | 张志和 | 塔形编织物及编织方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0379462B2 (ja) | 1991-12-18 |
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