JPH0225858Y2 - - Google Patents

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JPH0225858Y2
JPH0225858Y2 JP10401884U JP10401884U JPH0225858Y2 JP H0225858 Y2 JPH0225858 Y2 JP H0225858Y2 JP 10401884 U JP10401884 U JP 10401884U JP 10401884 U JP10401884 U JP 10401884U JP H0225858 Y2 JPH0225858 Y2 JP H0225858Y2
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JP
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color
paint layer
partial
coating layer
layer
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JP10401884U
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JPS6120716U (ja
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Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、屋根材としては比較的大きいもので
あるにもかかわらず、屋根葺状態において小さな
屋根材を葺いたかのような小割感覚を出すための
化粧屋根材に関する。
〔背景技術〕
平板屋根材のような屋根材は施工能率の面から
考えると大きさ(面積)を大きくする方が有利で
ある。しかしながら従来にあつては屋根材A′の
表面が単一色であるため、大きさの大きい屋根材
A′の場合、葺き上がつた屋根面が第4図に示す
ように単調になり、小割感がなく、安つぽい感じ
になるという問題があつた。一方屋根材を小さく
した場合、小割感が出てくるが、施工が煩雑とな
るという問題があつた。しかも屋根材が単一色の
場合、小割感が十分ではなく、このためちがう色
の屋根材を多種類用意して、これらを葺くことも
考えられるが、濃い色の隣りに淡い色がくると濃
淡の変化が激しすぎてけばけばした感じの落つか
ない屋根となつてしまうという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みて考案したものであつ
て、その目的とするところは一枚の屋根の上面が
3色の色で分割されることで比較的大きい屋根材
であつても施工性を落すことなく色の変化のある
小割感を現出でき、更に施工状態における濃淡変
化の起伏が自然となる化粧屋根材を提供するにあ
る。
〔考案の開示〕
本考案の化粧屋根材は、屋根材本体1の上面に
地色塗装層2を形成し、地色塗装層2の上面に第
1部分塗装層3aと第2部分塗装層3bとを形成
して屋根材本体1の上面の横方向において第1部
分塗装層3aと第2部分塗装層3bとが隣接する
ことなく両者の間に地色塗装層2を露出せしめる
と共に屋根材本体1の上面の横方向の両端部のう
ち一方の側端部を地色塗装層2の露出部分とし、
同系色の色で且つ濃色、中間色、淡色の3つの色
のうち地色塗装層を中間色とし、濃色と淡色のう
ちいずれか一方を第1部分塗装層3aの色とし、
いずれか他方を第2部分塗装層3bの色として成
るものであつて、このような構成とすることで上
記した本考案の目的を達成したものである。
以下本考案を実施例により詳述する。図中1は
平板状をした屋根材本体であつて、屋根材本体1
の上面の全面に単一色で塗料を塗布して地色塗装
層2を形成してある。この場合5〜20μ膜厚とな
る程度コーテイングする。地色塗装層2のコーテ
イング後これを乾燥し、次に地色塗装層2の上面
に部分的に部分塗装層3をスプレーなどで10〜
30μ程度の膜厚となるように塗布する。部分塗装
層3は第1部分塗装層3aと第2部分塗装層3b
に分れており、第1部分塗装層3aと第2部分塗
装層3bとは横方向において隣接することなく、
両者の間に地色塗装層2が露出するようにしてあ
る。また屋根材本体1の上面の横方向の両端部の
うち一方の側端部は地色塗装層2がそのまま露出
した部分となつている。地色塗装層2、第1部分
塗装層3a、第2部分塗装層3bの各色はそれぞ
れ同系色の色であるが、濃淡が異るものが使用さ
れる。すなわち同系色の色の濃色、中間色、淡色
の3つの色のうち地色塗装層2の色が中間色であ
り、残りの濃色と淡色のうちいずれか一方が第1
部分塗装層3aの色で、いずれか他方が第2部分
塗装層3bの色である。このうように地色塗装層
2を中間色とし、その上に塗布する第1部分塗装
層3aと第2部分塗装層3bとを横方向に接しな
いようにしておくと、施工した場合横方向に濃
色、中間色、淡色、中間色、濃色、中間色、淡
色、中間色……といつたように濃色と淡色の間に
必ず中間色が位置して、濃淡の起伏が自然な感じ
となるものである。地色塗装層2の上面に第1部
分塗装層3aと第2部分塗装層3bとを形成した
後にクリヤ4又は透明度を損わない程度のカラー
クリヤをフローコータなどで20〜40μ膜厚程度全
面塗布する。このときつや加減を調節するために
つや消し効果のあるマイカ粉を適宜添加する。上
記のような化粧屋根材Aは屋根下地材Aの側端同
士をつき合せて並設することで横に接続し、上段
の化粧屋根材Aの前部を下段の化粧屋根材Aの後
部上面にのせていくことで縦に接続するものであ
る。ここで下段の化粧屋根材の側端のつき合せ部
分と上段の化粧屋根材Aの側端のつき合せ部分と
が横方向にずれて位置するようにしておく。
〔考案の効果〕
本考案にあつては、叙述のように屋根材本体の
上面に地色塗装層を形成し、地色塗装層の上面に
第1部分塗装層と第2部分塗装層とを形成して屋
根材本体の上面の横方向において第1部分塗装層
と第2部分塗装層とが隣接しないようにし、地色
塗装層と第1部分塗装層と第2部分塗装層との各
色を変えてあるので、化粧屋根材が大判サイズの
ものであつても1つの化粧屋根材の上面に3つの
異る色の部分が現出して小さな屋根材を葺いたか
のような小割感を出すことができ、更にこのとき
色がちがうのでいつそう高級な小割感を出すこと
ができるものである。しかも地色塗装層がそのま
ま現出する部分と、地色塗装層の上に更に部分塗
装層を施した部分とがあるので、地色塗装層の上
に部分塗装層を施した部分は地色塗装層だけの部
分にくらべて重ね塗り効果によつてつやが出やす
いものであつて、色だけでなくつやの状態も異な
る小割感が出せるものである。また屋根材本体の
上面の横方向において第1部分塗装層と第2部分
塗装層とが隣接することなく両者の間に地色塗装
層を露出せしめると共に屋根材本体の上面の横方
向の両側端部のうち一方の側端部を地色塗装層の
露出部分とし、同系色の色で且つ濃色、中間色、
淡色の3色のうち地色塗装層を中間色とし、濃色
と淡色のうちいずれか一方を第1部分塗装層の色
とし、いずれか他方を第2部分塗装層の色として
あるので、施工状態においても濃色と淡色が直接
隣接せず、濃色、中間色、淡色、中間色というよ
うに必ず中間色が濃色と淡色の間に存在すること
となり、濃淡の変化の起伏が自然となるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の化粧屋根材の斜視図、第2図
は同上の断面図、第3図は同上の施工状態の斜視
図、第4図は従来例の斜視図であつて、1は屋根
材本体、2は地色塗装層、3aは第1部分塗装
層、3bは第2部分塗装層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋根材本体の上面に地色塗装層を形成し、地色
    塗装層の上面に第1部分塗装層と第2部分塗装層
    とを形成して屋根材本体の上面の横方向において
    第1部分塗装層と第2部分塗装層とが隣接するこ
    となく両者の間に地色塗装層を露出せしめると共
    に屋根材本体の上面の横方向の両側端部のうち一
    方の側端部を地色塗装層の露出部分とし、同系色
    の色で且つ濃色、中間色、淡色の3つの色のうち
    地色塗装層を中間色とし、濃色と淡色のうちいず
    れか一方を第1部分塗装層の色とし、いずれか他
    方を第2部分塗装層の色として成る化粧屋根材。
JP10401884U 1984-07-10 1984-07-10 化粧屋根材 Granted JPS6120716U (ja)

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JP10401884U JPS6120716U (ja) 1984-07-10 1984-07-10 化粧屋根材

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Publication Number Publication Date
JPS6120716U JPS6120716U (ja) 1986-02-06
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