JPH0225741A - 排ガスセンサ - Google Patents
排ガスセンサInfo
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- JPH0225741A JPH0225741A JP17559288A JP17559288A JPH0225741A JP H0225741 A JPH0225741 A JP H0225741A JP 17559288 A JP17559288 A JP 17559288A JP 17559288 A JP17559288 A JP 17559288A JP H0225741 A JPH0225741 A JP H0225741A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の利用分野1
この発明は、金属酸化物半導体の抵抗値の変化を用いた
排ガスセンサに関する。この発明の排ガスセンサは、自
動車エンジンの空燃比制御等に用いる。
排ガスセンサに関する。この発明の排ガスセンサは、自
動車エンジンの空燃比制御等に用いる。
[従来技術]
出願人は、BaSnO3等の金属酸化物半導体を焼結し
たチップに、一対の電極線を埋設した、排ガスセンサを
開発してきた(例えば特開昭63−83.653号)。
たチップに、一対の電極線を埋設した、排ガスセンサを
開発してきた(例えば特開昭63−83.653号)。
そして電極線には、Pt等の貴金属線を用いてきた。し
かし周知のように、貴金属電極は不安定で、排ガスによ
る腐食を受は易く、しかも高価である。
かし周知のように、貴金属電極は不安定で、排ガスによ
る腐食を受は易く、しかも高価である。
この問題を解消するには、安価でかつ安定な金属酸化物
半導体を、電極材料とすることが考えられる。半導体電
極は膜状にしか成型できないので、チップ状の金属酸化
物半導体を用いる場合、半導体と電極膜との接続が問題
となる。金属酸化物半導体を膜状とする場合、膜状の電
極の上から半導体を印刷・焼成すれば、両者を接続固定
できる。
半導体を、電極材料とすることが考えられる。半導体電
極は膜状にしか成型できないので、チップ状の金属酸化
物半導体を用いる場合、半導体と電極膜との接続が問題
となる。金属酸化物半導体を膜状とする場合、膜状の電
極の上から半導体を印刷・焼成すれば、両者を接続固定
できる。
しかしチップ状の半導体では、このような接続方法を用
いることができない。また周知のように、排ガス中には
種々の被毒成分が含まれている。被毒成分の影響を除く
には、金属酸化物半導体装置くすることが好ましい。即
ち被毒物を金属酸化物半導体の表面層でトラップし、被
毒を受けない金属酸化物半導体の深部層で検出を行うの
が好ましい。このためには、厚さに限界がある膜よりも
、厚さに制限のないチップの方が、金属酸化物半導体の
形状として好ましい。
いることができない。また周知のように、排ガス中には
種々の被毒成分が含まれている。被毒成分の影響を除く
には、金属酸化物半導体装置くすることが好ましい。即
ち被毒物を金属酸化物半導体の表面層でトラップし、被
毒を受けない金属酸化物半導体の深部層で検出を行うの
が好ましい。このためには、厚さに限界がある膜よりも
、厚さに制限のないチップの方が、金属酸化物半導体の
形状として好ましい。
なお金属酸化物半導体のチップの固定に、溶射膜を用い
ることは公知である(例えば出願人の特開昭63−83
.649号)。この公報では、基板に設けたキャビティ
に金属酸化物半導体のチップを収容し、基板とチップの
表面に溶射を施して、溶射膜でチップを固定している。
ることは公知である(例えば出願人の特開昭63−83
.649号)。この公報では、基板に設けたキャビティ
に金属酸化物半導体のチップを収容し、基板とチップの
表面に溶射を施して、溶射膜でチップを固定している。
更にこの公報では、電極として印刷電極を用いることも
示している。しかしここでの電極は、ptやPt−Rh
等の貴金属電極であり、半導体電極ではない。また電極
は基板の表面に沿って設けられ、キャビティの底部に電
極を設けることは示されていない。
示している。しかしここでの電極は、ptやPt−Rh
等の貴金属電極であり、半導体電極ではない。また電極
は基板の表面に沿って設けられ、キャビティの底部に電
極を設けることは示されていない。
[発明の課題1
この発明は、電極材料を貴金属から半導体に変更し、電
極の安定性を増すと共に、電極のコストを低減すること
を課題とする。またこの発明では、チップ状の金属酸化
物半導体に、膜状の半導体電極を接続し得るセンサ構造
を提供することを、他の課題とする。
極の安定性を増すと共に、電極のコストを低減すること
を課題とする。またこの発明では、チップ状の金属酸化
物半導体に、膜状の半導体電極を接続し得るセンサ構造
を提供することを、他の課題とする。
[発明の構成]
この発明の排ガスセンサでは、下部基板と上部基板とを
積層し、一体の耐熱絶縁性基板とする。
積層し、一体の耐熱絶縁性基板とする。
上部基板には貫通孔を設け、下部基板を底面とするキャ
ビティとする。キャビティの底面には膜状の半導体電極
を形成し、キャビティに収容した金属酸化物半導体のチ
ップの電81さする。そしてチップ表面の少なくとも一
部と、キャビティの周囲の上部基板とに溶射膜を形成し
、溶射膜でチップを固定すると共に、金属酸化物半導体
のチップと電極との接続を保つ。
ビティとする。キャビティの底面には膜状の半導体電極
を形成し、キャビティに収容した金属酸化物半導体のチ
ップの電81さする。そしてチップ表面の少なくとも一
部と、キャビティの周囲の上部基板とに溶射膜を形成し
、溶射膜でチップを固定すると共に、金属酸化物半導体
のチップと電極との接続を保つ。
この発明の排ガスセンサでは、安価で安定な金属酸化物
半導体を電極として、電極に関する問題を解消する。金
属酸化物半導体と電極との接続には溶射膜を用い、溶射
膜でチップを固定して、両者間の接続を保つ。
半導体を電極として、電極に関する問題を解消する。金
属酸化物半導体と電極との接続には溶射膜を用い、溶射
膜でチップを固定して、両者間の接続を保つ。
[実施例]
第1図、第2図に、実施例の排ガスセンサを示す。第1
図において、2は下部基板、4は上部基板で、下部基板
2と上部基板4は積層されて、体の耐熱絶縁性基板6を
構成している。ここでは基板6の材料をアルミナとした
。8は上部基板4に設けた貫通孔で、下部基板2を底面
とするキャビティを構成する。10は、キャビティ8に
面して下部基板2に設けた、楕円形等の排ガス導入孔で
ある。
図において、2は下部基板、4は上部基板で、下部基板
2と上部基板4は積層されて、体の耐熱絶縁性基板6を
構成している。ここでは基板6の材料をアルミナとした
。8は上部基板4に設けた貫通孔で、下部基板2を底面
とするキャビティを構成する。10は、キャビティ8に
面して下部基板2に設けた、楕円形等の排ガス導入孔で
ある。
12.14.16.18は、金属酸化物半導体を用いた
、膜状の電極である。これらの内、下部層の電極12.
14は、基板2.4の間に埋設してあり、上部層の電極
16.18は、金属酸化物半導体のチップとの結合に用
いる。上部層の電極16.18を、結合層16.18と
する。なお結合層16.18は設けなくても良い。また
電極12.14.16.18の材料には、金属酸化物半
導体を用いる。電極12等の材質tして好ましいものは
、LaCoO3,5rCoO,、S r F e Os
、LaCuO3、FeCo10.、NiCo20.、L
iTi、0.等の低抵抗な金属酸化物半導体である。
、膜状の電極である。これらの内、下部層の電極12.
14は、基板2.4の間に埋設してあり、上部層の電極
16.18は、金属酸化物半導体のチップとの結合に用
いる。上部層の電極16.18を、結合層16.18と
する。なお結合層16.18は設けなくても良い。また
電極12.14.16.18の材料には、金属酸化物半
導体を用いる。電極12等の材質tして好ましいものは
、LaCoO3,5rCoO,、S r F e Os
、LaCuO3、FeCo10.、NiCo20.、L
iTi、0.等の低抵抗な金属酸化物半導体である。
しかしここでは、Ba5nO,やTie、等のn型金属
酸化物半導体を排ガスの検出に用いたので、これらと同
じn型金属酸化物半導体をベースに、電極材料を検討し
た。そして高活性で不安定な元素であるLaやCo、N
i、Cu、Li等を含まない材料として、TiO□系の
電極を用いた。実施例で用いた電極材料は、TiO□に
、Tiとの原子比で0.8〜lOatom%のNb、O
,やTa、○。
酸化物半導体を排ガスの検出に用いたので、これらと同
じn型金属酸化物半導体をベースに、電極材料を検討し
た。そして高活性で不安定な元素であるLaやCo、N
i、Cu、Li等を含まない材料として、TiO□系の
電極を用いた。実施例で用いた電極材料は、TiO□に
、Tiとの原子比で0.8〜lOatom%のNb、O
,やTa、○。
を添加したものを用いた。NbやTaを添加したT10
.は、低抵抗で排ガスへの感度がほとんどない。
.は、低抵抗で排ガスへの感度がほとんどない。
20は、BaSnO3をプレス成型後に焼結したチップ
、22はW−Mo、Pt等の膜状ヒータ、24は溶射膜
である。
、22はW−Mo、Pt等の膜状ヒータ、24は溶射膜
である。
第2図に、センサの全体構造を示す。電極の下部層14
等は、基板2.4の間に埋設して延長してあり、スルー
ホール26を介して基板の裏面に引き出し、外部リード
28に結合する。またヒータ22の基部にも、外部リー
ド30を接続する。
等は、基板2.4の間に埋設して延長してあり、スルー
ホール26を介して基板の裏面に引き出し、外部リード
28に結合する。またヒータ22の基部にも、外部リー
ド30を接続する。
第3図A、Bにより、センサの製造工程を説明する。B
aSnO3やTie、等の粉体(ここではBa5nOx
)をプレス成型し、1400°Cで焼結して、第3図A
のチップ20とする。
aSnO3やTie、等の粉体(ここではBa5nOx
)をプレス成型し、1400°Cで焼結して、第3図A
のチップ20とする。
これとは別に、l atom%のNbまたはTaを添加
したT10.を、空気中1400℃で4時間(好ましい
範囲は30分〜1日)焼成し、粉砕して電極材料とする
。この電極材料をアルミナのグリーンシート2.4の間
に印刷し、全体を焼結して基板6とする。焼結後に、W
−Mo等のヒータ22を印刷し、再度焼成してヒータを
完成する。
したT10.を、空気中1400℃で4時間(好ましい
範囲は30分〜1日)焼成し、粉砕して電極材料とする
。この電極材料をアルミナのグリーンシート2.4の間
に印刷し、全体を焼結して基板6とする。焼結後に、W
−Mo等のヒータ22を印刷し、再度焼成してヒータを
完成する。
このようにして、キャビティ8、電極12.14、ヒー
タ22を設けた基板を製造し、キャビティ8の壁面に2
カ所、あるいは電極の下部層12.14の上部に2カ所
、前記の電極材料をペースト状に塗布する。次いでキャ
ビティ8にチップ20をセットし、チップ20をペース
ト中に押し込む。
タ22を設けた基板を製造し、キャビティ8の壁面に2
カ所、あるいは電極の下部層12.14の上部に2カ所
、前記の電極材料をペースト状に塗布する。次いでキャ
ビティ8にチップ20をセットし、チップ20をペース
ト中に押し込む。
この時ペーストは、キャビティ8・の壁面に沿って族カ
リ、チップ20と電極との接触面積が増す。
リ、チップ20と電極との接触面積が増す。
なおキャビティ8の底面には、排ガス導入孔lOがある
ため、ペーストの短絡は生じない。また電極材料のペー
ストは、キャビティ8ではなく、チップ20に塗布して
も良い。
ため、ペーストの短絡は生じない。また電極材料のペー
ストは、キャビティ8ではなく、チップ20に塗布して
も良い。
チップ20をセットした後、基板全体を例えば1400
℃で焼結し、チップ20と結合層16.18とを反応さ
せて結合する。次いで、上部基板4の表面側から全面に
溶射を施し、外部リード28.30を接続して、センサ
を完成する。ここでは溶射膜24として、膜厚200μ
mの緻密質のM g A I to 4を用いた。また
溶射膜24は、チップ20の一部と、その周囲の基板4
を被覆するように、部分溶射としても良い。
℃で焼結し、チップ20と結合層16.18とを反応さ
せて結合する。次いで、上部基板4の表面側から全面に
溶射を施し、外部リード28.30を接続して、センサ
を完成する。ここでは溶射膜24として、膜厚200μ
mの緻密質のM g A I to 4を用いた。また
溶射膜24は、チップ20の一部と、その周囲の基板4
を被覆するように、部分溶射としても良い。
実施例で用いたTie、−NbやTi02−Ta電極の
特性を、表1に示す。結果は、800℃の還元雰囲気(
当量比λが0.98)での、電極(膜厚20μm)の抵
抗値を示す。なお酸化雰囲気と還元雰囲気との抵抗値の
比は、任意の温度で2倍以下であった。表から明らかな
ように、latom%以上のNbやTaの添加により、
電極の抵抗値はlOΩ程度に低下する。一方NbやTa
の類似元素であるVでは、低抵抗な電極は得られない。
特性を、表1に示す。結果は、800℃の還元雰囲気(
当量比λが0.98)での、電極(膜厚20μm)の抵
抗値を示す。なお酸化雰囲気と還元雰囲気との抵抗値の
比は、任意の温度で2倍以下であった。表から明らかな
ように、latom%以上のNbやTaの添加により、
電極の抵抗値はlOΩ程度に低下する。一方NbやTa
の類似元素であるVでは、低抵抗な電極は得られない。
表1の結果から、NbやTaの添加量は、Tiとの原子
比で0.8〜lQatom%が好ましく、焼成温度はN
bの場合で1250℃以上、Taの場合で1350℃以
上が好ましい。なお Ba5nOsやTi01のチップ
20の抵抗値は、800℃程度の還元側雰囲気で100
Ω弱程度である。
比で0.8〜lQatom%が好ましく、焼成温度はN
bの場合で1250℃以上、Taの場合で1350℃以
上が好ましい。なお Ba5nOsやTi01のチップ
20の抵抗値は、800℃程度の還元側雰囲気で100
Ω弱程度である。
表 1(半導体電極の抵抗値Ω)
添加物 焼成温度(’Ox4時間)(ato
m%) 1200 1300 1400v
O,370K 80K 50KVl
80K 50K 40KNb
0.3 20K 15K l0
KNbl 500 10
1ONb3
t。
m%) 1200 1300 1400v
O,370K 80K 50KVl
80K 50K 40KNb
0.3 20K 15K l0
KNbl 500 10
1ONb3
t。
TaO,340K 20K 5KT
al IK 600
t。
al IK 600
t。
Ta3
10* 抵抗値はΩ単位、焼成雰囲気は空気である。
10* 抵抗値はΩ単位、焼成雰囲気は空気である。
以下に、実施例の特徴を示す。
(1)電極12.14.16.18に、安価で安定な金
属酸化物半導体電極を用いる。
属酸化物半導体電極を用いる。
(2)電極12.14.16.18とチップ20との接
触面の反対側から、溶射膜24を用いてチップ20を固
定し、両者の接続を保つ。
触面の反対側から、溶射膜24を用いてチップ20を固
定し、両者の接続を保つ。
(3)電極材料に、NbやTaを添加したTie2を用
いる。この電極は低抵抗で、かつTiやNb。
いる。この電極は低抵抗で、かつTiやNb。
Taはいずれも安定な元素であり周囲を被毒する恐れが
少ない。
少ない。
(4)電極の下部層12.14は、基板6と一体に焼成
されて反応性を失うため、チップ20との結合が困難と
なる。そこで結合層16.18により、チップ20との
結合を強化する。
されて反応性を失うため、チップ20との結合が困難と
なる。そこで結合層16.18により、チップ20との
結合を強化する。
(5)排ガス導入孔10を下部基板2に設け、溶射膜2
4の全面溶射を可能にする。これに伴って、溶射時のマ
スクが不要となり、同時に結合層16.18の短絡が防
止できる。また溶射膜24でヒータ22を保護する。
4の全面溶射を可能にする。これに伴って、溶射時のマ
スクが不要となり、同時に結合層16.18の短絡が防
止できる。また溶射膜24でヒータ22を保護する。
[発明の効果1
この発明では、排ガスセンサの電極を金属酸化物半導体
とし、電極の腐食等の問題を解消すると共に、電極の製
造コストを低減する。更に、溶射膜により、金属酸化物
半導体のチップと電極との接続を保ち、膜状の電極にチ
ップ状の金属酸化物半導体を組み合わせることを可能に
する。
とし、電極の腐食等の問題を解消すると共に、電極の製
造コストを低減する。更に、溶射膜により、金属酸化物
半導体のチップと電極との接続を保ち、膜状の電極にチ
ップ状の金属酸化物半導体を組み合わせることを可能に
する。
第1図は実施例の排ガスセンサの断面図、第2図はその
■−■方向縮小断面図である。第3閃A。 第3図Bはそれぞれ、実施例の排ガスセンサの組み立て
工程を現す断面図である。 図において、 2 下部基板、 4 上部基板、 8 キャビティ、 IO排ガス導入孔、12.14
.16.18 金属酸化物半導体電極、20 金属酸化
物半導体のチップ、 24 溶射膜。
■−■方向縮小断面図である。第3閃A。 第3図Bはそれぞれ、実施例の排ガスセンサの組み立て
工程を現す断面図である。 図において、 2 下部基板、 4 上部基板、 8 キャビティ、 IO排ガス導入孔、12.14
.16.18 金属酸化物半導体電極、20 金属酸化
物半導体のチップ、 24 溶射膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下部基板と上部基板とを積層して、耐熱絶縁性の基
板とし、 上部基板には貫通孔を設けて、下部基板を底面とするキ
ャビティを形成し、 キャビティの底面に膜状の金属酸化物半導体電極を形成
すると共に、キャビティには排ガス組成により抵抗値が
変化する金属酸化物半導体のチップを収容し、 かつ金属酸化物半導体のチップの表面の少なくとも一部
と、キャビティの周囲の上部基板とに、溶射膜を設けた
、排ガスセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17559288A JP2668124B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 排ガスセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17559288A JP2668124B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 排ガスセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0225741A true JPH0225741A (ja) | 1990-01-29 |
JP2668124B2 JP2668124B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=15998775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17559288A Expired - Lifetime JP2668124B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 排ガスセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2668124B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5667652A (en) * | 1993-11-19 | 1997-09-16 | Gas Research Institute | Multi-functional sensor for combustion systems |
US6051123A (en) * | 1995-06-15 | 2000-04-18 | Gas Research Institute | Multi-functional and NOx sensor for combustion systems |
JP2014006103A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Nippon Soken Inc | 粒子状物質検出素子並びにその製造方法 |
-
1988
- 1988-07-14 JP JP17559288A patent/JP2668124B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014006103A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Nippon Soken Inc | 粒子状物質検出素子並びにその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2668124B2 (ja) | 1997-10-27 |
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