JPH02256453A - ローラセグメントのベアリング凹面の仕上方法および仕上装置 - Google Patents

ローラセグメントのベアリング凹面の仕上方法および仕上装置

Info

Publication number
JPH02256453A
JPH02256453A JP1299446A JP29944689A JPH02256453A JP H02256453 A JPH02256453 A JP H02256453A JP 1299446 A JP1299446 A JP 1299446A JP 29944689 A JP29944689 A JP 29944689A JP H02256453 A JPH02256453 A JP H02256453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
bearing
axis
concave surface
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1299446A
Other languages
English (en)
Inventor
Michel Orain
ミッシェル オレン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glaenzer Spicer SA
Original Assignee
Glaenzer Spicer SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=9371973&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH02256453(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Glaenzer Spicer SA filed Critical Glaenzer Spicer SA
Publication of JPH02256453A publication Critical patent/JPH02256453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B19/00Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group
    • B24B19/02Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding grooves, e.g. on shafts, in casings, in tubes, homokinetic joint elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B11/00Machines or devices designed for grinding spherical surfaces or parts of spherical surfaces on work; Accessories therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/202Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
    • F16D3/205Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、特に自動軍伝動継手の一部をなし、外側ロ
ーリング面をもつローラセグメントのベアリング凹面の
仕上方法に関する。
またこの発明は、この種の加工を行なう仕上装置に関す
る。
この発明は特に、継手によって相互接続された2軸のう
ちの一方の軸の端部に、3脚を形成する3個の球状トラ
ニオンを備えた伝動継手の一部をなす複数のローラセグ
メントに関するが、上記ローラセグメントに限定される
ものではない。運動伝達方向に応じて各球状トラニオン
は、継手によって相互接続された2軸の他方の軸に固定
された林状部材内部に設けた2個の長手転動軌道のいず
れかに、1個のローラセグメントを介して係合する。し
たがって、6個のローラセグメントが使用され、各ロー
ラセグメントが各転勤軌道と各トラニオンとの間に介在
する。
各ローラセグメントは、球状トラニオン上で回動するベ
アリング凹面と、外側転動円環面とを有する。
従来の技術 外側転動円環面は転勤軌道上を転勤でき、かつ、凹円筒
外形をもつ転勤軌道に対して横手方向に傾斜し得る。上
記した摺動等速運動継手は、最新の自動車に装備する際
に要求される快適性とか小型化の特性を具えている。こ
の種の継手は1986年12月5日付のフランス特許出
願に記載されている。
上記継手の顕著な性能に大きく貢献しているのは、球状
トラニオンとセグメントの凹ベアリング凹面との間の球
状関節接合に対する流体潤滑である。実際、この流体潤
滑によって負荷伝達用の高い圧力が許容される一方で、
合成滑り抗力が打ち消される。摺動速度が低いために潤
滑フィルムは非常に薄くなるので、上記した各面間の完
全な相互補完性が必然的に要求される。
発明が解決しようとする課題 単に近似的に相互補完性を達成するに過ぎないベアリン
グ凹面の加工方法が種々知られている。これらの加工方
法では、光学レンズの生産に用いられる方法によって、
2個の面を相互に研磨する追加工程がどうしても必要で
ある。したがって、自動車産業における価格低減、生産
率向上の要求に応じることができない。
したがってこの発明の目的は、セグメントと179拗す
る三脚の球状トラニオンに対して、完全な相互補完性を
与え得る精度を以って、ベアリング凹面を有するセグメ
ントを生産でき、等速運動継手における極めて薄い潤滑
フィルムによる流体潤滑を、追加研磨を必要とすること
なく可能にする産業的手段を提供するにある。
課題を解決するための手段 この発明によると、特に自動車伝動継手用であって、外
側ローリング面をもつローラセグメントのベアリング凹
面の仕上方法は、セグメントの外側ローリング面を支持
手段に係止させた状態で該セグメントを静止支持し、凹
面を形成するための協働面をもつ研磨輪または同種類の
工具を、ベアリング凹面の所望中心を通る軸の周りに回
転させ、かつ、ベアリング凹面の中心で工具の回転軸と
交差する少なくとも1軸の周りの相対掃引運動を、支持
手段、セグメントと工具との間で行ない、さらに、ベア
リング凹面と、該凹面の所望中心との間の距離が、ベア
リング凹面の所望半径に等しくなるまで、工具を自身の
回転軸に沿ってセグメント側へ送ることを特徴とする。
この発明の他の面によると、特に自動車伝動継手用であ
って外側ローリング面をもつローラセグメントのベアリ
ング凹面の仕上装置は、フレームと、このフレームによ
って支持された取付部であって、ローラセグメントの外
側ローリング面の中心軸が、取付は部に対して定まった
位置に位置する状態で、該ローラセグメントが取付部に
対して静止支持されている前記取付部と、研磨輪または
同種類の回転工具であって、該研磨輪の回転軸上に中心
をもつ凹面を形成するための作用面を有している前記回
転工具と、ベアリング凹面の所望中心で工具の回転軸と
交差する少なくとも1軸の周りの相対回動掃引運動を工
具とセグメント、取付部との間で行なわせる手段と、工
具をその幾何学的回転軸に沿って移動させる手段と、ベ
アリング凹面の実際の中心が所望中心とほぼ一致すると
き、工具回転軸に沿う工具の送りを停止させる手段とを
備えることを特徴とする。
工具の軸がベアリング凹面の所望中心を通り、かつ、ベ
アリング凹面の所望中心を通る軸の周りでのセグメント
の掃引運動が工具に対して行なわれるので、セグメント
への工具の送り移動が正確に停止される限り、凹面は外
側ローリング面に対して正確に位置決めされ、該凹面の
所望の径が正確に得られる。
加工が例えばホーニングによる超仕上であれば、セグメ
ントの寸法を変化させることなく、面から微少外形を除
去することだけを目的とすればよい、この場合の送りは
、工具がセグメントに係合したときに停止される。また
、上記した幾何学的特徴を考慮して、工具の作用面と被
加工ベアリング凹面とを同軸的に配置する6加工物の寸
法に影響を及ぼす動作である研磨加工では、ベアリング
凹面の少なくとも1点が、所望半径に等しい所望中心か
ら離れた位置を取るまで送りを継続する。また、この発
明の幾何学的特徴を考慮して、研磨輪の作用面中心と所
望中心とを一致させる。加工物の送りを停止すると、そ
の時のベアリング凹面は外側ローリング面に対して完全
に位置決めされる。
掃引運動の捩幅を小さくすること、研磨輪によるベアリ
ング凹面の掃引を最適化すること、加工中にベアリング
凹面の位置のモニタリングを容易にしたり可能にしたり
することの為には、相対掃引運動の軸に対して研磨輪の
軸を傾斜させるのが好適である。
さらに、この発明の方法および装置は、セグメントが使
用される継手の良好な動作にとって極めて好適な以下の
ような特性を、余分な費用をかけることな〈産業的に達
成することができる。すなわち、 a)加工時にセグメントへ適宜な力を加えて、ベアリン
グ凹面の球面度の補正をすること。これによって、負荷
作用のためにセグメントが変形しても、できるだけ広範
な有効接触が負荷時にトラニオンとベアリング凹面との
間に得ることができる。非公開のフランス特許出願第8
713976号は実際の負荷の下でのセグメントの挙動
シミュレーションを示しており、このシミュレーション
は、径方向内方に向いセグメントの外側転動ベアリング
凹面の周方向長さの中間に加えられる力と平衡する接線
方向の圧縮力をセグメントの両端部に加えることによっ
て行なう。
したがって、セグメントにこのように擬似負荷を加えつ
つベアリング凹面を加工すれば、セグメントに実際の公
称負荷を加えたときに、セグメントのベアリング面と、
トラニオンとの間の精密な相互補完関係が得られる。
b) 回動ベアリング凹面の軸とか、中心の位置とかの
位置決めが正確であること。ただし、転勤軌道に係合す
る部分がセグメントの周方向長さの中間に位置している
中立位置へセグメントを戻す作用を行なわせようとする
ならば、上記の軸とか中心を外側ローリング面の中心に
対して若干偏位させる。この効果を得るには、セグメン
トの径方向厚さを上記部分からセグメントの各端部へ若
干増大させる。
C)セグメントの径方向の厚さ寸法が正確であること。
これによって、押えこみの危険を伴うことなく最小の隙
間で継手を組立てることができる。
d)ベアリング凹面の球面径の寸法が非常に正確である
こと。これによって、研磨済で相互補完的な三脚凸ベア
リング球面との一対化を図らなくて済む。
実施例 以下実施例によりこの発明の詳細な説明する。
第1図、第2図において、14はローラセグメントを示
し、このローラセグメントは一点鎖線図示の円筒状焼き
なまし鋼片1から冷間形成する。プレス台2aに固定さ
れた下型2内へ上記鋼片が導入される。下型の内側作用
面は中央の円環セグメント3(第2図)を有し、該円環
セグメントの両端は、2個の円筒面4に接続している6
円筒面4は、セグメント14が配設される等運動継手の
鉢部材の内面に形成される複数の転勤兼摺動軌道と相互
補完全な形状をもっている。
したがってセグメント14の外側面は中央の円環領域と
5両端部の円筒状領域とからなる。
非公開のフランス特許第8714917号に記載のよう
に、ローラセグメントが2個の外側円筒面をもつことに
よって、該セグメントと組合わされる3脚のトラニオン
が、継手の鉢部材に対して該セグメントのいずれかの軸
方向端部位置に近い位置にあるときに、上記セグメント
は比較的軽い圧力のもとで、対応の転勤兼摺動軌道上を
摺動することができる。したがって、継手を長い距離摺
動させる際に、ローラセグメントを3脚のトラニオンの
周りに相当分だけ周方向移動させる必要がない。逆に、
3脚のトラニオンが鉢部材内でほぼ軸方向中央に位置す
るときは、ローラセグメントは転勤兼摺動軌道内で、該
セグメントの円環面に応じた転勤を行ない、この時の摩
擦は一番小さい。継手動作の大部分は上記のような転勤
である。
下型の横手ノツチ5の円筒状底面6は、セグメント14
上に形成される横手止めボタン7と相互補完的である。
フランス特許願第8714917号によると、上記のボ
タンは動作時にストッパと協働し、3脚が錘部材内で該
3脚の一方の端部位置に接近すると、必要に応じて上記
ストッパによってセグメントが3脚のトラニオンの周り
に回動され、この回動はセグメントの外側面の対応円筒
領域が、転勤トラックに接触するまで行なわれる。した
がって、セグメントの外側面の円環領域が、偶発的に摺
動するなどの摺動、または転勤によるセグメントの角度
ずれが自動的に補正される。
押圧ピストン(図示せず)によって駆動される打抜きス
タンプ8は、セグメント上に形成されるベアリング凹面
10にほぼ相互補完的な球状作用端部9を有する。打抜
きスタンプ8は2個のアングル12(第12図)をもめ
スリーブll内を案内されて、セグメント14の両端部
22を形成する。
下型2に対するスリーブと打抜きスタンプの中心合せは
、スリーブ11の周りに設けられて、下型2に沿って摺
動する枠部材15によって行なわれる。
外側円環面の円形断面の半径はr(第1図)であり、該
外側円環面の中心線の半径はR(第2図)である。した
がって、円筒状両端部の横手半径はrであり、形状、面
状態共に極めて満足できるもので仕上げの必要がない。
一方、ベアリング凹面はセグメントの熱化学硬化処理の
後で再研磨しなければならない。
この発明によると、外側円環面は上記の研磨動作の際に
位置決め基準として働く。
第4図、第4a図、第5図〜第7図は、支持部13の担
持板16に対して、セグメントを正確に位置決め支持す
る方法の原理を示している。ベアリング凹面14)の研
磨動作時に、支持部13は精度よく案内移動される。
担持板16の2個の固定座17は円形面を有し相互位置
関係が固定している。この円形面の半径rは、セグメン
ト14の転動円環面18の断面形状と相互補完関係にあ
る(第6図)。座17は円環面18の軸UU’を中心と
して周方向に相互離間している。
2個の固定座17のほぼ面中心Cを通る幾何学的軸■■
′の周りの回転に関して、セグメント14の固定座17
への係合状態は本来不安定である。
そこで、支持部には可動座19も設ける。可動座は同固
定座17間の周面の中間に位置し、セグメント14の中
央軸WW′上で移動可能であって、動作時にセグメント
の外側面の周長中央に係合するようになっている。
ここで、「セグメントの周面」は、外側円環面18の中
心Tにおける該円環面の軸UU’と直交する面を表わす
また、「セグメントの中央軸WW’Jは、セグメントの
周面に属して軸UU’と交差し、セグメントの周面中央
で該セグメントを貫通する軸を表わす。第4図に示す′
位置において中央軸は、研磨機のフレーム(図示せず)
に接続した固定xx’に一致している。
2個の固定座I7と可動座19とによって、セグメント
14を支持すると、円環面18の軸UU’と、その中心
Tとは担持板16に対して精度よく位置決めされる。
セグメント14上に形成されるベアリング凹面14)の
中心Sは中央軸上に在り、図中の軸XX′と一致し、セ
グメントと円環面18の中心Tとの間に位置することが
望ましい。
この発明の加工を行なうには、研磨機フレーム(図示せ
ず)に支持される担持板16を、ベアリング凹面10の
中心Sに直交し、座17.19が定めるセグメント周面
部分に交差する軸ZZ′の周りに回転自在にする。第4
図では偏位eはかなり大きく示して分り易くしであるが
、実際は10分の1rmから10分の数m程度である。
この偏位は、継手使用時にセグメントを中立位置へ戻す
際の特性を条件付けしている。またこの偏位があるから
セグメントの中央領域は残りの部分よりも径方向寸法を
小さくでき、負荷時にセグメントがトラニオンの周囲に
位置した際、セグメントの一番薄い領域がトラニオンと
転勤軌道との間に位置することとなる。なお、中心Sと
Tとの間の偏位eは所定の向きにあることが重要である
すなわち、円環面18の軸UU’とセグメントの中央軸
WW′とを通るセグメントの対称横断面が、ベアリング
球面10の球面中心Sを含むようにして、偏位reJを
表わす非常に短い線分STとセグメントの対称横断面と
を平行にする。
もし中心Sがセグメントの対称横断面から僅か10分の
数mでもずれると、部分STとセグメントの対称横断面
との間に、例えば15度という非常に大きな角度が生じ
る。何故なら誇張して図示した線分STの長さre」は
10分の1mから10分の数m程度であるからである。
STの向きに上記のような誤差を持つローラセグメント
は、動作時にトラニオンの周囲の非常に悪い位置へ絶え
ず戻されてしまう。
セグメント14の対称横断面(UU′、 WW’)が軸
ZZ′上の所定の中心Sを通らなければならないという
条件は、主に位置決め固定座17によって達成される。
もし固定座17が軸ZZ′に対して10分の1mm偏位
していると、セグメント研磨時のSTの向きを大きく狂
わす、したがって、この発明ではセグメント14の円環
面18が固定座17に係止するように、該セグメント1
4を位置決めすることによって、中心Tの不正確な位置
に起因する誤差の危険を除去できる。円環面18を冷間
形成する方法を採るから、中心Tの位置が不正確になる
可能性がある。
また、面((UU′、 WW’)が中心Sを通らなけれ
ばならないという条件は、円環面18の軸UU′を中心
にして周方向にセグメント14をくさび締めする2個の
自動制御移動自在な爪部材21によって達成される。し
かし、このくさび締めは固定座17による位置決めほど
の精度がなくてよい、何故なら爪部材2Iの位置誤差に
起因する中心S、Tの相対位置の大きさの誤差ははるか
に小さなオーダであるからである。
2個の爪部材21がセグメントの両端部22に係合する
と、該両端部に与えられた2つの力Gがそれぞれこれに
最も近い固定座17の軸にほぼ接線方向に加えられるの
で、セグメントは爪部材によって3個の座へ締め付は保
持される。
3個の座17.19はそれぞれが、円環面18の軸UU
’に対して平行に延在する溝211aによって分離され
た2個の支持面28を有して、各支持面を半径rで正確
に位置決めが行なえるようになっている。
爪部材21のセグメント端部への係合力Gの合力は、セ
グメントの中央軸に対して平行であり、固定座17の力
Bによって有効な案内を行なうためには上記合力が可動
座19の支持力りよりも大きくなければならない、しか
し、力Bに比較して力G、Dを大きくし、セグメントが
既述のように公称負荷動作時に実質的に変形した状態の
下で、ベアリング凹面14)の加工を行なうこともでき
る。
第4図中の偏位eは分り易くするため極めて大きく図示
しである。実際は10分の1rMnから10分の数m程
度である。この偏位は、継手使用時にセグメントを中立
位置へ戻す際の特性を条件付けしている。またこの偏位
があるから、セグメントの中央領域は残りの部分よりも
径方向寸法を小さくでき、負荷時にセグメントがトラニ
オンの周囲に位置した際、セグメントの一番薄い領域が
トラニオンと転勤軌道との間に位置することとなる。
研磨はカップ形研磨輪23を用いて行なう。研磨輪23
の回転軸MSはベアリング凹面の中心Sを必ず通るので
該中心Sにおいて支持部13の枢軸ZZ′と交差する。
研磨輪23の端部に設けた環状作用面23aは、ベアリ
ング凹面14)の半径と等しい半径Pの球状帯域であり
、研磨輪の軸MS上に中心を有している。
研磨輪の疲労を補償したり、被加工セグメントの位置決
め、加工済セグメントの取外し可能にするための後退移
動をしたりするのでベアリング凹面10の研磨作業時に
研摩輪の送りを行なうが、この送りは軸MSに沿って行
なわれる。
加工時、研摩輪はその軸の周りに回転すると同時に、そ
の軸に沿って送られる。常にベアリング凹面14)の一
部分だけが研摩輪の作用面23aと接触する。そして、
ベアリング凹面10全体の研磨は、研摩輪とセグメント
14との間の相対回転掃引運動および研摩輪と支持部1
3との間の相対回転掃引運動によって行なう、上記回転
掃引運動を得るために、第4図の矢印F1に示すように
支持部およびこの支持部に担持されたセグメントを軸z
Z′の周りに往復回動させる。
この往復回動は担持板16と研磨機のフレーム(図示せ
ず)との間での軸zZ′に対する枢着構造によって可能
となっている。第4図でセグメント14は掃引移行の中
間に在り(軸XX′、WW′が一致)、破線は2つの終
端位置26.27に在る状態を示す。なお、第4A図は
、セグメントが第4図の終端位置26に在る状態を示す
。この場合、セグメントの中央軸ww”ti軸XX′か
ら離れている。
研磨機は、タングステン炭化物のような非常に硬い材料
からなる突起部材25をもつセンサ24をさらに備えて
いる。ベアリング凹面10には研摩輪23の孔23dに
面し、研摩輪z3の作用面23iに接触しない領域があ
り、突起部材25は加工時にこの領域においてベアリン
グ凹面10に接触する。
センサ24は研磨機のフレームによって支持され、軸X
X′上でベアリング凹面10に係合する突起部材25は
、セグメント14が軸zZ′の周りの往復動位置にあっ
てもベアリング凹面10に常に接触する。
センサ24のアーム241はベアリング凹面14)の一
方の側縁の領域10bと、作用面23aの内側環状縁の
領域23bとの間に設けられている。領域10b。
23bは相互に離間している。軸XX′と研摩輪の軸M
Sとの間に角A(第7図)があるので、作用面23mの
内側環状縁の、領域23bとは反対側の領域23cが、
ベアリング凹面10に接触している時にアームの移行が
容易である。
研摩輪の回転軸MSと軸XX1間の角Aは零度から約3
0度の範囲で可変とすることができる。
この角度はアーム24aによってだけでなく、被研磨ベ
アリング凹面10上を研摩輪の作用面23aができるだ
け一様に掃引するのに必要な条件によっても決まる。
センサz4は、図中ブロックで示す測微比較器63に接
続され、この比較器63は、同様にブロックで示す自動
制御装置202の制御のもとに研摩輪の軸上の移動すな
わち、 研摩輪の接近運動、 加工送り運動、 所望の精密寸法が得られたときの加工送り運動の停止お
よび研摩輪、センサ24の後退運動 などを制御する。
具体的には、センサ24は加工中に軸XX′と、ベアリ
ング球面10との間の交差点の位置を絶えず検出し、こ
の位置がベアリング凹面1.0の半径に等しい距離Pだ
け、ベアリング凹面14)の中心Sから離れているとき
に、加工送りの停止をトリがする。この状態は第7図に
示すように研摩輪の作用面23mの中心自体が点Sに位
置するときに得られる。
第4図〜第7図で説明した方法を適用した実際的装置の
第1実施例を第8図〜第10図において説明するが、第
4図〜第7図のものと機能的に同一、同様な部材には同
一の符号を付し、第4図〜第7図と相異する部分のみを
以下に説明する。
固定座17を担持する振動担持板16は、軸Z2′をも
つベアリング32が支持する中空軸29によって、研磨
機のフレーム31に関節接続されて、上記軸の周りに回
転掃引運動が可能である。可動座19はレバー34をな
し、その一端は、軸ZZ′に平行で動作時にセグメント
14の一端22bに接近する軸35の周りに担持板16
上で関節接続している。
レバーの他端には、2個のねじ36によって第1着脱自
在爪部材21aが固着されている。爪部材21aによっ
てセグメントは座ヘロックされる。
この爪部材21aは、軸35の位置との関係でセグメン
ト14の対応周方向端部22aを周方向で固定支持する
固定爪部材である。レバー38が担持する第2爪部材2
1bは、軸ZZ′をもちレバー38へ固着された軸39
によって制御される。軸39は中空軸29内に枢着され
ている。また軸39は、爪部材21aに対してセグメン
トが加える周方向圧縮力の方向のモーメントを爪部材2
1bに与える手段に接続されているので、爪部材21a
、21bによる端部22a、22bへの作用力に対する
該端部の配向に応じて、セグメントの外側面を可動座1
9へ係止させる。したがって、制御された爪部材21b
による支持力Gは、固定座17および可動座19上に、
Gに比例する所要支持力B、Dを発生するのに充分であ
る。爪部材21aは、制御された爪部材21bが与える
力とほぼ同じ大きさの力を受けとる。したがって、軸3
9に加えられるモーメントを制御することによって、任
意に調節可能な力Gの値が、セグメントへ加えられる全
ての力を条件付けする。セグメントへ加えられる全ての
力の相対的大きさは、関節接続軸35の位置によって一
度決めたら変更しない。
固定爪部材21aを取外して担持板16に対してレバー
34を固定した後に、軸ZZ′の周りに担持板16を回
転させる一方、座17.19の外形相当の外形をもつ内
部の研磨輪を作動させることによって、極めて簡単に加
工と3個の座17.19の支持面28の精密位置決めが
行なえる。軸zZ′が面18の軸UU’に対して若干偏
位しているとは言え、この偏位は10分の1mm程度で
あり、動作時に可動座19は固定座17に対して、偏位
の方向に移動可能であるから影響がない。
研磨輪23の軸MSに沿う運動を制御する装置(図示せ
ず)を、第7図または第12図のように配置したセンサ
(図示せず)が発生する信号によって、トリができる(
第12図の装置については後述する)、研磨輪23の作
用球状面23aは第10図に示すように2個の周縁40
a、40b間に形成されている。
第9図の装置では、セグメント14の円環面18の軸U
U’は、掃引運動の軸ZZ′に対して平行であるが、該
軸ZZ′に対し軸WW′の周りに90度程度傾斜させる
ことができる。この角度が90度であると、後述する第
20図のタイプの装置が得られる。軸ZZ′上の中心S
の位置と円環の中心Tの位置とは変化しない、3個の座
と2個の爪部材を担持している部材だけが、円環の軸と
同じ角度だけ傾斜される。
第11図〜第13図に示す実施例においては、先の実施
例のものと同じ符号をできるだけ使用することとし、先
の実施例との相異のみを説明する。
担持板16上の加工ラグ46に弾性帯状部材44の各端
部がねじ45によって固定されている。上記各端部の中
間で帯状部材44は可動座19を担持している。
担持板16へ着脱自在に固着された固定爪部材21aが
セグメント14の周方向端部22aを支持し、セグメン
ト14の他端部22bは可動爪部材21bによってロッ
クされている。そして、可動爪部材21bは、担持板1
6の振動軸ZZ′と同軸な内部軸39によって制御され
るレバー38に担持されている。
座17.19の精密な位置決めを伴う加工は、所要の精
密な外形をもつ内部研磨輪54(第13図)を用いる研
磨によって達成される。固定停止部材の働きをする固定
爪部材21aを取除いた後に、担持板16をその軸ZZ
′の周りに回転させる。
さらに、帯状部材44と固定座支持用の突起部53との
間に介在するくさび部材52を用いて、弾性帯状部材4
4を動作時に適宜量だけ湾曲させる。
軸zz′に対するセグメントの位置は固定座I7によっ
て常に決まっているが、セグメントの研磨動作時の可動
座19の支持力は、上記湾曲による印加湾曲力の値によ
って条件付けされる。
第12図に示すように、この実施例では研磨輪23の回
転軸と同軸な内部のセンサ棒24bによって研磨状態が
連続的にモニタされる。なお、上記回転軸は軸XX′に
対応する(すなわち角Aは零である)。センサ24bは
研磨輪担持軸56内の孔57を貫通している。この軸5
6は公知の特殊高精密ベアリング58の内部での回転自
在であって、プーリ59のような周辺の駆動手段によっ
て駆動される。
センサ24bは研磨輪担持軸56内での軸中心がベアリ
ング60によって決められ、該ベアリング60内でセン
サ24bは軸XX′に沿って極めて自由に摺動可能であ
る。突起部25をもつセンサ24bは測微比較器63の
レバー62を制御し、比較器63は研磨輪の軸XX′の
方向での該研磨輪の位置の自動制御信号を発生する。
例えば第9図に示すように研磨輪軸と軸XX′間の傾斜
Aが零でなければ、動作原理は同様である。
したがって、接近、研磨、研磨輪の送り停止、研磨輪の
後退、加工済セグメントの取出し、それに続く加工セグ
メントの装填など異なる動作段階がトリがされる。
第14図〜第16図に示す実施例を先の実施例との相異
についてのみ説明する0機能的に同一または同様な部材
に対しては先の実施例の符号をできるだけ使用すること
とする。
第14図〜第16図の実施例は研磨の第2モードに係る
ものである。すなわち、第2モードではベアリング凹面
10を通しての研磨輪23の相対掃引運動を引き起すセ
グメント14の回転運動が、軸XX′の周りの連続回転
である。
スピンドル67の端部を加工して2個の固定座17を形
成する。スピンドル67は先の実施例の担持板16に代
るもので、研磨機のフレーム31に対して回転自在な軸
XX′をもつベアリング68内に装着されている。スピ
ンドル67は、被加工セグメント14から離れたスピン
ドル端部へねじ切り部69、キー70によって固着され
たプーリ(図示せず)によって回転駆動される。
スピンドル67の軸方向孔71内にスリーブ72を設け
、このスリーブのセグメント14側の端部に板部材76
(第16図)を設ける。そして、被加工セグメント14
0両端部22に径方向に係合する2個の爪部材21が板
部材76に担持される。板部材76には貫通孔77(第
16図)が形成され、2個の固定座17がこれらの貫通
孔を通り、また、該貫通孔によって固定座に対する爪部
材21の相対軸方向変位が可能となっている。可動座1
9は、スリーブ72を摺動するピストン79の端部に設
ける。爪部材担持スリーブ72とピストン79との間の
相対角度位置はキー80によって定められ、スリーブ7
2とスピンドル67との間の相対角度位置はキー81に
よって定められる。したがって、スリーブ72、ピスト
ン79、スピンドル67は軸XX′の周りの回転に対し
て相互に固定される。
爪部材21と可動座19とは水圧または空気圧によって
作動される。圧力の供給経路は、セグメント14から離
れたスリーブ72の端部へねじ込まれたストッパプラグ
83内に形成したねじ切り人口82に固定した回転接続
路である。
ストッパ83上のカラー83aは(スリーブ72内のス
トッパ83のねじ込みを介して)スリーブの端部に係合
し、中空スピンドル67内の孔71の拡大端部領域内で
気密摺動する。
ストッパ83を通る孔84とカラー83gに係合するス
リーブ縁部内に形成したノツチ85とによって、圧力は
ピストン75の端部のみならず、カラー831の外径と
スリーブ72のより小さい外径との間の環状部86にも
作用することができる。
また、バッキング87を設けであるので、相対軸方向変
位を行ないつつもピストン79とスリーブ72との間、
スリーブ72とスピンドル67の孔との間、カラー83
mと孔71の拡大端部領域との間で加圧下での気密を保
つことができる。そして、ストッパ83の入口82へ圧
力を供給すると、ピストン79シたがって可動座19に
加えられて中心Sへ向う力、さらに、反対方向にスリー
ブ72、したがって爪部材21に作用する力が発生する
もちろん、印加圧力の大きさによって、保持力G、B、
Dの強さが条件付けされる。装置全体によってセグメン
トは、該セグメントの中央軸が軸XX′となる位置に保
持される。
スピンドル67の周りに装着され、かつスピンドル67
と軸方向に係合しくリング67aによって)、板部材7
6の後面に係合する圧縮ばね88が、爪部材21、スリ
ーブ72に軸方向に作用して、該部材21、スリーブ7
zを中心S側へ戻す。
ピストン79の周りでスリーブ72内に装着された圧縮
ばね89は、ピストン79シたがって可動座19を軸方
向XX′、すなわち可動座19が中心Sから離間移動す
る方向に戻す。
第14図の上半部に示すように、圧力供給されていない
時はばね88.89は比較的弛緩していて、セグメント
14を自由にする位置に爪部材21と可動ベアリング面
19とを置く(破線図示)。
一方、第14図の下半部に示すように、λ口82に圧力
が供給されると、爪部材21と可動座】9とをセグメン
ト・の締付は位置にばね88.89の作用に抗して置く
ことができる力が発生する。
先の実施例のように回転軸MSに沿う研磨輪23の送り
によって加工送りが行なわれ、この加工送りは、センサ
24が接触するベアリング凹面10上の点が、ベアリン
グ曲面14)の実際の中心と、該凹面の所望の中心Sと
の一致に対応する位置に来たことが、センサ24によっ
て検出されるまで続けられる。先の実施例と異なり、突
起部材25は研磨輪23の周面近くで該研磨輪の外側に
設けられる。突起部材25が接触するベアリング凹面1
0上の点は軸XX′に充分近くして、軸XX′の周りを
セグメント14が回転しているときに上記接触が常に確
保されるようにしである。
センサ24は、方向MSでの研磨輪の運動を制御する自
動制御装置へ位置信号を供給し、水圧または空気圧ソレ
ノイド弁およびセグメント供給、取除し装置(図示せず
)を作動させる。
次に第17図、第18図に示す実施例を先の実施例との
相異についてのみ説明する。機能的に同一または同様な
部材に対しては先の実施例の符号をできるだけ使用する
こととする。
第17図、第18図の実施例は研磨の第3モードに係る
ものである。すなわち、第3モードではベアリング凹面
1Gに亘っでの研磨輪23による相対掃引運動が、ベア
リング凹面1Gの中心Sで互いに直交する2個の軸Zz
′、YY’の周りでの2個の振動回転運動の組合せによ
る球面振動運動である。軸YY’は軸XX′と直交して
いる。
セグメント14は固定座17上に位置決めされる。
上記固定座17は、研磨機のフレーム31に対する自在
継手によって、回動する受は台16の内側に形成される
具体的には受は台16は、フレーム31に固着したベア
リング95内で軸YY’の周りに振動する自在継手ヨー
ク94上の軸Zz′の周りに回動する。
ベアリング95は公知の種類の高精密ベアリングである
。したがって、フレーム31に対する軸YY’の位置が
、ベアリング95によってかなり精度よく決まる。
軸zz′の周りの撮動運動は、円錐ローラ104をもつ
2個の共軸な継手100によって得られる。
継手100においては中央コーン105が、較正シム1
07を介在させることによって、軸zz′方向に調節自
在にヨーク94へねヒ106によって固定されている。
したがって、継手100内に遊びを設けることができる
と同時に、固定座17によって決まるセグメントの周面
が軸YY′、’zz’の交差点を通るように、受は台1
6を軸Zz′に沿って正確に位置決めすることができる
。継手100の気密性は、受は台16に固定されコーン
105の端部に対向する閉止板108および気密バッキ
ング(図示せず)によって達成される。
なお、この実施例の研磨モードによると、先のモードと
異なり軸ZZ′がフレームに対して固定されていない、
軸Zz′は、フレームに対して軸YY’の周りに回動す
るヨーク94に固着されているからである。
受は台16は、軸ZZ′の周りの振動運動を制御するボ
ール継手103を担持している。このボール継手103
は、クランクによって往復運動が与えられる接続棒に枢
着されるものである。図示してないが軸YY’の周りの
運動は、受は台16から遠いベアリング95側のヨーク
94への作用によって制御できる。
セグメント14の固定座17へのロックを行なう働きを
するのは、受は台16内に取付けられセグメントの中央
軸WW′に沿って摺動するプランジャ97に枢着された
弾性あぶみ部材96である。
プランジャ97は可動座19を担持している。あぶみ部
材96は2個の湾曲端部99を有し、爪部材21bを形
成し、したがってセグメント14の端部22bに係合す
るローラの中心孔に上記湾曲端部が関節係合している。
したがって、弾性あぶみ部材96は、端部22bに作用
する力と、可動座19のセグメント14上への支持力と
を同時に与える。
セグメントの他端部22aは、受は台16に着脱自在に
固着された爪部材21aに係合し支持されている。装置
が静止しているときは、あぶみ部材96によってセグメ
ント14が座17.19上に載置されロックされる。保
持力B、D、Gの相対値は、プランジャ97およびロー
ラ21b上のあぶみ部材96の関節点の位置によって決
まり、上記力の強さはあぶみ部材96の張りこわさ(ス
ティフネス)によって決まる。
軸YY’の周りの回転、軸ZZ′の周りの回転の捩幅を
異ならせ、ベアリング凹面14)の領域を最も良好に掃
引するように調節すると有利である。遂行する動作に応
じて上記撮動の振動数を決める。
遂行動作は先の実施例のように研磨動作かホーニングを
使用する超仕上げである。超仕上げは研磨動作の後に行
なうものである。特に、互いに直交する2個の軸の周り
の掃引運動を用いるこの実施例の加工モードは、ホーニ
ングによる超仕上げに適している。
ホーニングによる超仕上げは、動作対象の表面粗さを先
行の研磨によって得られる微少外形面をその外形を変え
ることなく平坦化することによって減少するものであり
、この動作では連続的に寸法をモニタする必要がない。
ホーニングによる超仕上げを行なうためには、中心Sを
通る軸に沿って研磨剤工具を研磨済ベアリング凹面10
へ接近させる。上記の軸は軸YY′と軸ZZ′の中点と
に直交する軸XX′とすることができる。また、先の実
施例におけるように、軸XX′に対して角Aをなす軸M
Sのような軸とすることもできる。上記の接近運動を行
なえば、研磨動作よりも高い振動数で、軸ZZ′、YY
’の周りにセグメント14が振動しているときに、セグ
メントの球面と相互捕臭的な加工凸球面をもつ研磨剤工
具が凹球面へ柔軟に加えられる。
逆に研磨動作を行なおうとするときは、第12図に示す
ような比較器作動用摺動センサを用いて、加工寸法を連
続的にモニタしながら、第18図に示すように軸XX′
上に研磨輪を配置し、該軸に沿って研磨輪を送り、該軸
の周りに研磨輪を回転させることができる。
固定座17の外形は受は台16をその軸ZZ′の周りに
振動させることによって研磨される。
第19図、第20図は第3加工モードの簡単な変形例に
係るものである。すなわちこの変形例では、ベアリング
凹面10を通る研磨輪23の相対掃引運動を惹起するセ
グメント14の回転運動が、軸YY’の周りの往復回転
である。この実施例も先の実施例と同じ符号をできるだ
け使用して、相異についてのみ説明する。
固定座17を担持する担持板16は、軸YY’をもつベ
アリング114によってフレーム31に回動自在に取付
けられている。可動座19と可動爪部材21bの取付は
方は第17図、第18図と同じである。固定爪部材21
&は2個のねじ116によって担持板16に固定される
軸YY’の周りの運動によってベアリング凹面10の全
面が掃引されるようにするためには、第19図に示すよ
うに、研磨輪23の外径109をセグメントの開口りよ
りも大きくしなければならない。
しかし、最大復動位置においては、第19図の111に
示すように、セグメント10のベアリング凹面は研磨輪
23の球状切込みリム23a以上に延びていなければな
らない。
最後に、研磨輪の孔23dの径を充分小さくして、各振
動端位置での被加工領域が、ベアリング凹面10の周方
向長さの中間近傍において充分型なるようにする必要が
ある。
第1z図に示すように、研磨輪23の内部を通る伝達棒
をもつセンサを用いて、連続測微モニタが行なえる。研
磨輪の軸は軸XX′であり、この軸は、セグメントが軸
YY’の周りの振動運動の中間位置にあるときに、該セ
グメントの馬面内に位置する。
発明の効果 この発明の方法、装置によると、前場って冷間形成され
熱処理を受けた外側円環面の中心Tに対する球面中心S
の精密な位置決めを保ちながら、精密なベアリング凹面
の研磨を大規模連続生産において経済的に行なうことが
できる。
2個の中心T1.8間での実際に必要な偏位eは僅か1
0分の数mIlであるから、継手動作時にセグメントを
中央位置へ戻すという所期の目的を妨げるような円環面
に対する球面中心の位置決め誤差はほんの僅かである。
この発明の装置は2個6固定座と、可動座とを有してい
るから、冷間形成、熱処理に伴う不可避的な形状変形を
もつ環状基準面を使用するにも拘わらず、中心Sの不可
欠な精密位置決めを高信頼性で自動的に達成できる。さ
らに、固定座と研磨輪による被研磨球面との間のセグメ
ントの最大径方向厚さ寸法が、トラニオン上に取付けら
れ滑動継手のローリング軌道間に組立てられる2個のセ
グメントの最大径方向寸法によって条件付けされる。こ
の発明の方法、装置によると、上記径方向寸法が完全に
得られるので機械的干渉の危険を伴うことなく、最小の
遊びで継手の組立を行ない得る。最後に、使用する研磨
は耐久性があるから、完全球面のベアリング凹面を得る
ことができる。加工中に研磨輪の切削面はその外形を整
えることができる。
仕上り時のベアリング凹面に見られる研磨痕は、曲線状
であって円環面の中央面上で傾斜し所々で交差している
。上記研磨痕は従来の内部研磨の場合のような一巡性を
呈しない、この特性はベアリング凹面の粗さの低減に好
適であり、かつ、継手の実際使用時における極く薄い潤
滑用流体フィルムの形成にも好適である。
もちろん、この発明は上記した実施例に限定されるもの
ではない。
上記各実施例では、セグメントの特定固定モード、特定
加工モードの異なる例を説明したが、これらの特定セグ
メント固定モード、特定加工モードを種々に組み合せる
こともできる。
2軸の周りの相対掃引運動(第17図、第18図の実施
例)に関しては、軸の精密位置決めや遊び吸収のための
、別の実際的構造を考えることができる。2軸の周りの
振動運動を電磁振動発生器によって制御することができ
る。
セグメントを位置決め保持するための上記方法、装置は
、例えば既述のものとは異なる種類の等運動継手用の円
部内部回動ベアリングや、中心が外側ローリング面と一
致するベアリング凹面を加工するのに利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はプレス成形にお゛いてプレス打抜きスタンプが
ストローク端にあるときのq−ラセグメント片を示す断
面図、第2図は第1図のn−■線による断面図、第3図
は下型内の仕上りローラセグメント片を上方から見た図
面、第4図、第4A図は、支持部によってローラセグメ
ントを保持し、位置決めする原理を示し、特にベアリン
グ凹面の第1研磨モードにおいて、支持部が2つの位置
を取るときの下方から見た構成図、第5図は第4図の右
側から見たセグメントを示す図面、第6図は第4図のV
l−Vl線による断面図で固定座に対してセグメントを
示す図面、第7図は第4図の■−■線による断面図、第
8図は第4図の保持原理の実際の適用例を示す構成図、
第9図は第8図のIX−IX線による断面図、第1O図
は第8図のX−X線による断面図、第11図は第1研磨
モードの第2適用例を示す構成図、第12図は第11図
の■−■線による断面図、第13図は第11図の構成に
おける加工時の固定座と可動産とを示す図面、第14図
はこの発明の第2研磨モードの適用例を示す断面図、第
15図は第14図の双−罫線による部分断面図、第16
図は第14図の右側から見た支持部をセグメントの上半
部を省略し、下半部を示した状態で示す図面、第17図
はベアリング凹面の第3研磨モードで使用可能な支持部
をセグメントの周方向面で切断して示す図面、第18図
は半部を第17図のX■−X■線により切断して示す支
持部の正面図、第19図は第3研磨モードの変形例をセ
グメントの周方向面で切断して示す図面、第20図は第
19図の豆−立線による断面図である。 10・・・ベアリング凹面  14・・・ローラセグメ
ント17・・・位置決め固定座  18・・・外側ロー
リング面19・・・可動座      21・・・爪部
材22、22a、 22b・・・セグメントの端部G・
・・圧縮力 、28・・・支持面 44・・・可撓帯状部材   67・・・スピンドル6
9・・・ねじ切り部    70・・・キー72・・・
スリーブ     76・・・板部材79・・・ピスト
ン 85・・・ノツチ 96・・・弾性あぶみ部材 UU’・・・外側ローリング面の軸 vv′・・・位置決め座を実質的に通る軸83・・・ス
トッパプラグ 88、89・・・圧縮ばね FIG、、4A

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、伝動継手用であって外側ローリング面(18)をも
    つローラセグメント(14)のベアリング凹面(10)
    の仕上方法において、セグメント(14)の外側ローリ
    ング面を支持手段(17)に係止させた状態で該セグメ
    ント(14)を静止支持し、凹面を形成するための協働
    面(23a)をもつ研磨輪、または同種類の工具(23
    )を、ベアリング凹面(10)の所望中心(S)を通る
    軸(MS′;XX′)の周りに回転させ、かつ、ベアリ
    ング凹面(10)の中心(S)で工具(23)の回転軸
    (MS′;XX′)と交差する少なくとも1軸(ZZ′
    ;XX′;YY′)の周りの相対掃引運動を、支持手段
    (17)、セグメント(14)と工具(23)との間で
    行ない、さらにベアリング凹面(10)と該凹面の所望
    中心(S)との間の距離が、ベアリング凹面の所望半径
    (P)に等しくなるまで、工具(23)を自身の回転軸
    (MS;XX′)に沿ってセグメント側へ送ることを特
    徴とするローラセグメントのベアリング凹面の仕上方法
    。 2、請求項1において、支持手段は、周方向に相互離間
    して固定された2個の固定座を備えることを特徴とする
    ローラセグメントのベアリング凹面の仕上方法。 3、請求項2において、外側ローリング面(18)の軸
    (UU′)に対してほぼ接続方向の圧縮力(G)をセグ
    メント(14)の各端部(22)に加えることを特徴と
    するローラセグメントのベアリング凹面の仕上方法。 4、横手外形が湾曲した外側ローリング面をもつローラ
    セグメントへ適用される請求項2または3の方法におい
    て、2個の固定座(17)を通る軸(VV′)の周りの
    回転に対してセグメント(14)を静止させるために、
    固定座(17)に対して可動座(19)を、外側ローリ
    ング面(18)の軸(UU′)に対して径方向において
    外側ローリング面(18)へ係合させることを特徴とす
    るローラセグメントのベアリング凹面の仕上方法。 5、請求項4において、固定座(17)間のほぼ中間に
    可動座(19)を係合させることを特徴とするローラセ
    グメントのベアリング凹面の仕上方法。 6、請求項1おいて、周方向に相互離間して固定した2
    個の固定座(17)へ外側ローリング面(18)を係止
    させ、外側ローリング面(18)の軸(UU′)に対し
    てほぼ接続方向の圧縮力(G)をセグメントの各端部(
    22)に加え、径方向で外側ローリング面(18)の内
    部に向う力(D)をセグメント(14)のほぼ周方向長
    さの中間に加えることを特徴とするローラセグメントの
    ベアリング凹面の仕上方法。 7、請求項1〜6のいずれかにおいて、中心(S)が外
    側ローリング面(18)の軸(UU′)から離れている
    ベアリング凹面(10)を形成するため、セグメントが
    その外側ローリング面 (18)の軸(UU′)の周りに位置決め座(17)に
    対して角度をなして位置決めされることを特徴とするロ
    ーラセグメントのベアリング凹面の仕上方法。 8、請求項7において、セグメント(14)の各端部(
    22)に圧縮力(G)を加えると同時に、セグメントを
    その外側ローリング面(18)の軸(UU′)の周りに
    角度をなして位置決めするために、周方向に可動な爪部
    材(21b)をセグメントの他端(22b)に作用させ
    ることによつて該セグメントの一端(22a)を、周方
    向変位に対して不動な爪部材(21a)へ係止させるこ
    とを特徴とするローラセグメントのベアリング凹面の仕
    上方法。 9、請求項7において、セグメント(14)の各端部(
    22)に圧縮力(G)を加えると同時に、セグメントを
    、その外側ローリング面(18)の軸(UU′)の周り
    に角度をなして位置決めするために、セグメント(14
    )の中央軸にほぼ平行な方向で固定座(17)に対して
    協働的に移動可能な2個の爪部材(21)をセグメント
    端部へ係合させることを特徴とするローラセグメントの
    ベアリング凹面の仕上方法。 16、請求項1〜9項のいずれかにおいて、工具(23
    )と支持手段(17)、セグメント(14)との間の相
    対的掃引運動を行なうために、セグメント(14)とベ
    アリング凹面(10)の中心(S)とを通る軸(XX′
    )の周りにセグメント(14)と支持手段(17)とを
    回動させることを特徴とするローラセグメントのベアリ
    ング凹面の仕上方法。 11、請求項1〜9項のいずれかにおいて、工具(23
    )と支持手段(17)、セグメント(14)との間の相
    対掃引運動を行なうために、ベアリング凹面(10)の
    中心(S)を通る軸(ZZ′、YY′)の周りでセグメ
    ント(14)と、支持手段(17)とを回動させること
    を特徴とするローラセグメントのベアリング凹面の仕上
    方法。 12、請求項1〜9項のいずれかにおいて、工具(23
    )と支持部材(17)、セグメント(14)との間の相
    対掃引運動を行なうために、ベアリング凹面(10)の
    中心で交差する2軸(ZZ′、YY′)の周りで工具(
    23)に対するセグメント(14)の往復運動と、支持
    手段(17)の往復運動とを組合せることを特徴とする
    ローラセグメントのベアリング凹面の仕上方法。 13、請求項1〜12項のいずれかにおいて、工具(2
    3)の回動の軸(MS)が相対回動掃引運動の軸(ZZ
    ′、YY′、XX′)に対して傾斜していることを特徴
    とするローラセグメントのベアリング凹面の仕上方法。 14、請求項1〜10のいずれかにおいて、随時に工具
    (23)の作用面が被加工ベアリング凹面(10)の一
    部分のみに作用するように動作し、ベアリング凹面(1
    0)の他の部分の位置が検出され、ベアリング凹面(1
    0)とその中心(S)との間で、該ベアリング凹面(1
    0)の半径(P)に等しい距離に相当する位置がベアリ
    ング凹面(10)の前記他の部分に対して検出されると
    、加工を停止することを特徴とするローラセグメントの
    ベアリング凹面の仕上方法。 15、請求項14において、使用工具は中心孔(23d
    )をもつ「カップ」形工具であり、ベアリング凹面の前
    記他の部分が、工具(23)の中心孔(23d)に対向
    していることを特徴とするローラセグメントのベアリン
    グ凹面の仕上方法。 16、請求項14において、位置センサ(24)の突起
    部材(25)を、ベアリング凹面(10)の前記他の部
    分へ係合させることを特徴とするローラセグメントのベ
    アリング凹面の仕上方法。 17、請求項16において、突起部材の係合は工具(2
    3)の中心孔(23d)を介して行なうことを特徴とす
    るローラセグメントのベアリング凹面の仕上方法。 18、請求項17において、セグメント(14)の横方
    端部(10b)と、加工中のベアリング凹面(10)に
    接触していない工具(23)の作用面(23a)の領域
    (23b)との間に延在するアーム(24)によって、
    突起部材(25)の係合を行なうことを特徴とするロー
    ラセグメントのベアリング凹面の仕上方法。 19、特に自動車伝達継手用であつて外側ローリング面
    (18)をもつローラセグメント(14)のベアリング
    凹面(10)仕上装置において、フレーム(11)と、
    このフレームによって支持された取付部(16、17、
    19、21)であって、ローラセグメント(14)の外
    側ローリング面(18)の中心(T)、軸(UU′)が
    取付部に対して定まつた位置に位置する状態で該ローラ
    セグメントが取付部に対して静止支持されている前記取
    付部と、研磨輪または同種類の回転工具(23)であっ
    て、該研磨輪(23)の回転軸(MS)上に中心をもつ
    凹面を形成するための作用面(23a)を有している前
    記回転工具と、凹面(10)の所望中心(S)で工具(
    23)の回転軸(MS;XX′)と交差する少なくとも
    1軸(ZZ′;YY′;XX′)の周りの相対回動掃引
    運動を、工具(23)とセグメント(14)、取付部と
    の間で行なわせる手段と、工具(23)をその幾何学的
    回転軸(MS)に沿って移動させる手段(202)と、
    ベアリング凹面の実際の中心が所望中心(S)とほぼ一
    致するとき、工具回転軸(MS)に沿う工具(23)の
    送りを停止させる手段(202)とを備えたことを特徴
    とするローラセグメントのベアリング凹面の仕上装置。 20、請求項19において、工具(23)の回転軸(M
    S)と上記相対回動掃引運動の軸(ZZ′;XX′;Y
    Y′)との交差によって定まるベアリング凹面(10)
    の所望中心(S)は、外側ローリング面(18)の軸(
    UU′)から離間していることを特徴とするローラセグ
    メントのベアリング凹面の仕上装置。 21、請求項19または20において、取付部は外側ロ
    ーリング面(18)を位置決めするための2個の固定座
    (17)を具備し、これらの固定座はセグメント(14
    )の周方向に相互離間して固定されていることを特徴と
    するローラセグメントのベアリング凹面の仕上装置。 22、請求項21において、取付部は、2個の固定座(
    17)を通る幾何学的軸(VV′)の周りの回転に関し
    て、セグメント(14)を取付部に対して不動にするた
    めの手段(19)を具備していることを特徴とするロー
    ラセグメントのベアリング凹面の仕上装置。 23、請求項22において、2個の固定座(17)を通
    る軸(VV′)の周りの回転に関して、セグメントを不
    動化する手段は固定座(17)に対して可動な可動座(
    19)と、第3座(19)を外側ローリング面(18)
    へ圧接させる手段(44、96)とを備えることを特徴
    とするローラセグメント上の凹ベアリング球面の仕上装
    置。 24、請求項21〜23のいずれかにおいて、両座(1
    7、19)のうちの少なくともいくつかが2個の支持面
    (28)を有し、該支持面間に外側ローリング面(18
    )の軸(UU′)に対して平行な空間(28a)を形成
    していることを特徴とするローラセグメントのベアリン
    グ凹面の仕上装置。 25、請求項19〜24のいずれかにおいて、外側ロー
    リング面(18)の軸(UU′)に対してほぼ接線方向
    の圧縮力(G)を、セグメント(14)の両端部(22
    )へ加える手段(21;21a;21b)を設けたこと
    を特徴とするローラセグメントのベアリング凹面の仕上
    装置。 26、請求項25において、外側ローリング面(18)
    の軸(UU′)へ向う力(D)を、外側ローリング面(
    18)の周方向長さのほぼ中間においてセグメント(1
    4)へ加える手段(19)を設けたことを特徴とするロ
    ーラセグメントのベアリング凹面の仕上装置。 27、請求項25または26において、セグメント(1
    4)の両端部(22)に圧縮力(G)を加える手段(2
    1)が、外側ローリング面(18)の軸(UU′)の周
    りの回転に関し、セグメントを取付部に対して位置決め
    するように構成したことを特徴とするローラセグメント
    のベアリング凹面の仕上装置。 28、請求項19〜25のいずれかにおいて、取付部が
    、ローリング面の軸の周りの回転に関して、セグメント
    を該取付部に対して位置決めする手段を具備することを
    特徴とするローラセグメントのベアリング凹面の仕上装
    置。 29、請求項19〜28のいずれかにおいて、工具(2
    3)とセグメント(14)、取付部(16、17、19
    、21)間の相対回動掃引運動を行なわせる手段として
    機能するために、取付部は、フレームの孔に回動自在に
    装着された中空軸(29)を具備し、取付部(16、1
    7、19、21a、21b)に対してセグメント(14
    )を選択的にロックする手段(39)が、上記中空軸内
    で回動することを特徴とするローラセグメントのベアリ
    ング凹面の仕上装置。 30、請求項19〜29のいずれかにおいて、工具(2
    3)とセグメント(14)、取付部との間の少なくとも
    1軸の周りの相対回動掃引運動を行なわせる手段が、取
    付部とフレーム(31)との間の自在継手装置からなる
    ことを特徴とするローラセグメントのベアリング凹面の
    仕上装置。 31、請求項19〜30のいずれかにおいて、被加工ベ
    アリング凹面(10)の位置を、該凹面の所望中心(S
    )に対して検出する手段は、工具(23)の作用面から
    離れたベアリング凹面(10)の領域でセグメント(1
    4)と接触するように動作するセンサ(24)を備えて
    いることを特徴とするローラセグメントのベアリング凹
    面の仕上装置。 32、請求項31において、工具(23)は、作用面(
    23a)を通る軸方向孔(23d)をもつカップ状工具
    であり、センサ(24)は、工具の孔(23d)内およ
    び周縁駆動手段(59)によつて回転駆動される工具担
    持軸(56)の軸方向孔(57)内を軸方向に摺動可能
    に装着された伝達棒(24b)を具備し、この伝達棒が
    検出器(62、63)と被加工ベアリング凹面(10)
    に接触動作する突起部材(25)との間に延在すること
    を特徴とするローラセグメントのベアリング凹面の仕上
    装置。 33、請求項31または32において、回動掃引運動時
    に突起部材(25)がベアリング凹面に常に接触するよ
    うに、センサ(24)が位置決めされていることを特徴
    とするローラセグメントのベアリング凹面の仕上装置。
JP1299446A 1988-11-18 1989-11-17 ローラセグメントのベアリング凹面の仕上方法および仕上装置 Pending JPH02256453A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8815008 1988-11-11
FR8815008A FR2639277B1 (fr) 1988-11-18 1988-11-18 Procede et dispositif de finition d'une portee spherique concave sur un segment de galet, notamment pour joint homocinetique

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02256453A true JPH02256453A (ja) 1990-10-17

Family

ID=9371973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1299446A Pending JPH02256453A (ja) 1988-11-18 1989-11-17 ローラセグメントのベアリング凹面の仕上方法および仕上装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5025595A (ja)
EP (1) EP0371833B1 (ja)
JP (1) JPH02256453A (ja)
DE (1) DE68902462T2 (ja)
ES (1) ES2071672T3 (ja)
FR (1) FR2639277B1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5269105A (en) * 1992-09-29 1993-12-14 Bausch & Lomb Incorporated Method of generating a toric surface on a molding tool
JP2000291656A (ja) * 1999-04-08 2000-10-20 Toshiba Mach Co Ltd 多孔質気体静圧軸受の製造方法
US7785173B2 (en) * 2005-07-05 2010-08-31 Supfina Machine Co. Superfinishing machine and method
EP2138270B1 (de) 2008-06-27 2010-12-29 Supfina Grieshaber GmbH & Co. KG Vorrichtung zum Oberflächenbearbeiten von Kugelschalen für ein eine Kalotte aufweisendes Werkstück
WO2013120906A1 (de) * 2012-02-16 2013-08-22 Ceramtec Gmbh Verfahren zum prüfen von keramischen kugelköpfen für hüftgelenksprothesen
JP6136199B2 (ja) * 2012-11-06 2017-05-31 株式会社ジェイテクト ころ状ワークの球面状端面研削装置
US9868482B2 (en) * 2014-10-29 2018-01-16 Caterpillar Inc. Track roller assembly with a wear measurement system
CN105397616A (zh) * 2015-12-23 2016-03-16 无锡威孚精密机械制造有限责任公司 柱塞球头研磨机
CN107139045A (zh) * 2017-05-14 2017-09-08 姚钟钟 一种t型工件的磨削加工装置
CN109128948B (zh) * 2018-10-24 2021-01-22 上海工程技术大学 一种汽车发动机平衡轴生产夹具
CN109968140B (zh) * 2019-03-21 2021-03-16 杜军 一种基于冶金机械用尼龙棒生产的收集整理装置
CN114918793A (zh) * 2022-07-22 2022-08-19 徐州景澜新材料科技有限公司 一种用于人造金刚石生产的打磨装置

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1436626A (en) * 1919-05-01 1922-11-21 American Optical Corp Lens-grinding machine
US2266169A (en) * 1939-07-25 1941-12-16 Eastman Kodak Co Lens mount
US2545447A (en) * 1947-06-27 1951-03-20 Gen Optical Company Inc Apparatus for grinding lenses
US2722115A (en) * 1952-06-21 1955-11-01 Universal Products Co Inc Universal joint
US3030739A (en) * 1960-05-27 1962-04-24 Saco Lowell Shops Grinding apparatus and method
US3153960A (en) * 1960-08-08 1964-10-27 Plastic Contact Lens Company Contact lens cutting apparatus
US3079736A (en) * 1960-08-22 1963-03-05 Plastic Contact Lens Company Toric lens tool
US3079737A (en) * 1961-04-17 1963-03-05 Plastic Contact Lens Company Toric lens tool
FR1380557A (fr) * 1963-10-02 1964-12-04 Glaenzer Spicer Sa Tourillon
CH596954A5 (ja) * 1976-02-26 1978-03-31 Voumard Machines Co Sa
US4288946A (en) * 1978-10-31 1981-09-15 Bicskei Bela J Precision blocking of lens blanks
US4201376A (en) * 1978-12-26 1980-05-06 Philips Kochukadamthotil V Adjustable clamp for V-block
JPS576131A (en) * 1980-06-13 1982-01-13 Aisin Warner Ltd Universal joint
US4593444A (en) * 1981-07-30 1986-06-10 Kavthekar Keshav S Machine for manufacturing universal joints
FR2525306A1 (fr) * 1982-04-20 1983-10-21 Glaenzer Spicer Sa Joint de transmission, notamment joint homocinetique articule pour vehicule automobile
US4657168A (en) * 1983-11-21 1987-04-14 Matlock Gordon E Wood cross-tie end plating machine
FR2594505B2 (fr) * 1985-05-31 1990-10-12 Glaenzer Spicer Sa Joint de transmission homocinetique pour vehicules automobiles
DE3760165D1 (en) * 1986-02-20 1989-06-22 Glaenzer Spicer Sa Homokinetic joint for motor vehicles
FR2607883B1 (fr) * 1986-12-05 1991-05-17 Orain Michel Joint de transmission telescopique, notamment pour vehicule
FR2621660B1 (fr) * 1987-10-09 1994-03-11 Glaenzer Spicer Dispositif de transfert de charge par element de roulement monte en tourillonnement lisse, procedes pour le realiser, et joint de transmission ainsi equipe
FR2622663B1 (fr) * 1987-11-04 1991-09-27 Huret Sachs Sa Chaine de transmission, notamment pour cycles

Also Published As

Publication number Publication date
FR2639277B1 (fr) 1991-02-15
DE68902462D1 (de) 1992-09-17
EP0371833B1 (fr) 1992-08-12
DE68902462T2 (de) 1993-02-04
FR2639277A1 (fr) 1990-05-25
EP0371833A1 (fr) 1990-06-06
US5025595A (en) 1991-06-25
ES2071672T3 (es) 1995-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5255474A (en) Polishing spindle
US6568096B1 (en) Device and method for measuring shape deviations of a cylindrical workpiece and correcting steadying element and correcting follower for use therewith
JP6486379B2 (ja) 大型クランクシャフトを研削するための方法および装置
JPH02256453A (ja) ローラセグメントのベアリング凹面の仕上方法および仕上装置
EP0382336B2 (en) Size control shoe for microfinishing machine
US20040229553A1 (en) Method, apparatus, and tools for precision polishing of lenses and lens molds
US20190126432A1 (en) Tool spindle for a device for fine machining of optically active surfaces on workpieces
US5531631A (en) Microfinishing tool with axially variable machining effect
US6645047B1 (en) Automatic gage head positioning system
RU2702186C2 (ru) Измерительный люнет для поддерживания и обмера центральных зон заготовки, шлифовальный станок с таким измерительным люнетом, а также способ поддерживания и обмера центральных зон заготовки
RU2676540C1 (ru) Люнет для дополнительной опоры центральных зон обрабатываемых изделий, в частности опорных участков коленчатых валов, а также шлифовальный станок с люнетом
US4419846A (en) Apparatus for grinding optical lenses
JPH02256452A (ja) ローラセグメントの保持方法および保持装置
US20050079812A1 (en) Tool, apparatus, and method for precision polishing of lenses and lens molds
JPH0493169A (ja) 研磨スピンドル
JP6728203B2 (ja) 微小送り制御(micrometric forwarding control)およびスピンドルの回転軸の傾斜を用いたスピンドルの配置
US8647175B2 (en) Method and apparatus for finish machining ball tracks in a nut of a ball drive
US11045920B2 (en) Machining apparatus
JP4285008B2 (ja) 表面加工装置
US6852015B2 (en) Method and apparatus for grinding workpiece surfaces to super-finish surface with micro oil pockets
US3934378A (en) Mechanism for making roller-hub grooves
GB2045126A (en) Bore machining apparatus
KR101927521B1 (ko) 완충이 극대화 되는 구조의 스프링이 구비된 버니싱 장치
JPS63162156A (ja) ロ−ラバニツシング方法およびその装置
JP3760273B2 (ja) クランク軸のチャック装置