JPH02255010A - 茎葉分離・搾汁装置 - Google Patents

茎葉分離・搾汁装置

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JPH02255010A
JPH02255010A JP7732089A JP7732089A JPH02255010A JP H02255010 A JPH02255010 A JP H02255010A JP 7732089 A JP7732089 A JP 7732089A JP 7732089 A JP7732089 A JP 7732089A JP H02255010 A JPH02255010 A JP H02255010A
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JP
Japan
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roll
culm
stem
rolls
juice
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JP7732089A
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JPH0529440B2 (ja
Inventor
Tsuguhiko Furukawa
古川 嗣彦
Mikio Yashiro
幹雄 屋代
Yukio Yaji
矢治 幸夫
Yasuo Oshita
大下 泰生
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TOHOKU NOGYO SHIKENJO
Original Assignee
TOHOKU NOGYO SHIKENJO
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スィートソルガムのような葉の付着した長稈
作物を、圃場から収穫した状態で葉を分離し、稈茎から
搾汁する作業を連続して行う茎葉分離・搾汁装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
スィートソルガムは、その葉に糖を分解する酵素が含ま
れており、食品化するためには稈茎から葉を分離する必
要があり、また、その稈茎を搾汁して得られる糖分は飲
料、パン酵母等の食品へ変換することができるので搾汁
し、搾汁残渣物は家畜の飼料として利用可能である。
スィートソルガムのような葉の付着した長稈作物から葉
を分離(脱葉)し、脱葉された稈茎を搾汁する装置とし
ては、従来、すI・ウキビ用のものが知られている。こ
のすI・ウキビ用の装置は、茎葉分離工程、稈茎の細断
工程、細断された稈茎の搾汁工程がそれぞれ独立した工
程で行われていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記サトウキビ用の装置をスィートソルガム
に適応させようとすると、機種によっては使用か困難で
あるうえ作業能率が低下し実用的てないという問題があ
った。また、装置が複雑で高価であるうえ所要動力か大
きいという問題もあった。
本発明は上記の各種問題を解決して、スィートソルガム
あるいはサトウキビ等の長稈作物が能率よく脱葉・搾汁
される茎葉分離、搾汁装置を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は、圃場から収穫さ
れたスィートソルガムのような葉の(=1着した長稈作
物を程良方向に搬送しながら稈茎から葉を分離する茎葉
分離機構と、脱葉された稈茎を搾汁する機構と、を連続
して設け、上記茎葉分離機構は、螺旋状のブラシ羽根等
で構成された多数のスパイラルロールを、同方向に平行
状態で平面的に、各ロールのブラシ羽根の先端が噛合わ
されるようにして同一方向に回転するように配設し、か
つ各ブラシ羽根噛合部上方に方向制御板を設けた搬送部
と、この搬送部延長線上の各ロールおよび方向制御板の
上方に、各ロールおよび方向制御板と直交し、かつ対向
させて設けられた多数のロールブラシ、ロール、ブラシ
羽根等からなる茎葉分離ロールと、からなり、上記搾汁
機構は、相対向する一対のロールを複数段、並列に配置
し、これら複数段のロールを、ロール表面にロール軸方
向に凹凸を形成したもの、ロール表面に突起状または円
周方向に条状の凹凸を形成したもの、ロル表面か平面状
のもの等で構成したことを特徴とするものである。
〔作   用〕
上記の構成によって、搬送部に供給されたスィートソル
ガムは、スパイラルロールおよび方向制御板によって程
良方向に搬送され、その搬送される間に、スパイラルロ
ールおよび茎葉分^110−ルによって葉が分離されて
落下し、残った稈茎はさらに程良方向に送られて搾汁機
構に供給され、ここで対をなす複数段の搾汁ロール間を
通過して搾汁され、汁と残漬物が収容される。
〔実 施 例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図ないし第3図において、符号lは茎葉分離・搾汁
装置で、この装置1は搬送部2と、茎葉分離部3と、J
ul出部出色4搾lI部5とが順に連続して配設されて
いる。
搬送部2から茎葉分離部3にかけて、第3図にも示すよ
うに、回転軸6の軸周に螺旋状のブラシ羽根7を取伺け
たスパイラルロール8を多数本、同方向に平行状態で平
面的に、各ロール8,8・・のブラシ羽根7の先端が噛
合わされるようにして同一方向に回転するように設けら
れている。各ロール8,8・・・のブラシ羽根7,7・
・・の各噛合部上方に方向制御板9,9・・か設けられ
ている。また、搬送部2の上方には、投入口10か設け
られている。
上記茎葉分離部3には、搬送部2の延長線上にあるスパ
イラルロール8群および方向制御板9群の上方に位置し
て、これらと直交し、かつ対向。
対接させて3木のロールブラシ、ロール、ブラシ羽根等
からなる茎葉分離ロール11が所定の間隔で設けられて
いる(第5図参照)。搬送部2および茎葉分離部3の下
方には葉回収箱12が配設されている。茎葉分離部3後
方のスパイラルロール8群にはブラシ羽根7が取付られ
ておらず、それぞれロール間に間隙が設けられ、また、
方向制御板9も設けられておらず、回転軸6.6間の間
隙がt、II出郡部4なっている。排出部4の回転軸6
下方には傾斜案内板13が設けられている。
上記傾斜案内板13の終端と連通ずるようにして搾汁部
5が設けられており、この搾11一部5は上下一対のロ
ールを複数段(実施例では3段)、並列に配置したもの
で、そのうちの第1搾210−ル14には、第6図およ
び第7図に示すように、表面にロール軸方向に凹凸の溝
を形成したものであり、第2の搾メトロール■5は、ロ
ール表面に突起状のものを設けたもの、あるいは円周方
向に条状の凹凸を形成したものであり、第3の搾汁ロー
ル16は、ロール表面が平面状態のものである。これら
各ロール14.15. 16の下方にトレイ■7が設け
られていて搾汁液を搾汁液回収箱18に流し込むように
なっている。上記第3の搾汁ロール17の後方に搾汁残
渣を回収するための搾汁残渣回収箱19が配設されてい
る。この搾汁部5は茎葉分離部3の直後に設けるように
してもよいものである。
なお、上記実施例に基いて試作した茎葉分離・搾汁装置
は、全長2 、4m、全幅1m、全高1.5mで、所要
動力は搾汁部ては1.5KWてあった。
次に、上記のように構成された茎葉分離・搾汁装置1に
よる作業について説明する。
投入口10から供給されたスィートソルガムは、第3図
および第5図に示す矢印方向に回転するスパイラルロー
ル8群によって程良方向に搬送されるが、そのとき、ス
ィートソルガムはスパイラルロール8のブラシ羽根7に
よって回転させられ、葉の一部はブラシ羽根7により分
離されて葉回収箱12内に落下する。また、ブラシ羽根
7,7・・・はそれぞれ一部で噛合っているので、スパ
イラルロール8への葉の絡みつきが防止される。各スパ
イラルロール8は同一方向に回転しているため、場合に
よってはスィートソルガムが横方向に送り出されようと
するが、方向制御板9によって規制されて程良方向に移
動する。
そして、スィートソルガムが茎葉分離部3に達すると茎
葉分離ロール11によりスパイラルロール8との間でね
じり作用を受け、スィートソルガムの葉は稈茎から分離
されて葉回収箱■2内に回収される。脱葉されたスィー
トソルガムの稈茎が排出部4に送られると各回転軸6間
がら落下し、傾斜案内板13に案内されて搾汁部5に至
り、ここでは、まず第1の搾汁ロール14でスィートソ
ルガムの稈茎が強制搬送されと同時に圧縮、圧砕され、
次に第2の搾汁ロール15で稈茎の軸方向に亀裂が入れ
られつつ圧縮されて搾汁される。この第1および第2の
ロール14.15では、表面の溝条、突起、凹凸により
圧縮面積が拡大され、搾汁が効率よく行われると共に、
軸方向に亀裂が入ることにより所要動力が少くなり、さ
らに第3の搾汁ロール16により稈茎から残ることなく
搾汁され、搾汁率を向上させる。搾汁された搾汁液は、
I・レイ17を介して搾汁液回収箱18に回収される。
また、搾汁された稈茎は搾汁残渣回収箱19に回収され
るが、この残漬物は細断されて家畜飼料となる。その細
断時において稈茎は軸方向に亀裂が入り圧縮、圧砕され
ているので、細断に要する動力は少なくてすむ。
以上の作業のうち、茎葉分離特性を市販脱葉機と比較し
た一例を第8図に示すが、脱葉率、折損率ともに市販機
より優った。なお、同図において押えロールは茎葉分離
ロール1■であり、送りロール(スパイラルロール8)
の回転速度はl1m/sであった。また、搾汁性能の一
例は第1表の通りであ〔発明の効果〕 以上説明したように本発明の茎葉分離・搾汁装置によれ
ば、以下のような効果を奏することができる。
■、スィートソルガムあるいはザトウキビのような葉の
イζ1着した長稈作物を程良方向に搬送しながら稈茎か
ら葉を分離し、つづいて脱葉された稈茎から搾汁する作
業を連続して行うので、作業を効率よく省エネルギー的
に行うことができる。
■、茎葉分離部においては、長稈作物を回転しながら程
良方向に搬送するスパイラルロールと、スパイラルロー
ルと対向して直交状態に設けた複数の茎葉分離ロールと
により葉が分離されて回収して別途利用することができ
る。また、同方向に回転するスパイラルロールにより搬
送される稈茎は、ブラシ羽根の先端が噛合っており、し
かも噛合部の」1方に方向制御板が設けられているので
、脱葉された葉がスパイラルロールに巻イ;1くことが
なく、稈茎の横送りが防止される。
■、搾汁部においては、ロール表面の形状の異なる各一
対の搾汁ロールを複数段配設したので、搾汁効率が高く
、また、茎の軸方向に亀裂が入ることにより所要動力が
少くなり、搾汁残渣物を家畜飼料として切断するとき切
断動力が少なくなる。
01以上のことから、従来のように茎葉分離工程細断工
程、搾21工程を独立した工程で行われていたもの、あ
るいはサトウキビ専用装置に比べ、省力的、かつ省エネ
ルギー的な茎葉分離・搾汁作業を行うことができる。ま
た、装置の構造も簡単で製造コストの安価な装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置全体の概略平面図、第2図は
その側面図、第3図は背面図、第4図はスパイラルロー
ルの部分平面図、第5図はスパイラルロールおよび茎葉
分離ロールの部分図、第6図は搾汁ロールの端面図、第
7図(至)ないしに)は第1および第2の搾ン(ロール
の端面図および部分平面図、第8図は茎葉分離特性の一
例を示すグラフである。 1・・・茎葉分離・搾汁装置、2・・搬送部、3・・茎
葉分離部、4・・υI山部、5・搾汁部、6 ・・回転
軸、7・・・ブラシ羽根、8・スパイラルロール、9・
・・方向制御板、10・・・投入口、11・・・茎葉分
離ロール、12・・・葉回収箱、13・・・傾斜案内板
、14・・第1の搾汁ロール、15・・・第2の搾汁ロ
ール、16・・第3の搾汁ロル、17・・・I・レイ、
18・・・搾汁液回収箱、19  搾汁残渣回収箱。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 圃場から収穫されたスィートソルガムのような葉の付着
    した長稈作物を程良方向に搬送しながら稈茎から葉を分
    離する茎葉分離機構と、脱葉された稈茎を搾汁する機構
    と、を連続して設け、上記茎葉分離機構は、螺旋状のブ
    ラシ羽根等で構成された多数のスパイラルロールを、同
    方向に平行状態で平面的に、各ロールのブラシ羽根の先
    端が噛合わされるようにして同一方向に回転するように
    配設し、かつ各ブラシ羽根噛合部上方に方向制御板を設
    けた搬送部と、この搬送部延長線上の各ロールおよび方
    向制御板の上方に、各ロールおよび方向制御板と直交し
    、かつ対向させて設けられた多数のロールブラシ、ロー
    ル、ブラシ羽根等からなる草葉分離ロールと、からなり
    、 上記搾汁機構は、相対向する一対のロールを複数段、並
    列に配置し、これら複数段のロールを、ロール表面にロ
    ール軸方向に凹凸を形成したもの、ロール表面に突起状
    または円周方向に条状の凹凸を形成したもの、ロール表
    面が平面状のもの等で構成したことを特徴とする草葉分
    離・搾汁装置。
JP7732089A 1989-03-29 1989-03-29 茎葉分離・搾汁装置 Granted JPH02255010A (ja)

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JPH0529440B2 JPH0529440B2 (ja) 1993-04-30

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0779630A (ja) * 1993-07-19 1995-03-28 Matsuo:Kk 砂糖キビ等の付着物除去装置
CN104488443A (zh) * 2013-12-12 2015-04-08 韦家良 甘蔗剥叶装置
CN110463442A (zh) * 2019-09-11 2019-11-19 伍龙秀 一种艾草采摘装置

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CN110463442B (zh) * 2019-09-11 2022-03-04 湖北蕲艾科技集团有限公司 一种艾草采摘装置

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