JPH0225435Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0225435Y2 JPH0225435Y2 JP1984066935U JP6693584U JPH0225435Y2 JP H0225435 Y2 JPH0225435 Y2 JP H0225435Y2 JP 1984066935 U JP1984066935 U JP 1984066935U JP 6693584 U JP6693584 U JP 6693584U JP H0225435 Y2 JPH0225435 Y2 JP H0225435Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- doll
- costume
- hat
- ceramic
- torso
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 21
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 claims description 13
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 5
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000003760 hair shine Effects 0.000 description 4
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は陶磁器で形成された人形の改良構造に
関するものである。
関するものである。
［従来の技術］
従来から陶磁器製の人形は成形が容易であると
共に、陶器独特の光線に映える明るい美感が重宝
されて数多く知られている。しかし、これら人形
の多くは立体感が乏しく、また、表面に冷たい感
じが強く現われて温かさに欠ける憾みがあつた。
このため例えば実公昭35−10342号の「羽毛スカ
ートを装着した陶製人形」では陶製人形体の下方
胴部に取付けた円錐形状のスカート外部に適宜の
色彩を施した羽毛の装飾を設け、該無数の派手な
羽毛により陶磁器表面の冷たい感じを消すと共
に、立体的な感触を表現せんとする。
共に、陶器独特の光線に映える明るい美感が重宝
されて数多く知られている。しかし、これら人形
の多くは立体感が乏しく、また、表面に冷たい感
じが強く現われて温かさに欠ける憾みがあつた。
このため例えば実公昭35−10342号の「羽毛スカ
ートを装着した陶製人形」では陶製人形体の下方
胴部に取付けた円錐形状のスカート外部に適宜の
色彩を施した羽毛の装飾を設け、該無数の派手な
羽毛により陶磁器表面の冷たい感じを消すと共
に、立体的な感触を表現せんとする。
［考案が解決しようとする課題］
従来の「羽毛スカートを装着した陶製人形」に
あつては確かに彩色した無数の羽毛が該人形の姿
態の中核部分を成すため陶磁器特有の冷たい感じ
が消え、立体感も生ずる。しかし一方では該人形
の外観に現われる７割以上の部分が羽毛で被われ
ることになるため、逆に、本来陶製人形が持つ前
記の如く、光線に映える独特の美感や巧みな成形
により陶器表面に形成される陶製デザインの面白
味が失われてしまい、陶磁器製の人形の良さを保
持できないという問題点がある。
あつては確かに彩色した無数の羽毛が該人形の姿
態の中核部分を成すため陶磁器特有の冷たい感じ
が消え、立体感も生ずる。しかし一方では該人形
の外観に現われる７割以上の部分が羽毛で被われ
ることになるため、逆に、本来陶製人形が持つ前
記の如く、光線に映える独特の美感や巧みな成形
により陶器表面に形成される陶製デザインの面白
味が失われてしまい、陶磁器製の人形の良さを保
持できないという問題点がある。
本考案は陶磁器製の人形がその陶磁器独特の美
しさや、全体に現われる陶器独特の巧みで面白味
のある成形、デザインを保持する一方で、陶器の
もつ「冷たさ」や「立体感のなさ」といつた鑑賞
上のマイナスイメージを解消することを目的とす
る。
しさや、全体に現われる陶器独特の巧みで面白味
のある成形、デザインを保持する一方で、陶器の
もつ「冷たさ」や「立体感のなさ」といつた鑑賞
上のマイナスイメージを解消することを目的とす
る。
［課題を解決するための手段］
上記目的を達成するために、本考案の「人形」
は、全身像の人形本体を陶磁器により形成し、該
人形本体は頭部、胴部、両腕、下半体及び帽子を
一体的に形成し、胴部及び下半体はロングドレス
状の衣裳を着せ掛けた形状に形成し、かつ彩色を
施し、該人形本体の頭部に被着した帽子には羽毛
等の装飾物により飾付けをし、衣裳部には適宜個
所に布地片等で形成された花模様等の所望形状の
模様片を取着させると共に、据回り、袖口及び襟
周りにレースを取付けたものである。
は、全身像の人形本体を陶磁器により形成し、該
人形本体は頭部、胴部、両腕、下半体及び帽子を
一体的に形成し、胴部及び下半体はロングドレス
状の衣裳を着せ掛けた形状に形成し、かつ彩色を
施し、該人形本体の頭部に被着した帽子には羽毛
等の装飾物により飾付けをし、衣裳部には適宜個
所に布地片等で形成された花模様等の所望形状の
模様片を取着させると共に、据回り、袖口及び襟
周りにレースを取付けたものである。
［作用］
陶磁器によつて形成された人形の衣裳部や帽子
には曲線やひだの段差等によるデザインの美しさ
が現われ、かつ全身に外部からあたる光線に映え
て輝く陶製独特の美感が溢れる。その一方で人形
の帽子に羽毛等の装飾物で飾付けがなされて立体
的豪華さが形成され、かつ衣裳部には布による花
模様、さらに、袖口や裾周りには繊細なレース模
様が形成される。このため該人形には陶磁器独特
の美感と面白味が保持される一方で、同時に写実
的な立体感や暖か味が形成され、味わい深い人形
を形作る。
には曲線やひだの段差等によるデザインの美しさ
が現われ、かつ全身に外部からあたる光線に映え
て輝く陶製独特の美感が溢れる。その一方で人形
の帽子に羽毛等の装飾物で飾付けがなされて立体
的豪華さが形成され、かつ衣裳部には布による花
模様、さらに、袖口や裾周りには繊細なレース模
様が形成される。このため該人形には陶磁器独特
の美感と面白味が保持される一方で、同時に写実
的な立体感や暖か味が形成され、味わい深い人形
を形作る。
［実施例］
図において１はフランス人形風の全身像に形成
した人形本体であり、頭部２、胴部３、両腕４，
４、下半体５及び帽子６が一体的に形成され、胴
部３及び下半体５はロングドレス状の衣裳を着せ
掛けた形状に形成しかつ彩色を施こしてある。
した人形本体であり、頭部２、胴部３、両腕４，
４、下半体５及び帽子６が一体的に形成され、胴
部３及び下半体５はロングドレス状の衣裳を着せ
掛けた形状に形成しかつ彩色を施こしてある。
そして、帽子６に、羽毛１０により飾り付けを
施こし、また、衣裳部７の略全体にわたり適宜個
所に布地で形成された花模様等の所望の形状で色
柄を設けた模様片８を多数貼着する。さらに衣裳
部７の裾周り袖口及び襟周りにはレース９を周回
状に取付けている。
施こし、また、衣裳部７の略全体にわたり適宜個
所に布地で形成された花模様等の所望の形状で色
柄を設けた模様片８を多数貼着する。さらに衣裳
部７の裾周り袖口及び襟周りにはレース９を周回
状に取付けている。
そして、使用に際して該人形を例えば室内の飾
り棚などに置くと、胴部３から下方に広がるロン
グドレスの衣裳部７のひだや美しい段差形状、さ
らに帽子６のしなやかな曲線などが陶磁器製人形
の製作技法の巧みさを表わし、かつまた、光線を
浴びて人形全体が輝き、独特の美感を醸成する。
り棚などに置くと、胴部３から下方に広がるロン
グドレスの衣裳部７のひだや美しい段差形状、さ
らに帽子６のしなやかな曲線などが陶磁器製人形
の製作技法の巧みさを表わし、かつまた、光線を
浴びて人形全体が輝き、独特の美感を醸成する。
また、一方では帽子６に取り付けられた羽毛１
０の装飾物が華麗な印象を与えて立体感を有せし
めると共に、布地で形成された花模様の模様片８
や袖口、裾周りに取付けたレース９が暖か味を与
えている。
０の装飾物が華麗な印象を与えて立体感を有せし
めると共に、布地で形成された花模様の模様片８
や袖口、裾周りに取付けたレース９が暖か味を与
えている。
［考案の効果］
本考案は以上説明したように構成されているの
で、陶磁器人形としてのデザインの巧みな美しさ
や光線に輝く独特の美感を保持する一方で、該陶
磁器人形の立体感のなさや冷たい感触を修正する
ことができて、きわめて興趣にすぐれた斬新なイ
メージをもつ人形を創作することができるという
利点がある。
で、陶磁器人形としてのデザインの巧みな美しさ
や光線に輝く独特の美感を保持する一方で、該陶
磁器人形の立体感のなさや冷たい感触を修正する
ことができて、きわめて興趣にすぐれた斬新なイ
メージをもつ人形を創作することができるという
利点がある。
また、人形の全身の形状に加えて羽毛等の装飾
をもつ帽子を一体的構造としてもつため一段と豪
華なイメージを創出しており鑑賞上の効果を高め
る利点がある。
をもつ帽子を一体的構造としてもつため一段と豪
華なイメージを創出しており鑑賞上の効果を高め
る利点がある。
図は本考案の一実施例を示す斜視図である。
１……人形本体、２……頭部、６……帽子、７
……衣裳部、８……模様片、９……レース、１０
……装飾物。
……衣裳部、８……模様片、９……レース、１０
……装飾物。
Claims (1)
- 全身像の人形本体を陶磁器により形成し、該人
形本体は頭部、胴部、両腕、下半体及び帽子が一
体的に形成され、胴部及び下半体はロングドレス
状の衣裳を着せ掛けた形状に形成しかつ彩色を施
こし、該人形本体の頭部に被着した帽子には羽毛
等の装飾物により飾付けをし、衣裳部には適宜個
所に布地片等で形成された花模様等の所望形状の
模様片を取着させると共に、裾周り、袖口及び襟
周りにレースを取付けたことを特徴とする人形。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6693584U JPS60177890U (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | 人形 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6693584U JPS60177890U (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | 人形 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60177890U JPS60177890U (ja) | 1985-11-26 |
| JPH0225435Y2 true JPH0225435Y2 (ja) | 1990-07-12 |
Family
ID=30600291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6693584U Granted JPS60177890U (ja) | 1984-05-07 | 1984-05-07 | 人形 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60177890U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5113200U (ja) * | 1974-07-16 | 1976-01-30 |
-
1984
- 1984-05-07 JP JP6693584U patent/JPS60177890U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5113200U (ja) * | 1974-07-16 | 1976-01-30 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60177890U (ja) | 1985-11-26 |
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