JPH02253536A - 小型陰極線管の製造方法 - Google Patents
小型陰極線管の製造方法Info
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- JPH02253536A JPH02253536A JP7608689A JP7608689A JPH02253536A JP H02253536 A JPH02253536 A JP H02253536A JP 7608689 A JP7608689 A JP 7608689A JP 7608689 A JP7608689 A JP 7608689A JP H02253536 A JPH02253536 A JP H02253536A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
星1」j1u旧七4
本発明はモノクロブラウン管、カラーブラウン管、各種
測定用ブラウン管、ビューファインダー等に用いる小型
陰極線管に関し、特に黒鉛被膜をまた、蛍光体粒子のガ
ラスへの付着強度を改善するためバルブの底方向に遠心
力を加える操作を行う。
測定用ブラウン管、ビューファインダー等に用いる小型
陰極線管に関し、特に黒鉛被膜をまた、蛍光体粒子のガ
ラスへの付着強度を改善するためバルブの底方向に遠心
力を加える操作を行う。
蛍光膜の膜品質向上のために最近では平板のフエースプ
レートにスクリーン印刷などの手法を使って蛍光膜を作
製した後、バルブコーンとフリットガラスにより結合す
る工法が採用されている。
レートにスクリーン印刷などの手法を使って蛍光膜を作
製した後、バルブコーンとフリットガラスにより結合す
る工法が採用されている。
第4図は同工法による陰極線管の構造例で11はフェー
スプレート、12は蛍光面、 13はバルブコーン、1
4はシール用のフリットガラスである。
スプレート、12は蛍光面、 13はバルブコーン、1
4はシール用のフリットガラスである。
蛍光膜は第4図(b)のごとくなっておりフェートプレ
ートの11の側から蛍光体膜15.アルミニウム蒸着膜
1Bとなっている。17は黒鉛被膜である。
ートの11の側から蛍光体膜15.アルミニウム蒸着膜
1Bとなっている。17は黒鉛被膜である。
この黒鉛被膜はつぎのような方法により塗布。
被着されている。
すなわち、ガラスバルブコーンの内壁を例えば弗化水素
など洗浄剤を用いて洗浄し、乾燥した後、この内壁面の
所定の部分に対し、黒鉛微粉末と珪酸カリまたは珪酸ソ
ーダなどの無機接着剤水溶液とを一定の割合で混合調整
した黒鉛スラリーをスプレー法あるいは、はけまたはた
んぼを用いて回転塗布材で均一に塗布し、ついでこれを
乾燥させる。
など洗浄剤を用いて洗浄し、乾燥した後、この内壁面の
所定の部分に対し、黒鉛微粉末と珪酸カリまたは珪酸ソ
ーダなどの無機接着剤水溶液とを一定の割合で混合調整
した黒鉛スラリーをスプレー法あるいは、はけまたはた
んぼを用いて回転塗布材で均一に塗布し、ついでこれを
乾燥させる。
乾燥後、ガラスバルブコーンを400℃程度に設定した
炉中に数十分ないし数時間入れて、いわゆるベーキング
処理を行う。これにより、黒鉛被膜を接着させる。
炉中に数十分ないし数時間入れて、いわゆるベーキング
処理を行う。これにより、黒鉛被膜を接着させる。
一方、蛍光膜付きフェースプレートは本発明者による考
案の出願情実用新案(実願昭63−878(i9号)に
示す工法で作製される。第5図にその概略を示す。
案の出願情実用新案(実願昭63−878(i9号)に
示す工法で作製される。第5図にその概略を示す。
まず、100m■四方の大版ガラス板に1200程度の
スクリーンマスクで蛍光膜を所定のパターンに印刷する
。乾燥後、図示するスクライブラインに沿って基板をス
クライブ分割し、個個のフェースプレートを作製する。
スクリーンマスクで蛍光膜を所定のパターンに印刷する
。乾燥後、図示するスクライブラインに沿って基板をス
クライブ分割し、個個のフェースプレートを作製する。
次に分割したフェースプレートを上述した方法であらか
じめ黒鉛被膜を形成しておいたバルブコーンに落とし込
み、フェースプレートの側面とバルブコーンの上面が濡
れるようにフリットガラスのスラリーを塗布する。その
後、焼成してフリットガラスを溶融させて接続する。
じめ黒鉛被膜を形成しておいたバルブコーンに落とし込
み、フェースプレートの側面とバルブコーンの上面が濡
れるようにフリットガラスのスラリーを塗布する。その
後、焼成してフリットガラスを溶融させて接続する。
接続後は通常の方法でメタルバック電子銃の製電
着などを行い、陰極線管を完成させる。
の
さて、ビューファインダー等として用いられる小型陰極
線管のフェースは、従来円型のものが多かったが、最近
では、画面の育効エリアが大きく取れる四角型のものが
提供される様になってきている。
線管のフェースは、従来円型のものが多かったが、最近
では、画面の育効エリアが大きく取れる四角型のものが
提供される様になってきている。
これに伴い従来行っていたはけ、たんぼなどの回転塗布
機での黒鉛被膜の形成においてファンネルのコーナ一部
への塗布が均一に行えないという問題が発生する様にな
った。
機での黒鉛被膜の形成においてファンネルのコーナ一部
への塗布が均一に行えないという問題が発生する様にな
った。
1インチ前後の小型陰極線管ではなく、十分に大きいサ
イズの陰極線管では特公昭52−15507号等で示さ
れている回転塗布機で黒鉛被膜が形成されるが、1イン
チ前後の小型陰極線管ではサイズが小さいために上記の
様な回転塗布機での作業を困難なものとしている。
イズの陰極線管では特公昭52−15507号等で示さ
れている回転塗布機で黒鉛被膜が形成されるが、1イン
チ前後の小型陰極線管ではサイズが小さいために上記の
様な回転塗布機での作業を困難なものとしている。
またフェースプレートとバルブコーンとをフリットガラ
スで接続するという工法の場合バルブコーンのファンネ
ル上部の接続部に黒鉛が付着する^フリットガラスの接
着がわるくなったり、バルブ内面と外面との電気的絶縁
が破壊され致方ボルトの電圧がかかると、絶縁破壊のた
めにシール面クラックが生じることになる。したがって
黒鉛の塗布に際しては、一定範囲からはみ出さないよう
に塗布しなければならず、またサイズの小さいことがこ
の限度をよりきびしくしているので、回転塗布機による
方法やスプレー法による方法では困難となっている。
スで接続するという工法の場合バルブコーンのファンネ
ル上部の接続部に黒鉛が付着する^フリットガラスの接
着がわるくなったり、バルブ内面と外面との電気的絶縁
が破壊され致方ボルトの電圧がかかると、絶縁破壊のた
めにシール面クラックが生じることになる。したがって
黒鉛の塗布に際しては、一定範囲からはみ出さないよう
に塗布しなければならず、またサイズの小さいことがこ
の限度をよりきびしくしているので、回転塗布機による
方法やスプレー法による方法では困難となっている。
の
本発明の小型陰極線管の製造方法は、フェースプレート
にあらかじめ蛍光膜を作製後バルブコーンにフリットシ
ールする陰極線管においてバルブコーンの黒鉛不要部に
前5ってガバー塗料を塗布した後、黒鉛スラリーをバル
ブコーン内面に塗布し、黒鉛被膜を形成し、その後溶剤
でカバー塗料とその上層の黒鉛被膜を除去して、所定の
黒鉛被膜を形成するという特徴を有している。
にあらかじめ蛍光膜を作製後バルブコーンにフリットシ
ールする陰極線管においてバルブコーンの黒鉛不要部に
前5ってガバー塗料を塗布した後、黒鉛スラリーをバル
ブコーン内面に塗布し、黒鉛被膜を形成し、その後溶剤
でカバー塗料とその上層の黒鉛被膜を除去して、所定の
黒鉛被膜を形成するという特徴を有している。
1且
この様な製造方法はあらかじめバルブコーンの黒鉛不要
部にカバー塗料が塗布しているためパターン形成の必要
がなくなり黒鉛被膜の形成方法が単純になる。それに従
い複雑な機構の従来の回転塗布機が不要となり、容易な
黒鉛被膜の形成が可能となる。
部にカバー塗料が塗布しているためパターン形成の必要
がなくなり黒鉛被膜の形成方法が単純になる。それに従
い複雑な機構の従来の回転塗布機が不要となり、容易な
黒鉛被膜の形成が可能となる。
そして、この黒鉛被膜の形成方法として黒鉛スラリーを
バルブコーンに流し込んでバルブコーン内部全面に塗布
するというと方法などが可能となるため従来の回転塗布
機では困難であったファンネルのコーナ一部への均一な
塗布が可能となる。
バルブコーンに流し込んでバルブコーン内部全面に塗布
するというと方法などが可能となるため従来の回転塗布
機では困難であったファンネルのコーナ一部への均一な
塗布が可能となる。
炎直涯
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の黒鉛被膜形成工程の概略図である。ま
ずガラスバルブコーンをイソプロピルアルコール、アセ
ント、純水など洗浄した後、弗化水素水で洗浄して再度
十分に純水で流水洗浄を行い、乾燥する。
ずガラスバルブコーンをイソプロピルアルコール、アセ
ント、純水など洗浄した後、弗化水素水で洗浄して再度
十分に純水で流水洗浄を行い、乾燥する。
次に表1に示す組成のカバー塗料を所定のパターンに形
成する。まず、第1図に示すように、バルブコーン1の
接続部に浸漬してカバー塗料2を塗布し方向を変えずに
そのまま保持して150℃。
成する。まず、第1図に示すように、バルブコーン1の
接続部に浸漬してカバー塗料2を塗布し方向を変えずに
そのまま保持して150℃。
3G+sinの加熱乾燥を行いカバー塗布被膜3を形成
する。次に第1図に示すように所定のネック部に同様に
浸漬してカバー塗料2を塗布し方向を変えずにそのまま
保持して150℃ 30m1nの加熱乾燥を行いカバー
塗料被膜3を形成する。
する。次に第1図に示すように所定のネック部に同様に
浸漬してカバー塗料2を塗布し方向を変えずにそのまま
保持して150℃ 30m1nの加熱乾燥を行いカバー
塗料被膜3を形成する。
次に黒鉛微粉末と硅酸カリウムおよび分散剤とから成る
黒鉛スラリー5を、第1図に示すようにバルブコーンの
ファンネル上部のホッパー4から流し込みバルブコーン
内壁全面に黒鉛被膜を塗布し、100℃で301n乾燥
し、黒鉛被膜6を形成する。乾燥後、第1図に示すよう
に同バルブコーンをアセントにつけて超音波洗浄を行い
、カバー塗料を溶解、除去する。この時、カバー塗料上
積層した黒鉛被膜も同時に除去される。その後十分に洗
浄した後、乾燥する。以上で所定のパターンの黒鉛被膜
が形成されたバルブコーンが得られる。
黒鉛スラリー5を、第1図に示すようにバルブコーンの
ファンネル上部のホッパー4から流し込みバルブコーン
内壁全面に黒鉛被膜を塗布し、100℃で301n乾燥
し、黒鉛被膜6を形成する。乾燥後、第1図に示すよう
に同バルブコーンをアセントにつけて超音波洗浄を行い
、カバー塗料を溶解、除去する。この時、カバー塗料上
積層した黒鉛被膜も同時に除去される。その後十分に洗
浄した後、乾燥する。以上で所定のパターンの黒鉛被膜
が形成されたバルブコーンが得られる。
これ以後は、前記従来の技術に記載の工程に従い、蛍光
膜付きフェースプレートとフリットガラスで接続し通常
の方法でメタルバック、電子銃の装着などを行い、陰極
線管を完成させる。
膜付きフェースプレートとフリットガラスで接続し通常
の方法でメタルバック、電子銃の装着などを行い、陰極
線管を完成させる。
上記の製造方法によればバルブコーンの黒鉛被膜不要部
にあらかじめカバー塗料が塗布されているため黒鉛スラ
リーはバルブコーン内壁全面に塗布すれば良く、従って
、黒鉛スラリーの塗布方法が従来の複雑な機構で、小型
の陰極線管には不向きであった回転塗布機による必要が
なくなり、流し込みなどの方法により簡単に塗布するこ
とができ、同時にファンネルのコーナ一部への塗布も従
来より均一に行うことが可能となる。
にあらかじめカバー塗料が塗布されているため黒鉛スラ
リーはバルブコーン内壁全面に塗布すれば良く、従って
、黒鉛スラリーの塗布方法が従来の複雑な機構で、小型
の陰極線管には不向きであった回転塗布機による必要が
なくなり、流し込みなどの方法により簡単に塗布するこ
とができ、同時にファンネルのコーナ一部への塗布も従
来より均一に行うことが可能となる。
第2図は本発明の第二の実施例の概略図である。
第二の実施例においてカバー塗料は表2に示す組成の塗
料を用い、黒鉛スラリーの塗布はスプレー法により行う
。
料を用い、黒鉛スラリーの塗布はスプレー法により行う
。
カバー塗料被膜の形成は第一の実施例と同じ、浸漬で行
っている。
っている。
上記の実施例に示すように、バルブコーンの黒鉛被膜不
要部にあらかじめカバー塗料が塗布されているため、黒
鉛スラリーはバルブコーン内壁全面に塗布すれば良く、
従って黒鉛塗布の方法が従来の複雑な機構で、小型の陰
極線管の製造には、不向きな回転塗布機による必要がな
くなり、流し込み法、スプレー法などの簡単な方法で形
成することが可能となり、また、同時にファンネルのコ
ーナ一部へ塗布も従来より均一に行うことができる。従
って従来より均一で量産に適した黒鉛被膜の形成が可能
となる。
要部にあらかじめカバー塗料が塗布されているため、黒
鉛スラリーはバルブコーン内壁全面に塗布すれば良く、
従って黒鉛塗布の方法が従来の複雑な機構で、小型の陰
極線管の製造には、不向きな回転塗布機による必要がな
くなり、流し込み法、スプレー法などの簡単な方法で形
成することが可能となり、また、同時にファンネルのコ
ーナ一部へ塗布も従来より均一に行うことができる。従
って従来より均一で量産に適した黒鉛被膜の形成が可能
となる。
第1図は、本発明の第1の実施例の黒鉛被膜形成方法の
概略図、第2図は第2の実施例の黒鉛被膜形成方法の概
略図、第3図は従来の沈降法の概略図、第4図は角型ビ
ューファインダー用小型陰極線管(電子銃を除く)の断
面図である。 第5図は蛍光膜付きフェースプレートの製法を示す概略
図である。 1……バルブコーン、 2・・・・・・カバー塗料、 3・・・・・・カバー塗料被膜、 4・・・・・・黒鉛塗布用スラリー 5・・・・・・黒鉛スラリー 6・・・・・・黒鉛被膜、 7・・・・・・黒鉛塗布用スプレーノズル。 (a) (b) 第 図
概略図、第2図は第2の実施例の黒鉛被膜形成方法の概
略図、第3図は従来の沈降法の概略図、第4図は角型ビ
ューファインダー用小型陰極線管(電子銃を除く)の断
面図である。 第5図は蛍光膜付きフェースプレートの製法を示す概略
図である。 1……バルブコーン、 2・・・・・・カバー塗料、 3・・・・・・カバー塗料被膜、 4・・・・・・黒鉛塗布用スラリー 5・・・・・・黒鉛スラリー 6・・・・・・黒鉛被膜、 7・・・・・・黒鉛塗布用スプレーノズル。 (a) (b) 第 図
Claims (1)
- フェースプレートにあらかじめ蛍光膜を作成後、バルブ
コーンにフリットシールする陰極線管において、バルブ
コーンの黒鉛不要部に前もってカバー塗料を塗布した後
、黒鉛スラリーをバルブコーン内面に塗布して、黒鉛被
膜を形成し、その後溶剤でカバー塗料とその上層の黒鉛
被膜を除去して所定の黒鉛被膜を形成することを特徴と
する小型陰極線管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7608689A JPH02253536A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 小型陰極線管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7608689A JPH02253536A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 小型陰極線管の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02253536A true JPH02253536A (ja) | 1990-10-12 |
Family
ID=13595017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7608689A Pending JPH02253536A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 小型陰極線管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02253536A (ja) |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP7608689A patent/JPH02253536A/ja active Pending
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