JPH02252751A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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Publication number
JPH02252751A
JPH02252751A JP7446189A JP7446189A JPH02252751A JP H02252751 A JPH02252751 A JP H02252751A JP 7446189 A JP7446189 A JP 7446189A JP 7446189 A JP7446189 A JP 7446189A JP H02252751 A JPH02252751 A JP H02252751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylate
copolymer
adhesive
rubber
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP7446189A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Murachi
村知 達也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1 本発明は、例えば粘着テープの基材として使用されるゴ
ム組成物に関するものである。
【従来の技術1 従来、自動車のボディやバンパーには塩化ビニル樹脂製
のサイドプロチクシランモール(以下モールという)が
装着されている。このモールは自動車ボディの側面に装
着され、ドアの開放時等に他の物体との接触による傷を
防止する機能と装飾とを葦ね備え、粘着テープを介して
ボディに装着されている。同粘着テープは、アクリルゴ
ムの基材に粘着剤が塗布されて構成されている。 【発明が解決しようとする課題】 ところが、自動車に塗布されたワックスを拭い取るため
に、洗車時においてワックスリムーバーを使用したり、
またガソリン等の燃料の補給時にこれを誤ってこぼした
りする場合がある。これらの場合、ワックスリムーバー
やガソリンが粘着テープに付着して粘着テープのアクリ
ルゴム製の基材と粘着剤との間の接着力が低下するおそ
れがあるという問題点があった。 本発明の目的は、十分な強度を有し、粘着剤との間の接
着力に優れたゴム組成物を提供する二とにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では炭素数4〜18
のアルキル基を有するアクリレート又はメタクリレート
100重量部当たりアクリロニトリル1〜30重量部を
共重合して得た共重合体を、アクリルゴム100重量部
に対し1〜300!!i量部配合するという手段を採用
している。 [手段の詳細な説明] まず、本発明におけるアクリルゴムとしては、エチルア
クリレート単独重合体、エチルアクリレートーブチルア
クリレートニ元共重合体、プチルアクリレートーエチル
メタアクリレートニ元共重合体、エチレンーメチルアク
リレートニ元共重合体、エチルアクリレート−ブチルア
クリレート−エチルメタアクリレート三元共重合体等を
使用することができる。 次に、共重合体について説明する。 炭素数4〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリレ
ートとしては、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチ
ル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)
アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、ヘキサデ
カノールの(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)
アクリレート等を使用することができる。 共重合体は、この(メタ)アクリレート100重量部当
たりアクリロニトリルを1〜30重量部の割合で混合し
、有機溶剤中でラジカル重合触媒を添加して所定時間加
熱し、ラジカル重合を行うことにより容易に得られる。 この際使用する有機溶剤としては、ベンゼン、トルエン
、キシレン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピ
ル、酢酸ブチル、アセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ヘプ
タン、ペンタン、ヘキサン、イソオクタン、デカン、n
−ヘキサン、シクロヘキサン、トリクロルエチレン等が
あげられる。この有機溶剤の種類及び使用量は、ラジカ
ル重合法における常法により適宜定められる。 この共重合体は、柔軟性を発揮する(メタ)アクリレー
トと剛性を発揮するアクリロニトリルとを所定の割合で
共重合させるので、ゴム組成物の凝集力を向上させると
ともに、ゴム組成物の表面にブリードしてその上に施さ
れる粘着剤との間の接着力を高め、しかもアクリロニト
リルがゴム組成物の耐油性を向上させる。アクリロニト
リルの使用量がIM量郡部未満は、ゴム組成物の凝集力
が不十分であり、30重量部を超えるとゴム組成物が硬
くなって粘着力が低下する。 本発明のゴム組成物は、上記のようにして得られる共重
合体の溶剤溶液中の溶剤を除去した後、それを前記アク
リルゴムに配合することによって得られる。前記アクリ
ルゴムに対する共重合体の配合割合は、アクリルゴムt
oot置部に対して1〜300重量部の範囲である。1
重量部未満では、共重合体のゴム組成物表面へのブリー
ド量が少ないためゴム組成物と粘着剤との間の接着力の
向上が少なく、300重量部を超えるとブリード量が多
くなり過ぎて共重合体が一層を形成してその部分で剥離
してしまう。
【作用】
前記手段を採用したことにより、柔軟性を発揮するアル
キル(メタ)アクリレートと剛性を発揮するアクリロニ
トリルとを所定割合で共重合した強度の優れた共重合体
をアクリルゴムに配合したため、ゴム組成物自体が十分
な凝集力を有するとともに、例えばゴム組成物を粘着剤
の基材として使用する場合、同基材表面にゴム組成物中
の上記(メタ)アクリル系の共重合体がブリードし、そ
の共重合体とその上に施された粘着剤との間の界面はお
ける分子間力が向上するため、ゴム組成物と粘着剤との
間の接着力が向上し、ひいてはこの粘着剤の基材と粘着
剤が適用される被着体との間の接着力が向上するものと
推定される。 [実施例1〜12及び比較例1] 次に、本発明を具体化した実施例を比較例と対比して説
明する。なお、以下の各側において、部は重量部を表す
。 (1)ゴム組成物のシート 後記表−1及び表−2に示す(メタ)アクリレートとア
クリロニトリルの約30重量%の有機溶剤溶液(有機溶
剤はトルエン20重量%、酢酸エチル80重量%の混合
溶剤)に重合触媒としてベンゾイルパーオキサイド(以
下BPOという)を使用し、80℃で20時間重合反応
を行った。重合終了後、有機溶剤を除去してアクリル系
の共重合体を得た。次いで、エチルアクリレート単独重
合体100部、滑剤2部、カーボンブラック65部、硫
黄0.3部、ステアリン酸カリウム3部からなるアクリ
ルゴムに対してこの共重合体を表−1及び表−2に示す
割合で配合し、160℃で20分間プレス加硫を行った
。そして、室温で1日放置してゴム組成物のシートを得
た。 (2)粘着剤 ブチルアクリレート95部、メタクリル酸5部、B P
 O0,05部、酢酸エチル187部、トルエン46部
の混合物を80℃で20時間窒素気流中で反応を行って
共重合体’Ig i’&を得た。この共重合体1g1o
o部に対してトリメチロールプロ8フ1体の酢酸エチル
溶液(固形分70%)を1部加えて粘着剤を調製した。 (3)試験片の作製 前記ゴムシートの上に粘着剤を塗布後、100℃で2分
間乾燥を行い、その後他のゴムシートを25Il11×
25111r@の接着面積で重ね合わせ、5 kgで1
分間荷重をかけて圧着し試験片とした。 (4)引張剪断強度の測定 前記試験片を常温において、引張スピード30m5/m
inの条件で引張剪断強度を測定した。 咎実施例及び比較例の試験片について測定した引張剪断
強度を表−1及び表−2に示す。 表−1 表−1中の略号は次の意味を表す。 n−B^;n−ブチルアクリレート AN:アクリロニトリル 表−2 表−2中の略号は次の意味を表す。 2−ERA  : 2−エチルへキシルアクリレートC
6A:n−へキシルアクリレート C8A:n−オクチルアクリレート C1oA:n−デカノールのアクリレートCtaA:n
−ヘキサデカノールのアクリレートC16A:n−オク
タデカノールのアクリレート上記表−1及び表−2から
れかるように、本発明の実施例1〜12では常温におけ
る引張剪断強度が4.5〜10.3kg/−と高く、ゴ
ム組成物のシート間の接着力が優れている。従って、各
実施例のゴム組成物は例えば自動車のモールの接着に使
用される粘着テープの基材として好適である。 一方、共重合体の配合割合の多すぎる場合(比較例1)
においては、ブリードした共重合体層で剥離してしまう
ため引張剪断強度が1. 4 kg / calと非常
に低い。 各実施例のゴム組成物がこのような優れた引張剪断強度
を示す理由は、粘着剤の基材としてのゴム組成物の表面
に同組成物中に配合された(メタ)アクリレート系の共
重合体が相溶性の相違によってブリードし、この共重合
体とその表面に施された同じくアクリル系の粘着剤との
間の分子間力の向上によって密着性が向上し、しかもゴ
ム組成物自体がアクリルゴムに強度のある(メタ)アク
リル系の共重合体を所定量配合したことによって十分な
凝集力を有するため、ゴム組成物のシート間の接着力が
向上したものと考えられる。 [発明の効果] 本発明のゴム組成物は、それ自体が十分な強度を有する
とともに、例えばその表面に施された粘着剤との間の接
着力に優れているため例えばワックスリムーバーやガソ
リンが付着しても十分な接着力を維持するという効果を
奏する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、炭素数4〜18のアルキル基を有するアクリレート
    又はメタクリレート100重量部当たりアクリロニトリ
    ル1〜30重量部を共重合して得た共重合体を、アクリ
    ルゴム100重量部に対し1〜300重量部配合してな
    るゴム組成物。
JP7446189A 1989-03-27 1989-03-27 ゴム組成物 Pending JPH02252751A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7446189A JPH02252751A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 ゴム組成物

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JP7446189A JPH02252751A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 ゴム組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02252751A true JPH02252751A (ja) 1990-10-11

Family

ID=13547915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7446189A Pending JPH02252751A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 ゴム組成物

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JP (1) JPH02252751A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8420164B2 (en) * 2006-07-03 2013-04-16 Nitto Denko Corporation Solid type rubber-based pressure-sensitive adhesive composition and pressure-sensitive adhesive sheet thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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