JPH0225174Y2 - - Google Patents

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JPH0225174Y2
JPH0225174Y2 JP13869184U JP13869184U JPH0225174Y2 JP H0225174 Y2 JPH0225174 Y2 JP H0225174Y2 JP 13869184 U JP13869184 U JP 13869184U JP 13869184 U JP13869184 U JP 13869184U JP H0225174 Y2 JPH0225174 Y2 JP H0225174Y2
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crossed
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば車両用燃料計に利用される
交差コイル式計器において、例えば、ガソリンタ
ンクの液面振れ等の計器入力の変動によつて生じ
る計器の針振れを防止しうる交差コイル式計器の
駆動回路に関する。
〔従来の技術〕
従来の交差コイル式計器としては例えば第6図
に示すようなものがある。この交差コイル式計器
1はアツパーハウジング2とロアーハウジング3
とを嵌合させることにより中心部分に中空部4を
形成し、この中空部4内に可動マグネツト5が貫
通支持されかつ先端に指針6が取付けられた指針
軸7を回転自在に支承し、そのうえ前記可動マグ
ネツト5を挾むようにハウジング2,3外周に一
対のコイル8,9を交差配置すると共に、前記可
動マグネツト5が収容された中空部4内には高粘
度のシリコンオイル10を封入したものであり、
これにより燃料タンクの液面振れによつて可変抵
抗式液面センサ11(第7図参照)の抵抗変化が
生じても交差コイル式計器1の指針6が敏感に動
かないようにしてある。
しかし、このように高粘度のシリコンオイル1
0を封入した交差コイル式計器であつても、燃料
タンクがあまり偏平すぎると、高速道路のインタ
ーチエンジのように比較的長いカーブが連続し
て、横方向の加速度が作用するような場合や、ブ
レーキング時や加速時のように前後方向の加速度
が作用するときなどは、大きく針振れする欠点が
あつた。
そのため、交差コイル式計器の置針性、すなわ
ち電流が流れたときのみ交差コイル8,9は励磁
されて指針6を動作させ、電源がオフ状態となつ
て交差コイル8,9が非励磁となつたときは指針
6が電源オフ前に指示していた位置に止まるとい
う交差コイル式計器の特性を利用し、第7図に示
すように、車両が加減速により前後方向の加速度
を受けたり横方向の加速度を受けたりすると、ホ
ト・ダイオード12とホト・トランジスタ13か
らなるホト・カプラと、これらの間に移動自在に
介挿され加速度に応動する遮光体14とより構成
されるG(加速度)スイツチ15と、該Gスイツ
チ15の出力により開閉制御されるスイツチング
トランジスタ16とを設け、これにより、加速度
が作用したときに交差コイル式計器1の電源をオ
フにし、また加速度が作用しなくなつたときに電
源が再投入されるような構成の駆動回路を使用し
て大きな針振れが生じないようにしているもので
ある。
〔考案が解決しようとしている問題点〕
しかし、第7図に示す駆動回路はGスイツチ1
5を有することから非常に高価であり、不経済で
あつた。
この考案はこのような従来の問題点に着目して
なされたもので、Gスイツチに代えて所定の時間
間隔で定期的に交差コイル式計器への電源をオ
ン・オフさせる断続回路を設けることにより上記
問題点を解決することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この考案は交差する方向に磁場を発生
する交差コイルを互に一定の角度をもつて配設
し、かつこの交差コイルの発生磁場の作用下に回
転自在に可動マグネツトを配設し、このマグネツ
トを包囲して指針の応答性を遅延させるダンピン
グオイルとで交差コイル式計器を形成し、この交
差コイル式計器の交差コイルに一定間隔で電流を
断続的に供給するようにした断続回路を設けたも
のである。
〔作用〕
このように構成することにより、加速度が作用
しても大きな針振れが生じない指示ができるもの
である。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、図において、17は非
安定マルチバイブレータ部(発振回路)にして、
この非安定マルチバイブレータ部17はスイツチ
ング用トランジスタ18と共に交差コイル式計器
1の電力供給ラインを一定のデユーテイで断続す
る役目をなす断続回路を構成しており、また非安
定マルチバイブレータ部17はトランジスタ18
のオン時間を短くしオフ時間を長くする発振信号
を得るように設定されている。すなわち、非安定
マルチバイブレータ部17の出力電圧を得る側の
トランジスタ19のベースに接続されるコンデン
サ20の容量は他の結合回路のトランジスタ21
のベースに接続されるコンデンサ22の容量より
大きく設定されている。交差コイル式計器1は、
第6図と同様に構成されており、前記スイツチン
グ用トランジスタ18がオンのときは交差コイル
式計器1の交差コイル8,9に電流が流れ、オフ
のときは電流が流れないように制御されている。
23はバツテリ24の逆接続保護用ダイオード、
25はサージ入力から素子を保護するためのコン
デンサ、26はサージ入力より前記非安定マルチ
バイブレータ部17を保護すると共に、非安定マ
ルチバイブレータ部17の発振をできるだけ低周
波数でかつ安定化する役目もなす回路で、これは
抵抗27とツエナーダイオード28とによつて構
成されている。29はタイマ回路で、例えば燃料
補給後、イグニツシヨンスイツチ30をオンした
時に、燃料計(交差コイル式計器)1の指針6が
文字板のF点(ガソリンが一杯に入つていること
を示す点)を早く指示するように前記スイツチン
グ用トランジスタ18を一定のタイマ時間T0
間オンさせるための、すなわち断続回路17,1
8が働かないようにするための回路であり、ダイ
オード31、抵抗32、コンデンサ33からな
る。なお、34は抵抗、35はドロツパ抵抗であ
る。
このように構成した交差コイル式計器の駆動回
路において、例えば計器の針振れ特性が、燃料量
が半分の指示のときに、ある値xの横方向の加速
度が作用しても針振れ量がある角度y゜以下になつ
ていることが要求されているとしよう。そこで第
2図に示すようにトランジスタ18のオフ時間
tpffを29秒、オン時間tpoを1秒と設定したときは
交差コイル式計器1には30秒間に1回1秒のパル
スが印加されることとなる。したがつて、もし交
差コイル式計器1に30秒間連続して電流が流れ、
燃料計の指針がある角度y゜動いたとしても、この
駆動回路を使用すれば交差コイル式計器1には電
流が1秒間のみ流れるだけであるので、指針6の
振れは、第3図の実線に示すように第3図の破線
で示す従来回路に比べきわめて小さな振れ幅とな
り、要求される針振れ特性を十分満足させられる
(すなわち、y/α(αは1より十分大きな数値)
となる)。なお、上述のように、30秒間のうち1
秒間のみコイル電流を印加させるような設定であ
つても指示の変化する速さは非常に遅いので、指
針の動きはほぼ燃料消費のみに追従するようにで
きるが、追従しないときには、コイル電流印加時
間を1秒から2秒等に変えてやればよい。さら
に、交差コイル式計器1の入力をパルスとするこ
とでトランジスタ18オン時には従来の電流値よ
り大幅に大きな電流を流せるようになるので、交
差コイル式計器1の指示ヒステリシスが少なくな
り、精度を向上することもできる。
次に、この考案の他の実施例を第4図に基づい
て説明する。同図において、前述の実施例と同一
構成部分には同一符号を付す。36はツエナーダ
イオードで、このツエナーダイオード36によつ
てサージ対策、逆接続の保護の役目をしている
(このように構成したことによりさらにコストを
下げることができる。)。また、37は第1図のタ
イマ回路29と同様にガソリンを例えば満タンに
充填した後、燃料計の指針6が早くF点を指示す
るように一定時間トランジスタ18をオンさせる
タイマ回路であり、トランジスタ38、抵抗3
9,40及びコンデンサ41からなる。
なお、第2図のトランジスタ18のtpo,tpff
間は車両特性、燃料タンク形状、シリコンオイル
の如きダンピングオイルの粘度等により、その都
度好適な値に決定するようにしてもよい。また、
第2図に示すトランジスタ18の制御パルスを車
載時計などの基準信号を適宜分周して作つてもよ
いことは言うまでもない。また、断続回路として
は、上記実施例の電子式に代えて、実公昭41−
15694号公報等で公知のバイメタル式断続器を用
いてもよく、その場合の回路構成を第5図に示
す。なお、同図において、42はバイメタル式断
続器、43は固定接点、44はバイメタル式可動
接点、45はバイメタル加熱用ヒートワイヤ、4
6はバイパス抵抗である。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によればそ
の構成を、互に一定の角度をなして交差する方向
に磁場を発生するための複数個のコイル8,9
と、該複数個のコイル8,9による発生磁場の作
用下において、指針6を有する指針軸7に固定さ
れて回転可能に配設された可動マグネツト5と、
該可動マグネツトを含む可動系5,6,7に作用
して前記指針6の応答性を遅延させるダンピング
オイル10とを有する交差コイル式計器1を備
え、該交差コイル式計器1の電力供給ラインに、
該ラインを一定のデユーテイで断続する断続回路
17,18又は42を挿入した交差コイル式計器
の駆動回路としたので、Gスイツチ15が不要と
なりそのため例えばインストルメントパネルに取
付けられた交差コイル式計器1と車室内前部等に
取付けられたGスイツチ15とを電気接続するハ
ーネスが必要なく、交差コイル式計器用回路基板
上に所設の断続回路を付加するのみの構成となる
ので、大幅なコストダウンが計れ、しかも小型化
も可能であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る交差コイル式計器の駆
動回路の一実施例を示す回路図、第2図はトラン
ジスタ18の制御パルスを示す説明図、第3図は
液面変動、指針の振れ、トランジスタ18の制御
パルスと時間との関係を表わす説明図、第4図及
び第5図はこの考案の他の実施例を示す回路図、
第6図は交差コイル式計器を示す断面図、第7図
は従来の交差コイル式計器の駆動回路を示す結線
図である。 1……交差コイル式計器、5……可動マグネツ
ト、6……指針、7……指針軸、8,9……交差
コイル、17,18……電子式断続回路、42…
…バイメタル式断続回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互に一定の角度をなして交差する方向に磁場を
    発生するための複数個のコイル8,9と、該複数
    個のコイル8,9による発生磁場の作用下におい
    て、指針6を有する指針軸7に固定されて回転可
    能に配設された可動マグネツト5と、該可動マグ
    ネツトを含む可動系5〜7に作用して前記指針6
    の応答性を遅延させるダンピングオイル10とを
    有する交差コイル式計器1を備え、該交差コイル
    式計器1の電力供給ラインに、該ラインを一定の
    デユーテイで断続する断続回路17,18,42
    を挿入したことを特徴とする交差コイル式計器の
    駆動回路。
JP13869184U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPH0225174Y2 (ja)

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