JPH02251427A - 多孔織物弾性体及びその製造方法 - Google Patents
多孔織物弾性体及びその製造方法Info
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- JPH02251427A JPH02251427A JP1071667A JP7166789A JPH02251427A JP H02251427 A JPH02251427 A JP H02251427A JP 1071667 A JP1071667 A JP 1071667A JP 7166789 A JP7166789 A JP 7166789A JP H02251427 A JPH02251427 A JP H02251427A
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は中空網状織物の中に発泡体等の補強弾性体を充
填して一体的に結合構成すると共にその所定位置に貫通
孔を穿孔した多孔織物弾性体及びその多孔織物弾性体の
製造方法に関するものである。
填して一体的に結合構成すると共にその所定位置に貫通
孔を穿孔した多孔織物弾性体及びその多孔織物弾性体の
製造方法に関するものである。
〈従来の技術〉
従来のこの種の靴のクンジョン材等に使用される弾性体
としては特開昭61−199802号公報或いは実開昭
63−57905号公報に示す如き技術が公知である。
としては特開昭61−199802号公報或いは実開昭
63−57905号公報に示す如き技術が公知である。
前者の技術はセル要素をライナー手段で上下からサンド
インチして段ボール用紙状に構成した衝撃吸収用の履物
等に使用される弾性体であり、後者は波形成いはループ
状に屈曲した接着用糸の上下に不織布等の敷物を設けて
サンドインチ状に構成した靴底等の弾性体である。
インチして段ボール用紙状に構成した衝撃吸収用の履物
等に使用される弾性体であり、後者は波形成いはループ
状に屈曲した接着用糸の上下に不織布等の敷物を設けて
サンドインチ状に構成した靴底等の弾性体である。
〈発明が解決しようとする課題〉
然るに、上述の技術に係る弾性体の内の前者はセル要素
とライナー手段との結合が充分でなく、強度的に弱く、
長期間使用した場合には弾力性が低下する問題があり、
又後者は単に糸を波状又はループ状にすることによって
内部に中空部を形成したので、圧縮に弱く、弾力性及び
クツション性に乏しく、かつ全体の強度も弱い等の問題
点があった。
とライナー手段との結合が充分でなく、強度的に弱く、
長期間使用した場合には弾力性が低下する問題があり、
又後者は単に糸を波状又はループ状にすることによって
内部に中空部を形成したので、圧縮に弱く、弾力性及び
クツション性に乏しく、かつ全体の強度も弱い等の問題
点があった。
本発明に係る多孔織物弾性体及びその製造方法は従来の
これ等の問題点に鑑み開発された全(新規な技術に関す
るものである。
これ等の問題点に鑑み開発された全(新規な技術に関す
るものである。
く課題を解決するための手段〉
本発明に係る多孔織物弾性体は熱収縮性の小さい合成樹
脂繊維と熱収縮性の大きい合成樹脂繊維とを縦横に組み
合わせて織った織地を熱処理することによりて熱収縮性
の大きい繊維よりなる縁面に熱収縮性の小さい繊維によ
る屈曲空間弾性部を形成した中空網状織物の内外面に、
発泡体或いはラテックス又は熱可塑性エラストマー等の
補強弾性体を充填して一体的に結合構成すると共に、前
記屈曲空間弾性部に対応する位置に貫通孔を穿孔して構
成したものである。
脂繊維と熱収縮性の大きい合成樹脂繊維とを縦横に組み
合わせて織った織地を熱処理することによりて熱収縮性
の大きい繊維よりなる縁面に熱収縮性の小さい繊維によ
る屈曲空間弾性部を形成した中空網状織物の内外面に、
発泡体或いはラテックス又は熱可塑性エラストマー等の
補強弾性体を充填して一体的に結合構成すると共に、前
記屈曲空間弾性部に対応する位置に貫通孔を穿孔して構
成したものである。
本発明に係る製造方法は熱収縮性の小さい合成樹脂繊維
と熱収縮性の大きい合成樹脂繊維とを夫々経糸及び緯糸
としてこれ等を縦横に組み合わせて織って織地を作り、
次にこの織地を所定の温度で熱処理して熱収縮性の大き
い繊維を他の熱収縮性の小さい繊維よりも大きく収縮さ
せることによって熱収縮性の小さい繊維を波状に屈曲さ
せて熱収縮性の大きい繊維よりなる縁面に熱収縮性の小
さい繊維よりなる空間弾性部を形成させて中空綱状織物
を作り、かつ該中空網状織物の内外に発泡材、テテック
ス、熱可塑性エラストマー等の補強弾性材を注入した後
、これ等の補強弾性体を発泡硬化させて前記中空網状織
物と補強弾性体とを一体的に結合し、更に前記中空網状
織物の空間弾性部に対応する位置に貫通孔を穿孔して製
造することを特徴とした多孔織物弾性体の製造方法であ
る。
と熱収縮性の大きい合成樹脂繊維とを夫々経糸及び緯糸
としてこれ等を縦横に組み合わせて織って織地を作り、
次にこの織地を所定の温度で熱処理して熱収縮性の大き
い繊維を他の熱収縮性の小さい繊維よりも大きく収縮さ
せることによって熱収縮性の小さい繊維を波状に屈曲さ
せて熱収縮性の大きい繊維よりなる縁面に熱収縮性の小
さい繊維よりなる空間弾性部を形成させて中空綱状織物
を作り、かつ該中空網状織物の内外に発泡材、テテック
ス、熱可塑性エラストマー等の補強弾性材を注入した後
、これ等の補強弾性体を発泡硬化させて前記中空網状織
物と補強弾性体とを一体的に結合し、更に前記中空網状
織物の空間弾性部に対応する位置に貫通孔を穿孔して製
造することを特徴とした多孔織物弾性体の製造方法であ
る。
く作用〉
本発明に係る多孔織物弾性体は上述の如く、熱収縮性の
異なる繊維を組み合わせて加熱処理することによって内
部に隙間を持った空間弾性部を有する中空網状織物を構
成すると共にその中空網状織物の内外面に発泡体等を充
填してこれ等を一体的に結合構成すると共に前記屈曲空
間弾性部に対応する位置に貫通孔を穿孔したので、中空
網状織物と発泡体とが共に弾力性を有すると共に多数の
貫通孔が穿孔されているのでクツション性能を更に高め
ることが出来、これによって全体を一体的に伸縮させ、
弾力強度を長期間に亘って保持させることが出来る。
異なる繊維を組み合わせて加熱処理することによって内
部に隙間を持った空間弾性部を有する中空網状織物を構
成すると共にその中空網状織物の内外面に発泡体等を充
填してこれ等を一体的に結合構成すると共に前記屈曲空
間弾性部に対応する位置に貫通孔を穿孔したので、中空
網状織物と発泡体とが共に弾力性を有すると共に多数の
貫通孔が穿孔されているのでクツション性能を更に高め
ることが出来、これによって全体を一体的に伸縮させ、
弾力強度を長期間に亘って保持させることが出来る。
本発明に係る製造方法は上述の如く、熱収縮性の異なる
繊維を組み合わせて熱処理することによってζ熱収縮性
の少ない糸を自動的に屈曲させて内部に間隙を有する中
空網状織物を作り、かっこの中空網状織物の内外に発泡
材等の補強弾性材を注入してこれを発泡硬化させるので
、中空網状織物とこれを補強することが出来る補強弾性
体とを一体的に結合させ、更に中空網状織物の間隙に貫
通孔を穿孔することによってクツション性に冨む多孔織
物弾性体を製造することが出来る。
繊維を組み合わせて熱処理することによってζ熱収縮性
の少ない糸を自動的に屈曲させて内部に間隙を有する中
空網状織物を作り、かっこの中空網状織物の内外に発泡
材等の補強弾性材を注入してこれを発泡硬化させるので
、中空網状織物とこれを補強することが出来る補強弾性
体とを一体的に結合させ、更に中空網状織物の間隙に貫
通孔を穿孔することによってクツション性に冨む多孔織
物弾性体を製造することが出来る。
〈実施例〉
図により本発明に係る多孔織物弾性体の製造方法及びそ
の多孔織物弾性体について説明すると、第1図に示す中
空網状織物1は熱収縮性の小さい合成樹脂繊維と熱収縮
性の大きい合成樹脂繊維とを経糸及び緯糸として、縦横
に組み合わせて織った織地を40〜150°Cの温度で
約10分乃至3時間熱処理をすることによって製作した
ものであり、熱収縮性の大きい繊維によって平坦な上下
縁面2a。
の多孔織物弾性体について説明すると、第1図に示す中
空網状織物1は熱収縮性の小さい合成樹脂繊維と熱収縮
性の大きい合成樹脂繊維とを経糸及び緯糸として、縦横
に組み合わせて織った織地を40〜150°Cの温度で
約10分乃至3時間熱処理をすることによって製作した
ものであり、熱収縮性の大きい繊維によって平坦な上下
縁面2a。
2bを構成し、熱収縮性の小さい繊維を該上下織面2a
、2b間に於いて、ループ波状に屈曲させて間隙を持っ
た空間弾性部3を構成したものである。
、2b間に於いて、ループ波状に屈曲させて間隙を持っ
た空間弾性部3を構成したものである。
次に本発明に於いては上述の如く製造した中空網状織物
1に液状の発泡材、ラテックス、熱可塑性エラストマー
等の補強弾性材を注入した後、この補強弾性材を乾燥さ
せる。:とによって発泡硬化させて中空網状織物1の内
外面に補強弾性体4が一体的に結合された織物弾性体を
製造し、更にこの様に構成された織物弾性体の並列され
た多数の前記空間弾性部3の中心部を通過するように所
定の手段で円形貫通孔10aを夫々並列して水平状に穿
孔することによって第2図に示す如き多数の貫通孔10
を持った多孔織物弾性体5を得ることが出来る。
1に液状の発泡材、ラテックス、熱可塑性エラストマー
等の補強弾性材を注入した後、この補強弾性材を乾燥さ
せる。:とによって発泡硬化させて中空網状織物1の内
外面に補強弾性体4が一体的に結合された織物弾性体を
製造し、更にこの様に構成された織物弾性体の並列され
た多数の前記空間弾性部3の中心部を通過するように所
定の手段で円形貫通孔10aを夫々並列して水平状に穿
孔することによって第2図に示す如き多数の貫通孔10
を持った多孔織物弾性体5を得ることが出来る。
上記補強弾性材は二液を混合することによって常温で発
泡硬化させることも、或いは熱乾燥処理する際に発泡硬
化させることも、又は熱溶融したものを注入硬化させる
ことも材質によっていずれも可能であり、これによって
中空網状織物1に補強弾性体4を一体的に連結して構成
することが出来る。
泡硬化させることも、或いは熱乾燥処理する際に発泡硬
化させることも、又は熱溶融したものを注入硬化させる
ことも材質によっていずれも可能であり、これによって
中空網状織物1に補強弾性体4を一体的に連結して構成
することが出来る。
上記実施例に於いては熱収縮性の大きい繊維によって平
坦な上下縁面2a、2bを構成すると共に前記上下に設
けられた上下縁面2a、2bの間に熱収縮性の小さい繊
維をループ状に屈曲させた間隙を持った空間弾性部3を
構成し、これによって全体的に中空網状織物1を構成し
たが、この種の中空網状織物1は第3図(A)に示す如
く熱収縮性の大きい繊維によって平坦な縁面6を構成す
ると共に熱収縮性の小さい繊維によって該平坦な織面6
を中心にして上下に波形状に湾曲した波形織面7a、7
bを構成することによって空間弾性部3を上下に有する
中空網状織物1を構成することも可能である。
坦な上下縁面2a、2bを構成すると共に前記上下に設
けられた上下縁面2a、2bの間に熱収縮性の小さい繊
維をループ状に屈曲させた間隙を持った空間弾性部3を
構成し、これによって全体的に中空網状織物1を構成し
たが、この種の中空網状織物1は第3図(A)に示す如
く熱収縮性の大きい繊維によって平坦な縁面6を構成す
ると共に熱収縮性の小さい繊維によって該平坦な織面6
を中心にして上下に波形状に湾曲した波形織面7a、7
bを構成することによって空間弾性部3を上下に有する
中空網状織物1を構成することも可能である。
更に第3図(B)に示す如く、熱収縮性の大きい繊維よ
りなる平坦な上下縁面2a、2bの間に熱収縮性の小さ
い繊維よりなる波形縁面8を設けることによって左右に
空間弾性部3を並列した中空網状織物1を構成すること
も可能である。
りなる平坦な上下縁面2a、2bの間に熱収縮性の小さ
い繊維よりなる波形縁面8を設けることによって左右に
空間弾性部3を並列した中空網状織物1を構成すること
も可能である。
上述の第3図(A)、 (B)に示す如き中空網状織物
1は上述の多孔織物弾性体5と同様に液状の発泡材、ラ
テックス、熱可塑性エラストマー等の補強弾性材を注入
した後、この補強弾性材を乾燥させることによって発泡
硬化させ、更に空間弾性部3の中心部を通過する偏平貫
通孔10b、10cを穿孔することによって、第4図(
A) 、(B)に示す如き内外面に補強弾性体4が一体
的に結合されかつ多数の貫通孔10 b 、 10 c
が穿孔された多孔織物弾性体5を製造することが出来る
。
1は上述の多孔織物弾性体5と同様に液状の発泡材、ラ
テックス、熱可塑性エラストマー等の補強弾性材を注入
した後、この補強弾性材を乾燥させることによって発泡
硬化させ、更に空間弾性部3の中心部を通過する偏平貫
通孔10b、10cを穿孔することによって、第4図(
A) 、(B)に示す如き内外面に補強弾性体4が一体
的に結合されかつ多数の貫通孔10 b 、 10 c
が穿孔された多孔織物弾性体5を製造することが出来る
。
上記実施例に於いては最終工程で織物弾性体に貫通孔1
0a、10b、10cを夫々穿孔したが、予め中空網状
織物1の空間弾性部3に引き抜き棒型等を挿入した後か
ら補強弾性材を注入し、この補強弾性材を発泡硬化させ
た後から、この引き抜き棒型等を補強弾性材から引き抜
くことによって貫通孔10a、10b、10cf穿孔す
ることも可能である。
0a、10b、10cを夫々穿孔したが、予め中空網状
織物1の空間弾性部3に引き抜き棒型等を挿入した後か
ら補強弾性材を注入し、この補強弾性材を発泡硬化させ
た後から、この引き抜き棒型等を補強弾性材から引き抜
くことによって貫通孔10a、10b、10cf穿孔す
ることも可能である。
又、中空網状織物1の空間弾性部3の内径を小さくした
場合等には、この空間弾性部3内の表面張力によってこ
の内部に補強弾性材が浸入することを防止し、これによ
って空間弾性部3内に中空の貫通孔を自動的に設けるこ
とも可能である。
場合等には、この空間弾性部3内の表面張力によってこ
の内部に補強弾性材が浸入することを防止し、これによ
って空間弾性部3内に中空の貫通孔を自動的に設けるこ
とも可能である。
次に中空網状織物1に補強弾性材を注入してこれを発泡
硬化させ、補強弾性体4と中空網状織物1とを一体的に
結合する実施例について記述すると次の通りである。
硬化させ、補強弾性体4と中空網状織物1とを一体的に
結合する実施例について記述すると次の通りである。
〔実施例1〕
モールドの中に中空網状織物を収納した後、次の配合例
に示す二液を混合した液状ポリウレタンフォームを該モ
ールドの中に注入して、液状ポリウレタンフォームを中
空網状織物の内部及び外表面に浸透付着させ、常温で発
泡しながら乾燥させた処、液状ボリウ1/タンが発泡後
硬化して中空網状織物と一体的に結合されたポリウレタ
ンフォーム製の補強弾性体を形成し、更に中空網状織物
の空間弾性部を通過する所定の形状を有する貫通孔を穿
孔して本発明に係る多孔織物弾性体を得ることが出来た
。
に示す二液を混合した液状ポリウレタンフォームを該モ
ールドの中に注入して、液状ポリウレタンフォームを中
空網状織物の内部及び外表面に浸透付着させ、常温で発
泡しながら乾燥させた処、液状ボリウ1/タンが発泡後
硬化して中空網状織物と一体的に結合されたポリウレタ
ンフォーム製の補強弾性体を形成し、更に中空網状織物
の空間弾性部を通過する所定の形状を有する貫通孔を穿
孔して本発明に係る多孔織物弾性体を得ることが出来た
。
ポリエーテルポリオール 100重量部水
3第3級アミン
1 シリコン整泡剤 0.5架橋剤
4 イソシアネートインデツクス 100 またこれ等の配合例を少しずつ変化させることによって
、ウレタンフオームの密度、硬度、セル寸法、セル数等
を自由に変化させることが出来た。
3第3級アミン
1 シリコン整泡剤 0.5架橋剤
4 イソシアネートインデツクス 100 またこれ等の配合例を少しずつ変化させることによって
、ウレタンフオームの密度、硬度、セル寸法、セル数等
を自由に変化させることが出来た。
上記実施例に於いてはフオームを軟質ポリウレタンフォ
ームにしたが、その他にEV^フオーム。
ームにしたが、その他にEV^フオーム。
PvCフオーム等も同様に使用することが可能である。
〔実施例2〕
中空網状織物の空間弾性部に予め引き抜き棒型を挿入し
た後で中空網状織物の裏面にカーペットのバッキング設
備を使用して次の配合例に示すSRラテックスを塗着さ
せ、このSBラテックスを中空網状織物の内部及び外表
面に浸透付着させ、次にこれ等を80〜130°Cの温
度を有するトンネル乾燥機内を通過させることによって
、SBラテックスを発泡硬化させて中空網状織物と一体
的に結合された発泡ラバーを形成し、更に空間弾性部に
挿入された引き抜き捧型を発泡ラバーから引き抜(こと
によってその後に貫通孔を穿孔して本発明に係る多孔織
物弾性体を得ることが出来た。
た後で中空網状織物の裏面にカーペットのバッキング設
備を使用して次の配合例に示すSRラテックスを塗着さ
せ、このSBラテックスを中空網状織物の内部及び外表
面に浸透付着させ、次にこれ等を80〜130°Cの温
度を有するトンネル乾燥機内を通過させることによって
、SBラテックスを発泡硬化させて中空網状織物と一体
的に結合された発泡ラバーを形成し、更に空間弾性部に
挿入された引き抜き捧型を発泡ラバーから引き抜(こと
によってその後に貫通孔を穿孔して本発明に係る多孔織
物弾性体を得ることが出来た。
SBR100重量部
DPTT 2Zn0
3 Zn[!QC0,52 ZnPOC0,3 防D2 〔実施例3〕 中空網状織物を合成樹脂の射出成形金型内に収納した後
、非架橋型の熱可塑性エラストマーを70〜80゛Cで
溶融させたものを前記射出成形金型内に射出してこの溶
融熱可塑性エラストマーを中空網状織物の内外に含浸さ
せると同時に発泡硬化させ、補強弾性体を中空網状織物
と一体的に結合させた後で中空網状織物の空間弾性部内
に貫通孔を穿孔することによって多孔織物弾性体を得る
ことが出来た。
3 Zn[!QC0,52 ZnPOC0,3 防D2 〔実施例3〕 中空網状織物を合成樹脂の射出成形金型内に収納した後
、非架橋型の熱可塑性エラストマーを70〜80゛Cで
溶融させたものを前記射出成形金型内に射出してこの溶
融熱可塑性エラストマーを中空網状織物の内外に含浸さ
せると同時に発泡硬化させ、補強弾性体を中空網状織物
と一体的に結合させた後で中空網状織物の空間弾性部内
に貫通孔を穿孔することによって多孔織物弾性体を得る
ことが出来た。
〈発明の効果〉
本発明に係る多孔織物弾性体及びその製造方法は上述の
如き構造と作用とを存するので、内部に空間弾性部を有
する中空網状織物の内部及び外表面に補強弾性体を一体
的に結合させた多孔織物弾性体を簡単に大量生産するこ
とが出来、かつ本発明に係る多孔織物弾性体は上述の構
造を有するので、全体的に大きな強度と、細かいクツシ
ョン性を有し、かつ剛性及び弾性力を有し、軽く頑丈で
あり、クツションマット、ベツドの芯材、防舷材。
如き構造と作用とを存するので、内部に空間弾性部を有
する中空網状織物の内部及び外表面に補強弾性体を一体
的に結合させた多孔織物弾性体を簡単に大量生産するこ
とが出来、かつ本発明に係る多孔織物弾性体は上述の構
造を有するので、全体的に大きな強度と、細かいクツシ
ョン性を有し、かつ剛性及び弾性力を有し、軽く頑丈で
あり、クツションマット、ベツドの芯材、防舷材。
ヘルメット、靴底材或いは一般の人体保護用プロテクタ
ー、建築材等に幅広く利用し得る特徴を存するものであ
る。
ー、建築材等に幅広く利用し得る特徴を存するものであ
る。
第1図は本発明に使用される中空網状織物の斜視図、第
2図(A) 、 (B)は本発明に係る多孔織物弾性体
の説明図、第3図(^)、(B)は夫々他側の中空網状
織物を示す斜視図、第4図(A) 、 (B)は他側の
多孔織物弾性体の説明図である。 lは中空網状織物、2a、2bは上下縁面、3は空間弾
性部、4は補強弾性体、5は多孔織物弾性体、6は平坦
縁面、7a、7b、8.は波形縁面、10a、10b+
10cは貫通孔である。 特許出願人 旭化成工業株式会社
2図(A) 、 (B)は本発明に係る多孔織物弾性体
の説明図、第3図(^)、(B)は夫々他側の中空網状
織物を示す斜視図、第4図(A) 、 (B)は他側の
多孔織物弾性体の説明図である。 lは中空網状織物、2a、2bは上下縁面、3は空間弾
性部、4は補強弾性体、5は多孔織物弾性体、6は平坦
縁面、7a、7b、8.は波形縁面、10a、10b+
10cは貫通孔である。 特許出願人 旭化成工業株式会社
Claims (2)
- (1)熱収縮性の小さい合成樹脂繊維と熱収縮性の大き
い合成樹脂繊維とを縦横に組み合わせて織った織地を熱
処理することによって熱収縮性の大きい繊維よりなる織
面に熱収縮性の小さい繊維による屈曲空間弾性部を形成
した中空網状織物の内外面に、発泡体或いはラテックス
又は熱可塑性エラストマー等の補強弾性体を充填して一
体的に結合構成すると共に、前記屈曲空間弾性部に対応
する位置に貫通孔を穿孔したことを特徴とした多孔織物
弾性体。 - (2)熱収縮性の小さい合成樹脂繊維と熱収縮性の大き
い合成樹脂繊維とを夫々経糸及び緯糸としてこれ等を縦
横に組み合わせて織って織地を作り、次にこの織地を所
定の温度で熱処理して熱収縮性の大きい繊維を他の熱収
縮性の小さい繊維よりも大きく収縮させることによって
熱収縮性の小さい繊維を波状に屈曲させて熱収縮性の大
きい繊維よりなる織面に熱収縮性の小さい繊維よりなる
空間弾性部を形成させて中空網状織物を作り、かつ該中
空網状織物の内外に発泡材、ラテックス、熱可塑性エラ
ストマー等の補強弾性材を注入した後、これ等の補強弾
性体を発泡硬化させて前記中空網状織物と補強弾性体と
を一体的に結合し、更に前記中空網状織物の空間弾性部
に対応する位置に貫通孔を穿孔して製造することを特徴
とした多孔織物弾性体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1071667A JPH02251427A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 多孔織物弾性体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1071667A JPH02251427A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 多孔織物弾性体及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02251427A true JPH02251427A (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=13467178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1071667A Pending JPH02251427A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 多孔織物弾性体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02251427A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04150801A (ja) * | 1990-10-13 | 1992-05-25 | Asahi Corp | 通気性の靴用クツション材 |
WO2009066834A1 (en) * | 2007-11-20 | 2009-05-28 | Young Jin Moon | Shoes with elasticity enhancing structure for promoting secretion of growth hormone and enhancing performance |
CN106167946A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-11-30 | 赵庆敏 | 一种中空网布 |
CN108909065A (zh) * | 2017-08-03 | 2018-11-30 | 晋江市达胜纺织实业有限公司 | 一种紧实厚重的化纤面料及其加工工艺 |
CN109922681A (zh) * | 2016-11-11 | 2019-06-21 | 耐克创新有限合伙公司 | 编织的鞋类鞋面 |
CN110678591A (zh) * | 2017-04-12 | 2020-01-10 | 查马泰克斯公司 | 合并至少一个结合元件的织物 |
US11160327B2 (en) | 2015-12-28 | 2021-11-02 | Asics Corporation | Shoe |
US12123114B2 (en) | 2017-11-10 | 2024-10-22 | Nike, Inc. | Woven footwear upper |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP1071667A patent/JPH02251427A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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