JPH02251082A

JPH02251082A - 循環式穀物乾燥機の残留穀物排出装置

Info

Publication number: JPH02251082A
Application number: JP7226289A
Authority: JP
Inventors: Toshihiko Satake; 佐竹　利彦; Hiroaki Miyasato; 宮郷　博明
Original assignee: Satake Engineering Co Ltd
Current assignee: Satake Engineering Co Ltd
Priority date: 1989-03-25
Filing date: 1989-03-25
Publication date: 1990-10-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、乾燥済みの穀粒をは外へ排出するときに、残
留穀粒を確実に機外へ排出する循環式穀物乾燥機の残留
穀物排出装置に関する。

〔従来の技術〕

循環式穀物乾燥機において、乾燥済みの穀粒を機外へ全
て排出しても、上部搬送装置の底部にかなりの穀粒が残
留してしまう。次に同じ品種の穀粒を乾燥づるのであれ
ばそのままでよいが、異なる品種（ウルチ米とモヂ米、
米と麦）−（゛あれば、それが混入した製品は等級が低
下するか買入れを拒否されてしまう。そこで上部搬送装
置内の残留穀粒を掃除する必要があるが、従来は作業化
が梯子によりタンク上部に登り、タンクフタを開いて上
部搬送装置３９の残留穀物排出シレッタ−４０を止めて
いる蝶ボルトを外して排出シャッター４０を回動ざぜ、
残留穀粒を調質室４１に落下して掃除を行っていた（第
５図参照）。

しかし、従来の残留穀物排出装置では、タンク上部まで
登って作業する必要があり非常に面倒であるとともに、
石数の多い乾燥機では背丈が高くなり非常に危険であり
、老人や女性では掃除ができないという問題点かあっＩ
ζ。

（発明が解決しようとする問題点）この発明は上記のような問題点を解消し、乾燥済み穀粒
を機外へ排出づる際に、残留穀粒を残さない循環式穀物
乾燥機の残留穀物排出装置を提供することを目的とする
。

（問題点を解決するための手段）この目的を達成するために、この発明は次のような構成
とする。

乾燥機体の上部に調質室を設け、下部に穀粒乾燥室、熱
風室、排風室を並設し、穀粒乾燥室に連通した下部搬送
装置ど前記調質室どを揚穀機、上部搬送装置を介して連
絡した循環式穀物乾燥機において、前記上部搬送装置の
始端側より終端側の底部に開口部を設け、始端側に設け
た穀粒を機外へ排出する排出シャッターと調質室側に設
けた残留穀物排出シャッターとを回動支持軸により連結
し、前記回動支持軸の回動により前記上部搬送装置の開
口部を開閉するように形成する。

（作　用）調質室に張込まれた穀粒は穀粒乾燥室に流下し、穀粒乾
燥室において熱風室かられ１川掌へ流れる屹燥風により
乾燥され、乾燥されｌ〔穀粒は下部搬送装置から揚穀機
、上部搬送装置を介して再び調質室へ送られ、所定の含
水率の穀粒になるまで循環乾燥される。

所定の含水率に乾燥された穀粒は、排出シャッターを回
動させることにより機外へ排出される。そのとき回動支
持軸に連結している残留穀物排出シャッターも回動され
、そのため、上部搬送装置の底部の開口部から残留穀物
が調質室に落下する。

〔実施例］本発明の実施例を図面を参照しながらβ（明する。第１
図は本発明を実施した循環式穀物乾燥機の正断面図、第
２図、第３図は上部搬送装置の側断面図、第４図はその
正断面図である。

符号１は循環式穀物乾燥機であり、−Ｌ部に調質室２を
、下部に通風乾燥部３をそれぞれ設（プ、またその−側
に揚穀機４を立設しＣ循環穀物行程を形成する。通用乾
燥部３の中央部に設けた熱風室５の両側に多孔壁板６で
形成づる穀粒乾燥室７，７をそれぞれ設（ノ、各穀粒乾
燥室７７の外側に排風室８，８をそれぞれ設げる。各穀
粒乾燥室７，７の上部を調質室２に連通し、下部に排出
バルブ９．９のある排出口１０．１０を設ける。符号１
１は流穀板であり、その底部に下部搬送コンベア１２を
設け、下部ＷＩ送コンベア１２は揚穀機４、流下樋１３
を介して下部搬送装置１４に連絡している。

上部搬送コンベア１５を取付（すたコンベア軸１６の一
端にプーリー１７を細端にベベルギア１８を設け、プー
リー１７とプーリー１９とをベルト２０により連絡する
。ベベルギア１８を分散盤１ｋｌ１２１に取付りたベベ
ルギア２２に噛合させ、分散盤軸２１の先端に分散盤２
３を取（＝Ｊける。」二部搬送装置１４の始端側Ｊ：り
終端側の底部に開口部２／１．Ａ、２４Ｂを設け、その
始端側に設けた穀粒を機外へ排■Ｊるり［出シャッタ２
５と、調質室側に設けた残留穀物υ１１４４シャッター
２６とを、回動支持軸２７、押え金具２８を介して連結
し、符号２９は蝶番である。開口部２４．　Ａに排出シ
ュート３０を取付けた落日３１を連結し、回動支持軸２
７と操作レバー３２とを連結具３３を介して連結する。

揚穀機４の上部プーリー３４と下部プーリー（図示せず
）とにパケット３５を付設したベルト３６を捲回し、ま
た、符号３７は落下口、符号３８は排風機である。

次に上記構成におＣプる作用を説明する。ホッパー（図
示せず）に供給された穀粒は、揚穀機４のパケット３５
により揚送されて流下樋１３から上部搬送装置１４へ供
給される。穀粒は上部搬送コンベア１５により落下口３
７に搬送され、落日３７から落下して分散盤２３により
調質室２内に均分に分散して堆積される。次に火熱発生
装置Ｅｆ７／１．２及び排風機３８を作動ざぜ排出バル
ブ９を回転させると、調質室２内の穀粒は穀粒乾燥室７
，７内を流下する。穀粒乾燥室７゜７内を流下する穀粒
は、熱風室５がら排風室８゜８に横方向に流れる乾燥風
により高温乾燥され、乾燥風は排風室８，８から排１！
１ｌｆｆｉ３８により機外へ排出される。乾燥風により
熱風乾燥された穀粒は排出バルブ９．９により間歇的に
排出され、流穀板１１を流下して下部搬送コンベア１２
により揚穀ｖａ４へ送られて、所定水分に達するまで循
環乾燥される。

所定の含水率に穀物が乾燥されると、操作レバー３２を
矢印Ａ方向へ押し上げて排出シャッター２５を回動させ
る。すると穀粒は揚穀ｇ！１４から開口部２４Ａを経て
落日３１へ落下し、排出シュート３０から機外へ排出さ
れる。操作レバー３２を押し上げたとさ、回動支持軸２
７の回動により残留排出シャッター２６も回動され、そ
れにより上部搬送装置１４の底部に残留する穀粒は全て
調質室２内に落下される。

〔発明の効果〕

本発明における循環式穀物乾燥機の残留穀物排出装置に
よれば、上部搬送装置の始端側に設けた穀粒を機外へ排
出する排出シャッターと調質側に設けた残留穀物排出シ
ャッターとを回動支持軸により連結し、回動支持軸の回
動により上部搬送装置の開口部を開閉するように形成す
る構成により、乾燥済みの穀粒を機外へ排出する場合、
排出シャッターが回動すると同時に残留穀物排出シャッ
ターも回動するため、上部搬送装置の底部に残留する穀
物は全て調質室内に落下して完全に排除することができ
る。そのため、乾燥機のタンク上部まで登って上部搬送
装置の掃除をする必要がなく、石数が多くて背丈の高い
乾燥機でも、老人や女性が簡単に掃除することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した循環式穀物乾燥機の正断面図
、第２図、第３図は上部搬送装置の側断面図、第４図は
その正断面図、第５図は従来の循環式穀物乾燥機の上部
搬送装置の側断面図である。１・・・循環式穀物乾燥機、２・・・調質室、３・・・
通風乾燥部、４・・・揚穀機、５・・・熱風室、６・・
・多孔壁板、７・・・穀粒乾燥室、８・・・排風室、９
・・・排出バルブ、１０・・・排出口、１１・・・流穀
板、１２・・・下部搬送コンベア、１３・・・流下樋、
１４・・・上部搬送装置、１５・・・上部搬送コンベア
、１６・・・コンベア軸、１７・・・プーリー、１８・
・・ベベルギア、１９・・・プーリー、２０・・・ベル
ト、２１・・・分散盤軸、２２・・・ベベルギア、２３
・・・分散・盤、２４Ａ。２４、８・・・開口部、２５・・・排出シ１？ツタ−１
２６・・・残留穀物排出シャッター、２７・・・回動支
持軸、２８・・・押え金具、２９・・・蝶番、３０・・
・排出シュート、３１・・・落日、３２・・・操作レバ
ー、３３・・・連結具、３４・・・上部プーリー、３５
・・・パケット、３６・・・ベルト、３７・・・落下口
、３８・・・排風機、３９・・・上部搬送装置、４０・
・・残留穀物排出シャッター、４１・・・調質室、４２
・・・火熱発生装置。

Claims

【特許請求の範囲】

乾燥機体の上部に調質室を設け、下部に穀粒乾燥室、熱
風室、排風室を並設し、穀粒乾燥室に連通した下部搬送
装置と前記調質室とを揚穀機、上部搬送装置を介して連
絡した循環式穀物乾燥機において、前記上部搬送装置の
始端側より終端側の底部に開口部を設け、始端側に設け
た穀粒を機外へ排出する排出シャッターと調質室側に設
けた残留穀物排出シャッターとを回動支持軸により連結
し、前記回動支持軸の回動により前記上部搬送装置の間
口部を開閉するように形成したことを特徴とする循環式
穀物乾燥機の残留穀物排出装置。