JPH02250820A - 浴用化粧料 - Google Patents

浴用化粧料

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JPH02250820A
JPH02250820A JP1072380A JP7238089A JPH02250820A JP H02250820 A JPH02250820 A JP H02250820A JP 1072380 A JP1072380 A JP 1072380A JP 7238089 A JP7238089 A JP 7238089A JP H02250820 A JPH02250820 A JP H02250820A
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JP
Japan
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water
skin
bath
medicinal ingredient
soluble
Prior art date
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Pending
Application number
JP1072380A
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English (en)
Inventor
Eiji Nishimura
英司 西村
Motomu Oshima
求 尾嶋
Hidenori Fukuda
英憲 福田
Mari Masako
真子 真理
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は入浴時に塗布し、風呂上り時にすすぎ流して使
用される浴用化粧料に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 一般に、顔面皮膚の手入れのために、化粧水。
乳液、クリーム等の皮膚化粧料が広く使用されている。
また、このような化粧料において、皮膚に対する薬理効
果を目的として各種の水溶性の薬効成分を添加すること
も知られている。
ところで、顔面皮膚手入れのためには、皮膚化粧料を入
浴後又は就寝前に塗布し、そのまま長時間にわたって保
持することが一般的に行われている。これは、皮膚化粧
料に含まれる薬効成分が十分に経皮吸収されるようにす
るためである。しかし、皮膚化粧料を長時間塗布状態に
保持することは、その化粧料の油っぽさやベタツキ等に
よって異和感を生じ、気分のよいものではない。
(発明の課題) 本発明は、入浴時に顔面に塗布し、そして風呂上がりに
これをすすぎ流すようにして使用され。
しかもこのような使用法において薬効成分が十分に経皮
吸収される浴用化粧料を提供することをその課題とする
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果、本発明を完成するに至った。
すなわち1本発明によれば、水溶性高分子0.1−20
重量%及びポリエチレングリコールジアルキルエステル
及びエチレンオキシドの付加反応された硬化ヒマシ油の
中から選ばれる少なくとも1種の親水性界面活性剤0.
1〜20重量ヌを含有し、さらに水溶性薬効成分を含有
することを特徴とする入浴時に塗布し、風呂上り時にす
すぎ流して使用される浴用化粧料が提供される。
本発明の化粧料においては、水溶性高分子を用いるが、
これは化粧料を塗布している時間中に経皮吸収された薬
効成分がすすぎ流し時に皮膚中及び皮膚上から流失しな
いように滞留させるためのものである。水溶性高分子の
具体例としては1例えば、カゼイン、カルボキシメチル
セルロース塩類、水溶性ゼラチン、ペクチン、デンプン
、メチルセルロース、エチルセルロース、アルギン酸ナ
トリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ポリエチレングリコール、カラヤゴム、ローカスト
ビーンガム、トラガカントガム、カラギナン、ポリアク
リル酸及びその塩、キサンタンガム等が挙げられる。そ
れらのうち、特にポリアクリル酸の部分中和塩(特にア
ルカリ金属塩)の使用が好ましい、化粧料中の水溶性高
分子の配合量は0.1〜20重量%の範囲に規定するの
が好ましい、前記範囲より少なくなると高分子による皮
膚上への薬効成分の滞留効果が損われるので好ましくな
く、一方、前記範囲より多くなると化粧料を皮膚上へ展
伸させるのが困難になるので好ましくない。
本発明においては、前記水溶性高分子の使用と関連し、
ポリエチレングリコールジアルキルエステル及びエチレ
ンオキシドを付加反応させた硬化ヒマシ油の中から選ば
れた少なくとも1種の親水性界面活性剤を用いる。この
ものは、薬効成分の皮膚への浸透を促進させる。ポリエ
チレングリコールジアルキルエステルにおいて、そのポ
リエチレングリコール部分の分子量は400〜1000
の範囲に規定するのがよい、また、そのアルキル成分と
しては、炭素数12〜18のアルキル基の使用が好まし
い、エチレンオキシドを付加反応させた硬化ヒマシ油に
おいて、そのエチレンオキシドの付加モル数は10〜3
0の範囲に規定するのがよい。本発明で用いるポリエチ
レングリコールジアルキルエステル及び/又はエチレン
オキシドを付加反応させた硬化ヒマシ油の配合量は、化
粧料中、0.1−20重量%の範囲に規定するのが好ま
しい、前記範囲より少なくなると薬効成分の皮膚浸透性
すなわち経皮吸収性が悪くなり、一方、前記範囲より多
くなるとそのすすぎ落ちが悪くなったり、化粧料中の水
溶性高分子の溶解性が悪くなる等の問題が生じる。
本発明においては、必要に応じ、本発明の目的を阻害し
ない範囲で他の界面活性剤を配合することができる。
本発明における水溶性の薬効成分としては、従来公知の
各種のものが用いられ、このようなものには、ビタミン
類、アミノ酸類、抗炎症剤、創傷治癒剤などが包含され
る。これらのものは、1種又は2種以上の組合せて用い
ることができる。
前記ビタミン類としては1例えば、ビタミンA、ビタミ
ンB、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミン
F、ビタミンに、ビタミンP、ビタミンU、カルニチン
、フェルう酸、γ−オリザノール、α−リポ酸、オロッ
ト酸及びその誘導体等がある。
アミノ酸類としては、例えば、グリシン、アラニン、バ
リン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン、
フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、シスチ
ン、システィン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプ
ロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、
ヒスチジン、リジン及びその誘導体等がある。
抗炎症剤、創傷治癒剤としては、例えば、イクタモール
、ヒノキチオール、グリチルリチン酸及びその誘導体、
グリチルリチン酸、ビサボロール、アルミニウムクロル
ヒドロキシアラントイネート、塩酸グルコサミン、アラ
ントイン及びその誘導体、ノノイルバニリールアミド、
力ロペプタイド、アズレン、イプシロンアミノカプロン
酸、エスクリン、■−オキシエチルー4,5−ジフェニ
ルイミダゾール、ビフィズス菌抽出物、乳酸菌発酵液、
牛脂盤エキス、人胎盤エキス、牛牌臓抽出物、パン酵母
抽出エキス、ロイヤルゼリー、I)NA−Na、 DN
A4. DNA、RNA、コラーゲン、ポリペブタイド
、硫酸プロタミン等を挙げることができる。
本発明の浴用化粧料においては、前記成分の他。
所望に応じて、さらに生薬エキス、ホルモン類、保湿剤
、紫外線吸収剤、防腐剤、殺菌剤、精油類、アルコール
類、油分、酸化防止剤、香料、色素等を配合することが
できる。
(発明の効果) 本発明の浴用化粧料は、入浴時に特に顔面に塗布し、そ
して風呂上がり時にすすぎ流すようにして使用される。
入浴時においては、浴湯による洗顔により皮膚の角質層
は膨潤しているので水溶性薬効成分は非常に経皮吸収し
やすくなっている上、化粧料中の親水性界面活性剤の作
用により薬効成分の皮膚への浸透性はさらに促進される
。このようなことから、薬効成分の経皮吸収は入浴時間
内において十分に達せられ、しかも、風呂上がり時のす
すぎ流し時においては、化粧料中の水溶性高分子のネッ
トワーク作用によりその薬効成分の皮膚中及び皮膚上か
らの流出が防止され、皮膚中及び皮膚上に滞留保持され
る。
また1本発明の化粧料は、風呂上がり後に使用する通常
のクリームや乳液とは異なり、風呂上がり時にすすぎ流
すようにして使用されるため、その使用後においては、
ベタツキや油性感も少なく、さらに皮膚上に乳化剤とし
ての界面活性剤は殆ど残存しないため、皮ノn刺激の影
響は殆んどなく、比較的皮膚刺激に対して敏感な人にと
っても安全に使用できる利点がある。
(実施例) 次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 表−1に示す成分組成の化粧料を調製し、以下のように
してその性能評価を行った。その結果を表−1に示す。
(薬効成分の経皮吸収性) ヘアレスラットの皮膚を拡散セルに装着し、リセプター
側に生理食塩水を注入する。皮膚表面を40℃の温湯で
洗浄した後、ビタミンCを含む試料を塗布する。 10
分後にこれを洗い出し、24時間後にリセブター側から
サンプリングし、サンプリング液中のビタミンCをヨウ
素滴定法により定量し、経皮吸収量を求める。この経皮
吸収量は、直径2cmの円形皮膚中に吸収された値に換
算した。
(使用後のベタツキのなさ、刺激のなさ)専門パネラ−
20名により実用テストを行い、入浴時において、塗布
した化粧料を風呂上がり時にすすぎ洗した後の顔面皮膚
に対するベタツキのなさ及び刺激のなさを官能評価した
また、参考のために、塗布後すすぎ流しを行わない場合
についても、同様に官能評価を行った。
0・・・非常に良好 Δ・・・やや不良 ×・・・不良 なお、表−1におけるrカルボキシビニルポリマれるも
のであり、また「硬化ヒマシ油(20EO) Jは、硬
化ヒマシ油にエチレンオキシド20モルを付加反応させ
たものを意味する。
以上のように、本発明の浴用化粧料は1.すすぎ流すに
もかかわらず、塗布後、すすぎ流しをしない場合と同様
に水溶性薬効成分であるビタミンCの高い経皮吸収量を
示す、また、本発明の化粧料は、すすぎ流すことにより
、ベタツキや刺激を何ら生じないものである。
実施例2 実施例1の試料h1において、硬化ヒマシ油(20EO
)に代えて、ポリエチレングリコールジアルキルエステ
ル(アルキル基:C,、O,いポリエチレングリコール
成分の分子1600)を用いた以外は同様にして化粧料
を作り、その性能評価を行った。その結果、経皮吸収量
61(μg)の成績が得られ、またベタツキのなさ及び
刺激のなさについても良好な成績が得られた。
手続補正書 平成2年 1、事件の表示 平成1年特許願第72380号 4月 住所 名称 4、代理人 東京都墨田区本所−丁目3番7号 (676)ライオン株式会社 代表者 小 林   敦 〒151 73日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性高分子0.1〜20重量%及びポリエチレ
    ングリコールジアルキルエステル及びエチレンオキシド
    の付加反応された硬化ヒマシ油の中から選ばれる少なく
    とも1種の親水性界面活性剤0.1〜20重量%を含有
    し、さらに水溶性薬効成分を含有することを特徴とする
    入浴時に塗布し、風呂上り時にすすぎ流して使用される
    浴用化粧料。
JP1072380A 1989-03-24 1989-03-24 浴用化粧料 Pending JPH02250820A (ja)

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JP1072380A JPH02250820A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 浴用化粧料

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