JPH02250303A - プラスチックマグネットの製造方法 - Google Patents
プラスチックマグネットの製造方法Info
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- JPH02250303A JPH02250303A JP1070557A JP7055789A JPH02250303A JP H02250303 A JPH02250303 A JP H02250303A JP 1070557 A JP1070557 A JP 1070557A JP 7055789 A JP7055789 A JP 7055789A JP H02250303 A JPH02250303 A JP H02250303A
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Landscapes
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- Powder Metallurgy (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、Nd−Fe−B系合金粉末を使用したプラス
チックマグネットの製造方法に関する。
チックマグネットの製造方法に関する。
〔従来の技術とその課題]
プラスチックマグネットは、焼結工程が不用であり、モ
ーターのローター等の寸法精度が高く、しかも安価であ
ることが要求される用途に適している。しかしながら、
プラスチックマグネットは、有機バインダーを使用する
ために100%磁性粉のマグネットを作ることができず
、そのため、焼結マグネット並みの磁気特性を得ること
ができない。このため、プラスチックマグネットに使用
する磁石粉末は、磁気特性が高いことが要求される。
ーターのローター等の寸法精度が高く、しかも安価であ
ることが要求される用途に適している。しかしながら、
プラスチックマグネットは、有機バインダーを使用する
ために100%磁性粉のマグネットを作ることができず
、そのため、焼結マグネット並みの磁気特性を得ること
ができない。このため、プラスチックマグネットに使用
する磁石粉末は、磁気特性が高いことが要求される。
この要求に応える高い磁気特性を持つ磁石としてNd−
Fe−B系のものが挙げられる。
Fe−B系のものが挙げられる。
また、プラスチックマグネットの磁気特性を向上させる
ために、バインダー及び磁石粉末間の空隙を少なくして
磁石粉末の充填度を上げて、プラスチックマグネットの
密度を上げることが行われている。このような高密度の
プラスチックマグネットを製造する方法で優れているの
は、圧縮成形法である。この方法は、バインダーを添加
した磁石粉末組成物を成形機の金型に充填した後、ブレ
ス等で圧縮成形を行ない、成形物を金型から取出して、
その後硬化を行なうものである。この場合、圧縮成形は
通常バインダーが軟化しない金型温度、即ち室温ないし
70℃で行われる。しかしながら、この範囲の金型温度
でより高密度のプラスチックマグネットを得るためには
、より高い成形圧力で成形することが必要となる。即ち
、高さが高く肉厚の薄いリング状の成形物を成形する場
合、金型の側面による伝達圧力損失が大きくなり、リン
グの高さ方向に密度のばらつきが大きくなる。その結果
、成形金型の摩耗及び破損を生じる欠点を有する。一方
、成形温度を樹脂の軟化温度以上に上げて成形すると、
バインダーが軟化するため、相対的に磁石合金組成物の
流動性がなくなり、金型に磁石合金組成物を充填するこ
とが困難となる。
ために、バインダー及び磁石粉末間の空隙を少なくして
磁石粉末の充填度を上げて、プラスチックマグネットの
密度を上げることが行われている。このような高密度の
プラスチックマグネットを製造する方法で優れているの
は、圧縮成形法である。この方法は、バインダーを添加
した磁石粉末組成物を成形機の金型に充填した後、ブレ
ス等で圧縮成形を行ない、成形物を金型から取出して、
その後硬化を行なうものである。この場合、圧縮成形は
通常バインダーが軟化しない金型温度、即ち室温ないし
70℃で行われる。しかしながら、この範囲の金型温度
でより高密度のプラスチックマグネットを得るためには
、より高い成形圧力で成形することが必要となる。即ち
、高さが高く肉厚の薄いリング状の成形物を成形する場
合、金型の側面による伝達圧力損失が大きくなり、リン
グの高さ方向に密度のばらつきが大きくなる。その結果
、成形金型の摩耗及び破損を生じる欠点を有する。一方
、成形温度を樹脂の軟化温度以上に上げて成形すると、
バインダーが軟化するため、相対的に磁石合金組成物の
流動性がなくなり、金型に磁石合金組成物を充填するこ
とが困難となる。
さらに、プラスチックマグネットに使用されるバインダ
ーは、プラスチックマグネットの用途がQA機器用のモ
ーター等であるため、できるだけ高い温度、例えば12
0℃程度の耐熱性を持つものでなければならない。しか
も、バインダーは、成形時の金型摩耗及び破損を防止す
るために、磁石粉末同士、及び磁石粉末と金型との摩擦
係数を低減させる洒滑性を持つものでなければならない
。
ーは、プラスチックマグネットの用途がQA機器用のモ
ーター等であるため、できるだけ高い温度、例えば12
0℃程度の耐熱性を持つものでなければならない。しか
も、バインダーは、成形時の金型摩耗及び破損を防止す
るために、磁石粉末同士、及び磁石粉末と金型との摩擦
係数を低減させる洒滑性を持つものでなければならない
。
しかしながら、所望の耐熱性と潤滑性を併有する樹脂が
無いのが現状である。そこで、通常のバインダーには、
耐熱性の高い熱硬化樹脂に潤滑性を有するステアリン酸
等を添加している。しかしながら、このような添加剤の
使用は、得られるプラスチックマグネットの強度の低下
を招き、モーターのローター等の強度が要求されるもの
には適さない。
無いのが現状である。そこで、通常のバインダーには、
耐熱性の高い熱硬化樹脂に潤滑性を有するステアリン酸
等を添加している。しかしながら、このような添加剤の
使用は、得られるプラスチックマグネットの強度の低下
を招き、モーターのローター等の強度が要求されるもの
には適さない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、磁気
特性の高いプラスチックマグネットを効率良く製造でき
るプラスチックマグネットの製造方法を提供することを
目的とする。
特性の高いプラスチックマグネットを効率良く製造でき
るプラスチックマグネットの製造方法を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は、希土類元素8ないし30原子%、硼素2ない
し28原子%、コバルト0ないし40原子%、及び残部
鉄からなるNd−Fe−B系磁石合金粉末と、該Nd−
Fe−B系磁石合金粉末に対して5ないし50容量%の
熱硬化性樹脂とを混合して磁石合金組成物を作成した後
、該磁石合金組成物を温度70℃以下、圧力1ないし1
2Ton/cdの条件下で一次成形し、次いで、温度7
0ないし250℃、圧力1ないし12Ton/cm2の
条件下で一次成形物に二次成形を施すことを特徴とする
プラスチックマグネットの製造方法である。
し28原子%、コバルト0ないし40原子%、及び残部
鉄からなるNd−Fe−B系磁石合金粉末と、該Nd−
Fe−B系磁石合金粉末に対して5ないし50容量%の
熱硬化性樹脂とを混合して磁石合金組成物を作成した後
、該磁石合金組成物を温度70℃以下、圧力1ないし1
2Ton/cdの条件下で一次成形し、次いで、温度7
0ないし250℃、圧力1ないし12Ton/cm2の
条件下で一次成形物に二次成形を施すことを特徴とする
プラスチックマグネットの製造方法である。
ここで、磁石粉末の組成を少なくとも希土類元素8ない
し30原子%、硼素2ないし28原子%、コバルト0な
いし40原子%及び残部鉄としたのは、この組成を外れ
た磁石粉末では磁気特性を発揮しなくなるためである。
し30原子%、硼素2ないし28原子%、コバルト0な
いし40原子%及び残部鉄としたのは、この組成を外れ
た磁石粉末では磁気特性を発揮しなくなるためである。
また、熱硬化性樹脂の添加量を磁石合金粉末に対して5
ないし50容量%としたのは、5容量%未満であるとバ
インダーとしての効果を発揮せず、50容量%を超える
と得られたプラスチックマグネットの磁気特性が低下す
るためである。
ないし50容量%としたのは、5容量%未満であるとバ
インダーとしての効果を発揮せず、50容量%を超える
と得られたプラスチックマグネットの磁気特性が低下す
るためである。
−吹成形温度を70℃以下としたのは、70℃を超える
と磁石合金組成物の流動性が相対的に失われて、磁石合
金組成物を金型内に充填することが困難なためである。
と磁石合金組成物の流動性が相対的に失われて、磁石合
金組成物を金型内に充填することが困難なためである。
また−吹成形圧力を1ないし12 T o n / c
dとしたのは、成形圧力がl T o n / c−未
満の場合は、得られた一次成形品の強度が低く、二次成
形時に金型に挿入するハンドリング操作で壊れてしまう
ためであり、また、12 T o n / cdを超え
る場合は、金型が破損するためである。
dとしたのは、成形圧力がl T o n / c−未
満の場合は、得られた一次成形品の強度が低く、二次成
形時に金型に挿入するハンドリング操作で壊れてしまう
ためであり、また、12 T o n / cdを超え
る場合は、金型が破損するためである。
二次成形の温度を70ないし250’Cとしたのは、成
形温度が70℃未満の場合には、得られたプラスチック
マグネットの密度が低く充分な磁気特性及び強度が得ら
れなく、250’Cを超える場合は、成形中に磁石粉末
が酸化するため得られたプラスチックマグネットの磁気
特性が低下し、また、バインダーの熱硬化性樹脂が磁石
合金組成物よりも先に硬化してしまい、結果としてプラ
スチックマグネットの密度が上らないためである。また
、二次成形圧力を1ないし12 T o n / cd
としたのは、ITon/c−未満の場合には、得られた
プラスチックマグネットの密度が低く、充分な磁気持性
及び強度が得られず、12Ton/c−を超える場合に
は、金型が破損するためである。
形温度が70℃未満の場合には、得られたプラスチック
マグネットの密度が低く充分な磁気特性及び強度が得ら
れなく、250’Cを超える場合は、成形中に磁石粉末
が酸化するため得られたプラスチックマグネットの磁気
特性が低下し、また、バインダーの熱硬化性樹脂が磁石
合金組成物よりも先に硬化してしまい、結果としてプラ
スチックマグネットの密度が上らないためである。また
、二次成形圧力を1ないし12 T o n / cd
としたのは、ITon/c−未満の場合には、得られた
プラスチックマグネットの密度が低く、充分な磁気持性
及び強度が得られず、12Ton/c−を超える場合に
は、金型が破損するためである。
[作用]
本発明のプラスチックマグネットの製造方法によれば、
−次成形と二次成形の二段成形を行なっている。−次成
形が70℃以下の温度で行われるので、バインダーの軟
化が起らず、磁石合金組成物を容易に金型内に充填する
ことができる。また、金型の寸法と二次成形時の挿入の
やり方を一次成形と二次成形の二回に分けているので、
−度に高い圧力で成形する必要がなく、成形金型が破損
するのを防止できる。しかも、密度の高いプラスチック
マグネットが得られるので、結果として磁気特性の高い
プラスチックマグネットが得られる。
−次成形と二次成形の二段成形を行なっている。−次成
形が70℃以下の温度で行われるので、バインダーの軟
化が起らず、磁石合金組成物を容易に金型内に充填する
ことができる。また、金型の寸法と二次成形時の挿入の
やり方を一次成形と二次成形の二回に分けているので、
−度に高い圧力で成形する必要がなく、成形金型が破損
するのを防止できる。しかも、密度の高いプラスチック
マグネットが得られるので、結果として磁気特性の高い
プラスチックマグネットが得られる。
[実施例]
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例l
Nd17原子%、Fe71原子%、B7原子%、Co5
原子%の組成を持つ磁石合金を真空容器中で高周波溶解
を行って磁石合金溶融液を作り、その後、アルゴンガス
雰囲気でCu製片ロールに磁石合金溶融液を噴霧して磁
石合金の薄帯試料を得た。この薄帯試料をボールミルで
粉砕して42メツシユ以下の粉末にして、650℃で3
0分間アニールをして磁石合金粉末を得た。つぎに、し
かして得た磁石合金粉末77容量%と、フェノール樹脂
23容量%を混合粉砕し、この粉砕した磁石合金組成物
を金型温度20℃、圧力3.0Ton/C−の条件下で
、磁気特性AIl定用内用円柱試料引張り強度4Ilj
定用リング試料に一次成形した。なお、円柱試料の寸法
は、直径φ10mm、高さ10III11で、リング試
料の寸法は、外径φ25.7mm、内径φ23,7+e
+e、高さ10II111とした。次に、これらの試料
を金型温度150℃、圧力4.0Ton/csfの条件
下で二次成形を行なった。その後、得られた試料を12
5℃で3時間硬化させて試験試料(実施例1)を得た。
原子%の組成を持つ磁石合金を真空容器中で高周波溶解
を行って磁石合金溶融液を作り、その後、アルゴンガス
雰囲気でCu製片ロールに磁石合金溶融液を噴霧して磁
石合金の薄帯試料を得た。この薄帯試料をボールミルで
粉砕して42メツシユ以下の粉末にして、650℃で3
0分間アニールをして磁石合金粉末を得た。つぎに、し
かして得た磁石合金粉末77容量%と、フェノール樹脂
23容量%を混合粉砕し、この粉砕した磁石合金組成物
を金型温度20℃、圧力3.0Ton/C−の条件下で
、磁気特性AIl定用内用円柱試料引張り強度4Ilj
定用リング試料に一次成形した。なお、円柱試料の寸法
は、直径φ10mm、高さ10III11で、リング試
料の寸法は、外径φ25.7mm、内径φ23,7+e
+e、高さ10II111とした。次に、これらの試料
を金型温度150℃、圧力4.0Ton/csfの条件
下で二次成形を行なった。その後、得られた試料を12
5℃で3時間硬化させて試験試料(実施例1)を得た。
本発明の方法で得られた試料に対して、磁気特性71p
+定及び引張り強度測定を行った。その結果を下記第1
表に示した。なお、磁気特性測定はB−Hカーブトレー
サーにより、引張り強度測定は引張り試験機によって行
った。
+定及び引張り強度測定を行った。その結果を下記第1
表に示した。なお、磁気特性測定はB−Hカーブトレー
サーにより、引張り強度測定は引張り試験機によって行
った。
実施例2
実施例1と同様にして同一組成の磁石合金粉末を得た。
この磁石合金粉末61容量%、フェノール樹脂3つ容量
%の組成になるように混合粉砕した。この粉砕した磁石
合金組成物を金型温度20℃、圧力3.0Ton/cm
2の条件下で、磁気特性;l$j定用内用円柱試料引張
り強度測定用リング試料を一次成形した。なお、円柱試
料の寸法及びリング試料の寸法は、実施例1と同様とし
た。
%の組成になるように混合粉砕した。この粉砕した磁石
合金組成物を金型温度20℃、圧力3.0Ton/cm
2の条件下で、磁気特性;l$j定用内用円柱試料引張
り強度測定用リング試料を一次成形した。なお、円柱試
料の寸法及びリング試料の寸法は、実施例1と同様とし
た。
次に、これらの試料を金型温度150℃、圧力4.0T
on/cdの条件下で二次成形を行なった。
on/cdの条件下で二次成形を行なった。
その後、得られた試料を125℃で3時間硬化させて試
験試料(実施例2)を得た。本発明の方法で得られた試
料に対して、磁気特性測定及び引張り強度all定を行
った。その結果を下記第1表に併記した。
験試料(実施例2)を得た。本発明の方法で得られた試
料に対して、磁気特性測定及び引張り強度all定を行
った。その結果を下記第1表に併記した。
実施例3
実施例1と同様にして同一組成の磁石合金粉末を得た。
この磁石合金粉末77容量%、とフェノール樹脂23容
量%を混合粉砕し、この粉砕した磁石合金組成物を金型
温度70℃、圧力3.0Ton/cシの条件下で、磁気
特性測定用円柱試料及び引張り強度ハ1定用リング試料
を一次成形した。なお、円柱試料の寸法及びリング試料
の寸法は、実施例1と同様とした。次に、これらの試料
を金型温度250℃、圧力4゜OT o n / cd
の条件下で二次成形を行なった。その後、得られた試料
を125℃で3時間硬化させて試験試料(実施例3)を
得た。本発明の方法で得られた試料に対して、磁気特性
測定及び引張り強度測定を行った。その結果を下記第1
表に併記した。
量%を混合粉砕し、この粉砕した磁石合金組成物を金型
温度70℃、圧力3.0Ton/cシの条件下で、磁気
特性測定用円柱試料及び引張り強度ハ1定用リング試料
を一次成形した。なお、円柱試料の寸法及びリング試料
の寸法は、実施例1と同様とした。次に、これらの試料
を金型温度250℃、圧力4゜OT o n / cd
の条件下で二次成形を行なった。その後、得られた試料
を125℃で3時間硬化させて試験試料(実施例3)を
得た。本発明の方法で得られた試料に対して、磁気特性
測定及び引張り強度測定を行った。その結果を下記第1
表に併記した。
実施例4
実施例1と同様にして同一組成の磁石合金粉末を得た。
この磁石合金粉末77容量%、とフェノール樹脂23容
量%を混合粉砕し、この粉砕した磁石合金組成物を金型
温度20℃、圧力3.0Ton/cm2の条件下で、磁
気特性flllll同定試料及び引張り強度測定用リン
グ試料を一次成形した。なお、円柱試料の寸法及びリン
グ試料の寸法は、実施例1と同様とした。次に、これら
の試料を金型温度150℃、圧力12.0Ton/C−
の条件下で二次成形を行なった。その後、得られた試料
を125℃で3時間硬化させて試験試料(実施例4)を
得た。本発明の方法で得られた試料に対して、磁気特性
測定及び引張り強度測定を行った。その結果を下記第1
表に併記した。
量%を混合粉砕し、この粉砕した磁石合金組成物を金型
温度20℃、圧力3.0Ton/cm2の条件下で、磁
気特性flllll同定試料及び引張り強度測定用リン
グ試料を一次成形した。なお、円柱試料の寸法及びリン
グ試料の寸法は、実施例1と同様とした。次に、これら
の試料を金型温度150℃、圧力12.0Ton/C−
の条件下で二次成形を行なった。その後、得られた試料
を125℃で3時間硬化させて試験試料(実施例4)を
得た。本発明の方法で得られた試料に対して、磁気特性
測定及び引張り強度測定を行った。その結果を下記第1
表に併記した。
また、本発明の実施例と比較するために以下に比較例を
示す。
示す。
比較例1
実施例1と同様にして同一組成の磁石合金粉末を得た。
この磁石合金粉末97.2容量%、フェノール樹脂2.
8容量%を混合粉砕し、この粉砕した磁石合金組成物を
金型温度20℃、圧力3.0Ton/cm2の条件下で
、磁気特性測定用円柱試料及び引張り強度測定用リング
試料を一次成形した。なお、円柱試料の寸法及びリング
試料の寸法は、実施例1と同様とした。次に、これらの
試料を金型温度150℃、圧力4.0Ton/cjの条
件下で二次成形を行なった。その後、得られた試料を1
25℃で3時間硬化させて試験試料(比較例1)を得た
。得られた試料に対して、磁気特性測定及び引張り強度
測定を行った。その結果を下記第1表に併記した。
8容量%を混合粉砕し、この粉砕した磁石合金組成物を
金型温度20℃、圧力3.0Ton/cm2の条件下で
、磁気特性測定用円柱試料及び引張り強度測定用リング
試料を一次成形した。なお、円柱試料の寸法及びリング
試料の寸法は、実施例1と同様とした。次に、これらの
試料を金型温度150℃、圧力4.0Ton/cjの条
件下で二次成形を行なった。その後、得られた試料を1
25℃で3時間硬化させて試験試料(比較例1)を得た
。得られた試料に対して、磁気特性測定及び引張り強度
測定を行った。その結果を下記第1表に併記した。
比較例2
実施例1と同様にして同一組成の磁石合金粉末を得た。
この磁石合金粉末41容量%、フェノール樹脂59容量
%を混合粉砕し、この粉砕した磁石合金組成物を金型温
度20℃、圧力3.0Ton/cm2の条件下で、磁気
特性測定用円柱試料及び引張り強度Jlll定用リング
試料を一次成形した。なお、円柱試料の寸法及びリング
試料の寸法は、実施例1と同様とした。次に、これらの
試料を金型温度270℃、圧力4.0Ton/atの条
件下で二次成形を行なった。その後、得られた試料を1
25℃で3時間硬化させて試験試料(比較例2)を得た
。得られた試料に対して、磁気特性測定及び引張り強度
測定を行った。その結果を下記第1表に併記した。
%を混合粉砕し、この粉砕した磁石合金組成物を金型温
度20℃、圧力3.0Ton/cm2の条件下で、磁気
特性測定用円柱試料及び引張り強度Jlll定用リング
試料を一次成形した。なお、円柱試料の寸法及びリング
試料の寸法は、実施例1と同様とした。次に、これらの
試料を金型温度270℃、圧力4.0Ton/atの条
件下で二次成形を行なった。その後、得られた試料を1
25℃で3時間硬化させて試験試料(比較例2)を得た
。得られた試料に対して、磁気特性測定及び引張り強度
測定を行った。その結果を下記第1表に併記した。
比較例3
実施例1と同様にして同一組成の磁石合金粉末を得た。
この磁石合金粉末41容量%、フェノール樹脂59容量
%を混合粉砕し、この粉砕した磁石合金組成物を金型温
度20℃、圧力3.0Ton/cm2の条件下で、磁気
特性測定用円柱試料及び引張り強度測定用リング試料を
一次成形した。なお、円柱試料の寸法及びリング試料の
寸法は、実施例1と同様とした。次に、これらの試料を
金型温度150℃、圧力0.5Ton/cjの条件下で
二次成形を行なった。その後、得られた試料を125℃
で3時間硬化させて試験試料(比較例3)を得た。得ら
れた試料に対して、磁気特性測定及び引張り強度測定を
行った。その結果を下記第1表に併記した。
%を混合粉砕し、この粉砕した磁石合金組成物を金型温
度20℃、圧力3.0Ton/cm2の条件下で、磁気
特性測定用円柱試料及び引張り強度測定用リング試料を
一次成形した。なお、円柱試料の寸法及びリング試料の
寸法は、実施例1と同様とした。次に、これらの試料を
金型温度150℃、圧力0.5Ton/cjの条件下で
二次成形を行なった。その後、得られた試料を125℃
で3時間硬化させて試験試料(比較例3)を得た。得ら
れた試料に対して、磁気特性測定及び引張り強度測定を
行った。その結果を下記第1表に併記した。
第1表から明かなように、実施例1ないし4の本発明の
方法によって得られたものは、磁気特性及び引張り強度
共に優れていた。これに対して、フェノール樹脂の含有
量が少ないもの(比較例1)は、磁気特性は良いものの
、強度が著しく劣っていた。また、フェノール樹脂含有
量、及び二次成形の温度若しくは圧力が本発明の方法の
範囲外のもの(比較例2.3)は、磁気特性、引張り強
度共に低かった。
方法によって得られたものは、磁気特性及び引張り強度
共に優れていた。これに対して、フェノール樹脂の含有
量が少ないもの(比較例1)は、磁気特性は良いものの
、強度が著しく劣っていた。また、フェノール樹脂含有
量、及び二次成形の温度若しくは圧力が本発明の方法の
範囲外のもの(比較例2.3)は、磁気特性、引張り強
度共に低かった。
[発明の効果コ
本発明のプラスチックマグネットの製造方法によれば、
磁気特性の高いプラスチックマグネットを効率良く製造
することができるものである。
磁気特性の高いプラスチックマグネットを効率良く製造
することができるものである。
出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 希土類元素8ないし30原子%、硼素2ないし28原子
%、コバルト0ないし40原子%、及び残部鉄からなる
Nd−Fe−B系磁石合金粉末と、該Nd−Fe−B系
磁石合金粉末に対して5ないし50容量%の熱硬化性樹
脂とを混合して磁石合金組成物を作成した後、該磁石合
金組成物を温度70℃以下、圧力1ないし12Ton/
cm^2の条件下で一次成形し、次いで、温度70ない
し250℃、圧力1ないし12Ton/cm^2の条件
下で一次成形物に二次成形を施すことを特徴とするプラ
スチックマグネットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1070557A JPH02250303A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | プラスチックマグネットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1070557A JPH02250303A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | プラスチックマグネットの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02250303A true JPH02250303A (ja) | 1990-10-08 |
Family
ID=13434949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1070557A Pending JPH02250303A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | プラスチックマグネットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02250303A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5158478A (ja) * | 1974-11-18 | 1976-05-21 | Werz Furnier Sperrholz | Netsukokaseinoketsugozaito senishitsuzairyotono ryudofunonakongobutsukara seikeitaio seizosuru hoho oyobi sochi |
JPS5582630A (en) * | 1978-12-20 | 1980-06-21 | Hitachi Chem Co Ltd | Molding of thermosetting resin |
JPS61295016A (ja) * | 1985-06-24 | 1986-12-25 | Fuji Electric Co Ltd | 導電性薄板の製造方法 |
JPS63121604A (ja) * | 1986-11-10 | 1988-05-25 | Daido Steel Co Ltd | プラスチツク磁石材料の製造方法 |
JPS6413704A (en) * | 1987-07-08 | 1989-01-18 | Kanegafuchi Chemical Ind | Resin-bonded permanent magnet and manufacture thereof |
-
1989
- 1989-03-24 JP JP1070557A patent/JPH02250303A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5158478A (ja) * | 1974-11-18 | 1976-05-21 | Werz Furnier Sperrholz | Netsukokaseinoketsugozaito senishitsuzairyotono ryudofunonakongobutsukara seikeitaio seizosuru hoho oyobi sochi |
JPS5582630A (en) * | 1978-12-20 | 1980-06-21 | Hitachi Chem Co Ltd | Molding of thermosetting resin |
JPS61295016A (ja) * | 1985-06-24 | 1986-12-25 | Fuji Electric Co Ltd | 導電性薄板の製造方法 |
JPS63121604A (ja) * | 1986-11-10 | 1988-05-25 | Daido Steel Co Ltd | プラスチツク磁石材料の製造方法 |
JPS6413704A (en) * | 1987-07-08 | 1989-01-18 | Kanegafuchi Chemical Ind | Resin-bonded permanent magnet and manufacture thereof |
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