JPH02250027A - 光変調器 - Google Patents

光変調器

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JPH02250027A
JPH02250027A JP7211189A JP7211189A JPH02250027A JP H02250027 A JPH02250027 A JP H02250027A JP 7211189 A JP7211189 A JP 7211189A JP 7211189 A JP7211189 A JP 7211189A JP H02250027 A JPH02250027 A JP H02250027A
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JP
Japan
Prior art keywords
optical waveguide
optical
arm
impurity concentration
diffusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP7211189A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Miyagawa
俊哉 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH02250027A publication Critical patent/JPH02250027A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光変調器、特に光導波型光変調器に関する。
〔従来の技術〕
光通信において変調器は重要なキーデバイスである。特
に導波型外部変調器はチャーピングなく高速変調可能と
いう優れた特徴を持っている。この導波型外部変調器の
一方式として光の分岐干渉を利用するマツハツエンダ−
型変調器(以後MZ変調器と呼ぶ)が知られている。T
i拡散LiNb0.導波路を用いたMZ変調器を例に取
ってその動作原理を説明する。
第4図はこのMZ変調器を示す斜視図である。
LiNb0.基板51上にT1を拡散することにより単
一モード光導波路52が形成されている。
この光導波路52はY分岐により2つの光導波路に分か
れてアーム部となり、制御用電極53を通過後再びY分
岐により合流する。また光導波路52と制御用電極53
の間には電極による光の吸収を防ぐためのバッファ層と
してS i 02膜54が形成されている。
第5図はMZ変調器の平面図である。第5図(A)のよ
うに制御用電極53間に電圧が印加されていない場合、
光導波路52に入射した0次モ−ド光61はY分岐部分
で互いに位相の等しい、つまり同相な光62.63に2
分岐し、同相のまま合流し0次モードの出力光64とな
る。第5図(B)のように制御用電極53間に半波長電
圧に相当する電圧がかけられている場合、2分岐した同
相な光はLiNbO3の電気光学効果により制御電極部
分通過後互いに位相の反転した逆相な光65.66とな
り合流部分では1次モード光67が発生する。単一モー
ド光導波路52中では1次モード光67はカットオフと
なり導波できないため基板内に放射する、このため出力
光は現われない。よって制御用電極53間に変調信号電
圧を印加することにより光の変調を行うことができる。
以上MZ変調器の動作原理をTi拡散LiNb○3光導
波路の場合を例に取って説明したが半導体等信の電気光
学効果を持つ光導波路でも同様であり、更にストレス、
電流注入等の導波路屈指率を変えアーム部の2つの光導
波路間の実効的な光路長を変えることができればMZ変
調器を構成することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
導波型外部変調器の小形化のためには制御用電極による
電界分布と光導波路を伝播する光のフィールド分布のオ
ーバーラツプを大きくすることにより変調効率を上げ、
電極長を短縮する方法が有効である。つまり導波光の光
フィールド分布を小さく、しかも制御用電極近傍に分布
するよう閉じこめることが重要となる。しかしこの場合
分岐の合流部分でも光の閉じこめが強くなるため1次モ
ード光の放射に要する距離は相対的に長くなってしまう
、このため変調効率向上による電極長短縮が必ずしも素
子全長の短縮に結びつかないという問題がある。
本発明の上述の問題点を解決し、光変調器の小形化を図
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、基板上に不純物を拡散することにより形成し
た先導波路が少なくとも入射部と、2叉に分岐した分岐
部と、分岐部に接続したアーム部と、アーム部が合流し
て1つになった出射部とから成り、アーム部に制御用電
極を具備している光変調器において、少なくとも前記出
射部の光導波路の不純物濃度を前記アームの光導波路の
不純物濃度よりも低濃度としたことを特徴とする光変調
器である。
〔作用〕
本発明においては電極部分くアーム部)の光導波路伝播
する光のフィールド分布を電極近傍に強く閉じこめるこ
とにより変調効率を向上し電極長の短縮を図り、更に合
流部分の光導波路の不純物濃度を低濃度とすることによ
り部分的に光の閉じこめを弱くし1次モード光の放射に
要する距離を短縮する。つまり電極部分(アーム部)と
合流部分で光導波路の不純物濃度を変えることにより各
々の部分で最適な光閉じこめ条件を実現し素子全長の短
縮を図っている。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す斜視図である。Z
−LiNbO3基板11上に以下の条件でTiを拡散す
ることにより先導波路12を形成する。この光導波路に
は1本の光導波路から成る入射部10と、入射部から分
岐した2本光導波路から成るアーム部15と、アーム部
の光導波路が合流して1本になった出射部16とから成
っている。光導波路が2分岐したアーム部15の拡散前
のTi膜厚d1をd、=800人、合流後出封部16の
光導波路の拡散前のTiH,厚d2=500人、光導波
路幅10ノtmとし、1050℃・8時間空気雰囲気中
で拡散を行う、その後バッファ層として5i02膜14
を膜厚3000人成膜し、アーム部15の上部に制御用
電極13を形成する。アーム部15の拡散前のTi膜厚
d1は拡散後の光導波路の伝播モードが1次モードカッ
トオフよりもわずかに弱い閉じ込め強さとなるように設
定されている。また出射部16の光導波路の拡散前のT
i膜厚d2は拡散後の光導波路が1次モードカットオフ
よりも十分に弱い閉じ込め強さとなるように設定されて
いる。これによりアーム部15では制御用電極13によ
る電界分布と伝播する光のフィールド分布のオーバーラ
ツプが最大になるため変調効率が向上し電極長を従来よ
りも短縮することができる。また出射部16の光導波路
では光の閉じ込めか弱いため0次モード光は伝播するが
、電圧を印加したときに発生する1次モード光は十分に
短い距離で導波路外に放射させることができる。このよ
うに拡散前のTiryA厚を変えることにより制御電極
部分の光導波路(アーム部)と出射部の光閉じ込め強さ
を最適化しMZ変調器の素子全長を短縮することができ
る。
第2図は本発明の第2の実施例を示す斜視図である。本
実施例では光導波路2が2分岐したアーム部15の拡散
前のTi膜厚は前述のdlとし、それ以外の出射部16
及び入射部10の拡散前のTi膜厚を前述のd2とする
。これにより変調器は入射側、出射側とも対称な構造と
なり、それぞれを区別して使用する必要がなくなる。
第3図は本発明の第3の実施例を示す斜視図である。本
実施例では同じく光導波路12が2分岐したアーム部1
5の拡散前のTi膜厚をd、とし、それ以外の出射部1
6及び出射部1oの拡散前のTi膜厚をより薄いd2と
する。されに光導波路12の合流部18及び分岐部17
に膜厚がテーバ状に変化しているTi膜を設けて拡散前
のT1膜厚をアーム部から出射部及び入射部に近ずくに
つれてdlからd2へゆるやかに変えることにより、光
閉じ込め強さの急激な変化によるモード変換損専の低減
を図っている。
以上Z−LiNd03基板にTi拡散を用いて光導波路
を形成した場合を例として説明したが他の基板方位、あ
るいはGaAs、InPなどの半導体その他の基板材料
に不純物拡散を用いて光変調器を構成した場合でも本発
明による方法が有効なことは、光変調器の原理から考え
て明らかである。
〔効果〕
以上説明したように本発明によれば光変調器の電極部分
及び出射部の光閉じ込め強さをそれぞれ独立に最適な強
さに制御することができ、それにより素子全長を短縮し
小型な光変調器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す斜視図。 第2図は本発明の第2の実施例を示す斜視図、第3図は
本発明の第3の実施例を示す斜視図。第4図は従来例を
示す斜視図。第5図はマツハツエンダ−型光変調器の動
作原理を示す平面図である。 11 、51−・Z−L i Nd03基板、12゜5
2・・・光導波路、13.53・・・制御用電極、14
゜54・・・5i02膜(バッファ層)、15・・・ア
ーム部、16・・・出射部、17・・・分岐部、18・
・・合流部、61・・・0次モード入射光、62.63
・・・互いに同相な導波光、64・・・0次モード出射
光、65.66・・・互いに逆相な導波光、67・・・
1次モード光。 M 1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板上に不純物を拡散することにより形成した光導波路
    が、少なくとも入射部と、2叉に分岐した分岐部と、分
    岐部に接続したアーム部と、アーム部が1つに合流した
    出射部とからなり、アーム部に制御電極を具備している
    光変調器において、少なくとも前記出射部の不純物濃度
    を前記アーム部の不純物濃度よりも低濃度としたことを
    特徴とする光変調器。
JP7211189A 1989-03-23 1989-03-23 光変調器 Pending JPH02250027A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011112346A3 (en) * 2010-03-10 2012-04-19 Lightwire, Inc. Dopant profile control for high speed silicon-based optical modulators

Cited By (2)

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WO2011112346A3 (en) * 2010-03-10 2012-04-19 Lightwire, Inc. Dopant profile control for high speed silicon-based optical modulators
US8363986B2 (en) 2010-03-10 2013-01-29 Mark Webster Dopant profile control for high speed silicon-based optical modulators

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