JPH02249639A - 複層被覆金属体の補修方法 - Google Patents
複層被覆金属体の補修方法Info
- Publication number
- JPH02249639A JPH02249639A JP7058089A JP7058089A JPH02249639A JP H02249639 A JPH02249639 A JP H02249639A JP 7058089 A JP7058089 A JP 7058089A JP 7058089 A JP7058089 A JP 7058089A JP H02249639 A JPH02249639 A JP H02249639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermosetting resin
- repair
- thermoplastic resin
- coating
- adhesion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 32
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims abstract description 34
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 34
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 34
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims abstract description 34
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims abstract description 32
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 claims abstract description 30
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 15
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 abstract description 33
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 12
- 230000002950 deficient Effects 0.000 abstract description 4
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 57
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 14
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 13
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 13
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 8
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 7
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 7
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 7
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 7
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 7
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 6
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 3
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920006334 epoxy coating Polymers 0.000 description 2
- 239000012943 hotmelt Substances 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、熱硬化性樹脂を内層に、熱可塑性樹脂を外層
に有するラインパイプや鋼管杭等の復層被覆金属体の防
食塗膜補修方法に関するものである。
に有するラインパイプや鋼管杭等の復層被覆金属体の防
食塗膜補修方法に関するものである。
〈従来の技術〉
鋼製品の長期防食としては、粉体エポキシ樹脂塗装とポ
リエチレン被覆の二つが、主として採用されている。た
だし、これらの二つの塗装系は防食性および機械性にお
いて、相反する長所、短所がある。従って、例えば高温
の流体を輸送するなど耐熱性が要求される場合には粉体
エポキシ塗装を、逆に湿潤環境など耐水性を要求される
場合にはポリエチレン被覆を、というように使い分けが
行われている。しかし、耐熱性と耐水性を同時に要求さ
れる場合には、いずれの塗装系を用いても問題が残り、
これを解決するために、特開昭60=244539号公
報において、エポキシ樹脂(熱硬化性樹脂)系塗料を内
層に、ポリエチレンまたは、ポリプロピレン(熱可塑性
樹脂)塗料を外層に施してなる複層被覆鋼材が開示され
ている。
リエチレン被覆の二つが、主として採用されている。た
だし、これらの二つの塗装系は防食性および機械性にお
いて、相反する長所、短所がある。従って、例えば高温
の流体を輸送するなど耐熱性が要求される場合には粉体
エポキシ塗装を、逆に湿潤環境など耐水性を要求される
場合にはポリエチレン被覆を、というように使い分けが
行われている。しかし、耐熱性と耐水性を同時に要求さ
れる場合には、いずれの塗装系を用いても問題が残り、
これを解決するために、特開昭60=244539号公
報において、エポキシ樹脂(熱硬化性樹脂)系塗料を内
層に、ポリエチレンまたは、ポリプロピレン(熱可塑性
樹脂)塗料を外層に施してなる複層被覆鋼材が開示され
ている。
本発明は、この複層被覆鋼材の塗!漠欠陥の補修方法に
関するものである。
関するものである。
ところで、従来の補修方法は、粉体エポキシ塗装につい
ては、2液型エポキシ補修剤またはナイロン製のホット
・メルト・ステイ、ツタを使用する方法が一般に行われ
ている。しかし、これらは、どちらもポリエチレンやポ
リプロピレンに対する接着性は乏しい。
ては、2液型エポキシ補修剤またはナイロン製のホット
・メルト・ステイ、ツタを使用する方法が一般に行われ
ている。しかし、これらは、どちらもポリエチレンやポ
リプロピレンに対する接着性は乏しい。
またポリエチレン被覆の補修方法としては、同種のポリ
エチレンの補修剤を用いて被補修部および補修剤を予熱
および加熱し、圧着させる方法がある。しかし、この方
法は金属体の素地が露出した部分とは密着性が劣る。ま
た継手部のような素地部分への補修方法は、主に瀝青質
の粘着剤を介してシェリンクシート(チューブ)または
ポリエチレンテープを巻き付ける方法が採られている。
エチレンの補修剤を用いて被補修部および補修剤を予熱
および加熱し、圧着させる方法がある。しかし、この方
法は金属体の素地が露出した部分とは密着性が劣る。ま
た継手部のような素地部分への補修方法は、主に瀝青質
の粘着剤を介してシェリンクシート(チューブ)または
ポリエチレンテープを巻き付ける方法が採られている。
しかし、この方法は補修剤の接着を粘着剤に顧っている
ため、防食性に優れているとは言えない。
ため、防食性に優れているとは言えない。
〈発明が解決しようとする課題〉
以上述べたように、従来公知の補修方法では内層に熱硬
化性樹脂を、外層に熱可塑性樹脂を有する複層被覆金属
体の塗膜損傷部に密着性及び耐水性において優れた補修
塗膜を附与できなかった。
化性樹脂を、外層に熱可塑性樹脂を有する複層被覆金属
体の塗膜損傷部に密着性及び耐水性において優れた補修
塗膜を附与できなかった。
本発明の目的は、復層被覆金属体の塗膜損傷部に密着性
及び耐水性に優れた補修塗膜を附与する補修方法を提案
するものである。
及び耐水性に優れた補修塗膜を附与する補修方法を提案
するものである。
<!illを解決するための手段〉
すなわち、本発明は、熱硬化性樹脂を内層に、熱可塑性
樹脂を外層に存する復層被覆金属体の塗膜損傷部又は継
ぎ部の補修方法において、金属体および熱硬化性樹脂の
露出部を熱硬化性樹脂で充填被覆し、次いでその外層を
熱可塑性樹脂で、周囲の熱可塑性樹脂塗膜まで含めて被
覆することを特徴とする複層被覆金属体の塗膜補修方法
である。
樹脂を外層に存する復層被覆金属体の塗膜損傷部又は継
ぎ部の補修方法において、金属体および熱硬化性樹脂の
露出部を熱硬化性樹脂で充填被覆し、次いでその外層を
熱可塑性樹脂で、周囲の熱可塑性樹脂塗膜まで含めて被
覆することを特徴とする複層被覆金属体の塗膜補修方法
である。
〈作 用〉
第1図に本発明の補修方法の手順と構成を示す。
この図は欠陥部分の面積の大小によって区別している。
復層被覆鋼材の塗膜欠陥は、第1図(1)に示すような
断面形状をしているのが一般的であり、第2図に示すよ
うに熱可塑性樹脂層2のみが広く剥がれることは通常の
作業過程では考えられない、また、補修作業時に熱可塑
性樹脂層2を剥がして熱硬化性樹脂層1を露出させるこ
とは、両者が強く密着している複層w覆では難しく、長
時間を要する作業となる。従って第1図(i)の小面積
及び大面積の塗膜欠陥の補修を行う場合、まず、欠陥部
は(ii )と(iii )に示すように補修剤の塗布
に先立ってti傷した塗膜の除去と、接着性を増すため
に素地の調整を施す、この際作業負荷にはなるが、熱可
塑性樹脂塗膜2を剥がし、熱硬化性樹脂層lを約10閣
程度露出させ、その部分にも熱硬化性樹脂補修剤4を塗
布すれば、補修部の密着性が高まり好ましい。
断面形状をしているのが一般的であり、第2図に示すよ
うに熱可塑性樹脂層2のみが広く剥がれることは通常の
作業過程では考えられない、また、補修作業時に熱可塑
性樹脂層2を剥がして熱硬化性樹脂層1を露出させるこ
とは、両者が強く密着している複層w覆では難しく、長
時間を要する作業となる。従って第1図(i)の小面積
及び大面積の塗膜欠陥の補修を行う場合、まず、欠陥部
は(ii )と(iii )に示すように補修剤の塗布
に先立ってti傷した塗膜の除去と、接着性を増すため
に素地の調整を施す、この際作業負荷にはなるが、熱可
塑性樹脂塗膜2を剥がし、熱硬化性樹脂層lを約10閣
程度露出させ、その部分にも熱硬化性樹脂補修剤4を塗
布すれば、補修部の密着性が高まり好ましい。
次に(1v)に示すように金属素地部分6と熱硬化性樹
脂jllに対して熱硬化性樹脂補修剤4を充填塗布する
0次いで、(v)に示すように熱硬化性樹脂補修剤4と
その周囲の健全な熱可塑性樹脂塗膜2の外表面に熱可塑
性樹脂の補修剤5を塗布する。補修剤5と熱可塑性樹脂
塗膜2との重なり代8は両者の密着性と補修剤5の厚み
9によって必要輔は決まる。なお二〇熱可塑性樹脂の重
なり部の密着性を改善するために接着剤等を用いること
もできる。
脂jllに対して熱硬化性樹脂補修剤4を充填塗布する
0次いで、(v)に示すように熱硬化性樹脂補修剤4と
その周囲の健全な熱可塑性樹脂塗膜2の外表面に熱可塑
性樹脂の補修剤5を塗布する。補修剤5と熱可塑性樹脂
塗膜2との重なり代8は両者の密着性と補修剤5の厚み
9によって必要輔は決まる。なお二〇熱可塑性樹脂の重
なり部の密着性を改善するために接着剤等を用いること
もできる。
このように熱硬化性樹脂で露出した金属素地部分6を埋
め、さらにその上に熱可塑性樹脂層を形成するので、塗
膜欠陥部への界面からの浸水は防止できる。一方、従来
技術の熱硬化性樹脂補修剤4やホット・メルト・スティ
ックによる方法で行おうとすると、熱可塑性樹脂2との
接着性が乏しいため界面からの浸水を防ぐことができな
い、また大面積の塗膜欠陥の補修では、従来技術の熱可
塑性樹脂の補修剤7を用いると金属素地部分6との接着
性が乏しいため有効な補修方法とならない。
め、さらにその上に熱可塑性樹脂層を形成するので、塗
膜欠陥部への界面からの浸水は防止できる。一方、従来
技術の熱硬化性樹脂補修剤4やホット・メルト・スティ
ックによる方法で行おうとすると、熱可塑性樹脂2との
接着性が乏しいため界面からの浸水を防ぐことができな
い、また大面積の塗膜欠陥の補修では、従来技術の熱可
塑性樹脂の補修剤7を用いると金属素地部分6との接着
性が乏しいため有効な補修方法とならない。
本発明の補修剤としての熱硬化性樹脂は、粉体エポキシ
塗装鋼管の補修剤として一般的に用いられているものが
利用でき、欠陥部への充填被覆方法も粉体エポキシ塗装
鋼管の補修方法と同様に行うことができる。
塗装鋼管の補修剤として一般的に用いられているものが
利用でき、欠陥部への充填被覆方法も粉体エポキシ塗装
鋼管の補修方法と同様に行うことができる。
また熱可塑性樹脂補修剤としてはポリプロピレン樹脂補
修剤で、シート状またはスティック状のものがあるが、
パイプラインの敷設現地の補修等では熱硬化性樹脂補修
部の表面形状を滑らかに仕上げるように管理することは
難しいため、スティック状の方が望ましい、シート状補
修剤では表面に十分なじまない恐れがあり、スティック
を溶融させたのに比べて密着性が劣るためである。塗布
方法は補修剤を溶融させ被補修部に塗り付ければよいが
、溶融方法としては熱風ガンを用いる方法や電熱ヒータ
を内蔵した治具を用いる方法がある。
修剤で、シート状またはスティック状のものがあるが、
パイプラインの敷設現地の補修等では熱硬化性樹脂補修
部の表面形状を滑らかに仕上げるように管理することは
難しいため、スティック状の方が望ましい、シート状補
修剤では表面に十分なじまない恐れがあり、スティック
を溶融させたのに比べて密着性が劣るためである。塗布
方法は補修剤を溶融させ被補修部に塗り付ければよいが
、溶融方法としては熱風ガンを用いる方法や電熱ヒータ
を内蔵した治具を用いる方法がある。
熱風ガンは一般に塩ビの溶接に使用するものが適用でき
る。電熱ヒータ内蔵の溶融治具は、例えば3M社製のP
o1yガンが利用できる。シート状の熱可塑性樹脂補修
剤としてはポリプロピレン樹脂補修シートがあり、塗布
方法は一般のポリプロピレン被覆鋼管に対する補修方法
と同じで、熱風ガンで予熱した被補修部に加熱した補修
剤を圧着させればよい。
る。電熱ヒータ内蔵の溶融治具は、例えば3M社製のP
o1yガンが利用できる。シート状の熱可塑性樹脂補修
剤としてはポリプロピレン樹脂補修シートがあり、塗布
方法は一般のポリプロピレン被覆鋼管に対する補修方法
と同じで、熱風ガンで予熱した被補修部に加熱した補修
剤を圧着させればよい。
〈実施例〉
次に、熱硬化性樹脂層にエポキシ樹脂を、熱可塑性樹脂
層にポリプロピレン樹脂を用いた複層被覆鋼管の塗膜欠
陥部の補修に対して本発明の補修方法を適用した例を示
す。
層にポリプロピレン樹脂を用いた複層被覆鋼管の塗膜欠
陥部の補修に対して本発明の補修方法を適用した例を示
す。
表1に補修部の構成と使用した補修剤を示す。
第3図に補修部の構成を図示する。使用した熱硬化性樹
脂補修剤は2液型エポキシ補修剤で、粉体エポキシ塗装
鋼管の補修剤として一般に使用されているものである。
脂補修剤は2液型エポキシ補修剤で、粉体エポキシ塗装
鋼管の補修剤として一般に使用されているものである。
塗布方法は粉体エポキシ塗装鋼管の補修を行う場合と同
じようにした。
じようにした。
熱可塑性樹脂としてはポリプロピレン樹脂補修スティッ
ク及びシートを用い、熱風ガンで予熱した被補修部に加
熱した補修シートを圧着した。補修シートの耐着厚み9
は約1.5a、重ね代8は10閣とした。
ク及びシートを用い、熱風ガンで予熱した被補修部に加
熱した補修シートを圧着した。補修シートの耐着厚み9
は約1.5a、重ね代8は10閣とした。
表1
第4図(a)、 (b)は第3図に示した補修部を60
°Cの温水に浸漬した場合の金属素地との密着性の経時
変化を示したものである。(a)は小面積補修部の密着
性の評価を示したもので、丸棒のドーリ−を補修部に取
り付けて垂直引張りを行った場合の剥離強度である。(
ト))は大面積補修部の評価で、DIN53151に規
定されている基盤目試験である。GLkOが剥離なしで
、Ctの魔が大きくなるにつれ剥離の程度が大きくなり
、Gtk4は剥離面積が65%となる。(a)および(
b)とも本発明の補修方法の方が比較例として示した従
来の方法よりも密着力の低下が小さく、優れた耐温水性
を示すと言える。
°Cの温水に浸漬した場合の金属素地との密着性の経時
変化を示したものである。(a)は小面積補修部の密着
性の評価を示したもので、丸棒のドーリ−を補修部に取
り付けて垂直引張りを行った場合の剥離強度である。(
ト))は大面積補修部の評価で、DIN53151に規
定されている基盤目試験である。GLkOが剥離なしで
、Ctの魔が大きくなるにつれ剥離の程度が大きくなり
、Gtk4は剥離面積が65%となる。(a)および(
b)とも本発明の補修方法の方が比較例として示した従
来の方法よりも密着力の低下が小さく、優れた耐温水性
を示すと言える。
また第5図は熱可塑性樹脂補修を行か際に、被補修部す
なわち熱硬化性樹脂補修部と周囲の健全な熱可塑性樹脂
塗膜に予熱を施した場合の予熱温度と密着力の関係を示
したものである。評価方法は10閣輻のピーリング強度
による。予熱を行った方が1次密着力および2次密着力
とも向上しており、作業時間が許せば予熱を行った方が
望ましい。
なわち熱硬化性樹脂補修部と周囲の健全な熱可塑性樹脂
塗膜に予熱を施した場合の予熱温度と密着力の関係を示
したものである。評価方法は10閣輻のピーリング強度
による。予熱を行った方が1次密着力および2次密着力
とも向上しており、作業時間が許せば予熱を行った方が
望ましい。
〈発明の効果〉
本発明によれば特開昭60−244539号公報で開示
された複層被覆鋼材および一般の熱可塑性樹脂被覆鋼管
の塗膜欠陥の補修について従来技術に比較して密着性お
よび耐水性に優れた補修が行える。
された複層被覆鋼材および一般の熱可塑性樹脂被覆鋼管
の塗膜欠陥の補修について従来技術に比較して密着性お
よび耐水性に優れた補修が行える。
第1図は本発明の補修方法の手+117(を示す説明図
、第2図は塗膜欠陥部の1断面図、第3図は補修例を示
す説明図、第4図(a)、 (b)は補修部の温水浸漬
試験後の密着力測定結果を示すグラフ、第5U;!Jは
補修部の密着性におよぼす予熱の効果を示すグラフであ
る。 1・・・熱硬化性樹脂塗膜、 2・・・熱可塑性樹脂塗膜、 3・・・金属体、 4・・・熱硬化性樹脂補修剤、 5・・・熱可塑性樹脂補修剤(1)、 6・・・金属体素地、 7・・・熱可塑性樹脂補修剤(2)、 8・・・重ね代、 9・・・熱可塑性樹脂補修部厚み。
、第2図は塗膜欠陥部の1断面図、第3図は補修例を示
す説明図、第4図(a)、 (b)は補修部の温水浸漬
試験後の密着力測定結果を示すグラフ、第5U;!Jは
補修部の密着性におよぼす予熱の効果を示すグラフであ
る。 1・・・熱硬化性樹脂塗膜、 2・・・熱可塑性樹脂塗膜、 3・・・金属体、 4・・・熱硬化性樹脂補修剤、 5・・・熱可塑性樹脂補修剤(1)、 6・・・金属体素地、 7・・・熱可塑性樹脂補修剤(2)、 8・・・重ね代、 9・・・熱可塑性樹脂補修部厚み。
Claims (1)
- 熱硬化性樹脂を内層に、熱可塑性樹脂を外層に有する複
層被覆金属体の塗膜損傷部又は継ぎ部の補修方法におい
て、金属体および熱硬化性樹脂の露出部を熱硬化性樹脂
で充填被覆し、次いでその外層を熱可塑性樹脂で、周囲
の熱可塑性樹脂塗膜まで含めて被覆することを特徴とす
る複層被覆金属体の塗膜補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058089A JPH02249639A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 複層被覆金属体の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058089A JPH02249639A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 複層被覆金属体の補修方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02249639A true JPH02249639A (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=13435633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7058089A Pending JPH02249639A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 複層被覆金属体の補修方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02249639A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995033579A1 (en) * | 1994-06-08 | 1995-12-14 | Kenneth Fogh | On-site pipe coating process |
JP2023521004A (ja) * | 2020-05-18 | 2023-05-23 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 二次電池及びその補修方法 |
-
1989
- 1989-03-24 JP JP7058089A patent/JPH02249639A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995033579A1 (en) * | 1994-06-08 | 1995-12-14 | Kenneth Fogh | On-site pipe coating process |
JP2023521004A (ja) * | 2020-05-18 | 2023-05-23 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 二次電池及びその補修方法 |
EP4117097A4 (en) * | 2020-05-18 | 2024-07-24 | Lg Energy Solution Ltd | SECONDARY BATTERY AND REPAIR PROCEDURES FOR IT |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2125551A1 (en) | Pipe treatment process | |
US20140034216A1 (en) | Pipe-Joining Method for Building Hydrocarbon Pipelines, in Particular, Underwater Pipelines | |
US2263021A (en) | Domestic hot water tank | |
US9550210B2 (en) | Method of coating pipes or pipe sections | |
JPH02249639A (ja) | 複層被覆金属体の補修方法 | |
RU2566786C2 (ru) | Способ восстановления трубопроводного покрытия | |
AU653732B2 (en) | Novel tape coating | |
CA2253225C (en) | On-site pipe coating process | |
Moghadam et al. | Corrosion and mechanical performance of three-layer polyethylene and dual layer FBE coating systems for gas transmission pipelines | |
WO2016095766A1 (zh) | 一种补口机具及施工方法和新型补口结构 | |
JPH01278329A (ja) | 塩化ビニール樹脂系ライニング鋼管の製造方法 | |
JPH04310730A (ja) | 樹脂ライニング層の補修部材および補修方法 | |
JPH06240699A (ja) | 防食鋼管継手部の被覆方法 | |
CA1278960C (en) | Applying protection to pipes and pipelines | |
Lam et al. | A new approach to high performance polyolefin coatings | |
JPH0218876Y2 (ja) | ||
JPS59167225A (ja) | 容器内面の被覆方法 | |
JP2005090729A (ja) | 樹脂被覆鋼材継手部の防食被覆構造および防食被覆方法 | |
JPH0332458B2 (ja) | ||
CA2121855C (en) | Metallic pipe corrosion and stress resistant coating | |
Worthingham et al. | Field trial of coating systems for arctic pipelines | |
JPS597674Y2 (ja) | 溶着充填材料 | |
US20070063508A1 (en) | Joint infill cladding and method of applying same | |
CN104500920A (zh) | 一种补口机具及施工方法 | |
JPH04190994A (ja) | 管接続部の防食方法 |