JPH02248622A - 過給機付エンジンの制御装置 - Google Patents
過給機付エンジンの制御装置Info
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- JPH02248622A JPH02248622A JP1069845A JP6984589A JPH02248622A JP H02248622 A JPH02248622 A JP H02248622A JP 1069845 A JP1069845 A JP 1069845A JP 6984589 A JP6984589 A JP 6984589A JP H02248622 A JPH02248622 A JP H02248622A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、少なくとも低吸気量領域で過給するプライマ
リ過給機と高吸気量領域で過給するセカンダリ過給機と
を併設した過給機付エンジンの制御装置に関するもので
ある。
リ過給機と高吸気量領域で過給するセカンダリ過給機と
を併設した過給機付エンジンの制御装置に関するもので
ある。
従来、過給機付エンジンにおいて、低吸気量領域及び高
吸気量領域で過給するプライマリ過給機と、低吸気it
Sff域での吸気を停止する吸気カット弁を備え、高
吸気N領域のみで過給を行うようにしたセカンダリ過給
機とを併設したものが知られている(実開昭60−17
8329号公報及び特開昭60−259722号公報参
照)、このような過給機付エンジンにおいて、プライマ
リ及びセカンダリ過給機としては、例えば、排気圧を駆
動源とするターボチャージャが使用される。
吸気量領域で過給するプライマリ過給機と、低吸気it
Sff域での吸気を停止する吸気カット弁を備え、高
吸気N領域のみで過給を行うようにしたセカンダリ過給
機とを併設したものが知られている(実開昭60−17
8329号公報及び特開昭60−259722号公報参
照)、このような過給機付エンジンにおいて、プライマ
リ及びセカンダリ過給機としては、例えば、排気圧を駆
動源とするターボチャージャが使用される。
上記のような過給機付エンジンにおいては、エンジン回
転数の増加に伴って過給圧は、概略第1図中(a)に仮
想線で示す折線ビに沿って推移する。すなわち、低吸気
量領域ではプライマリ過給機のみで過給が行われるが、
過給圧は当初はエンジン回転数の上昇に伴ってほぼ一定
の割合で増加する。
転数の増加に伴って過給圧は、概略第1図中(a)に仮
想線で示す折線ビに沿って推移する。すなわち、低吸気
量領域ではプライマリ過給機のみで過給が行われるが、
過給圧は当初はエンジン回転数の上昇に伴ってほぼ一定
の割合で増加する。
その後、エンジン回転数が所定値N、以上となると、エ
ンジンから供給される排気の過剰分が漏洩され、これに
より、エンジン回転数がN3以上の領域では過給圧はほ
ぼ横ばい状態となる。
ンジンから供給される排気の過剰分が漏洩され、これに
より、エンジン回転数がN3以上の領域では過給圧はほ
ぼ横ばい状態となる。
エンジン回転数が更に上昇して所定値N0に達すると、
上述の吸気カット弁が開弁され、それ以後はプライマリ
及びセカンダリ過給機による過給が行われる。この高吸
気量領域における過給圧は低吸気量領域での過給圧より
若干低い値でほぼ一定となり、高回転域では次第に減衰
する。
上述の吸気カット弁が開弁され、それ以後はプライマリ
及びセカンダリ過給機による過給が行われる。この高吸
気量領域における過給圧は低吸気量領域での過給圧より
若干低い値でほぼ一定となり、高回転域では次第に減衰
する。
なお、吸気カット弁が開弁されるエンジン回転数N0と
しては、第1図中(C)に示す、プライマリ過給機のみ
で過給を行う場合のエンジン回転数とトルクとの関係を
示す仮想線の曲線■′と、プライマリ及びセカンダリ過
給機で過給を行う場合のエンジン回転数とトルクの関係
を示す仮想線の曲線■′とが交差するエンジン回転数が
選択され、それにより、プライマリ過給機のみによる過
給からプライマリ及びセカンダリ過給機による過給への
切換えがトルクショックを発生させることなく、円滑に
行われる。
しては、第1図中(C)に示す、プライマリ過給機のみ
で過給を行う場合のエンジン回転数とトルクとの関係を
示す仮想線の曲線■′と、プライマリ及びセカンダリ過
給機で過給を行う場合のエンジン回転数とトルクの関係
を示す仮想線の曲線■′とが交差するエンジン回転数が
選択され、それにより、プライマリ過給機のみによる過
給からプライマリ及びセカンダリ過給機による過給への
切換えがトルクショックを発生させることなく、円滑に
行われる。
ところで、上記のような過給機付エンジンにおいても、
エンジンが新しく累積走行距離が短い場合、又はエンジ
ンの冷却水温度が低い場合等には、ノッキングが多発す
る等、エンジンに過大な負担が掛かり、故障を誘発しゃ
すくなる問題がある。そのため、累積走行距離が短い場
合等に、過給圧の上限値を減衰させて、エンジンの負担
を軽減することが考えられる。
エンジンが新しく累積走行距離が短い場合、又はエンジ
ンの冷却水温度が低い場合等には、ノッキングが多発す
る等、エンジンに過大な負担が掛かり、故障を誘発しゃ
すくなる問題がある。そのため、累積走行距離が短い場
合等に、過給圧の上限値を減衰させて、エンジンの負担
を軽減することが考えられる。
ところで、過給圧が折線1′に沿って推移する場合のプ
ライマリ及び/又はセカンダリ過給機のタービン前の排
気圧は、第1図中(b)に示すように、概略仮想線の折
線■′に沿って推移するが、上記の切換え回転数N0以
下の回転数領域ではエンジンからの排気の全量がプライ
マリ過給機に供給されるため、特に、切換え回転数No
よりやや低いエンジン回転数領域では、上述の如く、過
給圧の上限値を多少低下させても排気圧の上昇は避けら
れない。その結果、エンジンでの燃焼が遅れて排気温度
が上昇するため、ノッキングの発生等を充分に抑制する
ことが困難になる問題がある。
ライマリ及び/又はセカンダリ過給機のタービン前の排
気圧は、第1図中(b)に示すように、概略仮想線の折
線■′に沿って推移するが、上記の切換え回転数N0以
下の回転数領域ではエンジンからの排気の全量がプライ
マリ過給機に供給されるため、特に、切換え回転数No
よりやや低いエンジン回転数領域では、上述の如く、過
給圧の上限値を多少低下させても排気圧の上昇は避けら
れない。その結果、エンジンでの燃焼が遅れて排気温度
が上昇するため、ノッキングの発生等を充分に抑制する
ことが困難になる問題がある。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、
ノッキングの発生等を抑制して信顛性を高めるとともに
、低吸気量領域での過給と高吸気量領域での過給との切
換えをトルクショックを発生させることなく円滑に行え
るようにした過給機付エンジンの制御装置の提供を目的
とするものである。
ノッキングの発生等を抑制して信顛性を高めるとともに
、低吸気量領域での過給と高吸気量領域での過給との切
換えをトルクショックを発生させることなく円滑に行え
るようにした過給機付エンジンの制御装置の提供を目的
とするものである。
本発明に係る過給機付エンジンの制御装置は、それぞれ
排気圧により駆動され、少なくとも低吸気量領域で過給
するプライマリ過給機と、高吸気量領域で過給するセカ
ンダリ過給機とを併設し、低吸気量領域でセカンダリ過
給機からの吸気を停止させる吸気カット弁と、低吸気量
領域でセカンダリ過給機への排気の供給を停止させる排
気カット弁とを備えた過給機付エンジンの制御装置であ
って、エンジン保護の必要な条件を検出する検出手段と
、低吸気量領域と高吸気量領域とでそれぞれ過給圧を制
御する過給圧制御手段と、上記検出手段によりエンジン
保護の必要な条件が検出された時に、過給圧制御手段に
より制御される過給圧を、低吸気量領域における過給圧
の減衰率が高吸気N領域における過給圧の減衰率より大
きくなるように減衰させる過給圧減衰手段とを備えてい
ることを基本的な特徴とするものである。
排気圧により駆動され、少なくとも低吸気量領域で過給
するプライマリ過給機と、高吸気量領域で過給するセカ
ンダリ過給機とを併設し、低吸気量領域でセカンダリ過
給機からの吸気を停止させる吸気カット弁と、低吸気量
領域でセカンダリ過給機への排気の供給を停止させる排
気カット弁とを備えた過給機付エンジンの制御装置であ
って、エンジン保護の必要な条件を検出する検出手段と
、低吸気量領域と高吸気量領域とでそれぞれ過給圧を制
御する過給圧制御手段と、上記検出手段によりエンジン
保護の必要な条件が検出された時に、過給圧制御手段に
より制御される過給圧を、低吸気量領域における過給圧
の減衰率が高吸気N領域における過給圧の減衰率より大
きくなるように減衰させる過給圧減衰手段とを備えてい
ることを基本的な特徴とするものである。
なお、上記制御手段は過給圧を減衰させる際に、セカン
ダリ過給機による過給を開始又は停止させるための吸気
カット弁の開閉位置を低速側にずらすようにするのが好
ましい。
ダリ過給機による過給を開始又は停止させるための吸気
カット弁の開閉位置を低速側にずらすようにするのが好
ましい。
上記の構成によれば、第1図中(a)に折線Iで示すよ
うに、エンジン保護のために過給圧の上限値を減衰させ
る際に、低吸気量領域における過給圧の減衰率ΔP+が
高吸気!領域における過給圧の減衰率ΔP2より大きく
なるように過給圧減衰手段により過給圧の減衰率を調整
するようにしているので、セカンダリ過給機による過給
が開始されるエンジン回転数よりやや低いエンジン回転
数領域においても過給圧は充分低くなる。そのため、セ
カンダリ過給機による過給が開始されるエンジン回転数
よりやや低いエンジン回転数領域でもノッキングの発生
等は充分に抑制され、エンジンの保護が確実に図られる
ようになる。
うに、エンジン保護のために過給圧の上限値を減衰させ
る際に、低吸気量領域における過給圧の減衰率ΔP+が
高吸気!領域における過給圧の減衰率ΔP2より大きく
なるように過給圧減衰手段により過給圧の減衰率を調整
するようにしているので、セカンダリ過給機による過給
が開始されるエンジン回転数よりやや低いエンジン回転
数領域においても過給圧は充分低くなる。そのため、セ
カンダリ過給機による過給が開始されるエンジン回転数
よりやや低いエンジン回転数領域でもノッキングの発生
等は充分に抑制され、エンジンの保護が確実に図られる
ようになる。
ところで、過給圧を減衰させると、第1図中(C)に曲
線■及び■で示すように、低吸気量領域及び高吸気量領
域におけるトルクもそれぞれ減衰するが、低吸気量領域
における過給圧の減衰率が高吸気量領域より大きいので
トルクの減衰率も低吸気量領域側でより大きくなる。従
って、曲線■と■とが交差するエンジン回転数N0′は
当初の値N、より低速側にずれるため、元の切換え回転
数Nゆで切換えを行うと、トルクショックが生じること
になる。そこで、上記のように、過給圧を減衰させる際
には、低吸気量領域における過給と高吸気量領域におけ
る過給の切換えを行う吸気カット弁の開閉位置を低速側
(No ’ )にずらすようにすると、過給圧を減衰さ
せた場合でもトルクショックを抑制して、過給状態の切
換えを円滑に行えるようになる。
線■及び■で示すように、低吸気量領域及び高吸気量領
域におけるトルクもそれぞれ減衰するが、低吸気量領域
における過給圧の減衰率が高吸気量領域より大きいので
トルクの減衰率も低吸気量領域側でより大きくなる。従
って、曲線■と■とが交差するエンジン回転数N0′は
当初の値N、より低速側にずれるため、元の切換え回転
数Nゆで切換えを行うと、トルクショックが生じること
になる。そこで、上記のように、過給圧を減衰させる際
には、低吸気量領域における過給と高吸気量領域におけ
る過給の切換えを行う吸気カット弁の開閉位置を低速側
(No ’ )にずらすようにすると、過給圧を減衰さ
せた場合でもトルクショックを抑制して、過給状態の切
換えを円滑に行えるようになる。
本発明の一実施例を第1図ないし第10図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
明すれば、以下の通りである。
第7図に示すように、本実施例に係る過給機付エンジン
は、吸気路1における上流通路101には吸気量(吸入
空気量)を測定するためのエアフローメータ2が設けら
れている。吸気路1はエアフローメータ2の下流で、プ
ライマリ吸気通路102とセカンダリ吸気通路103と
に分岐されている。プライマリ吸気通路102にはプラ
イマリ過給機3が設けられる一方、セカンダリ吸気通路
103にはセカンダリ過給機4が設けられている。プラ
イマリ吸気通路102とセカンダリ吸気通路103とは
、プライマリ及びセカンダリ過給機3・4の下流側で合
流通路104として合流され、エンジンEに接続されて
いる。
は、吸気路1における上流通路101には吸気量(吸入
空気量)を測定するためのエアフローメータ2が設けら
れている。吸気路1はエアフローメータ2の下流で、プ
ライマリ吸気通路102とセカンダリ吸気通路103と
に分岐されている。プライマリ吸気通路102にはプラ
イマリ過給機3が設けられる一方、セカンダリ吸気通路
103にはセカンダリ過給機4が設けられている。プラ
イマリ吸気通路102とセカンダリ吸気通路103とは
、プライマリ及びセカンダリ過給機3・4の下流側で合
流通路104として合流され、エンジンEに接続されて
いる。
第2図に示すように、プライマリ過給機3とセカンダリ
過給機4とは、ともに排気圧を駆動源とするターボチャ
ージャで構成されている。プライマリ吸気通路102に
はプライマリ過給機3のブロア室301を介在させてお
り、セカンダリ吸気通路103にはセカンダリ過給機4
のブロア室401を介在させている。セカンダリ吸気通
路103におけるセカンダリ過給機4の上流側と下流側
とは、リリーフ通路105により連通され、リリーフ通
路105は吸気リリーフ弁6により開閉されるようにな
っている。又、セカンダリ吸気通路103におけるリリ
ーフ通路105との合流点より下流側には、セカンダリ
過給機4からの吸気を停止するための吸気カット弁5が
設けられている。
過給機4とは、ともに排気圧を駆動源とするターボチャ
ージャで構成されている。プライマリ吸気通路102に
はプライマリ過給機3のブロア室301を介在させてお
り、セカンダリ吸気通路103にはセカンダリ過給機4
のブロア室401を介在させている。セカンダリ吸気通
路103におけるセカンダリ過給機4の上流側と下流側
とは、リリーフ通路105により連通され、リリーフ通
路105は吸気リリーフ弁6により開閉されるようにな
っている。又、セカンダリ吸気通路103におけるリリ
ーフ通路105との合流点より下流側には、セカンダリ
過給機4からの吸気を停止するための吸気カット弁5が
設けられている。
吸気路1における合流通路104には、インタークーラ
7、スロットル弁8、サージタンク9が順に設けられて
いる。合流通路104は、吸気マニホールド106を介
して、例えば、2気筒からなるロータリーエンジンであ
るエンジンEの各気筒に接続されている。吸気マニホー
ルド106の各分岐路には、それぞれ燃料噴射器lO・
lOが設けられている。なお、エンジンEには、冷却水
温度を検出する水温センサ21と、ノッキングの有無を
検出するノッキングセンサ22と、累積走行距離を検出
する走行距離カウンタ23とが設けられている。水温セ
ンサ21、ノッキングセンサ22及び走行距離カウンタ
23は、エンジン保護の必要な条件を検出する検出手段
としての役割を有する。
7、スロットル弁8、サージタンク9が順に設けられて
いる。合流通路104は、吸気マニホールド106を介
して、例えば、2気筒からなるロータリーエンジンであ
るエンジンEの各気筒に接続されている。吸気マニホー
ルド106の各分岐路には、それぞれ燃料噴射器lO・
lOが設けられている。なお、エンジンEには、冷却水
温度を検出する水温センサ21と、ノッキングの有無を
検出するノッキングセンサ22と、累積走行距離を検出
する走行距離カウンタ23とが設けられている。水温セ
ンサ21、ノッキングセンサ22及び走行距離カウンタ
23は、エンジン保護の必要な条件を検出する検出手段
としての役割を有する。
エンジンEの2つの気筒から互いに独立してプライマリ
排気路111とセカンダリ排気路112が導出されてい
る。プライマリ排気路111はプライマリ過給機3のタ
ービン室302を経て集合排気通路115に連通され、
一方、セカンダリ排気路112はセカンダリ過給機4の
タービン室402を経て集合排気通路115に連通され
ている。
排気路111とセカンダリ排気路112が導出されてい
る。プライマリ排気路111はプライマリ過給機3のタ
ービン室302を経て集合排気通路115に連通され、
一方、セカンダリ排気路112はセカンダリ過給機4の
タービン室402を経て集合排気通路115に連通され
ている。
プライマリ排気路111とセカンダリ排気路112とは
、プライマリ及びセカンダリ過給機3・4の上流で連通
路113により互いに連通されている。この連通路11
3のほぼ中間部から排気ウェスト通路114が垂直に分
岐され、集合排気通路115に導かれている。セカンダ
リ排気通路113における、後述の排気カット弁12と
セカンダリ過給機4のタービン室402との間の部分は
、排気リーク通路116を介して排気ウェスト通路11
4に連通されている。
、プライマリ及びセカンダリ過給機3・4の上流で連通
路113により互いに連通されている。この連通路11
3のほぼ中間部から排気ウェスト通路114が垂直に分
岐され、集合排気通路115に導かれている。セカンダ
リ排気通路113における、後述の排気カット弁12と
セカンダリ過給機4のタービン室402との間の部分は
、排気リーク通路116を介して排気ウェスト通路11
4に連通されている。
セカンダリ排気路112は、連通路113の直ぐ下流側
にて排気カット弁12により開閉され、一方、排気リー
ク通路116は排気洩らし弁13によって開閉されるよ
うになっている。又、排気ウェスト通路114は、排気
リーク通路116との分岐点よりも下流側でウェストゲ
ート弁14によって開閉されるようになっている。なお
、第2図にはプライマリ排気路111とセカンダリ排気
路112を独立に設けた場合を示したが、エンジンEか
ら1本の排気路を導出し、この排気路を連通路113の
ほぼ中央位置に接続して、連通路l13の下流側でプラ
イマリ排気路111とセカンダリ排気路112とに分岐
させるように構成しても良い。
にて排気カット弁12により開閉され、一方、排気リー
ク通路116は排気洩らし弁13によって開閉されるよ
うになっている。又、排気ウェスト通路114は、排気
リーク通路116との分岐点よりも下流側でウェストゲ
ート弁14によって開閉されるようになっている。なお
、第2図にはプライマリ排気路111とセカンダリ排気
路112を独立に設けた場合を示したが、エンジンEか
ら1本の排気路を導出し、この排気路を連通路113の
ほぼ中央位置に接続して、連通路l13の下流側でプラ
イマリ排気路111とセカンダリ排気路112とに分岐
させるように構成しても良い。
制御装置20は、電気回路部と空気回路部とを有する。
このうち、電気回路部は、検出端としてのエアフローメ
ータ2、水温センサ21、ノッキングセンサ22、走行
距離カウンタ23、及び過給圧減衰手段としての役割を
有する制御回路211と、出力端としての吸気カット弁
5の開閉切換え用のソレノイド三方弁212、吸気リリ
ーフ弁6の開閉切換え用のソレノイド三方弁213、排
気カット弁12の開閉切換え用のソレノイド三方弁21
4、過給圧制御手段としての役割を有し、プライマリ過
給機3による過給圧を導圧管242内で適当に減圧して
後述のアクチュエータ129・126に供給することに
より、排気洩らし弁13及びウェストゲート弁14の開
き加減を調整し、プライマリ及び/又はセカンダリ過給
機3・4による過給圧を制御するデユーティ弁215、
ウェストゲート弁14をデユーティ弁215の圧力制御
により開閉するか、又は常時閉弁するかの切換えを行う
ソレノイド三方弁216及び燃料噴射器10・10を備
えている。
ータ2、水温センサ21、ノッキングセンサ22、走行
距離カウンタ23、及び過給圧減衰手段としての役割を
有する制御回路211と、出力端としての吸気カット弁
5の開閉切換え用のソレノイド三方弁212、吸気リリ
ーフ弁6の開閉切換え用のソレノイド三方弁213、排
気カット弁12の開閉切換え用のソレノイド三方弁21
4、過給圧制御手段としての役割を有し、プライマリ過
給機3による過給圧を導圧管242内で適当に減圧して
後述のアクチュエータ129・126に供給することに
より、排気洩らし弁13及びウェストゲート弁14の開
き加減を調整し、プライマリ及び/又はセカンダリ過給
機3・4による過給圧を制御するデユーティ弁215、
ウェストゲート弁14をデユーティ弁215の圧力制御
により開閉するか、又は常時閉弁するかの切換えを行う
ソレノイド三方弁216及び燃料噴射器10・10を備
えている。
又、制御装置20における空気回路部は、吸気カット弁
5の開閉作動用のアクチュエータ221、吸気リリーフ
弁6の開閉作動用のアクチュエータ222、排気カット
弁12の開閉作動用のアクチュエータ223、排気洩ら
し弁13の開閉作動用のアクチュエータ129、ウェス
トゲート弁14の開閉作動用のアクチュエータ126、
導圧路231〜233・236〜244、差圧検出弁1
6、負圧タンク234及び逆止弁235を備えている。
5の開閉作動用のアクチュエータ221、吸気リリーフ
弁6の開閉作動用のアクチュエータ222、排気カット
弁12の開閉作動用のアクチュエータ223、排気洩ら
し弁13の開閉作動用のアクチュエータ129、ウェス
トゲート弁14の開閉作動用のアクチュエータ126、
導圧路231〜233・236〜244、差圧検出弁1
6、負圧タンク234及び逆止弁235を備えている。
制御回路211には、上記の空気回路部及び答弁212
〜216を介して吸気カット弁5、吸気リリーフ弁6、
排気カット弁12、排気洩らし弁13及びウェストゲー
ト弁14を開閉制御するための弁制御プログラムと制御
マツプとが組み込まれている。又、制御回路211には
燃料噴射器10・10からの燃料噴射量を制御する燃料
制御プログラムが組み込まれている。更に、制御回路2
11には、エンジンEが新しく、累積走行距離が短い場
合、又はエンジンEの冷却水温度が低い場合等でエンジ
ンEの保護のために過給圧を低下させることが必要な条
件が検出された際に、低吸気量領域における過給圧の減
衰率が高吸気量領域よりも大きくなるように過給圧の減
衰率を設定するとともに、過給圧の低下に伴って低吸気
量領域における過給と高吸気ISR域での過給の切換え
位置、つまり、吸気カット弁5の開閉位置をエンジン回
転数の低速側にずらすための過給圧減衰プログラムが組
み込まれている。
〜216を介して吸気カット弁5、吸気リリーフ弁6、
排気カット弁12、排気洩らし弁13及びウェストゲー
ト弁14を開閉制御するための弁制御プログラムと制御
マツプとが組み込まれている。又、制御回路211には
燃料噴射器10・10からの燃料噴射量を制御する燃料
制御プログラムが組み込まれている。更に、制御回路2
11には、エンジンEが新しく、累積走行距離が短い場
合、又はエンジンEの冷却水温度が低い場合等でエンジ
ンEの保護のために過給圧を低下させることが必要な条
件が検出された際に、低吸気量領域における過給圧の減
衰率が高吸気量領域よりも大きくなるように過給圧の減
衰率を設定するとともに、過給圧の低下に伴って低吸気
量領域における過給と高吸気ISR域での過給の切換え
位置、つまり、吸気カット弁5の開閉位置をエンジン回
転数の低速側にずらすための過給圧減衰プログラムが組
み込まれている。
以下、吸気カット弁5等の答弁の開閉制御の動作の時期
につき第6図に基づいて説明する。
につき第6図に基づいて説明する。
本過給機付エンジンの運転に際して、ブライマリ過給機
3による過給は全運転領域において行われる。セカンダ
リ過給機4からの過給は、エンジン回転数Rが次第に上
昇する加速運転モードでは第6図のQ6−R6ラインよ
り右側の領域で、エンジン回転数Rが次第に減少する減
速運転モードでは第6図のQ5−R5ラインより右側の
領域で、それぞれ実行される。このように、加速モード
と減速モードでセカンダリ過給機4による過給を実行す
る領域を変更してヒステリシスを与えることにより、動
作安定性を高めることができる。
3による過給は全運転領域において行われる。セカンダ
リ過給機4からの過給は、エンジン回転数Rが次第に上
昇する加速運転モードでは第6図のQ6−R6ラインよ
り右側の領域で、エンジン回転数Rが次第に減少する減
速運転モードでは第6図のQ5−R5ラインより右側の
領域で、それぞれ実行される。このように、加速モード
と減速モードでセカンダリ過給機4による過給を実行す
る領域を変更してヒステリシスを与えることにより、動
作安定性を高めることができる。
加速モードにおいては、エンジンEの始動直後には、吸
気リリーフ弁6は開弁され、他の吸気カット弁5、排気
カット弁12、排気洩らし弁13及びウェストゲート弁
14は閉弁されている。エンジンEの始動後に、プライ
マリ過給機3の過給圧が増大し、エンジン回転数とエン
ジン負荷との関係が第6図に右下がりの曲線Aで示され
るレベルの右側の領域に移行すると、排気洩らし弁13
が開弁される。すなわち、この排気洩らし弁13は、第
2図の導圧路242により導かれるプライマリ過給機3
の過給圧を排気洩らし弁13用のデユーティ弁215で
適当に減圧した圧力を受けて開閉されるものであり、か
つ、排気洩らし弁13は排気カット弁12が開弁する運
転領域よりも低吸気IHI域で開弁されるようになって
いる。このように、排気カット弁12を開弁させる前に
、排気リーク通路116を介してセカンダリ過給機4の
タービン室402に排気を供給し、セカンダリ過給機4
のタービンを予回転させておけば、排気カット弁12の
開弁時のセカンダリ過給機4の回転速度の立ち上がり特
性を°高めることができる。
気リリーフ弁6は開弁され、他の吸気カット弁5、排気
カット弁12、排気洩らし弁13及びウェストゲート弁
14は閉弁されている。エンジンEの始動後に、プライ
マリ過給機3の過給圧が増大し、エンジン回転数とエン
ジン負荷との関係が第6図に右下がりの曲線Aで示され
るレベルの右側の領域に移行すると、排気洩らし弁13
が開弁される。すなわち、この排気洩らし弁13は、第
2図の導圧路242により導かれるプライマリ過給機3
の過給圧を排気洩らし弁13用のデユーティ弁215で
適当に減圧した圧力を受けて開閉されるものであり、か
つ、排気洩らし弁13は排気カット弁12が開弁する運
転領域よりも低吸気IHI域で開弁されるようになって
いる。このように、排気カット弁12を開弁させる前に
、排気リーク通路116を介してセカンダリ過給機4の
タービン室402に排気を供給し、セカンダリ過給機4
のタービンを予回転させておけば、排気カット弁12の
開弁時のセカンダリ過給機4の回転速度の立ち上がり特
性を°高めることができる。
一方、排気洩らし弁13を開弁させている間に吸気リリ
ーフ弁6を開弁させておくこ七により、リリーフ通路1
05を通してセカンダリ過給機4の上流側と下流側の間
で排気を循環させることができるので、セカンダリ過給
機4の下流側のセカンダリ吸気通路103における吸気
の過圧が防止され、吸気カット弁5が開弁された時に過
圧により高温化した空気が合流通路104に流入して吸
気の充填効率が低下するのを防止することができる。
ーフ弁6を開弁させておくこ七により、リリーフ通路1
05を通してセカンダリ過給機4の上流側と下流側の間
で排気を循環させることができるので、セカンダリ過給
機4の下流側のセカンダリ吸気通路103における吸気
の過圧が防止され、吸気カット弁5が開弁された時に過
圧により高温化した空気が合流通路104に流入して吸
気の充填効率が低下するのを防止することができる。
吸気量Q及び/又はエンジン回転数が増大し、運転状態
が第6図に示すQ2−R2ラインの左側の領域から右側
の領域に移行すると、吸気リリーフ弁6が閉弁され、更
に運転状態が第6図に示すQ4−R4ラインの左側の領
域から右側の領域に移行すると、排気カット弁12が開
弁される。排気カット弁12を開弁する前に吸気リリー
フ弁6を閉弁することにより、排気カット弁12の開弁
後に、セカンダリ排気路112を通して供給される排気
により本格的に稼働されるセカンダリ過給機4の過給圧
及び回転の立ち上がり特性を高めることができる。
が第6図に示すQ2−R2ラインの左側の領域から右側
の領域に移行すると、吸気リリーフ弁6が閉弁され、更
に運転状態が第6図に示すQ4−R4ラインの左側の領
域から右側の領域に移行すると、排気カット弁12が開
弁される。排気カット弁12を開弁する前に吸気リリー
フ弁6を閉弁することにより、排気カット弁12の開弁
後に、セカンダリ排気路112を通して供給される排気
により本格的に稼働されるセカンダリ過給機4の過給圧
及び回転の立ち上がり特性を高めることができる。
排気カット弁12が開弁された後、更に吸気量Q及び/
又はエンジン回転速度が増大し、運転状態が第6図に示
すQ6−R6ラインの左側の領域から右側の領域に移行
すると、吸気カット弁5が開弁される。このように排気
カット弁12の開弁後に吸気カット弁5を開弁するよう
にすると、吸気カット弁5の開弁時までにセカンダリ過
給機4の過給圧をプライマリ過給機3の過給圧と同等以
上に高めてから吸気カット弁5を開弁させ、セカンダリ
過給機4に吸気が逆流することを防止することができる
。
又はエンジン回転速度が増大し、運転状態が第6図に示
すQ6−R6ラインの左側の領域から右側の領域に移行
すると、吸気カット弁5が開弁される。このように排気
カット弁12の開弁後に吸気カット弁5を開弁するよう
にすると、吸気カット弁5の開弁時までにセカンダリ過
給機4の過給圧をプライマリ過給機3の過給圧と同等以
上に高めてから吸気カット弁5を開弁させ、セカンダリ
過給機4に吸気が逆流することを防止することができる
。
この実施例では、吸気カット弁5の開弁時に合流通路1
04からセカンダリ過給機4側に吸気が逆流することを
一層確実に防止するため、吸気カット弁5の開閉制御系
を以下のように構成している。
04からセカンダリ過給機4側に吸気が逆流することを
一層確実に防止するため、吸気カット弁5の開閉制御系
を以下のように構成している。
すなわち、第2図に示すように、吸気カット弁5用のア
クチュエータ221は、一方では吸気カット弁5に機械
的に連結され、他方では導圧路231を介して吸気カッ
ト弁5用のソレノイド三方弁212に接続されている。
クチュエータ221は、一方では吸気カット弁5に機械
的に連結され、他方では導圧路231を介して吸気カッ
ト弁5用のソレノイド三方弁212に接続されている。
ソレノイド三方弁212は、吸気カット弁5の閉弁時に
は、アクチュエータ221を導圧路233を介して負圧
タンク234に接続し、負圧タンク234の負圧をアク
チュエータ221に導入するようになっている。
は、アクチュエータ221を導圧路233を介して負圧
タンク234に接続し、負圧タンク234の負圧をアク
チュエータ221に導入するようになっている。
なお、負圧タンク234は逆止弁235及び導圧路23
6を介して、サージタンク9よりも下流側にて合流通路
104に接続されている。
6を介して、サージタンク9よりも下流側にて合流通路
104に接続されている。
一方、吸気カット弁5を開弁する時には、ソレノイド三
方弁212はアクチュエータ221を差圧検出弁16側
に接続する。差圧検出弁16は、第3図に示すように、
そのケーシング161内が第1及び第2のダイアフラム
162・163によって第1〜第3室164・165・
166に区画されている。一端側の第1室164には第
1の入力ボート16.7が開口され、その内部にばね1
68が挿入されている。中央の第2室165には第2の
入カポ−)169が開口され、他端側の第3室166に
は出カポ−)170が端壁中央部に開口されるとともに
、大気連通ボート171が周壁部に開口されている。
方弁212はアクチュエータ221を差圧検出弁16側
に接続する。差圧検出弁16は、第3図に示すように、
そのケーシング161内が第1及び第2のダイアフラム
162・163によって第1〜第3室164・165・
166に区画されている。一端側の第1室164には第
1の入力ボート16.7が開口され、その内部にばね1
68が挿入されている。中央の第2室165には第2の
入カポ−)169が開口され、他端側の第3室166に
は出カポ−)170が端壁中央部に開口されるとともに
、大気連通ボート171が周壁部に開口されている。
第1室164と第2室165とを区画する第1のダイア
フラム162には、第2のダイアフラム163の中央を
摺動自在に貫通し、出力ポート170の開閉を行う弁体
172が固定されている。
フラム162には、第2のダイアフラム163の中央を
摺動自在に貫通し、出力ポート170の開閉を行う弁体
172が固定されている。
第1の入力ポート167は、第2図中のセカンダリ吸気
通路103における吸気カット弁5の下流側の、プライ
マリ過給機3による過給圧P1を第1室164に導入す
るため、導圧路237を介して吸気カット弁5の下流側
に接続されている。−方、第2の入力ポート169は、
吸気カット弁5の上流側のセカンダリ吸気通路103の
過給圧P2を第2室165に導入するため、第2図に示
す導圧路238を介してセカンダリ過給機4と吸気カッ
ト弁5との間でセカンダリ吸気通路103に連通されて
いる。
通路103における吸気カット弁5の下流側の、プライ
マリ過給機3による過給圧P1を第1室164に導入す
るため、導圧路237を介して吸気カット弁5の下流側
に接続されている。−方、第2の入力ポート169は、
吸気カット弁5の上流側のセカンダリ吸気通路103の
過給圧P2を第2室165に導入するため、第2図に示
す導圧路238を介してセカンダリ過給機4と吸気カッ
ト弁5との間でセカンダリ吸気通路103に連通されて
いる。
上記のように、吸気カット弁5を開弁させるために、ソ
レノイド三方弁212がアクチュエータ221を差圧検
出弁16との接続側に切り換えると、差圧検出弁16の
出力ポート170が吸気カット弁5用のアクチュエータ
221に接続される。しかし、差圧検出弁16がアクチ
ュエータ221に接続された後も、吸気カット弁5の上
流側におけるセカンダリ過給機4の過給圧P2が、吸気
カット弁5の下流側におけるプライマリ過給機3の過給
圧P1に比して一定値以上高圧になるまでの期間は、出
力ポート170は弁体172で閉塞されているので、ア
クチエエータ221の内圧は負圧のままに保持され、吸
気カット弁5は開弁されない。
レノイド三方弁212がアクチュエータ221を差圧検
出弁16との接続側に切り換えると、差圧検出弁16の
出力ポート170が吸気カット弁5用のアクチュエータ
221に接続される。しかし、差圧検出弁16がアクチ
ュエータ221に接続された後も、吸気カット弁5の上
流側におけるセカンダリ過給機4の過給圧P2が、吸気
カット弁5の下流側におけるプライマリ過給機3の過給
圧P1に比して一定値以上高圧になるまでの期間は、出
力ポート170は弁体172で閉塞されているので、ア
クチエエータ221の内圧は負圧のままに保持され、吸
気カット弁5は開弁されない。
セカンダリ過給機4の過給圧P2がプライマリ過給機3
の過給圧P1よりも一定値以上高くなると、弁体172
が出力ポート170を開き、大気圧が差圧検出弁16、
導圧路232・231を経てアクチュエータ221に導
入され、その結果、吸気力シト弁5が開弁されることに
なる。従って、吸気カット弁5の開弁に伴う合流通路1
04からセカンダ、す過給機3側への吸気の逆流は確実
に防止される。なお、このため、制御回路211が吸気
カット弁5の開弁指令を出してから少し遅れて吸気カッ
ト弁5が実際に開弁されることになる。
の過給圧P1よりも一定値以上高くなると、弁体172
が出力ポート170を開き、大気圧が差圧検出弁16、
導圧路232・231を経てアクチュエータ221に導
入され、その結果、吸気力シト弁5が開弁されることに
なる。従って、吸気カット弁5の開弁に伴う合流通路1
04からセカンダ、す過給機3側への吸気の逆流は確実
に防止される。なお、このため、制御回路211が吸気
カット弁5の開弁指令を出してから少し遅れて吸気カッ
ト弁5が実際に開弁されることになる。
減速モードでは、動作安定性を与えるため、前述の如く
、吸気カット弁5は開弁じた運転条件よりも低吸気量域
又は低回転域、すなわち、第6図のQ5−R5ラインの
右側の領域から左側の領域に移行する時に閉弁される。
、吸気カット弁5は開弁じた運転条件よりも低吸気量域
又は低回転域、すなわち、第6図のQ5−R5ラインの
右側の領域から左側の領域に移行する時に閉弁される。
排気カット弁12の開閉にも、同様にヒステリシスが与
えられ、吸気カット弁5の閉弁よりも遅れて排気カット
弁12が閉弁される。すなわち、エンジンEの運転状態
が第6図のQ3−R3ラインの右側の領域から左側の領
域に移行する時に排気カット弁12が閉弁される。
えられ、吸気カット弁5の閉弁よりも遅れて排気カット
弁12が閉弁される。すなわち、エンジンEの運転状態
が第6図のQ3−R3ラインの右側の領域から左側の領
域に移行する時に排気カット弁12が閉弁される。
又、吸気リリーフ弁6の開閉にもヒステリシスが与えら
れ、排気カット弁12が閉弁された後、運転状態が、更
に、第6図のQl−R1ラインの右側の領域から左側の
領域に移行すると、吸気リリーフ弁6が開弁されるよう
になっている。
れ、排気カット弁12が閉弁された後、運転状態が、更
に、第6図のQl−R1ラインの右側の領域から左側の
領域に移行すると、吸気リリーフ弁6が開弁されるよう
になっている。
加速モードの途中で減速モードに切り換えられた場合の
排気カット弁12の閉弁及び吸気リリーフ弁6の開弁、
減速モードの途中で加速モードに切り換えられた場合の
排気カット弁12の開弁及び吸気カット弁5の開弁につ
いても、同様に前記制御マツプを基準として吸気IQ又
はエンジン回転数に基づき実行される。
排気カット弁12の閉弁及び吸気リリーフ弁6の開弁、
減速モードの途中で加速モードに切り換えられた場合の
排気カット弁12の開弁及び吸気カット弁5の開弁につ
いても、同様に前記制御マツプを基準として吸気IQ又
はエンジン回転数に基づき実行される。
なお、ウェストゲート弁14は低吸気量領域において、
セカンダリ過給機4のタービンの予回転のために吸気洩
らし弁13を開いた際に排気がセカンダリ過給機4側に
流れるようにするために、低吸気量領域では閉じられる
が、ここでは、ウェストゲート弁14は排気カット弁1
2の開閉と同時に開閉するように構成されている。
セカンダリ過給機4のタービンの予回転のために吸気洩
らし弁13を開いた際に排気がセカンダリ過給機4側に
流れるようにするために、低吸気量領域では閉じられる
が、ここでは、ウェストゲート弁14は排気カット弁1
2の開閉と同時に開閉するように構成されている。
以下、第4図及び第5図のフローチャートを参照しなが
ら、エンジン回転数及びエンジン負荷の変動に伴う吸気
カット弁5等の答弁の開閉制御につき、より詳細に説明
する。
ら、エンジン回転数及びエンジン負荷の変動に伴う吸気
カット弁5等の答弁の開閉制御につき、より詳細に説明
する。
なお、この制御で使用されるフラグFは、前回行われた
ライン越の運転状態の移行が、第6図のいずれのライン
をいずれの方向に横切るものであったかを示すものであ
る。第6図にも示すように、具体的には、フラグF=“
1”は、前回の移行がQl−R1ラインを右側、つまり
、高吸気量側から左側、つまり、低吸気量側へ横切るも
のであったことを示す、又、フラグF=’“2″は、前
回の移行がQ2−R2ラインを左側から右側に横切るも
のであったことを示す、フラグF=“3”は、前回の移
行がQ3−R3ラインを右側がら左側へ横切るものであ
ったことを示す、フラグF−4“は、前回の移行がQ4
−R4ラインを左側から右側へ横切るものであったこと
を示す。フラグF=“5パは、前回の移行がQ5−R5
ラインを右側から左側へ横切るものであったことを示す
。
ライン越の運転状態の移行が、第6図のいずれのライン
をいずれの方向に横切るものであったかを示すものであ
る。第6図にも示すように、具体的には、フラグF=“
1”は、前回の移行がQl−R1ラインを右側、つまり
、高吸気量側から左側、つまり、低吸気量側へ横切るも
のであったことを示す、又、フラグF=’“2″は、前
回の移行がQ2−R2ラインを左側から右側に横切るも
のであったことを示す、フラグF=“3”は、前回の移
行がQ3−R3ラインを右側がら左側へ横切るものであ
ったことを示す、フラグF−4“は、前回の移行がQ4
−R4ラインを左側から右側へ横切るものであったこと
を示す。フラグF=“5パは、前回の移行がQ5−R5
ラインを右側から左側へ横切るものであったことを示す
。
又、フラグF=“6”は、前回の移行がQ6−R6ライ
ンを左側から右側へ横切るものであったことを示す。
ンを左側から右側へ横切るものであったことを示す。
又、フラグFSは吸気カット弁5の開弁時に“1”と置
かれ、吸気カット弁5の閉弁時に“O11と置かれる。
かれ、吸気カット弁5の閉弁時に“O11と置かれる。
以下、第4図及び第5図のフローチャートをステップ毎
に説明すると、まず、イニシャライズが行われる(31
)。この時、フラグFは“1”と置かれる。
に説明すると、まず、イニシャライズが行われる(31
)。この時、フラグFは“1”と置かれる。
次に、吸気量(吸入空気量)Qとエンジン回転数Rが読
み込まれ(S2)、更に、予め設定されているQ1〜Q
6及びR1−R6のマツプ値が読み込まれる(33)。
み込まれ(S2)、更に、予め設定されているQ1〜Q
6及びR1−R6のマツプ値が読み込まれる(33)。
続いて、フラグF=“1”であるか否か、つまり、前回
のライン越の運転状態の移行が、Ql−R1ラインを高
吸気量側から低吸気量側へ横切る移行であったか否かが
判定される(S4)。なお、当初はフラグF=″1″と
置かれているから、ここでは肯定回答が得られる。
のライン越の運転状態の移行が、Ql−R1ラインを高
吸気量側から低吸気量側へ横切る移行であったか否かが
判定される(S4)。なお、当初はフラグF=″1″と
置かれているから、ここでは肯定回答が得られる。
フラグF=“1”であれば、次に、吸気量QがQ2より
大きいか否かが判定され(S5)、否定回答が得られた
場合は、続いて、エンジン回転数RがR2より大きいか
否かが判定される(S6)。そして、S5・S6のいず
れかで肯定回答が得られれば、現在の運転状態はQ2−
R2ラインを低吸気量側から高吸気量側に横切った状態
に移行しているので、フラグFに“2”をセットする(
S7)。引続き、ソレノイド三方弁213を大気側に切
り換え、導圧路239を介してアクチュエータ222に
大気を導入することにより、吸気リリーフ弁6を閉じる
制御(S8)を行った後、リターンする。なお、S5・
S6でいずれも否定回答が得られた場合は、そのままリ
ターンする。
大きいか否かが判定され(S5)、否定回答が得られた
場合は、続いて、エンジン回転数RがR2より大きいか
否かが判定される(S6)。そして、S5・S6のいず
れかで肯定回答が得られれば、現在の運転状態はQ2−
R2ラインを低吸気量側から高吸気量側に横切った状態
に移行しているので、フラグFに“2”をセットする(
S7)。引続き、ソレノイド三方弁213を大気側に切
り換え、導圧路239を介してアクチュエータ222に
大気を導入することにより、吸気リリーフ弁6を閉じる
制御(S8)を行った後、リターンする。なお、S5・
S6でいずれも否定回答が得られた場合は、そのままリ
ターンする。
S4で否定回答が得られた場合は、次に、フラグFが偶
数(2m)であるか否か、換言すれば、前回のライン越
の運転状態の移行が低吸気量側から高吸気量側への移行
であったか否かが判定される(S9)。ここで、肯定回
答が得られた場合は、続いて、フラグF=“2”、つま
り、前回のライン越の移行がQ2−R2ラインを低吸気
量側から高吸気量側へ横切る移行であったか否かが判定
される(310)。
数(2m)であるか否か、換言すれば、前回のライン越
の運転状態の移行が低吸気量側から高吸気量側への移行
であったか否かが判定される(S9)。ここで、肯定回
答が得られた場合は、続いて、フラグF=“2”、つま
り、前回のライン越の移行がQ2−R2ラインを低吸気
量側から高吸気量側へ横切る移行であったか否かが判定
される(310)。
フラグF=“2”であれば、続いて、現在の吸気IQが
Q4より大きいか否かが判定され(311)、否定回答
が得られた場合は、次に、現在のエンジン回転数RがR
4より大きいか否かが判定される(312)。そして、
311−312のいずれかで肯定回答が得られた場合は
、現在の運転状態はQ4−R4ラインを低吸気量側から
高吸気量側に横切った状態に移行しているので、フラグ
Fに“4′°をセットしく313)、続いて、ソレノイ
ド三方弁214を負圧タンク234側に切り換えて導圧
路241・240を介してアクチュエータ223に負圧
を導入することにより、排気カット弁12を開弁(S1
4)するとともに、ソレノイド三方弁216を導圧路2
44を介して導圧路242に連通する側に切り換えて、
必要に応じてアクチュエータ126によりウェストゲー
ト弁14を開く制御を開始(S15)した後、リターン
する。
Q4より大きいか否かが判定され(311)、否定回答
が得られた場合は、次に、現在のエンジン回転数RがR
4より大きいか否かが判定される(312)。そして、
311−312のいずれかで肯定回答が得られた場合は
、現在の運転状態はQ4−R4ラインを低吸気量側から
高吸気量側に横切った状態に移行しているので、フラグ
Fに“4′°をセットしく313)、続いて、ソレノイ
ド三方弁214を負圧タンク234側に切り換えて導圧
路241・240を介してアクチュエータ223に負圧
を導入することにより、排気カット弁12を開弁(S1
4)するとともに、ソレノイド三方弁216を導圧路2
44を介して導圧路242に連通する側に切り換えて、
必要に応じてアクチュエータ126によりウェストゲー
ト弁14を開く制御を開始(S15)した後、リターン
する。
一方、Sll・512でいずれも否定回答が得られた場
合は、吸気量QがQlより小さいか否かが判定され(3
16)、肯定回答が得られた場合は、続いて、エンジン
回転数RがR1より小さいか否かが判定される(517
)。ここで肯定回答が得られた場合は、現在の運転状態
はQl−R1ラインを高吸気量側から低吸気量側に横切
った状態に移行しているので、フラグFに“1″をセッ
トしく31B)、続いて、ソレノイド三方弁213を負
圧タンク234側に切り換えて、導圧路239を介して
アクチュエータ222に負圧を導入することにより吸気
リリーフ弁6を開弁(S19)した後、リターンする。
合は、吸気量QがQlより小さいか否かが判定され(3
16)、肯定回答が得られた場合は、続いて、エンジン
回転数RがR1より小さいか否かが判定される(517
)。ここで肯定回答が得られた場合は、現在の運転状態
はQl−R1ラインを高吸気量側から低吸気量側に横切
った状態に移行しているので、フラグFに“1″をセッ
トしく31B)、続いて、ソレノイド三方弁213を負
圧タンク234側に切り換えて、導圧路239を介して
アクチュエータ222に負圧を導入することにより吸気
リリーフ弁6を開弁(S19)した後、リターンする。
一方、316・S17のいずれかで否定回答が得られた
場合は、そのままリターンする。
場合は、そのままリターンする。
SIOで否定回答が得られた場合は、次に、フラグF=
“4゛であるか否か、つまり、前回のライン越の移行が
Q4−R4ラインを低吸気量側から高吸気量側へ横切る
移行であったか否かが判定され(S20)、肯定回答が
得られた場合は、続いて、現在の吸気量QがQ6より大
きいか否かが判定される(S21)。否定回答が得られ
た場合は、続いて、現在のエンジン回転数RがR6より
大きいか否かが判定される(S22)。
“4゛であるか否か、つまり、前回のライン越の移行が
Q4−R4ラインを低吸気量側から高吸気量側へ横切る
移行であったか否かが判定され(S20)、肯定回答が
得られた場合は、続いて、現在の吸気量QがQ6より大
きいか否かが判定される(S21)。否定回答が得られ
た場合は、続いて、現在のエンジン回転数RがR6より
大きいか否かが判定される(S22)。
321・322のいずれかで肯定回答が得られれば、現
在の運転状態はQ6−R6ラインを低吸気量側から高吸
気量側に横切った状態に移行しているので、フラグFに
“6”をセットしく523)、続いて、ソレノイド三方
弁212を差圧検出弁16側に切り換えることにより、
ソレノイド三方弁212、導圧路232及び導圧路23
1を介してアクチュエータ221に大気を導入し、吸気
カット弁5を開弁するとともに、フラグFSに“1″′
をセットする(S 24 )。なお、前述の如く、ソレ
ノイド三方弁212が切り換えられてから、実際に吸気
カット弁5が開弁するまでに、若干の時間遅れが生じる
。
在の運転状態はQ6−R6ラインを低吸気量側から高吸
気量側に横切った状態に移行しているので、フラグFに
“6”をセットしく523)、続いて、ソレノイド三方
弁212を差圧検出弁16側に切り換えることにより、
ソレノイド三方弁212、導圧路232及び導圧路23
1を介してアクチュエータ221に大気を導入し、吸気
カット弁5を開弁するとともに、フラグFSに“1″′
をセットする(S 24 )。なお、前述の如く、ソレ
ノイド三方弁212が切り換えられてから、実際に吸気
カット弁5が開弁するまでに、若干の時間遅れが生じる
。
一方、S21・S22でともに否定回答が得られた場合
は、次に、現在の吸気itQがQ3より小さいか否かが
判定され(S25)、肯定回答が得られれば、続いて、
現在のエンジン回転数RがR3より小さいか否かが判定
される(S26)。ここで、肯定回答が得られれば、現
在の運転状態はQ3−R3ラインを高吸気量側から低吸
気量側に横切った状態に移行しているので、フラグFに
°“3″をセット(S27)した後、ソレノイド三方弁
214を大気側に切り換えて、導圧路241を介してア
クチュエータ223に大気を導入することにより、排気
カット弁1゛2を閉弁する(S28)、更に、ソレノイ
ド三方弁216を切り換えてアクチュエータ126に大
気を導入することにより、ウェストゲート弁14を閉弁
(S29)した後、リターンする。一方、S25・S2
6でともに否定回答が得られた場合は、そのままリター
ンする。
は、次に、現在の吸気itQがQ3より小さいか否かが
判定され(S25)、肯定回答が得られれば、続いて、
現在のエンジン回転数RがR3より小さいか否かが判定
される(S26)。ここで、肯定回答が得られれば、現
在の運転状態はQ3−R3ラインを高吸気量側から低吸
気量側に横切った状態に移行しているので、フラグFに
°“3″をセット(S27)した後、ソレノイド三方弁
214を大気側に切り換えて、導圧路241を介してア
クチュエータ223に大気を導入することにより、排気
カット弁1゛2を閉弁する(S28)、更に、ソレノイ
ド三方弁216を切り換えてアクチュエータ126に大
気を導入することにより、ウェストゲート弁14を閉弁
(S29)した後、リターンする。一方、S25・S2
6でともに否定回答が得られた場合は、そのままリター
ンする。
520で否定回答が得られれば、前回のライン越の移行
は、Q6−R6ラインを低吸気量側から高吸気量側に横
切る移行であったものとみなされる。その場合は、次に
、現在の吸気量QがQ5より小さいか否かが判定され(
S30)、肯定回答が得られれば、続いて、現在のエン
ジン回転数RがR5より小さいか否かが判定される(S
31)。ここで、肯定回答が得られれば、現在の運転状
態は、Q5−R5ラインを高吸気量側から低吸気量側に
横切った状態に移行しているので、フラグFに5”がセ
ットされ(S32)、続いて、ソレノイド三方弁212
を負圧タンク234に切り換えてアクチュエータ221
に負圧を導入することにより、吸気カット弁5を閉弁す
るとともに、フラグFSに°“0”をセットする(33
3)。
は、Q6−R6ラインを低吸気量側から高吸気量側に横
切る移行であったものとみなされる。その場合は、次に
、現在の吸気量QがQ5より小さいか否かが判定され(
S30)、肯定回答が得られれば、続いて、現在のエン
ジン回転数RがR5より小さいか否かが判定される(S
31)。ここで、肯定回答が得られれば、現在の運転状
態は、Q5−R5ラインを高吸気量側から低吸気量側に
横切った状態に移行しているので、フラグFに5”がセ
ットされ(S32)、続いて、ソレノイド三方弁212
を負圧タンク234に切り換えてアクチュエータ221
に負圧を導入することにより、吸気カット弁5を閉弁す
るとともに、フラグFSに°“0”をセットする(33
3)。
S9にて否定回答が得られた場合は、前回のライン越の
移行が高吸気量側から低吸気量側へのものであったこと
になる。この場合は、第5図中の341に移り、フラグ
F=’“3”であるか否か、つまり、前回の移行がQ3
−R3ラインを高吸気量側から低吸気量側に横切る移行
であったか否かが判定される(341)。肯定回答が得
られれば、続いて、現在の吸気量QがQlより小さいか
否かが判定され(342)、QがQlより小さければ、
更に、現在のエンジン回転数RがR1より小さいか否か
が判定される(S43)。ここで、肯定回答が得られれ
ば、現在の運転状態は、Ql−R1ラインを高吸気量側
から低吸気量側に移行しているので、フラグFに“1”
をセットしく544)、続いて、前述と同様にして吸気
リリーフ弁6を開弁(S45)した後、リターンする。
移行が高吸気量側から低吸気量側へのものであったこと
になる。この場合は、第5図中の341に移り、フラグ
F=’“3”であるか否か、つまり、前回の移行がQ3
−R3ラインを高吸気量側から低吸気量側に横切る移行
であったか否かが判定される(341)。肯定回答が得
られれば、続いて、現在の吸気量QがQlより小さいか
否かが判定され(342)、QがQlより小さければ、
更に、現在のエンジン回転数RがR1より小さいか否か
が判定される(S43)。ここで、肯定回答が得られれ
ば、現在の運転状態は、Ql−R1ラインを高吸気量側
から低吸気量側に移行しているので、フラグFに“1”
をセットしく544)、続いて、前述と同様にして吸気
リリーフ弁6を開弁(S45)した後、リターンする。
S42・S43のいずれかで否定回答が得られた場合は
、次に、現在の吸気量QがQ4より大きいか否かが判定
され(346)、否定回答が得られれば、続いて、現在
のエンジン回転数RがR4より大きいか否かが判定され
る(S47)。そして、S46・S47のいずれかで肯
定回答が得られれば、現在の運転状態はQ4−R4ライ
ンを低吸気量側から高吸気量側へ横切った状態に移行し
ているので、フラグFに“′4”をセットしく348)
1、続いて、前述と同様にして排気カット弁12を開弁
(S49)するとともに、ウェストゲート弁14を必要
に応じて開弁できるように(S50)した後、リターン
する。一方、346・347でともに否定回答が得られ
た場合は、そのままリターンする。
、次に、現在の吸気量QがQ4より大きいか否かが判定
され(346)、否定回答が得られれば、続いて、現在
のエンジン回転数RがR4より大きいか否かが判定され
る(S47)。そして、S46・S47のいずれかで肯
定回答が得られれば、現在の運転状態はQ4−R4ライ
ンを低吸気量側から高吸気量側へ横切った状態に移行し
ているので、フラグFに“′4”をセットしく348)
1、続いて、前述と同様にして排気カット弁12を開弁
(S49)するとともに、ウェストゲート弁14を必要
に応じて開弁できるように(S50)した後、リターン
する。一方、346・347でともに否定回答が得られ
た場合は、そのままリターンする。
341で否定回答が得られた場合は、次に、現在の吸気
量QがQ3より小さいか否かが判定され(S51)、Q
がQ3より小さければ、続いて、現在のエンジン回転数
RがR3より小さいか否かが判定される(352)。こ
こで肯定回答が得られれば、現在の運転状態はQ3−R
3ラインを高吸気量側から低吸気量側に横切った状態に
移行しているので、フラグFに“3”をセット(S53
)した後、前述と同様にして排気カット弁12及びウェ
ストゲート弁14を閉弁(S54・355)し、リター
ンする。
量QがQ3より小さいか否かが判定され(S51)、Q
がQ3より小さければ、続いて、現在のエンジン回転数
RがR3より小さいか否かが判定される(352)。こ
こで肯定回答が得られれば、現在の運転状態はQ3−R
3ラインを高吸気量側から低吸気量側に横切った状態に
移行しているので、フラグFに“3”をセット(S53
)した後、前述と同様にして排気カット弁12及びウェ
ストゲート弁14を閉弁(S54・355)し、リター
ンする。
S51・S52のいずれかで否定回答が得られた場合は
、続いて、現在の吸気量QがQ6より大きいか否かが判
定され(356)、ここで、否定回答が得られた場合は
、続いて、現在のエンジン回転数RがR6より大きいか
否かが判定される(S57)。そして、356・S57
のいずれかで肯定回答が得られた場合は、現在の運転状
態はQ6−R6ラインを低吸気量側から高吸気量側に横
切った状態に移行しているので、フラグFに“6”′を
セットしく358)、前述と同様にして吸気カット弁5
を開弁するとともに、フラグFSに“°l゛をセット(
359)してリターンする。一方、S56・S57でと
もに否定回答が得られれば、そのままリターンする。
、続いて、現在の吸気量QがQ6より大きいか否かが判
定され(356)、ここで、否定回答が得られた場合は
、続いて、現在のエンジン回転数RがR6より大きいか
否かが判定される(S57)。そして、356・S57
のいずれかで肯定回答が得られた場合は、現在の運転状
態はQ6−R6ラインを低吸気量側から高吸気量側に横
切った状態に移行しているので、フラグFに“6”′を
セットしく358)、前述と同様にして吸気カット弁5
を開弁するとともに、フラグFSに“°l゛をセット(
359)してリターンする。一方、S56・S57でと
もに否定回答が得られれば、そのままリターンする。
次に、制御回路211による過給圧の減衰制御につき説
明する。本実施例では、累積走行距離し、冷却水温度T
及び所定時間内でのノッキング回数KNに基づいて、過
給圧の減衰制御を行うようになっている。
明する。本実施例では、累積走行距離し、冷却水温度T
及び所定時間内でのノッキング回数KNに基づいて、過
給圧の減衰制御を行うようになっている。
又、制御回路211は、過給圧の減衰制御を行う際に、
算出された過給圧の減衰率に応じて吸気カット弁5の開
閉位置、つまり、プライマリ過給機3のみによる低吸気
Wk ml域での過給と、プライマリ及びセカンダリ過
給機3・4による高吸気量領域での過給との切換え位置
を低速側にずらす制御を行うようになっている。すなわ
ち、第1図中(a)に示すように、低吸気量領域におけ
る過給圧の減衰率ΔP、は高吸気量領域における過給圧
の減衰率ΔP2より大きく設定されるので、同図(C)
に示すように、低吸気量領域におけるトルク(曲線■参
照)は高吸気量領域におけるトルク(曲線■参照)より
大きく減衰する。その結果、曲線■と曲線■とが交差す
るエンジン回転数Rの値No’は低速側にずれることに
なる。
算出された過給圧の減衰率に応じて吸気カット弁5の開
閉位置、つまり、プライマリ過給機3のみによる低吸気
Wk ml域での過給と、プライマリ及びセカンダリ過
給機3・4による高吸気量領域での過給との切換え位置
を低速側にずらす制御を行うようになっている。すなわ
ち、第1図中(a)に示すように、低吸気量領域におけ
る過給圧の減衰率ΔP、は高吸気量領域における過給圧
の減衰率ΔP2より大きく設定されるので、同図(C)
に示すように、低吸気量領域におけるトルク(曲線■参
照)は高吸気量領域におけるトルク(曲線■参照)より
大きく減衰する。その結果、曲線■と曲線■とが交差す
るエンジン回転数Rの値No’は低速側にずれることに
なる。
従って、制御回路211は、過給圧を減衰させる際に、
低吸気量領域での過給と高吸気量領域での過給との切換
えをトルクショックを発生させることなく円滑に行うた
めに、切換えを行うエンジン回転数Rを曲線■と■の交
差する値NO’にずらすようにする。その結果、過給圧
を減衰させた際には、過給圧はエンジン回転数Rの変動
に伴って、はぼ同図(a)の折線Iに沿って推移し、そ
の際、プライマリ過給機3及び/又はセヵンダリ過給機
4のタービン前の排気圧は、はぼ同図(b)の折線■に
沿って推移することになる。このように、低吸気量領域
での過給圧を高吸気m領域より大幅に減衰させることに
より、プライマリ過給機3のみの過給からプライマリ及
びセカンダリ過給機3・4での過給への切換えが行われ
るエンジン回転数NO’のやや手前側の運転領域でのタ
ービン前の排気圧がかなり低減するので、この運転領域
においてもノッキング等を充分に抑制することができる
ようになる。
低吸気量領域での過給と高吸気量領域での過給との切換
えをトルクショックを発生させることなく円滑に行うた
めに、切換えを行うエンジン回転数Rを曲線■と■の交
差する値NO’にずらすようにする。その結果、過給圧
を減衰させた際には、過給圧はエンジン回転数Rの変動
に伴って、はぼ同図(a)の折線Iに沿って推移し、そ
の際、プライマリ過給機3及び/又はセヵンダリ過給機
4のタービン前の排気圧は、はぼ同図(b)の折線■に
沿って推移することになる。このように、低吸気量領域
での過給圧を高吸気m領域より大幅に減衰させることに
より、プライマリ過給機3のみの過給からプライマリ及
びセカンダリ過給機3・4での過給への切換えが行われ
るエンジン回転数NO’のやや手前側の運転領域でのタ
ービン前の排気圧がかなり低減するので、この運転領域
においてもノッキング等を充分に抑制することができる
ようになる。
なお、プライマリ過給機3のみによる過給と、プライマ
リ及びセカンダリ過給機3・4による過給との切換えを
行うエンジン回転数Rの値NO’は、エンジン負荷の値
に応じて変化するので、過給の切換えを行う境界のエン
ジン回転数Rを低速側にずらすことは、実際には、過給
の切換えを行う境界の吸気量を減衰させること、換言す
れば、第6図のQ5−R5ライン及びQ6−R6ライン
を左側にずらすことに相当する。なお、Q5−R5ライ
ン及びQ6−R6ラインを第6図の左側にずらす際には
、吸気リリーフ弁6及び排気カット弁12の開閉の境界
ラインであるQl−R1ライン〜Q4−R4ラインもQ
5−R5ライン及びQ6−R6ラインに対応させて左側
にずらす必要がある。
リ及びセカンダリ過給機3・4による過給との切換えを
行うエンジン回転数Rの値NO’は、エンジン負荷の値
に応じて変化するので、過給の切換えを行う境界のエン
ジン回転数Rを低速側にずらすことは、実際には、過給
の切換えを行う境界の吸気量を減衰させること、換言す
れば、第6図のQ5−R5ライン及びQ6−R6ライン
を左側にずらすことに相当する。なお、Q5−R5ライ
ン及びQ6−R6ラインを第6図の左側にずらす際には
、吸気リリーフ弁6及び排気カット弁12の開閉の境界
ラインであるQl−R1ライン〜Q4−R4ラインもQ
5−R5ライン及びQ6−R6ラインに対応させて左側
にずらす必要がある。
以下、累積走行距離り等の各要因別の過給圧の減衰制御
及び過給の切換えを行う境界の吸気量の補正制御につき
述べる。
及び過給の切換えを行う境界の吸気量の補正制御につき
述べる。
第8図(a)に示すように、累積走行距離りがL2未満
の期間は、エンジンEが新しく、ノッキングの発生等が
生じやすいので、過給圧を減衰させる。その場合、制御
回路211は走行距離カウンタ23により測定される累
積走行距離りがLl(<Lx)より短い期間では、過給
圧の減衰率を低吸気量領域及び高吸気量領域でそれぞれ
一定に維持するとともに、プライマリ過給機3のみで過
給を行う低吸気量領域での過給圧の減衰率ΔPL。
の期間は、エンジンEが新しく、ノッキングの発生等が
生じやすいので、過給圧を減衰させる。その場合、制御
回路211は走行距離カウンタ23により測定される累
積走行距離りがLl(<Lx)より短い期間では、過給
圧の減衰率を低吸気量領域及び高吸気量領域でそれぞれ
一定に維持するとともに、プライマリ過給機3のみで過
給を行う低吸気量領域での過給圧の減衰率ΔPL。
(実線I参照)をプライマリ及びセカンダリ過給機3・
4で過給を行う高吸気量領域での減衰率APL、(仮想
線■参照)より大きく設定する。そして、累積走行距離
りがり、からL2までの期間は、低吸気量領域及び高吸
気量領域での過給圧の減衰率が、ΔPLl、ΔPL、か
ら走行距離の増大に伴って一定の割合で減少するように
し、累積走行距離りがLt以上の期間では過給圧の減衰
率を“0”として、当初に設定した通常の過給圧制御を
行う。なお、制御回路211は、過給圧の減衰に伴って
、プライマリ過給機3のみの過給と、プライマリ及びセ
カンダリ過給機3・4での過給との切換えを行う境界の
吸気量も、実線■の如く、過給圧の減衰に対応して減衰
するように補正する。
4で過給を行う高吸気量領域での減衰率APL、(仮想
線■参照)より大きく設定する。そして、累積走行距離
りがり、からL2までの期間は、低吸気量領域及び高吸
気量領域での過給圧の減衰率が、ΔPLl、ΔPL、か
ら走行距離の増大に伴って一定の割合で減少するように
し、累積走行距離りがLt以上の期間では過給圧の減衰
率を“0”として、当初に設定した通常の過給圧制御を
行う。なお、制御回路211は、過給圧の減衰に伴って
、プライマリ過給機3のみの過給と、プライマリ及びセ
カンダリ過給機3・4での過給との切換えを行う境界の
吸気量も、実線■の如く、過給圧の減衰に対応して減衰
するように補正する。
又、制御回路211は、第8図(b)に示すように、水
温センサ21により検出されるエンジンEの冷却水温度
TがT!より低い場合に過給圧の減衰制御を行う、その
際、冷却水温度TがTt(〈T2)の場合は、低吸気量
領域及び高吸気量領域での過給圧の減衰率をそれぞれ一
定に維持するとともに、プライマリ過給機3のみで過給
を行う低吸気量領域での過給圧の減衰率へP、T、
(実線■参照)をプライマリ及びセカンダリ過給機3・
4で過給を行う高吸気it領領域の減衰率ΔPTz(仮
想線■参照)より大きく設定する。そして、冷却水温度
TがT1からTtまでの期間は、低吸気量領域及び高吸
気量領域での過給圧の減衰率が、ΔP T + 、ΔP
T、から冷却水温度Tの上昇に伴って一定の割合で減少
するようにし、冷却水温度Tが12以上の場合では過給
圧の減衰率を“0”として、当初に設定した通常の過給
圧制御を行う、なお、制御回路211は過給圧の減衰に
伴って、過給との切換えを行う境界の吸気量も、実線■
の如く、過給圧の減衰に対応して減衰するように補正す
る。
温センサ21により検出されるエンジンEの冷却水温度
TがT!より低い場合に過給圧の減衰制御を行う、その
際、冷却水温度TがTt(〈T2)の場合は、低吸気量
領域及び高吸気量領域での過給圧の減衰率をそれぞれ一
定に維持するとともに、プライマリ過給機3のみで過給
を行う低吸気量領域での過給圧の減衰率へP、T、
(実線■参照)をプライマリ及びセカンダリ過給機3・
4で過給を行う高吸気it領領域の減衰率ΔPTz(仮
想線■参照)より大きく設定する。そして、冷却水温度
TがT1からTtまでの期間は、低吸気量領域及び高吸
気量領域での過給圧の減衰率が、ΔP T + 、ΔP
T、から冷却水温度Tの上昇に伴って一定の割合で減少
するようにし、冷却水温度Tが12以上の場合では過給
圧の減衰率を“0”として、当初に設定した通常の過給
圧制御を行う、なお、制御回路211は過給圧の減衰に
伴って、過給との切換えを行う境界の吸気量も、実線■
の如く、過給圧の減衰に対応して減衰するように補正す
る。
更に、第8図(c)に示すように、制御回路211はノ
ッキングセンサ22により検出される所定時間当りのノ
ッキングの発生回数KNを読み込み、所定時間当りのノ
ッキング回数KNが所定値K N を以上の場合は、過
給圧の減衰を行う。その場合も、低吸気量領域での過給
圧の減衰率ΔPN。
ッキングセンサ22により検出される所定時間当りのノ
ッキングの発生回数KNを読み込み、所定時間当りのノ
ッキング回数KNが所定値K N を以上の場合は、過
給圧の減衰を行う。その場合も、低吸気量領域での過給
圧の減衰率ΔPN。
(実線■参照)を高吸気量領域での減衰率ΔP N z
(仮想線■参照)より大きく設定する。又、制御回路2
11は、過給の切換えを行う境界の吸気量を実線■の如
く、過給圧の減衰に対応して減衰するように補正する。
(仮想線■参照)より大きく設定する。又、制御回路2
11は、過給の切換えを行う境界の吸気量を実線■の如
く、過給圧の減衰に対応して減衰するように補正する。
なお、実際の過給圧の減衰制御は、上記した累積走行距
離L1冷却水温度T及びノッキング回数KNによる各減
衰値を加算した値により行われ、かつ、プライマリ過給
機3の・みの過給と、プライマリ及びセカンダリ過給機
3・4による過給の切換えを行う吸気量の補正も、累積
走行路j%llL、冷却水温度T及びノッキング回数K
Nによる各補正値を加算した値により行われる。又、上
記した過給圧の減衰は、例えば、第2図のデエーティ弁
215を通常より閉じ気味に制御して、低吸気量領域で
は主として排気洩らし弁13を、一方、高吸気量領域で
はウェストゲート弁14をそれぞれ通常より開き気味に
制御することにより行う。
離L1冷却水温度T及びノッキング回数KNによる各減
衰値を加算した値により行われ、かつ、プライマリ過給
機3の・みの過給と、プライマリ及びセカンダリ過給機
3・4による過給の切換えを行う吸気量の補正も、累積
走行路j%llL、冷却水温度T及びノッキング回数K
Nによる各補正値を加算した値により行われる。又、上
記した過給圧の減衰は、例えば、第2図のデエーティ弁
215を通常より閉じ気味に制御して、低吸気量領域で
は主として排気洩らし弁13を、一方、高吸気量領域で
はウェストゲート弁14をそれぞれ通常より開き気味に
制御することにより行う。
以下、第9図のフローチャートに基づいて、過給圧の減
衰率CPの設定及び過給の切換えを行う境界の吸気量の
補正割合CQの設定手順につき、より具体的に説明する
。
衰率CPの設定及び過給の切換えを行う境界の吸気量の
補正割合CQの設定手順につき、より具体的に説明する
。
まず、初期値の設定を行い(Sl)、引続き、エンジン
回転数R,スロットル開度TVO,累積走行路[L、冷
却水温度T及び所定時間内でのノッキング発生回数KN
の読取りを行う(S2)。
回転数R,スロットル開度TVO,累積走行路[L、冷
却水温度T及び所定時間内でのノッキング発生回数KN
の読取りを行う(S2)。
次に、所定時間内でのノッキング回数KNが設定値K
N rより小さいか否かを判定しくS3)、肯定回答が
得られれば、ノッキングの発生頻度は低いので、ノッキ
ング発生頻度による過給圧の減衰値CPNとして“0”
を設定するとともに、ノッキング発生頻度による過給の
切換えの境界の吸気量の補正値COWとして“0”を設
定する(S4)。
N rより小さいか否かを判定しくS3)、肯定回答が
得られれば、ノッキングの発生頻度は低いので、ノッキ
ング発生頻度による過給圧の減衰値CPNとして“0”
を設定するとともに、ノッキング発生頻度による過給の
切換えの境界の吸気量の補正値COWとして“0”を設
定する(S4)。
一方、S3で否定回答が得られれば、ノッキングの発生
頻度が高く、過給圧の減衰が必要となる。その場合、続
いて、第4・5図のフローチャートにおけるフラグFS
が0”であるか否か、つまり、吸気カット弁5が閉弁さ
れているか否がが判定される(S5)。ここで、肯定回
答が得られれば、吸気カット弁5が閉弁していて、低吸
気量領域における過給が行われているので、ノッキング
発生頻度による過給圧の減衰値CPNとして所定値CP
NIを設定するとともに、ノッキング発生頻度による過
給の切換えの吸気量の補正値CAMとして所定値C,,
、を設定する(S6)。
頻度が高く、過給圧の減衰が必要となる。その場合、続
いて、第4・5図のフローチャートにおけるフラグFS
が0”であるか否か、つまり、吸気カット弁5が閉弁さ
れているか否がが判定される(S5)。ここで、肯定回
答が得られれば、吸気カット弁5が閉弁していて、低吸
気量領域における過給が行われているので、ノッキング
発生頻度による過給圧の減衰値CPNとして所定値CP
NIを設定するとともに、ノッキング発生頻度による過
給の切換えの吸気量の補正値CAMとして所定値C,,
、を設定する(S6)。
又、S5で否定回答が得られた場合は、高吸気!61域
での過給が行われているので、ノッキング発生頻度によ
る過給圧の減衰値CPNとして所定値CrNx (<
CPNI )を設定するとともに、ノッキング発生頻度
による過給の切換えの吸気量の補正値CAMとして所定
値CQHIを設定する(S7)。
での過給が行われているので、ノッキング発生頻度によ
る過給圧の減衰値CPNとして所定値CrNx (<
CPNI )を設定するとともに、ノッキング発生頻度
による過給の切換えの吸気量の補正値CAMとして所定
値CQHIを設定する(S7)。
なお、ここでのC,□は、低吸気量領域での過給が行わ
れている場合の値と同一である。
れている場合の値と同一である。
引続き、冷却水温度Tが設定値Ttより大きいか否かが
判定され(S8)、肯定回答が得られれば、冷却水温度
Tが適正範囲にあるので、冷却水温度Tによる過給圧の
減衰値crtとして“0″を設定するとともに、冷却水
温度Tによる過給の切換えの吸気量の補正値CQ、とし
て“0″を設定する(39)。
判定され(S8)、肯定回答が得られれば、冷却水温度
Tが適正範囲にあるので、冷却水温度Tによる過給圧の
減衰値crtとして“0″を設定するとともに、冷却水
温度Tによる過給の切換えの吸気量の補正値CQ、とし
て“0″を設定する(39)。
一方、S8で否定回答が得られれば、冷却水温度Tが低
(、過給圧の減衰が必要となる。その場合は、続いて、
フラグFSが“O”であるか否か、つまり、吸気カット
弁5が閉弁されているか否かが判定される(310)。
(、過給圧の減衰が必要となる。その場合は、続いて、
フラグFSが“O”であるか否か、つまり、吸気カット
弁5が閉弁されているか否かが判定される(310)。
ここで、肯定回答が得られれば、吸気カット弁5が閉弁
していて、低吸気量領域における過給が行われているの
で、冷却水温度Tによる過給圧の減衰値crtとして所
定値CPIを設定するとともに、冷却水温度Tによる過
給の切換えの吸気量の補正値COtとして所定値C,?
1を設定する(Sll)。
していて、低吸気量領域における過給が行われているの
で、冷却水温度Tによる過給圧の減衰値crtとして所
定値CPIを設定するとともに、冷却水温度Tによる過
給の切換えの吸気量の補正値COtとして所定値C,?
1を設定する(Sll)。
又、310で否定回答が得られた場合は、高吸気ii領
領域の過給が行われているので、冷却水温度Tによる過
給圧の減衰値C□として所定値crt□(< Crt+
)を設定するとともに、冷却水温度Tによる過給の切
換えの吸気量の補正値C1I?として所定値C@Tlを
設定する(512)。なお、ここでの0.71は、低吸
気量領域での過給が行われている場合の値と同一である
。
領域の過給が行われているので、冷却水温度Tによる過
給圧の減衰値C□として所定値crt□(< Crt+
)を設定するとともに、冷却水温度Tによる過給の切
換えの吸気量の補正値C1I?として所定値C@Tlを
設定する(512)。なお、ここでの0.71は、低吸
気量領域での過給が行われている場合の値と同一である
。
次に、累積走行距離りが所定値し!より大きいか否かが
判定され(313)、肯定回答が得られれば、累積走行
距離りが充分に長いので、累積走行距離りによる過給圧
の減衰値CFLとして“O”を設定するとともに、累積
走行距離りによる過給の切換えの吸気量の補正値C,L
として“0”を設定する(S14)。
判定され(313)、肯定回答が得られれば、累積走行
距離りが充分に長いので、累積走行距離りによる過給圧
の減衰値CFLとして“O”を設定するとともに、累積
走行距離りによる過給の切換えの吸気量の補正値C,L
として“0”を設定する(S14)。
一方、S13で否定回答が得られれば、累積走行距離り
が比較的短く、過給圧の減衰が必要となる。その場合、
続いて、フラグFSが“°0°゛であるか否か、つまり
、吸気カット弁5が閉弁されているか否かが判定される
(S15)。ここで、肯定回答が得られれば、吸気カッ
ト弁5が閉弁していて、低吸気量領域における過給が行
われているので、累積走行距離りによる過給圧の減衰値
CPLとして所定値C□1を設定するとともに、累積走
行距離りによる過給の切換えの吸気量の補正値COLと
して所定値C,LIを設定する(Sll)。
が比較的短く、過給圧の減衰が必要となる。その場合、
続いて、フラグFSが“°0°゛であるか否か、つまり
、吸気カット弁5が閉弁されているか否かが判定される
(S15)。ここで、肯定回答が得られれば、吸気カッ
ト弁5が閉弁していて、低吸気量領域における過給が行
われているので、累積走行距離りによる過給圧の減衰値
CPLとして所定値C□1を設定するとともに、累積走
行距離りによる過給の切換えの吸気量の補正値COLと
して所定値C,LIを設定する(Sll)。
又、315で否定回答が得られた場合は、高吸気量領域
での過給が行われているので、累積走行距離りによる過
給圧の減衰値CPLとして所定値CrLz (<CP
LI )が設定されるとともに、累積走行距離りによる
過給の切換えの吸気量の補正値C,Lとして所定値CQ
LIを設定する(312)。なお、ここでのC(ILI
は、低吸気量領域での過給が行われている場合の値と同
一である。
での過給が行われているので、累積走行距離りによる過
給圧の減衰値CPLとして所定値CrLz (<CP
LI )が設定されるとともに、累積走行距離りによる
過給の切換えの吸気量の補正値C,Lとして所定値CQ
LIを設定する(312)。なお、ここでのC(ILI
は、低吸気量領域での過給が行われている場合の値と同
一である。
続いて、ノッキング発生頻度、冷却水温度T及び累積走
行距離りによる過給圧の減衰値CP N s Cp T
及びCPLを加算して、過給圧の減衰値Crを求めると
ともに(S18)、ノッキング発生頻度、冷却水温度T
及び累積走行距離りによる過給の切換えの吸気量の補正
値CON、COt及びC,Lを加算して、過給の切換え
の吸気量の補正値C0を求めた(S19)後、S2に戻
って、上述のステップを繰り返す。なお、第4・5図の
弁制御プログラムの実行に際しては、必要に応じて上記
の補正値C0により補正された過給切換えの吸気量に対
応したQl−R1ライン〜Q6−R6ラインに基づいて
、運転状態の判定が行われる。
行距離りによる過給圧の減衰値CP N s Cp T
及びCPLを加算して、過給圧の減衰値Crを求めると
ともに(S18)、ノッキング発生頻度、冷却水温度T
及び累積走行距離りによる過給の切換えの吸気量の補正
値CON、COt及びC,Lを加算して、過給の切換え
の吸気量の補正値C0を求めた(S19)後、S2に戻
って、上述のステップを繰り返す。なお、第4・5図の
弁制御プログラムの実行に際しては、必要に応じて上記
の補正値C0により補正された過給切換えの吸気量に対
応したQl−R1ライン〜Q6−R6ラインに基づいて
、運転状態の判定が行われる。
次に、第10図のフローチャートに基づいて、過給圧の
制御手順につき説明する。
制御手順につき説明する。
まず、初期値の設定を行い(SL)、続いて、エンジン
回転数R及びスロットル開度TVOを読み込む(S2)
。
回転数R及びスロットル開度TVOを読み込む(S2)
。
次に、上述のフラグFSが“0”か否かが判定される(
S3)。ここで、肯定回答が得られれば、低吸気it
fil域での過給が行われているので、過給圧のベース
値P、として、低吸気量領域用の値であるP□を設定し
くS4)、一方、否定回答が得られれば、高吸気量領域
での過給が行われているので、過給圧のベース値P、と
して、高吸気量領域用の値であるPoを設定する(S5
)。
S3)。ここで、肯定回答が得られれば、低吸気it
fil域での過給が行われているので、過給圧のベース
値P、として、低吸気量領域用の値であるP□を設定し
くS4)、一方、否定回答が得られれば、高吸気量領域
での過給が行われているので、過給圧のベース値P、と
して、高吸気量領域用の値であるPoを設定する(S5
)。
続いて、上記のベース値Pmを第9図のフローチャート
で求めた減衰値CPで補正した値を実際の過給圧P7と
して設定しくS6)、この値Pyにより過給圧の制御(
S7)を行った後、S2に戻り、上述のステップを繰り
返す。なお、過給圧の制御は、第2図のデユーティ弁2
15に、設定した過給圧P7に対応するデユーティ信号
を出力し、ウェストゲート弁14の開閉時期を調整する
ことにより行う。
で求めた減衰値CPで補正した値を実際の過給圧P7と
して設定しくS6)、この値Pyにより過給圧の制御(
S7)を行った後、S2に戻り、上述のステップを繰り
返す。なお、過給圧の制御は、第2図のデユーティ弁2
15に、設定した過給圧P7に対応するデユーティ信号
を出力し、ウェストゲート弁14の開閉時期を調整する
ことにより行う。
上記の実施例では、プライマリ過給機3を常時稼働させ
るとともに、セカンダリ過給機4を高吸気量領域のみで
稼働させるようにしたが、プライマリ過給機3は低吸気
量領域のみで稼働し、セカンダリ過給機4は高吸気量領
域のみで稼働するようにして、プライマリ過給機3とセ
カンダリ過給機4のいずれかを選択的に使用するように
構成した過給機付エンジンにも本発明を適用することが
可能である。
るとともに、セカンダリ過給機4を高吸気量領域のみで
稼働させるようにしたが、プライマリ過給機3は低吸気
量領域のみで稼働し、セカンダリ過給機4は高吸気量領
域のみで稼働するようにして、プライマリ過給機3とセ
カンダリ過給機4のいずれかを選択的に使用するように
構成した過給機付エンジンにも本発明を適用することが
可能である。
以上のように、本発明の過給機付エンジンの制御装置は
、それぞれ排気圧により駆動され、少なくとも低吸気量
領域で過給するプライマリ過給機と、高吸気NTi1域
で過給するセカンダリ過給機とを併設し、低吸気量領域
でセカンダリ過給機からの吸気を停止させる吸気カット
弁と、低吸気量領域でセカンダリ過給機への排気の供給
を停止させる排気カット弁とを備えた過給機付エンジン
の制御装置であって、エンジン保護の必要な条件を検出
する検出手段と、低吸気N fil域と高吸気量領域と
でそれぞれ過給圧を制御する過給圧制御手段と、上記検
出手段によりエンジン保護の必要な条件が検出された時
に、過給圧制御手段により制御される過給圧を、低吸気
量領域における過給圧の減衰率が高吸気量領域における
過給圧の減衰率より大きくなるように減衰させる過給圧
減衰手段とを備えていることを基本的な特徴としている
。
、それぞれ排気圧により駆動され、少なくとも低吸気量
領域で過給するプライマリ過給機と、高吸気NTi1域
で過給するセカンダリ過給機とを併設し、低吸気量領域
でセカンダリ過給機からの吸気を停止させる吸気カット
弁と、低吸気量領域でセカンダリ過給機への排気の供給
を停止させる排気カット弁とを備えた過給機付エンジン
の制御装置であって、エンジン保護の必要な条件を検出
する検出手段と、低吸気N fil域と高吸気量領域と
でそれぞれ過給圧を制御する過給圧制御手段と、上記検
出手段によりエンジン保護の必要な条件が検出された時
に、過給圧制御手段により制御される過給圧を、低吸気
量領域における過給圧の減衰率が高吸気量領域における
過給圧の減衰率より大きくなるように減衰させる過給圧
減衰手段とを備えていることを基本的な特徴としている
。
これにより、エンジン保護のために過給圧の上限値を減
衰させる際に、低吸気量領域における過給圧の減衰率が
高吸気!領域における過給圧の減衰率より大きくなるよ
うに過給圧減衰手段により過給圧の減衰率を調整するよ
うにしているので、セカンダリ過給機による過給が開始
されるエンジン回転数よりやや低いエンジン回転数領域
における過給圧も充分低くなる。そのため、セカンダリ
過給機による過給が開始されるエンジン回転数よりやや
低いエンジン回転数領域でもノッキングの発生等は充分
に抑制され、エンジンの保護が確実に図られるようにな
る。
衰させる際に、低吸気量領域における過給圧の減衰率が
高吸気!領域における過給圧の減衰率より大きくなるよ
うに過給圧減衰手段により過給圧の減衰率を調整するよ
うにしているので、セカンダリ過給機による過給が開始
されるエンジン回転数よりやや低いエンジン回転数領域
における過給圧も充分低くなる。そのため、セカンダリ
過給機による過給が開始されるエンジン回転数よりやや
低いエンジン回転数領域でもノッキングの発生等は充分
に抑制され、エンジンの保護が確実に図られるようにな
る。
ところで、過給圧を減衰させると、低吸気量領域及び高
吸気量領域におけるトルクもそれぞれ減衰するが、低吸
気量領域における過給圧の減衰率が高吸気it fiI
域より大きいのでトルクの減衰率も低吸気量領域側でよ
り大きくなる。従って、低吸気ffi?il域及び高吸
気量領域でのトルク曲線同士が交差するエンジン回転数
は当初の値より低速側にずれることになるが、過給圧を
減衰させる際に、過給の切換えを行うエンジン回転数を
低速側にずらすようにすると、過給圧を減衰させた際に
も、トルクショックを生じることなく、低吸気量領域に
おける過給と高吸気量領域における過給の切換えを円滑
に行えるようになるという効果を奏する。
吸気量領域におけるトルクもそれぞれ減衰するが、低吸
気量領域における過給圧の減衰率が高吸気it fiI
域より大きいのでトルクの減衰率も低吸気量領域側でよ
り大きくなる。従って、低吸気ffi?il域及び高吸
気量領域でのトルク曲線同士が交差するエンジン回転数
は当初の値より低速側にずれることになるが、過給圧を
減衰させる際に、過給の切換えを行うエンジン回転数を
低速側にずらすようにすると、過給圧を減衰させた際に
も、トルクショックを生じることなく、低吸気量領域に
おける過給と高吸気量領域における過給の切換えを円滑
に行えるようになるという効果を奏する。
第1図乃至第10図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図は過給機付エンジンにおけるエンジン回転
数と過給圧、タービン前排気圧及びトルクとの関係を示
すグラフ、第2図は過給機付エンジンの吸排気系及び制
御装置の構成図、第3図は差圧検出弁の縦断面図、第4
図及び第5図は弁制御プログラムの流れを示すフローチ
ャート、第6図は弁制御マツプ、第7図は過給機付エン
ジンの概略構成を示す説明図、第8図(a)は累積走行
距離と過給圧及び吸気量の減衰率との関係を示すグラフ
、同図(b)は冷却水温度と過給圧I m の減衰率との関係を示すグラフ、第9図は過給圧の減衰
値及び過給状態の切換えを行う吸気量の補正値の設定手
順を示すフローチャート、第10図は過給圧の制御手順
を示すフローチャートである。 3はプライマリ過給機、4はセカンダリ過給機、5は吸
気カット弁、12は排気カット弁、21は水温センサ(
検出手段)、22はノッキングセンサ(検出手段)、2
3は走行距離カウンタ(検出手段)、211は制御回路
(過給圧減衰手段)、215はデユーティ弁(過給圧制
御手段)である。 特許出願人 マツダ 株式会社N+
No″N。 エンジン回転靭R 第 図 富9 国 墓10 国
って、第1図は過給機付エンジンにおけるエンジン回転
数と過給圧、タービン前排気圧及びトルクとの関係を示
すグラフ、第2図は過給機付エンジンの吸排気系及び制
御装置の構成図、第3図は差圧検出弁の縦断面図、第4
図及び第5図は弁制御プログラムの流れを示すフローチ
ャート、第6図は弁制御マツプ、第7図は過給機付エン
ジンの概略構成を示す説明図、第8図(a)は累積走行
距離と過給圧及び吸気量の減衰率との関係を示すグラフ
、同図(b)は冷却水温度と過給圧I m の減衰率との関係を示すグラフ、第9図は過給圧の減衰
値及び過給状態の切換えを行う吸気量の補正値の設定手
順を示すフローチャート、第10図は過給圧の制御手順
を示すフローチャートである。 3はプライマリ過給機、4はセカンダリ過給機、5は吸
気カット弁、12は排気カット弁、21は水温センサ(
検出手段)、22はノッキングセンサ(検出手段)、2
3は走行距離カウンタ(検出手段)、211は制御回路
(過給圧減衰手段)、215はデユーティ弁(過給圧制
御手段)である。 特許出願人 マツダ 株式会社N+
No″N。 エンジン回転靭R 第 図 富9 国 墓10 国
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、それぞれ排気圧により駆動され、少なくとも低吸気
量領域で過給するプライマリ過給機と、高吸気量領域で
過給するセカンダリ過給機とを併設し、低吸気量領域で
セカンダリ過給機からの吸気を停止させる吸気カット弁
と、低吸気量領域でセカンダリ過給機への排気の供給を
停止させる排気カット弁とを備えた過給機付エンジンの
制御装置であって、 エンジン保護の必要な条件を検出する検出手段と、低吸
気量領域と高吸気量領域とでそれぞれ過給圧を制御する
過給圧制御手段と、上記検出手段によりエンジン保護の
必要な条件が検出された時に、過給圧制御手段により制
御される過給圧を、低吸気量領域における過給圧の減衰
率が高吸気量領域における過給圧の減衰率より大きくな
るように減衰させる過給圧減衰手段とを備えていること
を特徴とする過給機付エンジンの制御装置。 2、上記制御手段は過給圧を減衰させる際に、セカンダ
リ過給機による過給を開始又は停止させるための吸気カ
ット弁の開閉位置を低速側にずらすようにされている請
求項第1項に記載の過給機付エンジンの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1069845A JPH02248622A (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 過給機付エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1069845A JPH02248622A (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 過給機付エンジンの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02248622A true JPH02248622A (ja) | 1990-10-04 |
Family
ID=13414550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1069845A Pending JPH02248622A (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | 過給機付エンジンの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02248622A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008048681A1 (de) * | 2008-09-24 | 2010-04-22 | Audi Ag | Brennkraftmaschine mit zwei Ladern und Verfahren zum Betreiben derselben |
-
1989
- 1989-03-20 JP JP1069845A patent/JPH02248622A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008048681A1 (de) * | 2008-09-24 | 2010-04-22 | Audi Ag | Brennkraftmaschine mit zwei Ladern und Verfahren zum Betreiben derselben |
DE102008048681B4 (de) * | 2008-09-24 | 2019-08-08 | Audi Ag | Brennkraftmaschine mit zwei Ladern und Verfahren zum Betreiben derselben |
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