JPH02248174A - 電子カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、記録媒体としてメモリカードを用いて静止画
を記録する電子カメラに関する。

（従来の技術） 近年、写真フィルムの感光を利用して静止画の撮影およ
び記録を行なう従来の（ステイル）カメラに代るものと
して、ＣＣＤ　（電荷結合素子）のような固体撮像素子
と回転磁気記録媒体とを利用して静止画の撮影および記
録を行なう電子カメラが商品化されている。しかし、こ
のタイプの電子カメラは回転磁気記録媒体を用いている
ため、該回転磁気記録媒体を記録ヘラ４パに対して相対
的に駆動するための駆動装置をカメラ内部に必要とし、
カメラの小型化にはあまり適していない。そこで、この
ような駆動装置を必要とせず小型化に有利なシステムと
して、半導体メモリを用いたメモリカードに画像信号を
記録する全固体電子カメラシステムが提案されている。

この半導体メモリを用いる電子カメラは、画像をディジ
タルで記憶するために、アナログ記録である、回転磁気
記録媒体を用いた電子カメラとは大きく異なる特徴をも
つ。

その一つが画像データの圧縮である。アナログ電子カメ
ラではＣＣＤ出力の信号処理、記＠信号変換、ディスク
への書込をリアルタイムでおこなわねばならないが、デ
ィジタル電子カメラでは、映像信号をＡＤ変換器でディ
ジタルデータに変換し、たとえば電子カメラ内に用意し
たバッファメモリに一時記憶することで、信号処理に時
間をかけたり、アナロタではなかなか難かしい大幅な遅
延が可能であったりと効率のよい圧縮が実現できる。

このデータ圧縮には、サブサンプリング、ＤＰＣＭ（Ｄ
ｉｆｆｅｒｅｎｔｉａｌ　ＰＣＭ）、ＤＣＴ　（ディス
クリートコサイン変換）、及びこの組合わせ等が考えら
れる。

アナログ電子カメラでは規格により、１枚のビデオフロ
ッピーにフィールド記録では５０枚、フレーム記録では
２５枚と決まっているが、ディジタルメモリカードにこ
のような規格はまだなく、メモリ容量が数年ごとに４倍
になる現実から考えると、アナログ電子カメラより自由
度のある規格が採用されるであろう。

ところで、アナログ電子カメラもディジタル電子カメラ
も、外見からは撮影済枚数、あるいは撮影可能枚数を知
ることはできない。アナログ電子カメラでは、ビデオフ
ロッピーをカメラに装着したときにヘッドがフロッピー
の録再範囲をトレースしてその出力アンプのエンベロー
プのレベルで記録済１〜ラツクがどれだけあるかを知る
というシステムをとったりしている。ディジタル電子カ
メラでは、メモリカード内に残量情報を記憶するシステ
ムが考えられる。ただし、同残址であったとしても、指
定するモードつまり、圧縮率によって撮影可能枚数は異
なってしまう。又、撮影１枚１枚適用的に（環境により
）モー１−を変えてしまうと、撮影可能枚数も異なって
しまう。

データ圧縮の方式は前述の例のように、実現性の高いも
のでも数種類存在し、各方式にはいくつかのバリエーシ
ョンが考えられ、これらは圧縮率の異なるものも存在す
る。さらに組合わせのことを念頭にいれると、−枚の画
像に必要なデータ量の種類は、数多く存在することにな
る。残量をｂｉｔ数で表示し、撮影者自身で指定する圧
縮方式の一画像データ量で割り、撮像可能枚数を知ると
いうシステムは、とても不便なものである。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は、上述の不便な点を解決し、撮影者が、どのデ
ータに圧縮設定状態においてもすくにメモリカードの残
り撮影可能枚数を知ることができるディジタル電子カメ
ラを提供することを目的としている。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は、圧縮方式またはその組合せを指定するモード
を設定し、設定したモードで一画像の記憶に必要なデー
タ量の情報と、メモリカード内に存在する未記憶容量、
あるいは総容量と概記憶容量の情報とにより設定モード
での撮影可能枚数を演算し、この結果を表示する電子カ
メラである。

（作　　用） モードの設定は、メモリカードへ書込むデータ形式とデ
ータ量を決定する（モード設定には、圧縮方式の設定、
圧縮方式の組合せの設定、圧縮器に対する圧縮率の設定
などが含まれる）。

電子カメラ本体は、メモリ、カード内に記憶しである様
々な情報のうちから未記憶量を示す情報を入手し、画面
分のデータ量情報と演算をおこない、現モードでの撮影
可能枚数が表示器にあられれる。

これにより、常に設定されたモードでの撮影可能枚数が
表示される為、ユーザにとって極めて操作性のよい電子
カメラを実現できる。

（実　施　例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明のディジタル電子カメラの−・実施例を
示す図である。ＣＣＤ　１から出てくる信号は、撮像信
号処理回路２て、γ補正ホワイ１−バランス等のアナロ
グ処理を受け、ＡＤ変換器３を通ってディジタル信号と
なる。その後ディジタル信号処理回路４により輝度信号
と色信号に金離され、さらにこのデータはデータ圧縮部
】００でデータの圧縮を受けたあとメモリカードインタ
ーフェース１４を介してメモリカード１５に記憶される
。

この第１図ではデータ圧縮の例として、輝度信号・色信
号別々にフィルタ１０，１．１によりサブサンプル、Ｄ
ｉｆｆｅｒｅｎｔｊ、ａコＰＣＭ回Ｍｉ２．］３により
ＤＰＣＭ処理併用する方式を示しである。第１図に示す
通り、フィルタ１０．１１・ＤＰＣＭ回路］、２．１３
を通るか否かで数種の糸路が考えられる。つまり、デー
タ圧縮部１００に設けられたスイッチ１６．１７及び１
８．１９により圧縮なし、サブサンプルのみＤＰＣＭの
み、サブサンプル十〇ＰＣＭの４種が設定できる。ただ
しサブサンプルやＤＰＣＭの圧縮率を複数用意するもっ
と多くの組合せがでてきて、メモリカードに書込むデー
タ量も数多く存在する。そこでモード設定スイッチ５に
より選択された圧縮（率）モードがモード設定部７によ
り設定されると、このモード設定自体を入力とし、これ
に対応する１画面データ量を記憶するＲＯＭ　６よりこ
のデータ量を読み出し、　このデータ量とメモリカード
インターフニス１４に記憶さ九たメモリカード１５の残
り容量データとにより残りの撮影可能枚数が演算回路９
で演算される。

演算結果は液晶等の表示部８で表示すればよい。

演算に用いるメモリカードの残り容量データは、メモリ
カードインターフェース回路１４に記憶されているもの
であるがメモリカード内に記憶されているデータをこの
インターフェース］４が読み出し演算回路に送るように
してもよい。

メモリカード内の残り容量を記憶する方法の例としてメ
モリカードインターフェース回路がメモリカード内のデ
ータを読み取る方法を示したのが、第２〜４図である。

わかりやすいようにメモリ領域を２次元的に示している
。

第２図は、どの圧縮モードであってもブロックを整数（
Ｎ）個持ちよればＩＴｆＢ面データができあがるような
最小単位ブロック２１にメモリ領域を分割し、その１部
に記録済か未使用かのフラッグ２９をたて、これをメモ
リカードインターフェース回路が順次検出していくこと
で記録済か未使用かを判別できるというものである。尚
、設定された圧縮モードで１画面分必要なブロック数（
Ｎ）に満たないブロックは切り捨てられる。

各ブロックの左上の黒スミは記録済ブロックを表わすフ
ラッグ、白スミは未使用ブロックを表わすフラッグであ
ることを簡略的に示した。メモリカードのデータは消去
し何度でも繰り返すことができる。第３図は第２図と同
じ単位ブロック方式のメモリカードであるが、データを
ところどころ消去した例である。この単位ブロックを有
効に使う為には、各ブロックの中に次はどのブロックと
リンクしているかの情報が必要であろう。

第４図は、メモリ領域の一部に全体のディレクトリをも
つメモリカードの例である。このディレクトリには、デ
ータ内容の分類、画像方式、各データのメモリカード内
での位置などが記憶されており、この中にデータの残り
容量、あるいは総容量と使用済容量を記憶しておけばよ
い。当然のことながら、メモリカードへの画像データ書
込、消去がおこなわれた際には、内容が書きあらためら
れる。

メモリカードが電子カメラ本体に装着された時、あるい
は、装着状態で電子カメラ本体の電源を投入したとき、
メモリカードへの書込・消去がおこなわれたときには、
メモリカードインターフェース部が、残り容量データを
演算部へ送り演算することになる。また、モードを変更
した場合には、ＲＯＭの新してデータが演算部へ送られ
新たに演算がおこなわれる。

これまでの例では、データ圧縮のことのみ述べてきだが
、他にも輝度信号のみの記録、ＡＤ変換器の分解能より
小さい上位ｎピッ１−を記録するモードなども、考えら
れ、同様の手続きで撮影可能枚数を知ることができる。

［発明の効果〕 本発明によれば、指定圧縮モードでの一画面データ量、
残りメモリ容量などを考慮する必要はなく指定モードで
の残り撮影可能枚数を知ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例によるディジタル電子カメ
ラのブロック図、第２図乃至第４図は、本発明に用いら
れるメモリカードのメモリ領域を簡略に表した図である
。 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　松山光之

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）メモリを塔載したメモリカードの所定領域に、撮
   像された静止画信号を、設定される圧縮率によって圧縮
   して記憶する電子カメラにおいて、前記圧縮率を設定す
   るモード設定手段と、 このモード設定手段により設定された圧縮率と、前記メ
   モリの未記憶の領域とにより、この圧縮率に応じたメモ
   リの記憶可能枚数を演算する手段、この手段により得ら
   れた記憶可能枚数を表示する手段とを具備することを特
   徴とする電子カメラ。
2. （２）メモリを塔載したメモリカードの所定のメモリ領
   域に、撮像指令に基づいて得られた静止画信号を記憶す
   る電子カメラにおいて、撮像された静止画信号のデータ
   を圧縮する為の予め設定された複数の圧縮率を有するデ
   ータ圧縮手段と、複数の圧縮率のうちの１つを選択する
   選択手段と、この選択手段により圧縮率の設定をおこな
   うモード設定手段と、前記メモリカードの空き領域の大
   きさの情報を読み出し、この情報を記憶する制御手段と
   、モード設定手段の圧縮率により設定される１枚の画像
   の記憶に必要なデータ量の情報と、前記制御手段からの
   空き領域の大きさの情報とから前記メモリカードに書き
   こむことのできる画像の枚数を演算する手段と、この演
   算結果を表示する手段を具備することを特徴とする電子
   カメラ。