JPH02247000A - 衣類乾燥機用部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、衣類乾燥機の改良に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の衣類乾燥機は、ドラム内の排気を熱交換器を介し
て冷却除湿した後再び熱源を通し、熱風として再循環さ
せるファンを備えた循環風流路と、上記熱交換器で上記
排気と熱交換させる冷却手段と、該冷却手段により上記
循環風流路の循環風が冷却除湿されて生じる凝縮水を排
水する排水ホースを有する構造となっている。更に、外
気への循環風の漏れを防ぐために上記凝縮水の排水ホー
スに、上方へ折れ曲る屈曲部及び該屈曲部の下流側に下
方または、横方向に曲る折れ曲り部を設け、かつ、上記
屈曲部及び折れ曲り部により循環風を封気するとともに
凝縮水を排水するす溜り部を形成したものになっていた
ものが、特開昭５５−３５６２３号公帽に開示されてい
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来構造のものは、重力方向に対して傾けて取付け
られた場合には、水溜りによって形、成される封気水面
の水位差が減少し、乾燥機内圧と外圧との圧力差を保持
するのが困難となり、気密保持作用が不充分となって、
水分を多く含んだ温かい排気の一部が放出されるという
欠点があった。

本発明の目的は、上記問題を解消し循環風流路の循環風
の放出を確実に阻止できるとともに凝縮水を円滑に連続
して流出できることにある。また、排水ホース出口部に
取り付けるため、どんな衣類乾燥機にでも取り付は可能
であるということにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明による衣類乾燥機は
、ドラム内の排気を熱交換器を介して冷却除湿した後再
び熱源を通し熱風として再循環させるファンを備えた循
環風流路と、上記熱交換器で上記排気と熱交換させる冷
却手段と、該冷却手段により上記循環風流路の待環風が
冷却除湿されて生じる凝縮水を排水する手段を有する衣
類乾燥機において、上記凝縮水の排水ホース出口部に１
回転以上に曲げられた螺旋部及び、螺旋部下流側に上方
へ折れ曲る屈曲部を有する部材を設けたものである。

〔作用〕 衣類乾燥機内で、高温多湿の循環風は熱交換部分で冷却
除湿され凝縮水がダクト部分に集まり、排水ホースを介
して機外へと排出される。その際。

気密保持部材をとりつけることによって、気密保持部材
は、排水ホースを介して排水する凝縮水で水溜り部を形
成する。それによって、排水ホースを介して排出されて
いた高温多湿の循環風は、外気への放出が全くなくなる
。

〔実施例〕

以下本発明の衣類乾燥機の気密保持部材に関する一実施
例を第１図、第２図により説明する。第１図は衣類乾燥
機の全体構造を示す断面図である。

衣類乾燥機は、水分を多く含んだ衣類の入るドラム２、
ファン形熱交換器１２、及びＰＴＣ（正抵抗温度特性素
子）ヒータ６等の主要部から成り、外側を外枠１でおお
った構造となっている。ファン形熱交換器により、流出
した循環空気はＰ　’１’　Ｃヒータ６で加熱されたヒ
ータ出口５を通り温風７となり衣類を入れるドラム２に
流入する。ドラム２に入った温風７は、衣類から水分を
取り高温多湿の空気になる。高温多湿になった空気はド
ラムフィルタ３を通り熱交人口（Ｉｆ環側）１４に至り
、ファンと熱交換器の役目を果たすファン形熱交換器１
２を通る間に冷却除湿され、熱交出口（循環側）１０．
ダクト９を経て、再びＰＴＣヒータ６へ至り循環をくり
かえす０周囲から吸い込まれた冷却風１５は、熱交人口
（冷却側）１３を通りファン形熱交換器１２を介して機
内の＠環空気と熱交換し、熱交出口（冷却側）１１を通
って外気へ放出される。ファン形熱交換器１２で冷却除
湿されたときに出る凝縮水は、ダクト９に集められ、排
水ホース８を通って排水ホース８の出口部に設けられた
気密保持部材１９を介して機外へ放出される。ドラム２
とファン形熱交換器１２は、それぞれマルベルト１６．
１８を介してモータ１７により駆ＩＩｊＪ）れる。

次に、気密保持部材１９の詳細について第２図より説明
する。気密保持部材１９は、１回転以上に曲げられた螺
旋部２０と下流側に上方へ折れ曲る屈曲部２１で形成さ
れている。この気密保持部材１９を排水ホース８出口部
にとりつけ垂直に置いた場合では、ダクトで集められた
凝縮水は排水ホース８を通って、気密保持部材１９の上
方へ折れ曲る屈曲部２１で水溜り部を形成し、循環風の
内圧と外気圧との一定の圧力差を保った状態で循環風流
の外気への流出が阻止される。従って循環風量の漏れが
ないことにより、湿気流出を抑制できる。また、水平に
置いた場合でも気密保持部材１９の１回転以上に曲げら
れた螺旋部２０で水溜り部を形成し、循環風の内圧と外
気圧との一定の圧力差を保った状態で循環風流の外気へ
の流出が阻止される、従って循環風量の漏れがないこと
により、湿気流出を抑制できる。

即ち、循環風は水溜り部で封気され、凝縮水のみが排水
されることになる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、気密保持部材１９を取付けるだけでＩ
ｉＶ環風の放出を確実に阻止できるとともに、凝縮水を
円滑に連続して排出できる効果を有する。

更に、排水ホース８出口部において、その内径と気密保
持部材１９の外径が合えば、どのタイプの衣類乾燥機に
も使用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の衣類乾燥機の一実施例を示す側面断面
図、第２図は、第１図の排水ホース８の最終域に取りつ
けた気密保持部材１９の斜視図である。 ２・・・ドラム、６・・・ＰＴＣヒータ、８・・・排水
ホース、１２・・・ファン型熱交換器、１７・・・モー
タ、２０・・・螺旋部、２１・・・屈曲部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ドラム内の排気を熱交換器を介して冷却除湿した後
   再び熱源を通し、熱風として再循環させるファンを挿え
   た循環風流路と、上記熱交換器で上記排気と熱交換させ
   る冷却手段と、該冷却手段により上記循環風流路の循環
   風が冷却除湿されて生じる凝縮水を排水する手段を有す
   る衣類乾燥機において、上記凝縮水の排水ホースに１回
   転以上に曲げられた螺旋部及び、螺旋部下流側に上方へ
   折れ曲る屈曲部を有する気密保持部材を設けたことを特
   徴とする衣類乾燥機用部材。