JPH02245877A - 情報管理システムおよびｐａｃｓ内のデータ蓄積方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野］ この発明は情報管理システム、−層詳細には、医学用の
情報管理システムに関するものである。

その最も直接的な意味では、本発明はＰＡＣＳ　Ｃ画像
記録および通信システム（Ｐｉｃｔｕｒｅ　Ａｒｃｈｉ
ｖｅ　ａｎｄ　Ｃｏａｎｕｎｉｃａｔｉｏｎ　Ｓｙｓｔ
ｅｍ））に使用するための情報管理システムに関するも
のである。

〔従来の技術〕

病院または他の臨床施設は通常複数の描像方式を用いて
いる。たとえば、病院はＸ線装置、磁気共鳴逼像装置、
ＣＴスキャナー、超音波場像装置およびシンチレーシッ
ンカメラを有している。これらの種々の方式は個別にま
たは組み合わせて使用されるので、患者は一定の入院期
間中に繰り返してＣＴスキャン、磁気共鳴検査、シンチ
レーションカメラを使用する核医学検査などを受ける。

現在、圧倒的に多数の病院はこうして描像されたデータ
を写真フィルム上に蓄積している。過去にはこれで十分
であったが、含まれる情報の量の増大と共にこの方法で
は満足できない、このようなデータは将来は電子的にデ
ィジタル形態で蓄積され、必要に応じてビデオスクリー
ン上に表示されるべきであることが一般的に認められて
いる。

そのためのシステムはＰＡＣＳ　（画像記録および通信
システム）と呼ばれている。

完全にディジタル化された放射線部門により発生される
ディジタル情報の量は推定では年間数十万の撮像に基づ
いて情報蓄積の必要量が年間数テラバイトに達し得る（
テラバイト−１０’１バイト）ものと思われる。

ディジタル化されたの放射線部門が発生するであろう大
量のデータに対処するべく大量蓄積の技術が改良されな
ければならないことは現在Ｌ２識されているが、このデ
ータを編成しまたそれにアクセスする方法にはあまり注
意が払われていない。

いくつかの領域では、病院はこのデータを、適用される
法律上の必要条件を満足するため２５年間は保存しなけ
ればならない、従って、特定の像または一連の像を捜し
出す仕事は累進的に長い時間を要すると予測され得る。

もしＰＡＣＳが単に関心のあるデータを捜すのに無節制
に計算機を使用するならば、システム全体の性能は必然
的に低下されるであろう。

従って、大量のデータを蓄積し得るだけでなく、データ
に迅速かつ効率的にアクセスし得るシステムを用意する
ことが望ましい。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の１つの課題は、テラバイトのオーダーで大量の
情報が含まれている場合にも、関心のある情報を迅速に
捜し出し得る情報管理システムを提供することである。

他の課題は、ＰＡＣＳ内で実行され得るこのようなシス
テムを提供することである。

別の課題は、臨床環境内で医師および病院管理者により
容易に使用され得るこのようなシステムを提供すること
である。

さらに他の課題は、費用的に効率的な仕方で、医学情報
の保存に適用される法律上の必要条件を満足し得るこの
ようなシステムを提供することである。

追加的な！！題は、ＰＡＣＳ内のデータの予想され得る
無限の増大に対処し得るこのようなシステムを提供する
ことである。

〔課題を解決するための手段］ これらの課題は本発明により請求項１および４に記載し
たシステムおよび方法により解決される。

（作用効果〕 本発明は、データへの参照（このような参照は計算機分
野で“ポインター”として知られている）を操作するこ
とは、データ自体を操作することよりも計算機にとって
常にはるかに容易であるという現実から出発している。

従って、本発明によれば、情報管理システムは最終的な
データの蓄積をそのデータを参照するポインターの蓄積
および操作から分離する。データ自体（以下では“デー
タ対象”と呼ぶ）は１つまたはそれ以上の大量蓄積装置
上に蓄積され得るが、操作ポインターの機能を有する独
特なデータベースサーバーから除外されている。

各データ対象（たとえば各像、各グラフ、本発明がＰＡ
ＣＳ内で実行されるテキストの各フィールド）がデータ
対象識別子により独特に識別されており、また大量蓄積
ユニット内に蓄積される際にデータ対象がデータ対象識
別子によりロックされることは有利である。データ対象
識別子のほうは、インデックスデータのみを操作する単
一のデータベースサーバー内で操作され、またデータ対
象識別子は個々のデータ対象またはデータ対象の群が検
索される時に検査されるデータ要素（以下では“データ
対象記述“と呼ぶ）の組を使用してロックされている０
本発明がＰＡＣＳ内で実行される場合にはデータ対象識
別子はたとえば患者名、モダリティ、データなどである
。

本発明がＰＡＣＳ内で実行される本発明の好ましい実施
態様では、データは、データが直ちに利用可能に保たれ
る必要がない時にデータベースサーバーからデータを除
去するような仕方で、圧縮および圧縮解除されている。

これは、データがネストされたデータ対象として圧縮さ
れた形態で蓄積されており、またデータベース−エンテ
ィティとして拡張された形態で蓄積されているデータ構
造を使用して成就されている。ネスティング構造は医師
および病院従業員の必要性に特に適合している。

要約すると、データはデータ対象自体またはデータ対象
への参照を参照し得る単一のデータフォーマットのなか
へ置かれる。データ対象が他のデータ対象へのポインタ
ーを含んでいる時、ポインターを含んでいるデータ対象
は“フォルダー”と呼ばれている。好ましい実施例では
、種々のフォルダーがＰＡＣＳ内で特定の有用性を有す
るものとして設計されている。

現在入院加療中の患者に関するものであり、その記録が
アクセスされなければならない場合のようにフォルダー
が直ちに利用可能に保たれなければならない時には、そ
れはデータベースサーバー内に蓄積されている。フォル
ダーが直ちに利用可能である必要がない時には、それは
大量蓄積装置内にネストされたデータ対象の形態で蓄積
されている。

〔実施例〕

以下図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図には病院の放射線部門に設！され得るＰＡＣＳが
示されている。像データはたとえば磁気共鳴装置２、シ
ンチレーシッンカメラ４またはＸ線装置６により取得さ
れる。このデータは下記のように蓄積される。医師また
は管理者がテキスト、像または双方を含む患者の医学記
録を見たい時、記録はワークスチーシロン８および１０
のいずれかに表示され、また所望のように更新され得る
。

第１図は概略的に示したものであり、迩偉方式の数およ
び種類並びにワークスチーシロンの数および種類も本発
明を制限するものではないことは理解されよう。

活動的な放射線部門は年間でテトラバイトの情報を発生
するであろう０本発明によれば、このほとんどは１つま
たはそれ以上の蓄積装置１２上に蓄積される。残りはた
だ１つのデータベースサーバー１４上に蓄積される。こ
のための方法を以下に説明する。

本発明によれば、撮像モダリティにより発生されるデー
タは常にデータ対象の形態で大量蓄積装置１２上に蓄積
される。しかし、このデータへの参照は大量蓄積装置１
２上もしくはデータベースサーバー１４上に蓄積され得
る。

好ましい実施例では、基本的なビルディングブロックは
データ対象フォーマットである（第２図参照）、これは
、他の情報に加えて、 独特なデータ対象識別子（Ｕ　Ｉ　Ｄ）データ対象記述
（ＤＥＳＣ） 非ＤＥＳＣ要素 を含んでいる。

ＵＩＤはシーメンス社により定められている形態でＡＣ
Ｒ−ＮＥＭＡディジタル邊像および通信標準規格３００
−１９８５への拡張であるのが有利である。ディジタル
撮像のコンパティビリティに対する拡張、指定された標
準プロダクト−インターコネクト（ＳＰＩ）は含まれて
いるデータの位置と、データを発生する装置と、データ
およびデータが生成された時間とを識別する役割をする
。

要するに、ＵＩＤは日付のついた“ポインターの部分で
ある。ポインターはＵ’ｌ　Ｄと、−緒に独特に情報を
含むデータ対象の位置を識別するシステムアドレスとか
ら構成されている。

ＤＥＳＣはデータ対象またはフォルダー（後で説明され
る）を選択するのに使用されるデータ要素の姐である。

Ｄ巳ＳＣ要素の例は患者名、撮像モダリティおよび撮像
される器官システムである。

たとえば医師が患者の脳の像を見たい時には、このよう
な像を見い出すのに場合によっては前もって必要なこと
は、その患者名に関するデータ対象を見い出す探索であ
る。ＤＥＳＣの他の例は“形式（タイプ）″要素である
。これはデータ対象がフォルダー（後で説明される）で
あるか否かを識別する。

非ＤＥＳＣ要素は、ａ）像データ、グラフデータ、テキ
ストなど、もしくはｂ）ＵＩＤであってもよい、データ
対象は、たとえば、患者の心臓の断面像であってよ（、
またこの場合には非ＤＥＳＣ要素はその像のなかの情報
である０代替的に、非ＤＥＳＣ要素は他のデータ対象の
ＵＩＤであってよい、−例として、データ対象フォーマ
ットのなかのメタ−データ対象は、非ＤＥＳＣ要素のな
かで、１つのＵＩＤは関連する像の位置を識別し、他の
ＵＴＤは放射線技師のレポートの位置を識別し、第３の
ＵＩＤは患者の心電図などの位置を識別するように、患
者の一回の検査に関するすべてのデータのＵＩＤを識別
し得る。もしその非ＤＥＳＣ要素がＵＩＤであれば、デ
ータ対象の形態のメタ−データ対象は“フォルダー°゛
と呼ばれる。

好ましい実施例では、放射線部門で特定の有用性を有す
るように設計されている構造が使用されている。患者の
一回の検査に関する最終的なデータ対象のすべては検査
フォルダーのなかに含まれており、従ってまた検査フォ
ルダー内の参照により接続されている。−回の入院に関
する検査のすべては入院加療フォルダーのなかに含まれ
ており、従ってまた入院加療フォルダー内の参照により
接続されている。患者の医学的履歴は履歴フォルダーの
なかに含まれており、患者のデモグラフインク情報はデ
モグラフイックス・フォルダーのなかに含まれており、
また患者・の医学的履歴、入院加療履歴およびデモグラ
フィック情報はマスタージャケット・フォルダーのなか
に含まれており、従ってまたそれにより接続されている
。マスタージャケット・フォルダーは、マスタージャケ
ットフォルダーが記録された後にも、患者のマスタージ
ャケット・フォルダーを識別する但者エンティティに連
結されている（下記参照）。

第３図には、本発明の好ましい実施例に用いられるデー
タ構造の概要が示されている。この図で、菱形は作動関
係を示し、また長方形はデータを示す、太線の長方形は
フォルダーを示す、参照フォルダーは、ユーザーに関心
のある情報をアソシェイトするのを許すユーザーにより
定められるフォルダーである。

好ましい実施例をさらに説明する前に、データ対象フォ
ーマットとこのようなデータ対象との間の差を説明する
のが好適であろう、好ましい実施例では、すべての情報
はデータ対象フォーマットと呼ばれる単一のフォーマッ
トのなかに蓄積される。もし蓄積される情報が１像モダ
リティまたはユーザーにより発生されるならば、情報は
データ対象と呼ばれる。もし、他方において、蓄積され
る情報がデータ対象の間の接続に関する情報であれば、
情報はフォルダーと呼ばれる。フォルダーはデータ対象
と同一のフォーマットである。唯一の差はそれらのなか
に蓄積される情報の形式にあデータ蓄積フォーマットの
この同一性のために、全体としてデータベースのなかの
データはデータ対象フォーマット内のフォルダーとデー
タベースサーバー１４内のデータベース−エンティティ
との間の変換により都合よく拡張または圧縮され得る。

これはフォルダーデータ対象とデータベースサーバー１
４内のデータベース−エンティティとの間にアイソモー
フイズムが存在するためである。

好ましい実施例では、データ対象は常に大量蓄積装２１
２上に蓄積される。フォルダーは、他方において、それ
らがどのようにアクセス可能である必要があるかに関係
して、データベースサーバー１４または大量蓄積装置１
２上に蓄積され得る。

患者が現在入院加療されている場合のように患者の記録
が直ちにアクセス可能でなければならない時には、その
患者のフォルダーのすべてがデータベース−エンティテ
ィとしてデータベースサーバー１４内に蓄積される。患
者が前年に入院した場合のように患者の記録がアクセス
可能でなければならないが、直ちにアクセス可能である
必要がない時には、マスタージャケットはデータベース
エンティティとしてデータベースサーバー１４内に蓄積
されるが、すべての低レベルのフォルダーおよびデータ
対象は大量蓄積装置１２上にネストされたデータ対象フ
ォーマットで蓄積される。

他方において、患者が１年以上前に入院加療された場合
のように患者の記録が捜し出し得ることのみが必要な時
には、マスタージャケットおよびそれが関係する他のフ
ォルダーのすべてはネストされたデータ対象フォーマッ
ト内に記録され、また患者エンティティのみが、マスタ
ージャケット・フォルダーの位置を識別するべく、デー
タベースサーバー１４内にとどまる。

こうして、第４図に見られるように、たとえば患者が現
在入院加療されている時には、患者エンティティ、マス
タージャケット・フォルダー、履歴フォルダー、デモグ
ラフィックスルフオルター入院加療フォルダーおよび検
査フォルダーのすべてがデータベースサーバー１４内に
存在している。

こうして患者に関係する情報のすべてを非常に迅速に検
索することが可能である。

他方において、第５図中に示されているように、たとえ
ば患者が前年中に入院加療されたことがある時には、患
者エンティティおよびマスタージャケット・フォルダー
は共にデータベースサーバー１４内に存在しているが、
履歴フォルダー、デモグラフイックス・フォルダー、入
院加療フォルダーおよび検査フォルダーは大量蓄積装置
１２内に存在している。このため患者に関係する情報を
検索するのに、比較的長い時間がかかる。

最後に、第６図中に示されているように、たとえば患者
が前年中に入院加療されたことがない時には、患者エン
ティティのみがデータベースサーバー１４内に存在して
いる。患者に関係するすべての他の情報は大量蓄積装置
１２、たとえば光学的媒体上に蓄積されている。

各マスタージャケントーフォルダーは患者の最後の放出
データおよび患者の記録が最後にアクセスされたデータ
を表す情報を含んでいるので、デ−タベースサーバー１
４からのデータを自動的にパージし、またそれを大量蓄
積装置１２上に蓄積することが可能である。さらに、も
したとえば患者が長期間健康の後に再入院する時には、
関連するフォルダーが大量蓄積装置１２から検索され、
またすべての患者記録への迅速なアクセスのためにデー
タベースサーバー１４内へ読まれ得る。

第７図には、上記のデータ段階が互いにどのように関係
しているかが示されている。データが古くなるにつれて
、ますます多くのデータがデータベースサーバー１４か
ら大量蓄積装置１２へ移動され、またますます少ないデ
ータがデータベースサーバー１４内にとどまる。しかし
、必要な時には、すべてのフォルダーがデータベースサ
ーバー１４内へ検索され得る。

フォルダーがデータベースサーバー１４から大量蓄積装
置１２へ移動される規範をユーザーが定義かつ再定義す
ることは有利である。たとえば、上記の１年周期は短縮
または延長され得る０通常、大量蓄積装置１２へ移動さ
れたフォルダーはそこに、患者が再入院するまで、また
はなんらかの他の理由で必要とされるまでとどまる。

当業者はここに説明された実施例に変更がなされ得るこ
と、またこれらの実施例が他の目的に使用され得ること
を理解するであろう、このような変更および使用は、特
許請求の範囲によってのみ限定される本発明の範囲内に
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の好ましい実施例によるＰＡＣ５のアー
キテクチェアの概要図、第２図は本発明の好ましい実施
例によるデータ対象フォーマットの概要図、第３図は本
発明の好ましい実施例のデータ構造の概要図、第４図、
第５図および第６図は圧縮の種々の状態でデータを示す
図、第７図は好ましい実施例でデータがどのように圧縮
かつ圧縮解除されるかを示す図である。 ２・・・共鳴装置 ４・・・シンナレーションカメラ ６・・・Ｘ線装置 ８．１０・・・ワークステーション １２・・・蓄積袋！ １４・・・データベースサーバー 患者エンティティ １Ｇ４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）データ対象を含むデータを蓄積するための少なくと
   も１つの大量蓄積手段（１２）と、前記の少なくとも１
   つのデータ対象蓄積手 段に作動接続されており、またデータ対象ではないデー
   タの蓄積に専ら用いられるただ１つのデータベースサー
   バー（１４）と を含んでいることを特徴とする情報管理シ ステム。 ２）前記の少なくとも１つの大量蓄積手段（１２）が独
   特なデータ対象識別子（ＵＩＤ）によりロックされたデ
   ータ対象を蓄積し、また前記データベースサーバー（１
   ４）がデー タ対象記述（ＤＥＳＣ）を蓄積する ことを特徴とする請求項１記載のシステム。 ３）システムがＰＡＣＳ内のデータを管理することを特
   徴とする請求項２記載のシステム。 ４）診断モダリティを用いるデータを生成する過程と、 データおよび時間を刻印されたＵＩＤがＤ ＥＳＣ要素および非ＤＥＳＣ要素と組み合わされている
   データ対象フォーマットを確立する過程と、 生成されたデータを前記データ対象フォー マットのなかへ置き、また前記の生成されたデータを少
   なくとも１つの大量蓄積装置上に蓄積する過程と、 一回の患者検査に関するすべての生成され たデータに対して、前記の生成されたデータの少なくと
   も１つのＵＩＤを含んでいる検査フォルダーを確立する
   過程と、 一回目の入院加療に関するすべてのデータに対して、検
   査フォルダーの少なくとも１つのＵＩＤを含んでいる入
   院加療フォルダーを確立する過程と、 患者の入院加療に関するデータに対して、 入院加療フォルダーの少なくとも１つのＵＩＤを含んで
   いるマスタージャケット・フォルダーを確立する過程と
   、 各マスタージャケット・フォルダーに対し て、マスタージャケット・フォルダーのＵＩＤを含んで
   いる患者エンティティを確立する過程と、 すべての患者エンティティを前記の少なく とも１つの大量蓄積装置に作動接続されているデータベ
   ースサーバー上に蓄積する過程とを含んでいることを特
   徴とするＰＡＣＳ内 のデータ蓄積方法。 ５）検査、入院加療およびマスタージャケット・フォル
   ダーを前記データベースサーバー上に蓄積し、前記フォ
   ルダーを予め定められた規範に従って評価し、また前記
   規範を満足するこれらのフォルダーを前記の少なくとも
   １つの大量蓄積装置に移動させる過程をも含んでいるこ
   とを特徴とする請求項４記載の方法。 ６）各患者に対して、履歴およびデモグラフイックス・
   フォルダーを確立する過程をも含んでおり、前記マスタ
   ージャケット・フォルダーの各々が履歴フォルダーのＵ
   ＩＤおよびデモグラフイックス・フォルダーのＵＩＤを
   含んでいることを特徴とする請求項４記載の方法。 ７）前記の少なくとも１つの大量蓄積装置上に蓄積され
   たフォルダーを捜し出し、またそれらをデータベースサ
   ーバーへ移動させる過程をも含んでいることを特徴とす
   る請求項５記載の方法。