JPH02245437A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents
内燃機関の空燃比制御装置Info
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- JPH02245437A JPH02245437A JP6495089A JP6495089A JPH02245437A JP H02245437 A JPH02245437 A JP H02245437A JP 6495089 A JP6495089 A JP 6495089A JP 6495089 A JP6495089 A JP 6495089A JP H02245437 A JPH02245437 A JP H02245437A
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- combustion engine
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Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は内燃機関の吸気管に配置される酸素センサ型
の新気量センサを有した内燃機関の空燃比制御装置に関
する。
の新気量センサを有した内燃機関の空燃比制御装置に関
する。
内燃機関の吸気管に固体電解質、たとえばジルコニアな
どから構成され、吸気管内の混合気の酸素分圧を計測す
ることにより新気量を知り、これより燃料噴射量を制御
するものが公知である。例えば特開昭63−19535
9号参照。この酸素センサにより吸入空気量を知ること
により燃料噴射量を制御するものは、高度補償が不用と
なる点では吸気管圧力によるいわゆるD−J システム
と同様の、エアフローメータを利用したいわゆるL−J
システムに対する利点である。また、D−J システ
ムに対しては、吸気管圧力のような間接的な因子により
空気量を知るのではなく、より直接的な因子である酸素
分圧に基づいて空気量の計測をしているので精度を高(
することができる利点がある。また、酸素分圧(=新気
量)を直接検知することによりHGRにより燃料量の補
正が基本的には不要となる利点がある。
どから構成され、吸気管内の混合気の酸素分圧を計測す
ることにより新気量を知り、これより燃料噴射量を制御
するものが公知である。例えば特開昭63−19535
9号参照。この酸素センサにより吸入空気量を知ること
により燃料噴射量を制御するものは、高度補償が不用と
なる点では吸気管圧力によるいわゆるD−J システム
と同様の、エアフローメータを利用したいわゆるL−J
システムに対する利点である。また、D−J システ
ムに対しては、吸気管圧力のような間接的な因子により
空気量を知るのではなく、より直接的な因子である酸素
分圧に基づいて空気量の計測をしているので精度を高(
することができる利点がある。また、酸素分圧(=新気
量)を直接検知することによりHGRにより燃料量の補
正が基本的には不要となる利点がある。
[発明が解決しようとする課題]
燃料噴射量の補正が基本的には不要であるといったのは
厳密にいうとEGR率によって空燃比が目標値からずれ
て(ることが分かったからである。
厳密にいうとEGR率によって空燃比が目標値からずれ
て(ることが分かったからである。
それは、EGR作動によって燃焼温度が低下することに
原因するものである。即ち、燃焼温度の低下により、幾
分ではあるが充填効率が増加し、その分シリンダに導入
される空気量が多くなる。しかしながら、燃料量を算出
する基本となる酸素センサの出力値そのものは充填効率
を反映しない。従って、充填効率の高いEGR作動時に
は非EGRと同一の酸素濃度の検出値であっても、それ
を基に燃料噴射量を算出すると燃料量が足りず、空燃比
としては幾分リーンとなるのである。
原因するものである。即ち、燃焼温度の低下により、幾
分ではあるが充填効率が増加し、その分シリンダに導入
される空気量が多くなる。しかしながら、燃料量を算出
する基本となる酸素センサの出力値そのものは充填効率
を反映しない。従って、充填効率の高いEGR作動時に
は非EGRと同一の酸素濃度の検出値であっても、それ
を基に燃料噴射量を算出すると燃料量が足りず、空燃比
としては幾分リーンとなるのである。
この発明ではEGRに関わらず空燃比を目標値に正確に
制御することを目的とする。
制御することを目的とする。
この発明の排気ガス再循環装置を備えた内燃機関の空燃
比制御装置は、第1図に示すように、内燃機関への燃料
の量の供給を制御する燃料供給制御手段Aと、内燃機関
の吸気管に配置され、機関に導入されるガス中の酸素分
圧を検出する酸素分圧検出手段Bと、酸素分圧より内燃
機関に供給すべき燃料量を算出する燃料供給量算出手段
Cと、内燃機関に供給される全ガス量に占める排気管か
ら吸気管に再循環される排気ガスの量の割合(EGR率
)を検知するEGR率検知手段りと、燃料供給量算出手
段Cにより算出される燃料供給量を、EcR率検知手段
りにより検出されるEGR率が大きくなる程大きくなる
傾向を有する補正係数によって補正する燃料供給量補正
手段Eとを具備する。
比制御装置は、第1図に示すように、内燃機関への燃料
の量の供給を制御する燃料供給制御手段Aと、内燃機関
の吸気管に配置され、機関に導入されるガス中の酸素分
圧を検出する酸素分圧検出手段Bと、酸素分圧より内燃
機関に供給すべき燃料量を算出する燃料供給量算出手段
Cと、内燃機関に供給される全ガス量に占める排気管か
ら吸気管に再循環される排気ガスの量の割合(EGR率
)を検知するEGR率検知手段りと、燃料供給量算出手
段Cにより算出される燃料供給量を、EcR率検知手段
りにより検出されるEGR率が大きくなる程大きくなる
傾向を有する補正係数によって補正する燃料供給量補正
手段Eとを具備する。
[作用]
酸素分圧検出手段Bはエンジンに導入されるガス中の酸
素濃度を知り、燃料供給量算出手段Cは酸素分圧より基
本燃料供給量を算出する。EGR率検比検出手段EGR
率を検出し、燃料供給量補正手段Eは検出されるEGR
率より燃料供給量を補正し、補正された量の燃料が燃料
供給手段Aより供給される。
素濃度を知り、燃料供給量算出手段Cは酸素分圧より基
本燃料供給量を算出する。EGR率検比検出手段EGR
率を検出し、燃料供給量補正手段Eは検出されるEGR
率より燃料供給量を補正し、補正された量の燃料が燃料
供給手段Aより供給される。
第2図において、10はシリンダブロック、12はピス
トン、14はコネクティングロッド、16はシリンダヘ
ッド、18は燃焼室、20は点火栓、22は吸気弁、2
4は吸気ボート、26は排気弁、28は排気ボート、3
0はディストリビュータである。吸気ボート24は吸気
管31、サージタンク32、スロットル弁34、吸気管
36を介してエアークリーナ40に接続される。吸気ボ
ート24に近接した吸気管31に燃料インジェクタ42
が配置される。排気ボート28に近接して排気管44が
接続される。
トン、14はコネクティングロッド、16はシリンダヘ
ッド、18は燃焼室、20は点火栓、22は吸気弁、2
4は吸気ボート、26は排気弁、28は排気ボート、3
0はディストリビュータである。吸気ボート24は吸気
管31、サージタンク32、スロットル弁34、吸気管
36を介してエアークリーナ40に接続される。吸気ボ
ート24に近接した吸気管31に燃料インジェクタ42
が配置される。排気ボート28に近接して排気管44が
接続される。
排気ガス再循環通路(EGR通路)45が排気管44と
サージタンク 32を接続するように設けられる。排気
ガス再循環制御弁(EGR弁)46がEGR通路45上
に設けられる。この実施例ではEGR弁46は負圧作動
ダイヤフラム機構47を備える。
サージタンク 32を接続するように設けられる。排気
ガス再循環制御弁(EGR弁)46がEGR通路45上
に設けられる。この実施例ではEGR弁46は負圧作動
ダイヤフラム機構47を備える。
ダイヤフラム機構47はダイヤフラム47−1を有し、
ダイヤフラム47−1はスロットル弁34のアイドル位
置の少し上流に形成されるEGRポート48に接続され
る。調圧弁49はダイヤフラム49aを有し、このダイ
ヤフラムは圧力導管50を介してEGR通路45におけ
るオリフィス51の下流に形成される圧力室52に接続
される。調圧弁49は、基本的には、圧力室52の圧力
が一定となるようにEGRボート48からEGR弁46
の負圧作動機構47に導入される。そして、調圧弁49
のダイヤフラム49aEGRボート48の少し上流の負
圧ボート53に接続され、エンジンの負荷に応じた負圧
がダイヤフラム49aに還流排気ガス圧力と対抗するよ
うに作用し、調圧弁49のスプリング49bの設定が負
荷に応じて弱くなるのと等価の作動が得られ、EGR率
を負荷に応じ制御することができる。EGR装置の構成
及び作動はそれ自体は周知であるからこれ以上の説明は
省略する。
ダイヤフラム47−1はスロットル弁34のアイドル位
置の少し上流に形成されるEGRポート48に接続され
る。調圧弁49はダイヤフラム49aを有し、このダイ
ヤフラムは圧力導管50を介してEGR通路45におけ
るオリフィス51の下流に形成される圧力室52に接続
される。調圧弁49は、基本的には、圧力室52の圧力
が一定となるようにEGRボート48からEGR弁46
の負圧作動機構47に導入される。そして、調圧弁49
のダイヤフラム49aEGRボート48の少し上流の負
圧ボート53に接続され、エンジンの負荷に応じた負圧
がダイヤフラム49aに還流排気ガス圧力と対抗するよ
うに作用し、調圧弁49のスプリング49bの設定が負
荷に応じて弱くなるのと等価の作動が得られ、EGR率
を負荷に応じ制御することができる。EGR装置の構成
及び作動はそれ自体は周知であるからこれ以上の説明は
省略する。
制御回路54はマイクロコンピュータシステムとして構
成され、燃料噴射や、点火時期などのエンジン作動制御
を行うものである。制御回路54にエンジン作動制御の
ため各センサに接続され、エンジンの運転条件に応じた
信号が入力される。
成され、燃料噴射や、点火時期などのエンジン作動制御
を行うものである。制御回路54にエンジン作動制御の
ため各センサに接続され、エンジンの運転条件に応じた
信号が入力される。
クランク角度センサ56.58がディストリビュータ3
0に設けられる。第一のクランク角度センサ56はディ
ストリピユータ軸29a上のマグネット片60と対抗し
て設置され、クランク軸の720度の回転毎、即ちエン
ジンの1サイクル毎にパルス信号を発生し基準信号とな
る。第二のクランク角度センサ58はディストリピユー
タ軸29a上のマグネット片62と対抗して設置され、
クランク軸の30度の回転毎にパルス信号を発生し、エ
ンジンの回転数を知ることができ、この信号はまた燃料
噴射や点火時期制御のトリガ信号となる。
0に設けられる。第一のクランク角度センサ56はディ
ストリピユータ軸29a上のマグネット片60と対抗し
て設置され、クランク軸の720度の回転毎、即ちエン
ジンの1サイクル毎にパルス信号を発生し基準信号とな
る。第二のクランク角度センサ58はディストリピユー
タ軸29a上のマグネット片62と対抗して設置され、
クランク軸の30度の回転毎にパルス信号を発生し、エ
ンジンの回転数を知ることができ、この信号はまた燃料
噴射や点火時期制御のトリガ信号となる。
水温センサ64はシリンダブロック10の冷却水ジャッ
ケト10aの冷却水の温度を検出する。スロットル弁開
度センサ66がスロットル弁34に設けられたスロット
ル弁34の開度に応じた信号が得られる。排気側酸素セ
ンサ68が排気管44に設けられる。この、排気側酸素
センサ68は空燃比フィードバック制御用であり、空燃
比を理論空燃比に制御するものでは02センサであり、
空燃比を理論空燃比よりリーン側に制御するものではリ
ーンセンサである。サージタンク32に吸気側酸素セン
サ70が設けられる。この吸気側酸素センサ70は新気
量(吸入空気量)の計測のため設けられるものでいわゆ
るL−J システムにおけるエアーフローメータ、D−
J システムにおける吸気管圧力センサの代替に設けら
れるものである。酸素センサを使用した吸入空気量計測
に関しては特開昭63−19539号を参照。吸入空気
温度センサ72がサージタンク32に設けられ、吸入空
気の温度TI(Aを知ることができる。また、吸気管圧
力センサ74がサージタンク32に設けられ、吸気管圧
力PIJを知ることができる。
ケト10aの冷却水の温度を検出する。スロットル弁開
度センサ66がスロットル弁34に設けられたスロット
ル弁34の開度に応じた信号が得られる。排気側酸素セ
ンサ68が排気管44に設けられる。この、排気側酸素
センサ68は空燃比フィードバック制御用であり、空燃
比を理論空燃比に制御するものでは02センサであり、
空燃比を理論空燃比よりリーン側に制御するものではリ
ーンセンサである。サージタンク32に吸気側酸素セン
サ70が設けられる。この吸気側酸素センサ70は新気
量(吸入空気量)の計測のため設けられるものでいわゆ
るL−J システムにおけるエアーフローメータ、D−
J システムにおける吸気管圧力センサの代替に設けら
れるものである。酸素センサを使用した吸入空気量計測
に関しては特開昭63−19539号を参照。吸入空気
温度センサ72がサージタンク32に設けられ、吸入空
気の温度TI(Aを知ることができる。また、吸気管圧
力センサ74がサージタンク32に設けられ、吸気管圧
力PIJを知ることができる。
以下、この発明による制御回路54の作動をフローチャ
ートで説明する。第3図は燃料噴射ルーチンを示し、゛
このルーチンは各気筒の燃料噴射時期毎例えば4気筒の
場合は180°CA毎に実行される。この燃料噴射時期
は第1クランク角度センサ56からの7208CA毎の
パルス信号によってクリヤされ、第2クランク角度セン
サ58からの30’信号によってされインクリメントさ
れるカウンタの値によって知ることができる。このルー
チンが開始されるとステップ100で第2酸素センサ7
0によって検出される酸素分圧の値PO□、吸気管圧力
センサ74によって検出される吸気管圧力の値PM、第
2クランク角度センサ58により検出される30°信号
の間隔より検出されるエンジン回転数の値NEがロード
される。ステップ102では燃料噴射量TPマツプ演算
処理を概括的に示している。
ートで説明する。第3図は燃料噴射ルーチンを示し、゛
このルーチンは各気筒の燃料噴射時期毎例えば4気筒の
場合は180°CA毎に実行される。この燃料噴射時期
は第1クランク角度センサ56からの7208CA毎の
パルス信号によってクリヤされ、第2クランク角度セン
サ58からの30’信号によってされインクリメントさ
れるカウンタの値によって知ることができる。このルー
チンが開始されるとステップ100で第2酸素センサ7
0によって検出される酸素分圧の値PO□、吸気管圧力
センサ74によって検出される吸気管圧力の値PM、第
2クランク角度センサ58により検出される30°信号
の間隔より検出されるエンジン回転数の値NEがロード
される。ステップ102では燃料噴射量TPマツプ演算
処理を概括的に示している。
燃料噴射量Tpを算出するため、エンジン回転数Neと
酸素分圧値PO□とに対する燃料噴射量Tpの二次元マ
ツプがあり、現在のエンジン回転数Ne及び酸素分圧値
PO3からマツプを利用して基本燃料噴射量Tpが補間
法によって算出される。
酸素分圧値PO□とに対する燃料噴射量Tpの二次元マ
ツプがあり、現在のエンジン回転数Ne及び酸素分圧値
PO3からマツプを利用して基本燃料噴射量Tpが補間
法によって算出される。
ステップ104では吸入空気温度T)IAより吸入空気
温度補正係数FTHAの算出が実行される。吸入空気温
度補正係数FTHAを算出するため、吸入空気温度TH
Aに対する吸入空気温度補正係数FTHAの一次元マツ
ブがあり、現在の吸入空気温度THAからマツプを利用
してFTHAが補間法によって算出される。
温度補正係数FTHAの算出が実行される。吸入空気温
度補正係数FTHAを算出するため、吸入空気温度TH
Aに対する吸入空気温度補正係数FTHAの一次元マツ
ブがあり、現在の吸入空気温度THAからマツプを利用
してFTHAが補間法によって算出される。
ステップ106では酸素濃度PO□及び吸気管圧力PM
よりEGR率が M によって算出される。この(13式は、吸気管内の酸素
の容積比率を002とすると吸気管中の酸素濃度PO,
が、 PO2=C02XPM (
21によって現され、一方EGR作動時の酸素濃度は空
燃比を理論空燃比に制御するシステムではEGR率eは
、 e = 1 4.83XCO2(3) によって現されことにより得られるものである。
よりEGR率が M によって算出される。この(13式は、吸気管内の酸素
の容積比率を002とすると吸気管中の酸素濃度PO,
が、 PO2=C02XPM (
21によって現され、一方EGR作動時の酸素濃度は空
燃比を理論空燃比に制御するシステムではEGR率eは
、 e = 1 4.83XCO2(3) によって現されことにより得られるものである。
(3)式の成立する根拠を説明すると、以上の述べた変
数に加え、以下の新規な各変数を以下のように定義する
。
数に加え、以下の新規な各変数を以下のように定義する
。
Ga:新気量
Ge :EGRガス流量
M、 :空気の分子量
M、 :酸素の分子量
MO! :排気ガスの平均分子量
T :サージタンク内の温度
0!s′ :排気ガスの酸素(重量)濃度Q、alr
:空気中の酸素(重量)濃度V :サージタンク容積 サージタンク内の全ガスに対して次のガス状態式が成立
する。
:空気中の酸素(重量)濃度V :サージタンク容積 サージタンク内の全ガスに対して次のガス状態式が成立
する。
排気ガスの分子量と空気の分子量とは等しいと仮定する
とMa # Me=28.8 である。また0□1′・23(重量%)。これらを式(
7)に代入すると、 M が成立する。Rは気体定数である。一方、サージタンク
内の0□ガス成分について次のガス状態式が成立する。
とMa # Me=28.8 である。また0□1′・23(重量%)。これらを式(
7)に代入すると、 M が成立する。Rは気体定数である。一方、サージタンク
内の0□ガス成分について次のガス状態式が成立する。
■
IEGR率の定義より
e
(4)、(5)及び(6)式より
が得られる。空燃比は理論空燃比に制御されるからo、
”=。
”=。
従って、前記(1)式
%式%
尚、ステップ106のEGRの算出については、他の手
段、二酸化炭素濃度、EGR弁のリフトによる方法、吸
気温度による方法、その他の方法によっても検出するこ
とができる。
段、二酸化炭素濃度、EGR弁のリフトによる方法、吸
気温度による方法、その他の方法によっても検出するこ
とができる。
再び第3図のフローチャートにおいて、ステップ10B
ではEGR率よりEGR補正係数Keが算出される。E
GR率とEGR率補正係数Keのマツプがあり、現在の
EGR率よりEGR率補正係数の補間演算が行われる。
ではEGR率よりEGR補正係数Keが算出される。E
GR率とEGR率補正係数Keのマツプがあり、現在の
EGR率よりEGR率補正係数の補間演算が行われる。
このEGR補正係数KeはEGRによる燃焼温度の低下
に基づく充填効率の増加を修正するものである。即ち、
充填効率の増加の分だけ燃焼室に入ることができる空気
量が多くなることから、この多(なった空気の分の燃料
を増量するものである。燃焼室に入る酸素量G。2は次
の式によって現される。
に基づく充填効率の増加を修正するものである。即ち、
充填効率の増加の分だけ燃焼室に入ることができる空気
量が多くなることから、この多(なった空気の分の燃料
を増量するものである。燃焼室に入る酸素量G。2は次
の式によって現される。
ηC:充填効率
v3 :行程容積
n ニジリンダ数
T :吸気ガス温度
k :定数
(2)式と(9)式とから、
o2XPM
Go*=kx
×η。XVXnXNe QO)
が得られる。(1)式を考慮すると001式よりが得ら
れる。η。の変化分G。、が変化するので、たとえ酸素
濃度値が同一でもその分燃料が足りなくなる。第4図に
おいて実線が00式による空気量G oxの計算値であ
りη。の増加により実際の空気量は破線のように変化し
、斜線の部分の空気量にみあう燃料増量が得られるよう
に補正係数Keを設定する必要がある。
れる。η。の変化分G。、が変化するので、たとえ酸素
濃度値が同一でもその分燃料が足りなくなる。第4図に
おいて実線が00式による空気量G oxの計算値であ
りη。の増加により実際の空気量は破線のように変化し
、斜線の部分の空気量にみあう燃料増量が得られるよう
に補正係数Keを設定する必要がある。
ステップ110では最終燃料噴射量TAUがTAU=T
pxFTHAxFAF xa(L+b)+cによって算
出される。ここにFAFは空燃比フィードバックによる
補正係数で、周知であるから詳細には説明しないが、下
流側酸素センサ68からの信号によって空燃比を理論空
燃比となるように燃料噴射量を補正するものである。ま
た、a、b。
pxFTHAxFAF xa(L+b)+cによって算
出される。ここにFAFは空燃比フィードバックによる
補正係数で、周知であるから詳細には説明しないが、下
流側酸素センサ68からの信号によって空燃比を理論空
燃比となるように燃料噴射量を補正するものである。ま
た、a、b。
Cはこの発明と直接関係しないため説明を省略する補正
係数、補正量を意味する。
係数、補正量を意味する。
ステップ112ではこの修正された量の燃料噴射がされ
るように制御回路54からインジェクタ42に燃料噴射
信号が印加さるべ(、燃料噴射信号形成が行われる。
るように制御回路54からインジェクタ42に燃料噴射
信号が印加さるべ(、燃料噴射信号形成が行われる。
この’&Qによれば、酸素濃度信号により燃料供給量を
算出するシステムにおいて、l1iGR率による充填効
率の増加を補正する補正係数を導入することにより、E
GR作動による充填効率の変化に関わらす空燃比制御の
制度を向上することができる。
算出するシステムにおいて、l1iGR率による充填効
率の増加を補正する補正係数を導入することにより、E
GR作動による充填効率の変化に関わらす空燃比制御の
制度を向上することができる。
第1図はこの発明の構成を示す線図。
第2図はこの発明の実施例のシステム全体概略構成図。
第3図はこの発明の燃料噴射制御を説明するフローチャ
ート。 第4図はEGR率と燃焼室に導入される酸素量との関係
を示すグラフ。 10・・・シリンダブロック、12・・・ピストン12
・・・シリンダヘッド、18・・・燃焼室し s1図 20・・・点火栓、30・・・ディストリビュータ32
・・・サージタンク、42・・・インジェクタ45・・
・EGR通路、46・・・EGR弁49・・・調圧弁、
54・・・制御回路56.58・・・クランク角度セン
サ 68・・・排気側酸素センサ 70・・・吸気側酸素センサ 72・・・吸入空気温度センサ 74・・・吸気管圧力センサ
ート。 第4図はEGR率と燃焼室に導入される酸素量との関係
を示すグラフ。 10・・・シリンダブロック、12・・・ピストン12
・・・シリンダヘッド、18・・・燃焼室し s1図 20・・・点火栓、30・・・ディストリビュータ32
・・・サージタンク、42・・・インジェクタ45・・
・EGR通路、46・・・EGR弁49・・・調圧弁、
54・・・制御回路56.58・・・クランク角度セン
サ 68・・・排気側酸素センサ 70・・・吸気側酸素センサ 72・・・吸入空気温度センサ 74・・・吸気管圧力センサ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 排気ガス再循環装置を備えた内燃機関の空燃比制御装置
であって、 内燃機関への燃料の供給を制御する燃料供給制御手段、 内燃機関の吸気管に配置され、機関に導入されるガス中
の酸素分圧を検出する酸素分圧検出手段、酸素分圧より
内燃機関に供給すべき燃料量を算出する燃料供給量算出
手段、 内燃機関に供給される全ガス量に占める排気管から吸気
管に再循環される排気ガスの量の割合を検知するEGR
率検知手段、 燃料供給量算出手段により算出される燃料供給量を、E
GR率検知手段によって検知されるEGR率が大きくな
る程大きくなる傾向を有する補正係数によって補正する
燃料供給量補正手段、 を具備する内燃機関の空燃比制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6495089A JPH02245437A (ja) | 1989-03-18 | 1989-03-18 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6495089A JPH02245437A (ja) | 1989-03-18 | 1989-03-18 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02245437A true JPH02245437A (ja) | 1990-10-01 |
Family
ID=13272825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6495089A Pending JPH02245437A (ja) | 1989-03-18 | 1989-03-18 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02245437A (ja) |
-
1989
- 1989-03-18 JP JP6495089A patent/JPH02245437A/ja active Pending
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