JPH0224366A - ジンクリッチ塗料及びその塗料塗膜を検査する方法 - Google Patents

ジンクリッチ塗料及びその塗料塗膜を検査する方法

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JPH0224366A
JPH0224366A JP17595088A JP17595088A JPH0224366A JP H0224366 A JPH0224366 A JP H0224366A JP 17595088 A JP17595088 A JP 17595088A JP 17595088 A JP17595088 A JP 17595088A JP H0224366 A JPH0224366 A JP H0224366A
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JP
Japan
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zinc
rich
paint
light
fluorescent pigment
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Application number
JP17595088A
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English (en)
Inventor
Takashi Ishizuki
石月 孝志
Sadayasu Miyahara
宮原 貞泰
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Dai Nippon Toryo KK
Sinloihi Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
Sinloihi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ブラックライトランプ等による紫外光照射に
より発光する塗膜を形成するジンクリッチ塗料及び該塗
料塗膜を検査する方法に関する。
〔従来の技術及びその解決すべき課題〕従来から、ジン
クリッチ塗料は、電気化学的な作用により優れた防食効
果を発揮する塗料として広く使用されている。
ジンクリッチ塗料により塗装される被塗物としては、例
えば橋梁、海洋構造物、プラント、船舶等の大型鋼構造
物に多く適用されている。
これら被塗物は新設の場合、通常ミルメーカーでサンド
ブラスト、ショツトブラスト、グリッドブラスト等によ
りブラスト処理した後、ショップブライマーとしてジン
クリッチ塗料を薄く塗布し、次いでファブリケータ−へ
搬入し、溶接、溶断により移動可能な大きさのブロック
に組立て、部分ブラスト又は全面ブラスト処理した後、
全面にジンクリッチ塗料を塗装している。
一方、既存被塗物の補修工事の場合、旧塗膜を一部又は
全面除去し、さらに除錆等の表面処理をした後、ジンク
リッチ塗料を塗装することが行なわれるが、ブロックの
大きさは構造物により、辺が数mから数十mに及ぶもの
が多く有り、形状も立方体、直方体、立柱等積々あり、
さらに内部には補強板、間仕切り等があり、ブロック内
部は暗闇と言って過言ではない。また、ブラスト等の処
理をした被塗物の素地の色、ジンクリッチ塗料をショッ
ププライマーとして塗布した場合の該塗膜の色、旧塗膜
であるジンクリッチ塗料塗膜色は、いずれもグレー色で
ある。加えて塗装する場合は安全対策上、メガネ、ヘル
メット等の防具を身に付けている。
このような、暗い作業環境下で、かつ被塗物と類似した
色のジンクリッチ塗料を被塗物に対し塗り残し、塗りム
ラ等なく均一に塗装すること及びその塗装状態を検査す
ることは非常に困難であった。
そこで、ジンクリッチ塗料中にグレー色以外の着色顔料
を配合することにより塗り残しや塗りムラを検査する手
段も考えられてい゛たが、ジンクリッチ塗料は亜鉛粉末
を多量に含有しているため着色しに<<、また、防食性
の面から着色顔料を多量に配合することが出来ず、それ
故前記環境下においては有効な手段とは言えなかった。
本発明者等は、このような現状に鑑み、ジンクリッチ塗
料の塗り残し、塗りムラ等をチエツクできる塗料を鋭意
検討した結果、本発明に到ったものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、可視光下で白色に見え、かつ紫外
光により発光する螢光顔料を含有せしめたことを特徴と
するジンクリッチ塗料及び該塗料を塗布後、紫外光を照
射することにより塗膜を発光させ、発光する個所と発光
しない個所とで塗料の塗り残し、塗りムラ等の箇所を検
査する方法に関する。
以下、本発明について詳述する。
本発明のジンクリッチ塗料は、後で詳細に説明する螢光
顔料を含有せしめる以外は従来から公知のジンクリッチ
塗料がそのまま使用出来る。すなわち、エポキシ樹脂、
アルキド樹脂、ウレタン樹脂、塩化ゴム、油等の各種有
機系もしくはアルキルシリケート、アルカリシリケート
等の各種無機系の展色剤と亜鉛粉末(塗料固形分巾約4
0〜95重量%含有)と水もしくはキジロール、トリオ
ール、メチルエチルケトン等の各種有機溶剤である媒体
とを主成分とする塗料である。
本発明のジンクリッチ塗料は前記公知のジンクリッチ塗
料に螢光顔料を含有せしめたものであり、該螢光顔料は
可視光下で白色(すなわち、亜鉛粉末と近似色)に見え
、かつ紫外光により発光する顔料であれば特に制限なく
使用出来る。なお、本発明における「白色」とは完全な
る白色以外に、薄いグレー色、薄い黄色、薄い青色等い
わゆるオフホワイトまでも当然含むものである。また、
「紫外光により発光する螢光顔料」とは、好ましくは波
長254〜400nmの紫外線により発光する螢光顔料
である。
螢光顔料の発光色は、任意に設定することができ、例え
ばR螢光顔料(赤色発光螢光顔料)、G螢光顔料(緑色
発光螢光顔料)あるいはB螢光顔料(青色発光螢光顔料
)毎の単色として、あるいは必要により、R螢光顔料、
G螢光顔料、B螢光顔料の三原色を任意の割合に混合し
て使用することも可能である。
螢光顔料は無機系でも有機系でも特に制限なく使用可能
である。具体的には無機系では前記R螢光顔料として、
例えばY2O−: Eu (発光ビーク611nm:以
下同様) 、YVO,:巳u (619) 、Y、02
S :Bu (626) 、3.5Mg0.0.5iJ
gF2Ge[]z: !Jn(660)、(Y 、Gd
 ) 803  : 80 (611)等が挙げられる
前記G螢光顔料として、例えばZnS  : Cu、 
AI(530)、(2n、 Cd) S : Cu、^
1(530〜560) 、ZnS :Cu、^U、^l
 (535)、Zn25in、 : M、n (525
) 、ZnS  :八g、Cu(527)、(2n、 
  Cd)  S   :Cu(525)  、 2n
S   :Cu(530)Gd、02S:Tb (54
4) 、La20.S:Tb (544)LS+Os:
 Ce、Tb (544)  、ZnzGeOl : 
Mn (533)、CeMgA]zO+s  : Tb
 (543)  、SrGa2S4: Eu’  +(
535)  、 Zns   :Cu、  Co(51
6)  、 Mg0nBa03 :  Ce、  Tb
  (544)  、 La0Br:Tb、  Tm 
 (544)、しaJ2S: Tb (544)等が挙
げられる。
前記B螢光顔料として、ZnS :Ag (450)、
[:aWO<(425)  、 Y2SiO,:Ce 
 (410)  、 ZnS   :Ag、 Ga、 
CI (450) 、CaJsOsCI  : Eu”
(451) 、BJgAI+40z*  : Bu” 
(454)等が挙げられる。
これら無機系螢光顔料は合成樹脂溶液中に分散し、固化
後粉砕する等の手段により得られた、表面に樹脂層を有
する無機系螢光顔料であってもよい。
また、有機系螢光顔料としては酸性染料タイプであるC
、 I、FIuorescent Brighteni
ng Agent 85.86.134;分散性染料タ
イプであるC、 1. Flu。
rescent  Brightening  Age
nt  1 3 5  、162.172;塩基性染料
タイプである「ダイトホアANJ  (大東化学工業所
社製商品名)等の染料を合成樹脂中に分散、溶解させ固
溶体とした後、粉砕した粒径1〜20μ程度の顔料であ
る。
これら螢光顔料は、紫外光を照射した際、発光が視認出
来ればよいのでジンクリッチ塗料固形分巾約3〜20重
量%配合させるのが適当である。
なお、螢光顔料の添加量が3重量%より少ないと、不透
明な亜鉛粉末を多量に含んだ塗料なので視認が困難であ
り、一方、20重潰%より過剰になると、塗膜性能が低
下する傾向にある。
次に、本発明の塗料の塗り残し、塗りムラ等の箇所を検
査する方法につき説明する。
ブラスト等の手段により除錆した金属面、ジンクリッチ
塗料系ショッププライマーを施した面、ジンクリッチ塗
料系旧塗膜を有する面等の各種被塗物にスプレー、へケ
等の手段により、本発明のジンクリッチ塗料を塗布、乾
燥させる。ついで、得られた塗膜に紫外光(例えば、ブ
ラックライトランプによる紫外光)を照射し、塗膜を発
光させる。このようにして発光する箇所と発光しない箇
所を視認し、発光しない箇所は塗り残し等が生じた箇所
であるので、その箇所に本発明のジンクリッチ塗料を補
修塗りする。このようにして塗膜を検査することにより
塗料の゛塗り残し等の欠陥部を見出し、その箇所を補修
することにより均一塗膜を施すことが可能となる。
〔発明の効果〕
本発明の塗料及び検査方法により、以下の如き効果が得
られる。
(1)  十分に照明が取れない、暗い所でも紫外光を
照射することにより塗膜を発光させ、発光しない箇所、
すなわち塗料の塗り残し、塗りムラ等を容易に発見する
ことが出来る。それ故補修塗りすべき箇所が容易にわか
る。
(2)  グレー色であるジンクリッチ塗料をグレー色
被塗物に塗装した場合、全面均一に塗装されたかどうか
通常視認しにくいが、前記(1)と同様の手段により塗
膜を発光させることにより塗料の塗り残し、塗りムラ等
を容易に発見することが出来る。
(3)  可視光下で白色の螢光顔料を使用しているの
で、本来のジンクリッチ塗料の色を阻害することなく、
またその添加量も少なくてすむのでジンクリッチ塗料の
もつ防食性等の塗膜性能を低下させることがない。
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明する。な
お、実施例及び比較例中の「部」及び「%」は重量基準
で示す。
実施例1〜6及び比較例1〜2 第1表に示す成分を均一に分散混合しジンクリッチ塗料
を調整した。なお、表中の数値は「部」である。各ジン
クリッチ塗料を、サンドブラスト処理した鋼板である試
験板にエアスプレーにて乾燥膜厚が約70μになるよう
に塗布し、1週間乾燥させた。得られた塗膜の外観、発
光性、付着性、防食性の試験をし、その結果を第1表、
下欄に示した。
第1表より明らかの通り、本発明のジンクリッチ塗料は
塗膜性能を低下させることなく、紫外光により発光した
。それ散発光しない塗り残し等の箇所が視認出来、補修
塗装すべき場所が簡単にわかった。
刈 コ 刈 苅 加 加 加 州

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ジンクリッチ塗料において、可視光下で白色に見
    え、かつ紫外光により発光する螢光顔料を含有せしめた
    ことを特徴とするジンクリッチ塗料。
  2. (2)請求項(1)記載の塗料を塗布し、得られた塗膜
    に紫外光を照射することにより塗膜を発光させ、塗料の
    塗り残し、塗りムラ等の箇所を検査する方法。
JP17595088A 1988-07-14 1988-07-14 ジンクリッチ塗料及びその塗料塗膜を検査する方法 Pending JPH0224366A (ja)

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