JPH02243218A - 駆動軸スプライン孔の加工方法 - Google Patents
駆動軸スプライン孔の加工方法Info
- Publication number
- JPH02243218A JPH02243218A JP6396389A JP6396389A JPH02243218A JP H02243218 A JPH02243218 A JP H02243218A JP 6396389 A JP6396389 A JP 6396389A JP 6396389 A JP6396389 A JP 6396389A JP H02243218 A JPH02243218 A JP H02243218A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 12
- 238000003801 milling Methods 0.000 abstract description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Gear Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は例えばトラクターの出力端に使用し、作業機械
の軸を駆動するのに好適な駆動軸の加工方法、特に駆動
軸の連結を容易にするためそのスプラインの山の端部を
半円形に形成する駆動軸スプライン孔の加工方法に関す
るものである。
の軸を駆動するのに好適な駆動軸の加工方法、特に駆動
軸の連結を容易にするためそのスプラインの山の端部を
半円形に形成する駆動軸スプライン孔の加工方法に関す
るものである。
(従来の技術とその課題)
駆動軸の連結を容易にするためそのスプラインの山の端
部を半円形に形成することは本願人の一方によって実願
平1〜5401号に提案された。
部を半円形に形成することは本願人の一方によって実願
平1〜5401号に提案された。
これにより駆動軸の連結が容易、確実となり、特にトラ
クターの出力軸のように狭い部位で使用する場合に連結
が著しく容易となった。
クターの出力軸のように狭い部位で使用する場合に連結
が著しく容易となった。
しかし、スプラインの山の端部を加工するのは非常に困
難であり、熟練を要し、加工時間が長くなるため駆動軸
の価格が高くなる。
難であり、熟練を要し、加工時間が長くなるため駆動軸
の価格が高くなる。
そこで出願人等は機械的に簡単に正確に駆動軸のスプラ
インの山の端部を加工する方法を見出すべく努力を続け
て来た。
インの山の端部を加工する方法を見出すべく努力を続け
て来た。
(課題を解決する手段)
この課題を解決するため、本発明駆動軸スプライン孔の
加工方法は、スプラインで連結される右す部材とめす部
材とから成る駆動軸のめす部材のスプラインの端部を半
円形に形成するに当り、回転テーブルの回転軸線に対し
前記めす部材のスプライン孔の軸線を傾けて前記めす部
材を前記回転テーブルに固着してスプラインの山の1個
に相当するだけ回転し、この回転中、スプラインの山の
前記1個の端部を半円形に加工するよう棒状の工具をそ
の軸線の周りに回転しながら前記めす部材の回転に同期
して移動させることを特徴とする。
加工方法は、スプラインで連結される右す部材とめす部
材とから成る駆動軸のめす部材のスプラインの端部を半
円形に形成するに当り、回転テーブルの回転軸線に対し
前記めす部材のスプライン孔の軸線を傾けて前記めす部
材を前記回転テーブルに固着してスプラインの山の1個
に相当するだけ回転し、この回転中、スプラインの山の
前記1個の端部を半円形に加工するよう棒状の工具をそ
の軸線の周りに回転しながら前記めす部材の回転に同期
して移動させることを特徴とする。
(作 用)
本発明では回転テーブルの回転軸線に対しめす部材のス
プライン孔の軸線を傾けて取付けて、スプラインの山の
1個に相当する分だけめす部材を回転させている間に、
回転する棒状工具をその軸線方向に移動させるから、ス
プラインの端部を半円形に加工することができる。
プライン孔の軸線を傾けて取付けて、スプラインの山の
1個に相当する分だけめす部材を回転させている間に、
回転する棒状工具をその軸線方向に移動させるから、ス
プラインの端部を半円形に加工することができる。
(実施例)
第1図(a)、 (b)におす部材としてのスプライン
軸とめす部材としてのヨークとから成る駆動軸のヨーク
2を示す。このヨーク2はスプライン孔4の入口に傾斜
部6を設けると共にスプラインの端部に半円形部8を設
けている。
軸とめす部材としてのヨークとから成る駆動軸のヨーク
2を示す。このヨーク2はスプライン孔4の入口に傾斜
部6を設けると共にスプラインの端部に半円形部8を設
けている。
本発明駆動軸スプライン孔の加工方法はスプラインの端
部の半円形部8をヨークのスプラインの山の1個に相当
する回転と、回転する工具の移動とによって加工する。
部の半円形部8をヨークのスプラインの山の1個に相当
する回転と、回転する工具の移動とによって加工する。
図示のようなヨーク2は一般に鋳造、鍛造により、又は
鋼管から造られる。スプライン孔4は出力端子孔を開け
た後、スロッタ−、フライス盤等でスプラインを加工す
るか、ブローチで加工する。
鋼管から造られる。スプライン孔4は出力端子孔を開け
た後、スロッタ−、フライス盤等でスプラインを加工す
るか、ブローチで加工する。
次にこの実施例では第2図に示すようなフライす盤10
を使用し、工具は第3図(a)、 (b)に示すような
工具12を使用する。工具12は加工端に平坦端14と
、この平坦端14の周りの複数個くこの実施例では4個
)の平坦面16とを有する。
を使用し、工具は第3図(a)、 (b)に示すような
工具12を使用する。工具12は加工端に平坦端14と
、この平坦端14の周りの複数個くこの実施例では4個
)の平坦面16とを有する。
第2図に示すようにフライス盤10は回転テーブル型で
あって、主軸ヘッド18の主軸20に工具12を取付け
、モーター22により回転する。回転テーブル24上に
は加工すべきヨーク2のスプライン孔4を傾けて取付け
るためのテーパ台26を取付ける。
あって、主軸ヘッド18の主軸20に工具12を取付け
、モーター22により回転する。回転テーブル24上に
は加工すべきヨーク2のスプライン孔4を傾けて取付け
るためのテーパ台26を取付ける。
ヨーク2の軸線が水平面となす角度θは10°〜80゛
の範囲である。この角度θはスプライン孔の径と、工具
をスプライン孔内に導入すべき深さとにより定まる。
の範囲である。この角度θはスプライン孔の径と、工具
をスプライン孔内に導入すべき深さとにより定まる。
即ち通常のようにスプラインを形成し終わって、スプラ
インの端部を半円形に加工すべきヨーク2を第2図に示
すように回転テーブル24上のテーパ台26上に図示の
ように傾けて取付ける。このヨークのスプラインの山の
うち、その半円形に加工すべき端部が最も高い位置にあ
るスプラインの山の端部を加工することになる。まずこ
のようにして取付けたヨーク2をスプラインの山の1個
に相当するだけ回転する。
インの端部を半円形に加工すべきヨーク2を第2図に示
すように回転テーブル24上のテーパ台26上に図示の
ように傾けて取付ける。このヨークのスプラインの山の
うち、その半円形に加工すべき端部が最も高い位置にあ
るスプラインの山の端部を加工することになる。まずこ
のようにして取付けたヨーク2をスプラインの山の1個
に相当するだけ回転する。
一方、フライス盤10の主軸20に取付けた工具12を
回転し、ヨーク2のスプラインの山の1個に相当する回
転中、この回転に同期させて工具12を前進後退させる
。この時の工具とスプラインの山の1個の端部との関係
位置を第4図に示す。工具は回転しているので、第4図
では工具の平坦端14を円形に示した。この円形が多数
あるのはスプラインの山の一端で刻々変化する工具の平
坦端14を示している。工具がスプラインの山の一端を
移動する通路は例えば第4図の14.、142.143
・・・149のようでもよいし14.から始めて14.
、143.142.14.、と加工し再び14.から1
49まで加工する工具通路でもよい。このようにヨーク
2と工具12とを相互に動かすことによって第1図(b
)に示すようなヨーク2のスプライン孔4の内側のスプ
ライン端部の半円形部8を切削形成することができる。
回転し、ヨーク2のスプラインの山の1個に相当する回
転中、この回転に同期させて工具12を前進後退させる
。この時の工具とスプラインの山の1個の端部との関係
位置を第4図に示す。工具は回転しているので、第4図
では工具の平坦端14を円形に示した。この円形が多数
あるのはスプラインの山の一端で刻々変化する工具の平
坦端14を示している。工具がスプラインの山の一端を
移動する通路は例えば第4図の14.、142.143
・・・149のようでもよいし14.から始めて14.
、143.142.14.、と加工し再び14.から1
49まで加工する工具通路でもよい。このようにヨーク
2と工具12とを相互に動かすことによって第1図(b
)に示すようなヨーク2のスプライン孔4の内側のスプ
ライン端部の半円形部8を切削形成することができる。
1個のスプラインの端部に半円形部8を形成し終わった
ら、テーパ台26に対しヨーク2を所定の角度だけ割出
して次のスプラインの端部を加工する。この割出しの角
度はスプライン溝の数をn個とすると360°/nであ
る。
ら、テーパ台26に対しヨーク2を所定の角度だけ割出
して次のスプラインの端部を加工する。この割出しの角
度はスプライン溝の数をn個とすると360°/nであ
る。
回転テーブル240回転に対し、主軸20を前進後退さ
せるのを手動で行ってもよいが、数値制御により行うの
が好適である。また全操作を数値制御で行ってもよい。
せるのを手動で行ってもよいが、数値制御により行うの
が好適である。また全操作を数値制御で行ってもよい。
(効 果)
本発明はスプラインの端部に半円形部8を形成するに際
し、フライス盤の回転テーブルに傾けてヨークを取付け
、スプラインの山の1個に相当するだけ回転している間
に、棒状の工具をこの回転に同期させて前進後退させる
ことにより速やかにスプラインの端部を半円形に仕上げ
ることができる。従って従来、面倒な手作業で行ってい
た半円形の加工を機械的に簡単、正確に行うことがでの
る。
し、フライス盤の回転テーブルに傾けてヨークを取付け
、スプラインの山の1個に相当するだけ回転している間
に、棒状の工具をこの回転に同期させて前進後退させる
ことにより速やかにスプラインの端部を半円形に仕上げ
ることができる。従って従来、面倒な手作業で行ってい
た半円形の加工を機械的に簡単、正確に行うことがでの
る。
従って駆動軸の連結を容易、確実に行うことができると
共に、駆動軸の製造が容易となり安価となる効果がある
。
共に、駆動軸の製造が容易となり安価となる効果がある
。
第1図(a)は本発明を適用する駆動軸のヨークの半分
を断面とする図、 第1図(b)は第1図のヨークの端部の斜視図、第2図
は本発明方法を実施する回転テーブル型フライス盤の正
面図、 第3図〔a)、(社)はそれぞれ本発明の実施に使用す
る工具の正面図及び端面図、 第4図は本発明方法を実施する際の工具のスプラインに
対する通路を説明する図である。 2・・・ヨーク 6・・・傾斜部 10・・・フライス盤 14・・・平坦端 14、〜14゜ 16・・・平坦面 20・・・主軸 24・・・回転テーブル ・・・加工中の工具の位置 18・・・主軸ヘッド 22・・・モータ 26・・・テーパ台
を断面とする図、 第1図(b)は第1図のヨークの端部の斜視図、第2図
は本発明方法を実施する回転テーブル型フライス盤の正
面図、 第3図〔a)、(社)はそれぞれ本発明の実施に使用す
る工具の正面図及び端面図、 第4図は本発明方法を実施する際の工具のスプラインに
対する通路を説明する図である。 2・・・ヨーク 6・・・傾斜部 10・・・フライス盤 14・・・平坦端 14、〜14゜ 16・・・平坦面 20・・・主軸 24・・・回転テーブル ・・・加工中の工具の位置 18・・・主軸ヘッド 22・・・モータ 26・・・テーパ台
Claims (1)
- 1、スプラインで連結されるおす部材とめす部材とから
成る駆動軸のめす部材のスプラインの端部を半円形に形
成するに当り、回転テーブルの回転軸線に対し前記めす
部材のスプライン孔の軸線を傾けて前記めす部材を前記
回転テーブルに固着してスプラインの山の1個に相当す
るだけ回転し、この回転中、スプラインの山の前記1個
の端部を半円形に加工するよう棒状の工具をその軸線の
周りに回転しながら前記めす部材の回転に同期して移動
させることを特徴とする駆動軸スプライン孔の加工方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6396389A JPH02243218A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 駆動軸スプライン孔の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6396389A JPH02243218A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 駆動軸スプライン孔の加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02243218A true JPH02243218A (ja) | 1990-09-27 |
Family
ID=13244465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6396389A Pending JPH02243218A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 駆動軸スプライン孔の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02243218A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120087757A1 (en) * | 2009-03-10 | 2012-04-12 | Sirona Dental Systems Gmbh | Machining device for a workpiece, more particularly for the fabrication of dental prosthetic items or models thereof and a method therefor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5420495A (en) * | 1977-07-14 | 1979-02-15 | Hurth Verwaltungs Gmbh | Method of and device for cutting end portion of gear |
-
1989
- 1989-03-17 JP JP6396389A patent/JPH02243218A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5420495A (en) * | 1977-07-14 | 1979-02-15 | Hurth Verwaltungs Gmbh | Method of and device for cutting end portion of gear |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120087757A1 (en) * | 2009-03-10 | 2012-04-12 | Sirona Dental Systems Gmbh | Machining device for a workpiece, more particularly for the fabrication of dental prosthetic items or models thereof and a method therefor |
US8721237B2 (en) * | 2009-03-10 | 2014-05-13 | Sirona Dental Systems Gmbh | Device for fabricating dental prosthetics and method |
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