JPH02243180A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

Info

Publication number
JPH02243180A
JPH02243180A JP6464889A JP6464889A JPH02243180A JP H02243180 A JPH02243180 A JP H02243180A JP 6464889 A JP6464889 A JP 6464889A JP 6464889 A JP6464889 A JP 6464889A JP H02243180 A JPH02243180 A JP H02243180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winning
game
ball
prize
special
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6464889A
Other languages
English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
新山 吉平
Koji Ito
伊東 広司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sophia Co Ltd filed Critical Sophia Co Ltd
Priority to JP6464889A priority Critical patent/JPH02243180A/ja
Publication of JPH02243180A publication Critical patent/JPH02243180A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は無線機等からの電波などを利用した不正遊技
を防止するパチンコ遊技機に関する。
[従来の技術] 従来、例えば、第16図に示すように、遊技盤1の遊技
領域2内に始動入賞検出器4A(SW□)、 5A (
SW、) 、 5A (SW、)を備えた始動入賞口4
,5..5と役物と呼ばれる変動入賞装置10とが設置
され、前記変動入賞装置10の内部には、可動部材23
.23が開いたときに遊技球の流入が可能となる入賞空
間21が設けられるとと゛もに、該入賞空間21中に、
一般入賞部と、特別入賞検出器18(SW、)を備えた
特別入賞部とが設けられたパチンコ遊技v&100が知
られている。
そして、この種のパチンコ遊技機100においては、遊
技中に遊技球が始動入賞口4,5.5中に入賞したとき
にその中の始動入賞検出器4A(SW工)、5A (S
W、)、5A (SW、)によってその遊技球が検出さ
れ、その検出信号に基づいて可動部材23.23が1回
又は2回開くことによって入賞空間21中に遊技球を受
は入れ易い予備遊技状態に変換し、その変換時に入賞空
間21中に流入した遊技球がその中の特別入賞部に入賞
してその内部の特別入賞検出器18(SW4)に検出さ
れると、その検出信号に基づいて特別遊技の権利が発生
して、その権利に基づいて可動部材23.23が18回
の開閉を1サイクルとし、各サイクル中に特別入賞部に
遊技球が入賞して検出されることを継続条件として、例
えば、最高8サイクルまで継続されるという特別遊技状
態に変換されるようになっている。
そして、従来のパチンコ遊技機においては1例えば、上
記始動入賞口5,5や特別入賞部内に設置された検出器
5A (SW、)、5A (SW、)や特別入賞検出器
18(SW4)の検出回路500が第17図に示すよう
に構成されていた。
即ち、検出回路500は、パチンコ遊技の制御処理を行
なう役物制御装置を構成する後述の制御チップマイクロ
コンピュータ(CPU)800に接続された出力線50
1と、グラウンド接続されたグラウンド、Ij1502
とを備え、それらの先端検出部520が始動入賞口5,
5や特別入賞部の各検出部に臨まされ、出力線501と
グラウンド線502は相互にマイクロスイッチ503に
よって離接されるようになっている。
そして、前記出力線501およびグラウンド線502の
後端側は遊技盤1の裏側や変動入賞装置10の背面等に
設置された中継基板504に一旦中継接続された後、パ
チンコ遊技機L00の裏側に設置された役物制御装置の
メイン基板505に導かれている。そして、そのメイン
基板505に導かれた出力線501の後端部はフィルタ
506およびシュミットインバータ51.Oを介して役
物制御装置を構成する制御チップマイクロコンピュータ
(CPU)800に接続され、グラウンド線502の後
端部はグラウンド接続されている。
前記フィルタ506は、出力線501の上dε部に抵抗
507を介して+5vの作動用電圧が与えられるととも
に、中流部に抵抗508が配され、かつ、その下流部に
、グラウンド接続されたコンデンサ509が接続される
ことによって構成されている。
このように構成された従来の検出回路500は通常時に
おいてはマイクロスイッチ503がオフ状態となってい
て、フィルタ505部分の上流部の出力線501に5v
の作動用電圧が加わっていてその下流部のコンデンサ5
09が充電されていることにより、シュミットインバー
タ510の上流部a点の電圧は第18図に示すようにH
レベルとなっている。そして、そのHレベルの電圧信号
がシュミットインバータ510によって反転されてその
下流部す点の電圧信号がLレベルとなっている。
この状態で検出部の臨まされている始動入賞口5.5や
特別入賞部に遊技球が流入すると、その流入の際−時的
にマイクロスイッチ503がオンされることにより出力
線501のシュミットインバータ510より上流側のI
(レベルの電圧がプラウ5ンド線502を介してアース
されて逃されることにより、−時的にシュミットインバ
ータ510の上流部a点の電圧がLレベルとなる一方、
シュミットインバータ510の下流部す点の電圧がHレ
ベルとなって、遊技球の検出信号が役物制御装置を構成
する制御チップマイクロコンピュータ(CPU)に送ら
れ、その信号に基づいて変動入賞装置10が予備遊技状
1又は特別遊技状態に変換されるようになっている。
[発明が達成しようとする課題] しかし、上記従来のパチンコ遊技機の検出回路500は
不正電波等による誘起電圧に対する対策が何らなされて
いなかったので1例えば、遊技者が不正を目的として、
無線機530を始動入賞口4.5.5に近づけて電波を
発信させると、その発信サイクルに合わせて始動入賞口
4,5.5中の検出器(4A、5A、5A)の検出回路
500の出力線の周りに磁界(電界)ができ、この交番
電磁界により論理レベルの誘起電圧が発生される(例え
ば、−5Vの誘起電圧)ことによりa点の電圧がLレベ
ルとなる。そのため、始動入賞口4゜5.5に遊技球が
流入しないにも係わらず、あたかも遊技球が流入してマ
イクロスインチ503がオンされて出力線501とグラ
ウンド線520とが一時的に電気的接続されることによ
ってa点の電圧がLレベルになったかの如く検出回路5
00が誤動作し、その誤動作による検出信号が制御チッ
プマイクロコンピュータ (CPU)800に入力され
て変動入賞装置10が予備遊技状態に変換されてしまう
ことがある。
その誤動作に基づいて変動入賞装置110が予備遊技状
態に変換したときに、遊技者がさらに不正を目的として
無線機530を変動入賞装置10の入賞空間21中の特
別入賞部の特別入賞検出器IS (SW、)に近づけて
電波を発信させると、特別入賞部に遊技球が流入しない
にも係わらず、前記始動入賞検出器4,5.5のときと
同様に、あたかも遊技球が流入してマイクロスイッチ5
03がオンされたかの如く検出回路500が誤動作し、
その誤動作による検出信号が制御チップマイクロコンピ
ュータ(CPU)800に入力されて変動入賞装[10
が特別遊技状態に変換されてしまうことがある。
更に、この誘起電圧により制御チップマイクロコンピュ
ータ(CP U)が完全に不能状態となって、変動入賞
装置10が予期せぬ作動状態となってしまうことがある
ちなみに、一般に重版されている無線機530(430
MHz、5W)を検出回路50゛0の先端検出部520
に対して10cm位の距離に近づけて電波を発信させた
場合について考えると。
の式から。
0.1 となって、誘起電圧が生じてしまう。
そのため、その誘起電圧の発生による第17図のa点の
電圧は第19図に示すように無線機の発信周波数に合わ
せてHレベルとLレベルに繰り返して何回も変化するこ
ととなり、その場合のLレベルとHレベルとの電圧値が
それぞれ制御チップマイクロコンピュータ(CPU)8
00の動作に必要な電圧値1.2v以下(Lレベル)、
3.8W以上(Hレベル)になるので、制御チップマイ
クロコンピュータ(CPtJ)800が誤動作してしま
う。
近時、パチンコ遊技店においては、このような無線機を
使った不正遊技者が現われ、多大の不利益が生じてしま
うという問題が生じ、そのような問題を解決すべき課題
があった。
この発明はこのような課題を達成させる目的でなされた
[課題を達成するための手段] この発明に係るパチンコ遊技機は、上記課題を達成させ
るため、遊技領域内の特定箇所に流入した遊技球を検出
する検出手段と該検出手段による検出に基づいて遊技上
一定の利益を与える役物とが設置され、前記検出手段に
は外的要因によって同検出手段に生じた誘起電圧を減衰
させる減衰手段が設けられた構成とした。
[作用] 遊技者が不正の目的で通信機を用いて電波を発するなど
(外的要因)により、検出手段に誘起電圧が生じても、
その誘起電圧は、誘起電圧減衰手段により減衰されるこ
ととなって、その誘起電圧に基づく役物の誤動作が防止
される。
[実施例ゴ 第1図は、この発明が適用されたパチンコ遊技機100
の前面の構成例を示すもので、遊技盤1の前面には、下
部の操作ダイヤル101により駆動される打球発射装置
(図示省略)によって発射された遊技球を遊技盤1の上
方部まで案内するガイドレール3が配設されている。こ
のガイドレール3と遊技盤1前面のガラス盤105(第
4図)とによって囲まれる空間に遊技領域2が設けられ
ている。
この遊技領域2の中央には、多くの賞球獲得のチャンス
を与える役物としての変動入賞装置10が設置されてい
る。この変動入賞装置10の上端には天入賞口と呼ばれ
る一般入賞口11が設けられ、変動入賞装置10の左右
位置には一般入賞口12.12が設けられている。
変動入賞装置10の直下には2回開き用始動入賞ロー4
が設けられ、その左右位置には1回開き用始動入賞口5
,5が設けられている。
変動入賞装置1oの周りの適宜位置には風車と呼ばれる
打球方向変換部材6が設置され、遊技領域2の下方側左
右位置にはチューリップ式の一般入賞口11.8が設置
されている。また、遊技領域2の適宜位置にはそれぞれ
障害釘9が植設されている。
そして、前記変動入賞装置10はその前面側中央部が開
口した入賞空間21となっており、その上部は前記入賞
空間21中に打球を流入させる流入空間22となってい
る。その流入空間22の左右には打球流入口22a、2
2aが設けられているとともに、これら打球流入口22
a、22aを開閉する可動部材23.23が回動可能に
設置されている。
これら可動部材23.23は、前記始動入賞口4または
5に遊技球が入賞した時に、第2図に鎖線で示す閉塞状
態から実線で示す開状態(逆[ハ」の字状層)まで、2
回(例えば、0.8秒間×2回)又は1回(例えば、0
.452秒間×1回)開き、打球流入口22a、22a
中に遊技球を受は入れない(又は受は入れにくい状態)
通常状態から遊技球を受は入れ易い予備遊技状態に変換
する。
また、前記入賞空間21中の底部の中央には外周縁に沿
って特別入賞部と複数の一般入賞部を備えた回転入賞処
理部材15が回転自在に設置され。
その周りには、前記打球流入口22a、22aを介して
入賞空間21中に流下してきた遊技球を前記回転入賞処
理部材15の周りに沿って遊技者に視認し得る状態で入
賞空間21中の手前側正面位置まで転動させて回転入賞
部材[5の一般入賞部または特別入賞部に導き入れる球
可視流路171が設けられている。また、変動入賞装置
10の流入空間22中の奥部には7セグメント型の入賞
個数表示器13が、また下部中央には縦横に9個16ん
だ継続回数表示ランプからなる入賞個数表示器14が設
置されている。
そして、前記2回開き用始動入賞口4および1回開き用
始動入賞口5,5の各流路にはその巾に流入した遊技球
を検出する不正対策用の始動入賞検出器4a (SWA
)、5a (SWn、5Wc)が設置されている。また
、前記特別入賞部の流路にはその中に流入した遊技球を
検出する不正対策用の特別入賞検出器18(SV/n)
が設置されている。さらに、前記流入空間22から入賞
空間21中に至る流路にはその流路を流下する遊技球を
検出する流入個数検出器16(SWE)が設置されてい
る。
また、遊技盤1の遊技領域2内の左右位置には特別遊技
を知らせるサイドランプ130,130が、中央の最下
位置にはアウト孔19が設けられている。
遊技盤1の上部には、上記各入賞部4,5,8゜11.
12等に遊技球が入賞して賞球排出が行われるときに一
時的に点灯されるセーフランプ122やパチンコ遊技機
裏側のIt?留タンク(後述)中に貯留されている予備
球としての賞品球が不足したときに点灯する球不足表示
ランプ123が設置されている。
上記構成の遊技盤1を保持するパチンコ遊技機100の
保持枠113の上部には、打球発射装置(図示省略)の
操作ダイヤル101を操作したときに点灯されるパイロ
ットランプ125、および遊技客により不正がなされた
り特別遊技が発生したときなどに点灯される不正表示ラ
ンプ兼エラー表示ランプとしての表示器126が設けら
れている。
また、パチンコ遊技機100の前面側に取り付けられた
開閉パネル114には、打球発射装置(図示省略)に供
給される遊技球を貯留する供給皿115が取り付けられ
、その下方には供給皿115から溢れた賞品球を貯留す
るための受皿116が設けられている。
また、保持枠113の右上部裏側には第1の不正電波検
出器127が、変動入賞装置10の下部裏側には第2の
不正電波検出器128が、供給皿115の左側部の内部
には第3の不正電波検出器129がそれぞれ設置されて
いる。
上記のように概略構成されたパチンコ遊技機はそれに設
置されたマイクロコンピュータ等の制御袋v!1610
(後述)によって概ね次のように制御される。
図外の電源スイツチ操作によりパチンコ遊技機に電気が
供給された初期状態においては、変動入貫装[10の左
右の可動部材23.23は、第1図に示すように、打球
流入口22a、22aを閉じた状態にあって、変動入賞
装置10の入賞空間21中に遊技球を受は入れない通常
状態を維持している。また、入賞空間21中の回転入賞
処理部材15は所定方向(この実施例では上方から見下
して時計方向)に一定速度で回転している。
そして1図示省略の打球発射装置によって、遊技領域2
内に遊技球が発射され、その遊技球が始動入賞口4又は
5中に入賞すると、それが始動入賞a4又は5中に設置
された始動入賞検出器4a(S W A )又は5a 
 (SW B、5Wc)に検出される。その検出信号に
基づいて、回転入賞処理部材15の回転速度が一時的に
速くなり、特別入賞部が正面に至ったときに一時的に止
まるクリック回転状態となる。また、変動入賞装置10
の左右の可動部材23.23が2回又は1回回動(開閉
)され、予備遊技状態に2回又は1回変換する。
その予備遊技状態に変換したときに、遊技球が流入空間
22を介して入賞空間21中に流入してくると、その遊
技球は球可視流路171上を転動して入賞空間21中の
手前側正面位置に至って回転入賞部材15の一般入賞部
または特別入賞部中に流入する。
結果的に特別入賞部に流入できなかった場合には、可動
部材23.23が第1図に示すように。
再び打球流入口22a、22aを閉じた状態に戻って、
流入空間22中に遊技球を受は入れない通常遊技状態を
維持し、回転入賞部材15が通常の回転状態に戻る。
始動入賞口4,5に遊技球が入賞する度に上記動作が繰
り返され、偶発的に特別入賞部中に流入すると、それが
特別入賞部の流路に設置された特別入賞検出器18(S
Wo)に検出されて、その検出に基づいて大当りと呼ば
れる特別遊技態様が発生する。
ここに、特別遊技態様とは、通常の遊技時に比べ、遊技
者に多くの賞球獲得のチャンスを与える遊技庵様で1例
えば、可動部材23.23の所定回数(例えば、18回
)の開閉動作を1サイクル(ただし、その所定回数開閉
動作の終了荊に打球流入口22a、22a中に1例えば
、10個の遊技球が入賞して流入個数検出器16(SW
E)により10カウントされたときには、その時点まで
を1サイクルとしてもよい)とし、各サイクル中に特別
入賞部中に遊技球が入賞して特別入賞検出器18(SW
T))に検出されることを継続条件として、所定サイク
ル(例えば、最高9サイクル)までその動作が行なわれ
るとするものである。
この特別遊技中の継続回数は継続回数表示器14の点灯
個数となって、入賞空間21中への流入個数は入賞個数
表示器13にそれぞれ表示される。
また、上記のように構成されたパチンコ遊技機100で
遊技を行なう遊技者が通信機などの電波発信機を用いて
不正な遊技を行なおうとすると、その電波発信機の電波
によっては始動入賞口4゜5.5中の始動入賞検出機4
a (SWA)、5a(S W e ) 、 5 a 
 (S W c )や特別入賞部の特別入賞検出器12
8(SWo)に誤動作が生じないばかりか、その発信電
波が第1〜第3の不正電波検出!11127〜129の
いずれかに検出され、その検出信号に基づいて表示器1
26が点滅して不正を知らせる。
第2図には遊技盤1に設置された変動入賞装置10、始
動入賞口4,5,5、一般入賞口8,12、打球方向変
換部材6および障害釘9等の、配置例を示す。
可動部材23.23は2点鎖線で示す閉じた状態から実
線で示す逆「ハ」の字状に開いた状態に変化し得る。
各入賞部11,12,8,4,5への打球の入賞確率や
可動部材23.23が開いたときの打球流入口22a、
22aへの打球の流入確率は障害釘9や打球方向変換部
材6のW8整等によって変化されている。
第3図には変動入賞装置10を斜め前から見た全体斜視
図を、第4図にはその縦断側面図を、第5図にはその分
解斜視図を示す。
それらの図に基づいて説明すると、変動入賞装置10は
、その外形の主要部を構成する基枠21Oと、該基枠2
10内の底部に設置された入賞処理ユニット320と、
前記基枠210の後部に取り付けられた作動源ユニット
250と、該作動源取付ユニット250の作動源取付は
部材330の背面に取り付けられた中継基板280とを
備えている。
前記基枠210は、変動入賞装置&10の外形の主要部
を形作るもので、取付は板211と、該取付は板211
の後部に取り付けられた後枠220と、前記取付は板2
11の前部に取り付けられた前側包囲枠380(第3図
)とを備えている。
前記取付は板211は変動入賞袋[10を遊技盤1に設
置するためのもので、遊技盤1に設けられた取付は用開
口部1a(第4図)の前面側に密着状態に取り付けられ
ている。そのように取り付けられた状態で、変動入賞装
置10はその前側部分が遊技領域2内に突出し、後側部
分が遊技盤1の盤面の裏側に突出した状態となっている
この取付は板211の上部側には前記流入空間22に通
ずる小開口部214(第3図)が設けられ、取付は板2
11の下部側には前記入賞空間21と通ずる大開口部2
15(第3図)が設けられている。
また、取付は板211の上端部には天入賞口としての一
般入賞口11が設けられ、その後側には一般入賞口11
に流入した遊技球を後方に導く案内樋11aが設けられ
ている。
取付は板211の上部前面側には鎧部212が手前方向
に突出して設けられ、該鎧部212の上部は前記一般入
賞口11中に遊技球を導く入賞案内部212aとなって
いる。そして、鎧部212の前面には装飾板213が取
り付けられている6前記案内樋11aの下側で前記取付
は板211の裏側には中央部に開口窓217aを有する
表示ユニット取付は枠217が設けられている。この取
付は枠217の左右両側で前記小開口部214中には半
透光性の表示枠341が取り付けられ、後部には表示ユ
ニット310が取付けられている。
前記表示枠341は前記取付は枠213の左右の開口部
を覆って前記流入空間22の側壁部を構成する側板部3
41aと取付は板211の上側小開口部214中に位置
する前板部L41bとを備え、その前板部341bには
円弧状に移動軸挿入孔214a (第3図)が設けられ
ている。
一方、前記表示ユニット310は前記取付は枠217に
取り付けられる取付は基板311を有し。
該取付は基板311の前面中央には、7セグメント型入
賞個数表示器13が取り付けられ、その前面の左右位置
には大当りランプ312が取り付けられている。この表
示ユニット310が前記取付は枠217に取り付けられ
た状態において、その入賞個数表示器13が取付は枠2
17の開口窓217a中に、また、その大当りランプ3
12が前記表示枠341の左右の側板部341aの外側
にそれぞれへ位置している。そして、入賞個数表示器1
3の表示が遊技者にとって視認し易い流入空間22中の
開口窓217aを介して遊技者に見えるようになり、大
当りランプ312の光が表示枠341の前板部341b
を通して遊技者に見えるようになっている。
また、前記取付は板211の前面側には前記流入空間2
2と入賞空間21の前側開口部を画成する前側包囲枠3
80が設けられている。
この前側包囲枠380は前記表示枠341の前板部34
1aの前面に重ね合わされる透明な窓板部381,38
1と前記取付は板211の下側大開口部215を包囲す
る包囲部382と大開口部215の左右の開口端部を覆
う透明窓部383゜383とを備え、前記包囲部382
の上板部の上面が遊技球を前記流入空間22中に導く案
内流路384となっている。また、前記包囲部382の
上部前端部には入賞空間21中を透視させる装飾板34
5が取り付けられている。この装飾板390の上端部中
央には飛出し防止片391が設けられ、可動部材23.
23が開いたときに入賞球案内流路384上へ飛び込ん
だ遊技球の勢いがその飛出し防止片391によって流入
空間22の奥方向への移動力に変換されるようになって
いて、立入賞球案内流路384上に至った遊技球の飛出
しが防止されている。また、包囲部382の下部前端部
には中央に継続回数表示器設置用透明窓部396を有す
る装飾板395が取り付けられている。そして、前記透
明窓部396の裏側に位置する前記包囲部382内の取
付は板211の前面部に継続回数表示器14が取付けら
れている。この継続回数表示器14は縦横に9個マトリ
クス配置された継続表示ランプ(LED)14a (第
3図)を備え、これら継続表示ランプ14aが前記透明
窓部346aを通して遊技者に視認し得るようになって
いる。
また、前記取付は板211の上部前面側の左右位置には
前記鎧部212と包囲部382との間に前記流入空間2
2中への打球流入口22a、22aが設けられている。
これら打球流入口22a。
22aの下端部には軸受部が形成され、これら軸受部に
前記打球流入口22a、22aを開閉する可動部材23
.23が回動可能に設置されている。
これら可動部材23.23は前記打球流入口22a、2
2aの下端部の軸受部221,221中に回動自在に挿
通される回動fi231,231と。
該回1jJfi231,231の先端に固定された可動
片232,232と、該可動片232,232の裏側に
突設された移動軸233,233とから構成されている
。そして、前記回動軸231,231が前記打球流入口
22a、22aの下端部の軸受部221,221中に挿
通されるとともに移動軸233,233が前記円弧状の
移動軸挿通孔214a、214a (第3図)中に挿通
され、もって可動部材23.23が回動軸231,23
1を軸芯として移動軸挿通孔214a、214aに案内
されながら回動するようになっている。
前記後枠220は前部および下部が開口した包囲枠形に
作られ、その内部空間の上部には前記流入空間22が設
けられ、下部には前記入賞空間21が設けられている。
そして、流入空間22の下部には前記前側包囲枠380
の案内流路384と連続する状態に流入案内板223(
第4図)が設けられている。この流入案内板223は奥
側が低くなるように緩傾斜し、該流入案内板223によ
って前記流入空間22と入賞空間21とが上下に仕切ら
れている。また、これら流入空間22と入賞空間21と
はそれらの奥部に設けられた流下案内路224によって
相互に連通し、流入空間22中に流入した遊技球がその
奥部の流下案内路224を介して入賞空間21の奥部に
流下し得るようになっている。
前記流下案内路224には取付は部材161を介して流
入個数検出器16(SWE)が設置されていて、該検出
器16(SWE)によって、流下案内路224を流下す
る遊技球の個数がカウント検出されるようになっている
。そして、前記取付は部材161の前面側上部には、整
流片161aが前向きに突設されていて、!整流片16
1aにより、流入空間22中から流下案内路224の流
入個数検出器16中に至る遊技球を検出し易くするよう
に1個ずつ整流させて流下させるようになっている。
後枠220の外側上段部の左右両側部には前記可動部材
23,23の回動軸231,231を挿通させる軸受部
221,221が筒状に設けられ、中段部および下段部
の左右両側部には前記作動源ユニット250の前記作動
源取付部材330を取り付けるための取付は支柱222
が設けられている。
前記入賞処理ユニット320は前記後枠220の入賞空
間21の下端の開口部に取り付けられている。
この入賞処理ユニット320は後枠220の入賞空間2
1の下端開口部に該開口部を閉塞する状態に取り付けら
れる半透光性の球処理部材17と該球処理部材17に回
転自在に取り付けられる回転入賞処理部材15と該回転
入賞処理部材15の回転軸151に取付けられる動力伝
達ギヤ159とから構成されている。
前記球処理部材17は円盤形をし、その上部中央に凹状
の回転入賞処理部材収容部172が設けられている。こ
の収容部172内には、前記回転入賞処理部材15の外
周寄り底面部分が摺接する一般入賞球保持面172aが
イ;F円状に設けられ。
その中央部にはさらに一段低くなった状態で有底の特別
入賞球流入空間172bが設けられている。
この特別入賞球流入空間172bの底部中央には軸受部
173が設けられている。また、この特別入賞球流入空
間172bの前壁部に特別入賞球流出口177が設けら
れ、該流出口177にそこから流出する特別入賞球を検
出する特別入賞検出器18 (SWo)(第4図)が設
置されている。また、前記−設入賞球保持面172a上
の、上方から見上して正面から反時計方向に所定角度ず
れた位置に、−旦一般入賞球保持面172a上に保持し
た一般入賞球を流出させる一般入賞球流出ロ178が設
けられている。
また1球処理部材17の上部には、回転入賞処理部材収
容部172の外周にって、前方側が低くなるように緩傾
斜した球可視流路171が設けられている。この球可視
流路171の奥側上面部には前記流下案内路224の直
下に位置し、該流下案内路224を介して入賞空間21
中に流下した遊技球を球可視流路171上の左右に振り
分ける振分は突起174が山形に設けられている。
線処理部材17の先端上部には1球可視流路171上を
前方に転動してきた遊技球を回転入賞処理部材15の方
向へ流入させる原流入路175が設けられている。線処
理部材17の下部側外周側部には回転入賞部材収容部1
72を照明する照明ランプ176が複数取り付けられて
いる。
前記回転入賞処理部材15は円盤形をし、その外周縁に
は前記線処理部材17の原流入路175から流入してく
る球をそのまま特別入賞球流入空間172b中に流入さ
せる礼状の特別入賞部151が1個と前記−設入賞球保
持面172a上に一般入賞球を一旦保持した後に一般入
賞球流出ロ178のところまで導いてその流出口178
から流出させる切欠き状の一般入賞部152が複数個等
角度間隔に設けられている5 この回転入賞処理部材15の下部中央には回転$111
51が一体に取り付けられ、該回転軸151が前記回転
入賞部材収容部172内の軸受部173中に回転自在に
挿通されている。そして、その回転軸151はその軸受
部173を貫通して振分は部材17の下方に突出し、そ
の突出した下端部に、回転入賞処理部材15に回転力を
伝達する前記回転力伝達歯車159が固定されている。
前記後枠220の後端部にはその後方に突出した前記取
付は支柱222を介して作動源ユニット250が取り付
けられている。
この作動源ユニット250は、取付は支柱222の後端
部に取り付けられる作動源取付は部材330と、該取付
は部材330の前部に取り付けられた作動ユニット37
0と、取付は部材330の前側下部に取り付けられたモ
ータユニット350とから構成されている。
前記取付は部材330は金属板を加工して作られており
、後枠220の取付は支柱222に取り付けられ1本体
部331の左右には作動ユニット370を取付けるため
のソレノイド取付は片332.332が前方に折り曲げ
られた状態で設けられ、下端部にはモータユニット35
0を取り付けるためのモータ取付は片333が前方に折
り曲げられた状態で設けられている。また、本体部33
1の上部中央にはリード線取出口334が設けられてい
る。
前記作動ユニット370は前記取付は部材330の左右
の取付は片332,332にそれぞれ取付けられるソレ
ノイド371,371とこれらソレノイド371,37
1の作動ロンド372,372に取り付けられた作動部
材373とから構成され、作動部材373の上部左右位
置には横長の軸孔373a、373aが形成されている
これら軸孔373a、373a中に、前記後枠220の
軸受部221,221中から後方に突出した可動部材2
3,23の回動軸231,231の後端に取り付けられ
たクランク部材234,234のクランクピン235,
235が挿通されていて、ソレノイド371,371に
よって可動部材23.23が回動されるようになってい
る。すなわち、ソレノイド371.371の消磁時には
作動ロンド372,372が延びて可動部材23゜23
が第2図に鎖線で示すように垂直上向きとなって閉じた
状態となり、ソレノイド371.371の励磁時には作
動ロッド372,372が縮んで可動部材23.23が
第2図に実線で示すように逆「ハ」の字状となって開い
た状態となる。
一方、前記モータユニット350は作動源取り付は部材
330のモータ取付は片333に取付けられるモータ3
51と該モータ351の駆動軸に取付けられた駆動歯車
352とから構成されている。そして、その駆動歯車3
52が前記入賞処理ユニット320の回転力伝達歯車1
59と噛合してモータ351から前記回転入賞処理部材
15に回転力が付与されるようになっている。
この場合に、変動入賞装置10の梢成部品の製作寸法の
誤差や組立誤差などにより、第4図に示すように、yj
A動歯車352と回転力伝達歯車159の噛合い位置が
ずれて旨く噛み合わない場合が生じてもこの実施例では
取付は部材330が金属製で塑性変形が可能となってい
るので、モータ取付は片333を変形させるなどしてそ
れら相互の噛合いを良好な状態に修正させることが可能
である。
作動源ユニット250の後部に取り付けられる前記中継
基板280は変動入賞装置10の制御系統の配線を中継
して図外の制御装置と電気的接続させるもので、前記作
動源ユニット250の作動源取り付は部材330の後部
に取り付けられる中継基板本体281の後部に多数のコ
ネクタ282が設けられた構成となっている。
そして、これらコネクタ282に変動入賞装置10の継
続回数表示器13、大当りランプ312゜流入個数検出
器16(SWE)、照明ランプ176、ソレノイド37
1,371およびモータ351などからの電気系統の配
線用コネクタ810が接続されている。そして、さらに
、中継基盤280からの制御用リード線820の接続用
コネクタ830が図外の制御装置に接続されている。
第6図には変動入賞装置i!10を後方斜めから見た配
線系統図を示す。
変動入賞装置!10の継続回数表示器13.大当りラン
プ321.流入個数検出器16 (SWp:)。
照明ランプ176、ソレノイド371,371゜モータ
351および継続回数表示ランプ360゜360等のリ
ード線800が変動入賞装置10の後方に導かれてそれ
らリード線800のコネクタ810が中継基板280の
コネクタ282(第6図では見えない、)に接続されて
いる。また、−端がコネクタ840により中継基盤28
0に着脱可能に接続された中継基盤280からの制御用
リード線820の接続用コネクタ830が図外の制御装
置に接続されている。
このように、変動入賞装置10の電気系統のリード線8
00を変動入賞装置10に取り付けられた中継基盤28
0に中継させてから、別のリード1iA820によって
図外の制御装置に接続されているので、従来、変動入賞
装置10の電気系統のリード線を直接制御装置に接続し
ていたのに比べて変動入賞装置10の配線関係がfi素
化して配線の取扱いが極めて容易になり、パチンコ遊技
機の組み立て工程において変動入賞装置10の配線関係
が邪魔にならなくなる。
第7図には遊技盤1の裏面図を示す。
遊技盤1の裏面側は集合樋71によって覆われている。
集合樋71は入賞球を遊技盤1の裏面に沿って流下させ
て集めるもので、遊技盤1の裏面と少なくとも球1個分
の間隔を有し、左右両端には側壁が、また、下部には、
−側から他側に向かって緩やかに傾斜した流下樋71a
が設けられている。
流下樋71aの終端に入賞球処理袋[i!(図示省略)
が揺動可能に設置されている。この入賞処理装置は、流
下樋71aを流下してきた入賞球を1個ずつ分離して図
示省略の賞球排出装置により入賞ごとに賞球排出装置を
行わせる。
同図中、IA〜IMで示す部分は遊技盤1を賞通ずるよ
うに形成された貫通孔である。これらのうち、中央に設
けられた貫通孔IAは変動入貫装5iioを取り付ける
ために設けられた貫通孔である。また貫通孔IB、IC
は1回開き用始動入賞口5,5を、貫通孔IDは2回開
き用始動入賞口4を取り付けるために設けられた貫通孔
である。
また1貫通孔IE、IFは一般入賞口12.12を、貫
通孔IG、IHはチューリップと呼ばれる開閉式の一般
入賞装置8,8をそれぞれ設置するために設けられた貫
通孔である。また1貫通孔IMはアウト孔19を構成す
る球出口である。
また、遊技盤1の裏面には天入賞口と呼ばれる一般入賞
口11から貫通孔IAの中央上端部を経て遊技盤1に裏
側へ流出した入賞球を集合樋71の側方へ誘導する入賞
球誘導@141 a、該誘導樋141aによって案内さ
れる入賞球および一般入賞口12から貫通孔IFの裏側
に至った入賞球を流下樋71a上へ誘導する入賞球誘導
樋141b、141c、141d、および一般入賞口1
2から貫通孔IEの裏側に至った入賞球を流下樋71a
上へ案内する入賞球誘導樋141e、141fがそれぞ
れ設けられている。
上記入賞球誘導樋141a〜141fおよび入賞球誘導
枠850の誘導樋851,852によって流下樋71a
上へ誘導された入賞球、始動入賞口4.5.5.および
チューリップ式の一般入賞装置8,8から貫通孔IB、
IC1ID、オヨびIO,IHを介して直接流下樋71
a上へ誘導された入賞球はその流下樋71a上を流下し
、上記入賞球処理装置(図示省略)まで誘導される。
また1貫通孔IDには2回開き用始動入賞口4の始動入
賞検出器4a (SWA)が、貫通孔IC11Bには1
回開き用始動入賞口5,5の始動入賞検出器5a (S
Wo)、5a  (SWc)が、貫通孔IAの中央には
変動入賞装置10の流入個数検出器16(SWE)が、
貫通孔IAの下部中央には変動入賞装置10の特別入賞
検出器(S W o )がそれぞれ配置されている。
第8図には始動入賞口5,5や特別入賞部内に設置され
た検出器5a (SWB)、5a (SWC)18(S
W、)の不正対策のなされた検出回路900を示す。
不正対策のなされた検出回路900は、同図に示すよう
に、パチンコ遊技の制御処理を行なう役物制御装置を構
成する制御チップマイクロコンピュータ(CPU)80
0に接続された出力線901とグランド接続されたグラ
ンド線902とを備え、それらの先端検出部920が始
動入賞口5゜5や特別入賞部各検出部に臨まされ、相互
にマイクロスイッチ903によって離接されるようにな
っている。
そして、前記出力線901およびグランド線902の後
端側は遊技盤1の裏側に設置された中継基板904(第
6図の中継基板280とは異なる)に−旦中継接続され
た後、パチンコ遊技機100の裏側の裏機構取付枠(図
示省略)に設置された役物制御装置のメインノミ板90
5に導かれている。
そして、中継基板904部分の出力線901とグランド
線902との間には誘起電圧減衰手段としてのコンデン
サ930が設置されている。
また、メイン基板905に導かれた出力線901の後端
部はフィルタ906およびシュミットインバータ910
を介して役物制御装置を構成する制御チップマイクロコ
ンピュータ(CPU)800に接続され、グラウンド線
502の後端部はグラウンド接続されている。
前記フィルタ906は、出力線901の上流部に抵抗5
07を介して+5■の作動用電圧が加えられるとともに
中流部に抵抗508が配されかつその下流部にグラウン
ド接続されたコンデンサ509が接続されることによっ
て構成されている。
このように構成された不正対策のなされた検出回路90
0は通常時においてはマイクロスイッチ903がオフ状
態となっていて、フィルタ505部分の上流部の出力線
901に5■の作動用電圧が加わっていてその下流部の
コンデンサ909が充電されていることにより、シュミ
ットインバータ910の上流部a点の電圧は第9図に示
すように5vを維持しているためHレベルとなっている
そして、そのHレベルの電圧信号がシュミットインバー
タ910によって反転されてその下流部す点の電圧信号
がLレベルとなっている。
この状態で検出部920の臨まされている始動入賞口5
,5や特別入賞部に遊技球が流入すると、その流入の際
−時的にマイクロスイッチ903がオンされることによ
り出力線901のシュミットインバータ910より上流
側のHレベルの電圧がグラウンド線902を介してアー
スされて逃されることにより、−時的にシュミットイン
バータ910の上流部a点の電圧が約5vまで降下する
ためLレベルとなる一方、シュミットインバータ91o
の下流部す点の電圧がHレベルとなって、遊技球の検出
信号が役物制御装置を構成する制御チップマイクロコン
ピュータ (CPU)800に送られ、その信号に基づ
いて変動入賞装置!10が予備遊技状態又は特別遊技状
態に変換されるようになっている。
この検出回路900においては中継基板280部分の出
力線901とグラウンド線902との間に誘起電圧減衰
手段としてのコンデンサ903が設置されているので、
遊技者が不正を目的として。
無線機530を始動入賞口5.5や特別入賞部に近づけ
て電波を発信させることにより検出回路90oの検出部
920に磁界(電界)ができて出力線910に誘起電圧
(例えば、−5v)が生じてもその誘起電圧は誘起電圧
減衰手段としてのコンデンサ930により減衰されてそ
の電波によるシュミットインバータ510の上流部a点
の電圧はその電波の周期に合わせて5vから約3.8v
位にまで変動するがその下の電圧値が1.2v以下のL
レベル状態に変換されることがなくなってその電波によ
る役物制御装置の誤動作がなくなる。
第11図には第8図に示した不正対策のなされた検出回
路900の変形例を示す。
この変形例にあっては、誘起電圧減衰手段としてのコン
デンサ930が中継基板280部分でなく役物制御装置
のメイン基板部分の出力線901とグラウンド線902
との間に設置されているが。
第8図に示したものとその減衰効果は変わらない。
誘起電圧減衰手段としてのコンデンサ930の設置位置
は出力線901とグラウンド線902との間であればど
こに設置してもその減衰効果は変わらない。
第12図には光センサ973を用いた2回開き用始動入
賞口4中に設置された始動入賞検出器4a(SWA)の
不正対策のなされた検出回路950を示す。
この不正対策のなされた検出回路950は、同図に示す
ように、tIt源電圧電圧線951力線952とグラウ
ンド線953とを備え、それらの先端検出部970の光
センサ973が始動入賞口4中に臨まされている。そし
て、電源電圧線951と出力線952の先端部同士は相
互に導通され、これら電源電圧線951および出力線9
52の先端部とグラウンド線953の先端部とは常時は
絶縁されていて光センサ973による検出時にのみ導通
されるようになっている。
前記電源電圧IIA951.出力線952およびグラウ
ンド線953の後端側は遊技盤1の裏側に設置された中
継基板904に一旦中継接続された後、パチンコ遊技f
ilooの裏側の裏機柄取付枠(図示省略)に設置され
た役物制御装置のメイン基板905に導かれている。
そして、中継基板904の出力線952とグラウンド線
953との間には誘起電圧減衰手段としてのコンデンサ
980が設置されている。
メイン基板905に導かれた電源電圧線951の後端部
には抵抗957を介して12Vの電源電圧が供給されて
いる。また、メイン基板905に導かれた出力線952
の後端部はフィルタ956およびシュミットインバータ
915を介して役物制御装置を構成する後述の制御チッ
プマイクロコンピュータ(CPU)800に接続され、
グラウンド線953の後端部はグラウンド接続されてい
る。
前記フィルタ956部分の上流部に5vの作動用電圧作
成用の分圧用抵抗958,959が設置されるとともに
中流部に抵抗960が配されかつその下流部にグラウン
ド接続されたコンデンサ961が接続されている。
このように構成された不正対策のなされた検出回路95
0は通常時においては電源電圧線951や出力線952
とグラウンド線953とは相互に絶縁状態となっていて
、出力線952には電源電圧線951から12Vの電圧
が供給されてその電圧(12V)がコンデンサ980に
加わってコンデンサ980が12Vに充電されている。
そして、フィルタ956内では分圧用抵抗958,95
9によりその電圧12Vが分圧されて0点の電圧が5v
となっている。その5vの電圧が抵抗960を介してコ
ンデンサ961に加わりそのコンデンサ961が5vに
充電された状態となることによって、シュミットインバ
ータ915の上流部d点の電圧が第9図に示すHレベル
となっている。そして、そのHレベルの電圧信号がシュ
ミットインバータ910によって反転されてその下流部
e点の電圧信号がLレベルとなっている。
この状態で検出部970の臨まされている始動入賞口4
に遊技球が流入すると、その流入の際に。
その遊技球がセンサ903に検出されて電源電圧線95
1および出力線952とグラウンド線953とが一時的
に導通されて電源電圧線951および出力線952の電
圧がグラウンド線953を介して逃されることにより、
−時的にシュミットインバータ910の上流部d点の電
圧がLレベルとなる一方、シュミットインバータ915
の下流部e点の電圧がHレベルとなって、遊技球の検出
信号が役物制御装置を構成する制御チップマイクロコン
ピュータ800 (CPU)に送られ、その信号に基づ
いて変動入賞装置10が予備遊技状態に変換されたり、
モータが停止されたりする。
この検出回路950においては中継基板904部分の出
力線952とグラウンド線953との間に誘起電圧減衰
手段としてのコンデンサ930が設置されているので、
遊技者が不正を目的として。
無M機530を始動入賞口4に近づけて電波を発信させ
ることにより検出回路950の検出部970や線材上(
3ラインを含んで)に磁界(電界)ができて出力線95
2に誘起電圧(例えば、−5V)が生じてもその誘起電
圧は誘起電圧減衰手段としてのコンデンサ980により
減衰されてその電波によるシュミットインバータ915
の上流部d点の電圧はその電波の周期に合わせて5vか
ら約3.8V位にまで変動するがその下の電圧値1.。
2v以下のLレベル状態に変換されることがなくなって
その電波による役物制御装置の誤動作がなくなる。
第13図には第12図に示した不正対策のなされた検出
回路950の第1の変形例を示す。
この第1の変形例にあっては、誘起電圧減衰手段として
のコンデンサ980が中継基板280部分でなく裏機構
設置枠(図示省略)の役物制御装置のメイン基板部分の
出力線956とコンデンサ953との間に設置されてい
るが、第12図に示したものとその効果は変わらない。
第14図には第12図に示した不正対策のなされた検出
回路950の第2の変形例を示す。
この第2の変形例にあっては誘起電圧減衰手段としての
コンデンサ980が中継基板904部分でなくセンサ9
03を固定するセンサ基板(図示省略)部分の出力線9
52とグラウンド線953との間に設置されているが、
第12図に示したものとその効果は変わらない。
誘起電圧減衰手段としてのコンデンサ980の設置位置
は出力m952とグラウンド線953との間であればど
こに設置してもその効果は変わらない。
また、前記不正電波検出器127〜129は球が通過す
る孔を持たない検出器で誘起電圧を受けてしまうという
ことを逆に利用したものであり、通信機等からの電磁波
により誘起電圧が発生した場合にそのときの検出信号を
役物制御装置610が検知するようにしたものである。
第15図には、上記のように構成されたパチンコ遊技機
100の制御を行なう制御装置610の制御ブロック図
の一実施例を示す。
この実施例では、役物としての変動入賞装置10等の制
御を制御チップマイクロコンピュータ(CPU)800
等を具えた役物制御装置610を用いて行なうようにな
っている。
制御チップマイクロコンピュータ800は読出し専用メ
モリたるROM611.随時読出し書込みが可能なメモ
リたるRAM612、タイマ613等を有している。
これらのうち、ROM611には、変動入賞装置10の
可動部材23,23、回転入賞処理部材15を回転させ
るモータ351、一般入賞球処理装置860のソレノイ
ド861、スピーカ621、不正表示ランプとしての表
示器126、その他の表示部622等の作動パターンな
どが固定データとして記憶されている。
一方、RAM612には、変動入賞装置10の特別入賞
部151への入賞に基づく特別入賞検出器+8 (SW
z>)からの検出信号があったことや流入個数検出器1
6(SWE)からの検出信号があったことなどを一時的
に記憶したりする記憶領域および制御チップマイクロコ
ンピュータの作業領域(ワークエリア)などが設けられ
ている。
制御チップマイクロコンピュータ610の入力側には2
回開き用始動入賞口4の始動入賞検出器4a(SWA)
、1回開き用始動入賞口5,5の始動入賞検出器5a 
(SWa)、5a (SWc)。
変動入賞装置10の特別入賞検出器18(SWo)およ
び流入個数検出器16(SWE)等がそれぞれ中継基盤
904、スイッチ入力処理部631および入出カポ−ト
ロ32を介して接続されている。
そして、特に、中継基板904には各検出器SW^〜S
 W Eに対応させて誘起電圧減衰手段904aが設置
されている。
また、制御チップマイクロコンピュータ800の入力側
には第1〜第3の不正電波検出器127〜129がオア
ゲート990、スイッチ入力処理部631および入出カ
ポ−トロ32を介して接続されている。
一方、この制御チップマイクロコンピュータ610の出
力側には、それぞれ、入出カポ−トロ32、駆動回路6
33および中継基盤280を介して、可動部材23.2
3を駆動させるソレノイド371.371、回転入賞処
理部材15を駆動させるモータ351、−絞入賞球貯留
装置860のソレノイド861.継続条件成立表示ラン
プ360、大当りランプ312等の大当り表示用ランプ
、継続回数表示ランプ14、入賞個数表示器13等が接
続されるとともに、入出カポ−トロ32.駆動回路63
3および中継基板904を介してスピーカ621、サイ
ドランプ130.セーフランプ122、不正表示ランプ
としての表示器126゜その他の表示部622等が接続
されている。
このようなシステムにおいて、電源スィッチ(図示省略
)が投入されてパチンコ遊技機に電気が供給された時点
では1通常の遊技状態にあって。
ソレノイド371,371が停止(消磁)されていて可
動部材23.23は変動入賞装置10の流入空間22へ
の流入口22a、22aを閉じた状態にある。また、−
殺人賞球処理装置860のソレノイド861が停止(消
m>されていて−設入賞球流出口178がσば放された
状態にある。この通常の遊技時においてはモータ351
が作動して回転入賞処理部材15が上方から見上して時
計方向へ回転している状態にある。継続条件成立表示ラ
ンプ360、ランプ312等、継続回数表示ランプ14
およびサイドランプ130等は消灯していて、その他の
表示部622は通常の遊技表示状態となっている。
この状態で始動入賞口4,5.5のいずれかに遊技球が
入賞すると、始動入賞検出器4a(SWA)、5a  
(SWe)、5a  (SWc)のうち対応するものが
オンされ、その検出信号がスイッチ入力処理部631に
より処理された後、制御チップマイクロコンピュータ8
00に入力される。しかる後、その入力信号に基づく制
御チップマイクロコンピュータ800からの作動°指令
信号によりソレノイド371,371が作動(オン・オ
フ)されて可動部材23.23が1回(1回開き用始動
入賞検出器5a(SWe)または5a(SWc)からの
検出信号に基づく場合)又は2回(2回開き用始動入賞
検出器4a  (SWA)からの検出信号に基づく場合
)開閉される。また、これら始動入賞口4,5.5への
入賞のときには、その入賞の時点から所定時間が経過す
るまでの間、モータ351による回転入賞処理部材の回
転速度が速くなって、その特別入賞部151が正面に至
ったところで一時的に止まるクリック回転状態となるな
ど1通常遊技時と異なる回転を行なう。
上記のように、始動入賞口4,5.5への入賞に基づい
て可動部材23.23が開かれているときに、変動入賞
装置10の流入空間22中に飛び込んだ遊技球がその奥
側の流下案内路224を介して入賞空間21中に流下し
た後、左右いずれかの球可視流路171に導かれて原流
入路175上に至ると、その遊技球はそのクリック回転
している回転入賞処理部材15の特別入賞部151中又
は−殺人賞部152中に流入する。その結果、その遊技
球が所定の有効時間内に特別入賞部151中に入賞して
特別入賞検出器18(SWo)がオンされると、その検
出信号がスイッチ入力処理部631により処理されてか
ら入出カポ−トロ32を介して制御チップマイクロコン
ピュータ800に入力されて特別遊技態様が発生される
特別遊技態様が発生されると、制御チップマイクロコン
ピュータ800のROM611内の固定記憶データによ
る特別遊技の実行制御手順に従い、マイタロコンピュー
タ800から入出カポ−トロ32、駆動回路633を介
してスピーカ621に指令信号が出されて特別遊技の発
生を知らせるファンファーレなどの音声が発せられる。
と同時に。
制御チップマイクロコンピュータ800からの指令でモ
ータ351が通常遊技時と異なる状態に作動されること
により、回転入賞処理部材15の回転速度が速められた
り特別入賞部151が正面向きになったところで一時的
に止まるクリック回転をするなど、通常遊技時と異なる
回転に移行される。
また、その発生時から所定時間が経過した後に、制御チ
ップマイクロコンピュータ800からの指令に基づいて
、ソレノイド371,371のオン・オフ作動による可
動部材23.23の開閉動作が開始される。その動作と
しては、例えば、可動部材23.23の18回の開閉動
作を1サイクル(ただし、18回の開閉動作の終了前の
遊技球が流入空間22中に所定個数流入することによっ
て、流入個数検出器16(SWE)からスイッチ入力処
理部631および入出カポ−トロ32を介して制御チッ
プマイクロコンピュータ800に送られてくる検出信号
のカウント数が所定数(例えば、「10」)になったと
き、又は特別入賞部151中に遊技球が流入して特別入
賞検出器18(SWD)がオンされてその検出信号が制
御チップマイクロコンピュータ800に入力されたとき
には、その時点までを1サイクルとし、各サイクル中に
特別入賞部151中に遊技球が入賞して特別入賞検出器
18(SWD)がオンされてその検出信号が制御チップ
マイクロコンピュータ800に入力されることを条件と
して、最高9サイクルまでその動作が行われることとな
る。その場合に、各サイクル途中で特別入賞部151中
に入賞することにより、特別入賞検出器18(SV/n
)がオンされ、その検出信号が制御チップマイクロコン
ピュータ800に入力されると、制御チップマイクロコ
ンピュータ800から表示指令信号が出されて継続条件
成立表示ランプ360が点灯されると共に、停止指令信
号が出されてソレノイド371゜371が停止されて、
可動部材23.23が略垂直上向きに閉じた状態に復帰
して止まり、しかる後、上記と同様の新たな特別遊技が
開始されることとなる。
各サイクル中、所定条件(例えば、流入個数検出器16
(SWE)により3個カウントされるという条件)が成
立したときに一般入賞貯留装置860のソレノイド85
1が作動(励磁)されて球処理部材17の一殺人賞原流
出ロ178が閉塞されることによって回転入賞処理装置
15の一殺人賞部152に流入した一般入賞球が全てそ
の一殺人賞部152に貯留される状態となり、その状態
がそのサイクルの終了時まで継続される。
各サイクル中に流入個数検出器16(SWE)により検
出された流入個数は制御チップマイクロコンピュータ8
00からの指令で入賞球側数示器13に表示される。ま
た、サイクルの更新時には制御チップマイクロコンピュ
ータ800からの表示指令により継続回数表示器14の
表示ランプ14aが1つずつ追加点灯される。
各遊技中、賞球排出時には制御チップマイクロコンピュ
ータ800からの指令でセーフランプ122が点灯され
る。また、特別遊技時には、大当りランプ312やサイ
ドランプ130その他の表示部622が点滅される等の
特別遊技表示がなされる。
特に、この制御システムによれば、中継基板280部分
に各検出器SW^〜SWEに対応させて誘起電圧減衰手
段が設置されているので、遊技者が不正を目的として各
検出器SW^〜SWEに通信機530を近づけて電波を
発信させることにより各検出器S W A −S W 
Eの検出回路に誘起電圧が生じてもその誘起電圧は誘起
電圧減衰手段によって減衰されて制御チップマイクロコ
ンピュータ(CPU)800に検出信号として入力され
ないので、制御チップマイクロコンピュータ(CPU)
800による誤動作は生じない。
また1通信機530から発せられた電波が第1〜第3の
不正電波検出器127〜129にいずれかに検出され、
その検出信号に基づき、不正表示ランプとしての表示器
126が点滅される。
この実施例に係るパチンコ遊技機は、上記のように始動
入賞口4,5.5に流入した遊技球を検出する始動入賞
検出器4a、5a、5aと該検出器4a、5a、5aに
よる検出に基づいて遊技上一定の利益を与える変動入賞
装置10とが設置され、前記検出器4a、5a、5aの
検出回路900.950には通信機による電波などの外
的要因によって同検出回路900,950に生じた誘起
電圧を減衰させる減衰手段としてのコンデンサ930.
980が設けられているので、遊技者が不正の目的で通
信機を用いて電波を発するなど(外的要因)により、検
出回路900,950に誘起電圧が生じても、その誘起
電圧は、誘起電圧減衰手段としてのコンデンサ930,
980により減衰されることとなって、その誘起電圧に
基づく変動入賞装置i!!ioの誤動作が防止される。
なお、上記説明では始動入賞口4,5.5をポケット形
式のものとして説明したが、通過型又はチューリップ形
式にするなど、どのような形式にしてもよい、また、始
動入賞検出器4a、5a。
5aによる検出に基づいて作動されて一定の利益を与え
る役物の例として変動入賞装置10を示したが、大当り
を発生させる可変表示ゲームを行なう可変表示装置とし
てもよい。また、誘起電圧減衰手段としてコンデンサを
示したが、誘起電圧を減衰できさえすればコイルなどど
のような手段を用いてもよい。
また、上記不正電波検出器127〜129のうち、どれ
か1個からでも役物制御装置610に検出信号が入力さ
れた場合には不正行為があったと判定して遊技不能状態
にさせてもよい。
遊技不能状態にさせる方法としては、■制御チップマイ
クロコンピュータ(CPtJ)800にリセットをかけ
る。■役物制御装置610から打球発射装置(図示省略
)に信号を入力して該発射装置を停止させてしまう、■
パチンコ遊技機100の電源を切ってしまうなどが考え
られる。
また、不正を知らせる報知手段としてはランプのみに限
定せず、■スピーカ621より不正音を発声させる。■
島設備に設置されている呼出しランプ(図外)等を点灯
状態にさせる。■パチンコ遊技機100から管理装置(
図外)に不正が行われたことを報知する。などが考えら
れる。
また、不正電波検出器127〜129の設置位置や設置
個数は上記したものに限定せず、検出器SW^〜SWE
が設置されている箇所にそれぞれ1個ずつ対応させて設
置するなど、パチンコ遊技機100 (遊技盤1を含む
)のいずれの箇所に設置させてもよいし、パチンコ店の
常設備としての島設備に設けることもできる。島設備に
配設できれば、パチンコ遊技機の入れ替え時にも交換し
なくて済む。
ただし、不正電波検出器は不正を行う遊技者に近ければ
近い程良いので、パチンコ遊技機100の前面の突出し
ている部分に配設すると効果的である。
また、検出回路900.950に誘起電圧を発生させる
器具として通信機を挙げたが、誘起電圧を発生させる器
具であればどのようなものに対しても対応でき、また、
球による静電気、電子ライター等によるノイズにも効果
がある。
[発明の効果] この発明に係るパチンコ遊技機は、上記のように、遊技
領域内の特定箇所に流入した遊技球を検出する検出手段
と該検出手段による検出に基づいて遊技上一定の利益を
与える役物とが設置され、前記検出手段には外的要因に
よって同検出手段に生じた誘起電圧を減衰させる減衰手
段が設けられた構成としたので、遊技者が不正の目的で
通信機を用いて電波を発するなど(外的要因)により、
検出手段に誘起電圧が生じても、その誘起電圧は。
誘起電圧減衰手段により減衰されることとなって、その
誘起電圧に基づく役物の誤動作が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第15図はこの発明に係るパチンコ遊技機の実
施例を示すもので、それらのうち、第1図はパチンコ遊
技機の正面図、 第2図は遊技盤の遊技領域の正面図、 第3図は変動入賞装置の斜視図、 第4図は変動入賞装置を遊技盤に設置した状態を示す縦
断側面図、 第5図は変動入賞装置の分解斜視図、 第6図は変動入賞装置の背面側斜視図、第7図は遊技盤
の裏面図。 第8図は検出回路と無線機を示す図。 第9図は通常時における出力線のa点の電圧状態を示す
図。 第10図は無線機の電波等により検出回路に誘起電圧が
発生した場合における出力線のa点の電圧の変化を示す
図、 第11図は第10図に示した検出回路の変形例を示す図
、 第12図はセンサを用いた検出回路を示す図、第13図
は第12図に示した検出回路の第1の変形例を示す図、 第14図は第12図に示した検出回路の第2の変形例を
示す図、 第15図は役物制御装置の制御ブロック図、また、第1
6図〜第19図は従来例を示す図で、それらのうち、 第16図はパチンコ遊技機の正面図、 第17図は検出回路と無線機を示す図、第18図は通常
時における出力線のa点の電圧状態を示す図。 第19図は無線機の電波等により検出回路に誘起電圧が
発生した場合における出力線のa点の電圧の変化を示す
図である。 1・・・・遊技盤、2・・・・遊技領域、4a、5a・
・・・検出器(検出手段)、1o・・・・変動入賞装置
、900.950・・・・検出回路(検出手段)、93
0.950・・・・コンデンサ(減衰手段)。 第7図 1M

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 遊技領域内の特定箇所に流入した遊技球を検出する検出
    手段と該検出手段による検出に基づいて遊技上一定の利
    益を与える役物とが設置され、前記検出手段には外的要
    因によって同検出手段に生じた誘起電圧を減衰させる減
    衰手段が設けられていることを特徴とするパチンコ遊技
    機。
JP6464889A 1989-03-16 1989-03-16 パチンコ遊技機 Pending JPH02243180A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6464889A JPH02243180A (ja) 1989-03-16 1989-03-16 パチンコ遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6464889A JPH02243180A (ja) 1989-03-16 1989-03-16 パチンコ遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02243180A true JPH02243180A (ja) 1990-09-27

Family

ID=13264276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6464889A Pending JPH02243180A (ja) 1989-03-16 1989-03-16 パチンコ遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02243180A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0382490A (ja) * 1989-08-28 1991-04-08 Yasuhiro Obata 遊技機不正行為防止装置
JP2008000375A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0382490A (ja) * 1989-08-28 1991-04-08 Yasuhiro Obata 遊技機不正行為防止装置
JP2008000375A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11300011A (ja) 遊技機
JPH02243180A (ja) パチンコ遊技機
JPH0857121A (ja) 弾球遊技機
JPH0744967B2 (ja) パチンコ機
JP2698564B2 (ja) 遊技機
JPH05168761A (ja) 弾球遊技機
JP2001046676A (ja) パチンコ機の賞球払出装置
JP2698571B2 (ja) 遊技機
JPH0332685A (ja) パチンコ遊技機の不正防止システム
JP2001190805A (ja) パチンコ遊技機
JP4071387B2 (ja) パチンコ遊技機
JPH02177986A (ja) 遊技機
JP3167015B2 (ja) パチンコ遊技機における電気部品接続構造
JP3347318B2 (ja) パチンコ遊技機における打球発射ユニット構造
JP3278678B2 (ja) パチンコ遊技機における打球発射ユニット構造
JP3347317B2 (ja) パチンコ遊技機における打球発射ユニット構造
JP3617963B2 (ja) 弾球遊技機
JP3315402B2 (ja) パチンコ遊技機における打球発射ユニット構造
JPH04309388A (ja) 弾球遊技機
JP4245497B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4154354B2 (ja) パチンコ遊技機
JPH03191970A (ja) パチンコ機
JP2747234B2 (ja) パチンコ機
JP2000254300A (ja) パチンコ遊技機
JP2002253813A (ja) パチンコ遊技機における電気部品接続構造