JPH02242970A - 羊毛繊維の耐光耐熱性向上法 - Google Patents

羊毛繊維の耐光耐熱性向上法

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JPH02242970A
JPH02242970A JP63195469A JP19546988A JPH02242970A JP H02242970 A JPH02242970 A JP H02242970A JP 63195469 A JP63195469 A JP 63195469A JP 19546988 A JP19546988 A JP 19546988A JP H02242970 A JPH02242970 A JP H02242970A
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JP
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compound
wool fibers
fibers
compounds
dyes
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JP63195469A
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Yoshio Sakaguchi
坂口 由夫
Kozo Ogasawara
小笠原 幸造
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Honda Motor Co Ltd
Kawashima Textile Manufacturers Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Kawashima Textile Manufacturers Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両、船舶、航空機の椅子張地その他の内装
材や一般家具の表地等に使用される羊毛繊維製品の耐光
性及び耐熱性を向上させる方法に関するものである。
〔従来の技術〕
プラスチック成型品やフィルムの耐候性改善に使用され
る紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤及び耐熱剤は、
繊維の耐光性改善にも有効と考えられ、それらの使用が
種々試みられている。
この種の従来技術に見るに、まづナイロンに関して言え
ば、特公昭58−36115はアミン基とアルキレン基
及びアリーレン基を有する化合物が、特公昭61−23
312と特公昭61 23313及び特開昭61−28
9181はセミカルバジド系酸化防止剤が、特開昭56
−118967はブチルフェニル・サルファイド系耐熱
剤が、特開昭56−49079はニッケル錯体光安定剤
が、特開昭60−81371はセミカルバジド又はヒド
ラジド系酸化防止剤とヒンダートアミン系光安定剤又は
サリシレート系紫外線吸収剤との併用が、特開昭61−
258082はサリチルアルデヒドと脂肪族ジアミンと
で合成したビスアゾメチン銅錯塩がそれぞれ有効である
とし、又、一般に銅イオンを付与すると耐光堅牢度が改
善されると言われている(特公昭59−44434、特
公昭59−50769、特開昭6l−289181) 
ポリエステル繊維に関して言えば、特開昭56−310
84はベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が、特公昭6
1−60193はベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤と
ハロゲンシクロアルカン化合物との併用が、特開昭60
−252785はベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤と
フェノール系酸化防止剤及びテトラメチルピペリジン系
光安定剤との併用がそれぞれ有効であるとしている。
セルロース繊維に関しては、特公昭5B−43518は
フェノール系酸化防止剤が、特開昭81−63786は
フェノール系酸化防止剤、ベンゾトリアゾール系紫外線
吸収剤又はベンゾフェノン系紫外線吸収剤がそれぞれ有
効としている。
種々の繊維が複合するカーペットに関し、特公昭61−
40792はヒンダートアミン系光安定剤、ヒンダート
フエノール系光安定剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸
収剤及びベンゾフェノン系紫外線吸収剤の何れか18以
上を裏打剤に配合使用すること、又、特開昭61−28
12はヒンダートアミン系光安定剤、ベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、フ
ェノール系酸化防止剤及びメルカプトイミダゾール系耐
熱剤の何れか1種以上を裏面に適用することが表面繊維
の耐光性改善に有効であるとしている。
その他、羊毛繊維に対しアルカリ金属塩をエポキシ樹脂
と共に付与すること(特開昭6l−682)、又、絹に
対しセミカルバジド系酸化防止剤を付与する、こと(特
開昭6l−6976)が耐光性改善に有効であると言わ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
繊維の耐光堅牢度に対する紫外線吸収剤、光安定剤、酸
化防止剤及び耐熱剤の効用は、それらの使用量に比例し
て大きく現われるものではなく過剰使用によっては弊害
も現れ、又、上記の通りそれら紫外線吸収剤等の種類或
は絶絶や染料の種類によって効果の現れ方も異なり、特
に慣用される紫外線吸収剤や酸化防止剤は固体の粒子で
あるから繊維を白っぽくチョークマークの付き易いもの
とし、従ってそれら紫外線吸収剤等の使用量は概して5
〜10o、w、fが限度とされ、それら紫外線吸収剤等
の効用が現われるとしてもせいぜい耐光堅牢度を0.5
級程度と僅かに改善するに過ぎず、紫外線吸収剤等の種
類や使用量を増やしてもそれ以上の効果は期待されない
例えば、ナイロンの耐光堅牢度の改善に効果があるとさ
れる銅イオンを紫外線吸収剤と併用し、ナイロンと同じ
ポリアミド繊維である羊毛繊維に通用しても、予期する
効果は生じない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、羊毛繊維製品の日光や熱による脆化や
麦退色を防止し耐光性と耐熱性を向上させる処理方法を
提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明は、羊毛繊維、又は、羊毛繊維と他の繊維によっ
て構成された繊維製品に、ヒンダートアミン系化合物と
セミカルバジド系化合物、及び、ベンゾフェノン系化合
物とベンゾトリアゾール系化合物の何れか一種以上の化
合物とを付与して羊毛繊維の両光耐熱性を向上させるこ
とを要旨とするものである。
羊毛繊維は種々の染料で染色されるが、好ましくは合金
属染料又は金属媒染染料、若しくは、酸性染料又はスレ
ン染料で染色しておくとよい。
本発明を効果的に実施するには、羊毛繊維の表面スケー
ルを除去し、前記の化合物を粒径5μm以下に綱かくし
、適宜ポリウレタン樹脂、メラミン樹脂或はアクリル樹
脂のバインダーを配合した分散液のかたちで付与し、そ
の場合、分散液の分散剤に使用する界面活性剤には親水
性の特に強いものを用いて羊毛繊維との親和力をもたせ
ておくとよく、そのためには界面活性剤としてノニオン
又はノニオン・アニオン系のものが推奨される。
即ち、天然の羊毛繊維の表面には、付着した塵埃を遊!
lIi説落させる自浄作用をなすスケールが形成されて
おり、一方、ヒンダートアミン系化合物とベンゾフェノ
ン系化合物及びベンゾトリアゾール系化合物は非水溶性
の固形の粒子であるから、スケールの自浄作用によって
羊毛繊維表面より遊離離脱し易く、それ故に、これらの
化合物を遊離させるスケールを除去するか、又は、繊維
宇部に生じる静電気の吸引作用によって羊毛繊維表面に
付着し易くするためにそれらの化合物の粒子をより一層
細かくして羊毛繊維に付与することが望まれるのである
その場合、バインダーは種類によっては本発明の効果を
減殺し却って耐光堅牢度の低下を来す場合がある。
この点でエポキシ樹脂系やシリコン樹脂系或はポリエス
テル樹脂系のバインダーは不通であり、ポリウレタン樹
脂系かメラミン樹脂系又はアクリル樹脂系・のバインダ
ーを用い、好ましくはポリウレタン樹脂系のバンイダー
を、これらの化合物の総量に対して配合比率が1Of!
It%以下になる様に配合して用いるとよい。
羊毛繊維に付与するヒンダートアミン系化合物、セミカ
ルバジド系化合物、ベンゾフェノン系化合物、及び、ベ
ンゾトリアゾール系化合物の総量は、10%o、w、f
以下、好ましくは総I15%o、 w、 f以下にする
とよい、何故なら、本発明による効果はこれらの化合物
を多量に付与したからと言って必ずしもその使用量に比
例して生じるものではなく、却って羊毛繊維製品の表面
を白化或は硬化させ、羊毛繊維固有の風合が損なわれる
ことになるからである。
羊毛繊維のスケールの除去処理は、酸又は蛋白質分解酵
素による(特公昭48−38360、特公昭52−39
959 、特公昭62−19540、特公昭62−38
469、特公昭62−38473 ) 。
ヒンダートアミン系化合物とベンゾフェノン系化合物及
びベンゾトリアゾール系化合物の粒度は綱かい程よく、
粒径5μm以下、好ましくは3μm以下にする。
ベンゾフェノン系化合物は次の一般式(alで表わされ
る。
ものが使用される。
2−2′−ジヒドロキシ−4−4′ジメトキシベンゾフ
エノン 2−2 ’ −4−4” − テトラヒドロキシベンゾフェノン 2−ヒドロキシ−4− ルホニクアシフド メ トキシベンゾフェノン−5− ス W、H,OH又はQC)rう X ; HSO)(、QC,、H2,、(n ; 1〜
12)Y;H又はS 0BH 2iH又はOH ベンゾフェノン系化合物を具体的に示すと次のジヒドロ
キシベンゾフェノン 2−ヒドロキシ−4− ベンゾフェノン 2−ヒドロキシ−4−n オフ トキシベンゾフェノン ピリジン) セバケート 2−ヒドロキシ−4−nメチルオキシベンゾフェノンビ
ス(2−ヒドロキシ−4−メチルオキシ−5−ベンゾフ
ェノン)メタン 2− (3−5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス(1−2−2−6
−6−ベンタメチルー4−ピペリジル ヒンダートアミン系化合物は、末1基が次の一般式価)
で表わされる化合物である。
ヒンダートアミン系化合物を具体的に示すと次のものが
使用される。
ビス(2・2 ′・6 ・6  ・テトラメチル・42
−メチル−2−(2−2’−6−6’−テトラメチル−
4−ピペリジル)アミノ−N−(2−2’−6−6’−
テトラメチル−4−ピペリジル)プロビオンアミドセミ
カルバジド系化合物は次の一般式(C1で表わされる。
次のものが使用される。
2− (3−5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェ
ニル)X;(C臀1、CH■)CH。
セミカルバジド系化合物として具体的には次の構造式の
1−6−へキサメチレン・ビスl−N’ジメチル)セミ
カルバジドが用いられる。
2− (3−t−7’チル−5−メチル−2−ヒドロキ
シフェニル) −5−、クロロベンゾトリアゾールベン
ゾトリアゾール系化合物は次の一般式(d)で表される
2− (3−5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェ
ニル)−5−クロロベンゾトリアゾール ベンゾトリアゾール系化合物を具体的に示すとしf13 本発明の実施に際しては、前記のヒンダートアミン系化
合物とセミカルバジド系化合物、及び、ベンゾフェノン
系化合物とベンゾトリアゾール系化合物の何れか一種以
上の化合物と共に、ヒンダートフエノール系化合物を併
用してもよい。
このヒンダートフエノール系化合物は次の一般式(@)
で表される。
−ヒドロキシ・ヒドロシンナマミド) 1−3−5− トリメチル−2−4−6−1−リス(3
−5−ジー上ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ンY ; CH3、t−Bu ヒンダートフエノール系化合物を具体的に示すと次のも
のが使用される。
3−9ビス(1−1ジメチル−2[β−(3−t−ブチ
ル−4〜ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニ
ルオキシ]エチル) 2−4−8−10−テトラオキ号
スピロ(5−5)ウンデカン 上記のヒンダートアミン系化合物、セミカルバジド系化
合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系
化合物、及び、ヒンダートフエノール系化合物は、羊毛
繊維をパイルとするモケフトその伯のパイル布帛では、
そのベース地の繊維にも付与するとよく、それらの付着
量はそれぞれ2.5%o、 w、 f以下、好ましくは
0.5〜1.0%0.−9fになるようにし、その場合
、それらの化合物はバッキング仕上に用いる接着剤(通
常エマルジョンコンパウンド)にも配合して使用すると
よい。
Ja下、羊毛繊維をパイルとする下記仕様の先染モケッ
トを用いた実施例により本発明を具体的に説明する。
(1)モケント織規格 パイル糸素材;スケール除去処理した羊毛繊維パイル糸
番手;2/48番手 パイル長  ;2.5鶴 パイル目付 ;310g/m 地経糸及び地緯糸素材;綿・ポリエステル混紡糸ベース
地目付;220g/イ モケット生機総目付; 530 g / m(2)パイ
ル染色規格 染料、CI、Δcid  Orange 10B・=0
.040%o、w、fcr、Ac1d  Red 31
6 =0.014%o、w、fC1、Ac1d  Bl
ack 131 ・=0.156%o、w、fバイル色
相;グレー 〔実施例1〕 ベンゾフェノン系化合物(2−ヒドロキシ−4−ベンゾ
フェノン)の分散液(1)を次の通り調製した。
200メツシユ・ベンゾフェノン・・・・・・20重I
nノニオン界面活性剤(1) (花王■製品ペレックスOPT )・・・・・・2重量
部水・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・   78重量部ヒンダートア
ミン系化合物(ビス(2・2f6 ・6 ′・テトラメ
チル・4 ・ピリジン)セバケート)の分散液(2)を
次の通り調製した。
200メツシユ・ヒンダートアミン・・・20重量部ノ
ニオン界面活性剤(1)・・・・−・・・・・・・・−
・・・・2重量部水・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・ 78
重量部セミカルバジド系化合物(1−6−ヘキサメチレ
ン・ビス(N−N’ジメチル)セミカルバジド)を水に
溶解して20%水溶液(1)を調製し、これに上記の分
散液(1) (2+と水を加えて次の通り調製した処理
液(11にモケットを浸漬しピンクアンプ50%にして
絞液し、110℃にて加熱乾燥して処理した。
分散液(1)・・・・・・・・・25M量部分散液(2
)・・・・・・・・・25重量部水溶液(1)・・・・
・・・・・25重量部水・・・・・・・・・・・・・・
・・・・25重量部〔実施例2〕 実施例1における分散液(11と(2)及び水溶液(1
)に水を加えて次の通り調製した処理液(2)によりモ
ケットを実施例1と同様にピンクアップ50%にして処
理した。
分散液(1)・・・・・・・・・15M量部分散液(2
)・−・・・・・・・15重量部水溶液(11・・・・
・・・・・15重量部水・・・・・・・・−・・・・・
−・・・55重量部〔実施例3〕 実施例1における分散液(1)と(2)及び水溶液(1
1に水とバインダー(1)(ポリウレタン樹脂エマルジ
ョン)を加えて次の通り調製した処理液(3)によりモ
ケットを実施例1と同様にピックアップ50%にして処
理した。
分散液(1)・・−・・・・・・15重量部分散液(2
)・・・・・・・・・15重量部水溶液(1)・・・・
−・・・・15M量部バインダー(1)・・・3重量部 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・52重量部〔
実施例4〕 ヒンダートフエノール系化合物(1−3−5−)リメチ
ル−2−4−6−トリス(3−5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシベンジル)ベンゼン)の分散液(3)を次
の通り調製した。
200メツシユ・ヒンダートフエノール2OfflRノ
ニオン界面活性剤(1) (花王(?11製品ペレフクスOPT )・・・・・・
2重量部水・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・78重量
部上記の分散液(3)に水及び実施例1における分散液
(1)と(2)と水溶液(1)を加えて次の通り調製し
た処理液にてモケットを実施例1と同様にビックアンプ
50%にして処理した。
分散液(1)・・・・・・・・・10重量部分散液(2
)・・・・・・・・・15重量部分散液(2)・・・・
・・・・・10重量部水溶液(1)・・・・・・・・・
15重量部水・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
0重量部〔比較例1〕 実施例1における分散液(11に水を加えて次の通り調
製した処理液によりモケットを実施例1と同様にピック
アップ50%にして処理した。
分散液(1)・・・・・・・・・15重量部水・・・・
・・・・・・・・・・・・・・85重量部〔比較例2〕 実施例1における水溶液(11に水を加えて次の通り調
製した処理液によりモケットを実施例1と同様にピック
アップ50%にして処理した。
水f4i’& (1)・・・・・・・・・15重量部水
・・・・・・・・・・・・・・・・・・85M量部〔比
較例3〕 実施例1における分散液(2)に水を加えて次の通り調
製した処理液によりモケットを実施例1と同様にピンク
アップ50%にして処理した。
分散液(2)・・・・・・・・・15ffi量部水・・
・・・・・・・・・・・・・・・・85重量部〔比較例
4〕 実施例1における分散液(11と(2)に水を加えて次
の通り調製した処理液によりモケットを実施例1と同様
にピンクアップ50%にして処理した。
分散液fl)・・・・・・・・・25重量部分散液(2
)・−・・・・・・・25重量部水・・・・・・・・・
・・−・・・・・・50重量部〔比較例5〕 実施例1における分散液(1)と水溶液(1)に水を加
えて次の通り調製した処理液によりモケットを実施例1
と同様にピックアップ50%にして処理した。
分散液(1)・・・・・・・・・25重量部水溶液+1
1・・・・・・・・・25重量部水・・・・・・・・・
・・・・・・・・・50重量部〔比較例6〕 実施例1における分散液(1)と実施例4における分散
液(3)に水を加えて次の通り調製した処理液によりモ
ケットを実施例1と同様にピックアンプ50%にして処
理した。
分散液(1)・・・・・・・・・25重量部分散液(3
)・・・・・・・・・25重量部水・・・・・・・・・
・・・・・・・・・50M量部〔比較例7〕 実施例1における分散液(1)に水を加えて次の通り調
製した処理液によりモケットを実施例1と同様にピック
アップ50%にして処理した。
分散WI(1)・・・・・・・・・50M量部水−・・
・・・・・・・・・・・・・・・50重量部〔比較例8
〕 実施例1における水溶液(1)に水を加えて次の通り調
製した処理液によりモケットを実施例1と同様にピンク
アンプ50%にして処理した。
水溶液+1)・・・・・・・・・50重量部水・−・・
・・・・・・・・・・・・・・50重量部〔比較例9〕 実施例1における分散液(2)に水を加えて次の通り調
製した処理液によりモケットを実施例1と同様にピンク
アップ50%にして処理した。
分散液(2)・・・・・・・・・50重量部水・・・・
・・・・・・−・・・・・・・50重量部〔比較例10
〕 実施例4における分散液(3)に水を加えて次の通り調
製した処理液によりモケットを実施例1と同様にピック
アップ50%にして処理した。
分散液(3)・・・・・・・・−50重量部水・・・・
・・・・・・・・・・・・・・50重量部〔比較試験〕 上記の実施例1〜4及び比較例1〜10により得られた
モケットと未処理のモケット(ブランク)から試料片を
採取し、それらの試料片の裏面に10鶴厚みのポリウレ
タンフォームを当て、フェートメーターにてカーボンア
ークを150時間照射し、それらの耐光堅牢度をグレー
スケールにて測定し、且つ、日立製作所607型分光光
度計にて色差変動率△bを測定し、ブランクの色差変動
率△b゛との差△b1−△bをブランクの色差変動率△
b′で除した値(%)をもって耐光堅牢度の向上率とし
、それらの比較試験を行った。
又、これらカーボンアーク照射後の試料片を、摩擦子の
幅4寵×長さ29tm、荷重200g、摩擦回数10回
、往復距離10cm、往復速度30回/分として学振型
摩擦試験機にて摩擦し、それらの試料片の脆化の程度試
験し、 次の基準により判定した。
〔 試験結果表 〕
次表は、 上記の試験結果を示すものである。
0処理剤Aは、ベンゾフェノン系化合物処理剤Bは、セ
ミカルバジド肩ヒ合物 処理剤Cは、ヒンダートアミン系化合物支ψIJDは、
ヒンダートフエノール肩上合物〔効 果〕 上記の試験結果表に示す通り単にヒンダートアミン系化
合物やセミカルバジド系化合物、ベンゾフェノン系化合
物、ベンゾトリアゾール系化合物或は、ヒンダートフエ
ノール系化合物等の処理剤を付与し付着量を増したと言
うだけでは耐光性と耐熱性に関する効果は得られないが
、それらの化合物を略同量併用し付与することによって
羊毛繊維の耐光性と耐熱性は著しく向上した。
出願人   本田技研工業株式会社 株式会社 用品織物

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、羊毛繊維、又は、羊毛繊維と他の繊維によって構成
    された繊維製品に、ヒンダートアミン系化合物とセミカ
    ルバジド系化合物、及び、ベンゾフェノン系化合物とベ
    ンゾトリアゾール系化合物の何れか一種以上の化合物と
    を付与することを特徴とする羊毛繊維の耐光耐熱性向上
    法。 2、羊毛繊維、又は、羊毛繊維と他の繊維によって構成
    された繊維製品に、ヒンダートアミン系化合物とセミカ
    ルバジド系化合物、及び、ベンゾフェノン系化合物とベ
    ンゾトリアゾール系化合物の何れか一種以上の化合物と
    を、総量10%o.w.f以下、好ましくは総量5%o
    .w.f以下付与することを特徴とする羊毛繊維の耐光
    耐熱性向上法。 3、含金属染料又は金属媒染染料で染色された羊毛繊維
    、又は、含金属染料又は金属媒染染料で染色された羊毛
    繊維と他の繊維によって構成された繊維製品に、ヒンダ
    ートアミン系化合物とセミカルバジド系化合物、及び、
    ベンゾフェノン系化合物とベンゾトリアゾール系化合物
    の何れか一種以上の化合物とを付与することを特徴とす
    る羊毛繊維の耐光耐熱性向上法。 4、酸性染料又はスレン染料で染色された羊毛繊維、又
    は、酸性染料又はスレン染料で染色された羊毛繊維と他
    の繊維によって構成された繊維製品に、ヒンダートアミ
    ン系化合物とセミカルバジド系化合物、及び、ベンゾフ
    ェノン系化合物とベンゾトリアゾール系化合物の何れか
    一種以上の化合物とを付与することを特徴とする羊毛繊
    維の耐光耐熱性向上法。 5、羊毛繊維、又は、羊毛繊維と他の繊維によって構成
    された繊維製品に、ヒンダートアミン系化合物とセミカ
    ルバジド系化合物、及び、ベンゾフェノン系化合物とベ
    ンゾトリアゾール系化合物の何れか一種以上の化合物、
    並びに、ヒンダートフエノール系化合物を付与すること
    を特徴とする羊毛繊維の耐光耐熱性向上法。 6、羊毛繊維、又は、羊毛繊維と他の繊維によって構成
    された繊維製品に、ヒンダートアミン系化合物とセミカ
    ルバジド系化合物、及び、ベンゾフェノン系化合物とベ
    ンゾトリアゾール系化合物の何れか一種以上の化合物、
    並びに、ヒンダートフエノール系化合物を、総量10%
    o.w.f以下、好ましくは総量5%o.w.f以下付
    与することを特徴とする羊毛繊維の耐光耐熱性向上法。 7、含金属染料又は金属媒染染料で染色された羊毛繊維
    、又は、合金属染料又は金属媒染染料で染色された羊毛
    繊維と他の繊維によって構成された繊維製品に、ヒンダ
    ートアミン系化合物とセミカルバジド系化合物、及び、
    ベンゾフェノン系化合物とベンゾトリアゾール系化合物
    の何れか一種以上の化合物、並びに、ヒンダートフエノ
    ール系化合物を付与することを特徴とする羊毛繊維の耐
    光耐熱性向上法。 8、酸性染料又はスレン染料で染色された羊毛繊維、又
    は、酸性染料又はスレン染料で染色された羊毛繊維と他
    の繊維によって構成された繊維製品に、ヒンダートアミ
    ン系化合物とセミカルバジド系化合物、及び、ベンゾフ
    ェノン系化合物とベンゾトリアゾール系化合物の何れか
    一種以上の化合物、並びに、ヒンダートフエノール系化
    合物を付与することを特徴とする羊毛繊維の耐光耐熱性
    向上法。
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JP (1) JPH02242970A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2248451A (en) * 1990-10-04 1992-04-08 Sandoz Ltd Process for aftertreating anionically dyed substrates
JP2009534551A (ja) * 2006-04-24 2009-09-24 ハンツマン アドバンスト マテリアルズ (スイッツァランド) ゲーエムベーハー 熱安定性の強化方法
KR20180042429A (ko) 2015-08-31 2018-04-25 가부시키가이샤 시마세이키 세이사쿠쇼 가공섬유의 제조방법 및 상기 가공섬유, 동물섬유의 손상억제방법 및 동물섬유의 가공방법

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