JPH02242233A - 光制御デバイス - Google Patents

光制御デバイス

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JPH02242233A
JPH02242233A JP6334689A JP6334689A JPH02242233A JP H02242233 A JPH02242233 A JP H02242233A JP 6334689 A JP6334689 A JP 6334689A JP 6334689 A JP6334689 A JP 6334689A JP H02242233 A JPH02242233 A JP H02242233A
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JP
Japan
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electrode pair
light beam
electro
voltage
electrode
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JP6334689A
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Takashi Shibakuchi
芝口 孝
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光晴報記録再生装置等の各種光情報処理機器
に適用可能な光制御デバイスに関する。
従来の技術 一般に、光学装置においては、電気光学結晶は重要な素
材の一つである。ここに、従来、電気光学結晶を用いて
焦点距離を変える方式は、例えば1985年電気学会電
磁界理論研究会資料(EMT−85゜N11I6−20
. P25−33)中の「画像処理用屈折率分布型平板
マイクロレンズのアクティブ伝送特性」に記載されてい
る。これは、LiNb0.結晶板に250μ鳳以下の微
小の屈折率分布型平板マイクロレンズをプロトン交換に
より作製し、さらに表面に電極を形成し、この電極に電
圧を印加し電気光学効果により屈折率を変化させて焦点
距離を変えるものであり、その理論解析がなされている
また、文献“APPLIED 0PTIC5/Vol、
24. No、9/l、  閃ay  1985”  
の rTotal  1nternal  refle
ctionlensJには、電気光学結晶LiTa0.
を用いた全反射型レンズが記載されている。これは、ま
ず、LiTa0.結晶のX面又は2面に微細な電極列を
形成する。入射レーザビームは、X面又は2面に対して
微小角1.46で約20μ朧のビーム径に絞って入射さ
せる。電極に電圧を印加すると、電気光学効果により屈
折率が変化し、ビームウェストの位置が変ることになる
発明が解決しようとする課題 前者のように電気光学結晶LiNb0.に微小の屈折率
分布型平板マイクロレンズをプロトン交換により作製し
たものでは、 ■ 作製が容易でない。
■ 入射ビームが250pm以下という制約を受ける。
よって、適用し得る光学装置も制約を受ける。
■ 理論解析上、200pmL、か焦点位置を変えるこ
とができない。
■ 現状では、計算結果のみであり、収束性能が不明で
ある。
■ 偏向機能を持たない。
という欠点がある。
後者の電気光学結晶り、1Tao、を用いた全反射型レ
ンズによる場合は、 ■ 結晶面(反射面)にほぼ平行な角度(1゜46)で
レーザ光を入射させなければならないという制約を受け
る。
■ 反射面での入射ビーム径が例えば20μm径に絞ら
れていなくてはならない。
■ 偏向機能を持たない。
という欠点がある。
そこで、P L Z T等の電気光学媒体を挾むように
形成した電極対に電圧を印加することにより、電気光学
効果によって電気光学媒体中に屈折率分布を生じさせ、
レンズ機能を持たせるようにした電気光学レンズが考え
られている。このような電気光学レンズによれば、構造
が簡単で作製が容易であり、入射ビーム条件も厳しくな
いものとなる。
しかし、偏向機能を持たないものである。
即ち、従来にあっては、レンズ機能と偏向機能とを併せ
持つ光制御デバイスがないものである。
ここに、両機能を持たせるためには、従来技術を踏まえ
ると、前述した文献等に示された電気光学結晶を用いた
可変レンズに光偏向器を組合せることが考えられる。し
かし、各々別個のデバイスを用意しなければならず、一
体化構成できない。また、従来の電気光学レンズでは特
殊な光ビーム形状であるので、光偏向器との整合性の悪
いものでもある。
課題を解決するための手段 直線偏光した光ビームの光路上に配置させた電気光学媒
体を設け、この電気光学媒体の光ビーム透過方向に沿っ
て対向する両面に形成されて電圧印加により前記光ビー
ムを収束又は発散させるレンズ作用を付与する大きさ及
び形状とした少なくとも一対の第1電極対と、この第1
電極対に電圧を印加する第1電源手段とを設け、かつ、
前記電気光学媒体の光ビーム透過方向に沿って対向する
両面に形成されて電圧印加により前記光ビームを偏向さ
せる偏向作用を付与する大きさ及び形状とした第2電極
対と、この第2電極対に電圧を印加する第2電源手段と
を設けた。
作用 まず、第1ist源手段により第1電極対に所定の電圧
を印加すると、電気光学効果により電気光学媒体中に屈
折率分布が生じる。この時、第1電極対の大きさ及び形
状がこの結晶に光ビームを収束又は発散させるレンズ作
用を付与するものであり、直線偏光にて入射した光ビー
ムはこのレンズ作用を受けて収束又は発散する。よって
、使用する光ビームは直線偏光であればよく、他に特別
な制約を受けない。また、焦点位置は第1@極対に印加
する電圧によって制御し得る。一方、第2電源手段によ
り第2電極対に所定の電圧を印加すると、電気光学効果
により電気光学媒体中に屈折率分布が生じる。この時、
この第2@極対の大きさ及び形状がこの結晶に光ビーム
を偏向させる偏向作用を付与するものであり、光ビーム
はこの偏向作用を受けて射出される。この時、偏向角は
第2電極対に印加する電圧によって制御し得る。即ち、
第1、 2’i!!源手段による印加電圧を調整するこ
とにより、焦点距離と偏向角とを各々独立に制御し得る
ものとなる。また、デバイスとしては、1個の電気光学
媒体に所定の第1.2電極対を形成すればよく、作製容
易にして一体化構造のものとすることができる。
実施例 本発明の第一の実施例を第1図及び第2図に基づいて説
明する。
まず、矢印Aで示すように直線偏光した入射光ビームl
の光路(Z軸方向)上に本実施例の特徴とする光制御デ
バイス2が配置されている。この光制御デバイス2は矩
形状の電気光学媒体3、例えばPLZT電気光学結晶を
ベースとして形成したものである。その組成は、9.O
/65/35が適当であるが、他の組成であってもよい
。ここに、電気光学媒体3の光ビームが入射及び出射す
る面は光学研磨されている。このような電気光学媒体3
の光路(光ビーム透過方向)に沿って対向するy軸方向
の両面には、入射側より順に、複数の電極対4,5.6
が形成されている。
ここに、電極対4は入射光ビームlに対しy方向のレン
ズ作用を付与する第1′IrL極対となるもので電極膜
4a、4bの対からなる。これらの電極膜4a、4bは
図示の如く、比較的細い電極幅にて形成された直線短冊
状形状のものであり、これらの電極膜4a、4b間には
電圧V、なる第11!!源手段となる電源7が接続され
、図示しない制御系、スイッチング手段により電圧V、
を選択的に印加し得るように構成されている。
また、電極対5もレンズ作用を付与する第1電極対とな
るものであるが、電極対4と異なり、X方向に収束させ
るレンズ作用を付与する。このため、電極対5は各々の
面においてX軸方向中央に間隙を持たせて両側に形成し
た直線短冊状の2つずつの電極膜5 a、、 5 a、
、  5 b、、 5 b、からなり、電圧V、なる第
1電源手段としての電源8に接続されている。この電源
8も図示しない制御系、スイッチング手段により電圧■
3 を選択的に印加し得るように構成されている。
さらに、電極対6はX方向の偏向作用を付与する第2電
極対となるもので、電極膜6a、6bの対からなる。こ
れらの電極膜6a、6bは第1図(a)に示すように斜
辺が光軸と交差する状態の直角三角形状に形成されてい
る。これらの電極膜6a、6b間には電圧V、なる第2
電源手段となる電源9が接続され、図示しない制御系、
スイッチング手段により電圧V、を選択的に印加し得る
ように構成されている。
これらの電極材料としては例えば金Auが使用されるが
、他の導電性材料であってもよい。また、電極膜の形成
は真空蒸着法により行われる。
このような構成において、基本的には、直線偏光状態の
光ビーム1が電気光学媒体3の端面から入射し、電極膜
4a、4b、5a、5b及び電極膜6a、6bの影響の
及ぶ領域内部を通り、他方の端面から出射光ビームlO
として出射されるものとする。ここに、電極対4,5.
6に電圧が印加されていない状態では、電気光学媒体3
は単なる光学媒体として存在することになり、入射光ビ
ームlは何んらの変化も受けずにそのまま出射光ビーム
10として電気光学媒体3から出射される。
よって、レンズ作用等は持たない。
そして、電極対4に電圧v1、電極対5に電圧V1を印
加すると、各々の電極対4,5の影響の及ぶ領域におい
て電気光学媒体3に所定の屈折率分布が生じ、電極対4
によってX方向収束のレンズ作用が付与され、電極対5
によってX方向収束のレンズ作用が付与される。この場
合も、電極対6に電圧が印加されていなければ、電極対
6領域は偏向作用を示さない。よって、このような電圧
印加状況下に電気光学媒体3に入射された直線偏光の入
射光ビームlは所定のレンズ作用を受けて出射ビーム1
0として8点に収束するよう出射されることになる。
しかるに、電極対6にも電圧V5を印加すると、電極対
6の影響の及ぶ領域において電気光学媒体3に所定の屈
折率変化が生じ、電極対6によってX方向に偏向作用が
付与される。よって、このような電圧印加状況下に電気
光学媒体3に入射された直線偏光の入射光ビーム1は所
定のレンズ作用を受けるとともに、偏向作用も受け、出
射ビームlOは偏向されたB′点に収束するよう出射さ
れることになる。
ここに、本実施例の光制御デバイス2におけるレンズ作
用を、さらに詳細に説明する。まず、電気光学媒体3は
電圧が印加されていない状態ではレンズ作用を持たない
。しかし、電極対4に電圧■、を印加すると、電気光学
媒体31LGこ電極部付近で強く電気光学媒体3の中心
部で弱くなる電界分布が生じる。これは、電極対5側で
も同様であり、電圧V8を印加すると、電気光学媒体3
中には電極部付近で強く電気光学媒体3の中心部で弱く
なる電界分布が生じる。但し、電極対4.5はその形状
、配置等が異なることにより、電界分布は異なる。何れ
にしても、このような電界分布に基づき、PLZT電気
光学結晶の電気光学効果(2次電気光学効果)により結
晶中に屈折率変化が生じる。いま、電界の方向及び直線
偏光方向をy軸方向、入射光ビームlの方向をZ軸方向
とし、電界中での屈折率のy軸成分をnyとすると。
ny=n、(1−±n、″R83Ey″)・・・・・・
・・・(1)となる。但し、n、は電界E=Oにおける
PLZT電気光学結晶の屈折率、Rm sは2次電気光
学定数のマトリックス成分である。
(1)式より電界Eyによる屈折率変化Δnyは、Δn
’/  ”    no”R*s Ey″     ・
・・・・・・・・(2)となり、電界強度の2乗に比例
する。そして、電界の強いところが屈折率が小さくなる
ため、PLZT電気光学結晶中の電極部付近では屈折率
が低く結晶中の中心付近で高くなる屈折率分布となる。
よって、レンズ作用が、電極対4部分ではX方向なる一
方向に中心に向かって生じ、電極対5部分ではX方向な
る一方向に中心に向かって生ずる。
そして、このようなレンズ作用は電極膜4a、4b、5
a、5bが長いほど、その効果の大きいものとなる。
ここに、このようなレンズ作用による焦点距離について
検討する。いま、電界が印加された時に電気光学媒体3
内に生ずる屈折率分布を、2乗分布に近いものと仮定す
ると(実際、有限要素法を用いてポアソンの方程式を解
き、電界分布を求め、(1)式より屈折率分布を計算す
ると、2乗分布に近い値が得られる)、屈折率分布のy
成分は、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・(3)で近似できる。ただし、αは光制御デバイス
2のX方向に収束作用を持つ電極対4の+R造により決
まる定数である。
一方、光線の振舞は、微分方程式 によって記述できる。ここに、近軸光線に対しては、(
3)式の2乗分布の場合は(4)式は容易に解けるので
、焦点距離fを求めることができる。この焦点距離fは
、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(
5)となる。ただし、Qは?′l!極膜4a、4bの長
さである。
この式は、X方向に収束作用を持つ電極対5を想定した
焦点圧l1llfO式であるが、X方向に収束作用を示
す電極対5を想定した焦点距離についても同様であり、
この焦点距離をf′とすると、・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・(6)となる。ただし、α
′は光制御デバイス2の入力向に収束作用を持つ電極対
5の構造により決まる定数である。α′は電極膜5a、
5bの長さである。
次に、本実施例の光制御デバイス2における偏向作用を
、第2図を参照して説明する。第2図は光制御デバイス
2中、電極対6部分を切り取り抽出して示すものである
。いま、電極膜6a、6bの頂角をδ、入射する光ビー
ムlの電極膜Ga。
6b領域(斜辺)への入射角をαiとする。電極対6に
電圧V、が印加されていなければ、電気光学媒体3は何
んら偏向作用を示さず、光ビームlはそのまま直進する
。しかるに、電極対6に電圧v1を印加すると、この場
合も電界の作用により、(1)式に従い電気光学媒体3
中に屈折率変化が生ずる。この屈折率変化は電極膜6a
、6b領域で屈折率が小さくなるものであり、三角プリ
ズムと等価的となる。よって、光ビームlは境界点0で
屈折して電気光学媒体3中の電極膜6a、6b領域を進
む。そして、結晶端面からΔβOなる角度だけ偏向され
て射出することになる。この微小偏向角Δβ0は、スネ
ルの法則及び微分演算により、近似的に、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(
7)により求められる。よって、微小偏向角Δβ0は電
界Ey″に比例して増加することが判る。
しかして、本実施例の光制御デバイス2によれば、各電
極対4,5.6に対する印加電圧V l lV、、V、
を適切に制御することにより、出射ビーム10の焦点位
置及び偏向角を各々独立して可変し得ることになる。よ
って、光情報処理分野において多様な用途に適用し得る
ものとなる。
つづいて、本発明の第二の実施例を第3図により説明す
る。前記実施例で示した部分と同一部分は同一符号を用
いて示す。本実施例は、電極対5に代えて、Z方向に半
円状に切欠いて鼓形状とした電極膜11a、llbによ
る電極対11を、電気光学媒体3のX方向両面に形成し
たものである。
この電極対11には電源7によって電圧V、が印加され
得るものである。
このような構成において、電極対11に電圧V、を印加
すると、電界の印加される領域(即ち、電極膜11a、
llb対応部分)では屈折率が低くなり、電界の印加さ
れない領域(半円状切欠に対応する部分)では屈折率が
相対的に高くなる。
よって、一種のシリンドリカルレンズと等価的な作用を
持つことになり、X方向に収束させるレンズ作用を持つ
ことになる。この他は、前記実施例と同様である。
また、本発明の第三の実施例を第4図により説明する0
本実施例は、第一の実施例で示した光制御デバイス2の
出射側に、レンズ12を組合せたものである。よって、
各電極対4,5.6に対する印加電圧V、、 V、、 
V、 を何れもOとすると、光制御デバイス2はレンズ
作用、偏向作用を示さないため、光制御デバイス2を直
進透過した光ビーム10は、レンズ12の焦点位置Cに
収束する。
また、印加電圧V、≠O,Vオ≠O,V、=Oとすると
、光制御デバイス2がレンズ作用を示すものとなシバ出
射ビームlOの収束位置は光軸上において0点からD点
に変化する。このD点の位置は、印加電圧V、、 V、
の値により連続的に変化させることができる。また、印
加電圧■、≠0 とすると、光制御デバイス2が偏向作
用も示すものとなり、出射ビーム10の収束位置は光軸
上からずれC′点〜D′点に収束することになる。
さらに、本発明の第四の実施例を第5図により説明する
。本実施例は、まず、第一の実施例に示した光制御デバ
イス2中において、電極対4と電極対5との間を境とし
て、電気光学媒体3の電極対4側を切り離して電気光学
媒体3aとした光制御デバイス2aとし、残りの光制御
デバイス2とともに2方向光軸上に離間配置させてなる
。そして、X方向にレンズ作用を持つ光制御媒体2aの
入・出射側に対してはX方向にレンズ作用を持つシリン
ドリカルレンズ13.14を設け、X方向にレンズ作用
を持つ光制御媒体2の入・出射側に対してはX方向にレ
ンズ作用を持つシリンドリカルレンズ15.16を設け
たものである。シリンドリカルレンズ13.14側から
みると光制御デバイス2aはこれらの焦点位置に配置さ
れ、シリンドリカルレンズ15.16側からみると光制
御デバイス2はこれらの焦点位置に配置されている。
このような構成において、入射する光ビーム1は最初に
シリンドリカルレンズ13によりX方向に扁平なビーム
に変換されてがら、光制御デバイス2aに入射する。こ
の時、印加電圧V、≠0であれば、X方向にレンズ作用
を受ける。ここに、光制御デバイス2aにあっては、光
ビーム1がそのレンズ作用を示すX方向に扁平化させる
ことにより、収束特性の優れた領域、即ち、球面収差の
小さい領域を使用することになり、収差の少ない良好な
るレンズ作用が発揮される。この光制御デバイス2aか
らの出射光はシリンドリカルレンズ14により平行化さ
れた後、シリンドリカルレンズ15によりX方向に扁平
なビームに変換されてから、光制御デバイス2に入射す
る。そして、この光制御デバイス2からの出射光はシリ
ンドリカルレンズ14によりビーム変換される。この時
、印加電圧■、≠O,V、≠Oであれば、光制御デバイ
ス2によってX方向にレンズ作用及び偏向作用を受ける
。この光制御デバイス2においても、光制御デバイス2
aの場合と同様に、レンズ作用を示すX方向に扁平なビ
ームとされているので、収差の少ない良好なるレンズ作
用が発揮される。このようにして、印加電圧V、、 V
、、 V、の値に応じて、出射ビームlOは可変的にF
−F’点に収束する。もちろん、印加電圧v、 =v、
=v、= 。
の場合には、光制御デバイス2a、2がレンズ作用や偏
向作用を示さないため、最終的な出射ビームlOはシリ
ンドリカルレンズ13〜16を通り変換を受けるだけで
平行ビームのままとなり、焦点を結ばないことになる。
発明の効果 本発明は、上述したように、直線偏光した光ビームの光
路上に配置させた電気光学媒体を設け、この電気光学媒
体の光ビーム透過方向に沿って対向する両面に形成され
て電圧印加により1)1i記光ビームを収束又は発散さ
せるレンズ作用を付与する大きさ及び形状とした少なく
とも一対の第1電極対と、この第1電極対に電圧を印加
する第1電源手段とを設け、かつ、前記電気光学媒体の
光ビーム透過方向に沿って対向する両面に形成されて電
圧印加により前記光ビームを偏向させる偏向作用を付与
する大きさ及び形状とした第2電極対と、この第2ff
i極対に電圧を印加する第2電源手段とを設けたので、
一体化構成のデバイスにして、しンズ作用と偏向作用と
を併せ持つことができ、各種光情報処理分野に適用し得
るものとなり、かつ、第1.2電源手段による印加電圧
を調整することにより、焦点距離と偏向角とを各々独立
的に制御し得るものであり、また、デバイスとしては、
同一の電気光学媒体に所定の第1.2電極対を形成すれ
ばよく、作製容易なものとなる。
平面図である。
l・・・光ビーム、3・・・電気光学媒体、4,5・・
・第1電極対、6・・・第2電極対、7,8・・・第1
電源手段、9・・・第27$!源手段、11・・・第1
電極対出  願  人 株式会社 リ   コ   −
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 直線偏光した光ビームの光路上に配置させた電気光学媒
    体と、この電気光学媒体の光ビーム透過方向に沿って対
    向する両面に形成されて電圧印加により前記光ビームを
    収束又は発散させるレンズ作用を付与する大きさ及び形
    状とした少なくとも一対の第1電極対と、この第1電極
    対に電圧を印加する第1電源手段と、前記電気光学媒体
    の光ビーム透過方向に沿って対向する両面に形成されて
    電圧印加により前記光ビームを偏向させる偏向作用を付
    与する大きさ及び形状とした第2電極対と、この第2電
    極対に電圧を印加する第2電源手段とからなることを特
    徴とする光制御デバイス。
JP6334689A 1989-01-24 1989-03-15 光制御デバイス Pending JPH02242233A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334689A JPH02242233A (ja) 1989-03-15 1989-03-15 光制御デバイス
US07/468,873 US5140454A (en) 1989-01-24 1990-01-23 Electrooptic device
US08/015,893 US5272561A (en) 1989-01-24 1993-02-10 Electrooptic device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6334689A JPH02242233A (ja) 1989-03-15 1989-03-15 光制御デバイス

Publications (1)

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JPH02242233A true JPH02242233A (ja) 1990-09-26

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ID=13226592

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012150409A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光偏向器

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62500123A (ja) * 1984-08-27 1987-01-16 イ−ストマン コダック カンパニ− 複数の光ビ−ムを走査して情報変調するための電気光学的装置

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