JPH02241844A - 車両駆動装置の制御装置 - Google Patents

車両駆動装置の制御装置

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JPH02241844A
JPH02241844A JP1060666A JP6066689A JPH02241844A JP H02241844 A JPH02241844 A JP H02241844A JP 1060666 A JP1060666 A JP 1060666A JP 6066689 A JP6066689 A JP 6066689A JP H02241844 A JPH02241844 A JP H02241844A
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JP
Japan
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engine
transmission
continuously variable
gear
torque
Prior art date
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Application number
JP1060666A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Takatori
高取 和宏
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、車両駆動装置の制御装置に関するものである
(ロ)従来の技術 従来の変速機として、例えば特開昭63−176862
号公報に示されるものがある。この変速機は歯車機構と
Vベルト式の無段変速機構とを有しており、歯車機構の
変速比は無段変速機構の最大変速比よりも大きく設定さ
れている。ごねにより、発進時など大きい駆動力を必要
とする場合にはtli14Il横14して回転力が伝達
され、−・方比較的小さい駆動力でよい場合に無段変速
機構が選択される。このように、2つの変速機構を組合
わせることにより、無段変速機構の変速比範囲を比較的
小さく設定しても変速機全体としての変速比幅を大きく
することができる。一方、特開昭63〜74735号公
報、特開昭58−156764号公報などには、同様に
無段変速機構と歯車機構とを有し、歯車機構の変速比が
傭段変速機構の最小変速比よりも小さい変速比とされて
いる変速機が示されている。これの場合にも、無段変速
機構の変速比範囲を拡大することなく変速機全体の変速
比幅を拡大することができる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の変速機には、歯車機
構と無段変速機構との切換に伴なってVベルトの耐久性
が不足するという問題点がある。すなわち、例えば上述
の特開昭63−176862号公報に示されるものの場
合には、歯車機構の変速比は無段変速機構の最大変速比
よりも大きく設定されているので、伝達経路の切換の際
に変速比の差に相当する分だけ急激な回転変化が発生し
、エンジン、トルクコンバータなどの慣性により入力軸
トルクが増大し、Vベルトとプーリとの間にすべりが発
生する。このすべりを防止するために、ブーりのVベル
ト圧縮力を増大すると、Vベルトに過大な引張り力が生
ずることになる。このため、Vベルトの耐久性に問題が
生ずる。無段変速機構の最小変速比よりも小さい変速比
を有する南東機構を設けた場合にも、同様に南東機構か
ら無段変速a構への切換の際にVベルトに過大な負荷が
作用することになる。本発明は、このような課題を解決
することを目的としている。
(ニ)、ilmを解決するための手段 本発明は、有段伝達経路から無段伝達経路への切換の際
にエンジンの出力トルクを一時的に変化させることによ
り、」−記課題を解決する。すなわち、本発明による車
両駆動装置の制御装置は、アクセルペダルとは独立にエ
ンジンの出力トルクをル制御111能なエンジン出力制
御機構と、有段伝達経路を介して回転力を伝達する状態
から無段伝達経路を介して回転力を伝達する状態へ切り
換える際に一時的にエンジンの出力トルクを通常の状態
よりも増大又は減少させるようにエンジン出カル制御機
構を作動させる信号を出力する切換中エンジン出力指令
手段と、をイアしている。
(ホ)作用 有段伝達経路から無段伝達経路への切換の際に一時的に
エンジンの出力トルクの変更が行なわれる。例えば、無
段変速機構の最大変速比よりも大きい変速比の側に有段
変速機構が設けられる変速機の場合には、有段伝達経路
から無段伝達経路への切換の際にエンジンの出力トルク
が一時的に低下させられる。これにより、切換に伴なっ
て発生する慣性の回転変化によるトルクの増加分が相殺
される。従って、人力軸に発生するトルク変化が小さく
なり、Vベルトのすべり、Vベルトの張力増大などを防
止することができ、Vベルトの耐久性を向上することが
できる。有段変速機構の変速比が無段変速機構の最小変
速比よりも小さい側に設定されているものの場合にも、
有段伝達経路から無段伝達経路への切換の際にエンジン
の出力トルクを増大させるごとにより、同様に人力軸の
トルク変化を減少させることができ、同様の効果を得る
ことができる。
くべ)実施例 第2及び3図に車両駆動装置を構成するエンジン及び変
速機を示す。エンジン10は、アクセルペダルとは独立
に出力トルクを調整可能なエンジン出力制御機構11(
これは其体的には点火進角制御装置により構成されてい
る)を有している。
このエンジン10の出力軸10aに対してトルクコンバ
ータ12が連結されている。トルクコンバータ12はポ
ンプインペラー12a、タービンランナー12b1及び
ステータ12eを有しており、またポンプインペラー1
2aとタービンランナー12bとを連結又は切離し可能
なロックアツプクラッチ12dを打している。トルクコ
ンバータ12のタービンランナー12bが駆動軸14と
連結されているa駆動軸14に駆動プーリ16が設けら
れている。駆動プーリ1Gは、駆動軸14に固着された
固定円すい部材18と、固定円すい部材18に対向配置
されてV字状ブーりみぞを形成すると共に駆動プーリシ
リンダ室20に作用する油圧によって駆動軸14の軸方
向に移動可能である可動円すい部材22とから成ってい
る。駆動プーリ16はVベルト24によって従動プーリ
26と伝動可能に結合されている。従動ブーリ26は、
従動輪28に固着さねた固定円すい部材30と、固定円
すい部材30に対向配置されV字状ブーりみぞを形成す
ると共に従動プーリシリンダ室32に作用する油圧によ
って従動輪28の軸方向に移動可能である可動円すい部
材34とから成っている。これらの駆動プーリ16、■
ベルト24及び従動プーリ26によりVベルト式無段変
速機構が構成される。なお、Vベルト式無段変速機構の
最大減速比は、後述の前進用駆動軸側南中42と前進用
出力軸側i東48との間の減速比より小さく設定しであ
る。駆動軸14の外周には中空軸36か回転可能に支持
されており、この中空軸36の外周には後退用駆動軸側
南中38及び前進用駆動軸側歯車42が回転可能に設け
られている。前進用駆動軸側南東42及び後退用駆動軸
側歯車38は油圧式クラッチであるn進用クラッチ52
及び後進用クラッチ53によってそれぞれ選択的に中空
軸36に対して一体に回転するように連結可能である。
駆動軸14と中空軸36とはロークラッチ44によって
互いに連結又は切離し11丁能である。駆動軸14と平
行に配置された出力軸46には前進用出力軸側爾4t4
8がワンウェイクラッチ40を介して連結され、また後
退用出力軸側歯車50が一体に回転するように設けられ
ている。前進用出力軸側歯車48は前述の前進用駆動軸
側歯車42と常時かみ合っている。後退用出力軸側南中
50は、回転可能に設けらねた後退用アイドラ軸54と
一体に回転する後退用アイドラ爾、jl’L 56と常
にかみ合っている。後退用アイドラ歯巾56は前述の後
退用駆動軸側歯車38とも常にかみ合っている。なお、
第2図では、すべての部材を同−断面上に図示すること
ができないため、後退用アイドラ軸54及び後退用アイ
ドラ南東56は破線によって示しであるが、実際には第
3図に示すような位置関係にある。また同じ理由により
第2図では軸間距離、歯車の径なども必ずしも正確に図
示されておらず、これらについては第3図を参照する必
要がある。前述の従動軸28には前進用従動軸側歯車5
8が設けられている。従動輪28と前進用従動輪側歯車
58とはハイクラッチ60によって互いに連結又は切離
し可能である。前進用従動軸側歯車58は前述の後退用
出力軸側歯車50と常にかみ合フている(なお、第2図
では前進用従動軸側歯車58と後退用出力軸側歯車50
とは図示の都合上かみ合7でいないように見えるが、実
際には第3図に示すように両者は互いにかみ合っている
)、前進用従動軸側歯車58と後退用出力軸側南中50
とは同一径としである。出力軸46にはりダクション歯
車62が一体に回転するように設けられており、このリ
ダクシ」ン爾車62とファイナル歯車64とが常にかみ
合っている。ファイナル歯車64には差動機構6Gが設
けられている。すなわち、ファイナル歯車64と一体C
回転するように−・対のピニオンギア68及び70が設
けられており、このビニオンギア68及び70と一対の
サイドギア72及び74がかみ合っており、サイドギア
72及び74はそれぞれドライブ軸76及び78と連結
されている。
ロークラッチ44及びハイクラッチ60を解放状態とす
ることにより、駆動軸14の回転力の出力軸46への伝
達か遮断され、中立状態となる。
発進時、登板時など比較的大きな駆動力を必要とする走
行粂件の場合には、府道用クラッチ52を締結すると共
にロークラッチ44を締結する。
ハイクラッチ60は解放状態とする。この状態ではエン
ジン10の出力軸10aの回転力は、トルクコンバータ
12を介して駆動軸14に伝達され、更に駆動軸14か
ら締結状態のロークラッチ44を介して中空軸36へ伝
達される。中空軸36の回転力は前進用クラッチ52を
介して前進用駆動軸側南中42に伝達され、vj進用駆
動軸側虜φ42からこれとかみ合う前進用出力軸側歯車
48へ伝達される。前進用出力軸側歯車48はワンウェ
イクラッチ40を介して出力軸46と一体に回転″l−
るように連結されているので、出力軸46に回転力が伝
達さ狛る。次いで、リダクション歯車62及びファイナ
ルm車64を介して差動機構66へ回転力が伝達され、
差動$3#I66によりドライブ軸76及び78に回転
力が分配され図示してない車輪が駆動さ第1る。土泥の
ような回転力の伝達の際、Vベルト式無段変速機構を通
しての回転力の伝達は行われておらず、回転力は南中機
構を介して伝達される。前進用駆動軸側歯巾42と前進
用出力軸側t/iI!、48との間の減速比により回転
力が増大されており、こむにより大きな駆動力を得るこ
とができる。
次いで、比較的駆動力が小ざくてよい運転条件になると
、上述の状態からハイクラッチ60を締結させわばよい
。こわによりVベルト式無段変、速機構を介して回転力
の伝達が行わオフ、ること1なる。すなわち、駆動軸1
4の回転力は、駆動プーリ16、■ベルト24及び従動
プーリ2Gを介して従動輪28に伝達され、更に締結状
態にあるハイクラッチ60を介して航道用従動軸側歯車
5Bに伝達される。前進用従動軸側歯4L 58は後退
用駆動軸側歯車50とかみ合っているため、回転力が出
力軸46に伝達され、更に−[−述の場合と同様にドラ
イブ軸76及び78に回転力が伝達される。この場合、
出力軸46は前進用出力軸側歯巾48より6高速で回転
することになるため、ワンウェイクラッチ40は空転状
態どなる。このため、ロークラッチ44は締結させたま
まの状態としておくことができる。ト述のようにVベル
ト式無段変速機構によって回転力の伝達が行われるため
、駆動プーリ16及び従動プーリ26のV字状み千間隔
を調節することにより、連続的に変速比を変えることが
できる。
車両用変速機を後退状態とする場合には次のような動作
が行わわる。すなわち、後進用クラッチ53を締結させ
、後退用駆動軸側歯車38が中空軸36と一体に回転す
るようにし、またロークラッチ44を締結させ、ハイク
ラッチ60を解放する。この状態では駆動軸14の回転
力はロークラッチ44.中空軸36、後進用クラッチ5
3、後退用駆動軸側歯車38、後退用アイドラ歯車56
、及び後退用出力軸側南東50を介して出力軸46に伝
達される。後退用アイドラ歯巾56が動力伝達経路に介
在されているため出力軸46の回転方向が面述の場合と
は逆転する。これにより後退走行を行うことができる。
なお、上記変速機では、前進用クラッチ52及び後進用
クラッチ53は油圧式−クラッチとしたが、これは同期
かみ合い機構とし、これの切換えを油圧サーボ装置によ
って行うように1)てもよい。
次にこの変速機の油圧制御装置につい”〔説明する。油
圧制御装置は、第4図に示すように、オイルポンプlO
1、ライン圧調圧弁102、マニアル弁104、変速制
御弁106、調整圧切換弁108、変速モータ(ステッ
プ(−タ)110゜変速指令弁111、変速操作#i構
112、スロットル弁114、一定圧調圧弁11G、電
磁弁118% トルクコンバー・タ圧調圧弁120.ロ
ックアツプ制御弁122などからなっている。
変速制御弁106は、5つのボート172a、172b
、172c、172a及び172eを有する弁穴172
と、この弁穴172に対応した3つのランド174a、
17Jb及び174cを有するスプール174と、スプ
ール174を図中左方向に押すスプリング175とから
成っている。ボート172bは油路176を介して駆動
プーリシリンダ室20ど連通しており、また油路176
はハイクラッチ60とも連通している。
ボート−172a及びボート172eはド1ノーンボー
トである。なお、ボート172aの出口にはオリフィス
177か設けである。ボー!−172dは油路179を
介して従動ブー・リシリンダ室32と連通している。ボ
ーl−172eはライン圧回路である油路132と連通
しでライン圧が供給さ第1ている。スプール174の左
端は後述の変速操作機構112の1、/バー178のほ
ぼ中央部にビン181によって回転自在に連結されてい
る。ランド174bの軸方向断面は曲線Ifユニ状しで
あるため、ボート172eに供給されるライン圧はボー
ト172bに流れ込むが、その一部はボート172aへ
排出されるので、ボート172bの圧力は流入する油と
排出される油の比率によって決定される圧力となるい従
って、スプール174か左方向に移動するに従ってボー
)172bのライン圧側の1きまが大きくなり排出側の
すきまが小さくなるのでボート172bの圧力は次第に
高くなっていく。一方、ボート172dには通常はボー
ト!72cのライン圧が供給されている。
ボート172bの油圧は、油路176を介して駆動プー
リシリンダ室20へ供給され、またボート172dの油
圧は油路179を介して従動プーリシリンダ室32に供
給される。従って、スプール174が左方向に移動する
と、駆動プーリシリンダ室20の圧力は高くな・2て駆
動プーリ16のv字状ブーりみぞの幅が小さくなり、他
方、従動プーリ26のV字状プーリみぞの幅が大きくな
る。すなわち、駆動プーリ16のVベルト接触半径が大
きくなると共に従動プーリ26のVベルト接触半径が小
さくなるので、変速比は小さくなる。逆にスプール17
4を右方向に移動させると、L記と全く逆の作用により
、変速比は大きくなる。
変速操作機構112のレバー178は前述のようにその
ほぼ中央部において変速制御弁106のスプール174
とビン181によって結合されているが、レバー178
の一端は変速比伝達部材158とビン183によって結
合されており、また他端は変速指令弁111のロッド1
82にビン185によって結合されている。ロッド18
2はラック182Cを有しており、このラック182c
は変速モータ110のビニオンギア110aとかみ合っ
ている。このような変速操作機構112におい゛(、変
速モータ110のビニオンギア110aを回転すること
により、ロッド182を例えば図中)〒方向に移動させ
ると、1ツバ−178はビン183を支点どして時計方
向に回転17、レバー17Bに連結された変速制御弁1
06のスブ・〜ル174をも方向に動か゛[。これによ
って、前述のように、駆動プーリ16の可動円すい板2
2は第1図中で左方向に移動して駆動ブー916のV字
状プーリみぞ間隔は人きくなり、同時にこねに伴なって
従動プーリ26のV字状ブーりみぞ間隔は小さくなり、
変速比は大きくなる。レバー178の−Qはビン183
によって変速比伝達部材158と連結されているので、
可動円すい板22の移動に伴なって変速比伝達部材15
8が第1図中で左方向に移動すると、今度はレバー17
8の他端側のビン185を支点としてレバー178は時
計方向に回転する。このためスプール174は左方向に
引きもどされ′C1駆動プーリ16及び従動プーリ26
を変速比が小さい状態にしようとする。このような動作
によってスプール174、駆動プーリ16及び従動プー
リ26は、変速モータ110の回転位置に対応して所定
の変速比の状態で安定する。変速モータ110を逆方向
に回転した場合も同様である。
従って、変速モータ110を所定の変速パターンに従っ
て作動させると、変速比はこれに追従して変化すること
になり、変速モータ110を制御することによって無段
変速機構の変速を制御することができる。なお、ロッド
182は変速比最大値に対応する位置を越えて更に図中
で右側(オーバストローク位置)へ移動可能であり、オ
ーバストローク位置に移動すると切換検出スイッチ29
8が作動し、この信号は後述の電子制御装置300に人
力される。
変速モータ110は、電子制御装置300から送られて
くるパルス数13号に対応1ノて回転位置か決定される
。′a子制御装置300からのパルス数信号は所定の変
速パターンに従って与えられる。
調整圧切換弁108は、その分体を変速指令弁111の
ロッド182と一体に形成しである。すなわち、調整圧
切換′#−108はボー1−186 a、186b、1
86c及び186dを有する弁穴186と、ロッド18
2に形成したランド1823及び182bとから成りて
いる。ボート186aは油路188と連通している。ボ
ーi・186bは、油路190を介して電磁弁118と
連通している。ボート186cは油路189と連通して
いる。ボート186dはドレーンボートである。通常は
ボート186aとボート186bとはランド182a及
び182b間において連通しているが、ロッド182が
変速比最大値に対応する位置を越えてオーバストローク
位置に移動したときにのみボート186aは封鎖され、
ボート186bとボート186Cとが連通ずるようにし
である。上述の油路189はロークラッチ44と連通し
ている。
なお、上記以外の弁の構成は特開昭61−105351
号公報に示されるものと基本的に同様である。
第5図に変速モータ110及びソレノイド224の作動
を制御する電子−J御装置300を示す。電子制御装置
300は、入力インターフェース311、基準パルス発
生器312、cpu(中央処理装置)313、ROM 
(リードオンリメモリ)314.RAM (ランダムア
クセスメモリ)315及び出力インターフェース316
を有しており、これらはアドレスバス319及びデータ
バス320によって連絡されている。この電子制御装置
300には、エンジン回転速度センサー301、itt
速センサー302、スロットル開度センサー303、シ
フトボジシJ6ンスイツチ304、タービン回転速度セ
ンサー305、エンジン冷却水温センサー306、ブレ
ーキセンサー307及び切換検出スイッチ298からの
信号か直接又は波形成形器308.309及び322、
及びAD変換器310を通して人力され、−力増幅器3
17及び線317a−dを通して変速モータ110ヘイ
δ号が出力され、またソレノイド224へも信号が出力
され、更にエンジン制御装置400にも後述のように信
号が出力される。
次にこの実施例の作用について説明する。変速モータ1
10を変速比大側に作動させ、ロッド182を最大変速
比位置を越えるオーバーストローク位置まで移動させる
と、調整圧切換弁ioaは第1図中下半部に示す状態と
なり油路190と油路189とが連通し、ロークラッチ
44の油圧が電磁ブP11Bによって調整可能な状態と
なる。こむによりロークラッチ44を、電磁弁118に
よって調整される油圧に応じた所定のトルク容量で締結
させることができる。
このように調整圧切換弁108がオーバーストローク位
置にある状態ではロッド182とレバー178を介して
連結された変速制御弁106のスプール174は第1図
中右方向に押されており、ボート172bはドレ−ンボ
ート172aと連通している。このため、駆動プーリシ
リンダ室20及びハイクラッチ60の油圧はドレーンさ
れている。結局、ロークラッチ44のみが締結されるこ
とになり、前述のように回転力は歯車機構を介して伝達
される。この状態では前進用駆動軸側両車42と前進用
出力軸側歯車48との間の減速比により回転力が増大さ
れており、大きい駆動力を得ることができる。
次に比較的駆動力が小さくてよい運転条件になると、変
速モ・−夕110は変速比小側に向けて作動し30ツド
182をオーバーストローク位置から最大変速比位置を
越えてこれよりも変速比小側に移動させる。これに応じ
てレバー178によってロッド182と連結されている
変速制御ブr106のスプール174も第1図中で左方
向へ移動し、所定の変速制御状態となる。すなわち、ボ
ート172bのドレーンボート172aへの連通状態が
遮断され、ボート172bにボート172cから油圧が
供給される状態となる。従って、駆動プーリシリンダ室
20に油圧が供給されて無段変速機構が所定の変速比状
態になると共にハイクラッチ60が締結される。これに
より■ベルト式無段変速amによって回転力の伝達が行
われることになり、駆動プーリ16及び従動プーリ26
のV字状みぞ間隔を調整することにより連続的に変速比
を変えることができる。なお、この間口−クラッチ44
は締結状態に保持されるが、ワンウェイクラッチ40が
空転状態となるため、上述のようにVベルト式無段変速
機構を介して回転力が伝達される。なお、この状態では
調整仕切換弁108によって油路188と190とが連
通ずるので、電磁弁118はロックアツプ制御弁122
を制御することができ、これによりロックアツプクラッ
チ12dの締結状態が電磁′#118によって制御され
ることになる。なお、第6図にP、R,N、D及びLレ
ンジにおける各要素への油圧供給状態を表にして示す。
なお、P及びNレンジでは、変速指令弁111がオーバ
ストローク位置になると共に電磁弁118がドレーン状
態となるので、ロークラッチ44には油圧が作用しない
ことになる。また、第7図に変速指令弁111のロッド
182のストロークに対応して各油圧の変化状態を示す
。また、第8図には変速指令弁111のロッド182の
ストロークに対応して変化する駆動プーリシリンダ室2
0及び従動プーリシリンダ室32の油圧の変化を示す。
次に、歯車機構による回転力の伝達状態から無段変速機
構による回転力の伝達状態に切り換える際には、第9図
に示すような制御が行なわれる。
すなわち、まず歯車伝達状態かどうかを、すなわち変速
モータ110がオーバーストローク領域にあるかどうか
を判断しくステップ101)、歯車伝達状態の場合には
歯車機構から無段変速a構への切換が指令されるべき運
転条件かどうかを判断しく同103)、切り換えるべき
運転条件となった場合に変速モータ110を無段変速機
構の最大変速比位置に作動させる信号を出力“する(同
105)、これによりハイクラッチ60の締結が開始さ
れる。次いで、車速、スロットル開度及びエンジン回転
速度に基づいてエンジンのトルクの減少量を算出する(
同107)。次いで、変速機の実際の変速比Grを算出
する(同109)。次いで、実際の変速比Grが南東4
2と歯車48との比、すなわちi重機構の変速比G、よ
りも小さいかどうかを判断しく同1tl)、GrがG、
よりも小さくなった場合にエンジンのトルクを低下させ
る指令をエンジン制御装置400に出力する(同113
)。
エンジン制御装置400はエンジン出力制御機構11を
作動させ、点火進角をdらせることにより、エンジンl
Oの出力トルクを低トーさせる。
エンジンのトルクを低下させる指令は実際の変速比Gr
が無段変速機構の最大変速比G2に定数aを加算した値
以上となるまで続行される(同115.117)。
結局、」二足制御により、歯車機構から無段変速機構へ
の切換が開始されてから完了するまでの間、エンジン1
0の出力トルクが低下させられることになる。なお、エ
ンジン10のトルク低下を解除する際の判断条件として
、ステップ115で実際の変速比Grが無段変速機構の
最大変速比に定数aを加算したものより大きくなるかど
うかを判断するようにしたのは、エンジン10のトルク
の低下状態を解除する指令を出力してから実際に実行さ
れるまでに時間遅れがあるためこわを補正するためであ
る。
なお、第9図のステップtoiで南中伝達状態でない場
合、すなわち無段変速機構による回転力の伝達状態の場
合には、第1O図に示すようにロックアツプクラッチ1
2dの切換の際にエンジントルクを低下させる制御が行
なわれる。すなわち、ロックアツプ状態かどうかを判断
しく同201)、ロックアツプ締結状態の場合には通常
の無段変速制御を実行しく同203)、ロックアツプ解
除状態の場合にはロックアツプ締結条件となったかどう
かを判断しく同205)、ロックアツプ締結状態となっ
た場合にはロックアツプ用のソレノイド224を締結側
に作動させる信号を出力する(同207)。次いで、エ
ンジン回転速度、車速及びスロットル開度に基づいてエ
ンジンのトルク低Fffiを算出する(同209)。次
いで、エンジン回転速度Neが低下を開始したかどうか
を判断しく同211)、低下を開始した場合にはロック
アツプクラッチ12dの締結が開始されたものと判断し
、エンジンのトルクを低Fさせる信号を出力する(同2
13)。エンジン回転速度Neがタービン回転速度Nt
と一致するまで変化したかどうかを判断しくなお、この
場合にもタービン回転速度Ntに補正値すを加算しであ
る) (同215)、エンジン回転速度が上記値まで低
トしたときエンジントルクの低下状態を解除する(同2
17)、これにより、ロックアツプクラッチ12dが解
除状態から締結状態に変化する場合にエンジン10の出
力トルクが低下することになる。これにより、ロックア
ツプクラッチ12dの締結時のトルク変動が減少し、ロ
ックアップクラッチ12dの締結に伴なうショックの発
生が防止される。
なお、この実施例では、エンジン10の出力トルクを低
下させるエンジン出力制御機構11は点火時期を遅らせ
る装置としたが、燃料噴射量を減少させること、スロッ
トル開度をスロットルアクチュエータによって小さくす
ることなどにより、エンジン10の出力トルクの制御を
行なうようにしてもよい。
また、逆に無段変速機構から南東機構に切り換える場合
にエンジンの出力トルクを増大させるようにすることも
できる。この場合にも、同様に人力軸のトルク変動を低
減することができるので、切換(伴なうショックの発生
を防l卜することができる(Vベルトの耐久性には影響
を学えない)、。
また、ロックアツプクラッチ12dの解放時にも同様に
エンジン10の出力トルクを増大させることもできる。
なお、F記実施例は歯車機構の変速比が無段変速機構の
最大変速比よりも大きく設定されているものであるが、
逆に歯車a構の変速比が無段変速機構の最小変速比より
も小さく設定されている変速J1M(特開昭58−15
6764号公報、特開昭63−74735号公報などに
示されるもの)の場合には、南東機構から無段変速機構
への切換の際「エンジンの出力トルクを増大させる制御
を行なえば、上述の実施例と基本的に同一の原理により
Vベルトのすべりの発生を防止して耐久性を向上するこ
とができる。この場合の変速制御は、例えば第11図に
示されるようなものとなる。
(ト)発明の効果 以−F説明してきたように、本発明によると、有段伝達
経路から無段伝達経路への切換の際にエンジンの出力ト
ルクを調整するようにしたので、切換に伴なうトルク変
動を抑制し、Vベルトのすべりを防止することができる
。これにより、プーリからのVベルトへの加圧力を過大
なものとする必要がなくなり、Vベルトの耐久性を向上
することができる。また、同時に伝達経路の切換に伴な
うシミ(ツタの発生も防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成要素間の関係を示す図、第2図は
変速機の骨組図、第3図は変速機の軸の位置関係を示す
図、第4図は油圧回路を示す図、第5図は電子制御装置
を示す図、第6図は芥レンジで作動する各要素の組合わ
せを示す図、第7図は変速指令弁ストローク位置に対す
る各クラッチの油圧の変化を示す図、第8図は変速指令
弁ストローク位置の変化に対するプーリの油圧の変化を
示す図、第9図はエンジン出力低下の制御フローを示す
図、第10図はロックアツプクラッチ締結時の制御フロ
ーを示す図、第11図は別の変速機の場合の制御フロー
を示す図である。 10・・・エンジン、11 ・・エンジン出力制御53
pj、16   ・駆動プーリ、24・ ・Vベルト、
26・・・従動ブー9.42.48・・・歯車、300
・ ・電子−制御装置。 第2図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  車両駆動装置はエンジンと変速機とから構成され、変
    速機は、無段変速機構を介して回転力を伝達する無段伝
    達経路と、無段変速機構の変速比範囲よりも大きい又は
    小さい変速比を有する1段以上の有段変速機構を介して
    回転力を伝達する有段伝達経路と、を有している、上記
    変速機を制御するための制御装置において、 アクセルペダルとは独立にエンジンの出力トルクを制御
    可能なエンジン出力制御機構と、有段伝達経路を介して
    回転力を伝達する状態から無段伝達経路を介して回転力
    を伝達する状態へ切り換える際に一時的にエンジンの出
    力トルクを通常の状態よりも増大又は減少させるように
    エンジン出力制御機構を作動させる信号を出力する切換
    中エンジン出力指令手段と、を有することを特徴とする
    車両駆動装置の制御装置。
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