JPH02241707A - 連続ゴムシート加硫機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野ン 本発明は、連続ゴＩ、シ〜　１・加硫機りこ凹４−゛る
ものである。

（従来の技術） 従来、連続ゴムシート加硫機には、第４図にイくす如く
、加硫缶１を通るように無端状の上部コンベアヘルド２
とｔ゛部コンベアベルト３とを設けると共に、加硫缶１
の入１コ側及び出［、ｊ側に１、ｔ一対のゴムロール４
．５．６．７を夫々設け２．未加硫の４′：ｒムジート
８をコンベアベルト２．３により、ｌ１両側から挟み、
−・対のゴムロール４．５で加６ｈ缶１内に導入１〜、
その走行中にゴムシート８を連続的６．づ１１硫した後
、一対のゴム）コール６．１４こより加硫ｆ（ｉ　、１
外へ導出するよ・うにＬ５たものがある。

この連続プラ式の加硫機によれば、ゴムシート８の一：
Ｘ−下両面に人ｎ側のゴムロール４．５によっでニノン
ベアベル（・２．３側のパターンを転写できるのは勿論
のこと、第５図の如く上下両側からコンへｊ′ベルｌ−
２，３４こよりゴムシート８を挾んで保持したままで加
に缶ｌを通過するため、製品にしわが発生したり、水滴
、油滴等の落下による部分的な未加硫や過７１ｇ硫が発
生ずるのを防止でき、不良品の発生を極力抑制できろ利
点がある。また−１ン・Ａアベルト２，３に高温加碇用
素材を使用すれば、装置の長寿命化も十分に可能であり
、［、かもベルト材の編み目積様を変更すれば、ゴムシ
〜１・Ｈの意匠を変えることもできる利点がある。

（発明が解決しようとする課題） しかし、従来の連続ゴ１２シート加硫機は、次の点で更
に改善の余地がある。

■　ベルト材の編み目積様により、シート表面の意匠が
決定されてしまうため、競合するユーザ間で外観、上の
製品差が付は難い。

■　シート表面に模様を４＝ｊけたくない場合（１こは
、コンベアベルト２．３の編み目が障害となる。

■　一定の単調な模様しかできず、しかも堀み目積様に
限られる。

■　模様替えが困難である７１１１ち、無端状のコンベ
アベルト２，３を切断１，７て、別のものと交換しなけ
ればならないので１１作業が項雑で困難であり、頻繁に
模様替えを行なうことはできない。

■　模様は−・ル［・材の編み方で決まるため、ユーザ
側で独自の意匠付けのテストが簡単にできない。

■　編み目を固定したようなベルト材を使用した場合、
ゴムシート８にしわが発生し易い。

■　細かな模様にしたい場合には、ベルト材の通気性の
面より熱効率が低下する。

本発明は、このような従来の課題を解決することのでき
る連続ゴムシート加硫機を提供するものである。

（課題を解決するだめの１段） 本発明は、そのための第１の手段として、ゴムシート１
０を無端状の上部コンベアベルト１２と下部コンベアベ
ルト１３で上下両側から挟んだ状態で加硫缶１１に通し
、走行中に連続的に加硫を行なうようにした連続ゴムシ
ート加硫機において、ゴムシーｔ−ｉｏと上部コンベア
ベルＩ−’ｉ２＆Ｊ’下部コンベアベル目３との間に、
これらと同期して一体的に走行するインナーベル［−２
４，２５を設けたものであり、また第２の手段として、
更にゴムシー目Ｏの導入部（こ、このゴムシート１０を
予熱する予熱装置ｊ３８゜３９を設けたものである。

（作　用） 未加硫のゴムシート１０をインナベル）２４．２５及び
コンベアベルト１２．１３で上下から挟み、コンベアヘ
ルド１２．１３により−・体的に加硫缶１１に通ｊ１．
て行く。そして、加硫缶１１の人口側でロール２０．２
１によりインナベルト２４．２５の模様をゴムシート１
０に転写１４．３加硫缶１１内で加硫して固定［る。

またゴムシート１０は予熱装置３８．３９で予熱する。

（実施例） 以下、図ポの実施例について本発明を詳述すると、第１
図及び第２図は本発明の第１実Ｍ例ぺ、示すゆ 第１図において、１０はゴムシート、ｌｌは未加硫のコ
゛ムシ−１１０を加硫する加硫＜ｎである。１２は上部
コンベアベルト、１３は下部コンベアベルトで、これら
は共に無端状に構成されると共に、ゴムシート１０を」
：１両側から挟んだ状態で加硫缶１１白を通すように、
加硫缶１１の入口側及び出［］側に夫々配置された上下
一対のロール１４，１５．１６．１．７に掛装されてい
る。なお、コンベアベルト１２．１３は加硫缶１１の上
下両側を通るようにガイトロール群１８゜１９に掛装さ
れ、また図外のテンシゴン装置、蛇行防止装置等が（］
設されている。コンベアへ・ルト１２゜１３は、一般ぼ
１８０“Ｃ程度の温度域で使用されるため、耐熱、強靭
性に優れ、かつ通気性及び吸湿性に優れた芳香族ポリア
ミド繊維（紡績糸）が用いられており、またその織り方
（編み方）には干織り、あや織り２．シゅす織り等があ
る。２０．２１は加硫缶１１の入口側に設けられた上下
−・対のゴムロール、２２．２３は加硫缶１１の出口側
に設けられた」−１Ｆ一対のゴムロールで、これらは図
外のモータにより矢印方向に夫々駆動される。２４．２
５はゴムシー【ｌＯとコン−・アベルト１２，１．３と
の間に介在される・インナベルトで、これらインナヘル
ド２４．２５は、ゴノ・パ／〜・ト１０の導入側に配置
された上下−・対のガイドＬ’ｌ−／貫／　２６゜２７
を介して繰出装置２８．２９に連結されると共に、導出
側に配置された上下−・対のカイドロー・ル３０．３１
を介し゛Ｌ巻取装置３２゜３３に連結されている。繰出
装置２８．２９及び巻取ゲ装置３２，３３はモータ３４
，３５．３６．３７により矢印方向に夫々駆動され、イ
ンナヘルド２４　、２５がゴムシート１０．コンベアベ
ルｉ−１２，１３と同調しご一体的に走行すべく、イン
ナベル１−２４．２５を繰出し５かつ巻取るよ・うに構
成されている。・インナベルト２４．２５はパターン付
け（意匠イ］け）を目的として使用する素材を選択する
。例えば、主として大イロン６Ｇ、アラミド繊維等のフ
ィラメント系を使用した材質とすれば、細かな彫刻状の
パターン付けが可能であり、また糸ゴム製品のような平
坦な表面の場合には、編み目の明瞭Ｃないものを使用す
る。勿論、特殊模様にする場合Ｇこは、インナベルト−
２４、２５に動物の絵柄等の特殊なデザイ゛・・を編み
込んだものを使用する。

上記構成において、未加姑のゴムシーＮＯを加硫イる場
合には、第２図に小［ように、繰出装置２８．２９から
繰出されたインナベルト２４．２５間にゴムシート１０
を挟み、更にそのインナベルト２４　、２５の上下両側
からコンベアベルト１２．ｉ、’Ｊで挟んだ状７１１７
＼、これらを同調した走行速度で一体的ζ、′：加硫缶
Ｉｌに通ず。そして、加硫缶１１の人口側に配置された
一Ｆ−ド一対のゴムロール２０．２１で通魔な加圧力を
加え、イ〉−ナベルト２４．２５の模様をゴムシート１
０ｏ）表面に転写しバタ・−ン付けを行なった後、加硫
缶ｌｌ内でゴムシー　ｂｉｏを加硫し、パターンを固定
させる。加硫後のゴムシー・ト１０は加硫缶１１の出口
側から導出して次Ｔ程番ご送り、またインナヘルド２４
．２５は巻取装置３２．３３で順次巻取っ乙行く。

このようＣ２フインナベル）２４．２５を使用すれば、
インナベル１・２４＋２５の厖み１模ン俵によりゴムシ
ーＩ・１０に積極的なパターン付けを行なうことができ
、しかもインナベルト２４　、２５に凹凸の少ない、又
は平坦な編み方のものを使用することもでき、コンベア
ベルト１２．１３に関係せず、任意に選択することがで
きる。

また細かいシー　ドパターンが必要な場合には、インナ
ベルト２４．２５をその模様にすれば良く、方、コンベ
アベルト１２．１３には通気性に優れた材質、曙み方の
ものを使用できる。この場合、材質、編み方の選定によ
り、コンヘアベルト１２．１３の熱の保有力を向上させ
、加硫に必要な熱源を確保４−ると共に、細かなパター
ンにすることに伴なう加硫時間の遅れは、温度設定や−
・・ルト速度で加硫時間を容易に調整できる。低温加硫
（１３０〜１５０　’Ｃ程度の場合も同様である。

模様替えを行なう場合には、インナベルｔ−２４゜２５
を交換すれば良く、従って、１ンベ７ヘルト１２．１３
の切断等が必要ないので、簡午に行なうこができる。１ なお、この実施例では５、インナヘルド２４＋２５は上
下の何れかに選択的に通ずことが可能であり、従って、
何れか一力のシート表面の模様がコユパ〜・アベルト１
２．１３のものでも良い場合には１、一方のみにインナ
ベル！−２４，２５を挿入すれば良い。またインナベル
ト２４．２５を共に挿入せず、コンヘアヘルド１２．１
３のみの運転も可能であり、メンテナンス時間を短縮で
きる。

第３図は本発明の第２実施例を示シフ７、ゴムシート１
０の導入側に、これを予熱する予熱装置３８．３９を上
Ｆ一対設けると共に１、繰出装置２Ｂ。２９、巻取装置
３２　、３３等を古き、別にガイドロール群４０．４１
を設けて、インナベルト２４．２５を無端状に構成しま
たものである。なお、テンション装置等のコントロール
機構は、コンベアベル）１２．１３と同様２、・インナ
ベルト２４＋２５にも設けるが１、コンベアヘルド１２
、１３よりもインナベルト２４　、２５の方の熱膨張早
を小さくすることが条件となる。

このように予熱装置３８．３９によってゴムシー［・１
０を一ト下両側から予熱し、適時ゴムシート１０の温度
を制御ｖるごとにより、ゴムシート１０自体に応力が残
らず、しかもパターン付けに適した温度（一般に５０＝
９０’Ｃ程度）に年間を通して保−つことかでき、パタ
ーン付りがよりげ実になる。なお、予熱装置３８．３９
は赤外線、電熱、蒸気加熱の何れでもよい。

またインナ・＼ルト２４．２５を無端状にすることによ
り、自動による連続運転が可能となり、生産性が向上す
るゆ但ｊ７、インナベル）２４．２５の交換は、多少煩
わしくなるが、コン−・アー、ル目２，１３自体を交換
する場合に比較すれば容易で１１・）る。

なお、コンベアヘルド１２．１３は、ナンロン６、ナ・
イロン６６、或いはアラミド基紙、ＰＰＳ繊維等であっ
てもよい。

（発明の効果） 本発明によれば、次のような利点がある。

■　インナベルト２４．２５により積極的な模様付げが
可能であり、コンヘアベルト１２．１３に関係なく自由
な模様を任意に選択し、５決定でき、付加価値が向上す
る。

■　ユーザ間で模様を変えて袈品差・６：−付げるこ３
１！−ができると共に２、インナ・＼ルト２４，２５を
変速、て各ユーザ独自の意匠付けのテス）４行なうこと
も容易である。

■　模様を付けたくない場合には、模様ので６ごくいイ
ンナベルト２４．２５を使用すれば良く、コンベアヘル
ド１２．１３の編み目が障害となることはない。

■　模様がえの時には、インナベルト２４．２５　＝１
交換すれば良く、搬送力を担持する。〕ンベアー＼ルト
１２．１３を交換ず６場合に比べて容易である。

■　コンベアベルトｘ２．ｔ３及ヒインナベルト２４゜
２５に、それに適した材質のものを使用できる。

例えば紡績糸のベルト材は耐熱性、通気性、非蛇行性、
吸湿性に１）れるが、パター　ンが明確でない。一方、
フィラメント糸は通気性に劣るが、パターンが明確゛で
ある。従って、これらを適宜使い分けることができる。

■　細かな模様にしたい場合には、・インナ・＼ル１−
２４．２５に細かなパターンのものを使用しコンヘアベ
ルト１２．１３にｉＪ１λ性の優れた材質のものを使用
すれば、その熱保有力を低Ｆさせることなく加硫を行な
うことができる。

■　予熱装置：’（８，３９で゛−１ムシ−ト１０を予
熱する、−とによりパター　ンイ１；・」がより確実に
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す構成図、第２０はそ
の要部の拡大断面図、第：３図は本発明の第２実施例を
示４構成図、第４図は従来例を示−５ｊ構成図、第Ｆ）
図はその拡大断ｌｈｉ図である。 ｌＯ〜ゴムシート、ｌｌ−加硫缶、１２・−上部コンヘ
アベルト、１３−　下゛部コンベアベルト、２０〜３３
−　ゴムロール、２４　、２５　−インナベル１−１３
８．３９−予熱装置。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ゴムシート（１０）を無端状の上部コンベアベル
   ト（１２）と下部コンベアベルト（１３）で上下両側か
   ら挟んだ状態で加硫缶（１１）に通し、走行中に連続的
   に加硫を行なうようにした連続ゴムシート加硫機におい
   て、ゴムシート（１０）と上部コンベアベルト（１２）
   及び下部コンベアベルト（１３）との間に、これらと同
   期して一体的に走行するインナーベルト（２４）（２５
   ）を設けたことを特徴とする連続ゴムシート加硫機。
2. （２）ゴムシート（１０）の導入部に、このゴムシート
   （１０）を予熱する予熱装置（３８）（３９）を設けた
   ことを特徴とする請求項１に記載の連続ゴムシート加硫
   機。