JPH02241595A - 固定化担体充填方法 - Google Patents
固定化担体充填方法Info
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- JPH02241595A JPH02241595A JP1059581A JP5958189A JPH02241595A JP H02241595 A JPH02241595 A JP H02241595A JP 1059581 A JP1059581 A JP 1059581A JP 5958189 A JP5958189 A JP 5958189A JP H02241595 A JPH02241595 A JP H02241595A
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Classifications
-
- Y02W10/12—
Landscapes
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(i!!業上の利用分野)
本発明は、嫌気性廃水処理装置における固定化担体の充
填方法に関するものであり、更に詳細には、各種有機廃
水を効率よく処理するための固定化担体の充填方法に関
するものである。
填方法に関するものであり、更に詳細には、各種有機廃
水を効率よく処理するための固定化担体の充填方法に関
するものである。
本発明は農産製造、水産製造、畜産製造、醸造工業等の
産業廃水のほか、尿尿、畜産廃棄物、各種下水等の生活
廃水を処理する技術として重要であり、更にメタン製造
又は各種有機酸の製造にも本発明は有利に利用すること
ができる。
産業廃水のほか、尿尿、畜産廃棄物、各種下水等の生活
廃水を処理する技術として重要であり、更にメタン製造
又は各種有機酸の製造にも本発明は有利に利用すること
ができる。
(従来技術)
一般に、嫌気性廃水処理装置に固定化担体が充填される
場合は、装置内の有効水深の60〜90%程度充填され
るのが普通である。
場合は、装置内の有効水深の60〜90%程度充填され
るのが普通である。
しかしながら、大型の嫌気性廃水処理装置では処理廃水
の高さがl1mにも及ぶために、固定化担体の充填層も
7〜10mに達し、多くの問題点が生じる。
の高さがl1mにも及ぶために、固定化担体の充填層も
7〜10mに達し、多くの問題点が生じる。
即ち、固定化担体の充填層が厚くなるに従って、重量で
下部の担体が破壊されたり、廃液の下向流と下向流が均
一ではなくなったりし、また、担体に生物が付着固定化
されるに従って廃水の流路が狭くなったり、ふさがれた
りして、生物社が多くなったにも拘らず、逆に廃水処理
効率が低下するという欠点がみられるのである。また、
生物付着量が多くなると流路閉塞が起って、発生ガスの
抜けが悪くなり、内部に空洞ができて、廃水処理効率が
低下したり、更には流路閉塞のために逆洗がきわめて困
難となり、逆洗に多大のエネルギーを要するなどの欠点
がある。
下部の担体が破壊されたり、廃液の下向流と下向流が均
一ではなくなったりし、また、担体に生物が付着固定化
されるに従って廃水の流路が狭くなったり、ふさがれた
りして、生物社が多くなったにも拘らず、逆に廃水処理
効率が低下するという欠点がみられるのである。また、
生物付着量が多くなると流路閉塞が起って、発生ガスの
抜けが悪くなり、内部に空洞ができて、廃水処理効率が
低下したり、更には流路閉塞のために逆洗がきわめて困
難となり、逆洗に多大のエネルギーを要するなどの欠点
がある。
また、従来、各種発酵タンクにおいて、2段以上の多段
に棚板を設け、棚板上に固定化担体を置いて、多層の固
定化担体を設け、酢酸などの酸発酵を行うことは普通に
知られている。
に棚板を設け、棚板上に固定化担体を置いて、多層の固
定化担体を設け、酢酸などの酸発酵を行うことは普通に
知られている。
しかしながら、嫌気性廃水処理装置で2段以上の多段に
棚板を設け、棚板上に固定化担体を充填し、多層の固定
化担体を設け、廃水処理することは知られていない。
棚板を設け、棚板上に固定化担体を充填し、多層の固定
化担体を設け、廃水処理することは知られていない。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、嫌気性廃水処理装置における固定化担体を二
層以上の多層に充填するとともに固定化担体を多層に充
填する際の好適条件を求めることにある。
層以上の多層に充填するとともに固定化担体を多層に充
填する際の好適条件を求めることにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明においては、固定化担体を2段以上、好ましくは
2〜5段の層にして、下層と上層の空間を50〜300
mm、 好ましくは100〜200mmとするように
固定化担体を嫌気性廃水処理装置に充填することにより
嫌気性廃水処理装置における固定化担体の多層化を達成
したものである。
2〜5段の層にして、下層と上層の空間を50〜300
mm、 好ましくは100〜200mmとするように
固定化担体を嫌気性廃水処理装置に充填することにより
嫌気性廃水処理装置における固定化担体の多層化を達成
したものである。
固定化担体層間の空間を50〜300mm、好ましくは
100〜200m5+とじた2層以上の多層固定化担体
をもつ嫌気性廃水処理装置を使用することによって、よ
り高い有機物除去率とガス発生量が得られる。
100〜200m5+とじた2層以上の多層固定化担体
をもつ嫌気性廃水処理装置を使用することによって、よ
り高い有機物除去率とガス発生量が得られる。
具体的な廃水処理においては、処理廃水の分散効果がよ
く、生物と廃水中の有機物との接触効率が高まることに
より高い有機物除去率が達成される。
く、生物と廃水中の有機物との接触効率が高まることに
より高い有機物除去率が達成される。
また、固定化担体層の厚さが小さくなり、かつ眉間に好
適な空間をもつために、固定化担体層のガス抜けが良く
、空間での圧力解放があって、偏流が起りにくく、生物
と廃水との接触が均一化されやすくなる。更に、逆洗に
際しては、圧力がかかりにくく、逆洗効果がよく、エネ
ルギーの節減をはかることができる。
適な空間をもつために、固定化担体層のガス抜けが良く
、空間での圧力解放があって、偏流が起りにくく、生物
と廃水との接触が均一化されやすくなる。更に、逆洗に
際しては、圧力がかかりにくく、逆洗効果がよく、エネ
ルギーの節減をはかることができる。
固定化担体層の下層と上層の空間は50〜300mmが
好適であり、より好ましくは100〜200mmである
。
好適であり、より好ましくは100〜200mmである
。
空間が50mm以下であると、生物が多量に固定化して
空間をふさいでしまうことがあり、好ましくない、また
、空間を300+mm以上にしても圧力の解放がより高
まることはなく、むしろ無駄な空間を作ることになって
好ましくない。
空間をふさいでしまうことがあり、好ましくない、また
、空間を300+mm以上にしても圧力の解放がより高
まることはなく、むしろ無駄な空間を作ることになって
好ましくない。
本発明に用いる固定化担体としては1合成樹脂製のもの
がよく、形状は特に限定されないが、円筒状に成型され
たものがよい、大きさは直径50■曹高さ20mm程度
のものから、直径180謹■高さ100mm程度まで適
宜のものが使用できる。
がよく、形状は特に限定されないが、円筒状に成型され
たものがよい、大きさは直径50■曹高さ20mm程度
のものから、直径180謹■高さ100mm程度まで適
宜のものが使用できる。
また、本発明に用いる嫌気性廃水処理装置としては、か
なり大型、例えば1000 n?程度のタンクが用いら
れる。このタンクで直径11m、高さl1mとなるが、
このタンクの内部は2〜5段に網状の棚を設けることが
できるように設計されるのがよい。
なり大型、例えば1000 n?程度のタンクが用いら
れる。このタンクで直径11m、高さl1mとなるが、
このタンクの内部は2〜5段に網状の棚を設けることが
できるように設計されるのがよい。
3段に棚を虹けることができるようになったタンクを使
用する場合、まず底の上に最初の棚を設け、その上に円
筒状の合成樹脂製固定化担体を2m80cmの高さに積
込み、その上の欄との空間は150mmとり、 次の棚
を設け、同じ固定化担体を2m80cmの高さに積込み
、その上の欄との空間は150mmとり、 次の棚を設
け、更に同じ固定化担体を2m80c■の高さに積込み
、3層となる固定化担体の充填は終了する。
用する場合、まず底の上に最初の棚を設け、その上に円
筒状の合成樹脂製固定化担体を2m80cmの高さに積
込み、その上の欄との空間は150mmとり、 次の棚
を設け、同じ固定化担体を2m80cmの高さに積込み
、その上の欄との空間は150mmとり、 次の棚を設
け、更に同じ固定化担体を2m80c■の高さに積込み
、3層となる固定化担体の充填は終了する。
本発明における固定化担体は、下層と上層の空間を50
〜300mm、 好ましくは100〜200+amと
れば。
〜300mm、 好ましくは100〜200+amと
れば。
2層以上、好ましくは2〜5層に分けて充填することが
できるものである。
できるものである。
次に本発明の実施例を示す。
実施例
本発明における嫌気性廃水処理装置として。
0.1rn’の光線タンク(直径0.36m、高さ1.
1m)内部に三段の網棚を設け、それぞれの網棚に塩化
ビニル製の直径60園醜、高さ18mmの円盤型の固定
化担体を、15段(27cm)に積み、上段との空間を
80mmづつとって充填して、用意した。
1m)内部に三段の網棚を設け、それぞれの網棚に塩化
ビニル製の直径60園醜、高さ18mmの円盤型の固定
化担体を、15段(27cm)に積み、上段との空間を
80mmづつとって充填して、用意した。
一方、従来法における嫌気性廃水処理装置として、 0
.1n?の発酵タンク(直径0.36m、高さ1.1m
)の底部にのみ網棚を設け、その上に上記と同じ固定化
担体を50段(90cm)の高さに充填して、用意した
。
.1n?の発酵タンク(直径0.36m、高さ1.1m
)の底部にのみ網棚を設け、その上に上記と同じ固定化
担体を50段(90cm)の高さに充填して、用意した
。
でんぷんLog/12、 コーンステイープリカ7.5
g/Q、ペプトン1.5gIQからなる合成廃水を、上
記の本発明と従来法の両様気性廃水処理装置に1表1に
示した条件下で通じ、処理した。
g/Q、ペプトン1.5gIQからなる合成廃水を、上
記の本発明と従来法の両様気性廃水処理装置に1表1に
示した条件下で通じ、処理した。
表1運転条件
処理結果を表2にまとめた。馴養運転終了直後は両装置
ともほぼ同じ性能を示したが、1年後は除去率、ガス発
生量ともに上昇し、また逆洗後も除去率、ガス発生量と
もに上昇するのが判る。
ともほぼ同じ性能を示したが、1年後は除去率、ガス発
生量ともに上昇し、また逆洗後も除去率、ガス発生量と
もに上昇するのが判る。
Claims (1)
- 嫌気性廃水処理装置に固定化担体を2層以上の層にして
充填するに際し、下層と上層の空間を50〜300mm
、好ましくは100〜200mmとして固定化担体を充
填することを特徴とする固定化担体充填方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1059581A JPH02241595A (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 固定化担体充填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1059581A JPH02241595A (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 固定化担体充填方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02241595A true JPH02241595A (ja) | 1990-09-26 |
Family
ID=13117340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1059581A Pending JPH02241595A (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 固定化担体充填方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02241595A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5430838U (ja) * | 1977-08-01 | 1979-02-28 | ||
JPS61242695A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-10-28 | フォルシュングスツエントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 嫌気性分解プロセス用固定床反応塔 |
JPS61249598A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-06 | Kurita Water Ind Ltd | 二相式嫌気性処理装置 |
JPS63141697A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-14 | Kensetsusho Doboku Kenkyu Shocho | 嫌気性固定床の形成方法 |
-
1989
- 1989-03-14 JP JP1059581A patent/JPH02241595A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5430838U (ja) * | 1977-08-01 | 1979-02-28 | ||
JPS61242695A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-10-28 | フォルシュングスツエントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 嫌気性分解プロセス用固定床反応塔 |
JPS61249598A (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-06 | Kurita Water Ind Ltd | 二相式嫌気性処理装置 |
JPS63141697A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-14 | Kensetsusho Doboku Kenkyu Shocho | 嫌気性固定床の形成方法 |
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