JPH0224069A

JPH0224069A - 除針器

Info

Publication number: JPH0224069A
Application number: JP16814988A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyuki Ebihara; 代師行海老原
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-07-06
Filing date: 1988-07-06
Publication date: 1990-01-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は除針器に関するものである。さらに詳細には、
書類等を綴じているステーブル用の除針器に関する。

（従来の技術、５１！明が解決しようとする問題点）？
＋３！数枚の書類や厚紙等を綴じているステーブルを解
除するための除針器としては、従来これらステーブルの
下面に挿入される２本の平爪と二〇平爪によって浮き上
がったステーブルを反対側から引掛けて、水平方向に引
き寄せなからステーブルの足を引き伸ばして引き抜くよ
うにした除針ムが公知である。

この除針器は、片手で操作でき、小型で取り扱いの容易
なものではあるが、ステーブルが大型であったり、厚い
書類等を綴じたものの場合には。

操作の際かなりの力を必要とし、場合によってはステー
ブルの足が平均して延ばされず、書類等が瑚れたり、逆
に除３［器の引掛は部分が破損することもあった。

また、従来の除針器は、ステーブルの各サイズに適合し
たものを使用する必要があり、したがって、ステーブル
のサイズによってそれぞれ異なったサイズの除針器を複
数個用意しなければならない不便があった。

（問題点を解決するための手段）本発明は、公知の除針器が有するこのような問題点を解
決し、より確実に、より簡便に、より小さい力でステー
ブルの除針を可能とすることを第１の目的とする。

また１本発明の第２の目的は、より大型のステープラの
ステーブルでも確実に、簡便に除針できるものを提供す
ることにある。

さらに本発明は、＋Ａなったサイズのステーブルに対し
て適合可能の除針器を提供することにより。

公知の除針器では不可能であった除針作業の簡素化を達
成することを第３の目的とするものである。

このような目的達成のため１本発明者は公知の除針器に
おける操作方法、即ち、３本の指で位置決めアーム（１
）および作動アーム（２）を水平方向に反対移動させる
ことにより除針するものと異なり、ステープラにおける
操作と同様、片手の指令部を使用して、全握力をフルに
利用して操作することを特徴とする新しい方式に基づい
た除針器を発明した。

即ち、書類等を綴じているステーブルを、位置決めアー
ム（１）の先端に設けた２本の挿入エツジ（４，４”）
と、同じく作動アーム（２）の先端に設けたＶ字形引掛
けエッジ（５）によって、浮揚させながら、３点支持曲
げ応力を加えるようにして除針するものである。以下本
発明の構成を実施例に基づいて添付図面を参照しながら
具体的かつ詳細に説明する。

■構　造；第１図に示すごとく１位置決めアーム（１）は。

その一端を作動アーム（２）に枢着軸（３）によって回
動自在に枢着されており、前記位置決めアーム（＋）は
断面形状１コ」の字形にほぼ平行に並列する２個の側壁
（８，８’）を有し、側壁（８，８’　）の他端はなだ
らかに水平方向に向かって湾曲する２個の挿入エツジ（
４，４”）を有している。この挿入エツジ（４゜４”）
は最下端の一辺が前記枢着点を中心とするほぼ円弧状を
なしている。

また１作動アーム（２）は、前記位置決めアーム（１）
と向き合った側に１本のＶ字形引掛けエッジ（５）と、
このＶ字形引掛けエッジ（５）の内側の一辺の桟瓦から
枢着点側にナイフ・エッジ（６）およびＶ字形切り込み
（７）を有しており、さらに外側の一辺は挿入エツジ（
４，４’）と同様に枢着点を中心とするほぼ円弧状をな
している。

位置決めアーム（１）と作動アーム（２）　との間には
、コイル・バネまたは板バネ（図示しない）を設けて１
位置決めアーム（１）および作動アーム（２）とをそれ
ぞれ反対方向に押し戻すごとくしておくと良い、このコ
イル・バネまたは板バネの構成については公知であるの
でここでは詳述しない。

■操作及び作動：第２図に示すように、片手の指令部を使用して先ず位置
決めアーム（１）の挿入エツジ（４，４’）をステーブ
ルと書類等の間に挿入し１次いで作動アーム（２）を前
記位置決めアーム（１）側に引き寄せ。

引掛けエッジ（５）をステーブルに引掛けた後１両方の
アームを一体化するように押圧する。

この操作により、ステーブルは位置決めアーム（１）の
挿入エツジ（４，４’）および作動アーム（２）の引掛
けエッジ（５）による３点支持に基づくステーブルの曲
げ応力が発生し、さらにこの引掛けエッジ（５）の内側
の一辺に設けられたナイフ・エッジ（６）がステーブル
（９）の内側に食い込むことにより、ステーブルが容易
にＶ字形に鋭く曲げられる結果、書類からステーブル（
９）をより確実に、より小さい力で、しかも左右均等に
引抜くことができる。

■効　果；本発明に係わる除針器は、前述の構成を有して成るので
、従来の除針器と異なり、上方から、ステーブルに３点
支持に基づく曲げ作用を与えるだけでなく、ステーブル
の上方への浮揚化による弓き抜き作用が与えられるため
、より小さい力で、より簡単に、ステーブルの除針を可
能ならしめる効果がある。

また、本発明に係わる除針器はＶ字形引掛けエッジ（５
）の内側にナイフ・エッジ（６）および■字形病り込み
（７）を設けたため、より小さい力でステーブルを容易
にＶ字形に鋭く曲げることができ、よって大型のステー
ブルの除針を確実、かつ容易に実施し得る効果がある。

さらに、本発明に係わる除針器は、単一の除針器で異な
ったサイズのステーブルに適合させることができるため
、公知の除針器では不可能であった除針作業の簡素化を
可能ならしめる効果がある。

以上、本発明の構成１作用および効果を実施例に基づい
て具体的に説明したが、本発明の技術的範囲は単に実施
例のみに限定されるものではなく、本発明の精神に基づ
いて、さらに多くの実施例が想到されうるものであるこ
とは他言を要しない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に基づく除針器の斜視図である。第２図は１本発明に基づく除針器の除針の状態を示す略
図である。第３図は、引掛けエッジの構成な示す拡大略図である。第４図は、本発明に係わる除針器を使用して除針された
ステーブルの状態を示す拡大略図である。第５図は、公知の除針器を使用して除針されたステーブ
ルの状態を示す拡大略図である。添付図面において。 ■・・・位置決めアーム、　　２・・・作動アーム。３・・・枢着軸、　　　　　　４・・・挿入エツジ。５・・・引掛けエッジ、　　　６・・・ナイフ・エッジ
、７・・・■字形病り込み、　８・・・側　壁、９・・
・ステーブル。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）位置決めアーム（１）と作動アーム（２）よりな
るステーブル除針器であって、前記各アームの一端が互いに向き合ったエッジを有して
おり、位置決めアーム（１）は２本の互いに相対向する
挿入エッジ（４、４′）を有し、また作動アーム（２）
は前記挿入エッジ（４、４′）のほぼ中間を水平方向に
通過するＶ字形引掛けエッジ（５）を有することを特徴
とする除針器。
（２）特許請求の範囲第１項に記載の除針器であって、
前記Ｖ字形引掛けエッジ（５）がナイフ・エッジ（６）
を有することを特徴とする除針器。
（３）特許請求の範囲第１項に記載の除針器であって、
前記挿入エッジ（４、４′）の先端が内方に屈曲してい
ることを特徴とする除針器。
（４）特許請求の範囲第１項に記載の除針器であって、
前記位置決めアーム（１）は断面形状「コ」の字形のほ
ぼ平行した側壁（８、８′）を有していることを特徴と
する除針器。