JPH02240657A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH02240657A
JPH02240657A JP6061989A JP6061989A JPH02240657A JP H02240657 A JPH02240657 A JP H02240657A JP 6061989 A JP6061989 A JP 6061989A JP 6061989 A JP6061989 A JP 6061989A JP H02240657 A JPH02240657 A JP H02240657A
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JP
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formula
polycarbonate
fluorine
represent
alkyl group
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Application number
JP6061989A
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English (en)
Inventor
Fumio Kojima
文夫 小島
Kazuyuki Nakamura
和行 中村
Tomoo Kobayashi
智雄 小林
Koichi Yamamoto
孝一 山本
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/42Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
    • C08G77/445Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing polyester sequences
    • C08G77/448Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing polyester sequences containing polycarbonate sequences

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真感光体に関し、更に詳しくは、ポリ
カーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体を結着
樹脂として用いた電子写真感光体に関する。
従来の技術 近年、電子写真技術は、高速、かつ高印字品質が得られ
ると言う利点を有するため、複写機及びレーザービーム
プリンター等の分野において、著しく応用されている。
これ等電子写真技術において用いられる電子写真感光体
としては、従来からセレン、セレン−テルル合金、セレ
ン−ひ素合金、硫化カドミウム等の無機光導電材料を用
いたものが広く知られている。一方、これ等無機光導電
材料を用いた電子写真感光体に比べ、安価で製造性及び
廃棄性の点で優れた利点を有する有機光導電材料を用い
た電子写真感光体の研究も活発化してきており、例えば
特開昭61−132954号公報に開示されているよう
に、電荷発生層又は電荷輸送層の結@樹脂として、ポリ
カーボネートーポリシロギサンブロック共徂合体を用い
た電子写真感光体などが知られている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、前記ポリカーボネート−ポリシロキサン
ブロック共重合体を電荷発生層或いは電荷輸送層の結着
樹脂として用いた電子写真感光体では、感度、帯電性等
の電気特性の点では良好な性能を示すが、機械的外力に
対する耐久性、即ち、トナー、現像剤、用紙、クリーニ
ング部材等からの直接的負担による感光体表面の摩耗や
傷等の発生により画像欠陥が生じる問題、或いはコロナ
放電により発生するオゾン、窒素酸化物等の低抵抗物質
やコピー用紙により生じる紙粉等が感光体表面に付着蓄
積することにより引き起こされる高湿環境下での画像流
れの問題などがあり、感光体庁命を制限している。
これらの問題点を解決するために種々の対策か検討され
ており、第1には感光体表面の硬度を増haざぜ、それ
によって摩耗や傷などの発生を抑制することがあげられ
、第2には感光体表面の潤滑性を増加させ、それによっ
て摩耗を抑制させると共に、前記付着蓄積物の感光体表
面からの離型性を向上させ、画像流れの発生を防止する
ことなどがあるが、未だ満足すべき性能を得るに(よ至
っていないのが現状である。したがって、従来から、高
い表面硬度と良好な表面潤滑性を有する感光層が形成さ
れるような結着樹脂の開発が望まれていた。
本発明は、上記のような実状に鑑みてなされたものでお
って、従来の技術における上記の問題点を解消すること
を目的とするものである。
すなわち、本発明の目的は、高い表面硬度と良好な表面
潤滑性を合わせ持つ感光層を有する電子写真感光体を提
供することにある。
課題を解決するための手段及び作用 本発明者等は、感光層の結着樹脂について、種々検討し
た結果、下記−服代(1)で示される構造単位よりなる
ポリカーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体及
び下記−服代(n)で示ざれるフッ素含有ポリカーボネ
ート樹脂を組み合わせて用い、更にフッ素系樹脂微粒子
を含有させることにより、上記ボリカ・−ボネート−ポ
リシロキサンブロック共重合体を単独で用いる場合に比
べて極めて優れた表面硬度と表面潤滑性を示し、上記の
問題点、すなわち、感光層表面の摩耗及び傷tごよる画
質欠陥、及び紙粉などの付着蓄積による画像流れの発生
を同時に解消し、電子写真感光体の寿命を飛躍的に向上
させることができることを見い出し、本発明を完成する
に至った。
本発明は、導電性基体上に感光層を設りてなる電子写真
感光体において、該感光層が、結着樹脂としで、下記−
服代(I>で示される構造単位よりなるポリカーボネー
ト−ポリシロキサンブロック共重合体を1種又はぞれ以
上 (式中、R++、R12、RI3、RI4、R15、R
1も、R17及びRIAは、それぞれ水素原子、ハロゲ
ン原子又は低級アルキル基を表わし、R9及びRhoは
、それぞれ置換基を有してもよいアルキル基又(よアリ
ール基を表わし、Aは −CO−−0−1又は−(CH2>。
(但し、nは2以上の整数を表わし、Ra及びRbは、
ぞれぞれ水素原子、置換基を有してもよいアルキル基又
(よアリール基を表わすか、或いはRa及びRbが一緒
に結合して炭素環又は複素環を形成する塞を表わし、R
C及びRdは、それぞれ置換基を有していもよいアルキ
ル基又はアリール基を表わす)llおよびmは(ρ/(
Q十m)−〇、1〜0.9)を表わす。〕 及び下記−服代(II)で示される構造単位よりなるフ
ッ素含有ポリ力・−ボネート樹脂を1種又はそれ以上 (式中、R11q R12)RI3s RIA)R15
% R15qR17及びRIAは、それぞれ水素原子、
ハロゲン原子、アルキル基又はアリール基を表わし、R
I9及びR20は、それぞれ水素原子、フッ素原子、@
操車を有してもよいアルキル基又はアリール基を表わす
か、或いはR+9及びR20が一緒に結合して炭素環を
形成する基を表わす。但し、R++7:i″いしR20
の少なくとも1つはフッ素原子又はフッ素原子置換アル
キル又はアリール基を表わす。)含有し、更にフッ素系
樹脂微粒子を分散してなることを特徴とする。
以下、本発明について、詳細に説明する。
本発明の電子写真感光体における導電性基体としては、
アルミニウム、具らゆう、銅、ニッケル、鋼等の金属板
又は金属シート、プラスデックシート上に、アルミニウ
ム、ニッケル、クロム、ヂタン、パラジウム、酸化イン
ジウム、酸化錫、グラファイト等の導電性物質を蒸着、
スパッタリング、塗布等によりコーティングして導電化
処理を施シ、7・たちの、或いはガラス、プラスチック
板、布、紙等を導電化処理したもの等を用いることがで
きる。
上記導電性基板上には、分散型、積層型等の感光層が設
けられるが、感光層と導電性基板の間には、必要に応じ
て、バリアー機能或いは接着機能を有する下引き層を設
けてもよい。下引き層を構成する材料としては、ポリビ
ニルブチラール、ポリビニルアルコール、カゼイン、ポ
リアミド、セルロース、ゼラチン、ポリウレタン、ポリ
エステル等の樹脂、及び酸化アルミニウム等の金属酸化
物が使用できる。
導電性基板上に形成される感光層は、単層構造であって
も、また、電荷発生層と電荷輸送層とに機能分離された
積層構造であってもよい。積層構造の場合、電荷発生層
と電荷輸送層の積層順序(よ、いずれが上層であっても
よい。
これ等感光層は、電荷発生物質、電荷輸送物質、又はそ
れ等両者が結着樹脂中に含有された塗膜より構成される
電荷発生物質としては、非晶質セレン、結晶性セレン、
セレン−テルル合金、セレン−ひ素合金、その伯のセレ
ン化合物及び合金、酸化亜鉛、酸化チタン等の無機系光
導電体、フタロシアニン系、スクェアリウム系、アン]
〜アントロン系、ペリレン系、アゾ系、アントラセン系
、ピレン系、ピリリウム塩、チアピリリウム塩等の有機
顔料及び染料が用いられる。
電荷輸送物質としては、叶ベンゾキノン、クロラニル、
ブロモアニル、アントラキノン等のキノン系化合物、テ
トラシアノキノジメタン系化合物、2、4.7− トリ
ニトロフルオレノン、2,4,5.7−チトラニトロフ
ルオレノン等のフルオレノン化合物、フルオレノン−9
−マロンニトリル系化合物、キサントーン系化合物、ベ
ンゾフェノン系化合物、シアンビニル系化合物、エチレ
ン系化合物等の電荷発生物質、ピラゾリン系化合物、ヒ
ドラゾン系化合物、オキサゾール系化合物、カルバゾー
ル系化合物、アリールアルカン系化合物、トリフェニル
アミン系化合物、アリール置換エチレン系化合物、ベン
ジジン系化合物、スチルベン系化合物、アントラセン系
化合物、或いはこれ等の化合物からなる基を主鎖又は側
鎖に有する重合体等の電子供与性物質が用いられる。
これ等のうちで、特に下記一般式(I[I)で示される
トリフェニルアミン系化合物を用いることが好ましい。
(式中、R21及びR22は、それぞれH又1よCH3
を表わし、R23はH,CH3、C2H5又はCを表わ
す) 本発明において、結着樹脂としては、上記一般式(I>
で示される構造単位よりなるポリカーボネート−ポリシ
ロキサンブロック共重合体と一般式(n)で示されるフ
ッ素含有ポリカーボネート樹脂が併用され、そしてこの
接着樹脂中には、更にフッ素系樹脂微粒子が含有される
。感光層が電荷発生層と電荷輸送層とに機能分離された
積層構造を有する場合においては、上記両者の樹脂は、
電荷発生層及び電荷輸送層のいずれの結@樹脂としても
用いることができるが、少なく、とも表面を形成する層
において用いることが望ましい。そして、特に、表面が
電荷輸送層よりなる場合における結着樹脂として使用す
るのが好ましい。
本発明において使用される上記一般式(I>で示される
構造単位よりなるポリカーボネート−ポリシロキサンブ
ロック共重合体は、平均分子量1万〜30万、特に2万
〜20万の範囲のものが好ましい。
本発明において好適に使用できる一般式(I>で示され
るポリカーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体
の具体例として、例えば次の構造単位を構成成分とする
ものが例示される。
(j / (j +m) −0,1〜0.9)本発明に
おいて、上記一般式(n)で示される構造単位よりなる
フッ素含有ポリカーボネート樹脂としては、公知のもの
が使用される。通常、平均分子量2万〜20万の範囲の
ものが使用される。
具体的には、例えば次の構造単位を構成成分とするもの
が例示される。
本発明において、上記−服代(I)で示されるポリカー
ボネート−ポリシロキサンブロック共重合体と上記−服
代(II>で示されるフッ素含有ポリカーボネート樹脂
との含有比は、任意に設定することができるが、前者:
後者=90:1〜5:95の範囲の含有比で用いるのが
好ましい。
本発明において、上記の結着樹脂中に分散させるフッ素
樹脂微粒子としては、例えば、四フッ化エチレン重合体
、フッ化ビニリデン重合体、塩化三フッ化ビニリデン重
合体、四フッ化エチレン六フッ化プロピレン共重合体、
フッ化カーボン等の粉末を使用することができる。これ
らのフッ素樹脂微粒子は、平均粒径0.1即〜5J1m
の範囲の粒度を有するものが好ましい。
本発明において、結着樹脂に対するフッ素樹脂微粒子の
混合比は、任意に設定することができるが、フッ素樹脂
微粒子が、結着樹脂に対して重研比で0.02〜1の範
囲にあるのが好ましい。
本発明において、感光層が積層構造を有する場合、電荷
発生層は、上記電荷発生物質及び結着樹脂を適当な溶媒
に分散又は溶解させて得た塗布液を塗布し、乾燥するこ
とによって形成することができる。結着樹脂としては、
公知のもの、例えば、ポリスチレン、ポリ重化ビニル、
ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポ
リビニルアセタール、アルキッド樹脂、アクリル樹脂、
ポリアクリロニトリル、ポリカーボネート、ポリアミド
、ポリケトン、ポリアクリルアミド、ブチラール樹脂、
ポリエステル等の熱可塑性樹脂、ポルウレタン、エポキ
シ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂等、従来公知
のものを使用することができる。
電荷発生層の膜厚は、通常0.05〜40朗、好ましく
は0.05〜25DIrlk−設定される。
また、電荷輸送層は、上記した電荷輸送物質、上記ボリ
カーボネー1−−ボリシロキサンブロック共重合体及び
フッ素含有ポリカーボネート樹脂を、適当な溶媒に溶解
させ、更にフッ素系樹脂微粒子を分散させた溶液を塗イ
tiシ、乾燥させることによって形成することができる
。電荷輸送層の形成に使用される溶媒としては、多数の
有用な有機溶剤が使用できる。代表的なものとして、例
えば、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベンゼン
等の芳香族系炭化水素類、アセトン、2−ブタノン等の
ケトン類、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチレン
等のハロゲン化脂肪族系炭化水素類、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、エチレングリコール、ジエチルエーテ
ル等の環状或い(よ直鎖状エーテル等、或いはこれ等の
混合溶剤をめげることができる。
電荷輸送層の膜厚は、2〜100即、好ましくは10〜
40μmに設定される。
実施例 以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。
実施例1 導電性基体としで、アルミニウムパイプを用い、これに
アルコール可溶性ポリアミド樹脂10重世部、メタノー
ル150重量部、及び水40重量部からなる塗布液を浸
漬塗布し、乾燥して、膜厚1Jl!rIの上弓き層を形
成した。
次に粒状三方晶系セレン(米国ゼロラフスフ社製)90
重量部、変性ポリビニルブチラール樹脂10重量部、n
−ブタノール300重量部からなる混合物を分散させ、
得られた分散液1重量部に対しn−ブタノール2重鎖部
を加えて稀釈した液を、浸漬塗布法によって上記の下引
き層上に塗布し、乾燥して、I15!厚0.2仏の電′
Fi発生層を形成した。
次にN、N’−ジフェニル−N、N”−ビス(3−メチ
ルフェニル) −[1,1’−ビフェニル]−4,4’
−ジアミン3徂伍部と下記構造式(I−1’)で示され
るポリカーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体
(pS099 、Petrarch Systems社
製> 3 MfA部と下記構造式(n−1>で示される
構造単位よりなるフッ素含有ポリカーボネート樹脂(平
均分子最約3万)7重重部とを、テトラヒドロフラン及
び1,4−ジオキ(ノンの各々2Oi1部ずつを加えた
溶剤に加え(溶解した。得られた溶液に4ノツ化工チレ
ン樹脂微粒子(ルブロンL−2、ダイギン工業財)製)
を1千倒部加え、1ノンドミルで48時間分散した。得
られた分散液を、上記の電荷発生層上に浸漬塗布し、乾
燥して、膜厚20即の電荷輸送層を形成させ、三層から
なる電子写真感光体を作製した。
、f! / (N +m) =0.50上記の様にして
作製された電子写真感光体をブレードクリーニング部材
を有する複写機に装着して50,000枚のコピー走行
を行った場合にJ″3ける、占f写真感光体表面の摩耗
及び傷による画像欠陥発生の有無、表面摩耗m及び高温
高湿環境下での画像流れ発生の有無についてを調査し、
更にまた表面鉛筆硬度を調へた。結果を第1表に示ず。
実施例2 実施例1において、電荷輸送層に6ける4ノツ化工チレ
ン樹脂微粒子の量を2重量部に変更した以外は、すべて
上記実施例1と同様に処理して電子写真感光体を作製し
、同様に評価を行なった。
その結果を第1表に示す。
実施例3 実施例1において、電荷輸送層の結着樹脂どして、前記
構造式(丁−1′)で示される構造単位よりなるポリカ
ーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体5重量部
と前記構造式(II−1>で示される構造単位よりなる
フッ素含有ボリカーホネート樹脂5重量部との混合物を
用いた以外は、すべて上記実施例1ど同様に処理して電
子写真感光体を作製し、同様に評価を行なった。その結
果を第1表に示す。
実施例4 実施例1において、電荷輸送層の結着樹脂として、前記
構造式(I−1’)で示される構造単位よりなるポリカ
ーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体5重量部
と前記構造式(II−1ンで示される構造単位よりなる
フッ素含有ポリカーボネート樹脂(平均分子量約3万)
5重量部との混合物を用い、更にた4フツ化工チレン樹
脂微粒子の量を2重惜部に変更した以外は、すべて上記
実施例1と同様に処理して電子写真感光体を作製し、同
様に評価を行なった。その結果を第1表に示す。
実施例5 実施例1において、電荷輸送層の結着樹脂として、前記
構造式(ニー1’)で示される構造単位よりなるポリカ
ーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体5重量部
と下記構造式(II−2>で示される構造単位よりなる
フッ素含有ポリカーボネート樹脂5重偵部との混合物を
用いたLス外は、すべて上記実施例1と同様に処理して
電子写真感光体を作製し、同様に評価を行なった。その
結果を第′1表に示す。
実施例6 実施例1において、電荷輸送層の結@樹脂として、前記
構造式(I−1’)で示される構造単位よりなるポリカ
ーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体3重量部
と前記構造式(II−2>で示される構造単位よりなる
フッ素含有ポリカーボネー1〜樹脂7重量部との混合物
を用い、更に4フツ化工チレン樹脂微粒子の吊を2重量
部に変更した1ス外は、すべて上記実施例1と同様に処
理して電子写真感光体を作製し、同様に評価を行なった
。その結果を第1表に示す。
実施例7 実施例1において、電荷輸送層の結着樹脂とじて、前記
構造式(ニー1’)で示される構造単位よりなるポリカ
ーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体5重量部
と前記構造式(II−2)で示される構造単位よりなる
フッ素含有ポリカーボネート樹脂5重量部との混合物を
用いた以外は、すべて上記実施例1と同様に処理して電
子写真感光体を作製し、同様に評価を行なった。その結
果を第1表に示す。
実施例8 実施例1において、電荷輸送層の結着樹脂として、前記
構造式(I−1’)で示される構造単位よりなるポリカ
ーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体5重量部
と前記構造式(If−1)で示される構造単位よりなる
フッ素含有ポリカーボネート樹脂(平均分子量約3万)
5重量部との混合物を用い、更にた4フツ化工チレン樹
脂微粒子の量を2型口部に変更1ノだ以外は、すべて上
記実施例1と同様に処理して電子写真感光体を作製し、
同様(評価を行なった。その結果を第1表に示す。
比較例 電荷輸送層の結着樹脂として、上記構造式(ニー1′)
で示されるポリカーボネート−ポリシロキサンブロック
共重合体のみを10重量部用いた以外は、すべて実施例
1と同様に処理して電子写真感光体を作製し、同様に評
価を行なった。その結果を第1表に示す。
以下余白 第1表 体及び上記一般式(H)で示される構造単位よりなるフ
ッ素含有ポリカーボネート樹脂の混合物を用い、更にフ
ッ素系樹脂微粒子を分散してなるから、形成された塗膜
は極めて優れた表面硬度及び表面潤滑性を有しており、
したがって本発明の電子写真感光体は、耐久性に優れ、
感光層表面の1f耗及び傷による画像欠陥の発生が抑制
され、また同時に、紙粉などの付着蓄積による画像流れ
の発生が解消され、寿命が飛躍的に向上する。
特許出願人  富士ゼロックス株式会社代理人    
弁理士  製部 剛 発明の効果

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性基体上に感光層を設けてなる電子写真感光
    体において、該感光層が、結着樹脂として、下記一般式
    ( I )で示される構造単位よりなるポリカーボネート
    −ポリシロキサンブロック共重合体を1種又はそれ以上 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5、R
    _6、R_7及びR_8は、それぞれ水素原子、ハロゲ
    ン原子又は低級アルキル基を表わし、R_9及びR_1
    _0は、それぞれ置換基を有してもよいアルキル基又は
    アリール基を表わし、Aは ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、−S−、−SO_2−、 −CO−、−O−、又は−(CH_2)_n−(但し、
    nは2以上の整数を表わし、R_a及びR_bは、それ
    ぞれ水素原子、置換基を有してもよいアルキル基又はア
    リール基を表わすか、或いはR_a及びR_bが一緒に
    結合して炭素環又は複素環を形成する基を表わし、R_
    c及びR_dは、それぞれ置換基を有していもよいアル
    キル基又はアリール基を表わす)、lおよびmは(l/
    (l+m)=0.1〜0.9)を表わす。〕 及び下記一般式(II)で示される構造単位よりなるフッ
    素含有ポリカーボネート樹脂を1種又はそれ以上 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_1_1、R_1_2、R_1_3、R_1
    _4、R_1_5、R_1_6、R_1_7及びR_1
    _8は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、アルキル基
    又はアリール基を表わし、R_1_9及びR_2_0は
    、それぞれ水素原子、フッ素原子、置換基を有してもよ
    いアルキル基又はアリール基を表わすか、或いはR_1
    _9及びR_2_0が一緒に結合して炭素環を形成する
    基を表わす。但し、R_1_1ないしR_2_0の少な
    くとも1つはフッ素原子又はフッ素原子置換アルキル又
    はアリール基を表わす。)含有し、更にフッ素系樹脂微
    粒子を分散してなることを特徴とする電子写真感光体。
  2. (2)上記一般式( I )で示される構造単位よりなる
    ポリカーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体と
    上記一般式(II)で示される構造単位よりなるフッ素含
    有ポリカーボネート樹脂との含有比が、90:10〜5
    :95であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の電子写真感光体。
  3. (3)結着樹脂に対するフッ素樹脂微粒子の重量比が、
    0.02〜1である特許請求の範囲第1項に記載の電子
    写真感光体。
JP6061989A 1989-03-15 1989-03-15 電子写真感光体 Pending JPH02240657A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03166226A (ja) * 1989-09-14 1991-07-18 General Electric Co <Ge> ビニル線状ポリメチルビニルシロキサン/ポリカーボネート共重合体
JP2015114350A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 シャープ株式会社 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置

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