JPH02239462A - ディスク演奏装置 - Google Patents

ディスク演奏装置

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JPH02239462A
JPH02239462A JP5992089A JP5992089A JPH02239462A JP H02239462 A JPH02239462 A JP H02239462A JP 5992089 A JP5992089 A JP 5992089A JP 5992089 A JP5992089 A JP 5992089A JP H02239462 A JPH02239462 A JP H02239462A
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cartridge
disk
diameter
spindle
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Takehisa Takamiya
高宮 武久
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は,例えば複数枚のコンパクトディスクを収納
したカートリッジをプレーヤ本体に装填して,その所望
のディスクを自動的に演奏(再生)することができるよ
うにしたディスクプレーヤにおけるディスク演奏装置に
関するものである。
従来の技術 近年,オーディオ分野でのコンパクトディスク(いわゆ
るCD)を使用する装置の需要が高ま一てきている。こ
の傾向はカーステレオにおいても同様で,かつ、その使
用環境の特殊性からコンパクトディスクのオートチェン
ジャ装置が要望されている。このオートチェンジャ装置
は複数枚のコンパクトディスクを収納したカートリッジ
をプレーヤ本体に装填すると,その中から所望の1枚の
コンパクトディスクがカートijソジから引出されてそ
れを演奏位置にコーディングさせて演奏させ−そのコン
パクトディスクの演奏が終るとそれを元のカートリッジ
に収納させ,次の演奏を行なう所望のコンパクトディス
クが予約されていると,そのコンパクトディスクをカー
トリッジから引出して演奏を行なうようになーている。
発明が解決しようとする課題 このようなディスクプレーヤにおけるコンパクトディス
クのオートチェンジャ装置をカーステレオに採用する場
合は,自動車の空間には限度があるので,トランクルー
ム内に置くしか方法がない。
仮に車室内に置く場合でしかも運転者が容易に操作でき
るインストルメントパネルに設置しようとすれば−DI
N規格(ドイツ工業品標準規格)で,ディスクプレーヤ
本体の寸法を,正面の横巾がtsom−縦の高さが50
fl+−奥行きが最大170nに規制されている。一般
にコンパクトディスクの直径は120flであり,この
ようなコンパクトディスクを複数枚重ねて収稍したカー
トリウジを一前記のように寸法規制されたディスクプレ
ーヤ本体に出一張らない工うにその全体を装填しておい
て、そのカートリッジから所望のコンパクトディスクの
全体を引出して演奏するようにすると,単純に計算した
としてもープレーヤ木体の奥行き寸法は−コンパクトデ
ィスクの直g12oxxの2倍の240Jnl以上必要
となりーこ几では前記DIN規格に不合格となる問題点
がある。
また.近年一一般のコンパクトディスクより小径のディ
スク(いわゆるシングルCD)が市場に出回りはじめて
いる。このシングルCDは直径が80flと小さいが,
この直径の2倍は160ffであり,単純計算ではDI
N規格を満足するように見えるが,車内で使用する場合
一振I7l1:考慮して演奏中のディスクの周囲に各6
ff位いの空間が必要であり,現実にはDIN規格を満
足させることは困難である。仮に可能であったとしても
,演奏中のディスク装着用のスピンドルの回転中心は一
奥より手前に約40flの位置であーて一大径のディス
クを装着しようとしても.半径が60ffあるために奥
の壁にあたり装着できなくなる。
課題を解決するための手段 この発明は,前記のような課題を解決するため−小径の
ディスクをカートリッジ内に複数枚収納し、このカート
リッジをプレーヤ木体内に装着し− 1枚の所望のディ
スクを選択してプレーヤ本体のディスク装着用のスピン
ドル側に引出し、このスピンドルにディスクの中心孔を
嵌入し装着するようにし一前記スピンドルに装着される
ディスクは,このディスクの中心孔が少なくとも他の侍
機中のデメスクから離隔して露出した位置で− しかも
,待機中のデメスクの一部分と重なり合う位置に配置さ
れるディスクのオートチェンジャ式演奏装置を提供する
ものである。また一前記カートリフジと外形において略
同寸法の他のカートリッジを装着することにより,後者
のカートリッジの前面に設けら几たスリットに大径のデ
ィスクを挿入した場合は,自動的にディスクを引き込み
,前記スピンドルに装着されて演奏される装置を提供す
るものである。さらに.後者のカートリッジのスリット
の長さは大径のデメスクの直径120絹よりわずかに大
きいが,このスリットに小径のシングルODf挿入する
場合,直径が130ffであるため挿入時の左右の自由
度が約4Qflあるが,片側に寄せて挿入しても目動的
に中央部へ案内し,前記スピンドルに装着さ几る装置も
提供するものである。
作用 第1図に示すようにープレーヤ本体とカートリッジとで
Jf放され一一つのカートリッジには小径のシングルC
Dが複数枚収納され.これをプレーヤ本体の前面に設け
られた開口部より装着する。
このとき、プレーヤ本体の前面とカートリ,ジの前面と
は同一面となる位置まで挿入されている。
この状態で−スピンドルが設けられたCD再生のための
メカニズムが上下動し,収納されている演奏所望のCD
と対向する高さで,前記メカニズムの上下動を停止させ
,メカニズムのスピンドルにそのCDの中心孔が嵌入さ
れる位fi1までローラにより引き出す。この状態では
,そのCDの中心孔が少なく共他の待機中のCDから離
隔して露出した位置で,しかもこのCDが待機甲のCD
の一部分と重なり合う位置にカートリゾジから引き出さ
れた位置となる。
引き出されたCDはースピンドルに中心孔が嵌入された
後一上方よりCD押さえを嵌合してこのCDを回転させ
ると共K−このCDの半径方向に移動するように設けた
信号検出器によーてCDの信号を検出して演奏が行なわ
れる。その演奏が終ると前記スピンドルをCDの中心孔
から抜き出し,そのCDはローラにようてカートリッジ
内に再び収納される。
また一次に演奏したいCDが予約されている場合は一前
記同様の動作によりそのCDが祇置されている高さまで
メカニズムを上下動させた後カートリ・lジからCD−
i引出し、そのCDji再び前記スピンドルに嵌入させ
て前述同様に演奏が行なわれる、 一方,他のカートリ.フジは,前記シングルCDが収納
されたカー} 17ソジとその外形においてほぼ同寸法
となっているため、これをプレーヤ本体の前面に設けら
れた開口部より装着される。このトキも,プレーヤ本体
の前面とカートリッジの前面とは同一面となる位置まで
挿入されている。このカートリッジは前面より一般のC
D←直径120Inl)が挿入されるスリットが設けら
れている。このカートリ,,ジが挿入された状態で,こ
のスリットより一般のCDを挿入するとローラにより引
き込まれ、スピンドルにCDの中心孔が嵌大して一上方
よりCD押えが嵌合してこのCDを回転させ一前記信号
検出器によーてCDの信号を検出して演奏が行なわれる
,,また、このカートリッジのスリ.ントにシングルC
Dを挿入した場合120ffのスリット長さに対し80
flの直径であることより約40ffの左右の自由度が
ある。このカートリッジ内i’2:FiシングルCDI
神入した場合は,その挿入途中でスリットの中央部を通
るように導くシングルCDの案内部材が設けられ,これ
によりシングルCDは中央部を通るように案内された後
前記ローラで引込まれ,前述同様にその中心孔がスピン
ドルに嵌入されて演奏が行なわれる。なお前記案内部材
は,一般のCDが挿入さ几た場合には,挿人を阻止しな
いように挿入されたCDにより左右に移動される。
実施例 図面はこの発明のディスクのオートチェンジャ式演奏装
置および他の使用の可能なディスクプレーヤ装置の一実
施例を示すものであり,第1図は構成を示す装置の外観
斜視図である.,1はプレーヤ装置本体で図に示すよう
に、正面taの横巾は180tx一縦の高さは5Qff
,奥行きは1701nllのDIN規格サイズとなうて
いる。正面1aには演奏状態を示す表示部1b.開口部
1Cが設けられ−また右方にはイジェクト釦2.正方向
スキップ釦3.負方向スキップ釦4、再生/停止釦6が
縦に並設されている。また6は直径が80flの小径C
D(以下シングルCDと称する)を3枚収納可能なシン
グルCD用のカートリッジであり,このカートリッジ6
を本体1の開口部1Cより装着可酢であり,装着状態で
はカートリッジ6の平面部6aは木体1の正面1aと同
一平面となり,凸曲面部6bのみがわずかに突出した状
態となる。
一方7は一他のカートリッジであり〜カートリッジ6の
代りに開口部1Cより装着可能であり〜装着状態ではカ
ートリッジ7の前面部7aは、本体1の正面1aと同一
平面となる。またカートリッジTの前面部7aにはスリ
ッ}71)が設けられており、このスリ., } 7 
bの横巾は直径120InlのCDが挿入可能な120
ffよりわずかに大きい寸法となっている。
第2図はシングルCD用カートリッジ6を示す一部断面
平面図,また第3図は同側面図,第4図は同外観斜視図
である。図から明らかなように,外観は略直方体であー
で一一つの垂直面は2つの平面部6aと,1つの凸曲面
部6bとで構成され、対向面は中央部が凹曲面部6Cが
設けられている。
凹曲面部には3ヶのスリット8が設けられーこのスリッ
ト8には,第4図に示すようにそれぞれシングルCD9
が装着可亜に構成されている。力一トリッジ6内には、
軸10に10回動可能に保持されたレバー11が3個あ
り、3ヶのばね12により第2図で実線で示すように時
計方向に付勢されでいる。レバー11は3本の腕部11
a.111),110があり、装着されたシングルCD
9はレバー11の腕部11aによりわずかに凸曲面部6
b方向に付勢されて保持されるf,3枚のシングルCD
9が装着された場合は,3ヶのレバー11の椀部111
Lがそれぞれ独立して上述のように付勢全行なう。この
状態で、ばね12の付勢力に抗して腕部11C’i反時
計方向に回動するように押せば、腕部Tlaによるシン
グルCD9への付勢が解除されると共に、腕部zbがシ
ングルCD9の一端を押圧し,シングルGD9は第2図
において左方へ排出される。またカートリッジ6の下面
には挿入方向に長い溝13が設けられており、本体1の
開口部1C内に設けられた突部(図示せず)がこのカー
トリッジ6を装着するとき溝13と係合していくが〜カ
ートリッジ6を上下面を逆に装着しようとした時は,前
記突部と係合する溝がないため装着を阻止する。さらに
カートリッジ6の下面に設けられた凹部14は,他のカ
ートリッジ7と区別するだめのものである、上述の構成
であるシングルCD用カートリッジeに対し,使用者は
第2図において,ラベル面が上方になるようにシングル
CDeを左方よりスリット8に挿入するとシングルCD
9の外周の一部がレバー11の腕部111Lに当接し,
さらにシングルCD9を挿入するとレバー11はばね1
2の付勢力に抗して反時計方向に回動し、シングルCD
sが終端まですなわちカートリッジ6の凸曲面部6bの
壁の裏側に当接するまで挿入すると腕部11&がばね1
2による時計方向の付勢力で,その位置で安定に保持さ
れる.,3枚共に装着された状態は第4図の通りである
。この状態で,シングルCD9を使用者が交換するとき
は,カートリッジ6の側面に設けられた凹部16(第1
図では因示せず)内に3ヶのレパー11の腕部ttcが
露出しているため,第2図においてレバー11をぱね1
2の付勢力に抗して反時計方向に回動させることにより
対応する腕部ttbがシングルCDeを左方に押しだす
ため,容易に取り出すことが出来る。なお腕部ttoは
凹部16内にあって、外へは飛び出していないためカー
トリッジ6を本体1に装着する場合一何ら支障はない。
次にカートリッジアについて説明する。
第5図はカートリッジ7を示す一部断面分解斜視図であ
り一第5図は同一部断面平面図である。
Mi図で示すように,カートリッジ7は、前面部γ&に
スリッ}7t)が設けられており,このスリット7ロは
第5図に示すように後面部γCまで貫通している。ただ
し,後面部7C側では、上下巾が半円状にわたーで広い
スリッ}7dと連通していることになる。第5図.第5
図から明らかなように,スリソ}71)を構成する上壁
面Tel上にはピン16.17および軸IB.19.2
0が設けられている。また上壁面Te上には長孔21.
22および略L字状の円弧孔23 .24が設けられて
いる。軸18には略へ字状のレバー26の中央部に設け
られた孔251Lかは1つて回動可能に保持されている
。レパー26の一端26bに設けられた軸250にはL
字状アーム26が回勧可能に保持され、アーム26の一
端26lLはばね27がかけられ,また他端26bには
下方に延びるピン260が設けられている。ピン26C
は円弧孔23を通ってスリッ}71)内まで延びている
。円弧孔23は円弧部23aと−その一端よりわずかに
折れ曲がった凹部23bとより構成され、常時はばね2
7によりgo図においてレバー26は軸1日に関して時
計方向へ、またアーム26も軸280に関して時計方向
に付勢されるため,ピン260は円弧孔23内にあって
安定的に凹部23bに位置している。
軸18には,レバー26と対称形状のレバー2Bが回動
可能に保持され,レバー2日の一端2B&に設けられた
軸28t)には,アーム26と対称形状のアーム29が
回動可能に保持され一同様にアーム29にはばね3oが
かけられ,このばね30の付勢力により,レバー28は
軸18に関して反時計方向へ,また,アーム29はレバ
ー28上の軸2Bbに関して反時計方向に付勢され,ア
ーム29に設けられたピン290は,円弧孔24に係合
して第5図に示すように円弧孔24の一端に設けられた
凹部241)に安定的に位置している。
一万一軸1 9 . 20には−アーム31.32が回
動可能に保持され,それぞれぱね33.34により反時
計方向,時計方向に付勢されている(第5図),,また
アーム3Iは下方に設け゛たピン3j&が長孔21には
まりスリット7oまで延びており,アーム31の他端に
上方に向けて延びたピン31bはレバー28のカム面2
80と係合している。同様にアーム32は下方に設けた
ピン32aが長孔22にはまりスリット7bまで延びて
おりーアーム32の他端に下方に向けて延びたピン32
bはレバー26のカム面2f5dと係合している。
次にこのカートリッジ7の動作について説明する。
CD1k挿入前は第5図に示す状態でそれぞれのアーム
.レバーが安定的に位置している。これにスリッ}7t
)より大径(直dt2om)を挿入した場合の動きを第
7図〜第9図までを用いて説明する。
図において右方よりcn3s(直径120ff)全スリ
ット71)に挿入すると.その外周部によりアーム31
のピン31aが押されてばね33の付勢力に抗してアー
ム31は軸19に関して時計方向に回動する。その結果
アーム31のピン31t)がレバー28のカム面280
を押すことになり−レバー28は軸18に関して時計方
向にわずかに回動し,レバー28に設けられたアーム2
9のピン290は円弧孔24の凹部24bより第7図に
おいて右方に移動する。同様にCD36の外周部により
アーム32のピン32Lも押されてばね34の付勢力に
抗してアーム32は軸20に関して反時計方向に回動す
る。その結果アーム32のピン32bがレバー26のカ
ム面26dを押すことになり,レバー26は軸18に関
して反時計方向にわずかに回動し、レバー26に設けら
れたアーム26のピン260は円弧孔23の凹部23b
より第7■において右方に移動する。
この状態よりCD36を更に左へ移動させると.第8図
に示すように.CD35の外周部はアーム26 .29
のビ7260 ,290を押し広げるよ?にして移動し
ていく。
CD35が更に進むと第9図のようにピン260 .2
90は再び中央側にばね27,30の付勢力で戻り−C
D35が通りすき゛ると第5図の状態のようにー ピン
26C,29Qは凹部23b.241)に位置する。ア
ーム3j ,32も同様にぱね33.34の付勢力によ
り元の位置に復帰する。
次に− (:D36をカートリッジ7から排出する時2
すなわち第5図において左方から右方へ移動する場合を
説明する。この場合−CD36の外周がまずピン26c
 ,290を押して定常位置の凹部23 1) , 2
4+)より右方へ押し,更にCD35を右方へ移動させ
ると第8図のようにピン26C.290を押し広げ,第
7図の状態を経由して右方へ排出される。なお,第7図
から第9図においてばねの表示を一部略してある。
上述では,カートリッジ7に大径のCDを挿入する場合
を述べたが.このカー} IJッジ7に小径のシングル
CD9を挿入した場合を一第10図.第11■■■によ
り説明する。第5図の定常状態(ディスク挿入前)よリ
ーシングルCD9i挿入する場合,スリット7の巾は1
20flあり,これに使用者が直径80ffのODfz
必ずしもスリッ}71)の中央部に挿入するとは限らな
い。
第10図に示すように,シングルOD9を挿入方向に関
し右方へ寄せて挿入した場合,シングルCD9の外周部
はピン32aを押し一従ってばね34に抗してアーム3
2は,軸20に関して反時計方向に回動させる。その結
果,アーム32のピン321)がカム面25dと係合し
てレバー26を軸18に関して反時計方向に回動させ、
従ってピン260は凹部23t)から右方へ脱出する。
この状態ではピン311LはシングルODeにより係合
していないため、レバー28は凹動せず,従ってアーム
29のピン290は凹部24bの位置にありシングルC
D9’iそれ以上挿入しようとしてもピン290は移動
することはなく,第10図の状態でシングルOD9f更
に左方へ移動させようとすれば,シングルCD9はピン
290により,中央へと案内される。その結果第11因
に示すようにアーム26.29のそれぞれのピン26C
.290が凹部23り.24bに位置決めされた状態で
−この間を通って、左方へ移動されていく。
上述はシングルCD9をスリットTOの右端に寄せて挿
入した場合で説明したが,左端の場合も同様に,結果的
には凹部23b ,24oに位置するピン26c ,2
90K案内されてシングルCD9は中央部を通っていく
ことになる,.またシングルODeははじめの挿入位置
にようてピン3tlLまたは321Lと一時的に係合す
ることはあっても、直径そのものはSonであり,ピン
311Lとピン29C,およびピン321とピン260
の距離は9Qff以上あるため、結果的には凹部23b
.241)に位置するピン26c .290K案内され
−常に中央部より左方へ移動されることになる。
次にメカニズムについて説明する。
第12図はーディスクを演奏するためのメカニズムを示
す平面図,第13図は同側面図で,力一トリッジ6から
シングルCD9を一枚引出し終った状態を示し、また第
14図はーシングルCD9ヲトラバースメカニズムのス
ピンドルにより回転させて,演奏状態にある側面図.ま
た第16図は同要部分解斜視図を示す。
60は上下動可能なシャーシであり,このシャーシ60
に設けられた雌ねじ51,52.53はそれぞれ3本の
軸の一部に設けた雄ねじが係合し、この軸を同時に同方
向に同期させて回転することで、シャーシ60は,その
主平面と直角方向に上昇または下降することができる。
シャーシ60は略長方形の主乎面に対し一一部突出した
突出部501Lがあり、この部分には−モータ64とこ
のモータ64の軸に設けられたギア64&とーこれに噛
み合うギア66とーギア66と噛み合うラック部を有す
るレバー66とが設けられている。レバー66は.シャ
ーシ60の突出部601Lに設けられた溝67.溝68
に対し,レバー66に設けられたピン69.ピン60で
保持されモータ64の回転により,レバー66は前後進
する。カートノツジ6がこのメカニズムに挿着されてい
る場合、レバー66の突出部561Lはーカートリッジ
6の凹部16に一部が突出している3本のレバー11の
最下部の腕部ttcと同一高さにあり、カートリッジの
装着時は,第16図に示す如く腕部ttcと突出部f5
6aは非係合状態にある。モータ64が口転するとギア
64a.ギア66を介してレバー66を右方へ移動させ
ると共に溝68の斜面部にピン60が係合しているため
、レバー66の突出部156aがレバー11の腕部11
0と係合し(第17図),その後第12図に示す位置ま
でレバー11をぱね12の付勢力に抗して反時計方向に
回動させる。その結果,シングルCD9はカートリッジ
6から外部へ押し出さnることになる。
シャーシ60には、スピンドル61と、スピンドル61
に嵌合されるシングルCD9に対し,その半径方向に移
動可能な光学式信号検出器62とで構成されたトラバー
スメカニズム63を取り付けた基板64がある。この基
板64は両側の折曲部に設けた4木のピン641Lが,
それぞれの側に2本づつあり,シャーシ60の折曲部6
0bに設けられた縦方向のガイド溝esocにそれぞれ
案内されで上下動可訃に保持されている。シャーシ60
に設けられたモータ66は−ギア66を介して、スライ
ド板67.68を移動させる。すなわち,スライド板6
7は−シャーシ60に設けた折曲部6obのピン50d
に−スライド板67の溝67a,671)がはまって案
内さnる。一方−スライド板67のgs7a,67cに
は.基板64のピン641Lが、ガイド溝500を貫通
した後で係合しているため,常時は第13図に示すよう
に基板64はシャーシ60に近い位置にあり,スライド
板67が一第14図に示すように右方に移動すると,シ
ャーシ60から離れる方向に上昇する。
なお,シャーシ60上に設けた軸69に回動可能に保持
されたアーム700両端の軸TolL,70bがスライ
ド板−67.68の折曲部の孔6アd.68dには壕っ
ているため−スライド板67と68は同期してそれぞれ
逆方向に摺動する。スライド板68にも,溝68a .
68b ,68cが設けられており,基板64を上下動
させる。
シャーシ60の両接曲部60θには軸71.72が設け
られており回動可能なアーム73,74が−この軸71
.72に対し孔73a.73t)および74!L ,7
41)により保持されている。アーム74の一端にはロ
ーラ76が回転可能に保持されており,またアーム73
にもローラ76が回転可能に保持され,ローラ76はそ
の一端にギア77が設けられ,中間ギア78.モータ7
9のウオームギア801Cよりローラ76は正反回転さ
せらnる。またアーム73には,中央部にディスク押え
81が回転可能に取りつけられている。
アーム73.74にはそれぞれ両側にへ字状の溝730
,73d,74c.74d(第13図,第14図は73
Q,740のみ図示一第16図ではモータ79の裏側で
溝730は見えない)が設けられている。この溝にスラ
イド板67 .68のピン676 ,68eがそれぞれ
係合しているため一第13■で示すようにスライド板6
7が右方にある時はアーム73は軸71.72に関して
反時計方向に回動しーアーム74は時計方向に回動して
,ローラ75,76はディスク9を挾持している。
一方スライド板67が左方に移動するとアームγ3は時
計方向に回動しーアーム74は反時計方向に回動してロ
ーラ75 ,76はディスク79から離れる。同時にア
ーム73の時計方向の回動により一回転可能に軸支され
ているディスク押え81が,ディスク9をスピンドル6
1に押しつけることにより−ディスク9はスピンドル6
1と共に確実に回転する。
次に動作について説明する。
プレーヤ装置本体1の開口部1cよりシングルCD用カ
ートリッジ6を,その平面部6aが一装置本体1の正面
1aと同一面まで挿入されると−その位置でカートリッ
ジ保持装置(図示せず)により係止される。この状態で
正方向スキップ釦3または負方向スキップ釦4で一好み
のディスクの好みのトラックを指定し一表示部1bで好
みの曲が選択された事を確認した後一再生/停止釦6を
押す。このデメスクの選択に従うて−シャーシ6oは上
下動して対応するディスク9が装着されている位置で上
下動を停止し,次にモータ64によl)−レバー66を
動かしてレバー11金回動させ一指定のデメスク(木図
では最大部のディスク)をカートリッジ6Lりわずかに
押し出す。その結果一ローラ76,78が第13図に示
すようにテlスク9をくわえ込むため,モータ79によ
りウオームギア80.中間ギア78.ギア77と順次回
転?伝えローラ76を反時計方向に回転させ一ローラ7
5 .76によりディスク9を左方へ送り込む。基板上
には−3ヶの光反射型検出器82.83.84があり,
デメスク9の有無全検出器83が検出する前に検出器8
4が検出した時は一その時点で,シングルCDが正規の
位置に装着されたと判断し,モータ79の回転を停止す
る。同時にモータ66を回転させることによりスライド
板67.68を摺動させーそれによーで前述の如くまず
基板64を上昇させてスピンドル61をシングルCDe
の中心孔に嵌合させ一ついでアーム73 .74を回転
させてローラア6と76によるシングルCD9の挾持を
解除し−ディスク押え81がシングルCD9をスピンド
ル61に押しつける。この後はスピンドル61を回転さ
せることにより信号検出器62で演奏を行なうことがで
きる。
この状態で再生/停止釦6を押すと,すべて逆の手順で
シングルCD9は確実にカートリッジ6内に収納される
, 一方.カートリッジ6の代りに他のカートリッジ7を装
着した場合は、カートリッジ7のスリッ}71)にシン
グルCD9を挿入することで,挿入を検出する検出器(
図示せず)により,モータ79を回転させることでロー
ラ7B .76によりシングルCDi引込み前述同様の
動作を行なわせることができる。なお、カートリッジ6
には凹部14があったが、カートリッジ7にはこれに相
当するものがなく−この凹部の有無を検出するスイッチ
14a(第12図参照)を本体側に設けることで,別の
動きをさせることができる。すなわち,凹部がある場合
は,シングルCDのみが複数枚収納されているため,ス
キップ釦3.4によりシャーシ60を上下動させる事を
可能とし,再生/停止釦6により一まずモータ54によ
りレバー11ヲ介してシングルCDQをカートリッジ6
より排出させ−その後は検出器84のみでースピンドル
61への装着位置に来た事を検出して演奏状態にできる
。一方カートリッジ7を装着時は−スリッ}71)の位
置が一定高さであるためーシャーシ全対応の高さに固定
し−モータ64を回転させることなく−スリット7t)
内でシングルCD9または大径CD35の挿入を検出し
て,モータ79によりローラ76 ,76を回転させて
ディスクの引込みを行なう。この場合,大きさの異なる
2種類のディスクが挿入さルるため,検出器82.83
.84を動作させ,83が未検出状態で84が検出した
時は,シングルCDが装着されたと判断してモータ79
の回転を停止させ一一方一検出器83が検出した場合は
検出器84の検出を無視してなおモータ79を回転させ
,検出器82が検出した時に大径のCDが装着されたと
判断してモータ79の回,転を停止させることで,いず
れの直径のディスクが挿入さルても,ディスクの中心孔
とスピンドル61とが略同一中心で停止し,その後はス
ピンドルの斜面案内部により,確実にディスクが保持さ
ルる。
またイジェクト釦2を押した場合Fi一カートリッジ6
の挿入時は一演奏中のシングルCD9iカートリッジ6
内に収納し,その後カートリッジ6は装置本体1の開口
部10jt)わずかに排出される構成とする。一方カー
トリッジ7の装看時は,演奏中のディスクをスリフ}7
t)より排出し,その後は手でデメスクを抜きとり,ま
た,この後更にイジェクト釦2を押すと,ディスクがな
い事を検出してカートリッジ7を開口部1Cよりわずか
に排出させる。これらの動きの差異もカートリッジの凹
部14の有無により,装着本体に設けられたスイッチ1
4&により容易に設計可卵である。
発明の効果 この発明のディスクのオートチェンジャ式演奏装置は,
以上説明したように一カ一トリノジ内に収納された複数
枚のディスクを演奏に際して,1枚の所望のディスクを
選択してデメスクプレーヤのデメスク装着用のスピンド
ル側に引き出し−このスピンドルにディスクの中心孔を
嵌入し装着するようにしたディスクのオートチェンジャ
装置において.前記スピンドルに装着されるディスクは
−このディスクの中心孔が少なくとも他の待機中のディ
スクから離隔して露出した位置で−しかも−待機中のデ
ィスクの一部分と重なり合う位置に配役さnることによ
り,演奏されるディスクは,そのディスクの中心孔がス
ピンドルと嵌入し装着できる程度のわずかな寸法だけ引
出すのみで良く,かつ,演賽されるディスクは,待機中
のディスクの一部分と重なり合った状態で演奏されるも
のであるから,演奏時においても,前記演奏されるディ
スクと待機中のディスク間の寸法を極力短縮でき,従っ
て,ディスクプレーヤなどの奥行きを極めて浅くするこ
とができるので.この種の装置の小型化を実現できる特
長がある。特に小型のディスク(直径a o xx )
を複数枚収納するカー} IJッジとした場合一カート
リ,フジの一部をわずかに外部に突出させるのみで,ほ
ぼその全体を装置本体に収納できるように構成すること
により,装置本体はDIN規格で制限された大きさとす
ることができる。
また,このカートリ・フジのかわりにーディスクを外部
エリ挿入可靜なスリットを有する別のカートリッジを装
ffi1木体に装着した場合,外部よりこのスリットを
通してディスクを挿入するだけで演奏することが出来る
。このスリットは大径のデメスク(直径120m)が挿
入できる大きさとすることで一大径ディスクを演奏位置
まで引き込み、また小径ディスクを挿入時は、カートリ
ッジ内で賂中央へ案内させた後スピンドル上へ案内する
事ができるため確実に嵌入できる。
壕九ーカートリッジ6は装着状態で曲面部が装着本体の
正面よりわずかに突出させた構成とし,ローラによーで
演奏終了時に確実に曲面部まで戻されるため.この状態
では,装着本体の正面よりディスクそのものも少し突出
しだ位置にある。このことから外部より一枚挿入用カー
トリッジにシングルCDを挿入後イジェクトさせた場合
には,このカートリッジは曲面部をなくすことで,ロー
ラにより、スリットよりわずかに突出した位置まで排出
できることになるため−その後は手で引き出すことがで
きろう また,小径のシングルCD1k挿入時は一中央部へ案内
する本装置を少し改良して,凹部23032abに位置
しているピン260 .290の距離をシングルCDが
通過できない状態にすることで,スピンドル側で小径デ
メスクを演奏させるためのメカニズムが準備されていな
いものに対して,大径ディスクの挿入は許容しても小径
ディスクの挿入を不可症にする事も容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明のディスク演奏装置の一実施例を示すも
のであり,第1図はその構成を示す装置の外観斜視図一
第2図はシングルCD用カートリッジを示す一部断面平
面図,第3図は同側面図、第4図は同外観斜視図,第5
図は外部よりディスクを挿入する方式のカートリッジを
示す一部断面分解斜視図一@6図は同一部断面平面図,
第7図から第11図までは一大径ディスクまたは小径デ
ィスクの挿入状態における同一FIA断面平面図一第1
2図はディスクを演奏するだめのメカニズムを示す平面
図一第131凶.第14図は動作状態を示す一部断面側
面図、第16図は同分解斜視図,第16図.第17図は
ディスク取出し時の動作部分を示す平面図である。 1・・・・・・プレーヤ装置本体、1a・・・・・・正
面、1b・・・・・・表示部− 10・・・・・・開口
部−2・・・・・・イジェクト卸,3・・・・・・正方
向スキ・ノブ釦、4・・・・・・負方向スキップ釦−6
・・・・・・再生/停止釦、6・・・・・・/ングルC
D用カートリッジ,6&・・・・・・平面部− 6O・
・・・・・凸曲面部− 6C・・・・・・凹曲面部、7
・・・・・・カートリッジ−7a・・・・・・前面部,
TO・・・・・・ス17ソ}−7c・・・・・後面部−
  yd・・・・・・スリッ}−7e・・・・・・土壁
面.8・・・・・・スリット,9・・・・・・シングル
CD,10・・・・・・軸− 11・・・・・・レバー
−111L,11ロ.11C・・・・・・椀部− 12
・・・・・・ばね,13・・・・・・溝− 14.15
・・・・・・凹部、14龜・・・・・・スイッチ− 1
6.17・・・・・・ピン− 18.19.20・・・
・・・軸+  21 .22・・・・・・長孔,23・
・・・・・円弧孔−231L・・・・・・円弧部,23
b・・・・・凹部,24・・・・・・円弧孔−24b・
・・・・・凹部、26・・・・・・レバー−264・・
・・・・孔+26b・川・・一端−250・・・・・・
軸,26d・・・・・・カム面、26・・・・・・アー
ム,26a・・・・・・一端,26b・・・・・・他端
,26C・・・・・・ピン− 27・・・・・・tdね
−28・・・・・・レバー 28&・・・・・・一端+
288・・・・・・軸、2BQ・・・・・・カム面−2
9・・・・・・アーム,29C・・・・・・ピン− 3
0・川・・ハネ−31・・・・・・アーム,31a,3
1f)・・・・・・ピン.32・・・・・アーム− 3
2&.32D・・・・・・ピン− 33.34・・・・
・・ハネ−3cs・・・・・・CD−50・・・・・・
シャーシ,50a・・・・・・突出部−60b・・・・
・・折曲部,60C・・・・・・ガイド溝.60d・・
・・・・ピン,60e・川・・折曲部、51,52.5
3・・り・・雌ねl,−54・・・・・・モーター54
a・・・・・・ギア、66・・・・・・ギア−66・・
・・・・レバー57.58・山・・溝、69 .60・
川・・ピン−61・・・・・・スピンドル,62・・・
・・・信号検出器− 63・・・・・・トラバースメカ
ニズム−64・・・・・・基板,66・・・・・・モー
ター 66・・・・・・ギア,67・・・・・・スライ
ド板一67a .67b ,670−−−−−−溝,6
 7 d−川−孔一67θ・・・・・・ピン−68・・
・・・・スライド板− 68a.681) .680・
・・・・・溝〜sad・・・・・・孔+686・・・・
・・ピン+69・・・・・・lm−70・・・・・・ア
ーム−71,γ2・・・・・・軸−y3・・・・・・ア
ーム−  73&.73t)・・・J−1,730.7
3d・・・・・・溝,74・・・・・・アーム、γd&
 ,741)・・・・・・孔−7aa .7ad・・・
・・・溝−75.76・・・・・・ローラ,77・・・
・・・ギア− 78・・・・・・中間ギア−79・・・
・・・モーター80・・・・・・ウオームギア、81・
・・・・・ディスク押え+ 82.83.84・・・・
・光反射式検出器。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名第 
2 図 第3図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第10図 燭 l 1図 z3 3/a, 第16図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カートリッジに収納された複数枚の小径ディスク
    を演奏に際して、1枚の所望のディスクを選択して装置
    本体のディスク装着用のスピンドルに引出し、このスピ
    ンドルにディスクの中心孔を嵌入し装着するようにした
    ディスク演奏装置において、前記カートリッジは装置本
    体の前面に設けた開口部より挿入され、装着状態では装
    置本体の前面とカートリッジが略同一面となる位置で保
    持され、前記スピンドルに装着されるディスクは、この
    ディスクの中心孔が少なく共他の待機中のディスクから
    離隔して露出した位置で、しかも待機中のディスクの一
    部分と重なり合う位置に配設された事を特徴とするディ
    スク演奏装置。
  2. (2)前記カートリッジは複数枚のディスクをその主平
    面方向にカートリッジに挿入または引出すため、前記カ
    ートリッジの一側面より複数の案内部を設け、1枚の所
    望のディスクが引出されて前記スピンドルに前記ディス
    クの中心孔が嵌入されて演奏されている状態では、前記
    引出されたディスクの主平面と直角方向に前記ディスク
    を投射したとき、前記引出されたディスクの外周が前記
    カートリッジの外形と僅かの隙間ができるように、前記
    カートリッジの前記側面部に円孤状凹部を設けた事を特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のディスク演奏装置
  3. (3)カートリッジに収納された複数枚のディスクを演
    奏に際して、1枚の所望のディスクを選択して装置本体
    のディスク装着用のスピンドルに引き出し、このスピン
    ドルにディスクの中心孔を嵌入し装着するようにしたデ
    ィスク演奏装置において、前記カートリッジはディスク
    の主平面方向に挿入または引出すための複数の案内部を
    設け、また第1、第2、第3の腕部を有する移動可能な
    操作体と、前記操作体を一方向に付勢する付勢部材とを
    それぞれ複数個設け、前記案内部により挿入されたディ
    スクは第1の腕部が係合して挿入最終位置では前記付勢
    部材によりディスクを安定に保持し、一方前記付勢部材
    に抗して第2の腕部を外部より操作して前記操作体を移
    動させたときは第1の腕部が前記ディスクより離間し同
    時に第3の腕部がディスクに係合し前記案内部に沿って
    前記ディスクを前記カートリッジから排出するように構
    成した事を特徴とするディスク演奏装置。
  4. (4)カートリッジに収納された複数枚のディスクを演
    奏に際して、1枚の所望のディスクを選択して装置本体
    のディスク装着用スピンドルに引出し、このスピンドル
    にディスクの中心孔を嵌入し装着するようにしたディス
    ク演奏装置において、前記カートリッジは略直方体形状
    となすも一側面に円弧状突部を設け、前記カートリッジ
    は前記突部を有する面と反対側の面よりディスクを挿入
    または引出すための複数の案内部を設け、ディスクが安
    定に挿入された状態では、ディスクの一部は前記突部を
    構成する壁面の内側に位置し、前記カートリッジを装置
    本体の前面に設けた開口部より挿入して装着された状態
    では装置本体の前面と前記カートリッジが略同一面とな
    ると共に前記突部のみが、前記装置本体の前面より突出
    していることを特徴とするディスク演奏装置。
  5. (5)複数枚の小径ディスクを収納する第1のカートリ
    ッジと、第1のカートリッジとその外形において略同寸
    法の第2のカートリッジと、第1のカートリッジを装着
    するため装置本体の前面に設けられた開口部に第2のカ
    ートリッジを装着可能となし、第2のカートリッジが装
    着された状態では、第2のカートリッジの前面に設けら
    れたスリットよりディスクをその主平面方向に挿入可能
    となし、ディスクの挿入を検出してそのディスクを引き
    込みディスク装着用のスピンドルに前記ディスクの中心
    孔を嵌入し装着して演奏できるように構成した事を特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のディスク演奏装置。
  6. (6)第2のカートリッジに設けたスリットの長さは、
    第1のカートリッジに装着可能なディスクより大径のデ
    ィスクを受入れ可能とした事を特徴とする特許請求の範
    囲第5項に記載のディスク演奏装置。
  7. (7)ディスクをその主平面方向に挿入するスリットと
    、前記スリットより挿入されたディスクはその奥にある
    ディスク装着用スピンドルに前記ディスクの中心孔が嵌
    入されて演奏を行なうディスク演奏装置において、前記
    スリットより挿入されたディスクを奥へ案内するための
    案内部が設けられ、前記案内部は大径ディスクが案内さ
    れるための巾を有し、前記案内部内には、挿入方向と略
    直角方向にディスクの主平面と略平行に移動可能で常時
    は大径ディスクの直径よりも互いにわずかに近接した位
    置にあり互いに独立して離間する方向に付勢力に抗して
    大径ディスクの直径以上に移動可能な一組の第1の移動
    体と、更にディスク挿入方向の奥にあってディスクの挿
    入方向にディスクの主平面と略平行に移動可能で常時は
    小径ディスクの直径よりも互いにわずかに離間した位置
    にあり互いに独立して離間する方向に付勢力に抗して大
    径ディスクの直径以上に移動可能な一組の第2の移動体
    とよりなり、ディスクの挿入方向より見て、左側にある
    第2の移動体は、右側にある第1の移動体が付勢力に抗
    して外側に押された時にのみ付勢力に抗して外側へ移動
    可能となすと共に、右側にある第2の移動体は、左側に
    ある第1の移動体が付勢力に抗して外側に押された時に
    のみ付勢力に抗して外側へ移動可能となすよう、第1の
    移動体の移動によって第2の移動体の移動を規制し、し
    かして、大径ディスクが挿入されることによりその外周
    部が第1の移動体を付勢力に抗して互いに外側へ移動さ
    せ、その後大径ディスクの外周部が第2の移動体をもそ
    の付勢力に抗して互いに外側へ移動させながら前記案内
    体に沿って挿入され、一方小径ディスクが挿入された場
    合は、左側にある第1の移動体と右側にある第2の移動
    体の距離も、また右側にある第1の移動体と左側にある
    第2の移動体の距離も小径ディスクの直径以上にあるた
    め、前記スリットの如何なる位置に小径ディスクを挿入
    しても第2の移動体は移動せず、従って一対の第2の移
    動体の付勢力により定められた間を通って常に挿入され
    ていくように構成した事を特徴とするディスク演奏装置
  8. (8)第1のカートリッジと、第2のカートリッジは略
    同形状とするも一方のカートリッジに凹部または凸部を
    設け、前記凹部または凸部を検出してどちらのカートリ
    ッジが装着されているかを検出する検出手段と、第1の
    カートリッジが装着されている時にイジェクト釦が押さ
    れると演奏中のディスクをカートリッジ内に収納した後
    カートリッジを装置本体より排出させ、第2のカートリ
    ッジが装着されている時に前記イジェクト釦が押される
    と演奏中のディスクをスリットを通して外部に排出し、
    またディスクが未装着の場合は第2のカートリッジを装
    置本体より排出させるよう前記検出回路で制御すること
    を特徴とする特許請求の範囲第5項に記載のディスク演
    奏装置。
  9. (9)一対の第2の移動体は、ディスク挿入方向に移動
    可能な軸に一端が回動可能に軸支されたアームと、前記
    アームの他端が前記ディスクの挿入方向に延長され、前
    記他端に前記ディスクと係合可能なピンとで構成し、常
    時は前記一対のピンの間隔は小径ディスクが通りうる位
    置に規制する案内部を設け、ディスク挿入により一対の
    第1の移動体の互いに離間する方向への移動により前記
    軸がディスクの挿入方向と逆方向に移動させ、前記軸の
    その位置で一対のピンが互いに離間して大径ディスクが
    その間を通過する位置まで案内する如く前記案内部を延
    長させた事を特徴とする特許請求の範囲第7項記載のデ
    ィスク演奏装置。
  10. (10)一対の第1の移動体が定常位置にあるとき、一
    対の第2の移動体の間隔を小径ディスクの直径よりも近
    接して設定し、しかして大径ディスクの挿入時は第1の
    移動体の移動により第2の移動体も互いに離間して大径
    ディスクを通過させ、一方小径ディスクを挿入時は一対
    の第2の移動体により挿入不能とした事を特徴とする特
    許請求の範囲第7項記載のディスク演奏装置。
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