JPH02239088A - エレベータの乗場三方枠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はエレベータの乗場三方枠に関するもので、特に
、たて枠に化粧部材を付設したエレベータの乗場三方枠
に関するものである。

［従来の技術］ 通常、エレベータにはその乗場部分に三方枠によって形
成された出入口が設けられており、三方枠のたて枠に外
観状、化粧部材を（Ｎ１設されることがある。

従来のこの種のエレベータの乗場三方枠として第４図に
示すものがある。

第３図及び第４図に基づいて従来のこの種のエレベータ
の乗場三方枠を説明する。

第３図は従来のエレベータ乗場の正面図、第４図は従来
のエレベータの乗場三方枠を示すたて枠の詳細図で、第
３図のＡ−Ａ切断線によるＡ−Ａ断面図である。

図において、（１）は乗場の壁で、建築壁（１ａ）及び
仕」二げ壁（１ｂ）からなる。（３）は乗場の床、（４
）は乗場の扉、（５）は昇降路に接する乗場の敷居、（
６）は押釦である。（２）は乗場の出入口部分を形成す
る三方枠、（３１）は三方枠の左右両側部に立設したた
て枠、（３２）は通常断面Ｃ字状の鋼板で形成されたた
て枠芯材である。（３３）は前記たて枠芯材（３２）の
乗場前面側に付設された鋼材からなる化粧部材で、前面
側先端部は意匠一し、特殊な形状に切削加工されており
、反対側は平面となっている。（９）はたて枠芯材（３
２）の高さ方向の数箇所に設けられた継材で、建築壁（
１ａ）の鉄筋（７）に連結棒（８）を介して溶接により
固着されている。

なお、第４図のたて枠（３１）は三方枠（２）の右側部
を示しているが、左側部についても対称となるだけで、
右側部と同一である。

」二記のように措成された従来のエレベータの乗場三方
枠は、化粧部材（３３）の先端部が鋼材を切削加工によ
って特殊形状に形成した後、前記たて枠芯材（３２）の
正面外観部分に配置され、両側端部全長を溶接して、た
て枠芯材（３２）と一体化される。

次に、溶接部分の仕」二げが行なわれ、更に、塗装仕１
二げされて三方枠のたて枠が完成される。このようにし
て形成される化粧部材（３３）は、通常、前面に意匠が
付されているので、三方枠（２）にアクセントを゛つけ
、乗場の正面の見栄えを向」ニさせている。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、従来のエレベータの乗場二方枠は、−Ｌ記の
ように構成されているから、化粧部材（３３）は切削加
工に時間がかかるとともに、たて枠芯材（３２）と化粧
部材（３３）との全長溶接をした後の仕」二工程におい
て、歪を取る必要があり、その歪取りには熟練を要する
」二、かなりの時間を費やしていた。また、溶接の仕−
１二げが不充分であると継目が目立ち、外観を損ねてし
まうことがあった。

そこで、本発明は三方枠のたて枠芯材に化粧部材を熟練
を要さず短時間に、安価にかつ見栄えよく取り付けので
きるエレベータの乗場王方枠の提供を課題とするもので
ある。

［課題を解決するための手段］ 本発明にかかるエレベータの乗場三方枠は、三方枠の両
側部を形成するたて枠芯材と、その外観を覆うように付
設された押出成形で形成された化粧部材とからなるも．
のである。

［作用］ 本発明においては、化粧部材が特殊形状部を含めて押出
成形で形成されるので、化粧部材自体が短時間に熟練を
要さず、安価にしかも見栄えよく形成できる。また、化
粧部材をたて枠芯材の外観部分を覆うとき、熱を使用す
ることなく付設できるので、継ぎ目がなくなり、短時間
に熟練を要することなく、安価にしかも見栄えよく化粧
部材の取り付けが行なわれる。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を説明する。

〈第一実施例〉 まず、第１図に基づいて本発明の第一実施例を説明する
。

第１図は本発明による・第一実施例のエレベータの乗場
三方枠を示すたて枠詳細図で、第４図相当図である。な
お、図中、上記従来例と同一符号及び同一記号は従来例
と同一または相当部分を示すものである。

図において、（１１）は三方枠のたて枠、（１２）は前
記三方枠のたて枠（１１）の本体部分を形成するたて枠
芯材で、断面が略Ｃ字状の鋼板で形成されており、従来
例と同様に、継材（９）、連結棒（８）を介して建築壁
（１ａ）の鉄筋（７）に溶接されて固着されている。（
１３）は前記たて枠芯材（１２）の外観の露出面側を覆
って付設されたアルミニウムからなる化粧部材で、その
断面が特殊形状化された意匠面部（１３ａ）と側面部（
１３ｂ）、屈曲部（１　３　ｃ）及び屈曲部（１３ｄ）
で形成されている。

なお、この実施例の１二連した以外の構成は、第３図及
び第４図に示す従来のものと同様であるから、ここでは
説明を省略する。

次に、上記のように構成された第一実施例のエレベータ
の乗場三方枠の製造と、それらの作用について説明する
。

化粧部材（１３）は先端の特殊形状部分を含めてアルミ
ニウムの押出成形によって形成される。

そして、たて枠芯材（１２）の外観の露出部分には接着
剤による接着によって付設される。こうして形成される
化粧部材（１３）は前面部が意匠的に形成されているの
で、三方枠（２）にアクセントをつけ、乗場の正面の見
栄えを向上させる。

このように、上記実施例のエレベータの乗場二方枠は、
三方枠（２）の両側部を形成するたて枠芯材（１２）と
、この外観の露出部分を覆って接着により付設され、ア
ルミニウムの押出成形で形成した化粧部材（１３）とか
ら構成したものである。

したがって、化粧部材（１３）は特殊形状部を含めてア
ルミニウムの押出成形で一体に形成されるので、切削加
工される従来の化粧部材に比べて、短時間に熟練を要さ
ず、安価にしかも見栄えよく形成することができる。

また、当然ではあるが特殊形状部は切削加工より複雑な
形状を作ることも可能である。

更に、たて枠芯材（２）の外観の露出部分への取り付け
は、接着によって取り付ける二重構造としたことにより
、溶接における歪取りや仕上げが不要になるとともに、
継目がなくなるので、短時間に熟練を要することなく、
安価にしかも見栄えよく行なうことができる。

く第二実施例〉 次に、本発明の第二実施例を第２図に基づいて説明する
。

第２図は本発明による第二実施例のエレベータの乗場三
方枠を示すたて枠詳細図で、第４図相当図である。

図において、（２１）は三方枠のたて枠、（２２）は前
記三方枠（２１）の本体部分を形成するたて枠芯材で、
第一実施例と同様のもので、継材（９）、連結棒（８）
を介して建築壁（１ａ）の鉄筋（７）に溶接して固着し
ている。（２３）は前記たて枠芯材（２２）の外観部分
を覆って付設された化粧部材で、第一実施例とほぼ同様
のものである。ただし、扉（４）側の屈曲部は廃止して
平坦にし、前面側の屈曲部（２　３　ｄ）はやや短くす
るとともに、側面部（２３ｂ）に凸条（２３ｅ）を設け
ている。（２４）は前記だて枠芯材（２２）を貫通し、
前期化粧部材（２３）の意匠面部（２３ａ）と凸条（２
３ｃ）に取り付けられたボルトである。

なお、この実施例の上述した以外の構成は、第３図及び
第４図に示すものと同様であるから、説明を省略する。

次に、七記のように構成された第二実施例のエレベータ
の乗場三方枠の製造と、その作用について説明する。

この第二実施例のエレベータの乗場三方枠においても、
第一実施例と同様に、化粧部材（２３）はアルミニウム
の押出成形によって形成され、たて枠芯材（２２）の外
観の露出部分に覆って付設される。そして化粧部材（２
３）に設けられた意匠によって、三方枠（２）にアクセ
ントをつけ、乗場の正面側の見栄えを向上させる。

更に、この第二実施例においてはボルト（２４）によっ
て化粧部材（２３）をたて枠芯材（２２）に着脱自在に
締結し、化粧部材（２３）を前方に取り外し、必要に応
じてこれが取り替えられる。

このように、−Ｌ記第二実施例のエレベータの乗場三方
枠は、たて枠芯材（２２）と、この外観の露出部分を覆
うようにボルト（２４）を介しテ付設され、アルミニウ
ムの押出成形にて一体ニ形成した化粧部材（１３）とか
ら構成したものである。

したがって、この第二実施例のエレベータの乗場三方枠
によれば、第一実施例と同様、化粧部材（２３）の形成
及びたて枠芯材（２２）への取り付けは短時間に、熟練
を要さず、安価に見栄えよく行なうことができる。

特に、第二実施例では化粧部材（２３）をたて枠芯材（
２２）にボルト（２４）によって着脱自在に締結して付
設したので、化粧部材（２３）を前方に取り外して、別
のものと取り替えることができる。

ところで、上記各実施例では、化粧部材はアルミニウム
で構成されているが、本発明を実施する場合には、これ
に限定されるものではなく、化粧部材として機能するも
のであればよい。アルミニウム以外の材料、例えば、合
成樹脂、セラミックス、陶器等を使用した場合には、そ
の表面感覚が違った意匠を表現することもできる。

また、化粧部材はアルミニウム材だけで良好な外観を得
られるが、更に、状況に応じて全面塗装仕上げ、部分塗
装仕上げ、或いは、金属蒸着等によって装飾加工を施し
てもよい。

更に、化粧部材の側面部にも特殊な形状を施してもよく
、この場合には乗場の側面部の見栄えをも併せて向１二
させることができる。

［発明の効果コ 以−Ｆのように、本発明のエレベータの乗場三方枠は、
乗場の床上に立設された三方枠のたて枠芯材と、そのた
て枠芯材の外観の一部を覆って付設され、押出成形で形
成された化粧部材とから構成したものであるから、化粧
部材は短時間に熟練を要さず、安価にしかも見栄えよく
形成できる。

また、化粧部材のたて枠芯材への取り付けは、溶接しな
いので、溶接の歪取りや仕上げが不要となり、継目がな
くなるので、短時間に熟練を要することなく、安価にし
かも見栄えよく行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による第一実施例のエレベータの乗場三
方枠を示すたて枠の要部断面図、第２図は本発明による
第二実施例のエレベータの乗場三方枠を示すたて枠の要
部断面図、第３図は従来のエレベータ乗場の正面図、第
４図は第３図のＡ−Ａ切断線によるＡ−Ａ断面図である
。 図において、 ２：三方枠、　　　　３：床 １１．２１．３１Ｈたて枠 １２，２２，３２：たて枠芯材 １３，２３，３３：化粧部材 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 第１図 １１：たて枠 １２二たて枠芯イオ 第２図 ２１：たて忰 ２２：たて枠芯材 ！２３ａ 第４図 ３１：７：て枠 ３２：たτ忰芯伺 ３３：化ｖｉ部材

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 乗場の床上に立設されて三方枠の両側部を形成するたて
   枠芯材と、 前記たて枠芯材の外周の一部を覆って付設され、押出成
   形で形成された化粧部材と を具備することを特徴とするエレベータの乗場三方枠。