JPH0223898Y2 - - Google Patents

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JPH0223898Y2
JPH0223898Y2 JP2988986U JP2988986U JPH0223898Y2 JP H0223898 Y2 JPH0223898 Y2 JP H0223898Y2 JP 2988986 U JP2988986 U JP 2988986U JP 2988986 U JP2988986 U JP 2988986U JP H0223898 Y2 JPH0223898 Y2 JP H0223898Y2
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JP
Japan
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range
hand lever
vehicle speed
actuator
lever
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JP2988986U
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JPS62141533U (ja
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  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は自動変速機の操作レバー装置に関し、
特にそのインタロツク機構を改良したものであ
る。
B 従来の技術 自動変速機のシフト位置は、通常、ハンドレバ
ーによりパーキングレンジ(Pレンジ)←→リバー
スレンジ(Rレンジ)←→ニユートラルレンジ(N
レンジ)←→ドライブレンジ(Dレンジ)←→セカン
ドレンジ(2レンジ)←→ローレンジ(1レンジ)
のように切換えられる。そして、Nレンジ←→Dレ
ンジ←→2レンジの切換えはハンドレバーを回動操
作するだけでよいが、Rレンジ→Pレンジ、Nレ
ンジ→Rレンジあるいは2レンジ→1レンジの切
換えに際しては、ハンドレバーに設けられている
ポジシヨンピンをハンドレバーの軸芯方向に押下
げながら操作する必要がある。
ところが、走行中、所定車速以上でDレンジや
2レンジから誤操作によりRレンジあるいは1レ
ンジへシフトされると急激なエンジンブレーキが
かかつて危険である。また、走行中にDレンジや
2レンジからPレンジへシフトされると急激に自
動車が停止して危険である上、自動変速機内のパ
ーキングギアを破損するおそれもある。
そこで、走行中にハンドレバーがNレンジおよ
びPレンジへシフトされないようにしたものが実
開昭58−85528号公報に開示されている。
この装置では、第5図に示すように構成されて
いてシフト位置を選択するために操作されるハン
ドレバー51と、そのハンドレバー51に対して
固定保持され、シフト位置に応じた切欠き521
〜524とそれに連なる係合部525〜527が
形成されたポジシヨンプレート52と、ハンドレ
バー51と一体に回動され所定のシフト位置への
切換えに際しては係合部525〜527と係合し
てハンドレバー51の操作を禁止するポジシヨン
ピン53と、ハンドレバー51のNレンジ→Rレ
ンジへの移動軌跡上に出没されるストツパ54
と、そのストツパ54を駆動するアクチユエータ
としてのソレノイド55と、不図示の車速スイツ
チとを有している。そして、車速が所定値以上に
なると、車速スイツチが切換わつてアクチユエー
タ55が駆動され、ストツパ54が上記移動軌跡
上に突出して、ハンドレバー51がD又はNレン
ジ→Rレンジ、D又はNレンジ→Pレンジへ切換
わらないようにしている。なお、このレンジ切換
えに際しては、不図示の操作釦の操作により、ポ
ジシヨンピン53をハンドレバー51の軸芯方向
で下方に駆動して係合部525〜527との係合
を解きつつハンドレバー51を操作するものであ
る。
C 考案が解決しようとしている問題点 しかしながら、この装置で走行中のDレンジ→
2又は1レンジへの切換えも禁止する場合、Nレ
ンジ→Rレンジへに切換えを禁止したと同様のス
トツパを、Dレンジ→2又は1レンジへのハンド
レバー51の移動軌跡上に出没可能とするため、
別設のアクチユエータが必要となり、部品点数の
増加に伴うコストアツプを招来している。また、
ストツパ54はアクチユエータ55のロツドを用
いており、ストツパー作動時にはロツドを通じて
直接アクチユエータに負荷されるので強度上問題
がある。
本考案の目的は、ポジシヨンピンの位置をアク
チユエータで規制してハンドレバーの操作を禁止
することにより、単一のアクチユエータで走行時
の複数のシフト位置への切換えを禁止可能とした
自動変速機の操作レバー装置を提供することにあ
る。
D 問題点を解決するための手段 このような目的を達成するため、本考案は、ポ
ジシヨンピンを駆動しハンドレバーと一体に回動
可能に設けられたアクチユエータと、所定シフト
位置へハンドレバーを操作するときに操作される
操作スイツチと、車速に応答して開閉される車速
スイツチとを備え、操作スイツチが操作され、か
つ車速が所定値以下の条件下では、それら両スイ
ツチを介してアクチユエータを駆動してポジシヨ
ンピンをポジシヨンプレートの係合部から解放し
ハンドレバーの操作を許容する。
E 作用 車速が所定値未満のときに操作スイツチが操作
されるとアクチユエータが駆動され、ポジシヨン
ピンがポジシヨンプレートの係合部から解放され
てハンドレバーを任意所望のシフト位置へシフト
できる。車速が所定値以上になると、操作スイツ
チを操作しても車速スイツチの作用によりアクチ
ユエータの駆動が禁止される。従つて、ポジシヨ
ンピンがポジシヨンプレートの切欠きと係合して
おり、所定のシフト位置への切換えが禁止され
る。
F 実施例 第1図〜第4図は本考案の一実施例を示す。こ
こで、1はポジシヨンプレート、2はハンドレバ
ーを示し、そのポジシヨンプレート1には第3図
に示す形状をした案内開口10があけられてい
る。案内開口10には、ハンドレバー2がパーキ
ングレンジ(Pレンジ)のときに後述するポジシ
ヨンピン21が係合される切欠き101と、リバ
ースレンジ(Rレンジ)のときにポジシヨンピン
21が係合される切欠き102と、ニユートラル
レンジ(Nレンジ)、ドライブレンジ(Dレン
ジ)、セカンドレンジ(2レンジ)のときに係合
される切欠き103と、ローレンジ(1レンジ)
のときに係合される切欠き104とが形成されて
いる。また、Nレンジ→Rレンジ、Rレンジ→P
レンジ、2レンジ→1レンジへのシフト切換えを
禁止するための係合部105〜107が形成され
ている。そしてポジシヨンプレート1の下端部に
はカラー3が外挿されたボルト5が挿通されてナ
ツト7で固定されている。カラー3はボルト5の
外周面を回転可能である。
カラー3にはレバー基部9が固着され、レバー
基部9の上面にはハンドレバー2が固着されてお
り、ハンドレバー2の頭部には操作スイツチ13
が内蔵された把手15が取付けられている。ま
た、レバー基部9にはアクチユエータを構成する
ソレノイド17が設けられ、ソレノイド17を構
成するコイル171で囲繞された芯部にはばね1
8が挿入され、その上からプランジヤ19が挿入
されている。プランジヤ19の頭部にはねじ19
1が刻設され、そこにポジシヨンピン21が螺合
されており、ポジシヨンピン21のピン部211
がレバー基部9およびポジシヨンプレート1の案
内開口10を貫通している。
第4図はソレノイド17の駆動を制御する回路
系であり、バツテリ23には車速スイツチ25お
よび上述した操作スイツチ13が直列に接続さ
れ、操作スイツチ13にソレノイド17が後続し
ている。車速スイツチ25は車速に応答して開閉
され、例えば車速が10Km/h未満のときにオフさ
れて閉成される。また、操作スイツチ13は、N
レンジからRレンジへ、RレンジからPレンジ
へ、PレンジからRレンジへおよび2レンジから
1レンジへシフトするときに操作されて閉成され
る。そして、各スイツチ25,13が閉成されて
いるときに、ソレノイド17が励磁されてプラン
ジヤ19がばね18に抗してソレノイド17の下
方へ吸着移動し、ソレノイド17が消磁されると
ばね18のばね力により上方へ解放される。従つ
て、ソレノイド17の消磁時には、ポジシヨンピ
ン21が案内開口10に設けた各切欠き101〜
104の上縁部にばね18により当接されて係合
される。
このように構成された自動変速機の操作レバー
装置の作用について説明する。
(1) 車両が停止している場合、または車速が10
Km/h未満の場合: この場合、車速スイツチ25が閉成しており、
操作スイツチ13を手動で閉成すれば、ソレノイ
ド17が励磁されポジシヨンピン21が第3図に
21Lで示す最下方に位置する。従つて、操作ス
イツチ13を操作しながらハンドレバー11を任
意のシフト位置へシフトし、しかる後操作スイツ
チ13を離せばポジシヨンピン21がばね18に
より解放されていずれかの切欠きと係合する。
(2) 車速が10Km/h以上の場合: この場合、車速スイツチ25が開放されてお
り、操作スイツチ13を操作してもソレノイド1
7は励磁されない。従つて、ハンドレバー2が
N,D,2レンジのいずれかにあつて車速10Km/
h以上で走行している場合には、ポジシヨンピン
21が21Uの位置から下方へ駆動できず、従つ
て、ポジシヨンピン21が係合部105〜107
と係合して1レンジ、RレンジあるいはPレンジ
へのシフトが禁止される。
F 考案の効果 本考案は、車速スイツチと操作スイツチとによ
りアクチユエータを駆動してポジシヨンピンを作
動させ、それにより、車速が所定値未満のときに
は、ポジシヨンピンをポジシヨンプレートの係合
部から解放して所定のシフト位置への切換えを許
容するとともに、操作スイツチが操作されても車
速が所定値以上のときにはアクチユエータが駆動
しないようにしたので、走行中の誤操作による上
記切換えを防止することができ、又、アクチユエ
ータをハンドレバーと一体に回動可能に設けたの
で、1つのアクチユエータでポジシヨンピンを駆
動し、ハンドレバーの全回転域でポジシヨンプレ
ートとの係合を規制することができ、安全性の高
い、かつ又、低コストの自動変速機の操作レバー
装置を提供できる。又、本実施例のようにアクチ
ユエータのプランジヤにポジシヨンピンを交叉し
て結合すれば、ハンドレバーの操作時に上記ポジ
シヨンプレートの係合部とポジシヨンピンとが係
合してポジシヨンピンにかかる荷重は、直接アク
チユエータには伝わらないためアクチユエータの
耐久性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるハンドレバ
ー、ポジシヨンプレート、ポジシヨンピンの構成
を示す部分断面図、第2図は第1図の左側面図、
第3図はポジシヨンプレートの拡大図、第4図は
本考案における制御系の一例を示す回路図、第5
図は従来の自動変速機の操作レバー装置を説明す
る図である。 1……ポジシヨンプレート、2……ハンドレバ
ー、9……レバー基部、10……案内開口、13
……操作スイツチ、17……ソレノイド、19…
…プランジヤ、21……ポジシヨンピン、25…
…車速スイツチ、101〜104……切欠き、1
05〜107……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シフト位置を選択するために操作されるハンド
    レバーと、車体に固定保持され、そのハンドレバ
    ーに対してシフト位置に応じた係合部が形成され
    たポジシヨンプレートと、前記ハンドレバーと一
    体に回動され所定のシフト位置では前記係合部と
    係合して前記ハンドレバーの回動を規制するポジ
    シヨンピンとを具備した自動変速機の操作レバー
    装置において、前記ポジシヨンピンを駆動しハン
    ドレバーと一体に回動可能に設けられたアクチユ
    エータと、所定シフト位置へハンドレバーを操作
    するときに操作される操作スイツチと、車速に応
    答して開閉される車速スイツチと、を備え、前記
    操作スイツチが操作され、かつ車速が所定値以下
    の条件下では、前記両スイツチを介して前記アク
    チユエータを駆動して前記ポジシヨンピンを前記
    係合部から解放し前記ハンドレバーの操作を許容
    することを特徴とする自動変速機の操作レバー装
    置。
JP2988986U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH0223898Y2 (ja)

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JP2988986U JPH0223898Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JPS62141533U JPS62141533U (ja) 1987-09-07
JPH0223898Y2 true JPH0223898Y2 (ja) 1990-06-29

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