JPH02237929A - 胃腸粘膜組織障害疾患治療剤 - Google Patents

胃腸粘膜組織障害疾患治療剤

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JPH02237929A
JPH02237929A JP1298789A JP29878989A JPH02237929A JP H02237929 A JPH02237929 A JP H02237929A JP 1298789 A JP1298789 A JP 1298789A JP 29878989 A JP29878989 A JP 29878989A JP H02237929 A JPH02237929 A JP H02237929A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヒトの粘膜の完全性および正常機能を回復す
るための細胞保護薬としてのN−アセチルグルコサミン
の新規利用に関する。
〔従来の技術およびその課題〕
現行の粘膜の医学療法は、主として身体自身の組織に対
する抗体の形成を抑制する理論に基づいている。これは
、コルチコステロイドや他の薬理物質を投与することを
含み、それら薬剤のいずれも細胞分割を明害する。それ
らの有用性は、細胞増殖の減速からくるものであり、従
って危機的供給に存在する物質に対する需要を減少させ
るかもしれない。しかしながら、それらは完全には効果
的でなく、そして重大な副作用を有する。,ごく最近に
なって、プロスタグランジンの合成に影響を及ぼず物質
が、胃腸疾患において保護粘膜の形成を増加させること
が取り入れられている。
下記に示されそして簡単に論じられる2つの特許は5、
本発明の内容に潜在的な関連性を有する。
1981年7月24日のフランス国特許第2, 473
, 887号は、四肢への血流が不4一分であるような
機能または器官原因の而管障害の処首のための、仮死的
低酸素症状のための、そし“〔化粧品学においては、皮
膚への不十分な循環により生じる皮膚障害のための、グ
ルコザミノグリカンの生化学的前駆体の用途を開示して
いる。該前駆体は、脈管周間組識の弾性を増加させ、血
管拡張作用を有さずjJ′、動脈毛細管の血流の増加を
もたらす。
1977年2月1日の米国特許第4. 006, 22
4号は、D−グルコサミンまたはそれの塩のうちの1”
つを投与することによる浦乳動物における潰瘍性の結腸
炎または局所的腸炎の処置を開示していろ。2つの状態
の従来処置と同等またはより優れた結果が得られている
3,投与量は毎日20−300 mg/kgのD−−グ
ルコサミンHCβである。臨床試験におい−H、ACT
I−1またはプレドニソンにより効果がなかったクロー
ン病を有する患者に、D−グルコサミンIIcβが皮下
的に投与された。症状は処置の数週間後に停止した。
「炎症性腸疾患を有する患者の腸粘膜中の3HN〜アセ
ヂルグルコサミンに比例する口C−グルコサミンの減少
された取込み−1と題J“るA.F文献は、炎症性腸疾
患に悩む患者の腸粘膜中の糖タンパク質の伶成がぞのよ
ーうな患者の病的絹諦.中では不完全である証拠を開示
している。該文献はその不全の考えられ得る理由を論じ
ていろ1,シかしながら、その不全を緩和するための提
案は全くなされていない。
〔課題を解決ずろための手段] 本発明は、グリコサミノグリカン形成が不全であるヒト
の粘膜組織の完全性を回復さーせる方法に向けられ、該
方法は、ヒトに療法量〇N−アセチルグルコザミンを供
給tることを含んで成る。
この方法で(J,、N−アヤ千ルグルコサミンを毎日の
条件で供給できる。この方法を使ってヒトに1日あたり
約300 mg=一約1(1、000mgのN−アセチ
ルグルコザミンまたは1日あたり約1.000 mg−
約6.000 mgのN−アセチルグノレコザミンを供
給することができる.,特定的には、1日あたり約50
0 mgのN−アセチルグルコサミンを111・に供給
できる.,所望であれば、N−アセヂルグルコサミンは
医薬士許容されろ担体中に混入され得る。、本方法では
、粘膜組織の完全性を回復させるために必要きされる時
にのみ、N−アセヂルグルコザミンを人に供給してもよ
い。
本発明は更に、ヒトの粘膜組織の完全性および正常機能
を促進するのに有用−びあっc−N−アセチルグルコザ
ミンと医薬上許容される担体をへんで成る組成物にも向
りられる。該絹成物中に約10[if)mg − 約6
、000川gの量jごおいてN−グノレコザミ冫・が存
在(,2得る。
〔具体的説明〕
本発明によれば、療法偵においで投5,すると、N−ア
セチルグルコサミンがヒトの粘膜組織の完全性を回復さ
せることにおいてそして特にクローン病、潰瘍性大腸炎
および憩室炎による腸のびらんに対する保護構造の形成
を増大さぜる・:とIJ二おいで有用であることがわか
った。
N−−アセチルグルコザミン(NAG)は、ヒトの身体
化学において不可欠な前駆体である。そわは、需要を作
り出し得るいずれの有害物質の性質にかかわらず、全て
の粘膜において増加されたアミノ酸需要を満たす本来の
生理学的手段を提供する。
NAGは無味であることが知られており、腸から容易に
吸収され、ヒトの体により有効に利用され、そして既知
の望ましくない作用を全く有さない。
従来、NAGは高用量でヒトに与えられている(本発明
の内容に関連しない理由で)。NAGは病的作用につい
ては知られておらず、明らかに糖タンパク質の合成にそ
のまま利用されており、または利用されなければ、尿中
に排出される(高用量の場合)。NΔGは、わずかな抗
腫瘍作用およびわずかなコレステロール降下作用を有す
ることが報告されているが、その他の点では糖タンパク
質、グリコサミノグリカンおよび糖脂質の構成要素のた
めの前駆体としてもっぱら利用される「明確な態度を持
った(committed)代謝産物」であるようだ。
アミノ糖であるN−アセチルグルコサミン(NAG)は
ヒトの組織中でグルコサミンから生成され、これはグル
コースから順に生成される。NAGおよびそれの幾つか
の誘導体は、糖タンパク質(GP)、糖脂質(GL)お
よびグリコサミノグリカン中に存在する。これらの巨大
分子は細胞表面上、細胞間隙中および基底膜中に見つか
る。それらは細胞を一緒に結合するために働き、そして
それらの幾つかについては保護被膜としても働く。消化
管、気道および尿生殖路の細胞の表面は、典型的にはグ
リコカリックスの被膜、GPの被膜およびほとんどがG
Pである分泌粘液を有する。現在の証拠は、ある種の状
態、特に増加された細胞増殖が起こるような状態におい
て関係のあるそれらの構造の不全を指摘していると解釈
され得る。こらは、多くの障害の共通の特徴であり、そ
して組織成分の合成のための需要を増加させ、そのため
アミン糖の供給が不十分であるかもしれない。炎症性腸
疾患(IBD)においては、例えば、この現象がびらん
や潰瘍になりやすい弱った粘膜をもたらす。
本発明者は、クローン病の患者が彼らの系中に減少され
たレベルのNAGを有することを発見した。本発明者は
、意外にも薬理学的に許容される量のNAGの摂取が保
護物質の合成を刺激し、組織の完全性を改善しそして正
常な方向に組織の機能を回復させることを発見した。療
法量におけるNAGの投与がクローン病の治療において
役立つことがわかった。IBDにおいては、特別に、N
AGへのグルコサミンの変換が正常よりもずっと遅いこ
とがわかった。本発明は、1つの観点では、患者の規定
食にN A Gを補足することにより、少なくともある
程度にまでIBDを克服することに向けられる。
NAGは母乳中に分泌されそして母乳で育てた新生児の
腸管中の乳酸杆菌の確立を刺激することが知られている
。そのような生理的寄生菌(フローラ)は、あまり好ま
しくない細菌の確立を防ぐのに役立ち、そして母乳の消
化および正しい腸機能において幾つかの利点を有する。
同じような状況が膣炎においても存在し、乳酸杆菌の普
及が同様な保護効果を有する。しかしながら、この生物
の確立は、細胞壁の合成を可能にするのにこの生物が必
要とする「成長因子」のNAGの欠損のため今までは好
結果でなかった。従って、食事補足物としてNAGを供
給することは、付随の利得を伴う膣中の乳酸杆菌の確立
を促進する生理学的手段を意味する。
下記の症例研究を行う前には、IBDに悩む人へのN 
A Gの投与により必然的にそのような処置の恩恵を被
むることになろうとは全く予測不可能だった。
! 病歴1−JF 2年以上の期間に渡って、JFは相当な蒲みや不快を生
じる腸障害を発生した。1987年9月に、JFは別の
問題のために手術を行い、そしてその時点で付随の医者
がJFが腸に炎症を起こしていることに気づいた。その
医者やJFがかかった他の医者は、憩室炎と診断し、そ
の状態が深刻になった場合に可能な手術は別として特別
な治療を全く提案しなかった。
1987年9月末、JFは1日あたりおよそティースプ
ーン1杯(2g)の量のN−アセチルグルコサミンの1
日量を取り始めた。JFはこれをフルーツジコース中に
溶かし、そしてこのジュースを昼間に頻繁な間隔で飲ん
だ。JFの腸の状態は大幅に改善しそして彼女はもはや
憩室炎の発作がなかった。この期間の間、JFは一連の
X線検査およびS状結腸鏡検査を受け、そしてJFが実
際に憩室炎を有していないことを確かめた。
1987年12月の初め、JFは非常に良くなったので
彼女が毎日飲んでいるN A Gの量を減らすことを決
めた。.J Fは1日あたりティースプーン約1/4杯
(0.5g)に減らずまでこれを徐々に行った。
1987年12月末、J Fは前に経験した腸の症状の
弱い再発があった。JFはNAGの1日量を多量、即ち
1日あたりティースプーン約374杯(1.5g)に戻
した。するとその症状は消えたa1988年1月末、J
Fと彼女の夫は2週間の休日をとり、その開彼女のNA
Gの消費は幾らか不規則だった。家に戻る少し前に、J
Fは腸障害の再発一今度も弱いものがあったが、安定し
たN A Gの摂取を再開してから約48時間後にその
症状は静まった。それ以降J Fはティースプーン約3
/4杯に達する1日量を維持し、彼女はこれを朝、昼お
よび寝る前の3回に分けて取った。それ以降彼女は完全
に無症状だった。
JF力《彼女のNAG 1日量を1日あたりティースプ
ーン約1/2杯(1日あたり約1.0g>に減らした時
、彼女は不利な腸の症状が再発することを知る。
憩室炎の特定の症状である腸の痙彎、症み、微熱、過剰
鼓腸、腸運動困難は全て沈静しており、その他にJ F
は腸機能における徐々の変化(2年間に渡って便泌が増
加する傾向にあった)が今では回復していることに気づ
いた。
腸障害の治療および予防のための従来の食事勧告は繊維
食である。J Fは腸機能におけるわずかな変化に初め
て気づいた時に始め、少なくとも2年間の間高繊維食を
続けていたが、その規定食は憩室炎の症状を防いだりま
たは和らげたりしなかった。ただティースプーン約3/
4杯のNAGの摂取だけがこれらの症状を無くすのに有
利であーっだ。
病歴2−111iリTM WWT 1.4は1953年7月に最初の手術を行い、
そして上行結腸と回腸末端を除去した。1968年以降
1tl 酊!Jはガーナ、ナイジェリアおよびサウジア
ラビアで働き、そして時々程度や強さの変化する胃腸(
GIT)の不調を経験したが、これを薬剤で解消してい
た。
その時点では、贈汀IAは熱帯地方で少しも通例でない
様々な型の赤痢によるものとした1,これは症例である
かもしれないしそうでないかもしれない。
1985年2月、ν1111T !,lは深刻な腹痛を
経験した。その時に彼に付き添った医者は、クローン病
の再発の証拠を見出すことができず、特に熱帯地域にお
いて多数の人々が時々かかる赤痢によるものとした。
1985年10月、Alan Burton医師の勧告
により、Ill WT Mは水に溶解した約1/3グラ
ムのN−アセチルグルコサミンを毎日取り始め、そして
以来ずっとこれを続けた。
凱〜TMは、それ以降1つを除けば全く問題がなく、お
そらく世界中でボンベイまたはカルカッタの次に最も伝
染病の発生しやすい場所(pest−hole)に現在
住んでいるにもかかわらず、とても健康であるとうれし
そうに語っている。W l’i T 1,1の生体パラ
メーターは全て正常である。最近血清ビタミンBl2を
評価したが、それも今までどおり正常である。
W W肥1{ま、最も強いバキスクン食を食べる時以外
は全く下痢から免かれており、そしてその下痢も−時的
である。実際、IIWTMはこの3年間の間に彼の健康
が以前の幾年間よりも良くなったと正直に言・うことが
できる。前述した1つのエピソードは1985年2月、
ltl W T !.+がまるで空気ドリルを飲み込み
そして何も飲食できないような感じがした時でありその
2日間を最後に彼は深刻なGIT発作がなかった時ので
あった。W !’I T旧ま毎日約173gのNアセチ
ルグルコサミンを取り続け、そしてどんな種類の食物で
も食べることができ月つどんな種頚の飲料でも飲むこと
ができる。彼の体重は彼の身長および体格に対して平均
的であり、そして適度に安定を保っていろ。
病歴3−AD 1986年4月、ADにクローン病の診断が下され、そ
して外科的療法またはステロイド療法が付随の医師SN
Sにより提案された。これは、より荒い方法をおそらく
回避するであろう手段としてN−アセチルグルコサミン
をテス}・する代わりに辞退された。ADは1日あたり
2g(ティースプーン1杯)までを取ると、数日後症状
が和らぐようであった。次の数ケ月間の間、ADがNA
Gの摂取を中断すると約1週間後に症状が再発した。数
ケ月後、症状は弱まり、そして1年以上の間鎮静してい
た。ただし、1988年1月に一時的な再発があったが
NAGの摂取の増加で対処した。病気は鎮静したままで
ある。
病歴4−SB 医師CMLの勧告によりSBは約10年間N−アセチル
グルコサミンを取り続けているが全く不都合な影響は出
ていない。SBは1日あたり10gまでの量においてN
−アセチルグルコサミンを摂取し続けている。平均して
、彼女は1日あたり約1g(ティースプーン約1/2杯
)を取っている。最近の彼女の体中のヘモグロビン、白
血球数、肝機能、腎機能テスト、ナトリウム、カリウム
およびグルコースのレベルは全て正常である。SBの甲
状腺機能は、尿検査と同様正常である。
病歴5−KC KCは付随の錯乱および記憶低下と共に深刻な疲労接近
性の睡眠発作を患っていた。これは深刻な食物アレルギ
ー問題によるものであった。彼の深刻な食物アレルギー
のため及び付随する精神的苦悩のため、KCは合成の規
定食を食べていた。
彼はまた、新しい抗一潰瘍薬CYTOTEC(商標)、
即ち粘液分泌を刺激するプロスクグランジン製剤を取っ
ていた。
KCは、1988年10月初めに、1日あたり3gのN
AGを取り始めた。その2週間後、彼はめざましい有効
な応答を経験したことを報告した。NAG(3g)の毎
日の摂取を開始してからわずか数日後に、彼は精神的症
状の解消を経験し、そして以前は寛容できなかった多く
の食物を寛容する能力に気づいた。KCはCYTOTE
Cを止めそして現在では毎日の条件でNAC,のみを取
っている。
以上の開示を考慮すれば当業者に明らかであるように、
本発明の精神および特許請求の範囲から逸脱するこさな
く、本発明の実施において多くの変更および改良が可能
である。従って、本発明の範囲は特許請求の範囲により
定義される内容に従って解釈されるべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、グリコサミノグリカン形成が不全であるヒトの粘膜
    組織の完全性を回復させる方法であって、療法量のN−
    アセチルグルコサミンをヒトに供給することを含んで成
    る方法。 2、前記N−アセチルグルコサミンを毎日の条件でヒト
    に供給することを含んで成る、請求項1に記載の方法。 3、前記ヒトに1日あたり約300mg〜約10,00
    0mgのN−アセチルグルコサミンを供給することを含
    んで成る、請求項1に記載の方法。 4、前記ヒトに1日あたり約1,000mg〜約6,0
    00mgのN−アセチルグルコサミンを供給することを
    含んで成る、請求項1に記載の方法。 5、前記ヒトに1日あたり約500mgのN−アセチル
    グルコサミンを供給することを含んで成る、請求項1に
    記載の方法。 6、前記N−アセチルグルコサミンが医薬上許容される
    担体中に混入される、請求項5に記載の方法。 7、前記N−アセチルグルコサミンが粘膜組織の完全性
    を回復させるために必要とされる時のみに供給される、
    請求項3、4または5に記載の方法。 8、ヒトの粘膜組織の完全性および正常機能を促進させ
    るのに有用な組成物であって、N−アセチルグルコサミ
    ンおよび医薬上許容される担体を含んで成る組成物。 9、前記N−アセチルグルコサミンが約1,000mg
    〜約6,000mgの量で存在する、請求項8に記載の
    組成物。
JP1298789A 1988-11-18 1989-11-18 胃腸粘膜組織障害疾患治療剤 Expired - Lifetime JPH0678235B2 (ja)

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CA583439 1988-11-18
CA000583439A CA1318592C (en) 1988-11-18 1988-11-18 N-acetyl glucosamine as a cytoprotective agent

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JPH02237929A true JPH02237929A (ja) 1990-09-20
JPH0678235B2 JPH0678235B2 (ja) 1994-10-05

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EP (1) EP0372730B1 (ja)
JP (1) JPH0678235B2 (ja)
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AT (1) ATE92313T1 (ja)
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DE (1) DE68908117T2 (ja)
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