JPH02237913A - 持続性製剤 - Google Patents

持続性製剤

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JPH02237913A
JPH02237913A JP1059431A JP5943189A JPH02237913A JP H02237913 A JPH02237913 A JP H02237913A JP 1059431 A JP1059431 A JP 1059431A JP 5943189 A JP5943189 A JP 5943189A JP H02237913 A JPH02237913 A JP H02237913A
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Yukihiro Oguri
小栗 幸弘
Yumiko Nishimura
西村 由弥子
Akihiro Yashiro
昭博 家城
Shigeki Mochida
持田 茂樹
Tatsuo Shinohara
篠原 達雄
Hiroyuki Kondo
弘之 近藤
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Daito Koeki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、吸収性の優れた持続性製剤に関し、更に詳し
くは、速放部として糖衣層中に生理活性物質を含有させ
た、所謂Sustained 一release型持続
性糖衣錠に関する。
〔従来の技術] β遮断剤が降圧剤として臨床的に用いられたのは、19
64年Prichardがプロブラノロールを高血圧症
患者に投与し、その降圧効果を報告したことに始まり、
その後アルブレノロール,ピンドロール等のβ遮断剤に
も降圧降下のあることが知られるよう6こなった。特に
その作用が純粋で選択的であることが認められているピ
ンドロールは半減期が平均3.5時間と短いことから、
臨床諸家の間ではコンブライアンス向上を目指した持続
性製剤の開発が望まれていた。
ピンドロール持続性製剤の製法として、ピンドロールを
高級脂肪族アルコールのモノ硫酸エステルと共に含有す
る薬剤芯部に腸溶性コーティングを施し、これを核とし
その周囲をピンドロールを含有する賦形剤で被覆した有
核錠とする方法がある。(特公昭57−26650号公
報)この製法の特徴は、弄面活性剤に高級脂肪族アルコ
ールのモノ硫酸エステル、特にラウリル硫酸ナ1・リウ
ムを使用することにより腸内でのピンドロール吸収を有
効に増加させるというものである。
このピンドロール持続性製剤において、高級脂肪族アル
コールのモノ硫酸エステルは生理活性物質、特乙こピン
ドロールに対し、0.2:1ないし2:1の重量比とな
る添加量を必要としている。一般Cこ弄面活性剤等の医
薬品は、消化粘膜を破壊するため、極力少量に抑えるこ
とが望まれており、この点から−L記の持続性製剤では
高級脂肪酸アルコールのモノ硫酸エステルの添加量が多
く、改善が望まれている。
また、現在すでに市販されているピンドロール持続性製
剤には剤形として2種類がある。その1つは錠剤( L
ontab型:商品名「カルビスケンRJ)であり、他
の1つはカプセル剤(Spansules型:商品名[
ブロクリンーLJ)である。これら2品目はいずれもS
ustaind−release型持続性製剤で、その
構造は速放部と徐放部からなり、まず容易に治療効果が
達成できるように、最初に放出量が多く、その後は徐々
に一定速度で薬物の放出が行われる様に設計された製剤
である。
しかし、これらの剤形は実際に服薬する側にとって服用
し難い点が指摘されている。すなわち、ピンドロールの
適応は、本態性高血圧症で、投薬する対象に高齢者が多
く、錠剤の大きさが直径9.0鵬を超えるようなものは
,患者にとって服薬し難いとされていた。有核錠は、中
心に核となる徐放性の錠剤埜用い、その周囲を速放部で
固めたものであり、したがって、その大きさは必然的に
核になる錠剤よりも大きくならざるを得ない6本発明の
目的は、上記した従来技術の課題を解決し、腸粘膜を破
壊するおそれのある成分量を減少させることができ、か
つ高齢者等にとって服用し易い小径の錠剤とすることが
できる持続性製剤を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 上記した目的を達成させるために、鋭意検討した結果、
生理活性物質と非イオン性界面活性剤と71・リンクス
成分としての水溶性高分子物質とを含み、錠剤に成型さ
れた持続性製剤、上記の錠剤に胃液に対して不溶性でp
H5.0以」二で溶解する腸溶性被膜物質が被覆された
持続性製剤、及び上記の錠剤に胃液に対して不溶性でp
l{5.0以上で溶解する腸溶性被膜物質が被覆され、
その表面に生理活性物質を含む抛衣層が被覆されている
持続性製剤に到達するに至った。
本発明における生理活性物質とは、インドメタシン(蘂
効群:解熱鎮痛消炎剤)、フマル酸クレマスチン(薬効
群:抗ヒスタミン剤)、ビンド1:1一ル(薬効群:β
一遮断剤)、カブトブリル(lj効群:血圧降下剤)、
四硝酸ペンタエリスリ1・−ル.硝酸イソソルビド,ニ
フェジピン,塩酸二カルジピン,乳酸プレニラミン(薬
効群二冠血管拡張剤)、酒石酸イフエンプロジル(薬効
群:W1環器官用剤)、塩酸トリメトキノール(薬効群
:鎮咳去痰剤)、塩酸フラボキサート(薬効群:頻尿治
療剤)等が挙げられる。
本発明における生理活性物質としてはピンドロールが有
効であり、本発明に用いるピンドロールの微粉末とはそ
の粒子径がおおよそ50μm以下のものが好適であり、
ピンドロールを単独または乳糖、結晶セルロース等他の
公知の賦形剤とピン}0−ルの混合物を例えば、ボール
ミル、ハンマーミル、パルペライザー粉砕機で粉砕する
ことによって得られる。こうして得られた平均粒子径5
0μm以下のピンドロール微粉末は、持続性製剤に求め
られる薬物の易吸収性と血中濃度の持続化という2つの
要件を満足せしめる上で後に述べる非イオン性界面活性
剤を用いる手段と共に重要なものである。
また本発明に用いる非イオン性界面活性剤と志ピンドロ
ール結晶表面の消化液に対する「ぬれ」を改善し、消化
管とくに小腸からのピンドロール吸収性を改善するため
に用いるものである。一般的に界面活性剤のような医薬
品添加物は消化管粘膜を破壊することから、生体にとっ
て決して有意義な物質ではない。従ってその使用量は極
力少量に抑える必要がある。本発明者らは、数多くの界
面活性剤の中から特に少量でその目的が充分達成できる
添加剤を検討した結果、非イオン性界面活性剤、特にH
LBグループ番号が約10ないし20を有する非イオン
性界面活性剤が好ましいことが判った。これに相当する
非イオン性界面活性剤として例えば、デカグリセリン脂
肪酸エステル類、ボリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類
、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシ
エチレンヒマシ油・硬化ヒマシ油類、或いはそれらの混
合物から適宜選択される。
これらの中で望ましい非イオン性界面活性剤は、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類である。例え
ば、「日局」ポリソルベート80(ICr製:Twee
n80、日光ケミカルズ製二T○−10M)がある。そ
の配合量は製剤全重量の0.01〜0.20重量%、好
ましくは0.0625〜0 .12 5重量%であり、
生理活性物質、特にピンドロールに対しては0.1〜1
0.0重量%、より好ましくは0.5〜2.0重量%で
ある。
上記のように生理活性物質と非イオン性界面活性剤を含
有するす混合物がマトリックス成分としての水溶性高分
子物質を用いて顆粒に成型され、さらに衝撃的圧縮法に
より錠剤に成型される。
本発明におけるジ1イオン性界面活性剤は、製剤全重量
及びピンドロールに対する重量比が少なく、このため、
消化粘膜に対する破壊が少なくなる。
非イオン性界面活性剤は、必要に応じて1成分又は2成
分以上使用することができる。
また、本発明に使用される水溶性高分子物質は、本発明
品を持続性とする上で最も重要な物質である。その機構
は、水と接した水溶性高分子物質がヒドロゲル層を形成
し膨潤してゆく過程の中で、このヒドロゲル層のマトリ
ックス中を生理活性物質、例えばピンドロールが外部に
拡敗〜溶出することによって、錠剤からのピンドロール
溶出を制1卸するものである。
水溶性高分子物質の例としては、ヒドロキシブ口ピルメ
チルセルロース、ヒドロキシプ口ピルセルロース、メチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム
、或いはそれらの混合物があげられる。
水溶性高分子物質として特に好ましい物質は、ヒドロキ
シプ口ピルメチルセルロース(信越化学工業製:メトロ
ーズ60SH−、同65SH同90SH−)またはメチ
ルセルロース(信越化学工業製:メトローズS M−)
である。その粘度(2%動粘度)は1,000〜10,
000cps、特に好ましい粘度は4 ,00 0 c
psである。その配合量は製剤全重量の2〜10%であ
り、好ましくは3〜7%である。
これを顆粒に成型したのち乾燥機に入ハで乾燥する。乾
燥物はこれを打錠末とするために適度な粒子径となるよ
う破砕する。
破砕物は、滑沢剤としてステアリン酸マグネシウムを1
錠重量の約0 .2−1 .0重量%程度加えて混合し
打錠する。錠剤は、一例として1錠重量80■、φ−6
 .0am, d = 3.0印、硬度−5〜6 kg
/iとなるよう打錠することができ、これによって徐放
部が構成される。
ところで、錠剤の大きさは胃における排出運動と関連し
て効果的な持続性を持たせるには一概にその大きさを決
定するには至らない。しかし、小さい錠剤ほど排出時間
の変動が少なくなると−殻に考えられている。本発明の
錠剤の径は5.5−6.0Mとすることができ、排出時
間の変動を少なくできるものと考えられる。
こうして得られた錠剤は、胃通過後(,こ始めて仕理活
性物質が放出されるように持続性効果をより確実なもの
とするためにその表面を腸溶性被膜剤を用いて腸溶性コ
ーティングされる。
ここに使用される腸溶性被膜物質の例としては、ヒドロ
キシブ口ビルメチル{てルロースフタレ−1・、ヒドロ
キシブ口ビルメチルセルロースアセテーl・サクシネー
ト、セルロースアセテ−1フタレ〜1・カルボキシメチ
ルエチルセルロース等がある。これらの腸溶性被膜剤の
中で特に好ましくはヒドロキシブ口ビルメチルセルロー
スフタレートがあげられる。更に具体的にはH P−5
 0、H P−5 5(信越化学製)である。
腸溶コー】・イングされた錠剤は生理活性物質、例えば
ピンドロール微粉末を含有した糖衣成分を用いて糖衣コ
ーティングが施されて速放部が構成される。速放部にお
ける生理活性物質は、徐放部に含有されるト述した生理
活性物質と同一の物′nが適宜選定される。
このように本発明品は速放部を糖衣層にて巻くことによ
り、小さく且つ甘味のある服用し易いピンドロール持続
性製剤を得ることが可能である。
これを更に詳しく説明すれば、まず糖衣コーティングに
用いる機械ぱハイコーター(フロイント産業製)や糖衣
バン等がある。そj7て、−常糖衣に使用される成分と
して、精製白糖、ゼラチン、アラビアゴム、タルク、酸
化チタン等をピンドロールの微粉末とともに加えて糖衣
錠とし、,最後にカルナウバロウやザラシミッロウを用
いて艶出しを行・)6一殻的に糖衣錠は重量バラッ{が
大きく、糖衣ワレを発生する恐れがあるが、重量バラッ
キを大きくする原因の1つに、糖衣成分の1つと1ーで
一般的に使用されている沈降炭酸カルシウムの使用が考
えられ、この使用を避けることで重量ハラッキが小さく
なることを発見した。
すなわち、沈腎炭酸カルシウムは糖衣フー・ティングの
際、錠剤エッジ部分の成長が速く、透湿・透気遮断効果
が良好なため−aによく使用されている物質である。従
って、錠剤に均・にコーティングされれば全く問題はな
いが、コーティングバン内での錠剤の流動性が何らかの
原因で不均一であったり、スブIノ〜ガンのタイプや取
り付け位置が適当でなかったり、或いはバノフルに付着
した糖衣成分が錠剤に再び{」着する樺なことがあれば
、、沈降炭酸カルシウムは重質であるがために錠剤重量
バラツキの変動が瞬く間に入きくなってし,ようもので
ある。
また、沈険炭酸力II./・゛/内J1のよ)ηL:薄
塩w性物質ば、直接腸溶性コートざれた部分と接するJ
′.とでその被膜を劣化させる恐れがある。本発明にお
Gノる糖衣成分には沈降炭酸カルシウムの使用を避けて
おり、重量バラツキの小さい、しかも経時的にも安定な
υ3衣錠とすることが可能である。
〔実施例〕
以丁、本発明を実施例に基づいて詳細6こ説明する。な
お、各実施例の効果を明瞭にするため、対照例及び参考
品と対比した。
実施例 1 成   分 a)ピンドロール b)乳糖 C)結晶セル1コース d)ヒドロキシブ口ピル メチルセルロース e)ポリソルベー 180 r)ステアリン酸7グ不シウム (素 錠) 5 ,00 0 g 27,650g 5,000g 2 .00 0 g (4,000 cps) 5 0 ト 3  0  0g 合計 40,000  と 製法 予めハンマーミルで粉砕され、粒子径50μm以下とな
ったa)ピンドロールの微粉末およびb)乳糖、C)結
晶セルロースを上記指示量に従い秤量し、混合機にて均
一になるまで混合した.次に未変性アルコール6 .6
0 0 gにe)ポリソルヘート80を50g加えて溶
解した後、これにd)ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース2,000gおよびイオン交換水6 ,60 0 
gを加えて溶解した。
この溶液を練合機内に仕込んだ混合末に加えて練合した
のち、練合物を造粒機に入れて押出し顆粒とした。押出
された顆粒を乾燥機にて65゜C、10時間乾燥した。
乾燥機より乾燥物を取り出し、オシレーターにて破砕し
、滑沢剤としてステアリン酸マグネシウム300gを加
えて5分間■型混合機内で混合した。混合物は1錠重量
=80.0■、φ= 6 .0mm, d = 3 .
0Mとなるよう打錠した。
(1錠中ピンドロールとして10.0■含有)次にIl
!溶性被膜物質として、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロースフタレートおよび可塑剤としてポリエチレングリ
コール#6,000を1錠当り5.0■被覆するようハ
イコーター(フロイント産業製)を用いて腸溶コーティ
ングした。(合計1錠重量=85.0■) さらに、この腸溶性コーティングされた錠剤に、以下に
示す糖衣成分を用いて1錠当り75.0■(ピンドロー
ルとして10.0■含有)の糖衣成分が被覆されるよう
にハイコーターを用いて糖衣コーティングを行った。
成   分    (vM   衣) a)ピンドロール       5 ,00 0 gb
)精製白t7!         24,200gC)
ゼラチン          400gd)アラビアゴ
ム        800ge)タルク       
    6 ,60 0 gf)酸化チタン     
    500gg)カルナウバロウ        
20gh)サラシミツロウ         4g合 
  計           3  7 ,52  4
  gこうして得られた持続性製剤の大きさは表−1に
示すように1錠重量1 6 0 .0■、φ=7.2論
、d = 4 .0mmで、1錠中ピンドロールとして
20.0■を含有するものであった。
対照例 1 上記素錠の成分中e)ポリソルベート80:50gの代
わりにb)乳tJM : 5 0 gを加えた他は全て
同様の処理を行い、1錠重量=160.0■、φ=7.
2+++m、d=4.0mm、1錠中ピンドロールとし
て20.0IIlgを含有する持続性製剤を得た。また
、参考品として、表−1に示す性状、大きさのカルピス
ケンーR(1錠重量=  =310.0■、φ一10.
0鵬、d=5.3mm、)を用いた。
これらの試料につき日本薬局方、溶出試験法第2法に従
い溶出試験を実施した。パドル回転数は100rpmで
行い、はじめに第18にて120分間、次に試験液を全
量入れ替え、第2液にてピンドロール全量放出が終了す
るまで行った。その結果を第1図に示した。
本発明による製剤は、対照例1)と比較して溶出率が改
善され、さらに参考品(カルピスケンーR))の?容出
率とほぼ同等であることが明らかとなった。
また、これらの試料につき生物学的利用率の比較検討を
行った。すなわち健康成人男子lO名を用い、クロスオ
ーバー法により1錠を食後投与した。各時間毎に血液を
採取し、蛍光光度針により血中濃度を測定した。その結
果を表−2及び第2図に示した。本発明による製剤は、
対照例1)と比較して明らかに生物学的利用率の向上が
見ら瓢しかも有効濃度維持時間は約18時間で、且つ参
考品と同様の血中濃度曲線を示し、臨床におけるコンブ
ライアンスの向上が期待できるものと考えられる。
実施例 2 実施例 成   分 a)ピンドロール b〕乳塘 C)結晶セルロース d)ヒドロキシプ口ピル セルロース(IIPc −H) e)ポリソルベート80        50gr)ス
テアリン酸マグネシウム  300g0g Og Og Og 錠) 5 .00 26,45 3,20 (素 成   分    (素  錠) a)ピンドロール       5 .00 0 gb
)乳糖      2 7 ,65 0 gC)結晶セ
ルロース      5 .00 0 gd)メチルセ
ルロース     2 ,00 0 g(4,000 
cps) e)ポリソルヘート80        50gf)ス
テアリン酸マグ不ンウム  300g合   計   
        40.OOOg上記成分を用いて、実
施例1)と同様の処理を行い1錠重量−80.0III
gの素錠を得た。また、腸溶コーティングと糖衣コーテ
ィングも実施例1)と同様にして行い、1錠重量−16
0.0■、φ一7 .2m..d − 4 .0値、1
錠中ピンドロールとして20.0mgを含有する持続性
製剤を得た。
合   計           4  0 ,00 
 0  g上記成分を用いて、実施例1)と同様の処理
を行い1錠重i=80.0mgの素錠を得た。また、腸
溶コーティングと糖衣コーティングも実施例1)と同様
にして行い、1錠重量−1 6 0 .0mg、φ一7
 .2mm, d = 4 .0mm、1錠中ピンドロ
ールとして2 0 .0trgを含有する持続性製剤を
得た。
実施例 成 a)ピンドロール b)乳糖 C)結晶セルロース d)カルボキシメチルセルロース ナトリウム( TPT−JP<1200>)e)ポリソ
ルベート80         50gf)ステアリン
酸マグネシウム   .’3 Q O g錠) 5 ,00  0 g 2 6 ,32 0 g 5 ,00  0  g 3 ,33  0  g (素 分 合   計           4  0 ,00 
 0  g上記成分を用いて、実施例1)と同様の処理
を行い1錠重量一aO.O■の素錠を得た。また、腸溶
コーティングと糖衣コーティングも実施例1)と同様に
して行い、1錠重量−1 6 0 .0mg、φ−7.
2m、d−4 .0m+m,  1錠中ビント゛ロール
として20.0mgを含有する持続性製剤を得た。
実施例2)〜4)の試料につき、溶出試験を行った。操
作法は実施例1)と同様にして行った。
その結果を第3図に示した。
本発明の製剤はいずれも第1図に示す対照例1)と比較
して、溶出率の改善は明らかであり、また参考品(カル
ビスケンーR)と同等の溶出率を示している。
実施例 5 成   分    (素  錠) a)ピンドロール       5 ,00 0 gb
)乳糖      2 7 ,65 0 gC)結晶セ
ルロース       5 ,00 0 gd)ヒドロ
キシブ口ビル    2 .00 0 gメチルセルロ
ース(4,000 cps)e)ポリソルベート80 
       50gf)ステアリン酸マグネシウム 
 300g合   計           4  0
 ,00  0  g上記成分を用いて、実施例1)と
同様の処理を行い1錠重量=80.0■の素錠を得た。
次に実施例1)と同様に腸溶性コーティングを施し、さ
らに下記成分を用いて糖衣錠とした。
成   分    (糖  衣) a)ピンドロール       2 ,50 0 gb
)精製白糖        2 6 ,70 0 gC
)ゼラチン          400gd)アラビア
ゴム        800ge)タルク      
     6 ,60 0 gf)酸化チタン    
     500gg)カルナウバロウ       
 20gh)サラシミツロウ         4g合
   計           3  7 ,52  
4  gこうして得られた持続性製剤の大きさは、1錠
重量1 6 0 .0mg、φ= 7 .2n+m..
d = 4 .0mmで、1錠中ピンドロールとして1
5.0■を含有するものであった。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の持続性製剤によれば、腸粘膜を破
壊す・るおそれのある界面活性剤の使用量を低減しても
溶出率を従来と同等に維持でき、、しかも高齢者にとっ
て服用しやすい小径の錠剤とすることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1、参考品(カルビスケンーR)及び対
照例の各々のピンドロール溶出曲線図、第2図は実施例
1、参考品(カルビスケンーR)及び対照例の各々のピ
ンドロールの血中濃度曲線図、第3図は実施例2〜実施
例4、参考品(カルビスケンーR)の各々のピンドロー
ル溶出曲線図である。 代理人  弁理士  西 元 勝 門間 手続補正書 (方式) 6. 補正の対象 図面 7. 補正の内容 願書に最初に添付した図面の浄書 ・別紙の通り。 1. 事件の表示 持続性製剤 補正をする者 4.

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生理活性物質と非イオン性界面活性剤とマトリッ
    クス成分としての水溶性高分子物質とを含み、錠剤に成
    型されていることを特徴とする持続性製剤。
  2. (2)前記生理活性物質が、ピンドロール微粉末である
    ことを特徴とする請求項(1)記載の持続性製剤。
  3. (3)前記ピンドロール微粉末の平均粒径が50μm以
    下であることを特徴とする請求項(1)記載の持続性製
    剤。
  4. (4)前記非イオン性界面活性剤の親水性/親油性バラ
    ンス値(HLB)が10〜20であることを特徴とする
    請求項(1)記載の持続性製剤。
  5. (5)前記水溶性高分子物質の2%動粘度が1,000
    〜10,000センチストークスであることを特徴とす
    る請求項(1)記載の持続性製剤。
  6. (6)前記非イオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレ
    ンソルビタン脂肪酸エステルの群から運ばれる1種又は
    2種以上であることを特徴とする請求項(4)記載の持
    続性製剤。
  7. (7)前記水溶性高分子物質が、ヒドロキシプロピルメ
    チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチ
    ルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム
    であることを特徴とする請求項(1)記載の持続性製剤
  8. (8)生理活性物質と非イオン性界面活性剤とマトリッ
    クス成分としての水溶性高分子物質とを含む錠剤の表面
    に胃液に対して不溶性でpH5.0以上で溶解する腸溶
    性被膜物質が被覆されていることを特徴とする持続性製
    剤。
  9. (9)生理活性物質と非イオン性界面活性剤とマトリッ
    クス成分としての水溶性高分子物質とを含む錠剤の表面
    に胃液に対して不溶性でpH5.0以上で溶解する腸溶
    性被膜物質が被覆され、その表面に生理活性物質を含む
    糖衣層が被覆されていることを特徴とする持続性製剤。
  10. (10)前記糖衣層が、沈降炭酸カルシウム等の弱塩基
    性物質を含まない糖衣成分からなることを特徴とする請
    求項(9)記載の持続性製剤。
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