JPH02237157A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH02237157A JPH02237157A JP1056434A JP5643489A JPH02237157A JP H02237157 A JPH02237157 A JP H02237157A JP 1056434 A JP1056434 A JP 1056434A JP 5643489 A JP5643489 A JP 5643489A JP H02237157 A JPH02237157 A JP H02237157A
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- gate
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- semiconductor device
- gate material
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Links
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Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体装置に関し,特にMOSFETのデバ
イス祷造に関するもので,特に低温(液体窒素温度)@
作に適したMOSF訂用の低しきい値電圧をチャネルイ
オンインプランテーションなしに実現するものである. 〔従来の技術〕 従来,しきい値制御については、フイジックスオブ セ
ミコンダクター デバイスイズ(ジイー著)(1981
年)第457頁から第462頁(Physics of
Semiconductor I)evj.ceSS
.M.Sze(1.981)pp457−462)にお
いで論じられている。
イス祷造に関するもので,特に低温(液体窒素温度)@
作に適したMOSF訂用の低しきい値電圧をチャネルイ
オンインプランテーションなしに実現するものである. 〔従来の技術〕 従来,しきい値制御については、フイジックスオブ セ
ミコンダクター デバイスイズ(ジイー著)(1981
年)第457頁から第462頁(Physics of
Semiconductor I)evj.ceSS
.M.Sze(1.981)pp457−462)にお
いで論じられている。
しきい値屯圧Vtはト式で表される。
VFR= φ一−φS
q:索屯荷
NB :基板濃度
ε.:Siの誘電率
φIl:ゲート材料の仕事関数
φ!.:基板の仕事関数
ψB =ノンドーブ時のフエルミレベルから測ったドー
ブ後のフエルミレベル C1 ;ゲート絶縁膜容斌 VRS:基板バイアス 1)I:チャネルドープ量 以上の諸量のうち、独立に制御できるのは,NR +
DI e C+ + ’fis r Vhsテある
。
ブ後のフエルミレベル C1 ;ゲート絶縁膜容斌 VRS:基板バイアス 1)I:チャネルドープ量 以上の諸量のうち、独立に制御できるのは,NR +
DI e C+ + ’fis r Vhsテある
。
従って、従来のVT制御には以ドのような方法があった
。
。
1)J.fi板1度を変える。( N R )2)チャ
ネルドープ斌を変える。(DI):3)ゲート絶縁膜厚
を変える. (ct)4)ゲート材料を変える.(φ
M) 5)基板バイアスをかける. (VHS)半導体素子
の微細化が進むと、これらの方法のうちの幾つかのもの
ではVt制御が難しくなる.まず、基板濃度Naは、シ
ョートチャネル効果防止のために増加させる必要がある
ため,自由に設定することが難しい. チャネルドープMDI を制御する方法は、素子面積の
減少に伴い,その面積中にドープされるイオンの絶対数
が小さくなり、ばらつきが大きく制御が困難になると考
えられる.このことは、日経マイクロデバイス1988
年7月号ppl21−125に、VT制御の将来子測と
して紹介されている.また,チャネルドープに用いる不
純物が、拡散層を形成する不純物と同導電型の埋め込み
チャネル型デバイスの場合には,低温動作(77K)時
に,サブスレツショルド特性にキングが生じるという問
題がある。
ネルドープ斌を変える。(DI):3)ゲート絶縁膜厚
を変える. (ct)4)ゲート材料を変える.(φ
M) 5)基板バイアスをかける. (VHS)半導体素子
の微細化が進むと、これらの方法のうちの幾つかのもの
ではVt制御が難しくなる.まず、基板濃度Naは、シ
ョートチャネル効果防止のために増加させる必要がある
ため,自由に設定することが難しい. チャネルドープMDI を制御する方法は、素子面積の
減少に伴い,その面積中にドープされるイオンの絶対数
が小さくなり、ばらつきが大きく制御が困難になると考
えられる.このことは、日経マイクロデバイス1988
年7月号ppl21−125に、VT制御の将来子測と
して紹介されている.また,チャネルドープに用いる不
純物が、拡散層を形成する不純物と同導電型の埋め込み
チャネル型デバイスの場合には,低温動作(77K)時
に,サブスレツショルド特性にキングが生じるという問
題がある。
ゲート絶縁膜容斌CI を食えるには、絶縁膜の種類を
変える方法と、jvさし。8を変える方法がある。絶縁
膜としては% 4H頼性の要請よりSiOzが使われで
いる.一方,towを小さくするとVtをトげることか
できるが、リーク電流が増えるという問題がある. JllnバイアスBSによるVT制御法は、今後も使用
されるものと考えられる.ただし、この方法では、基板
バイアス電圧を作る回路が必要になるという問題がある
。
変える方法と、jvさし。8を変える方法がある。絶縁
膜としては% 4H頼性の要請よりSiOzが使われで
いる.一方,towを小さくするとVtをトげることか
できるが、リーク電流が増えるという問題がある. JllnバイアスBSによるVT制御法は、今後も使用
されるものと考えられる.ただし、この方法では、基板
バイアス電圧を作る回路が必要になるという問題がある
。
ゲート材科の仕414函数φHを変えるVT制御法は,
将来的にも使用されるものと考えられる。このことは、
先に挙げた日経マイクロデバイスの記事にも述へられで
いる。しかし、所SitのφHを持ちかつ、ゲー1一電
極として使用IJJ能な材料を捜すのは容易なことでは
ない。また、ショートチへ7ネル効果防止のためのNs
の増加は、大きなVT増加をもたらし、nチャネルMO
SFMTの場合には、φHの非常に小さい材料がp M
O S ?’ }< Tの場合には,φ阿の大きい材
料が必要になる.たとえば、NB= L O”cn−”
tox= 5 n mのとき、現在通常使用される
ゲート材科のうち最もφ阿の小さいn十ホ’J S i
ヲ用イテも、VT=1.OVとなり, VTの最適値
(0.4V)より大きい.VTが最適値より大きいと、
ゲートの遅延時間が大きくなり、素子の亮速化にとって
大きな障害となる。
将来的にも使用されるものと考えられる。このことは、
先に挙げた日経マイクロデバイスの記事にも述へられで
いる。しかし、所SitのφHを持ちかつ、ゲー1一電
極として使用IJJ能な材料を捜すのは容易なことでは
ない。また、ショートチへ7ネル効果防止のためのNs
の増加は、大きなVT増加をもたらし、nチャネルMO
SFMTの場合には、φHの非常に小さい材料がp M
O S ?’ }< Tの場合には,φ阿の大きい材
料が必要になる.たとえば、NB= L O”cn−”
tox= 5 n mのとき、現在通常使用される
ゲート材科のうち最もφ阿の小さいn十ホ’J S i
ヲ用イテも、VT=1.OVとなり, VTの最適値
(0.4V)より大きい.VTが最適値より大きいと、
ゲートの遅延時間が大きくなり、素子の亮速化にとって
大きな障害となる。
素子の微細化は、耐パンチスルー特性を得るために基板
の高不純物濃度化を要請する.基板が高濃度になるとし
きい値電圧が上昇するが、素子の高速化のためにはしき
い値の最滴化をする必要がある.しきい値の最適化には
種々の方法があるが,今後、加工寸法0.1μm以ドの
素子では、チャネルドーブでは不ur能であり,基板バ
イアス又はゲート材料によって行われるものと考えられ
る.身命明は、このうち、ゲー1へ材料によってしきい
{+/iを最適化する場合に関するものである。
の高不純物濃度化を要請する.基板が高濃度になるとし
きい値電圧が上昇するが、素子の高速化のためにはしき
い値の最滴化をする必要がある.しきい値の最適化には
種々の方法があるが,今後、加工寸法0.1μm以ドの
素子では、チャネルドーブでは不ur能であり,基板バ
イアス又はゲート材料によって行われるものと考えられ
る.身命明は、このうち、ゲー1へ材料によってしきい
{+/iを最適化する場合に関するものである。
nチャネルMOSFi:Tにおいて、しきい値を下げる
.には、仕事函数の小さい材料を使えばよい。仕事函数
の値については、たとえば、「固体物性と触媒作用(1
985)PP50−52Jに示されている。従来用いら
れているAQやn+ポリシリコンより小さい仕事函数の
物質は、アルカリ金ノρ(又はアルカリ士類金属に多く
、反応性に富むためゲート材料そのものを使用すること
は、プロセス的に難しい.また、使用できても、基板濃
度が、あらかじめ決まっていれば、一つのゲート材料に
つき、しきい値は、ただ一つ決まる.すなわち,しきい
値を最適化するには、最適な仕事函数を持つ材料をさが
さなければならないという問題がある。
.には、仕事函数の小さい材料を使えばよい。仕事函数
の値については、たとえば、「固体物性と触媒作用(1
985)PP50−52Jに示されている。従来用いら
れているAQやn+ポリシリコンより小さい仕事函数の
物質は、アルカリ金ノρ(又はアルカリ士類金属に多く
、反応性に富むためゲート材料そのものを使用すること
は、プロセス的に難しい.また、使用できても、基板濃
度が、あらかじめ決まっていれば、一つのゲート材料に
つき、しきい値は、ただ一つ決まる.すなわち,しきい
値を最適化するには、最適な仕事函数を持つ材料をさが
さなければならないという問題がある。
本発明は、被覆物質の性質を利用して、所望のしきい値
を得,これらの問題を解決しようとするものである。
を得,これらの問題を解決しようとするものである。
」二記目的のため、ゲート材料とゲート酸化膜の間に、
イオン化エネルギがゲート材料と異なる元素を含む1原
子層から数))ズ子^V1の中間層を設けて、ゲート電
極の仕事函数を制御するものである。
イオン化エネルギがゲート材料と異なる元素を含む1原
子層から数))ズ子^V1の中間層を設けて、ゲート電
極の仕事函数を制御するものである。
しきいイ!/jを正の方向にずらすためには、イオン化
エネルギがゲート材料のそれより高い元素を含む中間層
を用い、負の方向にずらすためには、イオン化エネルギ
がゲート材料のそれより低い元素を含む中間^゛クを用
いるものである。
エネルギがゲート材料のそれより高い元素を含む中間層
を用い、負の方向にずらすためには、イオン化エネルギ
がゲート材料のそれより低い元素を含む中間^゛クを用
いるものである。
しきい値電圧VTを負の方向にずらすために用いる、イ
オン化エネルギの低い物質には,ナトリウムやカリウム
などの、滅しい反応性のためバルクとしての取扱いが難
しいものが多い。本発明において、中間層を数原子層レ
ベルまで薄くしていることは、このプロセス的困難さを
回避する一手段でもある. ゲート材料に、不純物元素を添加することによって,ゲ
ート材料の仕事函数を制御しようという公知例はある。
オン化エネルギの低い物質には,ナトリウムやカリウム
などの、滅しい反応性のためバルクとしての取扱いが難
しいものが多い。本発明において、中間層を数原子層レ
ベルまで薄くしていることは、このプロセス的困難さを
回避する一手段でもある. ゲート材料に、不純物元素を添加することによって,ゲ
ート材料の仕事函数を制御しようという公知例はある。
しかし、仕事函数は、固体内部の電子状態と、表面の原
子・電子状態によって決まる物理量であり、重要なのは
、不純物として用いる元素の数というより元素の存在状
態である。本発明によるVT制御は、効果的に仕事函数
を変えられ,既存の方法より:一質的なものである。
子・電子状態によって決まる物理量であり、重要なのは
、不純物として用いる元素の数というより元素の存在状
態である。本発明によるVT制御は、効果的に仕事函数
を変えられ,既存の方法より:一質的なものである。
ゲート絶縁膜の裏と表に隣接したそれぞれの物質の仕事
函数が異なると接触電位差が生じ,バイアスがかかつて
いなくても、半導体のバンドは曲がる.この現象は下式
(A)のVFRの作用に相当し、φ1の値によってVT
を変えることができる。
函数が異なると接触電位差が生じ,バイアスがかかつて
いなくても、半導体のバンドは曲がる.この現象は下式
(A)のVFRの作用に相当し、φ1の値によってVT
を変えることができる。
VFn=φ1−φs (A)本発明は1
原子から数〃ハ子層の中間層をゲート絶縁膜とゲート材
料の間に設け、以下の原理によって、φ.の値を変化さ
せるものである。
原子から数〃ハ子層の中間層をゲート絶縁膜とゲート材
料の間に設け、以下の原理によって、φ.の値を変化さ
せるものである。
(1)ゲート材料の電子のエネルギー状態が、中間層の
原子の影響により変調され、ゲート材料の仕事函数が変
化する. (2)中間層が非常に薄いため、中間層の電子のエネル
ギー状プルが、ゲート材料との相江作用によって實オ)
り、中間層の物質の仕事函数が変化する。
原子の影響により変調され、ゲート材料の仕事函数が変
化する. (2)中間層が非常に薄いため、中間層の電子のエネル
ギー状プルが、ゲート材料との相江作用によって實オ)
り、中間層の物質の仕事函数が変化する。
(3)中間層の原子が、イオン化して、その重荷によっ
て、絶縁膜とSi基板との界面の電位が変化する。
て、絶縁膜とSi基板との界面の電位が変化する。
以.1二の作用のうちの一つあるいは複合作用によって
V丁が制御できる。
V丁が制御できる。
第3図は、ゲート長0.1μm レベルの素子の微細化
を想定した基板減度1016aa−”.ゲート絶縁膜厚
5 n m、ゲート材料としてタングステン(W)
($M=4.54 e V)のMOS?ビ゛rに、本発
明を用いたときのしきい値電圧VTと中間層として用い
たセシウA(Cs)の表面濃度θ(θ=1のとき単ノノ
1C−/−λl1一層があり.0=0.5 のとき50
%の面積に単原子層があることを示す。)の関係を刀く
したものである。300Kのときθ=0.13で、77
Kのときθ=0.25 で、それぞれの温度のVT最適
値(0.4V及び0.25V)にできることがわかる.
ただし、第3図において基板潴度は1018(1)−8
、ゲート絶縁膜厚は5nm、ゲート材料はタングステン
、中間層はセシウl1とした。Aは300KのVt,B
は77KのV・『、θ1は300Kの最適被覆率、θ2
は77Kの最適被覆率を示している。
を想定した基板減度1016aa−”.ゲート絶縁膜厚
5 n m、ゲート材料としてタングステン(W)
($M=4.54 e V)のMOS?ビ゛rに、本発
明を用いたときのしきい値電圧VTと中間層として用い
たセシウA(Cs)の表面濃度θ(θ=1のとき単ノノ
1C−/−λl1一層があり.0=0.5 のとき50
%の面積に単原子層があることを示す。)の関係を刀く
したものである。300Kのときθ=0.13で、77
Kのときθ=0.25 で、それぞれの温度のVT最適
値(0.4V及び0.25V)にできることがわかる.
ただし、第3図において基板潴度は1018(1)−8
、ゲート絶縁膜厚は5nm、ゲート材料はタングステン
、中間層はセシウl1とした。Aは300KのVt,B
は77KのV・『、θ1は300Kの最適被覆率、θ2
は77Kの最適被覆率を示している。
以下、本発明の実施例を第1図により説明する。
第1図において、1はn型Si基板、2はp型ウエル、
3,4はpチャネルMOS}’t<Tのドレイン及びソ
ース、5,6はnチャネルMOS}’}4Tのドレイン
及びソース,9はゲート絶Mll’,%、21.22は
イオン化エネルギの低い元素及び高い元素をそれぞれ含
む1原子層かに数ノノx−f−層の中間X//.11.
12は従来用いられているn M O S用ゲート材料
(たとえばn+ボリSi)及びPMOS用ゲート材料(
たとえばp+ボリSi)である。中間層21,22はイ
オンビームエビタキシー法、M }3 H法などを用い
て、400℃以下でゲート絶縁膜との反応を抑制しなが
ら堆積させる.7を人力端子、8を出力端子とするとイ
ンバータ回路を構成できる.本実施例によれば、第4図
のC,L)に下す高濃度基板使用時のVTの増大をおさ
え、低VT化が可能である。たとえば、n M O S
においでゲーj・材料にタングステン、中間入りにセシ
ウムを用い、ゲート絶縁膜)−’Z 5 n m ,基
板濃度1018ロ−8のとき、300K用デバイスでは
表面濃度θ=O.l3 とし、77K用デバイスでは
θ=0.25 として、VTの最適値(3 0 0
Kでは0.4V,77Kでは0.25V)を得られる. 第2図は、パンチスルーストツバ用のP型高不純物濃度
層:31、及びn型高不純物濃度層32を設けたM O
S F14 Tにおいて、ゲート材料]−1.12と
ゲート絶縁膜9の間に、ゲート材料とイオン化エネルギ
の違う中間層21.22及びゲート絶縁膜と中間層を反
応させないための層聞膜(窒化膜など)10を設け、低
濃度チャネル30を実現した実施例である,本実施例で
は、チャネルドープせずに低VT化ができ、チャネル部
の濃度を上げる必要がなく、^移柚度特性を得られる効
果がある.また、層間膜10により中間層21.22と
ゲート絶縁膜9の反応を防止することができる.第5図
は、本発明を実現するためのプロセスフローの一例であ
る.ゲート絶縁膜9を掃成(a)した基板上に、IIl
3E法またはMBE法で中間層2lを堆積させ(b),
その上に、ゲート材料11を堆積する(C).その後、
ゲート加工(d),拡散層形成(e)、中間層保護のた
めの側壁形成及び電極形成(f)を行う. 第3図でば, nMOsFhl’にセシウム(Cs)を
中間層として用いた例を述べたが, n MO S ,
prosにかかわらず、適切なイオン化エネルギを持
つ元素を中間層に用いれば.IjjJ!な効来が得られ
ることは勿論である. 第1図,第2図ともn型基板にp型ウエルを設けた例だ
が,p型基板にn型ウエルを設けた場合にも実現一J能
であることは勿論である。また、このしきい値制御法を
nMOSl’lイ1′のみ、或いはPMOSFビTのみ
に用いても何ら問題ないことは勿論である.また、本発
明は、MOSFI57のしきい値制御法に関するものだ
が、金ノρ(−絶縁体一半導体という構造を持つデバイ
スのしきい値制御に応用IJ丁能である。
3,4はpチャネルMOS}’t<Tのドレイン及びソ
ース、5,6はnチャネルMOS}’}4Tのドレイン
及びソース,9はゲート絶Mll’,%、21.22は
イオン化エネルギの低い元素及び高い元素をそれぞれ含
む1原子層かに数ノノx−f−層の中間X//.11.
12は従来用いられているn M O S用ゲート材料
(たとえばn+ボリSi)及びPMOS用ゲート材料(
たとえばp+ボリSi)である。中間層21,22はイ
オンビームエビタキシー法、M }3 H法などを用い
て、400℃以下でゲート絶縁膜との反応を抑制しなが
ら堆積させる.7を人力端子、8を出力端子とするとイ
ンバータ回路を構成できる.本実施例によれば、第4図
のC,L)に下す高濃度基板使用時のVTの増大をおさ
え、低VT化が可能である。たとえば、n M O S
においでゲーj・材料にタングステン、中間入りにセシ
ウムを用い、ゲート絶縁膜)−’Z 5 n m ,基
板濃度1018ロ−8のとき、300K用デバイスでは
表面濃度θ=O.l3 とし、77K用デバイスでは
θ=0.25 として、VTの最適値(3 0 0
Kでは0.4V,77Kでは0.25V)を得られる. 第2図は、パンチスルーストツバ用のP型高不純物濃度
層:31、及びn型高不純物濃度層32を設けたM O
S F14 Tにおいて、ゲート材料]−1.12と
ゲート絶縁膜9の間に、ゲート材料とイオン化エネルギ
の違う中間層21.22及びゲート絶縁膜と中間層を反
応させないための層聞膜(窒化膜など)10を設け、低
濃度チャネル30を実現した実施例である,本実施例で
は、チャネルドープせずに低VT化ができ、チャネル部
の濃度を上げる必要がなく、^移柚度特性を得られる効
果がある.また、層間膜10により中間層21.22と
ゲート絶縁膜9の反応を防止することができる.第5図
は、本発明を実現するためのプロセスフローの一例であ
る.ゲート絶縁膜9を掃成(a)した基板上に、IIl
3E法またはMBE法で中間層2lを堆積させ(b),
その上に、ゲート材料11を堆積する(C).その後、
ゲート加工(d),拡散層形成(e)、中間層保護のた
めの側壁形成及び電極形成(f)を行う. 第3図でば, nMOsFhl’にセシウム(Cs)を
中間層として用いた例を述べたが, n MO S ,
prosにかかわらず、適切なイオン化エネルギを持
つ元素を中間層に用いれば.IjjJ!な効来が得られ
ることは勿論である. 第1図,第2図ともn型基板にp型ウエルを設けた例だ
が,p型基板にn型ウエルを設けた場合にも実現一J能
であることは勿論である。また、このしきい値制御法を
nMOSl’lイ1′のみ、或いはPMOSFビTのみ
に用いても何ら問題ないことは勿論である.また、本発
明は、MOSFI57のしきい値制御法に関するものだ
が、金ノρ(−絶縁体一半導体という構造を持つデバイ
スのしきい値制御に応用IJ丁能である。
たとえば、本発明を用いて、メモリ用キャパシタや+
CCVデバイスのしきい値制御をすることができる. 〔発明の効果〕 本発明によれば,第4図に示す高濃度基板(〜l Q
16,−is)使用によるV丁増大に対して、第3図お
よび第4図示すように低VT化が可能である. また、チャネル部にイオンを打ちこまずにしきい値制御
できるので、チャネル部に表面低濃度入りを持つデバイ
スのしきい値制御ができる.また、100K以下の低温
において,チャネル1一一ブせずにしきい値制御できる
ので、拡散層と同種の不純物をチャネルドープした場合
に生じるフリーズアウトを回避できる.
CCVデバイスのしきい値制御をすることができる. 〔発明の効果〕 本発明によれば,第4図に示す高濃度基板(〜l Q
16,−is)使用によるV丁増大に対して、第3図お
よび第4図示すように低VT化が可能である. また、チャネル部にイオンを打ちこまずにしきい値制御
できるので、チャネル部に表面低濃度入りを持つデバイ
スのしきい値制御ができる.また、100K以下の低温
において,チャネル1一一ブせずにしきい値制御できる
ので、拡散層と同種の不純物をチャネルドープした場合
に生じるフリーズアウトを回避できる.
第1図および第2図はそれぞれ本発明の実施例によるC
MOSデバイス摺造を示す図,第3同はM(IsFビT
のゲート中間層の被覆率としきい値電圧との関係を示す
図、@4図は阿OSF訂の基板濃度としきい値電圧との
関係を示す図,第5図は本発明のMOSFI:1’のデ
バイス構造を実現するための製造プロセスフロ一の実施
例を示す図である。 1・・・n型基板、2・・・P型ウエル、3,4・・・
PMOS トランジスタのドレイン及びソース、5,6
・・・nMOSトランジスタのドレイン及びソース,7
・・・人力端子、8・・・出力端子、9・・・ゲート絶
縁膜、10・・・窒化膜.11−nMOSゲート、1
2−P M O Sゲート,21.22・・・しきい値
制御用中間層、30・・・低不純物濃度チャネル、31
.32・・・パンチスルーストツパ用p型及びn型高不
純物a度層。 ■ 図 γ 図 導極濃膚(C賓力 (d.)
MOSデバイス摺造を示す図,第3同はM(IsFビT
のゲート中間層の被覆率としきい値電圧との関係を示す
図、@4図は阿OSF訂の基板濃度としきい値電圧との
関係を示す図,第5図は本発明のMOSFI:1’のデ
バイス構造を実現するための製造プロセスフロ一の実施
例を示す図である。 1・・・n型基板、2・・・P型ウエル、3,4・・・
PMOS トランジスタのドレイン及びソース、5,6
・・・nMOSトランジスタのドレイン及びソース,7
・・・人力端子、8・・・出力端子、9・・・ゲート絶
縁膜、10・・・窒化膜.11−nMOSゲート、1
2−P M O Sゲート,21.22・・・しきい値
制御用中間層、30・・・低不純物濃度チャネル、31
.32・・・パンチスルーストツパ用p型及びn型高不
純物a度層。 ■ 図 γ 図 導極濃膚(C賓力 (d.)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基板とその上に形成されたゲート絶縁膜とゲ
ート電極を有する電界効果トランジスタを有し、該トラ
ンジスタにおいてゲート絶縁膜とゲート材料の間にゲー
ト材料とイオン化エネルギの異なる元素を含む薄膜の中
間層を有することを特徴とする半導体装置。 2、上記の薄膜の中間層が単原子層であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。 3、前記の薄膜の中間層に含まれるゲート材料とイオン
化エネルギの異なる元素がセシウムであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の半導体装置
。 4、前記の薄膜の中間層に隣接するゲート絶縁膜が窒化
膜であることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
項及び第3項のいずれかに記載の半導体装置。 5、前記の中間層の側面が保護膜で覆われていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項及び
第4項記載の半導体装置。 6、パンチスルーストッパ用高不純物濃度領域と低不純
物濃度チャネルを有することを特徴とする特許請求の範
囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の半導体装置。 7、100K以下の温度範囲で動作させることを特徴と
する特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載
の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1056434A JPH02237157A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1056434A JPH02237157A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02237157A true JPH02237157A (ja) | 1990-09-19 |
Family
ID=13026982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1056434A Pending JPH02237157A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02237157A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003009390A1 (fr) * | 2001-07-10 | 2003-01-30 | Sony Corporation | Transistor du type mis et procédé de fabrication associé |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP1056434A patent/JPH02237157A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003009390A1 (fr) * | 2001-07-10 | 2003-01-30 | Sony Corporation | Transistor du type mis et procédé de fabrication associé |
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