JPH0223668Y2 - - Google Patents

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JPH0223668Y2
JPH0223668Y2 JP16882086U JP16882086U JPH0223668Y2 JP H0223668 Y2 JPH0223668 Y2 JP H0223668Y2 JP 16882086 U JP16882086 U JP 16882086U JP 16882086 U JP16882086 U JP 16882086U JP H0223668 Y2 JPH0223668 Y2 JP H0223668Y2
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lid
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drain
drain lid
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、路面や床面に設ける側溝、会所桝又
は排水桝などの排水用凹所の上面開口部を通水自
在に蓋する排水蓋装置に関し、排水蓋にハイヒー
ルのかかとやステツキが咬み込んだり、排水用凹
所から汚臭が排水蓋上に流出したりすることを無
くす技術である。
<従来技術> 本考案は、その基本構造として、例えば第1図
又は第3図に示すように、排水用凹所Aの上面開
口部Bを縁取る縁取枠1の下縁から蓋受枠2を内
向きに連出し、排水蓋3を蓋受枠2内に上から着
脱自在に嵌め込んで蓋受枠2に支持させるように
した排水蓋装置に関する。
従来、この構造の排水蓋装置としては、第3図
及び第4図に示すものがある。
即ち、排水蓋3の全面に亘つて多数の通水溝1
3又は通水孔をあけたものである。
この第3図に示す構造によると、雨水その他の
排水を排水蓋3上から排水用凹所A内に流し落す
ことができる。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、上記従来構造では、次の欠点がある。
イ 路面又は床面を歩行する人のハイヒールのか
かとやステツキが排水蓋にあけた複数の通水孔
等に咬み込んだり、ひつかかつたりして、ハイ
ヒールのかかとやステツキを損傷し、破損する
ことがあり、また、ハイヒールのかかとやステ
ツキが排水蓋に咬み込んだりすると、路面等を
歩行する人にとつて危険である。
ロ 排水用凹所内の溜水から汚臭が発生したり、
蚊の発生源になつたりすることが多く、この汚
臭が排水蓋にあけた複数の通水孔等から排水蓋
上に散出し、路面等を歩行する人に不快感を与
える。
本考案は、排水蓋にハイヒールのかかとやスチ
ツキが咬み込みにくくするとともに、排水溝や会
所等から発生する汚臭が排水蓋から外部に流出し
ない排水蓋装置を提供すること、及び桝内におけ
る蚊等の発生を防ぐことを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、上記目的を達成するために、例え
ば、第1図及び第2図に示すように構成したもの
である。
即ち、排水蓋3の上面に複数の導水溝4を形成
し、導水溝4の終端部に落水孔5を蓋受枠2に臨
ませてあけ、落水孔5を蓋受枠2の内側空間6に
連通する通水路7を排水蓋3と蓋受枠2との間に
形成し、蓋受枠2の内縁に沿つて通気遮断用水溜
溝枠8を段落ち状に連設し、排水蓋3の下面から
通気遮断板9を下向きに連出して水溜溝枠8内の
深さの途中部にまで挿入し、この水溜溝枠8と通
気遮断板9との間に断面U形の水封式通気遮断水
路10を形成したものである。
<作用> 次に、その作用を説明する。
雨水や排水は、排水蓋3上面にあけられた複数
の導水溝4内を流れて終端部の落水孔5に達し、
この落水孔5から蓋受枠2に流れ落ちて通水路7
を流れ、更に、蓋受枠2の内縁に沿つて連設した
通気遮断用水溜溝枠8を通つて排水用凹所A内に
流れ込む。
この時、水溜溝枠8内には排水蓋3の裏面から
連出した通気遮断板9が挿入されていて、雨水等
は水溜溝枠8内で断面U形に流れる。
従つて、水溜溝枠8内に雨水等が溜まつている
間は、排水用凹所A内は断面U形の水封式通気遮
断水路10と通気遮断板9とで通気遮断状態が維
持される。
<実施例> 次に、本考案の実施例を第1図及び第2図に基
づき説明する。
側溝Aはその上面開口部Bの左右を鋳物製の縁
取枠1で縁取られており、この左右の縁取枠1の
下縁から鋳物製の蓋受枠2が内向きに連出してい
る。
排水蓋装置の排水蓋3は側溝Aに上から着脱自
在に嵌め込むようになつており、蓋受枠2上に支
持される。
上記排水蓋3は鋳物製であり、その上面に平坦
面11と導水溝4とが長手方向に交互に形成され
ている。
各平坦面11は同じ高さに形成されていて、排
水蓋3を側溝Aに嵌め込んだ状態では路面と略面
一になるようにしてあり、また、その左右両側は
側溝Aの縁取枠1に接するようになつている。
各導水溝4は中央から左右両側に向かつて下り
傾斜状になる屋根形傾斜に形成されている。ま
た、各導水溝4の左右幅を平坦面11の左右幅よ
り短くして、各導水溝4の左右両側端部と側溝A
の左右縁取枠1との間に隙間を形成するようにし
てあり、この隙間が落水孔5となる。
また、排水蓋3の裏面には脚12が4隅に設け
てあり、この脚12より内方に左右両側で通気遮
断板9が垂設されている。
上記脚12は排水蓋3を蓋受枠2に載せるため
のものであり、また、排水蓋3と蓋受枠2との間
に通水路7を形成するためのものでもある。
通気遮断板9はステンレス製であり、排水蓋3
にビス等で固定され、側溝Aに嵌め込んだ状態で
は下記の通気遮断用水溜溝枠8内に挿入される。
次に、排水蓋装置の通気遮断用水溜溝枠8はス
テンレス製であり、側溝Aの左右の蓋受枠2の内
縁に沿つて連設されている。この水溜溝枠8は断
面U形に形成されており、排水蓋3の通気遮断板
9が水溜溝枠8の中央付近に挿入された状態で、
水溜溝枠8と通気遮断板9との間に通水に十分な
隙間を設けて、断面U形の水封式通気遮断水路1
0が形成されるようにしてある。
このように構成すると、排水蓋3と側溝Aとの
間で、排水蓋上面に形成された導水溝を始めとし
て、落水孔5、通水路7を介して、水溜溝枠8と
通遮断板9との間に形成される断面U形の水封式
通気遮断水路10を終りとする水路が形成される
ことになる。
しかも、上記水路中の水溜溝枠8内に水を溜め
ることができるので、水溜溝枠8内に水が溜まつ
ている間は、側溝A内の通気にとつては水封式通
気遮断水路10が通気遮断の役目を果すことにな
り、通気遮断板9とあいまつて側溝A内は通気遮
断状態が維持される。
なお、縁取枠1、蓋受枠2、排水蓋3の材質は
鋳物に限るものではなく、ステンレス製等種々の
ものが考えられるし、同様に、通気遮断用水溜溝
枠8、通気遮断板9の材質はステンレス製に限る
ものではなく、鋳物等種々のものが考えられる。
また、排水蓋3上面の導水溝4の傾斜面を一方
傾斜に形成してもよい。
<考案の効果> 本考案は、上記の構成され、作用することか
ら、次の効果を奏する。
(イ) 排水蓋の上面には各導水溝の終端部にだけ落
水孔をあけるようにしたので、排水蓋の上面に
開口部がほとんどなく、路面又は床面を歩行す
る人のハイヒールのかかとやステツキが排水蓋
に咬み込んだり、ひつかかつたりすることを防
止できる。このため、排水蓋にハイヒールのか
かとやステツキを損傷させたり、破損させたり
することがほとんどなく、また、路面等を歩行
する人にとつて安全である。
(ロ) 降雨時に、雨水を通気遮断用水溜溝枠内に溜
めて、この水溜溝枠内に水封式通気遮断水路を
形成するので、上記水封式通気遮断水路と排水
蓋の通気遮断板とで排水用凹所内を通気遮断状
態に維持することができる。このため、排水用
凹所内に発生した汚臭が排水蓋を介して外部に
流出することを防止できるとともに、排水用凹
所内での蚊の発生防止等非常に衛生的であり、
歩行者に不快感を与えない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例を示す斜視図、第2図はその
要部拡大断面図、第3図は従来例を示す斜視図、
第4図はその要部拡大断面図である。 A……排水用凹所、B……Aの上面開口部、1
……縁取枠、2……蓋受枠、3……排水蓋、4…
…導水溝、5……落水孔、6……2の内側空間、
7……通水路、8……通気遮断用水溜溝枠、9…
…通気遮断板、10……水封式通気遮断水路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 排水用凹所Aの上面開口部Bを縁取る縁取枠
    1の下縁から蓋受枠2を内向きに連出し、排水
    蓋3を蓋受枠2内に上から着脱自在に嵌め込ん
    で蓋受枠2に支持させて構成した排水蓋装置に
    おいて、排水蓋3の上面に複数の導水溝4を形
    成し、導水溝4の終端部に落水孔5を蓋受枠2
    に臨ませてあけ、落水孔5を蓋受枠2の内側空
    間6に連通する通水路7を排水蓋3と蓋受枠2
    との間に形成し、蓋受枠2の内縁に沿つて通気
    遮断用水溜溝枠8を段落ち状に連設し、排水蓋
    3の下面から通気遮断板9を下向きに連出して
    水溜溝枠8内の深さの途中部にまで挿入し、こ
    の水溜溝枠8と通気遮断板9との間に断面U形
    の水封式通気遮断水路10を形成したことを特
    徴とする排水蓋装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載した排
    水蓋装置において、排水蓋3上面の導水溝4を
    傾斜面に形成し、この傾斜面を屋根形傾斜に形
    成したもの。 3 実用新案登録請求の範囲第1項に記載した排
    水蓋装置において、排水蓋3上面の導水溝4を
    傾斜面に形成し、この傾斜面を一方傾斜に形成
    したもの。
JP16882086U 1986-10-31 1986-10-31 Expired JPH0223668Y2 (ja)

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JPS6376082U JPS6376082U (ja) 1988-05-20
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JPS6376082U (ja) 1988-05-20

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