JPH02236300A - 複合メッキ方法 - Google Patents

複合メッキ方法

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JPH02236300A
JPH02236300A JP5635889A JP5635889A JPH02236300A JP H02236300 A JPH02236300 A JP H02236300A JP 5635889 A JP5635889 A JP 5635889A JP 5635889 A JP5635889 A JP 5635889A JP H02236300 A JPH02236300 A JP H02236300A
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boron nitride
surfactant
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inorganic particles
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Takashi Ueda
隆 上田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は窒化ホウ素とその他の無機粒子が均一に分散し
たCo被覆母材及び該被覆母材をメッキする方法に関す
る。
〔従来の技術〕
複合メッキ方法は従来の金属メッキ被覆に分散無機粒子
を均一に含有させることにより、耐摩耗性、自己潤滑性
、耐食性等の新しい機能を付加させることのできる点で
注目されている。
分散無機粒子を複数同時に複合させる方法は、今後、特
殊環境下での材料の製造に不可欠になると考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
特に、高温環境下では、耐摩耗性、摩耗係数の点からマ
トリックス金属としてコバルトが、複合無機粒子として
窒化ホウ素を含む系が望まれている。
従来、単一の無機粉末粒子を金属マI− IJックスに
分散複合させる例は特公昭50−21299号、特公昭
5 8−2 4 5 1 6号、特開昭53−1423
30号等の各公報に数多く見られるが、複数の無機粉末
粒子を同時に複合させた例はほとんどない。これは、無
機粒子の種類により、メッキ浴中における表面電気物性
が異なるため、粒子が選択的に金属マトリックスに複合
されるためである。
本発明は上記技術水準に鑑み、マ} IJックス金属中
に複数の無機粒子を均一に分散した複合メッキ及びその
メッキ方法を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はマ} tJックス金属中に分散させる無機粒子
表面電気物性を特定の界面活性剤により調節することに
より複数の無機粒子がマトリックス金属中に均一に分散
した複合メッキを得ることができることを確認し、本発
明はこの知見によって完成されたものである。
すなわち、本発明は (1)  Co被覆母材中に、窒化ホウ素とその他の少
なくとも一種以上の無機粒子とが均一分散状に含有して
なることを特徴とする複合メッキ(2)  Co電気メ
ッキ浴中に、窒化ホウ素とその他の少なくとも一種以上
の無機粒子とを分散させ、カチオン系またはメツキ浴中
でカチオン性を示す界面活性材を0.01〜5重量%添
加してメッキすることを特徴とする複合メッキ方法 である。
すなわち、本発明は窒化ホウ素を含む2種以上の無機粒
子をコバルト電気メッキ浴中に分散させ、下記界面活性
剤を0.01〜5重量%、好ましくは0.1〜1重量%
添加し、十分分散させた後、電気メッキを行い、コバル
トメッキ被覆中に無機粒子を均一に分散させることを可
能にしたものである。
界面活性剤の種類としては、まずカチオン系界面活性剤
として(i)脂肪族アミン塩とその第4級アンモニウム
塩、例えば炭素数6〜20の1級アミン、2級アミン、
3級アミン、ジアミン、トリアミン、ポリアミンおよび
それらの酢酸塩、オレイン酸塩、塩酸塩などが挙げられ
る。また( ii )ビリジニウム塩などの芳香族第4
級アンモニウム塩、(iii)イミダゾリニウム塩など
の複素環第4級アンモニウム塩も効果がある。
一方、メッキ浴中でカチオン性、即ち正の帯電を示す界
面活性剤としては(iv)カルボキシベタイン、スルホ
ベタイン等のアルキルベタイン、(■)アミンオキサイ
ド、(vi)イミダゾリン誘導体などの両性界面活性剤
が挙げられる。
さらに(vj)脂肪族アミンを含むポリアルキルオキサ
イド付加物、( vni )エチレンシアミン、テトラ
エチレンジアミン、ボリエチレンイミン等の複数個の活
性水素を有する多価アミンのアルキレンオキサイド付加
物も効果があることがわかった。ここでアルキレンオキ
サイドとしては、エチレンオキサイド、ブロビレンオキ
サイドなとが挙げられる。
上記界面活性剤は複数種混合して使用しても効果がある
複数種の無機粒子としては窒化ホウ素とアルミナ、窒化
ホウ素と酸化クロム、窒化ホウ素と炭化ケイ素なとが挙
げられるが、窒化ホウ素以外の無機粒子は2種以上であ
っても問題はない。
〔作用〕
本発明における無機粒子の金属マ} IJックスへの取
り込み機構としては■メッキ浴の機械的な攪拌によるメ
ッキ面への粒子の輸送、■メッキ面への粒子の吸着、■
析出金属による粒子の巻き込みが考えられる。現実には
■が大きな影響を及ぼすことは間違いないが■が粒子の
金属マトリックスへの複合化を左右していることは疑い
のない事実である。本発明では界面活性剤が無機粒子表
面に吸着することにより、粒子表面が正に帯電するため
コバルトイオンの陰極への泳動とともに粒子の金属マト
リックスへの移動、複合化が可能となるわけである。そ
の際、複数種の無機粒子を同程度の表面電位にするよう
な界面活性剤を選ぶことが重要なポイントである。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はこの実施例に限定されるものではない。
〔実施例〕
本発明の実施例を以下に示す条件下で実施した。すなわ
ち、メッキ液を硫酸コバルト500g/12、塩化ナト
リウム17g/I!,ホウ酸60g/Itの標準組成に
調製し、攪拌可能なメッキ浴に粒子及び界面活性剤を仕
込み、液pH4〜5、液温度40℃、電流密度3^/d
m’の条件下で電気メッキを行った。使用した無機粒子
の性状を第1表に示す。電気メッキ後の粒子の金属マト
リックスへの共析量は重量分析及び電子顕微鏡を使用し
て求めた。
〔例1〜19) 窒化ホウ素及びアルミナを対象にして、界面活性剤を0
.5wt%添加して実施した。(第2表参照) 〔例21〜25〕 実施例−1において、界面活性剤添加景を0.01〜5
.0wt%に変化させて実施した。
〔例26〜30〕 窒化ホウ素及び炭化ケイ素を対象にして界面活性剤を0
.5wt%添加して実施した。
〔例32〜36〕 窒化ホウ素及び酸化クロムを対象にして界面活性剤を0
.5wt%添加して実施した。(以上、第3表参照) なお、例20.31及び37は界面活性剤を添加しない
時のブランクデータであり、窒化ホウ素の複合が悪いこ
とがわかる。
各例からも明らかなように、本発明で使用した界面活性
剤はいずれも、量の多少はあるが、窒化ホウ素と他の粒
子(アルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム)はコバルト金
属マトリックス中に十分共析していることがわかった。
〔発明の効果〕
本発明により、コバルト金属被覆中に窒化ホウ素を含む
2種以上の無機粒子を共析、複合させることにより従来
では得られなかった耐摩耗性と自己潤滑性の機能を同時
に付与することが可能となった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) Co被覆母材中に、窒化ホウ素とその他の少な
    くとも一種以上の無機粒子とが均一分散状に含有してな
    ることを特徴とする複合メッキ。
  2. (2) 無機粒子がアルミナ、酸化クロム及び炭化ケイ
    素よりなる群から選ばれた一種以上のものである請求項
    (1)記載の複合メッキ。
  3. (3) Co電気メッキ浴中に、窒化ホウ素とその他の
    少なくとも一種以上の無機粒子とを分散させ、カチオン
    系またはメッキ浴中でカチオン性を示す界面活性材を0
    .01〜5重量%添加してメッキすることを特徴とする
    複合メッキ方法。
  4. (4) 無機粒子がアルミナ、酸化クロム及び炭化ケイ
    素よりなる群から選ばれた一種以上のものである請求項
    (3)記載の複合メッキ。
JP1056358A 1989-03-10 1989-03-10 複合メッキ方法 Expired - Lifetime JP2622283B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54159343A (en) * 1978-06-06 1979-12-17 Akzo Nv Coprecipitation

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54159343A (en) * 1978-06-06 1979-12-17 Akzo Nv Coprecipitation

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