JPH022359A - 改変殺虫蛋白 - Google Patents

改変殺虫蛋白

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JPH022359A
JPH022359A JP21950188A JP21950188A JPH022359A JP H022359 A JPH022359 A JP H022359A JP 21950188 A JP21950188 A JP 21950188A JP 21950188 A JP21950188 A JP 21950188A JP H022359 A JPH022359 A JP H022359A
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amino acid
insecticidal protein
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residue
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JP21950188A
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English (en)
Inventor
Kenji Oita
大江田 憲治
Masatoshi Shimizu
将年 清水
Rika Nishioka
西岡 里佳
Kazuyuki Oshigara
押柄 和幸
Kenichi Mikiya
三木谷 研一
Keiko Nakamura
中村 啓子
Hideo Okawa
秀郎 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、鱗翅目昆虫であるコナガおよびハスモンヨト
ウに対して強い殺虫活性を示すバチラス・チュリンゲン
シス・アイザワイfPL株の改変殺虫蛋白遺伝子を含み
これを大腸菌等の微生物菌体内で発現させる発現プラス
ミド、該プラスミドを保持しバチラス・チュリンゲンシ
ス・アイザワイIPL株の改変殺虫蛋白を生産する微生
物および該微生物を培養することを特徴とする改変殺虫
蛋白の製造方法に関する。
■來及■ バチラス・チュリンゲンシス株は、鞭毛抗原やエステラ
ーゼ型などにより29亜種に分類されており、各々の菌
株は特異的、かつそれぞれ異なる殺虫活性を示すことが
知られている。
バチラス・チュリンゲンシスの各種菌株は、胞子形成期
に殺虫蛋白からなる1〜2μmにおよぶ結晶を形成し、
この結晶蛋白を摂取した昆虫は、摂食活動を停止し、腸
管破裂等ののち、死に至る。
−Cにバチラス・チュリンゲンシス株の130〜140
KDa殺虫蛋白は標的昆虫の腸管プロテアーゼにより部
分分解され、60KDa或いはそれよりやや分子量の大
きな62〜64KDaの殺虫活性断片へ変換する。この
腸管プロテアーゼはトリプシン様蛋白分解活性を持って
おり、アルギニン残基やリジン残基などの特異的なアミ
ノ酸をLy2識し、そのカルボキシル側を切断すると考
えられ、殺虫活性断片の形成、さらにはその分解に関与
しており、殺虫蛋白の活性に大きな影響を与えているこ
とが明らかになっている。
解′すべき課題および課題片 の手段 本発明者らは、公知の菌バチラス・チュリンゲンシス・
アイザワイIPL株の生産する殺虫蛋白(以下BT殺虫
蛋白と称する)の殺虫活性を向上させ、殺虫剤として有
効利用することを目的として鋭意研究した結果、殺虫蛋
白遺伝子の特定部位を改変し、発現ベクターに接続後、
微生物へ導入することにより、改変殺虫蛋白を生産する
微生物を製造し、この微生物を培養することによりバチ
ラス・チュリンゲンシス・アイザワイIPL株の改変殺
虫蛋白を大量に生産する方法を見出し、本発明を完成し
た。
本発明の改変殺虫蛋白遺伝子は、BT殺虫蛋白の腸管プ
ロテアーゼに対する怒受性を変化させ、該改変殺虫蛋白
を摂取した昆虫体内で多量の殺虫活性断片が生成される
ように改変した殺虫蛋白の遺伝子である。
本改変殺虫蛋白遺伝子は、腸管プロテアーゼ活性の高い
害虫においては、その体内で一定時間当たりに存在する
殺虫活性断片量を高めるべく、BT殺虫蛋白のアミノ酸
配列のうち腸管プロテアーゼが認識し作用する部位を改
変する、即ち、腸管プロテアーゼが認識し作用するアミ
ノ酸残基に突然変異を導入し、改変することにより創製
される。
腸管プロテアーゼは、トリプシン様蛋白分解活性を存し
ており、主として、その作用により、殺虫活性断片が形
成される。トリプシンが認識し作用するアミノ酸残基と
しては、アルギニン残基、リジン残基があげられる。腸
管プロテアーゼは、さらにキモトリプシン様蛋白分解活
性を保持しており、チロシン、トリプトファン、フェニ
ルアラニン残基などの芳香族アミノ酸残基のカルボキシ
ル側を切断することが知られている。これらの芳香族ア
ミノ酸残基を改変した場合、アルギニン、リジン残基を
改変した場合に比べ、殺虫活性の上昇への影響は少ない
が、これらのアミノ酸残基も腸管プロテアーゼが認識し
作用するアミノ酸残基に含まれる。
上記のアミノ酸残基のうち少なくとも1つのアミノ酸残
基を、天然のバチラス・チュリンゲンシス・アイザワイ
IPL株の殺虫蛋白に存在する、該アミノ酸残基以外の
アミノ酸残基に改変する。アルギニンあるいはりジン残
基を改変する場合は、アルギニンおよびリジンの両残基
以外のアミノ酸残基に改変するのが好ましい。さらに好
ましくは、後述の実施例にて用いたグルタミン残基に改
変する。すなわち、例えば、リジン残基を改変する場合
、リジン残基以外のアミノ酸残基(アルギニン残基を含
む)に改変できるが、好ましくは、アルギニンおよびリ
ジン残基以外のアミノ酸残基に、さらに好ましくは、グ
ルタミン残基に改変する。
改変は、殺虫蛋白のアミノ酸配列において、上記の腸管
プロテアーゼが認識し作用するアミノ酸残基のうち、少
なくとも1箇所を改変することにより行なう。アミノ酸
残基の改変は、例えば、特定のアミノ酸残基を改変すべ
く合成されたオリゴヌクレオチドと殺虫蛋白遺伝子領域
に相当する1本鎖DNAをアニール後、2本鎖とし、複
製することにより可能である。
以下、改変の一例をより詳細に説明する。
BT殺虫蛋白遺伝子を常法に従いファージベクター、例
えばファージベクターM13に組み込み、大腸菌等の宿
主を用いて組換えベクターを作製する。この時、改変蛋
白遺伝子の選択に有利なように、例えばウラシル含有組
換え体ファージ等を作製するのが好ましい。一方、特定
のアミノ酸残基を改変すべく、該アミノ酸残基を、その
他のアミノ酸残基に置換した改変蛋白を想定し、該改変
蛋白のうち、改変部位の前後の塩基配列(好ましくは2
0〜30塩基配列)に相補的なオリゴヌクレオチドを合
成する。前記の組換え体ファージ1本鎖D N Aを合
成オリゴヌクレオチドとアニーリングし、さらにポリメ
ラーゼ及びリガーゼ反応により2本鎖DNAとした後、
大腸菌等の宿主にトランスフヱクションして、改変蛋白
遺伝子含有組換えDNAを得る。ここで、上述のウラシ
ル含有組換え体ファージ等の選択に有利なファージを用
いなかった場合はハイブリダイゼーション等の方法によ
り改変蛋白遺伝子含有組換えDNAを選択できる。大腸
菌等の宿主を用いてこれを複製し、複製型2本鎖DNA
を調製することにより、本改変は行われる。上述の改変
法の他、例えば、1本鎖ファージDNAに代り、プラス
ミドDNA断片を熱処理後、合成オリゴヌクレオチドと
アニーリングさせる、所謂Morinagaらの方法(
Biotechnology 2,636−639(1
984)に代表される原理的に同様の他の改変方法を用
いても改変は可能である。
改変の対象となるBT殺虫蛋白は、標的昆虫の腸管プロ
テアーゼにより部分分解され、殺虫活性断片へ変換する
バチラス・チュリンゲンシス[PL株の生産する殺虫蛋
白であり、該殺虫蛋白としては、例えば、本発明者らが
その遺伝子をクローン化し、同遺伝子の構造遺伝子部分
の塩基配列を決定し、殺虫蛋白の1次構造を解明したバ
チラス・チュリンゲンシス・アイザワイI P LkT
株ノ130KDa殺虫蛋白があげられる(特開昭621
00292)。
BT殺虫蛋白遺伝子は、BT殺虫蛋白をコードする遺伝
子であれば、染色体DNA、プラスミドDNA、合成り
NA由来等のいずれでもよく、例えば、アイザワイIP
L株の全プラスミドDNA或いは全染色体DNAから遺
伝子ライブラリーを作製し、適当なプローブ、例えば本
閑の類縁株であるバチラス・チュリンゲンシス・HD−
1グイベル株の殺虫蛋白遺伝子の既知塩基配列から作製
した合成オリゴヌクレオチドをプローブとして用い、こ
のライブラリーをスクリーニングすることにより、得る
ことができる。又、BT殺虫蛋白遺伝子含有プラスミド
等から制限酵素等を用いて得ることも可能である。例え
ば、130KDa殺虫蛋白遺伝子は、発現プラスミドP
AH8より得られる(特開昭62−181784 ) 
本発明の改変殺虫蛋白遺伝子の好ましい例として、バチ
ラス・チュリンゲンシス・アイザワイ■PLN[17株
の130KDa殺虫蛋白(特開昭62100292)の
アミノ酸配列において、第619番目のアミノ酸残基(
Arg)、第622番目のアミノ酸残基(Lys)及び
第637番目のアミノ酸残基(Lys)のうち少なくと
も1つのアミノ酸残基をアルギニンおよびリジン残基以
外のアミノ酸残基に改変した殺虫活性を有する改変殺虫
蛋白の遺伝子があげられる(但し、塩基番号1〜3の塩
基がコードするメチオニン残基を第1番目のアミノ酸残
基とする)。その具体例は、第2図或いは第3図記載の
塩基配列或いはアミノ酸配列で特定される遺伝子である
。よく知られているように多くのアミノ酸についてはそ
れをコードするDNA塩基配列は複数存在する。その塩
基配列は一義的に決まらず多数の可能性がありうる。
本発明者により明らかにされたバチラス・チュリンゲン
シス・アイザワイTPL株の改変殺虫蛋白のアミノ配配
列をコードする遺伝子の場合も、そのDNA塩基配列は
、多数の可能性があり、本発明の改変殺虫遺伝子の塩基
配列のみに限定されるものではなく、同一のアミノ酸配
列をコードする他のDNA塩基配列を含むものである。
又、腸管プロテアーゼ活性の弱い害虫或いは腸管プロテ
アーゼ活性が変化したことによりBT蛋白耐性となった
害虫に対しては、その体内で一定時間当たりに存在する
殺虫活性断片量を高めるべく、BT殺虫蛋白に新たにト
リプシン或いは腸管プロテアーゼが認識し作用するアミ
ノ酸残基を導入するような改変も有効である。
本発明のバチラス・チュリンゲンシス・アイザワイIP
L株の改変殺虫蛋白遺伝子を適当な発現ベクター、例え
ば、Lacプロモーターを保持する発現ベクターpUc
1B(ファルマシア社)、大腸菌の強力プロモーターで
あるTacプロモーターとrrnBリポソームRNAの
ターミネータ−を保持する発現ベクターpKK223−
4、Trpプロモーターを保持する発現ベクターpDR
720(ファルマシア社)、誘導可能な発現ベクターp
PL−Lambda (ファルマシア社)等に接続する
ことにより大腸菌等の微生物菌体内でバチラス・チュリ
ンゲンシス・アイザワイIPL株の改変殺虫蛋白を生産
させる発現ベクターを構築することができる。
本発明の改変殺虫蛋白遺伝子を保持する発現ベクターを
大腸菌〔例えば、大腸菌JM103株、JM109株(
ファルマシア社)等の宿主微生物へ導入することにより
菌体内で改変殺虫蛋白を生産する微生物を得ることがで
きる。
この様にして製造された形質転換微生物を適当な培地、
条件で培養することにより改変殺虫蛋白を大量生産する
ことが可能である。この場合、培養初期に誘導剤イソプ
ロピルチオガラクトシド等を添加することにより改変殺
虫蛋白の生産を有利に行うことができる。
培養後の改変殺虫蛋白の単離は、例えば、菌体を超音波
で破砕し、遠心分離することにより改変殺虫蛋白から成
る凝集体を容易に濃縮、回収することにより行うことが
できる。
また、大腸菌の宿主−ベクター系のみならず、枯草菌、
酵母、シュウトモナス菌、放線菌あるいは旦、土、菌等
の宿主−ベクター系も利用可能であり、それぞれの宿主
−ベクター系の特徴を生かした改変殺虫蛋白の大量生産
が行える。
さらに、改変殺虫蛋白遺伝子を植物用発現ベクター、例
えばカリフラワーモザイクウィルスの358プロモータ
ーおよびツバリン合成酵素遺伝子ターミネータ−を保持
するベクターに組み込み、アゲロバクチリアを用いる方
法に代表される遺伝子導入法により植物体に導入し、改
変殺虫蛋白を生産する植物体を得ることも可能である。
以下に実施例を挙げ本発明をさらに詳細に説明する。本
発明は、以下の実施例のみに限定されるものではなく、
本発明の技術分野における通常の変更をすることができ
る。
実施例 組換え体ファージ5K2U2の 製 ステップ1:DNA断片の切り出し バチラス・チュリンゲンシス・アイザワイIPLNo.
7株(FERM  BP−1150)の130KDa殺
虫蛋白遺伝子を含む発現プラスミドpAH8(特開昭6
2−181784)の5aclx上」」断片をMl、3
mp19ファージにクローン化した。まず、5μgのプ
ラスミドpAH8に5ユニツトの制限酵素Sa且■ (
宝酒造)と5ユニツトの制限酵素Kpnl(宝酒造)を
加え、20μfのLow反応液(lomM)リス−塩酸
(pH7,5)、10mM  MgC1z I 1mM
ジチオスレイトール)中で37°C1時間反応後、反応
液を0.1/7g/dの臭化エチジウムを含む0.8%
の低融点アガロースゲル(ベセスダ・リサーチ・ラボラ
トリ−社製)に供し、アガロース電気泳動を行った。泳
動後、紫外線ランプ下で、0.8kbのSa c I−
Kpn lDNA断片に相当するゲル部分を切り出し、
試験管にとり、65°Cで5分間加熱した。融解したゲ
ルに2倍量のTE緩衝液(]OmM)リス−塩酸(pH
8,0)。
0.5mM  EDTA)を加え、TE11衝液で飽和
したフェノールを加えて、フェノール抽出を行った。1
0.000rpmで5分間遠心し、上層を分取した後、
1/40量の4M  NaC1および2倍量のエタノー
ルを加えて、−80’Cに10分間放置することにより
DNAをエタノール沈澱した後、10.00Orpmで
10分間遠心し、DNAを回収し、10μlの蒸留水に
懸濁した。
ステップ2:ベクターの調製 3//gのファージベクターM13mp19(宝酒造)
に3ユニツトの制限酵素5acl(宝酒造)および3ユ
ニツトの制限酵素x1且1 (宝酒造)を加え、20μ
2のLow反応液(10mM)リス−塩酸(pH7,5
)、I OmM  MgC1z。
ImM  ジチオスレイトール)中で37°Cで1時間
反応した。反応後、反応液に等量のフェノール・クロロ
ホルム(1:1)混液を加え、混合し10.000rp
mで5分間遠心後、上澄を分取した。つぎに、2倍量の
冷エタノールを加えて、80’Cに15分間放置した後
、  10.00Orpmで10分間遠心し、DNAを
回収し、lOμlの蒸留水に懸濁した。
ステップ3:Ml換え体ファージ5K2U2の作製ステ
ップ1およびステップ2で調製した5acIx上」」断
片およびファージベクターM13mP19をそれぞれ0
. 5μgずつ混合し、全容10μ2とした。さらに、
ライゲージジンキットA液40μ2およびB液5μ!(
いずれも宝酒造より入手)を加え、全容を55μlとし
、16℃で2時間反応した。10μlの反応液を100
μlの大腸菌JM109株コンピーテントセル(宝酒造
)に加え、水中に30分間放置した後、42°Cで45
秒間インキュベートした。水中に1〜2分間放置したあ
と、0.9mlのYT培地(12あたり18gトリプト
ン(デイフコ社)、5gイーストエキストラクト(デイ
フコ社)、5gNaClを含む培地、pH7,5)を加
える。
別途、3.5mのソフトアガー(100mの蒸留水あた
り、0.8g)リプトン、0.5gイーストエキストラ
クト、0.5gNaClを含みPH7,5としたあと、
最終0.6%になるよう寒天(デイフコ社)を加えたも
の)を46°Cに保温し、これに前もってA。。=1.
0まで培養した大腸菌JM109(宝酒造)を200μ
!加える。さらに先の反応液を10μP加え、混合後、
YTブレー) (YT培地に最終濃度1.2%の寒天を
含むもの)に広げた。室温に15分間放置後37°Cで
1晩インキユベートすることによりプラークを得た。 
 2XYT培地(2倍濃度のYT培地)100mに対し
、宿主菌JM109株の前培養液1成を加え、その1.
5dを滅菌チューブにとり生じたプラークをツマヨウジ
で上記チューブに移し、37°Cで5時間培養する。 
 ミクロ遠心機で10゜000rpmで5分間遠心し上
澄をファージ液とした。
ウラシル含有S K 2 tJ 2フア一ジ1本13¥
DNAの皿臀 YT培地20dに宿主大腸菌BW313株(dUTPa
se欠1貝、ウラシル−N−グリコシダーゼ欠損変異株
(イー・コーライ・ジェネテイック・ストンク(米国エ
ール大学内)より入手))の前培養液を0.2社植菌し
、OD5.。が0.4のとき7.OOOrpmで10分
遠心し、上清を除く。菌体をYT培地で1回洗浄した後
、ウリジン0.25mg/Nを含むYT培地20m1に
懸濁する。5分間37°Cで振とうした後、ステップ3
で調製した5K2U2フアージ液を0.4成を加え、3
7”Cで1晩培養後、12.00Orpmで5分間遠心
し上澄をファージ液とした。全く同様の操作をもう一度
くり返した後、ファージ液を得、これをウラシル含有5
K2U2フアージ液とした。 次に、1.5dのウラシ
ル含有5K2U2フアージをエッペンドルフ管に移して
10.OQQrpm、5分間遠心し、上澄を別のエッペ
ンドルフ管に移した。  20%ポリエチレングリコー
ル6.000 (和光)  2.5M  NaCl溶液
を200μl加えて、15分間室温に放置した。  1
0.00Orpmで2分間遠心し、上清を除いた。TE
−緩衝液を100μ!加えてベレツトを溶解し、TE−
緩衝液−飽和フエノール50μfを加えて、約10秒振
とうする。約10分放置し、再び振とうする。10.O
OOrpmで5分間遠心し、水層をエッペンドルフ管に
移す。
3M酢酸ナトリウム液10μ尼を加えて混和した後、2
50μlの冷エタノールを加えて混和し、70°Cで5
分間放置する。10.OOOrpmで5分間遠心して上
清を除き、沈澱に水冷した80%エタノール1dを加え
て再遠心する。上清を除いて減圧乾燥し、TE−緩衝液
50μ2を加えて沈澱を熔解し、−20°Cで保存する
合成オリゴヌクレオチドのA (1) バチラス・チュリンゲンシス・アイザワイIPL7株の
130KDa殺虫蛋白の619番目のアルギニン残基を
グルタミン残基に改変するためオリゴヌクレオチドを合
成した0合成したオリゴヌクレオチドの配列は、以下の
j】っである。
5 °−CCT丁TTGTGCTTGTTCTAAAT
CAT  3(下線は改変部位を示す) アプライド、バイオシステム社のDNA合成合成デモデ
ル3日0AいてDNAオリゴマーを合成した後、DNA
補集バイアルに27%水酸化アンモニウムを1−加え、
55℃で5時間加熱し、+4縮器にかけ乾固させた。乾
固後100μlの0.01Mトリエチルアミン−酢酸(
TEAA)(p H7,2)に溶解し、逆相HPLCカ
ラムC1Bにかけ、アセトニトリル−0,1M  TE
AA (pH7,2)の溶媒系で溶出を行った。260
nmの吸収ピーク画分を分取し、乾固後100μ2のア
セトニトリルで調製した80%酢酸を加え、15分間放
置した。15分経過後、淡オレンジ色を呈したら乾固し
、O,OLM  TEAA (pH7,2)100μ尼
を加えさらに酢酸エチルを100μ!加え混合した。酢
酸エチル相をすて、ジエチルエーテル100μFを加え
、同様の操作を2回行い、乾固した。0.OIM  T
EAA(PH7゜2)で溶解し、再びHPLCにより2
60nm吸収ピーク画分を分取し、乾固後、10mM)
リス塩酸(pH7,5)、1mM  EDTA (TE
)溶液に溶解した0次にオリゴヌクレオチドの5″末端
のりん酸化を行った。約500pmolの合成オリゴヌ
クレオチド10μ2に T4ポリヌクレオチドカイネー
ス(宝酒造)1μ!(10ユニツト相当)、1mM  
ATP  1.5μffi0.1Mジチオスレイトール
5μlおよび蒸留水32.5μlを加え、全容50μ2
のカイネース反応液(50mM)リス−塩酸(pH7,
6)。
10mM  MgC1g )中で37°C1特間反応し
た。反応後、65°Cで10分間熱処理し、りん酸化オ
リゴヌクレオチドを調製した。
合成オリゴヌクレオチドの合成(2) バチラス・チュリンゲンシス・アイザワイIPL7株の
130KDa殺虫蛋白の619番目のアルギニン残基お
よび622番目のりジン残基を各々グルタミン残基に改
変するためオリゴヌクレオチドa45−に+を合成した
。合成したオリゴヌクレオチドの配列は、以下の通りで
ある。
5−CTCATTCACCGCCTTGTTGTGCT
TGTTCTAAATCATATT−3’(下線は改変
部位を示す) 次いで、バチラス・チュリンゲンシス・アイザワイIP
LT株の130KDa殺虫蛋白の637番目のりジン残
基をグルタミン残基に改変するためオリゴヌクレオチド
に−2を合成した。合成したオリゴヌクレオチドの配列
は、以下の通りであ5“−TCACATCTGTTTG
TAACCCGATTTG−3”(下線は改変部位を示
す) 以下、上記と同様の方法でアンモニア処理、)IPLC
カラムクロマトグラフィー、カイネース反応を行い、リ
ン酸化オリゴヌクレオチドa45−klおよびリン酸化
オリゴヌクレオチドに−2を得た。
変異体ファージの調製 先に調製したウラシル含有5K2U2フアージ1本鎮D
NA約1μgに対し、前述の査底主ユJヌクレオチドの
合 (1)で合成したりん酸化オリゴヌクレオチド、及
び合成オリゴヌクレオチドの合成(2)で合成した2種
のりん酸化オリゴヌクレオチドを各々10pmo+相当
加え、全容14μ歪のアニーリング反応液(10mMl
−リス−塩酸(pH7,5)、8mM  MgC1,1
00mM  NaCl)中で65°C5分間インキュベ
ート後、150dの65°C湯浴中で室温まで放置した
。つぎにこの反応液に1μlの10mM  dNTP、
2ulの10mM  ATP、2plの100mM  
DTT、0.2ulのクレノー断片(宝酒造、バイオラ
ボ社)および1μrのT4DNAリガーゼ(宝酒造)を
加え、37°Cで2時間インキュベートした。この反応
混液に250μlの大腸[JM109コンビ−テントセ
ル(宝酒造)を加え、水中に40分間装いたのち、42
°Cで2分間熱処理した。常法に従い、大腸菌JM10
9株を指示菌としてソフトアガーを用いて、YTプレー
トに広げた。37°Cで1晩インキユベートし、プラー
クを得た。
便宜上、合 オリゴヌクレオチドの合成(1)で合成し
たりん酸化オリゴヌクレオチドを加えたファージにより
生じたプラークをプラーク(1)、合成オリゴヌクレオ
チドの合成(2)で合成したりん酸化オリゴヌクレオチ
ドを加えたファージにより生じたプラークをプラーク(
2)と名付けた。
・  ファージの確認 YT培地100磁に対し、l−の大腸菌JMI 09株
の終夜培養液を加え、1. 5mQづつ培養管にとる。
プラーク(2)をツマヨウジを使って培養管に移し、3
7°Cで5時間インキュベートする。
培養後、菌液を12.00Or p m、10分間遠心
し、その上澄みを分取する。20%ポリエチレングリコ
ール6000.2.5M NaClを135μffi加
え、混合後、室温に15分間放置する。 12+00O
r p m、 5分間遠心後、沈澱画分を得る。 TE
緩衝液100μ2に溶解後、50μlのTE飽和フェノ
ールによるフェノール抽出を行い、さらに12.00O
r p m、5分間遠心し、上澄みを分取した。lOμ
!の3M Na0Acおよび250Ilfのエタノール
を加え、混合し、−80°Cで20分間エタノール沈澱
を行う。遠心により沈澱を集めた後、冷エタノールで洗
浄し、再度遠心にり沈澱を得、ドライ・アップ後、30
μlのTE緩衝液に溶解した。得られた1本鎖ファージ
DNAを用いて、ダイデオキシ法(Messing、 
J、 (1983)Methods in Enzym
ology s 101 、pp20−78)により、
塩基配列の決定を行い、上記の変異が導入されているこ
とを確認した。
組換え体プラスミド TA45の 築 2XYT培地100dに対し、大腸菌JMIO9株の前
培養液を1m加え、その1,5成を滅菌チューブにとり
、先に生じたプラーク(1)をツマヨウジで上記チュー
ブに移し、37°Cで5時間培養した。前述の方法と同
様に遠心上清をファージ液として回収した。次に2XY
T培地100dに対し大腸菌JM109株の前培養液を
1成加え、その5.0mlに対し、ファージ液を200
μl加え、37°Cで一夜培養を行った。10,000
rpm、5分間の遠心により集菌し、Birnb。
imらの方法(Nucleic  Ac1ds  Re
57,1513−23.1979)に従い2本鎖の複製
型11FDNAを調製した。
得られた変異体ファージのRFDNAの約3μgに対し
、3ユニツトの制限酵素5aclおよび3ユニ、トの制
限酵素Kpnlを加え、20μ2のLow反応液(10
mM)リス−塩酸(PH7,5)、10mM  MgC
Iz、1mMジチオスレイトール〕中で37°C1時間
反応後、反応液を0.1gg/−の臭化エチジウムを含
む0.8%の低融点アガロースゲルに供し、アガロース
電気泳動を行った。  先に示した方法により0.8k
bのS a c I −KL上且 D N A断片に相
当するゲル部分を切り出し、フェノール抽出およびエタ
ノール沈澱操作によりDNAを回収し、1OuQの茎留
水に懸濁した。
つぎに、発現プラスミドpTB](特廓昭621817
84)のプラスミドDNAを組換え体大腸菌JM103
/pTB1からBirnboimとDolyの方法(N
ucleic  Ac1dsRes  7,1513 
23.1979)により調型し、その約3μgに対し、
5ユニントの制限酵素5aclおよび5ユニツトの制限
酵素起上」」を加え、30μ2のLow反応液(前述)
中で37 ”C1時間反応後、上記と同様に低融点アガ
ロースの電気泳動にかけ旦土且1−に1且lの大きい方
のDNA断片を単離し、フェノール抽出、エタノール沈
澱を行い、DNAを回収し、20μfの蒸留水に懸濁し
た。
このようにして得た約1μgのpTBLの5acl−に
ヱ」」断片と先に8周製した約lμgの0,8KbSa
cl−基エエI断片を混合し、全容10μ2とし、DN
Aライゲーションキット(宝酒造)A液40μ!および
B液5μ!を加えて混合し、16°Cで1時間反応した
次に、Cohenらの方法(Proc、Na t I。
Acad、Sc i、USA、69 (+972)21
10−2114)に従い大腸菌JM103株のコンビ−
テントセルを調製した。調製したJMI03株のコンビ
−テントセル100μlに対して、先のライゲーション
反応液を5μl加えて、常法に従い形質転換を行った。
得られたアンピシリン耐性コロニーを変異体TA45と
命名し、セル内に保持されたプラスミドをPTA45と
命名した。
組 え プラスミド ADC3の プラーク(1)の代りにプラーク(2)を用いた以外は
上記と同様の方法に従い、大腸菌JMIO3株の形質転
換を行った。得られたアンピシリン耐性コロニーを変異
体ADC3と命名し、セル内に保持されたプラスミドを
pADC3と命名した。
大腸菌での改変殺虫蛋白の 得られた大腸菌組換え体JM103/pTA45及びJ
M103/pADC3が生産するバチラス・チュリンゲ
ンシス・アイザワイIPL株の改変殺虫蛋白の同定及び
分析を以下の如く行った。大腸菌JMI 03/PTA
45株及びJM103/PADC3株を各々最終濃度5
0μg/ydlのアンピシリンを含むしプロス液体培地
〔11lの蒸留水に対し10gのトリプトン(デイフコ
社)、5gのイーストエキストラクト(デイフコ社)、
5gのNaCl、Igのグルコースを含む、PH7゜5
の培地〕中で37゛Cで15時間培養する。
0.3dの培養液を分取し、遠心操作(10,Ooor
pm、2分間)により集菌し、100μ乏のサンプル緩
衝液(62,5mMトリス−塩酸。
2%(W/W)  ドデシル硫酸ナトリウム、5%(v
/v)2−メルカプトエタノール、10%(V/V)グ
リセロール、0.01%(W/V)ブロムフェノールブ
ルー)に懸濁後、100℃で5分間熱処理した。10.
000rpmで5分間遠心し上澄を分取した後、その2
0μlをLaemmliの方法(NaLure  22
7,680−685.1970)に従って5DS−ポリ
アクリルアミドゲル電気泳動にかけた。泳動後、ゲルを
クマジーブリリアントブルーで染色し、脱気乾燥してろ
紙に固定した。その結果、発現プラスミドpTA45を
含む大腸菌では、分子1130KDaの改変殺虫蛋白バ
ンドが検出された。ゲル上の蛋白バンドをデンシトメー
ターで測定したところ、大腸菌JM103/pTA45
株は全菌体蛋白あたり約30%の改変殺虫蛋白を生産し
ていた。
又、大腸菌JM103/pADC3株は全菌体蛋白あた
り約35%の改変殺虫蛋白を生産していた。
従って、大腸菌組換え体JMI O3/pTA45及び
JMI 03/pADC3株は、バチラス・チェリンゲ
ンシス・アイザワイIPL株の改変殺虫蛋白を効率よく
生産していることが明らかとなった。
大腸菌で生産された改変殺虫蛋白の調製法大腸閉組換え
体JMI O3/pTA45株及びJM103/pAD
C3株をLブロス液体培地中で一夜培養した後、その0
.1mlを10a+fiのLプロス培地に移し、37°
Cで20時間培養した。培養液5dを分取し、6.00
Orpm、5分間遠心して、菌を集め、−80“Cで凍
結させた後、室温で融解させた。この操作を2回くり返
した後、2dのTE緩衝液に懸濁し、30秒づつ5回の
超音波処理を行った。つぎに、この粗抽出液を7゜00
0rpmで5分間遠心し沈澱を集めた5lil製した沈
澱画分を5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動で分
析したところ、含まれる全蛋白の少なくとも90%が殺
虫蛋白であった。従って、上記調製法を用いることによ
り、容易にかつ効率よく殺虫蛋白を調製できることが明
らかとなった。
なお、この調製法は、大量の培養液についても有効であ
ることを確認している。
腸閉で生産された     白の 前述の方法により、大腸菌組換え体JM103/pTA
45株及びJMl 03/pADC3株から改変BT殺
虫蛋白を調製した。10gの鱗翅目幼虫用の人工飼料を
準備し、これに各濃度に調製した殺虫蛋白液を0.5m
l加えた。よく混合後、円板プレートに均一に広げたの
ち、ハスモンヨトウ(S ado tera Litu
ta)の3令幼虫を10頭、放飼した。25°Cに放置
後、3日後の死亡虫数を測定した。対照としては、野性
型として、大腸菌組換え体JM103/PTBI (特
開昭62−181784)から調製した130KDa殺
虫蛋白液、ネガティフ、コントロールとしては蒸留水を
用いた。その結果、TA45改変蛋白について、6゜O
μg1mlの蛋白濃度では、TA45改変蛋白は33.
3%の死生率を示したのに対し、野性型は13.3%の
死生率であった。同様に、400μg / mlおよび
1,000μg/rtrlの蛋白濃度でも、それぞれ、
死生率が各々16.7%対10.0%および50%0%
対40TA45改変殺虫蛋白は有意に野性型殺虫蛋白よ
り高い殺虫活性を示した。
また、両殺虫蛋白のLD50値の比をとると、1゜43
倍となり、改変蛋白の活性が高いことが示された。
又1,6. D C3改変蛋白について、20011g
/Inl1の蛋白濃度では、ADC3改変蛋白は40.
0%の死生率を示したのに対し、野性型は13.3%の
死生率であった。同様に、400μg/mL600ug
/mlおよび800ug/ml!の蛋白濃度で2も、そ
れぞれ、死生率が各々60.0%対40゜0%、93.
3%対63.3%および96.7%対76.7%とAD
C3改変殺虫蛋白は有意に野性型殺虫蛋白より高い殺虫
活性を示した。また、両殺虫蛋白のLD50値の比をと
ると、2.47倍となり、改変蛋白の活性が高いことが
示された。
【図面の簡単な説明】
第1図は改変殺虫蛋白の発現プラスミドの創製を示す。 第2図は改変殺虫蛋白TA45をコードする遺伝子の塩
基配列および塩基配列から推定されるアミノ酸配列を示
している。塩基配列中、塩基番号1番目から3465番
目までの領域が殺虫蛋白遺伝子の構造遺伝子をコードす
る領域である。アミノ酸配列中、619番目のArg残
基が、Gin残基に変換している。 第3図は改変殺虫蛋白ADC3をコードする遺伝子の塩
基配列および塩基配列から推定されるアミノ酸配列を示
している。塩基配列中、塩基番号1番目から3465番
目までの領域が殺虫蛋白遺伝子の構造遺伝子をコードす
る領域である。アミノ酸配列中、619番目のArg残
基、622番目のLys残基、637番目のLys残基
が、各々Gin残基に変換している。 第4図は、大腸菌組換え体JMI O3/PTA45で
生産された改変殺虫蛋白の5DS−ポリアクリルアミド
ゲル電気泳動パターンのデンシトメータースキャンを示
している。 第5図は、大腸菌組換え体JM103/pADC3で生
産された改変殺虫蛋白の5DS−ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動パターンのデンシトメータースキャンを示し
ている。 完 第1図(その2) Sac + pnl 第5図 第4 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)バチラス・チュリンゲンシス・アイザワイIPL
    株の殺虫蛋白のアミノ酸配列において、腸管プロテアー
    ゼが認識し作用するアミノ酸残基のうち少なくとも1つ
    のアミノ酸残基を、天然のバチラス・チュリンゲンシス
    ・アイザワイIPL株の殺虫蛋白に存在する、該アミノ
    酸残基以外のアミノ酸残基に改変した殺虫活性を有する
    改変殺虫蛋白の遺伝子(2)バチラス・チュリンゲンシ
    ス・アイザワイIPL株の殺虫蛋白のアミノ酸配列にお
    いて、アルギニン残基およびリジン残基のうち少なくと
    も1つのアミノ酸残基を、アルギニン残基およびリジン
    残基以外の天然のバチラス・チュリンゲンシス・アイザ
    ワイIPL株の殺虫蛋白に存在するアミノ酸残基に改変
    した殺虫活性を有する請求項1記載の改変殺虫蛋白の遺
    伝子 (3)バチラス・チュリンゲンシス・アイザワイIPL
    No.7株の130KDa殺虫蛋白のアミノ酸配列にお
    いて、第619番目のアミノ酸残基、第622番目のア
    ミノ酸残基及び第637番目のアミノ酸残基のうち少な
    くとも1つのアミノ酸残基を、アルギニン残基およびリ
    ジン残基以外の天然のバチラス・チュリンゲンシス・ア
    イザワイIPL株の殺虫蛋白に存在するアミノ酸残基に
    改変した殺虫活性を有する請求項2記載の改変殺虫蛋白
    の遺伝子 (4)第2図に記載のアミノ酸配列或いは第3図に記載
    のアミノ酸配列で特定される請求項3記載の遺伝子 (5)第2図に記載の塩基配列或いは第3図に記載の塩
    基配列で特定される請求項3記載の遺伝子(6)請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記載の
    改変殺虫蛋白遺伝子を含みこれを微生物菌体内で発現さ
    せる発現プラスミド(7)発現プラスミドpTA45 (8)発現プラスミドpADC3 (9)請求項6、請求項7又は請求項8記載の発現プラ
    スミドにより形質転換され、改変殺虫蛋白を生産する微
    生物 (10)請求項9記載の微生物を培養し、該微生物の産
    生する改変殺虫蛋白を回収することを特徴とする改変殺
    虫蛋白の製造方法 (11)バチラス・チュリンゲンシス・アイザワイIP
    L株の殺虫蛋白のアミノ酸配列において、腸管プロテア
    ーゼが認識し作用するアミノ酸残基のうち少なくとも1
    つのアミノ酸残基を、天然のバチラス・チュリンゲンシ
    ス・アイザワイIPL株の殺虫蛋白に存在する、該アミ
    ノ酸残基以外のアミノ酸残基に改変した殺虫活性を有す
    る改変殺虫蛋白 (12)バチラス・チュリンゲンシス・アイザワイIP
    L株の殺虫蛋白のアミノ酸配列において、アルギニン残
    基およびリジン残基のうち少なくとも1つのアミノ酸残
    基を、アルギニン残基およびリジン残基以外の天然のバ
    チラス・チュリンゲンシス・アイザワイIPL株の殺虫
    蛋白に存在するアミノ酸残基に改変した殺虫活性を有す
    る請求項11記載の改変殺虫蛋白 (13)バチラス・チュリンゲンシス・アイザワイIP
    LNo.7株の130KDa殺虫蛋白のアミノ酸配列に
    おいて、第619番目のアミノ酸残基、第622番目の
    アミノ酸残基及び第637番目のアミノ酸残基のうち少
    なくとも1つのアミノ酸残基をアルギニン残基およびリ
    ジン残基以外の天然のバチラス・チュリンゲンシス・ア
    イザワイIPL株の殺虫蛋白に存在するアミノ酸残基に
    改変した殺虫活性を有する請求項12記載の改変殺虫蛋
    白 (14)第2図に記載のアミノ酸配列或いは第3図に記
    載のアミノ酸配列で特定される請求項13記載の改変殺
    虫蛋白
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