JPH02235614A - 局部薄肉品成形用金型 - Google Patents

局部薄肉品成形用金型

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Publication number
JPH02235614A
JPH02235614A JP5752189A JP5752189A JPH02235614A JP H02235614 A JPH02235614 A JP H02235614A JP 5752189 A JP5752189 A JP 5752189A JP 5752189 A JP5752189 A JP 5752189A JP H02235614 A JPH02235614 A JP H02235614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
thin
molten resin
thin part
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP5752189A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Furukawa
雅晴 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP5752189A priority Critical patent/JPH02235614A/ja
Publication of JPH02235614A publication Critical patent/JPH02235614A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】. この発明は、局部的に薄肉部を有する成形品を射出成形
するだめの成形用金型に関する。
【従来の技術】
従来、樹脂の射出成形には射出成形金型が用いられ、こ
の金型はめす型(キャビティ)とおす型(コア)とから
なり、前記キャビティに溶融した樹脂を充填して固化さ
せ成形している。 最近では、熱可塑性プラスチックに20〜30%(重量
比)のガラス繊維を混ぜたものが繊維強化プラスチック
として広く使用され、ケース等に用いられる。しかし繊
維強化プラスチックは、流動性が非強化樹脂にくらべて
低く、このため射出成形のとき、シリンダ温度,金型温
度,射出圧力などを高める必要があった. 一般に、プラスチック材料が溶融状態でゲートのような
狭い場所を高速度で通過する際、樹脂の分子が引き延ば
されて一定方向に配列する性質がある.また、プラスチ
ック材料中にガラス繊維などの繊維質が充填されている
場合には、この繊維物質が材料の流れの方向に平行に並
ぶ傾向を示し、このようにプラスチック材料が流動する
際におこる樹脂の分子配向や充填材の配向は材料流動配
向(オリエンテーション)と総称される。 この流動配向は、材料が金型キャビティ内を流れる際、
金型の構造(製品の形状)やゲートのつけ方などによっ
て、いろいろ異なった状態を示し、これに伴なって成形
品のそり、ねじれなどの変形または亀裂発生の原因とな
っていた。 第4図は、従来例による局部薄肉成形用金型の断面図で
ある。第4図は下型板4の隣にキャビティプレート8が
あり、このキャビティプレート8には成形すべきキャビ
ティ5が穿たれていて、薄肉成形用コア2により前記キ
ャビティ5に薄肉部1を形成する。溶融樹脂は上型板9
を貫通するスブールプッシュ7から前記キャビティ5に
射出され成形される。前記樹脂が固化した後、上型板9
を取り外しエジェクタピン10を射出成形機の押出機構
により突き出し、前記キャビティ5から成形品を取り出
す。なお、第4図の例は成形品を同時に2個作るための
2個取り用の金型である。
【発明が解決しようとする課題】
前記繊維強化プラスチックは非強化樹脂にくらべて流動
性が低く、従来の成形用金型では薄肉部の厚さが0.5
mm程度以下になると、金型温度や溶融樹脂の温度を高
くしたり、射出圧力を高《しても薄肉部に樹脂が回らな
くなり成形できないという問題があった。また、従来の
成形用金型では材料の流動配向により成形品の変形また
は亀裂発生の心配があった。 この発明は、薄肉部の厚さによって金型温度や射出圧力
などの成形条件を変えることなく、また溶融樹脂の流動
性が低くとも薄肉部の成形が容易な局部薄肉品を射出成
形するための成形用金型を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的は、局部的に薄肉部を有する成形品を射出成形
する成形用金型において、キャビティと、該キャビティ
に対向して配置された薄肉形成用コアと、該薄肉形成用
コアに固定されかつ該薄肉形成用コアを駆動する駆動手
段と、該駆動手段が取り付けられた下型板とを備え、溶
融樹脂を前記キャビティに射出中は前記薄肉形成用コア
を前記キャビティ外に位置させ、前記溶融樹脂を前記キ
ャビティにほぼ充填したとき、前記薄肉形成用コアを前
記キャビティ内の所定の位置まで前記駆動手段により突
き出して前記薄肉部を形成するようにした局部薄肉品成
形用金型によって達成される。
【作 用】
下型板に取り付けられた駆動手段により、薄肉形成用コ
アは、キャビティ内外に移動可能となる。 よって溶融樹脂の射出中は前記薄肉形成用コアを前記キ
ャビティ外に位置させ、溶融樹脂をキャビティにほぼ充
填したとき、前記薄肉形成用コアを前記キャビティ内の
所定の位置まで突き出すようにしたので、樹脂の流動性
が低くとも所定の厚さに薄肉部を形成できる。
【実施例】
以下図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。第1
図はこの発明の実施例による局部薄肉品成形用金型の断
面図、第2図および第3図は第1図の局部薄肉成形用金
型の要部断面図で、第2図は溶融樹脂をキ+ビティに充
填中の状態を示す図、第3図は薄肉部を形成した状態を
示す図である。 第1図.第2図および第3図において第4図と同じ部位
は同じ番号を付してある。 下型板4の隣にキャビティプレート8があり、このキャ
ビティプレート8には成形すべきキャビティ5が穿たれ
ていて、溶融樹脂6は上型板9を貫通するスプールプッ
シュ7から射出する。 薄肉形成用コア2は下型板4内の駆動手段であるエアシ
リンダ3に固定されている。また、薄肉形成用コア2は
キャビティ5の面と同一′の面になるように設置されて
いる。なお、この発明の実施例に示した金型は、成形品
を2個同時に作るための2個取り用である。このような
構造において、射出成形を行うと、射出成形機側から射
出された溶融樹脂6はスプールプッシュ7を通してキャ
ビティ5内に流れ、第2図に示すように前記キャビティ
5内に溶融樹脂6が充填される。前記溶融樹脂6の充填
が完了すると、第3図に示すようにエアシリンダ3にエ
アを供給し、前記エアシリンダ3に固定されている薄肉
形成用コア2を前記キャビティ5内に突き出し、前記薄
肉形成用コア2のフランジ部分がキャビティプレート8
に当たって止まる。このときの前記薄肉形成用コア2の
突き出しによって得られる対面の上型板9との間隔が所
定の薄肉部1の厚さとなるように設計している.この状
態で前記溶融樹脂が固化するまで保持し、固化した後、
金型を開きエジエクタビン10を射出成形機の押し出し
機構によって突き出し、成形品を取り出す。次に前記エ
アシリンダ3を元の状態に戻すためにエアの供給を止め
る。以上の工程を繰り返すことにより、局部的に所定の
厚さの薄肉部1を有する成形品を連続的に製作すること
ができる.なおこの実施例においては駆動手段としてエ
アシリンダを用いたが、エアシリンダ以外でも、油圧シ
リンダや、モータを用いた機械的な手段など、直線駆動
機能を有するものであれば駆動手段として利用できるこ
とは明らかである.
【発明の効果】
下型板に取り付けられた駆動手段により薄肉形成用コア
をキャビティ内外に移動可能とし、溶融樹脂の射出中は
前記薄肉形成用コアを前記キャビティ外に位置させ、前
記溶融樹脂を前記キャビティにほぼ充填したとき、前記
薄肉形成用コアを前記キャビティ中に所定の位置まで突
き出して薄肉部を形成するようにしたので、薄肉部の厚
さによって金型および溶融樹脂の温度、または前記溶融
樹脂の射出圧力を変える必要がなく、同一の成形条件で
所定の厚さの薄肉部を成形できる。 また、繊維強化プラスチックのように溶融樹脂の流動性
が低くとも薄肉部を成形でき、しかも材料の流動配向の
影響を生じないので、成形品の品質を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例による局部薄肉品成形用金型
の断面図、第2図は第1図において溶融樹脂をキャビテ
ィに射出中の状態を示す要部断面図、第3図は第1図に
おいて薄肉部を形成した状態を示す要部断面図、第4図
は従来の局部薄肉成形用金型の断面図である。 1:薄肉部、2:薄肉形成用コア、3:エアシリング、
4:下型板、5:キャビティ、6:溶融樹脂、7:スブ
ールプッシュ、9:上型板。 第1図 に

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)局部的に薄肉部を有する成形品を射出成形する成形
    用金型において、キャビティと、該キャビティに対向し
    て配置された薄肉形成用コアと、該薄肉形成用コアに固
    定されかつ該薄肉形成用コアを駆動する駆動手段と、該
    駆動手段が取り付けられた下型板とを備え、溶融樹脂を
    前記キャビティに射出中は前記薄肉形成用コアを前記キ
    ャビティ外に位置させ、前記溶融樹脂を前記キャビティ
    にほぼ充填したとき、前記薄肉形成用コアを前記キャビ
    ティ内の所定の位置まで前記駆動手段により突き出して
    前記薄肉部を形成するようにしたことを特徴とする局部
    薄肉品成形用金型。
JP5752189A 1989-03-09 1989-03-09 局部薄肉品成形用金型 Pending JPH02235614A (ja)

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JP5752189A JPH02235614A (ja) 1989-03-09 1989-03-09 局部薄肉品成形用金型

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JP5752189A Pending JPH02235614A (ja) 1989-03-09 1989-03-09 局部薄肉品成形用金型

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