JPH02235362A - ハーメチックシールカバー - Google Patents
ハーメチックシールカバーInfo
- Publication number
- JPH02235362A JPH02235362A JP5488989A JP5488989A JPH02235362A JP H02235362 A JPH02235362 A JP H02235362A JP 5488989 A JP5488989 A JP 5488989A JP 5488989 A JP5488989 A JP 5488989A JP H02235362 A JPH02235362 A JP H02235362A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gold
- cover
- hermetic seal
- coated
- nickel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 23
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 18
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 18
- 229910001020 Au alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 16
- 239000003353 gold alloy Substances 0.000 claims abstract description 16
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 15
- 239000010931 gold Substances 0.000 claims abstract description 15
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 claims abstract description 14
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000005219 brazing Methods 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 8
- 238000007747 plating Methods 0.000 abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 2
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 abstract description 2
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 abstract description 2
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 abstract 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 8
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 5
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 229910015363 Au—Sn Inorganic materials 0.000 description 2
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 229910000833 kovar Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 229910001128 Sn alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は低コスト高信顧性のハーメチックシール力バー
の構造に関するものである. 〔従来の技術〕 半導体素子をセラミックパッケージ型の装置に組立てる
際、該パンケージの基板上部開口部の周縁に設けたメタ
ライズ層にろう材製のシールリングを載せ、更にろう材
の上に金属製カバーを載せてパッケージ全体を加熱炉に
入れ、カバーとセラミック基板とを気密にシールしてい
る。上記のように従来はシールリングとカバーは別々に
供給されるのが通常であったが、シールリングが極めて
薄く、軽量のため重ね合せる作業が困難で、近年ではシ
ールリングを予め金属製カバーに仮付けしてシール作業
に供されるようになっている。このようなシールに供さ
れるカバーをハーメチックシール力バーと称し、これに
は前者のようにシールリングは別に供されるもの及び後
者のようにシールリングが予め取付られているものの2
通りがある。
の構造に関するものである. 〔従来の技術〕 半導体素子をセラミックパッケージ型の装置に組立てる
際、該パンケージの基板上部開口部の周縁に設けたメタ
ライズ層にろう材製のシールリングを載せ、更にろう材
の上に金属製カバーを載せてパッケージ全体を加熱炉に
入れ、カバーとセラミック基板とを気密にシールしてい
る。上記のように従来はシールリングとカバーは別々に
供給されるのが通常であったが、シールリングが極めて
薄く、軽量のため重ね合せる作業が困難で、近年ではシ
ールリングを予め金属製カバーに仮付けしてシール作業
に供されるようになっている。このようなシールに供さ
れるカバーをハーメチックシール力バーと称し、これに
は前者のようにシールリングは別に供されるもの及び後
者のようにシールリングが予め取付られているものの2
通りがある。
第3図は後者の、シールリングが予め取付けられている
ハーメチックシールカバーの断面を示しており、コバー
ル又は427ロイからなる金属製カバー1の全面に下地
ニッケルメッキ層2と、更にその上に金メッキN3を有
し、下面には錫を20重量%含有するAu − Sn合
金ろう材製シールリング4が周縁部の全周に亘って圧着
されて取付けられている. 〔発明が解決しようとする課題〕 ところが最近に至り、半導体装置のパフケージングに低
コスト化の要求が強くなり、このため第4図に示すよう
に最外層に金メッキ層を設けない、即ちカバー1にメッ
キ層2を形成しただけでAu−Snシールリング4を取
付けたハーメチックシールカバーが試みられている。し
かしこれらの試みからNiメッキだけでは^u−Snろ
う材との濡れ性が劣り、第5図に示すように特に表面が
粗な側面に殆んど熔融したろう材5が付着しないことが
判明してきた。このようなろう材5の濡れ性不良はハー
メチックシールの完全性を疑わしめ、外観的にも許容し
得ない。
ハーメチックシールカバーの断面を示しており、コバー
ル又は427ロイからなる金属製カバー1の全面に下地
ニッケルメッキ層2と、更にその上に金メッキN3を有
し、下面には錫を20重量%含有するAu − Sn合
金ろう材製シールリング4が周縁部の全周に亘って圧着
されて取付けられている. 〔発明が解決しようとする課題〕 ところが最近に至り、半導体装置のパフケージングに低
コスト化の要求が強くなり、このため第4図に示すよう
に最外層に金メッキ層を設けない、即ちカバー1にメッ
キ層2を形成しただけでAu−Snシールリング4を取
付けたハーメチックシールカバーが試みられている。し
かしこれらの試みからNiメッキだけでは^u−Snろ
う材との濡れ性が劣り、第5図に示すように特に表面が
粗な側面に殆んど熔融したろう材5が付着しないことが
判明してきた。このようなろう材5の濡れ性不良はハー
メチックシールの完全性を疑わしめ、外観的にも許容し
得ない。
本発明の目的はカバー側面のろう材濡れ性を改善するこ
とにある. 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため本発明のシール力バーの第1は
、全面にニソケル被覆を施されたハーメチックシール用
金属製カバーの周縁側面に全周に亘って金又は金合金の
被膜が設けられている点に特徴がある。又第2の発明は
、全面にニッケル被膜を施されたハーメチックシール用
金属製カバ了の周縁側面に全周に亘って金又は金合金の
被膜が設けられ、該カバーの一方の主面の該周縁部に金
合金ろう材からなるシールリングが全周に亘って圧着さ
れている点に特徴がある。
とにある. 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため本発明のシール力バーの第1は
、全面にニソケル被覆を施されたハーメチックシール用
金属製カバーの周縁側面に全周に亘って金又は金合金の
被膜が設けられている点に特徴がある。又第2の発明は
、全面にニッケル被膜を施されたハーメチックシール用
金属製カバ了の周縁側面に全周に亘って金又は金合金の
被膜が設けられ、該カバーの一方の主面の該周縁部に金
合金ろう材からなるシールリングが全周に亘って圧着さ
れている点に特徴がある。
第1図は上記第2の発明のハーメチックシールカバーを
断面図で示してあり、カバーの側面に金又は金合金の層
5が設けられている。第1の発明とはシールリング4の
有無で異なるのみである。
断面図で示してあり、カバーの側面に金又は金合金の層
5が設けられている。第1の発明とはシールリング4の
有無で異なるのみである。
上記のようにカバー側面に金又は金合金層6を施すと第
2図に示すように側面まで溶融したろう材7がはい上る
。このような接合形状が最も望ましい。側面へ施す層は
シールリング4と同一組成の金合金が望ましいが純金で
も差支えなく、また接合に用いるシールリング4と良好
な濡れ性を有し、シールリング4の加熱溶融時に該ろう
材中に拡散・固溶して有害な化合物を形成しないもので
あれば何れの金合金でも使用できる。
2図に示すように側面まで溶融したろう材7がはい上る
。このような接合形状が最も望ましい。側面へ施す層は
シールリング4と同一組成の金合金が望ましいが純金で
も差支えなく、また接合に用いるシールリング4と良好
な濡れ性を有し、シールリング4の加熱溶融時に該ろう
材中に拡散・固溶して有害な化合物を形成しないもので
あれば何れの金合金でも使用できる。
上記側面へ施す金又は金合金の層6の形成は、全面にニ
ッケル被覆したカバーを多数枚重ね合せ、メッキ法、蒸
着法、スパッタリング法等で行うことができる。層6の
厚さは1μ程度で充分である。
ッケル被覆したカバーを多数枚重ね合せ、メッキ法、蒸
着法、スパッタリング法等で行うことができる。層6の
厚さは1μ程度で充分である。
13m角、厚さ0.25mのコバール板の全面に厚さ3
μのニッケルメッキを施し、次いで側面に厚さ1μの金
メッキを施した。これに更に錫20重量%含有Au −
Sn合金ろう材製シールリング.を熱圧着法で接合し
てハーメチックシールカバーとし、セラミックパッケー
ジのシールに供した.シール作業はピーク温度340℃
、ピーク時間5分間の温度プロファイルを有するベルト
炉で行われた。
μのニッケルメッキを施し、次いで側面に厚さ1μの金
メッキを施した。これに更に錫20重量%含有Au −
Sn合金ろう材製シールリング.を熱圧着法で接合し
てハーメチックシールカバーとし、セラミックパッケー
ジのシールに供した.シール作業はピーク温度340℃
、ピーク時間5分間の温度プロファイルを有するベルト
炉で行われた。
ろう材は側面まで付着し、良好な外観を呈した。
本発明により、幾分高価にはなるがニッケル被覆シール
力バーの低コスト性を維持しつつ従前通りのシールがで
きる見通しを得ることができた。
力バーの低コスト性を維持しつつ従前通りのシールがで
きる見通しを得ることができた。
第1図は本発明のハーメチックシールカバーの断面図、
第2図はこのカバーにより接合した場合のシール部の状
態を示す図、第3図は従来の構造のシール力バー断面図
、第4図は表面がニッケルのみで覆われたシール力バー
の断面図、第5図は第4図のシール力バーにより接合し
た場合のシール部の状態を示す図で・ある。 1・・・金属製カバー 2・・・ニッケル被覆層、4・
・・シールリング、6・・・金又は金合金層。 特許出願人 住友金属鉱山株式会社 第 図 第 図 第3図 第 図 第5 図
第2図はこのカバーにより接合した場合のシール部の状
態を示す図、第3図は従来の構造のシール力バー断面図
、第4図は表面がニッケルのみで覆われたシール力バー
の断面図、第5図は第4図のシール力バーにより接合し
た場合のシール部の状態を示す図で・ある。 1・・・金属製カバー 2・・・ニッケル被覆層、4・
・・シールリング、6・・・金又は金合金層。 特許出願人 住友金属鉱山株式会社 第 図 第 図 第3図 第 図 第5 図
Claims (2)
- (1)全面にニッケル被覆を施されたハーメチックシー
ル用金属製カバーの周縁側面に全周に亘って金又は金合
金の被膜が設けられていることを特徴とするハーメチッ
クシールカバー。 - (2)全面にニッケル被覆を施されたハーメチックシー
ル用金属製カバーの周縁側面に全周に亘って金又は金合
金の被膜が設けられ、該カバーの一方の主面の該周縁部
に金合金ろう材からなるシールリングが全周に亘って圧
着されていることを特徴とするハーメチックシールカバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5488989A JPH02235362A (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | ハーメチックシールカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5488989A JPH02235362A (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | ハーメチックシールカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02235362A true JPH02235362A (ja) | 1990-09-18 |
Family
ID=12983158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5488989A Pending JPH02235362A (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | ハーメチックシールカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02235362A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103107141A (zh) * | 2013-02-16 | 2013-05-15 | 马国荣 | 局部镀金的盖板结构 |
-
1989
- 1989-03-09 JP JP5488989A patent/JPH02235362A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103107141A (zh) * | 2013-02-16 | 2013-05-15 | 马国荣 | 局部镀金的盖板结构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4383882B2 (ja) | 素子の気密カプセル化方法 | |
US4572924A (en) | Electronic enclosures having metal parts | |
US20040237299A1 (en) | Method for hermetically encapsulating a component | |
JP2006203149A (ja) | 電子部品及びその製造方法 | |
JPH0365897B2 (ja) | ||
JPS58158950A (ja) | 半導体装置 | |
US4558346A (en) | Highly reliable hermetically sealed package for a semiconductor device | |
JPH02235362A (ja) | ハーメチックシールカバー | |
JPH01115127A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0198237A (ja) | 半導体装置の実装方法 | |
JPH0487354A (ja) | 半導体装置 | |
JP3783605B2 (ja) | 気密封止パッケージおよびこれを用いたデバイス | |
JPS59213189A (ja) | 半導体装置 | |
JPS61206245A (ja) | ハ−メチツクシ−ルカバ−及びその製造方法 | |
JPS5853838A (ja) | 半導体装置 | |
JPS598361Y2 (ja) | Icパツケ−ジ | |
JP2685945B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS61251045A (ja) | 半導体チツプのダイボンデイング方法 | |
JPH0198238A (ja) | 半導体装置の実装方法 | |
JPS617645A (ja) | 半導体装置用金属材料 | |
JPH0366130A (ja) | バンプ形成方法 | |
JP2724083B2 (ja) | 半導体素子収納用パッケージ | |
JPS58175849A (ja) | 半導体装置 | |
JPH04303947A (ja) | 気密封止用セラミック製キャップ | |
CN110931365A (zh) | 利用激光焊接实现无机封装的方法 |