JPH022352B2 - - Google Patents

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JPH022352B2
JPH022352B2 JP58251736A JP25173683A JPH022352B2 JP H022352 B2 JPH022352 B2 JP H022352B2 JP 58251736 A JP58251736 A JP 58251736A JP 25173683 A JP25173683 A JP 25173683A JP H022352 B2 JPH022352 B2 JP H022352B2
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imaging
video signal
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この出願の発明は電子モニタを使用するモニタ
モード又は再生モードにおいて装置全体の消費電
力の節減をはかる手段を備える画像表示装置に関
する。
(背景技術) 電子カメラは銀塩カメラに取つて代わることが
できる将来性のあるカメラであるが、その問題点
として、例えば消費電力の問題がある。すなわ
ち、静止面を間欠的に撮影する場合には、消費電
力はそれほど大きな問題にならないが、とくに電
子モニタを接続又は搭載する電子カメラでは、連
続的に撮像系又は再生系を駆動しておかないと、
連続的なモニタあるいはプレイバツクができない
ので消費電力の問題がきわめて重要である。
また、電子モニタが、撮像能力あるいは記録能
力に見合うだけの能力をもたない場合、例えば撮
像画像信号又は記録画像信号がカラー画像信号で
あるのにモニタが白黒画像表示用のものであつた
り、あるいはモニタの再現帯域が撮像画像又は記
録画像帯域ほどに広帯域でない場合には、モニタ
の特性に相応する回路構成によるべきであつて、
これは低消費電力や画質向上等の見地から重要で
ある。
ところで、従来の電子カメラでは、これらの問
題点について格別の考慮が払われていなかつた。
〔目的〕
この出願の発明は、前述の問題の解決をはか
り、電子モニタを使用し、撮像された映像あるい
は記録媒体より再生された映像をモニタする場合
において装置全体として消費電力を節減すること
ができる画像表示装置を提供することを目的とす
る。
〔実施例による説明〕
以下図示の実施例を参照して上記の目的を達成
するためこの出願の発明において講じた手段につ
いて例示説明する。下記の説明は、この出願の発
明の画像表示装置としての電子カメラの実施例の
全体構成、その電源供給方式並びにこの出願の発
明の実施例に適用される信号処理方式及び撮像セ
ンサの駆動方式の順序で行う。
この出願の発明を適用した電子カメラの実施例
の全体構成(第1図) 第1図は、この出願の発明の電子カメラの実施
例の全体構成を示し、1は被写体であつてその光
学像がレンズ等の撮像光学系2及びシヤツタ/絞
り機構3を経て撮像センサ4の面上に受光され
る。撮像センサ4は、2次元又は1次元のCCD
等の固体撮像素子又は撮像管で構成することがで
きるが、ここでは2次元のCCDであるものとす
る。5は自動焦点調節(AF)/ズーム駆動制御
装置であつて撮像光学系2の焦点位置、焦点距離
等を制御する。6は自動露出制御(AE)のため
のシヤツタ/絞り駆動制御装置であつて、シヤツ
タ/絞り機構3を駆動制御する。これらの個々の
素子又は装置の構成及び機能は周知であるので、
その詳細な説明を省略する。
7A及び7Bは撮像センサ4の駆動制御回路で
あつてインピーダンス並びにパルスのレベル、そ
の立ち上り時間及び立ち下り時間等を制御する。
これらのうち、7Aはモニタモードに適する駆動
制御回路であり、7Bは記録モード、外部記録モ
ード、解像力が高い外部モニタを使用する場合の
外部モニタモード又はその他撮像目的で撮像セン
サ4を駆動するモード(以下これらのモードを撮
像モードという)に適する駆動制御回路であり、
セレクタS1の切り換えに応じてそれらの一方に
クロツクパルス発生器8が発生するクロツクパル
スが供給される。駆動制御回路7A及び7Bは説
明を判りやすくするため別ブロツクとして図示し
たが、これらはその各構成要素の一部を共通に
し、又はその回路定数を機械的もしくは電子的に
可変制御することにより各構成要素の全部を共通
にすることができるものであり、この点は後述の
撮像信号処理回路9A,9B並びに再生信号処理
回路21A,21Bについても同様である。
撮像センサ4の出力は、撮像信号処理回路9
A,9Bに入力される。処理回路9A及び9B
は、それぞれ、モニタモード及び撮像モードにお
いて撮像センサ4の出力を処理するのに適するよ
う構成されている。なおこれらの回路の詳細につ
いては、第3図〜第5図を参照して後述する。処
理回路9Aの出力はセレクタS3の端子aに接続
され、処理回路9Bの出力は記録信号処理回路1
0に入力されるとともにセレクタS2のb端子に
接続される。記録信号処理回路10は撮像信号処
理回路9Bの出力を記録に適した信号に変換する
もので、その出力は記録増幅器14を経て記録ヘ
ツド16により記録媒体である磁気デイスク18
に記録される。なお第1図では磁気デイスクを示
しているが、この出願の発明における記録媒体と
しては磁気テープあるいは光学記録、光・磁気記
録、磁気バブル記録等の記録方式における記録媒
体であつてもよい。また、記録ヘツド16は後述
の再生ヘツド17と兼用のものでもよい。磁気デ
イスク18は、モータサーボ装置19により駆動
制御される。
磁気デイスク18に記録され、又あらかじめ記
録されていた信号は再生ヘツド17により読み出
され、再生増幅器15を経てセレクタS4の切り
換えに応じ再生信号処理回路21A又は21Bに
入力される。処理回路21A及び21Bは、それ
ぞれ、モニタ24及び不図示の外部モニタに再生
信号を夫々適した状態で供給するように構成され
ている。なおこれらの回路の詳細については第6
図を参照して後述する。処理回路21A及び21
Bの出力は、それぞれセレクタS3のb端子及び
セレクタS2のa端子に接続される。モニタ24
は、例えば液晶表示装置(LCD)、エレクトロク
ロミネンス表示装置(ECD)又は陰極線表示管
で構成され、モニタ駆動装置25により駆動制御
される。26はセレクタS2の共通端子に接続さ
れた外部ビデオ出力端子であり、電源供給源27
は、接続線L1〜L14を介して前述の各回路あ
るいは各装置に電源を供給するものである。
この出願の発明の実施例の電源供給方式(第1
図、第2図) 第1図に示すこの出願の発明の実施例において
は、前述の消費電力の節減及び画質向上の問題の
解決をはかる目的で、例えば下記のように各モー
ドに応じて不必要な部分の機能を停止させるため
その電源供給を遮断し、又は供給電力を低減す
る。下記の説明では各モードごとに接続線の符合
L1〜L14によつて定格どおりに電源が供給さ
れる部分を示し、それ以外の部分は電源供給が遮
断され、又は供給電力が低減されるものとする。
(1) モニタモード:L1〜L4,L7,L14 (2) 記録モード:L1〜L3,L5,L6,L8
〜L10 (3) モニタ再生モード:L10,L11,L1
3,L14 (4) 外部モニタモード及び外部記録モード:L1
〜L3,L5,L6 (5) 外部再生モード:L10〜L12 なお、記録モードにおいて、必要に応じ、上記
のほかL13,L14を介して電源を供給し、モ
ニタ24を作動させてもよい。また、上記のよう
に、各モードごとに、不必要な部分への電源供給
を遮断し、又は供給電力を低減するには、前記の
セレクタS1〜S4等の切り換えに連動して上記
(1)〜(5)に揚げる接続線のみに定格電圧又は電流を
供給し、その他の接続線を介する電源供給を遮断
し又は供給電力を低減するように、セレクタS
1〜S4の操作に伴つて電源供給を自動的に制御
するよう構成することを可とする。
第2図は前述の電源供給の制御動作を示す流れ
図であつて、同図aはメインルーチンを示し、先
ず動作モードを読み取つてモニタモード、記録モ
ード、外部再生モード、モニタ再生モード又は外
部モニタモード(もしくは外部記録モード)であ
るかによつて、それぞれ同図bないしfの各サブ
ルーチンに示すように制御する。
なお変形例として、第1図の27の部分に電源
供給源の代わりにマイクロプロセツサを設け、L
1〜L14を信号線とし、前述の装置各部には別
の接続線により電源を供給し、マイクロプロセツ
サの制御により前述の装置各部においてその電源
供給を遮断し、あるいは供給電力を低減するよう
にしてもよい。
この出願の発明に適用される信号処理方式(第
1図〜第6図) この出願の発明を実施するに当たつては、消費
電力の節減及び画質向上の見地から前記の電源供
給方式とともに、下記のように所定の駆動モード
に応じて駆動制御回路、撮像信号処理回路又は再
生信号処理回路の回路構成を変更し、あるいは回
路定数の変更のみでよい場合には回路定数を変更
する信号処理方式を実施することを可とする。
先ず、第1図に示す電子カメラは、セレクタS
1〜S4を第2図b〜fに示すように設定するこ
とにより、それぞれ、モニタモード、記録モー
ド、外部再生モード、モニタ再生モード又は外部
モニタモード(もしくは外部記録モード)が選択
される。なお外部各モードでは、外部ビデオ出力
端子26を経て外部装置に信号が供給される。
上記において、モード切り換えスイツチとして
作用するセレクタS1〜S4は、レリーズに連動
するよう構成し、あるいはダイアルスイツチとし
て構成することができ、また記録モードおい
て、必要に応じセレクタS3はa端子に接続して
もよい。その他第1図における回路切り換えにつ
いてま、各種の態様が可能である。
そして、前述の回路構成又は回路定数の変更の態
様をさらに詳細に説明すれば、例えばモニタモー
ドにおいては、モニタモードに適する駆動パルス
を供給する駆動制御回路7A及び同モードにおけ
る撮像センサ4の出力を処理するのに適するよう
構成されている撮像信号処理回路9Aに切り換
え、あるいは、これらの回路のうち共通の回路構
成であるものについては同モードに適するよう回
路定数を変更する。また記録モードにおいては、
同様に、駆動制御回路7B及び撮像信号処理回路
9Bに切り換え、あるいは、これらの回路のうち
共通の回路構成であるものについては記録モード
に適するよう回路定数を変更する。またモニタ再
生モードにおいては、同様に、再生信号処理回路
21Aに切り換え、あるいは、再生信号処理回路
が共通の回路構成である場合はモニタ再生モード
に適するよう回路定数を変更する。前述の各モー
ドにおける回路定数の変更は、それぞれのモード
の選択に連動して、機械的又は電子的手段により
自動的に回路定数を変更制御することを可とし、
また駆動制御回路、撮像信号処理回路又は再生信
号処理回路等の回路構成の一部が共通であり、残
部分が各モードに応じて別個に設けられている場合
も、残部の回路の切り換えに関して前述と同様に
行うことを可とする。
以下撮像信号処理回路及び再生信号処理回路を
上記のモード選択に応じて切り換える方式の一例
についてそれぞれ第3図〜第5図及び第6図を参
照して説明する。
第3図に示す実施例では、第1図の撮像センサ
4の一例としてフレームトランスフア形固体撮像
素子が設けられる。図中4Aはその撮像部を、4
Bはそのメモリ部を示している。撮像部4Aの前
面には色分離のためのカラーストライプフイルタ
がはり付けられている。31〜33は、それぞれ
B、G、R信号に対応する水平シフトレジスタ、
41〜43はそれぞれB、G、R信号に対する電
荷/電圧変換アンプである。すなわち読み出し用
の転送路である水平シフトレジスタを、得ようと
する色信号の種類に応じて3本(31〜33)設け、
各色に対応した電荷をそれぞれ専用の水平シフト
レジスタ31〜33に振り分けて入力して読み出
すよう構成されている。したがつて各色の信号は
各水平レジスタ31〜33において実質的にサン
プリングされ、アンプ41〜43からは各色信号
がそれぞれ分離されて出力される。なお第3図で
第1図と同一部分は同じ符号で示してある。
次に第4図及び第5図を参照して、前述の、各
色に対応した電荷を水平シフトレジスタに振り分
けて入力するための手段について説明する。第4
図は第3図の撮像素子の電極構成を示すものであ
つて、図ではメモリ部4Bの下端以下、3本の水
平シフトレジスタ31〜33までの部分が示され
ている。
なお第3図には示さなかつたが、本実施例の撮
像素子の最下端部、すなわち水平シフトレジスタ
31の下側に隣接した電荷クリアゲートCLを介
して電荷クリアドレインCDが設けられており、
ドレインCDには電源レベルが接続されている。
またメモリ部4Bと3本の水平シフトレジスタ
31〜33との間にはメモリ部4Bの最終の1水
平ラインの中に含まれる3色の情報を3本の水平
シフトレジスタ31〜33のそれぞれに振り分け
て入力させるためのいわば、電荷の並列−直列変
換を行う分離入力部34が設けてある。
図中斜線部はチヤネルストツプを、ドツト部は
電極を示しており、31E〜33Eはそれぞれ水
平シフトレジスタ31〜33の、34Eは分離入
力部34の、4BEはメモリ部4Bの各転送電極
である。なおこの例は1相駆動で転送するように
構成されているが、2相以上の多相駆動を行うこ
ともできる。
図中、下から順にA,B,C,Dで示した部分
の1組をもつて単位セルを構成しており、A〜D
の各部分の電位をP(A)〜P(D)と表わすものとすれ
ば、P(A)>P(B)となるようにイオン注入等により
仮想電極(Virtual Phase)が形成されており、
電位レベルが固定されている。また各転送電極下
の部分C,Dの電位はつねにP(C)>P(D)となるよ
うに設定されており、各電極にロウレベルの電位
が印加されたときにはP(A)>P(B)>P(C)>P(D)と
なり、ハイレベルの電位が印加されたときにはP
(C)>P(D)>P(A)>P(B)となるように構成されてい
る。
第4図では符号φは各電極に印加されるクロツ
クパルスを示し、φ1〜φ3は電極31E〜33
Eに、φTは電極34Eに、φSは電極4BEに、
φCLはクリアゲートの電極にそれぞれ印加され
るクロツクパルスであり、第5図A及びBはそれ
ぞれ垂直転送及び水平転送におけるクロツクタイ
ミングを示している。これらのクロツクパルス
は、記録モード又は外部記録もしくは外部モニタ
モードにおけるものである。なお第5図中φIは
撮像素子4の撮像部4Aに対するクロツクパルス
を示すものである。
第4図に示した構成の動作について説明する
と、第5図Aの如く、電荷の、撮像部4Aからメ
モリ部4Bへの垂直転送の際は垂直同期信号V、
SYNCに同期して、期間t1〜t2の間にクロツクパ
ルスφI,φS,φT,φ3,φ2,φ1,φCLとし
て、互いに同期したほぼ同位相のクロツクパルス
を少なくとも撮像部4Aの垂直画素数と同じ数だ
け供給することにより、メモリ部4Bに残つてい
た電荷をドレインCDに捨てると共に、撮像部4
Aの電荷メモリ部4Bに移送し、記憶する。その
後時刻t3以降においてメモリ部4Bの最終行の蓄
積電荷情報を1ラインづつクロツクパルスφSに
よりシフトすると共にクロツクパパルスφT,φ
3,φ2,φ1を図のように供給することにより
水平方向の情報を3本の水平シフトレジスタ31
〜33のそれぞれに3画素こどに振り分けて入力
し、さらに、時刻t4以降に各レジスタの情報を順
次読み出す。
ここで、とくに時刻t3〜t4間の動作、すなわち
メモリ部4Bの最後の1ラインの情報を分離入力
部34を通じて3本の水平シフトレジスタ31〜
33にそれぞれ振り分けて入力する際の動作につ
いて詳細に説明する。なお簡単のため、第4図中
I、II及びIIIで示すメモリ部4Bの3つの列にお
ける電荷情報の移動についてのみ説明するが、も
とより、同様の動作が他の各組(3列1組)の各
列に於いても同時に惹起されているものである。
先ず、時刻t3に於いてクロツクパルスφTがハ
イになると、メモリ部4Bの最終の1ライン中の
116,117,118の部分に蓄積されていた
電荷がそれぞれ分離入力部34中の111,11
4,115で示す部分に移動し、その後、このク
ロツクパルスφTがロウになると、これら111,
114,115の部分に移つた電荷はさらにそれ
ぞれ110,113,106で示す部分に移動す
る。そして、クロツクパルスφTに若干遅れてク
ロツクパルスφ3,φ2,φ1が順番に附与され
ると、分離入力部34の106の部分にあつた電
荷、すなわち、当初、メモリ部4BのIで示す列
の118の部分に蓄積されていた電荷が水平レジ
スタ33の105及び104で示す部分、水平レ
ジスタ32の103及び102で示す部分、並び
に、水平レジスタ31の101で示す部分を通じ
て該水平レジスタ31の100で示す部分に移動
し、ここで蓄積される。
次に再びクロツクパルスφTが附与されると、
分離入力部34の111,114の部分にあつた
電荷がそれぞれ109,112で示す部分を通じ
て108,106で示す部分に移動する。そし
て、クロツクパルスφTに若干遅れてクロツクパ
ルスφ3,φ2が順番に附与されると、分離入力
部34の106の部分にあつた電荷、すなわち、
当初、メモリ部4BのIIで示す列の117の部分
に蓄積されていた電荷が105,104及び10
3で示す部分を通じて水平レジスタ32の102
で示す部分に移動し、ここで蓄積される。次に
再々度、クロツクパルスφTが附与されると、分
離入力部34の108の部分にあつた電荷が10
7で示す部分を通じて106で示す部分に移動す
る。そして、クロツクパルスφTに若干遅れてク
ロツクパルスφ3が附与されると、分離入力部3
4の106の部分にあつた電荷、すなわち、当
初、メモリ部4BのIIIで示す列の116の部分に
蓄積されていた電荷が105で示す部分を通じて
水平レジスタ33の104の部分に移動し、ここ
で蓄積される。
以上のようにして、メモリ部4Bの最終の1ラ
インに蓄積されていた電荷は分離入力部34を介
することにより列I、II、IIIの各グループごとに
専用の水平シフトレジスタ31〜33にそれぞれ
分配されて入力される。従つて例えばR、G、B
のストライプフィルターを、列Iのグループが
B、系IIのグループがG、列IIIのグループがRに
対応するようはり付けると、水平レジスタ31に
はB、水平レジスタ32にはG、水平レジスタ3
3にはRに対応した電荷が蓄積される。
その後、時刻t4以降に各水平レジスタ31,3
2,33に入力された電荷がそれぞれ読み出され
ていく(第5図BのOUT1〜OUT3)。
そこで、水平レジスタ31〜33を通じてメモ
リ部4Bの1水平ライン分の電荷の読み出しが終
了すると、第5図Bに示すように、メモリ部4B
に対してクロツクパルスφSが附与されて、各水
平ラインの蓄積電荷が1水平ライン分、垂直方向
に移動することにより最終の1ラインに新たに電
荷が取りこまれ、その後、上述の時刻t3〜t4間の
動作が行われることによりこの新たな1ライン分
の蓄積電荷が水平レジスタ31〜33に分配され
て入力される。
以上の動作をくり返し行うことによりメモリ部
4Bのすべてのライン蓄積電荷がR、G、Bの色
ごとに分離されて読み出されるようになる。
第3図に戻つて、9GR,9GG,9GBは、そ
れぞれR、G、B信号に対するAGC回路、9
PR,9PG,9PBは同じくプロセス回路、9M
はマトリツクス回路であり、記録モード等の撮像
モードにおいては、要すれば設けることを可とす
るセレクタS5がb側へ切り換えられ、マトリツ
クス回路9Mから輝度信号Y並びに色差信号(R
−Y)及び(B−Y)が第1図の記録信号処理回
路10に出力される。上記のAGC回路等はそれ
ぞれ公知の回路を利用することができるので、そ
の詳細な説明を省略する。これに対し、モニタモ
ードにおいては前記のセレクタS5がa側に切り
換えられ、例えばG信号のチヤンネルから低域フ
イルタ(LPF)9F及びNTSCエンコーダ9E
を介してこの信号がモニタ24へ出力される。な
おこの画像信号はカラー画像信号ではないが、同
期信号の挿入等の必要上エンコーダ9EはNTSC
エンコーダを使用する。このようにして内像モニ
タ24によるモニタモード又は撮像モードの切
り換えに応じ、それぞれのモードに適する撮像信
号処理方式に切り換えられる。
第6図は、前述のモード変更に応じて再生信号
処理回路(第1図の21A,21B)を切り換え
る手段の一例を示すもので、第1図の再生増幅器
15の出力から帯域フイルタ21F1により輝度
信号が、低域フイルタ21F2により色信号が分
離され、それぞれ輝度信号処理回路21PB及び
色信号処理回路21PCで処理される。外部モニ
タによる再生モードでは、機能上第1図のセレク
タS4に対応するセレクタS4′がb側に切り換
えられ、処理回路21PB及び21PCの出力は、
NTSCデコーダ21D1を経て外部ビデオ出力端
子(第1図の26)より外部装置へ供給される。
これに対し、内蔵モニタ(同図の24)による再
生モードでは、前記のセレクタS4′がa側に切
り換えられ、輝度信号処理回路21PBの出力の
みが低域フイルタ21F3、デコーダ21D2を
経てモニタ24に出力される。このようにして内
蔵モニタ24による再生モード又は外部再生モー
ドの切り換えに応じ、それぞれのモードに適する
再生信号処理方式に切り換えられる。
尚、上述の様に本実施例では第1図に示す様に
撮像部を備えた記録部と、再生部とが一体的に構
成された電子カメラを例に説明しているが、本発
明は該記録部と再生部とが別体でも、また適宜分
離可能な構成であつても適用できるものである。
また、別体にした場合には夫々の装置におい
て、消費電力の大きさに応じた電源部を備えてお
れば良い為、例えばDC−DCコンバータ等の容量
を小さくしたりして、電源部の小型化を図る事が
できる様になる。
この出願の発明の実施例に適用される撮像セン
サの駆動方式(第1図、第3図〜第5図、第7
図、第8図) この出願の発明を実施するに当たつては、前述
の諸手段とともに、電子モニタ24の走査線数が
撮像センサ4の垂直画素数よりも少ない場合に、
撮像センサ4をモニタモードでは撮像モードより
も少ない走査線で駆動する手段を併せ講じること
を可とし、さらに、この駆動手段とともに又は単
独で、電子モニタ24によるモニタモードへの切
り換えに応じて撮像センサ4の駆動を異なる画素
信号電荷を加算するよう切り換える手段を併せ講
じることを可とする。
以下上記2つの手段について具体的に説明す
る。いま電子カメラに内蔵される電子モニタ24
が、第7図に示すように、n本の垂直表示本数と
m本の水平表示本数とをもち、撮像センサ4が、
第8図に示すように、1本の垂直画素とk列の垂
直レジスタ29とをもつているとする。ここで
は、撮像センサ4としてインターラインCCDを
例にとることとし(他の固体光センサ又は撮像管
でも同様である)、一般に撮像センサにおいては、
インターレース走査の必要上センサの駆動も第8
図の○印の画素を1フイールドで読み出した後、
×印の画素を1フイールドで読み出しているので
1/2本づつ各フイールドで出力し、2フイール
ド1フレームで1本分出力していることになる。
あるいは最近「残像」を低減させるため、あるフ
イールドでは同図で上下に並ぶ○印の画素と×印
の画素との信号電荷を垂直シフトレジスタ29内
で加算して1/2本として出力し、次のフイール
ドでは1画素分ずらした上下に並ぶ2画素の信号
電荷を同じく加算して1/2本として出力するこ
とによりインターレース信号出力を得る方式も提
案されている。
しかしながら、いずれの方式でも、センサ4の
出力を表示すべき電子モニタ24の垂直表示本数
nが1より少ない場合(これに限定されるもので
はないが、一例として1=490、n=245とする)
には、モニタ24の解像力が劣ることから、撮像
センサ4の走査線数を変更することが考えられ
る。ここでは、撮像センサ4をモニタモードでは
撮像モードにおけるよりも少ない走査線で駆動す
るものである。
次に、そのための手段としては、第1に非イン
ターレース駆動が考えられる。これは、第8図の
○印の画素だけ、又は×印の画素だけから出力す
るものである。この駆動方式によれば、センサ4
における有効蓄積時間がほぼ半減するため実効的
な感度の低下を伴うが、モニタ24上での像のチ
ラツキ(上下微動)は消滅する。なお内蔵モニタ
24によるモニタモードで非インターレース駆動
を行つても、記録モード又は垂直解像力が高いモ
ニタを使用する外部モニタモードにおいては、撮
像センサ4を通常のようにインターレース駆動す
ることはいうまでもない。
しかしながら、単に撮像センサ4の走査線数を
少なくするだけでは、感度の低下が避けられない
ので、この感度の低下を防止するためにモニタモ
ードでは撮像センサ4の異なる画素の信号電荷を
加算するようにする。そのためのひとつの手段
は、前述のように第8図の垂直レジスタ29内で
信号電荷を加算するが、フイールドごとに加算す
べき画素ペアを変更しない非インターレース駆動
である。これにより感度の低下も、像のチラツキ
もなくなる。
さらに信号電荷を加算する他の手段として、第
8図の水平レジスタ30に信号電荷を移動する際
に2倍、3倍…等と垂直電荷を加算することも可
能である。
また撮像センサ4の出力増幅器のリセツトパル
ス駆動周波数を低減することにより出力段で信号
電荷を加算することができ、感度の上昇を期待す
ることができる。
また複数の水平シフトレジスタを有する装置で
はその駆動方式を変えることにより1本の水平シ
フトレジスタに加算統合し、感度上昇を実現する
こともできる。そのためには、第5図A,Bのク
ロツクパルスφ2及びφ1は作動させず、φ3の
みを作動させる。そうすると、第4図のメモリ部
4Bの最終の1ライン中の118,117,11
6の部分に蓄積されていた電荷が水平シフトレジ
スタ33の105,104の部分まで移動する動
作は前記と同じであるが、水平シフトレジスタ3
2,31がハイレベルになることがないので、電
荷はこれらのレジスタに移動することはなく、水
平シフトレジスタ33で加算統合される。もとよ
りこの場合カラー画像信号は出力されないが、モ
ニタ(第1図の24)が白黒画像表示用であると
の前提であるからモニタ作用には影響がない。
なお前記の撮像モード(例えば撮像モード)に
おいて水平シフトレジスタ31〜33における入
力電荷の水平転送に際し、各レジスタ間で電荷の
混合が起きないようにするためには、各レジスタ
31〜33をそれぞれ他のレジスタに対して分離
する制御ゲート手段を付加し、あるいは、第4図
中各レジスタのA相当部分からC相当部分への電
荷の移動はレジスタ33→32→31の時間的順
序で、C相当部分からA相当部分への電荷の移動
は上記と逆の時間的順序で行われるよう制御すれ
ばよい。
以上のように撮像センサ(第1図の4)をモニ
タモードでは撮像モードよりも少ない走査線で駆
動するに当たり前述のように信号電荷を加算する
ことにより、解像力の低下分をそのまま実効的に
センサ感度の上昇にふり向けることができ、モニ
タ(フアインダ)の能力向上の効果を実現でき
る。もとより、この場合に、自動露出制御用のシ
ヤツタ/絞り駆動制御装置(第1図の6)の制御
定数をセンサ感度の上昇に対応して撮像時と異な
らせることはいうまでもない。
〔効果〕
前述のように、本発明によれば、撮像された映
像を電子モニタによりモニタする場合において、
撮像及びモニタ動作に不必要な部分の機能を停止
し又はその部分への供給電力を低減させる手段を
備えているので、装置全体としての消費電力を著
しく節減することができる。
また記録媒体より再生された画像を電子モニタ
によりモニタする場合において、再生及びモニタ
動作に不必要な部分の機能を停止し又はその部分
への供給電力を低減させる手段を具えているの
で、装置全体としての消費電力を著しく節減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は出願の発明の電子カメラの実施例のブ
ロツク図、第2図は第1図の電子カメラにおける
電源供給方式の制御動作を説明するもので同図a
はメインルーチンの流れ図、同図b,c,d,e
及びfはそれぞれモニタモード、記録モード、外
部再生モード、モニタ再生モード及び外部モニタ
モード(又は外部記録モード)の各サブルーチン
の流れ図であり、第3図は第1図中撮像センサの
一具体例の概略構成図を併せて示す同図中の撮像
信号処理回路の詳細を示すブロツク図、第4図は
第3図の撮像センサの電極構成の説明図、第5図
A及びBはそれぞれ第3図に示す撮像センサにお
ける垂直転送及び水平転送のクロツクタイミング
の説明図、第6図は第1図中再生処理回路の
詳細を示すブロツク図、第7図は第1図中電子モ
ニタの画素構成の説明図、第8図は第1図の撮像
センサの他の具体例の駆動態様の説明図である。 符号の説明、1……被写体、2……撮像光学
系、3……シヤツタ/絞り機構、4……撮像セン
サであるCCD、5……自動焦点調節/ズーム駆
動制御装置、6……シヤツタ/絞り制御装置、7
A,7B……撮像センサ駆動制御回路、8……ク
ロツク発生器、9A,9B……撮像信号処理回
路、18……記録媒体である磁気デイスク、19
……モータサーボ装置、21A,21B……再生
信号処理回路、24……電子モニタ、25……モ
ニタ駆動装置、26……外部ビデオ出力端子、2
7……電源供給源、S1ないしS4……セレク
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被写体を撮像し、該被写体に対応した映像信
    号を発生させるための撮像手段と、 前記撮像手段より第1の解像度を有する映像信
    号を出力させる第1出力モードと、前記第1の解
    像度より低い第2の解像度を有する映像信号を出
    力させる第2出力モードのうち、何れか一方の出
    力モードに基づき前記撮像手段より映像信号を出
    力させる出力制御手段と、 前記出力制御手段により、前記第2出力モード
    に基づき前記撮像手段から出力された映像信号を
    表示する表示手段と、 前記出力制御手段に対し、前記第1出力モード
    に基づき動作する様に指示すると共に、前記表示
    手段を動作させず、前記出力制御手段に対し、前
    記第2出力モードに基づき動作する様に指示する
    と共に、前記表示手段を動作させる表示動作制御
    手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。 2 記録媒体に記録されている第1の解像度を有
    する映像信号を再生する再生手段と、 前記再生手段より再生された映像信号を第1の
    解像度のまま出力する第1出力モードと、前記第
    1の解像度より低い第2の解像度に変換し出力す
    る第2出力モードのうち何れか一方の出力モード
    に基づき映像信号を出力する出力手段と、 前記出力手段より前記第2出力モードに基づき
    出力された映像信号を表示する表示手段と、 前記出力手段に対し、前記第1出力モードに基
    づき動作する様に指示すると共に、前記表示手段
    を動作させず、前記出力手段に対し、前記第2出
    力モードに基づき動作する様に指示すると共に、
    前記表示手段を動作させる表示動作制御手段とを
    備えたことを特徴とする画像表示装置。
JP58251736A 1983-12-24 1983-12-28 電子カメラ Granted JPS60142676A (ja)

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US07/390,431 US4928137A (en) 1983-12-24 1989-08-03 Image sensing apparatus having a low-resolution monitor means for reducing the amount of information in an image signal, and switching means for reducing power consumption in various operating modes
US07/490,147 US5070406A (en) 1983-12-24 1990-03-07 Image sensing apparatus having a low-resolution monitor, means for reducing the amount of information in an image signal, and switching means for reducing power consumption in various operating modes

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