JPH0223360B2 - - Google Patents

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JPH0223360B2
JPH0223360B2 JP60069734A JP6973485A JPH0223360B2 JP H0223360 B2 JPH0223360 B2 JP H0223360B2 JP 60069734 A JP60069734 A JP 60069734A JP 6973485 A JP6973485 A JP 6973485A JP H0223360 B2 JPH0223360 B2 JP H0223360B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key top
keyboard
key
transfer sheet
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60069734A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61228999A (ja
Inventor
Shunichi Kato
Tatsuo Furuse
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP60069734A priority Critical patent/JPS61228999A/ja
Publication of JPS61228999A publication Critical patent/JPS61228999A/ja
Publication of JPH0223360B2 publication Critical patent/JPH0223360B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、耐摩耗性を要求されるワードプロセ
ツサー、コンピユーター、タイプライター等のキ
ーボードに使用されるキートツプへの文字、絵柄
等の印刷方法に関する。
<従来の技術> コンピユーター、タイプライター、ワードプロ
セツサー等に利用されるキートツプは、現在、昇
華性染料を用いた印刷によるものが実用化されつ
つある。これの構成はポリブチレンテレフタレー
ト樹脂で成形したキートツプ上に昇華性インキを
シルク印刷あるいはパツド印刷し昇華性染料を樹
脂中に浸透させるもの、あるいは転写紙上に昇華
性染料を含むインキで所定の文字、絵柄を印刷し
ておき、これをポリブチレンテレフタレート樹
脂、ポリカーボネート樹脂等で成形したプラスチ
ツク成形品上に熱圧を加えて昇華転写し染料をプ
ラスチツク中に浸透させて文字、絵柄を得るとい
う方法である。
後者の方法において、従来は個々のキートツプ
を特定の治具上に100〜200個配列し、この配列し
たキートツプ群上に昇華性染料を含むインキで印
刷した転写紙をインキ面がキートツプ側に向くよ
うに載置し、転写紙の非印刷面を加熱ラバーによ
り押圧し、昇華性染料を成形品中に移行させ、成
形品に文字、絵柄を印刷するものである。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、これらの方法では、キートツプ
を一度に大量に印刷(転写絵付け)出来るもの
の、絵付けされた治具中のキートツプは、一度治
具から排出しなければならず、また取出したキー
トツプは、再度、キーボードに組立てる際に、キ
ーボード上の所定の場所に組込むという作業が必
ず必要である。この様な作業は手間がかかるうえ
に、作業上のミスが起こる可能性もつきまとう
為、キーボードとして組込まれたものは、文字、
キートツプの配列が間違つていないかどうかの検
査工程が必要となつている。これらの工程はキー
ボードとして組上つたものの製造コストを引き上
げる大きな要因となつている。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、上記問題点を解決するためになされ
たもので、基材シートに昇華性染料を含む文字、
絵柄等のインキ層を一構成層とする転写シートの
前記インキ層を、キーボードに組込んだキートツ
プ側に向け、キーボードを囲う形状を有する上下
二枚のクランプ板で前記転写シートを押え付けて
キートツプ上の所定の位置に載置し、キートツプ
側面間に押込み用固定棒を挿入するとともにキー
ボード全体を上昇させてキートツプが下限まで押
込まれた状態で固定し、転写シートの基材シート
側からキーボード上の全ての印刷対象となるキー
トツプに対し、キートツプ天面と略同一形状とし
た加熱ラバーを下降、加圧してキートツプ天面に
文字、絵柄等を形成し、この後、前記基材シート
を除去することを特徴とするキートツプへの印刷
方法である。
次に本発明を図面を用いて説明する。
本発明のキートツプへの印刷方法は、第1図に
示すようにキーボード1上に組込んだキートツプ
2上に文字、絵柄を昇華転写あるいは、通常の感
熱転写を行なう方法に関するものである。キーボ
ード1上のキートツプ2の天面は、通常凹曲面状
であり、また図中右から各列をABCDE列とした
場合に各列のキートツプ2の天面は同一面内にあ
る場合と、図に示す様に同一面内にはなく、いわ
ゆるステツプスカルプチヤーと呼ばれる配列をと
つているものもあり、A列からE列ままでのキー
トツプ天面の角度が順次異なつている場合もあり
うる。また、キーボード1上のキートツプ2は、
スイツチの機能上から、キートツプ2の天面を人
が指で押込むことによりスイツチが入つたり切れ
たりするものである為、キートツプ2は一定範囲
の可動ストロークを持つている。本発明の方法に
おいては昇華性染料を含むインキを用いて文字、
絵柄を印刷した転写シート3のインキ面を下側に
向けて載置し、クランプ板4で転写シート3の四
辺全てを押え付け、転写シート3中の特定マーク
をテレビカメラで受像拡大し、所定の像の位置に
転写シート3がない場合は、その位置誤差分の修
正をクランプ板4を移動させる事により実行し、
転写シート3の位置を再現性よく修正させる。次
いで、キーボード1上に挿入したキートツプ2を
ボードごと上昇させ、キートツプ押込み用固定棒
5にキートツプ2側面を接せしめ、更にキーボー
ド1を押し上げて相対的にキートツプ2をキーボ
ード面に十分に押し込んだ状態とし、キートツプ
2の天面を転写シート3下面にほぼ接する位置関
係とし、鉄板7に焼付けた加熱ラバー6を下降さ
せて転写シート3をキートツプ2天面に接せし
め、転写シート3上の昇華性染料をキートツプ2
上に昇華浸透させ、文字、絵柄を印刷する。
ここで個々の装置、治具、部品、について詳細
を説明する。
まず、転写シート3としては、昇華性染料を含
んだインキあるいは通常の感熱型接着剤層を有す
るものでも良いが、これらのインキを、グラビア
印刷、オフセツト印刷あるいはシルク印刷法にて
印刷したものを用い、印刷基材としては、紙、あ
るいはプラスチツクフイルム例えば、延伸ポリエ
ステルフイルム等を使うことが出来る。また、こ
れらの印刷物中には、転写の際にキートツプ2の
天面位置と、転写中に印刷された文字、絵柄との
位置合せをする為の標準マークを印刷しておく必
要がある。この標準マークを固定されたテイビカ
メラで受像する事により、転写シート3の現在の
位置を正確に知り、転写シート3の本来あるべき
位置との差を認識することができる。
クランプ板4は、キーボード1全面よりやや大
きい四角形を有する窓ワク状クランプ鉄板を二枚
用い、転写シート3を挟む面にはパツキング材と
してシリコンゴム等を埋設し、エアシリンダ等を
用いて、上下のクランプ板4は開閉出来る構造と
する。キートツプ押込み用固定棒5は常に同一位
置にある様、機械本体に固定し、キーボード1が
下方より上昇するにつれ、まずキートツプ押込み
用固定棒5にキートツプ2の側面が当たり、更に
キーボード1が上昇する事により、キートツプ2
は、相対的にそのストローク下限まで押込まれた
状態となる様にする。
この状態でキートツプ2の天面と転写シート3
はほぼ接する位置関係とし、加熱ラバー6および
ラバー焼き付け用鉄板7が下降をして、キートツ
プ2と転写シート3を十分に接せしめ、転写シー
ト3上のインキをキートツプ2上に転移あるいは
昇華浸透せしめる。
ここで重要なことは、キートツプ押込み用固定
棒5がない場合は、下降する加熱ラバー6がまず
転写シート3に接し、その後、転写シート3、キ
ートツプ2、加熱ラバー6が弱く接したまま加熱
ラバー6の下降とともに全体がキートツプ2のス
トローク下限まで下降を続ける。この間に、転写
シート3上のインキで描かれた文字、絵柄等が歪
んだり、二重写しになつたり、あるいは昇華性の
インキの場合には染料が昇華を始めて、文字、絵
柄等がニジミを生じたりボヤケルこととなる。
この様な理由でキートツプ押込み用固定棒5は
本発明に必要、不可欠のものであり、その構造は
第2図に示す様にキートツプ2側面の形状に沿つ
た断面を持つたものでも良く、また、キートツプ
2の四角を押え込む様な網目状のものであつても
良い。また、転写用加熱ラバー6の表面は、キー
ボード1上のキートツプ2が下限ストロークまで
押込まれた状態と略同一の表面形状を持つたもの
が好ましく、第1図に示すように、キートツプ2
天面の角度が異なつている場合には、加熱ラバー
6の表面もキートツプ2天面と同一角度を持たせ
ることとし、更に加熱ラバー6を焼き付ける鉄板
7は加熱ラバー表面と同一表面を持つたものとす
る。すなわち、加熱ラバー6は全体に均一な厚み
を持たせ、加熱ラバー表面温度を一定に保つ様に
しなければならない。なぜならば、加熱ラバー6
を焼き付ける鉄板7を平板とした場合、加熱ラバ
ー6の各場所での厚さが異なり、ラバーの熱伝導
の悪さゆえに、加熱ラバー6の表面温度は、ラバ
ーの厚い所では相対的に低くなつてしまい、転写
上で不具合が生じるからである。
この加熱ラバー6の厚さは、好ましくは1mm〜
5mmのものが良い。
<実施例> ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT樹脂)
により成形したキートツプを、キーボード上に組
込み、このキーボード2組をトレー上に固定載置
し、これを絵付けの1単位とした。
他方、シーアイ・デイスパースブルー241(C.I.
Disperse blue 241)を主体とした墨色染料を含
むインキを用いて2軸延伸ポリエステルフイルム
上に文字、絵柄をグラビア印刷した転写フイルム
をインキ面を下方に向け、クランプ板で四方を挟
み印刷した一辺5mmの四角マークをテレビカメラ
で受像し、カメラ中の位置座標を認識せしめ、四
角形マークの本来あるべき位置とのずれをクラン
プ板に取り付けたステツピングモーターにより移
動修正せしめた。更に無地のキーボード2組を載
置したトレーを第1図の可動テーブル8に乗せ、
可動テーブル8を上昇してキーボードを上昇さ
せ、キートツプ押込み用固定棒にキートツプを押
上げ、そのストローク下限までキーボード側に押
込み、固定し、その後、195℃に加熱した加熱ラ
バーを下降せしめて、キートツプ天面に転写フイ
ルムを40秒間密着、加熱し、染料による文字、絵
柄をキートツプ天面に形成した。
ここで加熱ラバー表面はキートツプ天面と略同
一形状とした。
得られたキートツプ上の文字、絵柄は、シヤー
プなものであり、1度の転写加工でキーボード上
に絵付キートツプがセツトされた製品を2組得
た。
<発明の効果> 以上説明した様に本発明のキートツプへの文
字、絵柄等の印刷方法は、あらかじめ、キーボー
ド上に組込まれたキートツプへのダイレクト転写
方法であり、従来の方法の様に個々のキートツプ
を、特別の治具上に整列、絵付けした後、更にキ
ーボード上に人手により組込む必要がなく、無地
のキートツプをキーボード上に組込んでおいて絵
付けをする為、組込み上の間違いがなく、かつ、
大巾な工程の合理化が計れ、生産効率が向上し全
体的に大巾なコストダウンを計れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はその方
法に使用する装置の説明図であり、第2図はキー
トツプ押込み用固定棒の説明図である。 1…キーボード、2…キートツプ、3…転写シ
ート、4…クランプ板、5…押込み用固定棒、6
…加熱ラバー、7…鉄板、8…可動テーブル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基材シートに昇華性染料を含む文字、絵柄等
    のインキ層を一構成層とする転写シートの前記イ
    ンキ層を、キーボードに組込んだキートツプ側に
    向け、キーボードを囲う形状を有する上下二枚の
    クランプ板で前記転写シートを押え付けてキート
    ツプ上の所定の位置に載置し、キートツプ側面間
    に押込み用固定棒を挿入するとともにキーボード
    全体を上昇させてキートツプが下限まで押込まれ
    た状態で固定し、転写シートの基材シート側から
    キーボード上の全ての印刷対象となるキートツプ
    に対し、キートツプ天面と略同一形状とした加熱
    ラバーを下降、加圧してキートツプ天面に文字、
    絵柄等を形成し、この後、前記基材シートを除去
    することを特徴とするキートツプへの印刷方法。 2 加熱ラバーを保持する鉄板の加熱ラバー側の
    面が加熱ラバー表面と同一形状を有し、加熱ラバ
    ーの厚さが均一であり、その厚さが1〜5mmであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    キートツプへの印刷方法。 3 無地のキートツプを組込んだキーボードを二
    組金属性のトレー上に平行に載置、固定し、同時
    に文字、絵柄等を印刷することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のキートツプへの印刷方
    法。
JP60069734A 1985-04-02 1985-04-02 キ−トツプへの印刷方法 Granted JPS61228999A (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS61228999A JPS61228999A (ja) 1986-10-13
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