JPH02233352A - 紙器及びその製造方法 - Google Patents

紙器及びその製造方法

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JPH02233352A
JPH02233352A JP4438589A JP4438589A JPH02233352A JP H02233352 A JPH02233352 A JP H02233352A JP 4438589 A JP4438589 A JP 4438589A JP 4438589 A JP4438589 A JP 4438589A JP H02233352 A JPH02233352 A JP H02233352A
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JP
Japan
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thread
paper
tape
cut
adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP4438589A
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English (en)
Inventor
Hiratomi Shinohara
篠原 平臣
Kinichi Tanizawa
谷沢 謹一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Fuji Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は商品を収納した段ボール箱、その他の紙器を店
頭、又は、販売先で開口させる紙器及びその製造方法に
関する。
(口)従来技術 従来、紙器、例えば段ポール箱の開箱装置として段ンボ
ール箱の内面の開口と対応ずる部位に幅約5〜10mm
の合成樹脂性フィルムからなるテープを接着し、その一
端を箱の外側から引張ることによりグンボール箱の側板
を帯状に切り取って開口させることは既に知られている
(ハ)発明が解決しようとする問題点 前,記既知のテープは引張強度が小さいため必要な強度
を得るためには幅を広くする必要があり、しかも接着剤
が塗布してない側の面に離型剤をコーティング処理する
必要があるので高価になり、かつテープを引張ることに
より段ポールを切断して開口させるべく、該テープを引
張ると、それが約20〜50%も延伸すると共にその両
側は中央部より大きく伸びるので切断し難く、かつ上記
伸びが発生すること及び人手による引張り強さが変化す
ること等により切断縁が不規則になる等の問題点があっ
た。
また、大型の電気冷蔵庫のような高さの大なる商品を収
納する紙器を開箱する時、横方向にカットすると、それ
より」二の部分を高い位置で更に上方へ引き抜かなけれ
ばならないので、その作業が極めて大変てあり、また、
複数箇所で横方向にカットした場合、中間部及び下部が
リング状になり、これらを除去するには、上方へ引き抜
くか、又はそれらを縦方向に破る等の処理を行なわなけ
ればならなかった。その上、解体後の紙器の形状が不規
則になると共に分割片が多くなるので後処理も面倒であ
った。
(二)問題点を解決するための手段 本発明は合成繊維、炭素繊維又はガラス繊維からなるモ
ノフィラメントを複数本実質的に撚らずに引き揃えて集
合糸を構成し、該集合糸を複数本帯状に揃えると共にこ
れに熱可塑性接着剤を含浸させてテープ状糸に形成する
ことにより離型剤のコーティングを省略してコストダウ
ンを図ると共に集合糸が延伸したり、切れたりすること
のない状態で紙器の切断縁が一直線状になるようにする
ことと、前記合成繊維、硝子繊維、炭素繊紺又は金属線
等からなる糸状休を紙器の上下方向の角部内側面に接着
して紙器を開箱する時、前紀糸状体の端部を引っ張るこ
とにより紙器の縦方向(上下方向)の角部を切断してか
ら商品を取出すようにして前述の問題点を解決した。
(ホ)作用 合成繊維又はガラス繊維等からなるモノフィラメントを
複数本実質的にt然らずに引き揃えて集合糸を構成し、
該集合糸を複数本帯状に揃えると共にこれに熱可塑性接
着剤を含浸させてテープ状糸に形成することにより素材
が合成繊維又はガラス繊維でありながら紙器、例えば段
ボール箱に細いテープ状として容易に接着することがで
き、ダンポール箱を切断開口させるべく、前記集合糸を
弓張った時、該集合糸の幅が狭くかつ強靭でかつ延伸す
ることがないので、弱い引張り力で容易にカットするこ
とができると共に切断縁が美麗になる。
大型で高い段ポール箱に対し、その縦方向の角部内側面
に、合成繊維、ガラス繊維、炭素繊維又は金属線等の糸
状体を接着剤で接着した場合に開箱する場合、糸状体の
端部を持って引張ってもそれが延伸しないことは勿論の
こと、コーナ一部に案内されるようにして上下方向の角
部を正確に直線状にカットすることができるので簡単に
除去することができる。
(へ)実施例 本発明の一実施例を第1〜2図について説明すると、こ
の例は接着剤を集合糸3に事前に塗布又は含浸させてテ
ーブ状に成形したものであって、■は段ポール箱からな
る紙器であって、その側板の上部寄りの内周面には全周
に亘ってテープ状糸2を接着し、その端部な段ボール紙
と共に把持てきる程度に切欠して外方へ突出させて把持
片4となしてある。
前記テープ状糸2は、中細番手(250〜1500デニ
ール)の実質的に撚らない高強力ポリエステルモノフィ
ラメントを複数本(2〜5本、例えば1500デニール
のものでは2木、250デニールのものでは5本)集め
て集合糸3となし、該集合糸3を更に複数本(2〜4)
帯状に引揃え、これにEV. A (エチレン酢酸ビニ
ール共重合体)等の熱可塑性接着剤5を塗布又は含浸さ
せて硬化させることにより構成されており、その幅は約
2〜35mmになる。
そして、段ボール紙の製造工程で前記テープ状糸2をボ
ビンから引出しながら移動する段ボール紙の表面に加熱
圧着すると、該テープ状糸2は熱可塑性接着剤5により
その幅全体で強固に接着され、各モノフィラメントは加
熱圧着した時、熱可塑性接着剤5が溶融した状態で幅方
向に自在に展延して薄くなる。
前記段ボール紙を以って製造した紙器1に、食品、飲料
液、ビール等が充填された瓶又は缶を詰める時、従来の
テープと同様テープ状糸2が障害になることがなく、ま
た該テープ状糸2と同し本数のモノフィラメン1・を1
本に集中させた糸状に熱可塑性接着剤5を塗布して円形
断面にしたもののように瓶や缶により剥離されることも
ない。
また、適宜の流通経路を経て販売点に配送されたグン紙
器1を開口させる時、te持片4を手で持って引張ると
、紙器lの上部寄り内面からテプ状糸2が引出されるこ
とにより従来のものより著しく狭い幅で該テープ状糸2
により引き切られる。
その際、フィラメントの本数により多少の差はあるが、
前記テープ状糸2は約26.4kgの引張強度を有し、
通常の紙器カット時の伸びはO−0.5mm程度で実質
的に殆ど伸びを生じなかった。
更に前記テープ状糸2による段ポール紙の切断縁は整然
とした直線状になった。
なお、ガラス繊維のモノフィラメントで集合糸3を構成
する場合、例えば1215デニールのモノフィラメント
を5本、2[]00〜3000デニールのものは2本づ
つ帯状に引揃えてテープ状糸2を構成する。
第3図は段ボール紙の製造工程で集合糸3を弓き出しな
がらそれに接着剤を付加して段ポール紙に接着する例を
示すもので、フルートとライナーを重合接着する工程の
ドライヤー6の下手側にノズル7イマ]きの接着剤クン
ク8を設しり、該接着剤タンク8に熱可塑性接着剤5等
の接着剤を充填し、集合糸3を」二部から接着剤クンク
8に導入し、ノズル7から引き出してライナーの表面に
重合すると共に冷却ロール9にて押え、搬送ベルト10
により段ボール紙を移動させることにより集合糸3に接
着剤を付加しながら連続的に段ボール紙の表面に接着す
るものである。
次に他の実施例を第4〜5図について説明すると、糸条
体1】を紙器の上下方向の角部(クリズ)の内側に接着
剤にて接着したものであって、糸条体は合成繊維、ガラ
ス繊維、炭素繊維又は金属線で構成し、糸条体11を接
着ずる角部は、1つの角部、対向する2つの角部、3つ
の角部又は各角部であって、糸条体11の端部は前述の
実施例と同様に把持片4として外部に出しておく。
この実施例は大型電気冷蔵庫のような高さの犬なる商品
を入れる段ボール箱等の紙器1に適し、開箱する時、則
持片4を持って引張ると、糸条体1lは角部内側面の溝
に案内されながら段ポール紙を切断することとなり、そ
の結果、切口が一直線状になる。
そして、上下の横方向角部内側面にも前記糸条体11を
接着しておき、これにより上端外周及び、下端外周をカ
ットしておくか、又は上部を開いた後に1つの角部な前
述のようにしてカットすると、側面全体を簡単に開いて
除去することかでき、使用後の段ボール紙を各角部にて
折畳むことにより良《纏まった状態にして処理すること
かできる。また、対向する角部又はその他の角部内側面
に糸状体11を接着したものでは2つの側面が連結され
た状態のもの、又は各側面を分割した状態にして簡単に
解箱することができる。後始末も容易である。
また、前記糸状体11は紙器1の角部内側に接着されて
いるので、商品を紙器1に収納した状態て輸送した場合
に商品を損傷することがない。
次に、紙器の」二下方向の角部内側面に糸状体l1を接
着する方法について説明すると、段ポール紙16のクリ
ーズ加工工程の直後に接着剤{=Iきの糸状体11をボ
ビンから引出しながらクリース機12によりにJ;り形
成された段ボール紙16の猫内に圧接又は加熱圧接ずる
ことにより接着するか、又は、第4図に示す如く、接着
剤を添加してない糸状体11を繰出して前述の実施例に
おける接着剤タンク8に導入し、これをノズル7がら接
着剤付きの糸状体11として引出して前記クリズ機l2
により形成された段ポール紙16の表面に形成された溝
15にロールl3の外周に設けた突条により押込んで接
着する。
(ト)発明の効果 請求項1の発明は、従来の合成樹脂性のテープを接着剤
により接着したもののように集合糸が伸びることがなく
、紙器1を確実にかつ容易に切断することができ、しか
も、集合糸でありながら扁平になって商品を損傷するこ
とがなく、箱の−L部だけ切り取った状態で商品を陳列
する時、テープ状糸2は切断抵抗により切れることがな
いことは勿論のこと、切断縁が不規則になることがなく
整然とした直線状にかつ美麗に切断することができる。
請求項2の発明は、解箱すべく糸状体11の端部を引張
ると、糸状休11は紙器1の内側面の角部に案内されな
がら紙器を切断することとなり、切り線が蛇行すること
がな《最短線で迅速にかつ容易に上下方向に切断して開
くことができ、また商品を取出した後の紙片の始末も容
易である。
請求項3の発明は、紙器の角部内側面に接着する糸状体
11をクリーズ加工の直後に行なうので、糸状体11の
接着方向と上記加工により形成された溝の方向とを一致
させることができ、それにより高能率に連続接着するこ
とができ、しかも、糸状体11を」一記溝に接着するこ
とにより接着位置が左右にずれることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図は
タンボール箱の一部を破断した斜視図、第2図はテープ
状糸の拡大斜視図、第3図は他の糸状体接着方法を示す
斜視図、第4図は更に別の糸状休接着方法を示す斜視図
である。 1 ・紙器、2・・テープ状糸、3・ 集合糸、4・・
把持片、5・・熱可塑性接着剤、7 ・ノズル、8・・
接着剤タンク、1]  糸状体、15・・溝 手続補正書(方幻 平成 6月ノ2日 特願平 1−44385号 発明の名称 紙器及びその製造方法 補正をする者 事件との関係  出願人 静岡県藤枝市仮宿1357番地 富士産業株式会社 代表者石沢藤七 代 理 人 〒241 5. 補正命令の日付 平成 1年5月30日(発送日
)6.補正の対象  図 面 7.捕圧の内容

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成繊維、ガラス繊維又は炭素繊維等のからなる
    モノフィラメントを複数本実質的に撚らずに帯状に引き
    揃えて集合糸3を構成し、該集合糸3を複数本帯状に揃
    えると共にこれを熱可塑性接着剤5により紙器1の内側
    面に接着し、前記集合糸の端部を把持片4としたことを
    特徴とする紙器。
  2. (2)合成繊維、ガラス繊維、炭素繊維又は金属線かか
    らな糸状体を接着剤で紙器1の上下方向の角部内側面に
    接着したことを特徴とする紙器。
  3. (3)紙器1の製造工程中のクリーズ加工工程の直後に
    、上記加工により紙材の表面に形成された溝に接着糸を
    接着剤により接着してから箱に形成することを特徴とす
    る請求項2の紙器の製造方法。
JP4438589A 1989-02-24 1989-02-24 紙器及びその製造方法 Pending JPH02233352A (ja)

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