JPH02233343A - びん - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、円筒形の部分を備えたびんで、該円筒形の
部分には該びんを確実に把持するための窪みが形成され
ているびんに関する。

上記したびんはガラス製でもプラスチック製でもよく、
飲料及びその他の液体、例えばオイルを収容するのに適
していなければならない。更に、上記のびんは種々のサ
イズ、従って種々の収容量を有することができねばなら
ず、通常要求される０．２５ｇ、０．３Ｍ，０．５ｇ又
は１Ωの容量の液体を収容するものが製造可能でなけれ
ばならない。

［従来の技術コ びんを確実に保持することができるように、びんに窪み
を形成することについて、既に種々の形状が提案されて
いる。例えば、窪みを環状のくびれとして形成すること
は、ＰＣＴ出願ＷＯ第８８／０４２６１号、欧州特許公
開公報第００５５５９５号、スイス特許公報第４９０２
３１号、スイス特許公報第５０２２３３号より公知であ
る。しかし、窪みの他の形状も既に提案されている。す
なわち、リブ状の窪みはスイス特許公報第６２２４７１
号及び第６５１２６３号と欧州特許公開公報第０１９８
５８７号に開示され、円形の窪みはスイス特許公報第５
４０１５８号に開示されている。

窪みのないびんは掴み難いか、既に提案された窪みにも
改善の必要がある。何故ならば、上記従来の窪みは人間
の手の形状にはとんと適合していないからである ［発明が解決しようとする課題］ この発明の課題は、上記の欠点を有しないびんを提供す
ることである。勿論改良されたびんは適切な経費で製造
されねばならず、更に、瓶詰工場での洗浄、瓶詰、ラベ
ル張り等の処理は支障なく行なわれねばならないし、又
手に持った場合瓶は安定に支持されるものでなくてはな
らない。たとえばびんを空ける時びん全体の重点は手で
把持する範囲にな《ではならない。

［発明を解決するための手段コ 上記の課題を解決するために、窪みほほはハト形に形成
され、心臓の心尖に当たる尖端部はびん底の側に配置さ
れている。

［実施例］ 以下図面を参照しつつ、この発明の実施例を説明する。

第１図乃至第６図に示したびんは、すべて０．３３Ωの
容量を有するものであり、説明はこのびんについて行な
われる。びん１は円錐形状の部分２と円筒形状の部分２
ａを有し、円筒形状の部分２ａには、ほぼハート形の窪
み４が設けられている。このハート形は、びん底８の側
に最も突出した部分（人間の心臓では心尖に相当する部
分）、すなわち下方の先端部７を通り、びん１の縦軸線
５（第２図）を含む平面に対して左右対称に形成されて
いる。従って第２図に示すように下方の先端部７が最も
手前にある場合には、上記平面は図と直角をなす位置に
あり、窪み４は縦軸線５に対して左右対称に形成され、
縦軸線の左側には窪み４の左側の半休６が、右側には右
側の半休６ａが形成される。又第２図と直角方向にびん
１を見た第１図では、上記平面は紙面と一致するので、
ハートの左側及び右側の半体６及び６ａは重なり合い、
手前側の半体６だけが示されている。

図の９は窪み４のハー１・形を形成する上部の曲線部分
のうちの最も下方に突…した先端部、すなわち上方の先
端部を示し、３は上記上方の先端部９と下方の先端部７
との距離すなわち高さを示す。

また図から明らかなように、ハーｉ・形の窪み４は、び
ん］の全体の高さの下半分の範囲内にあるように制作さ
れている。

この発明のハート形の窪み４は、びん１を把持する人間
の手に適合する形状を有しているが、手の大きさは人に
よって異なるので、多数のひとびとの手にほほ適するよ
うに平均的のサイズに制作される。この平均的サイズは
びんの容量がたとえば０，０３ｇであっても１ｇであっ
てもほほ同じサイズに定められる。

飲料を収容するびんには通常ガラス製のびんが用いられ
るが、例えばオイルを収容する瓶はガラス製でもよいが
プラスチック製としてもよい。びん１の円筒形の部分２
ａの円筒形表面から窪み４に移行する移行領域は角ばら
ず、滑らかに変化するように形成されるので、プラスチ
ック製のびんの安定性は、ハート形の窪み４を設けたこ
とによって損なわれることはなく、窪み４を設けたため
に円筒形部分２ａの高さ範囲３の部分に生ずる円筒面の
減少によって、かえって安定性か増加することとなる。

第４図及び第５図には、びんを保持するときにとられる
手の第１の位置か示されている。この場合、親指１０と
人差し指１１との間の■字形の股部１２は、ハート形の
窪み４の上部領域１２ａに適合して位置し、親指１０と
母指球１３の大部分は、窪み４の左側の半休６内にあり
、人差し指１］と人差し指１］の指球との一部は窪み４
の右側の半体６ａを把持している。

第６図はびんを保持している手の第２の位置を示す。こ
の第２の位置は前記の第１の位置とほほ１８０度異なる
位置にある。この場合、びんを把持する指がハート形の
窪み４内にあって、びんの後側すなわち窪み４を有する
側を確実に掴むことができるのは、手とびんの大きさが
適切に対応している場合である。たとえば１ρ入りのび
んの場合には、手の位置は第４図及び第５図に示した手
の第１の位置が適当である。

びん底８に対するハート形の窪み４の高さ３の位置はび
んの種類によって異なって形成される。

すなわち液体で満たされたびんを手で掴んで水平状態に
支持するとき、その支持かバランス良く行なわれるよう
に選択されるのである。

［発明の効果］ 本発明によれば、びんを把持するために設けられた窪み
は、人間の手とよく適合するハート形の形状を有してい
るので、人手によるびんの強い把持ができるという効果
を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はびんの側面図、第２図は正面図、第３図は斜視
図、、第４図は第１図に示されたびんを抑んでいる手の
第１の位置にある該びんの図、第５図は第２図に基づく
びんの正面図において手の同様の第１の位置を示す図、
第６図は第２図及び第５図に基づくびんの正面図におい
て手の第２の位置を示す図である。 １・・・円錐形の部分、２・・・円筒形の部分、３・・
・高さ、４・・・窪み、５・・・縦軸線、６・・・左側
の半休、６ａ・・・右側の半休、７・・下方の先端部、
８・びん底、９・・・上方の先端部、１０・・親指、１
１・・・大差し指、１２・・・股部、１３・・母指球。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、円筒形の部分（２）を備えたびんで、該円筒形の部
   分（２）には該びんを確実に把持するための窪みが形成
   されているびんに於て、 前記窪み（４）がほぼハート形であることにより、心臓
   の心尖に当たる下方の先端部（７）がびん底（８）側に
   配置されていること、 を特徴とするびん。 ２、窪み（４）が、上記ハート形の下方の先端部（７）
   を通り、びん（１）の縦軸線（５）を含む平面に対して
   左右対称に形成され、窪み（４）を上記平面と直角な方
   向に見たとき、上記平面の両側にある窪み（４）の２つ
   の半分の部分は重なって見えるように形成されているこ
   と、 を特徴とする請求項１に記載のびん。 ３、ハート形の窪み（４）がびん（１）の高さの下半分
   以内の領域に位置していること、 を特徴とする請求項１に記載のびん。 ４、ハート形の窪み（４）がびん（１）の円筒形の部分
   （２ａ）に位置すること、 を特徴とする請求項１乃至３のいずれか１に記載のびん
   。 ５、前記びんがガラス製であること、 を特徴とする請求項１乃至４のいずれか１に記載のびん
   。 ６、前記びんが０．２５ｌ、０．３３ｌ、 ０．５ｌ、１ｌの収容量を有すること、 を特徴とする請求項１乃至５のいずれか１に記載のびん
   。